5: 2014/10/01(水) 11:00:56 ID:CCiJPN9E

ユキカゼ「帰ってほしくないでござるよ、シンク!」ギュッ

シンク「ぶぁっ!ユッ、ユッキー、く、苦しいぃ……///」

ユキカゼ「あぁ、ゴメンでござる、シンク……」

シンク「……僕もみんなと離ればなれは寂しいよ。でも、帰らないといけないんだ」

ユキカゼ「じゃあ……。じゃあ、シンクと思い出作りしたいでござる!」

シンク「それなら勿論オッケー!じゃあ、姫様たちも……」

6: 2014/10/01(水) 11:02:04 ID:CCiJPN9E

ユキカゼ「シンク、それは駄目でござる……!」

シンク「え?何で、ユッキー?」

ユキカゼ「その……。拙者とシンク……二人っきりが良いのでござる!」

シンク「まぁ、ユッキーがそこまで言うなら……」

ユキカゼ「ありがとうでござるよ、シンクー!」ギュー!

シンク「ユ、ユッキー……、ギブギブギブ……!」ポンポンポン

7: 2014/10/01(水) 11:02:59 ID:CCiJPN9E

ユキカゼ「では、何処に行くか決めるでござるよ、シンク」

シンク「あれっ、僕が決めていいの?」

ユキカゼ「どうせなら、シンクが行きたい所の方が、拙者も良いのでござるよ」

シンク「うーん……。じゃあ、風月庵に行って、まったりしない?」

ユキカゼ「良いでござるよ。では、風月庵に行くでござるよ、シンク」

シンク「うん、オッケー!」

8: 2014/10/01(水) 11:03:48 ID:CCiJPN9E

風月庵

ユキカゼ「ただいまでござるー。……って、そういえば、今日は誰もいなかったのでござるよ」

シンク「そうなんだ」

ユキカゼ「では、お茶でも淹れるでござるよ」

シンク「ユッキー、僕も手伝うよ」

ユキカゼ「いやいや。お客様のシンクは座っているでござるよ」

シンク「そ、そう?じゃあ、お願いしようかな」

9: 2014/10/01(水) 11:04:51 ID:CCiJPN9E

ユキカゼ「シンクー。お茶でござるよー」

シンク「ありがとう。ユッキーも座ったら?」

ユキカゼ「では、シンクの隣に失礼するでござるよ」

シンク「でも、いきなり二人っきりでって言うから、ビックリしたよー」

ユキカゼ「姫様たちには悪いでござるが……。どうしてもシンクと二人で、何か思い出を作りたかったのでござるよ」

シンク「そっか。でも、こういうのも悪くないかもね」

10: 2014/10/01(水) 11:06:05 ID:CCiJPN9E

ユキカゼ「そういえば、さっき貰ったストラップ、ありがとうでござるよ」

シンク「渡せそうなのが、アレくらいしか無くて、申し訳ないくらいだけどね」

ユキカゼ「全然構わないでござるよ。シンクとの思い出の品として、大事にするでござるよ」

シンク「ありがとう、ユッキー。でも、どうせなら何かに付けて使うと良いよ」

ユキカゼ「うーん。何かでござるか……。……では、シンクにストラップを、拙者の柄に付けてほしいのでござる!」

シンク「短刀の柄の所?うん、良いよ」

11: 2014/10/01(水) 11:07:45 ID:CCiJPN9E

シンク「はい。出来たよ、ユッキー」

ユキカゼ「ありがとうでござる、シンク!」

シンク「いえいえ。どう致しまして」

ユキカゼ「では、拙者もシンクに贈り物をするでござる」

シンク「えっ?!ユッキーに悪いし、良いよ?」

ユッキー「まぁまぁ。ちょっとだけ目を瞑っててほしいでござる……」

12: 2014/10/01(水) 11:08:45 ID:CCiJPN9E

シンク「目を?……瞑ったよ」

ユキカゼ「では……」






ユキカゼ「……良いでござるよ、シンク」

シンク「えぇっと……。ユッキー……?///」

ユキカゼ「シンク、顔が真っ赤でござるなー」



ユキカゼ「拙者からの贈り物はこれでござる。みんなには内緒でござるよ……?」

13: 2014/10/01(水) 11:09:31 ID:CCiJPN9E

シンク「う、うん……///」

ユキカゼ「シンク。またきっと、必ずフロニャルドに来るでござるよ?拙者だけではなく、みんな待ってるでござるよ?」

シンク「うん……!必ず来るよ!」

ユキカゼ「それを聞いて安心したでござる。ありがとうでござるよ、シンク」

シンク「ユッキーも……。その、あ、ありがと、ね///」

ユキカゼ「構わぬでござるよ。……では、ずっと二人っきりというのも、姫様やリコたちに悪いし、戻るでござるよ」

14: 2014/10/01(水) 11:10:19 ID:CCiJPN9E

シンク「だね。ユッキー、お茶ご馳走様」

ユキカゼ「いえいえ。お粗末様でござるよ、シンク。では、拙者、片付けをしてくるので、ちょっとだけ待っててほしいでござる」

シンク「オッケー。待ってるから、ゆっくりで良いよ」

ユキカゼ「では、少し失礼するでござるよー」






ユキカゼ「拙者、待ってるでござるよ、シンク……」



「勿論、勇者様として……、だけではなく、でござるよ……?」

15: 2014/10/01(水) 11:17:29 ID:CCiJPN9E
はい、お終い
会社行く前までに終わらせようと頑張ったから、手抜き感半端ないけど許して……
とりあえず、完結したって事で、ユッキー愛を語って去るわ

DD”放送決定おめ!
来年はよこい!
ユッキーはよ見たい!
狐耳とパイオツカイデー最高!
ユッキー大好きだー!

以上、社畜のおっさんからでした

引用: ユキカゼ「シンク!帰らないででござる!」シンク「…ユッキー」