115: 凉宮ハルヒのプライベートタイム 2006/08/17(木) 20:22:39.85 ID:K9XKnDWRO

今日も平和だな~なんて思いながら外を眺めていると数人の女子が手を振ってくる。

とりあえず手を振りかえしながらハルヒの事を思う。
''今ハルヒは何をしてるだろう…''
と思ってみたとこで分かるわけないと苦笑する。と…

「何してるのよ?」
「うわっ!」
「何驚いてるのよ!?ただ声かけただけでしょ!?」
「ただ声かけただけってな…」

いきなりハルヒに後ろから声かけられるとは思わなかった。
「そろそろSOS団の集まりがあるのに姿見せないから探しにきたのよ。」
「そうか、悪かったな。」
と軽く謝り部室に行く
その道のりで…
「そうだ、キョン。今日7時ごろいつもの場所に集合だからね。遅れないように!」
「わかったよ。で、7時に集まって何やるんだ?」
ハルヒに訪ねると
「ひ、秘密よ秘密!」
と言い残し先に行ってしまった。

少し赤くなっていたが、気のせいだろうか?

119: 2006/08/17(木) 20:51:35.57 ID:K9XKnDWRO
その後部室に行くとハルヒは既に作業を終えて帰ったという。

とりあえず疑問を抱きつつも作業を終えて家に戻り約束の時間に間に合うように家を出てハルヒの言った集合場所に向かう。

全く、何を考えているのか俺にも分からないところがある。

それがハルヒなのだがと苦笑しながら歩いていくと既にハルヒはそこにいた。

「キョン!遅いわよ!待ちくたびれたじゃない!」
「人を呼び出しておいて何を言う。まぁいいけどな。それより他の奴らはどうしたんだ?」
「こないわよ?今日呼んだのはあんただけよ。」
「なんで俺だけなんだよ?」
と言おうとしたがハルヒが軽く赤面していたのと彼女の格好を見て言えなかった。
ハルヒはいつもの格好ではなく、いつもと違う服を着てほんのり化粧もしている。

「あっ、えっと…ここじゃなんだからどこか行こうか?」
少し戸惑いながらもハルヒに声をかけると
「うん」と小さく頷いたので近くのファミレスに場所をうつした。

130: 2006/08/17(木) 21:27:01.95 ID:K9XKnDWRO
明らかにいつものハルヒじゃない。それは誰でもわかる。だがなんでこんなに消極的なのだろう?
まさか…いや違うだろといろいろ思っていると
「あのね、キョン。私が今日あなたを呼び出したのは…」
「…………」
俺が黙って聞いてるとハルヒは一瞬とまどいそして…
「実はこの映画の券が余ったから、一緒に見に行こうかなって思って呼び出したんだ。」「なんで俺なんだよ。みくるとか小泉は?」「いいでしょ!私はあんたと見たかったのよ!有り難く思いなさいよ!」
と言うと先に外に行ってしまったので後を追い掛けて外に出る。
「ちょ、待てよ!」
「なによ!」
「お前が券持ってるんだから俺をおいてくなよ!」
「お、遅れるあんたが悪いんでしょ!」
なんだかんだ言いながら映画館につき映画を見る俺とハルヒ。
映画の内容はなんと恋愛物だった。

二時間後……

「なかなか面白かったな。」
「そうね、よくできてたわね。」
ハルヒはまだ軽くボーッとしてる。
「あっ、雪…」
「んっ?」

本当だ、雪が降ってきた。

「さっ帰るか。」
「うん、途中まで一緒に行きましょ。」
と、言いながら家まで歩いた。

156: 2006/08/17(木) 21:54:10.00 ID:K9XKnDWRO
俺はさっきハルヒにはぐらかされた質問をもう一度してみた。

「なぁハルヒ」
「何よ?」
「何で俺なんだ?」
「何がよ?」
「映画の事だよ。何で俺なんだ?みくるもいたし長門や小泉もいたのに、何で俺なんだ?」
「別にいいでしょ!」
と走ろうとするハルヒの腕をつかんで引き止める。
「離してよ!」
「いいや、はなさない。何で俺だったんだ?それが気になってしょうがないんだよ!」
するとハルヒは走ろうとするのを止めた。
そして俺はハルヒが泣いてるのに気が付いた。
「ハルヒ、お前…」
「………よ」
「えっ?」
「あんたが好きだからよ!あんたが大好きだから!あんたが、キョンが好きだから私は誘ったのよ!」
と叫びハルヒ俺の胸にとびこんできた。
「ずっと好きだった…だけどキョンの本音を聞くのが怖かった…」「………馬鹿だな…」
「何がよ!」
「俺もお前の事が好きなんだよ。でもお前の気持ちを聞くのが怖かった…怖くて聞けなかった…お前とおんなじさ………」
「……バカ……バカキョン…」
「ごめんな、無理させて。だけどもう我慢しなくていいから、ずっとお前の側にいるからさ。」
そういうとハルヒは俺の胸の中で子供の様に泣いた。
俺は泣きじゃくるハルヒをそっと抱きしめた。
雪の降る夜の中で…

FIN

引用: ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」