1: 2014/09/02(火) 23:47:01 ID:39pzVdpc
拝啓ダーリン様
暑さ加わるこの頃、そちらではいかがお過ごしでしょうか。
こちらではあれやこれやと色々あり、忙しく苦労も多いです。
それでもご飯は美味しく、昼寝は気持ちよく。何だかんだやっていけそうです。
安心して、また空の上から見守っていてください。
敬具
女「いただきまーす」
男「・・・それ何？」
女「これ？キツネうどんよ」
男「そっちじゃねーよ。何でこのタイミングで？食前のお祈りの習慣とかあったか？」
女「いやぁ・・・このお揚げ見てたら、なんかダーリン思い出しちゃって」
男「油揚げが好物だったのか」
女「それはちょっと知らないけど」
男「なんでやねん」
暑さ加わるこの頃、そちらではいかがお過ごしでしょうか。
こちらではあれやこれやと色々あり、忙しく苦労も多いです。
それでもご飯は美味しく、昼寝は気持ちよく。何だかんだやっていけそうです。
安心して、また空の上から見守っていてください。
敬具
女「いただきまーす」
男「・・・それ何？」
女「これ？キツネうどんよ」
男「そっちじゃねーよ。何でこのタイミングで？食前のお祈りの習慣とかあったか？」
女「いやぁ・・・このお揚げ見てたら、なんかダーリン思い出しちゃって」
男「油揚げが好物だったのか」
女「それはちょっと知らないけど」
男「なんでやねん」
2: 2014/09/02(火) 23:47:35 ID:39pzVdpc
女「あれ、もうセロテープが無い」
男「丁度ダイソー行くから。ついでに買ってくるわ」
男「・・・」ｷｮﾛｷｮﾛ
店員「お客様、何かお探しで？」
男「あぁ、セロテープなんだけど」
店員「申し訳ありません・・・只今切らしておりまして」
男「がびーん」
男「丁度ダイソー行くから。ついでに買ってくるわ」
男「・・・」ｷｮﾛｷｮﾛ
店員「お客様、何かお探しで？」
男「あぁ、セロテープなんだけど」
店員「申し訳ありません・・・只今切らしておりまして」
男「がびーん」
3: 2014/09/02(火) 23:48:25 ID:39pzVdpc
男「・・・」ｼﾞｰｯ
『レジ』
店員「・・・あの」
男「試しに聞いてみるが、あそこのテープちょいと分けてもらったり・・・」
店員「応えかねます」
男「ならこの『延し棒』買うから。テープグルグル巻きで頼む」
店員「職人魂がうずきますね」
男「で、出てきたのがこれ」ｶﾗﾝ
女「僅かな隙間も見えない・・・その店員さん大したもんだわ」
『レジ』
店員「・・・あの」
男「試しに聞いてみるが、あそこのテープちょいと分けてもらったり・・・」
店員「応えかねます」
男「ならこの『延し棒』買うから。テープグルグル巻きで頼む」
店員「職人魂がうずきますね」
男「で、出てきたのがこれ」ｶﾗﾝ
女「僅かな隙間も見えない・・・その店員さん大したもんだわ」
4: 2014/09/02(火) 23:49:30 ID:39pzVdpc
男「いいかげんあっちぃな」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
女「そろそろクーラーつけよっか」
男「んじゃフィルター掃除か」ﾖｯｺｲｾ
女「遠心分離機持ってくる」
男「ハチミツのやつか？・・・っておいまさか」
女「ダーリンとはいつもこれだったわ」
女「そろそろクーラーつけよっか」
男「んじゃフィルター掃除か」ﾖｯｺｲｾ
女「遠心分離機持ってくる」
男「ハチミツのやつか？・・・っておいまさか」
女「ダーリンとはいつもこれだったわ」
5: 2014/09/02(火) 23:51:04 ID:39pzVdpc
ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ
ﾌｫﾝﾌｫﾝﾌｫﾝﾌｫﾝ
女「・・・・・」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ
男「・・・・・」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ
女「・・・・・」ｸﾞﾙｸﾞﾙ...ｸﾞﾙ...
女「・・・よし。そろそろ」ｸﾞｯ
女「」ｶﾞｼｮｯ
ﾋﾟｶﾋﾟｶ ｷﾗｷﾗ ﾋﾟｶﾋﾟｶ
女「どうよ」ﾝ?
男「お前の旦那、相当暇してたんだな」
ﾌｫﾝﾌｫﾝﾌｫﾝﾌｫﾝ
女「・・・・・」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ
男「・・・・・」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ
女「・・・・・」ｸﾞﾙｸﾞﾙ...ｸﾞﾙ...
女「・・・よし。そろそろ」ｸﾞｯ
女「」ｶﾞｼｮｯ
ﾋﾟｶﾋﾟｶ ｷﾗｷﾗ ﾋﾟｶﾋﾟｶ
女「どうよ」ﾝ?
男「お前の旦那、相当暇してたんだな」
6: 2014/09/02(火) 23:51:46 ID:39pzVdpc
ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ... ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ...
男「・・・」ﾎﾞｰｯ
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ...
女「なぁに昼間っからシケた顔してんのよ！」ﾊﾞﾀｰﾝｯ!
男「・・・ん？あぁおかえり」ﾑｸｯ
女「ただいま！それよりこれをご覧！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ
『でっかい氷』
男「うん？」
女「触って驚け、見て騒げ！」ﾋﾟﾄｯ
女「ちべたっ！」ｷﾞｬﾋｰ
男「普通は見て驚き、触って騒ぐもんだろ」
男「・・・」ﾎﾞｰｯ
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ...
女「なぁに昼間っからシケた顔してんのよ！」ﾊﾞﾀｰﾝｯ!
男「・・・ん？あぁおかえり」ﾑｸｯ
女「ただいま！それよりこれをご覧！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ
『でっかい氷』
男「うん？」
女「触って驚け、見て騒げ！」ﾋﾟﾄｯ
女「ちべたっ！」ｷﾞｬﾋｰ
男「普通は見て驚き、触って騒ぐもんだろ」
7: 2014/09/02(火) 23:52:37 ID:39pzVdpc
女「だからカキ氷よ」
男「うちカキ氷機ねーだろ。それも買ってきたのか？」
女「まさか。おもちゃみたいだけど高いのよ、あれ」
男「で、どうする気だよ？」
女「・・・」ｼｬｷｰﾝ
『包丁』
男「ほぉ。それで削る気か」
女「まさに手作り、けずり氷ってわけよ。美味しそうじゃない？」
男「お前は楽しそうの間違いだろう」
男「うちカキ氷機ねーだろ。それも買ってきたのか？」
女「まさか。おもちゃみたいだけど高いのよ、あれ」
男「で、どうする気だよ？」
女「・・・」ｼｬｷｰﾝ
『包丁』
男「ほぉ。それで削る気か」
女「まさに手作り、けずり氷ってわけよ。美味しそうじゃない？」
男「お前は楽しそうの間違いだろう」
8: 2014/09/02(火) 23:53:27 ID:39pzVdpc
ｼｭﾘｼｭﾘ... ｼｭﾘｼｭﾘ...
女「・・・」ｼｭﾘｼｭﾘ
男「・・・」ｼｭﾘｼｭﾘ
女「遅いわ！」ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ
男「これ、一人前の量削るのにどれぐらいかかるかねぇ・・・」ｼｭﾘｼｭﾘ
女「もう飽きたわ・・・いいよ、氷のままで十分美味しいよ」ｶﾞﾘｯ
男「あ、ずっるい！一人で食うんじゃねーよ！」
女「・・・」ｼｭﾘｼｭﾘ
男「・・・」ｼｭﾘｼｭﾘ
女「遅いわ！」ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ
男「これ、一人前の量削るのにどれぐらいかかるかねぇ・・・」ｼｭﾘｼｭﾘ
女「もう飽きたわ・・・いいよ、氷のままで十分美味しいよ」ｶﾞﾘｯ
男「あ、ずっるい！一人で食うんじゃねーよ！」
10: 2014/09/07(日) 20:38:01 ID:ecRrhjQA
女「ねぇー・・・」
男「んー？」
女「この前の鎌倉の書類さぁ・・・」
男「どした？」
女「どこか知らない～？」
男「・・・知らないな」
女「・・・」
男「・・・」
女「あれ持ってたのそっちだったよね」
男「そうでしたかね」
女「そうでしたわね」
男「んー？」
女「この前の鎌倉の書類さぁ・・・」
男「どした？」
女「どこか知らない～？」
男「・・・知らないな」
女「・・・」
男「・・・」
女「あれ持ってたのそっちだったよね」
男「そうでしたかね」
女「そうでしたわね」
11: 2014/09/07(日) 20:45:13 ID:ecRrhjQA
男「ん・・・おっ」ｶﾞﾀｯｶﾞﾀﾝ
男「あったあった・・・はぁー、よかった」
男「メールうってぼちぼち帰るか・・・」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
男「よし」ﾊﾞﾀﾝ
ｳﾞｨｰｯｳﾞｨｰｯ
男「・・・ん？女からメール」ﾊﾟｶｯ
『ついでに観光してきたら？』
男「・・・鎌倉か」
男「あったあった・・・はぁー、よかった」
男「メールうってぼちぼち帰るか・・・」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
男「よし」ﾊﾞﾀﾝ
ｳﾞｨｰｯｳﾞｨｰｯ
男「・・・ん？女からメール」ﾊﾟｶｯ
『ついでに観光してきたら？』
男「・・・鎌倉か」
12: 2014/09/07(日) 20:49:50 ID:ecRrhjQA
男「そろそろ紅葉だな」ﾃｸﾃｸ
男「んー、いいところだ。雰囲気がいいね」
男「団子は美味しいし・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「女の子も可愛いし」ﾋｭｰｯ
男「・・・」
男「」ﾁﾗｯ
『土産物屋』
男「んー、いいところだ。雰囲気がいいね」
男「団子は美味しいし・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「女の子も可愛いし」ﾋｭｰｯ
男「・・・」
男「」ﾁﾗｯ
『土産物屋』
13: 2014/09/07(日) 20:53:39 ID:ecRrhjQA
男「ただいま」ﾊﾞﾀﾝ
うぇ！？
男「・・・ん？」
あ、あれ！？
男「女？風呂かー？」
・・・
男「なんかあったか？」
いや何も無いよ！？むしろ心配は要らないね！！
男「・・・なんか悪いことしてる？」
ぎくり
うぇ！？
男「・・・ん？」
あ、あれ！？
男「女？風呂かー？」
・・・
男「なんかあったか？」
いや何も無いよ！？むしろ心配は要らないね！！
男「・・・なんか悪いことしてる？」
ぎくり
14: 2014/09/07(日) 20:58:21 ID:ecRrhjQA
男「・・・」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
女「・・・」ﾌﾟﾙﾝｯ
男「で？」
女「ごめんなさい」
男「そうだな・・・言い訳は聞こう」
女「興味本位で・・・」
男「前からやってみたかったってことか」
女「うん」
男「湯船一杯のゼリー作ることをか・・・」
女「ごめんなさい」
女「・・・」ﾌﾟﾙﾝｯ
男「で？」
女「ごめんなさい」
男「そうだな・・・言い訳は聞こう」
女「興味本位で・・・」
男「前からやってみたかったってことか」
女「うん」
男「湯船一杯のゼリー作ることをか・・・」
女「ごめんなさい」
15: 2014/09/07(日) 21:02:10 ID:ecRrhjQA
女「あたし・イン・ゼリー計画よ」
男「ふーん・・・それで思ったよりゼリーが硬くて動けなくなったってアホか」
女「返す言葉も無いわ」
男「俺が早く帰って来なかったら氏んでたなぁ」
女「その時は食べて脱出したよ！」
男「砂糖入れて無いならとても食えんぞ」
女「そうなの・・・？」
男「はぁ・・・反省しろよ」
男「ふーん・・・それで思ったよりゼリーが硬くて動けなくなったってアホか」
女「返す言葉も無いわ」
男「俺が早く帰って来なかったら氏んでたなぁ」
女「その時は食べて脱出したよ！」
男「砂糖入れて無いならとても食えんぞ」
女「そうなの・・・？」
男「はぁ・・・反省しろよ」
16: 2014/09/07(日) 21:09:27 ID:ecRrhjQA
男「・・・」ｶﾞﾘｯｶﾞﾘｯ
女「・・・」ﾎﾞｰ
男「・・・そろそろ出られるだろ」ｶﾞﾘｯ
女「・・・」ﾎﾞｰ
男「女。」
女「・・・」ﾎﾞｰ
男「女！」
女「」ﾋﾞｸｯ
男「しっかりしろ・・・立て」
女「・・・うん」
男「自分で出られるだろ」
女「うん・・・ごめんね」
女「・・・」ﾎﾞｰ
男「・・・そろそろ出られるだろ」ｶﾞﾘｯ
女「・・・」ﾎﾞｰ
男「女。」
女「・・・」ﾎﾞｰ
男「女！」
女「」ﾋﾞｸｯ
男「しっかりしろ・・・立て」
女「・・・うん」
男「自分で出られるだろ」
女「うん・・・ごめんね」
17: 2014/09/07(日) 21:20:49 ID:ecRrhjQA
男「・・・」ｶﾞﾘｶﾞﾘ
女「・・・」ｶﾞﾘｶﾞﾘ
ｶﾞﾘｶﾞﾘ ｶﾞﾘｶﾞﾘ
女「やってられるかー！」ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ
男「やってられろよ。お前のしたことの後始末だぞ」
女「悪かったわよぅ・・・でももう良くない？流しちゃおうよ」
男「バカ、こんなん流したら下水つまるっつうの・・・全部削り取れ」
女「あーん、なんでこんなとりづらいのよー。困っちゃう」
男「手伝い要らないか？」
女「要りますごめんなさい」
女「・・・」ｶﾞﾘｶﾞﾘ
ｶﾞﾘｶﾞﾘ ｶﾞﾘｶﾞﾘ
女「やってられるかー！」ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ
男「やってられろよ。お前のしたことの後始末だぞ」
女「悪かったわよぅ・・・でももう良くない？流しちゃおうよ」
男「バカ、こんなん流したら下水つまるっつうの・・・全部削り取れ」
女「あーん、なんでこんなとりづらいのよー。困っちゃう」
男「手伝い要らないか？」
女「要りますごめんなさい」
18: 2014/09/10(水) 22:41:45 ID:1BKDAsyE
女「お芋とか栗が食べたくて仕方ないわ」
男「秋だからな」ﾑｼｬﾑｼｬ
女「今すぐ！ここで！食べたいなぁ～！」
男「・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
女「たっべったっいっなーーー！」
男「それはあれか。俺の食べてる干し芋をよこせっつってんのか」
女「えぇ♪」
男「やだよ自分で買えよ」
女「ケチー！」
男「秋だからな」ﾑｼｬﾑｼｬ
女「今すぐ！ここで！食べたいなぁ～！」
男「・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
女「たっべったっいっなーーー！」
男「それはあれか。俺の食べてる干し芋をよこせっつってんのか」
女「えぇ♪」
男「やだよ自分で買えよ」
女「ケチー！」
19: 2014/09/10(水) 22:42:28 ID:1BKDAsyE
女「こんな時、ダーリンは私が一言も発する前に察してくれたわ・・・」ｽｯ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「（結局勝手に取って食うんかい）」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
女「ね、焼き芋しようよ」
男「しようよって・・・何？オーブンか？」
女「焚き火よ焚き火。落ち葉集めて焼きましょうよ」
男「素人がやっちゃ危なくないか？それ」
女「え？ビビってんの？」
男「・・・・・・・は？」
女「火を扱うのはちょっとまだ早いかな～？」
男「」ｶﾞﾀｯ
男「てめー首洗って待ってやがれ」ｽﾀｽﾀ
女「（チョロい）」ﾑｼｬﾑｼｬ
男「（結局勝手に取って食うんかい）」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
女「ね、焼き芋しようよ」
男「しようよって・・・何？オーブンか？」
女「焚き火よ焚き火。落ち葉集めて焼きましょうよ」
男「素人がやっちゃ危なくないか？それ」
女「え？ビビってんの？」
男「・・・・・・・は？」
女「火を扱うのはちょっとまだ早いかな～？」
男「」ｶﾞﾀｯ
男「てめー首洗って待ってやがれ」ｽﾀｽﾀ
女「（チョロい）」ﾑｼｬﾑｼｬ
20: 2014/09/10(水) 22:43:59 ID:1BKDAsyE
拝啓ダーリン様
お腹の鳴き声止まないこの頃、そちらではいかがお過ごしでしょうか。
こちらでは柿の木に実がなりました。
早くとって食べたいのですが、まだ熟していないそうです。果実は寝て待つ外ありませんね。
そちらでも美味しいものをつまみながら、また見守っていてください。
敬具
追伸
焚き火の煙は、そこまで届きますか？
女「」ﾊﾌﾊﾌ
お腹の鳴き声止まないこの頃、そちらではいかがお過ごしでしょうか。
こちらでは柿の木に実がなりました。
早くとって食べたいのですが、まだ熟していないそうです。果実は寝て待つ外ありませんね。
そちらでも美味しいものをつまみながら、また見守っていてください。
敬具
追伸
焚き火の煙は、そこまで届きますか？
女「」ﾊﾌﾊﾌ
21: 2014/09/15(月) 19:30:15 ID:1pvhG1ag
男「・・・・・」ﾍﾟﾗｯ
女「・・・・・」ﾍﾟﾗｯ
男「・・・・・」ｽﾞｽﾞｯ
女「・・・・・」ﾍﾟﾗｯ
男「ん・・・お茶もう無いな」ﾁｮﾛｯ
女「んー、淹れてきてー」ﾍﾟﾗｯ
男「はいはい・・・」ｽｸｯ
女「男ー」
男「ん？」
女「ついでにクッキーもー」ﾍﾟﾗｯ
男「はいはい」ｽﾀｽﾀ
女「・・・・・」ﾍﾟﾗｯ
男「・・・・・」ｽﾞｽﾞｯ
女「・・・・・」ﾍﾟﾗｯ
男「ん・・・お茶もう無いな」ﾁｮﾛｯ
女「んー、淹れてきてー」ﾍﾟﾗｯ
男「はいはい・・・」ｽｸｯ
女「男ー」
男「ん？」
女「ついでにクッキーもー」ﾍﾟﾗｯ
男「はいはい」ｽﾀｽﾀ
22: 2014/09/15(月) 19:51:00 ID:1pvhG1ag
女「んーっ」ﾉﾋﾞｰ
女「丸一日読書ってのも疲れるわ」ｺｷｺｷ
女「男ー」
男「んー？」ﾋｮｺｯ
女「マッサージしてー」
男「お前なぁ」
女「・・・たまには、いいじゃん」
男「・・・・・」
女「ね？」
男「・・・はぁ」
女「丸一日読書ってのも疲れるわ」ｺｷｺｷ
女「男ー」
男「んー？」ﾋｮｺｯ
女「マッサージしてー」
男「お前なぁ」
女「・・・たまには、いいじゃん」
男「・・・・・」
女「ね？」
男「・・・はぁ」
23: 2014/09/15(月) 20:03:14 ID:1pvhG1ag
男「まだ買うの？」ｺﾝﾓﾘ
女「せっかく買い物来たんだから・・・ね？」
男「はいはい」
女「あー、このコートはいいですねー」
男「さいでっかー・・・てこれ男物じゃん」
女「あんたのよ」
男「俺はコート持ってるよ」
女「知ってるよ」
男「いらないっつの・・・しかもこれ結構するぞ」
女「買ってあげようか」
男「いらないってば」
女「遠慮しないの」
男「つかこれ以上荷物増やさないでくれ・・・」ｽﾞｯｼﾘ
女「せっかく買い物来たんだから・・・ね？」
男「はいはい」
女「あー、このコートはいいですねー」
男「さいでっかー・・・てこれ男物じゃん」
女「あんたのよ」
男「俺はコート持ってるよ」
女「知ってるよ」
男「いらないっつの・・・しかもこれ結構するぞ」
女「買ってあげようか」
男「いらないってば」
女「遠慮しないの」
男「つかこれ以上荷物増やさないでくれ・・・」ｽﾞｯｼﾘ
25: 2014/09/15(月) 20:28:05 ID:1pvhG1ag
女「パソコン新しくしようか」
男「なんでよ」
女「XPのサポート終わるし」
男「へー」
女「それにあんたのやつダーリンのお古でしょ？好きなの買えば？」
男「景気がいいな」
女「今年は調子良かったからね」
男「確かになぁ・・・で、本音は」
女「出張行ってきてー」
男「ですよねー」
男「なんでよ」
女「XPのサポート終わるし」
男「へー」
女「それにあんたのやつダーリンのお古でしょ？好きなの買えば？」
男「景気がいいな」
女「今年は調子良かったからね」
男「確かになぁ・・・で、本音は」
女「出張行ってきてー」
男「ですよねー」
26: 2014/09/15(月) 20:35:52 ID:1pvhG1ag
男「これほんとは社長が行かなきゃいけなかったんじゃないか・・・？」
女「おかえりー」
男「ただいまー・・・って無視しない」
女「細かいこと気にしないの」
男「はいはい・・・っと」ﾎﾟｲｯ
女「おっ・・・と」ﾎﾟｽｯ
女「なにこれ？」
男「お土産。ありがたくもらっとけ」
女「あんたいっつもお土産買ってくるね。律儀なやつ」
男「お前の旦那は？そういうの無かったの？」
女「バカね、出張ならあたしも一緒に行ってたわよ」
男「愛されてるねー・・・」
女「おかえりー」
男「ただいまー・・・って無視しない」
女「細かいこと気にしないの」
男「はいはい・・・っと」ﾎﾟｲｯ
女「おっ・・・と」ﾎﾟｽｯ
女「なにこれ？」
男「お土産。ありがたくもらっとけ」
女「あんたいっつもお土産買ってくるね。律儀なやつ」
男「お前の旦那は？そういうの無かったの？」
女「バカね、出張ならあたしも一緒に行ってたわよ」
男「愛されてるねー・・・」
28: 2014/09/16(火) 21:04:47 ID:KlFvuUPQ
男「ここで年越すって？」
女「うん。家が電気系統おかしくなっちゃって」
男「ふーん・・・まぁこの事務所風呂もベッドもあるし、問題ないか」
女「あんたは？」
男「ん？」
女「どうするの」
男「なにが」
女「どこで年越す気なの」
男「家だよ」
女「なんでよ！」ﾊﾞﾝｯ
男「なんでなんでよ！？普通だろうが！」ﾋﾞｸｯ
女「うん。家が電気系統おかしくなっちゃって」
男「ふーん・・・まぁこの事務所風呂もベッドもあるし、問題ないか」
女「あんたは？」
男「ん？」
女「どうするの」
男「なにが」
女「どこで年越す気なの」
男「家だよ」
女「なんでよ！」ﾊﾞﾝｯ
男「なんでなんでよ！？普通だろうが！」ﾋﾞｸｯ
29: 2014/09/16(火) 21:14:21 ID:KlFvuUPQ
ﾃｨｸﾃｨｸﾃｨﾃｨｯﾃｨｰﾃｨﾃｨﾃｨﾃｨｸﾃｨｸ
女「今年は何？」ｽﾞｽﾞｯ
男「地球防衛隊だって」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
女「色々考えるねー・・・あ、お汁粉おかわり」ﾊｲ
男「お前肥えるよ・・・」
女「ほっとけ！大掃除で動いた分補給してんのよ」
男「はいはい」
女「蕎麦どうする？出前？」
男「んー、一応ここで作れるけど」
女「そか、任せるわ・・・それで明日は？」
女「おせちでも食べようか？」
男「食い意地の張る奴だな・・・」
女「今年は何？」ｽﾞｽﾞｯ
男「地球防衛隊だって」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
女「色々考えるねー・・・あ、お汁粉おかわり」ﾊｲ
男「お前肥えるよ・・・」
女「ほっとけ！大掃除で動いた分補給してんのよ」
男「はいはい」
女「蕎麦どうする？出前？」
男「んー、一応ここで作れるけど」
女「そか、任せるわ・・・それで明日は？」
女「おせちでも食べようか？」
男「食い意地の張る奴だな・・・」
30: 2014/09/16(火) 21:44:44 ID:KlFvuUPQ
拝啓ダーリン様
明ける年に心ときめくこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こちらでは仕事が順調です。心配は要りません。
最近また男を頼りすぎ、甘えすぎていることを自覚しています。
これではなりませんね。私が一人で立てるよう、どうか見守っていてください。
敬具
女「・・・・・」
男「・・・zzz」
明ける年に心ときめくこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こちらでは仕事が順調です。心配は要りません。
最近また男を頼りすぎ、甘えすぎていることを自覚しています。
これではなりませんね。私が一人で立てるよう、どうか見守っていてください。
敬具
女「・・・・・」
男「・・・zzz」
31: 2014/09/18(木) 20:45:36 ID:Zfy31Pjw
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
男「・・・んぁ」ﾊﾟﾁｯ
女「男ー・・・出てー・・・」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
男「はいはい・・・」ﾉｿｯ
男「はぁい・・・」ｶﾞﾁｬｯ
叔母「どうも」
男「・・・・・っ」ﾋﾞｸｯ
男「・・・んぁ」ﾊﾟﾁｯ
女「男ー・・・出てー・・・」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
男「はいはい・・・」ﾉｿｯ
男「はぁい・・・」ｶﾞﾁｬｯ
叔母「どうも」
男「・・・・・っ」ﾋﾞｸｯ
32: 2014/09/18(木) 20:50:30 ID:Zfy31Pjw
男「え・・・えっ？えっ？」
叔母「久しぶりだわね。」
男「なっ・・・なん・・・！？」
叔母「新年の挨拶ぐらい来てくれてもいいんじゃないかしら」
男「あ・・・なた・・・は・・・」
叔母「初めはあなたの家に行ったのよ。でも留守だったから」
男「なんで・・・ここが・・・？」
叔母「知られていないと本気で思ってたのかしら？」
叔母「久しぶりだわね。」
男「なっ・・・なん・・・！？」
叔母「新年の挨拶ぐらい来てくれてもいいんじゃないかしら」
男「あ・・・なた・・・は・・・」
叔母「初めはあなたの家に行ったのよ。でも留守だったから」
男「なんで・・・ここが・・・？」
叔母「知られていないと本気で思ってたのかしら？」
33: 2014/09/18(木) 20:55:37 ID:Zfy31Pjw
叔母「でも、元気そうで良かったわ」
男「・・・」
叔母「あの子もここにいるかしら？」
男「・・・っ！」ﾋﾟｸｯ
男「（中ではこたつに女がいる）」
男「（まずいまずいまずいまずい！！女を会わせるわけには・・・）」
男「（いや、この人が来たことを知られることもいけない）」
男「・・・」
叔母「あの子もここにいるかしら？」
男「・・・っ！」ﾋﾟｸｯ
男「（中ではこたつに女がいる）」
男「（まずいまずいまずいまずい！！女を会わせるわけには・・・）」
男「（いや、この人が来たことを知られることもいけない）」
34: 2014/09/18(木) 20:59:57 ID:Zfy31Pjw
叔母「あなたにも迷惑かけてるでしょうね」
叔母「あんなのにいつまでも構ってないで。私と家に・・・」
男「・・・その話は・・・どうか外で」
叔母「はいはい」
叔母「あんなのにいつまでも構ってないで。私と家に・・・」
男「・・・その話は・・・どうか外で」
叔母「はいはい」
35: 2014/09/18(木) 21:03:52 ID:Zfy31Pjw
ﾊﾞﾀﾝ ｶﾞﾁｬｯ
男「・・・」ﾌﾗｯ
女「・・・zzz」
男「っ！」ﾋﾞｸｯ
女「・・・zzz」
男「（違う・・・寝てるだけだ・・・いつもと同じ・・・）」ｸﾙｯ
女「・・・男」
男「」ﾋﾞｸｯ
女「あんたどこ行ってたの？」
男「・・・」ﾌﾗｯ
女「・・・zzz」
男「っ！」ﾋﾞｸｯ
女「・・・zzz」
男「（違う・・・寝てるだけだ・・・いつもと同じ・・・）」ｸﾙｯ
女「・・・男」
男「」ﾋﾞｸｯ
女「あんたどこ行ってたの？」
36: 2014/09/18(木) 21:07:03 ID:Zfy31Pjw
男「その辺。なんでもねーよ」ﾊﾞｸﾊﾞｸ
女「へぇ・・・朝訪ねてきた人と一緒に？」
男「・・・あぁ」
女「誰？」
男「ただの友達。なんでもないよ」
女「あんたさぁ」
女「臭いよ」
女「へぇ・・・朝訪ねてきた人と一緒に？」
男「・・・あぁ」
女「誰？」
男「ただの友達。なんでもないよ」
女「あんたさぁ」
女「臭いよ」
37: 2014/09/18(木) 21:09:45 ID:Zfy31Pjw
男「ひどいな」
女「すごい嫌な臭い・・・ゲロ吐きそう」
男「そこで吐くなよ。風呂入るから」
女「ねぇ、友達って誰？」
女「すごい嫌な臭い・・・ゲロ吐きそう」
男「そこで吐くなよ。風呂入るから」
女「ねぇ、友達って誰？」
38: 2014/09/18(木) 21:13:28 ID:Zfy31Pjw
男「・・・」ﾀﾗｰ
女「あたしの知ってる人？」
男「・・・えっと」
女「こんな正月早々、非常識だね」
男「・・・」
女「誰」
男「・・・お」
男「幼馴染・・・」
女「あたしの知ってる人？」
男「・・・えっと」
女「こんな正月早々、非常識だね」
男「・・・」
女「誰」
男「・・・お」
男「幼馴染・・・」
39: 2014/09/18(木) 21:17:04 ID:Zfy31Pjw
女「あそう」ｺﾞｿｯ
男「あぁ」
女「」ｶﾁｶﾁｶﾁ
男「・・・携帯？」
女「ちょっと電話で確認するけど、いいよね？」
男「は！？」
prrrrrrr...
男「おま・・・幼馴染の番号知ってたの！？」
女「何か問題でも？」
男「（やっ・・・ばい）」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
男「あぁ」
女「」ｶﾁｶﾁｶﾁ
男「・・・携帯？」
女「ちょっと電話で確認するけど、いいよね？」
男「は！？」
prrrrrrr...
男「おま・・・幼馴染の番号知ってたの！？」
女「何か問題でも？」
男「（やっ・・・ばい）」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
40: 2014/09/18(木) 21:21:30 ID:Zfy31Pjw
女「・・・・・」prrrr...
男「（どうするどうするどうする！？）」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
女「・・・」
男「・・・」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
女「・・・駄目だわ」
男「え？」
女「おかけになった番号は現在使われておりません」
男「そ・・・そっか」ﾄﾞｯｷﾄﾞｯｷ
女「ちょっとあんたの携帯貸して」
男「充電・・・切れちゃって」
男「（助かった・・・）」
男「（どうするどうするどうする！？）」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
女「・・・」
男「・・・」ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
女「・・・駄目だわ」
男「え？」
女「おかけになった番号は現在使われておりません」
男「そ・・・そっか」ﾄﾞｯｷﾄﾞｯｷ
女「ちょっとあんたの携帯貸して」
男「充電・・・切れちゃって」
男「（助かった・・・）」
41: 2014/09/18(木) 21:28:21 ID:Zfy31Pjw
幼馴染「感謝してほしいな」
男「あぁ。ありがとう」
幼馴染「口裏合わせて嘘ついて。貸しひとつだね」
男「そうだな」
幼馴染「・・・」ｼﾞｯ
男「・・・？」
幼馴染「あそこの喫茶店だったよね」
男「・・・え」
幼馴染「昨日男がその人と話してたの」
男「あぁ。ありがとう」
幼馴染「口裏合わせて嘘ついて。貸しひとつだね」
男「そうだな」
幼馴染「・・・」ｼﾞｯ
男「・・・？」
幼馴染「あそこの喫茶店だったよね」
男「・・・え」
幼馴染「昨日男がその人と話してたの」
42: 2014/09/18(木) 21:31:28 ID:hFnHXK1c
男「なんで知ってんの・・・？誰から聞いた？」
幼馴染「別に。直接見てたからね」
男「はぁ！？なんで！？」
幼馴染「それが全くの偶然でさ」
男「うそだろ・・・？」
幼馴染「ほんとほんと」
幼馴染「別に。直接見てたからね」
男「はぁ！？なんで！？」
幼馴染「それが全くの偶然でさ」
男「うそだろ・・・？」
幼馴染「ほんとほんと」
43: 2014/09/18(木) 21:35:51 ID:Zfy31Pjw
幼馴染「見てて面白かったねぇ」
男「・・・」
幼馴染「あの様子見てさ・・・昔のこと思い出すよね」
男「・・・」
幼馴染「高校の時。楽しかったよね」
男「そうか・・・？」
幼馴染「また付き合ってみようか？あの頃みたいに」
男「・・・」
幼馴染「あの様子見てさ・・・昔のこと思い出すよね」
男「・・・」
幼馴染「高校の時。楽しかったよね」
男「そうか・・・？」
幼馴染「また付き合ってみようか？あの頃みたいに」
44: 2014/09/18(木) 21:42:29 ID:Zfy31Pjw
男「ふざけんなよ」
幼馴染「あれ、嫌がる？」
男「・・・」
幼馴染「色々弱み握っちゃったけど。逆らう？」
男「・・・汚いぞ」
幼馴染「あれれれぇ？ちょーっと態度が違うんじゃないのぉ？」
男「・・・」ｷﾞﾘｯ
幼馴染「全部女さんにバラしちゃおっかな～」
男「やめてくれ・・・」
幼馴染「で、どうするの？話に乗る？」
幼馴染「それともまた土下座かな？昨日してたみたいに」
幼馴染「あれ、嫌がる？」
男「・・・」
幼馴染「色々弱み握っちゃったけど。逆らう？」
男「・・・汚いぞ」
幼馴染「あれれれぇ？ちょーっと態度が違うんじゃないのぉ？」
男「・・・」ｷﾞﾘｯ
幼馴染「全部女さんにバラしちゃおっかな～」
男「やめてくれ・・・」
幼馴染「で、どうするの？話に乗る？」
幼馴染「それともまた土下座かな？昨日してたみたいに」
45: 2014/09/18(木) 21:48:04 ID:Zfy31Pjw
男「・・・」ｷﾞﾛｯ
幼馴染「・・・」ﾆﾔﾆﾔ
男「・・・そうしろって言うんなら」
幼馴染「へぇ・・・しちゃうんだ」
男「頼むよ・・・勘弁してくれ」
幼馴染「まぁ土下座されたとこで仕方ないんだけどね」
男「・・・」
幼馴染「温泉でも連れてってもらおうかな？」ﾆﾔﾆﾔ
男「・・・」
幼馴染「泊まりでね」
男「・・・・・」
幼馴染「・・・」ﾆﾔﾆﾔ
男「・・・そうしろって言うんなら」
幼馴染「へぇ・・・しちゃうんだ」
男「頼むよ・・・勘弁してくれ」
幼馴染「まぁ土下座されたとこで仕方ないんだけどね」
男「・・・」
幼馴染「温泉でも連れてってもらおうかな？」ﾆﾔﾆﾔ
男「・・・」
幼馴染「泊まりでね」
男「・・・・・」
46: 2014/09/18(木) 21:53:45 ID:Zfy31Pjw
幼馴染「」ﾆﾔﾆﾔ
男「・・・」ｷﾞﾘｷﾞﾘ
幼馴染「・・・あははは」
男「」ｷﾞﾛｯ
幼馴染「冗談だよ・・・本気にした？」
男「いい加減にしてくれよ・・・」
幼馴染「ごめんごめん。あんまり面白かったから」
男「ったく」
幼馴染「でもほんとになんでもやりそうだったよね」
男「・・・」
幼馴染「そんなに怖い？また女さんに嫌われるの」
男「・・・」ｷﾞﾘｷﾞﾘ
幼馴染「・・・あははは」
男「」ｷﾞﾛｯ
幼馴染「冗談だよ・・・本気にした？」
男「いい加減にしてくれよ・・・」
幼馴染「ごめんごめん。あんまり面白かったから」
男「ったく」
幼馴染「でもほんとになんでもやりそうだったよね」
男「・・・」
幼馴染「そんなに怖い？また女さんに嫌われるの」
47: 2014/09/18(木) 21:58:53 ID:Zfy31Pjw
幼馴染「まぁ心変わりしたら連絡してよ。私待ってるからね」
男「お前はまたそういう・・・」
幼馴染「あながち冗談でも無いよ～？」
男「ほんとさぁ、お前の旦那が可哀想だよ」
男「お前はまたそういう・・・」
幼馴染「あながち冗談でも無いよ～？」
男「ほんとさぁ、お前の旦那が可哀想だよ」
48: 2014/09/21(日) 21:49:40 ID:2M5bx50Y
女「鏡開き！ いぇー！」
男「いぇー！ お餅いぇー！」
女「まぁ元々飾ってないうちには関係ない話だね」
男「素直に『買い忘れてた』って言いなさい」
女「みかん開きいぇー」ﾑｷﾑｷ
男「いつも通りいぇー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「いぇー！ お餅いぇー！」
女「まぁ元々飾ってないうちには関係ない話だね」
男「素直に『買い忘れてた』って言いなさい」
女「みかん開きいぇー」ﾑｷﾑｷ
男「いつも通りいぇー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
49: 2014/09/21(日) 21:54:35 ID:2M5bx50Y
女「爪が黄色い」
男「みかん食えばそうなるわ。諦めろ」
女「別に嫌ってんじゃないのよ」
男「あそぉ？」
女「むしろオシャレで実にいいと思います」
男「マニキュア的なね」
女「でもいっつも黄色じゃ飽きるよね」
男「うん」
女「そこでこちらの」ｺﾞｿｺﾞｿ
『食用色素』
男「みかん食えばそうなるわ。諦めろ」
女「別に嫌ってんじゃないのよ」
男「あそぉ？」
女「むしろオシャレで実にいいと思います」
男「マニキュア的なね」
女「でもいっつも黄色じゃ飽きるよね」
男「うん」
女「そこでこちらの」ｺﾞｿｺﾞｿ
『食用色素』
50: 2014/09/21(日) 21:58:27 ID:2M5bx50Y
女「そっちどうよ」
男「・・・指まで染まってる」ﾁｬﾌﾟ
女「あー、あたしもだ」ﾁｬﾌﾟ
男「残念、失敗だな」
女「いやいいんじゃない？かわいーかわいー」
男「・・・俺の水色はまだしも、お前紫だぞ？キモいっつの」
女「分かってないなぁ」ﾁｯﾁｯ
男「分かんないなぁ」
男「・・・指まで染まってる」ﾁｬﾌﾟ
女「あー、あたしもだ」ﾁｬﾌﾟ
男「残念、失敗だな」
女「いやいいんじゃない？かわいーかわいー」
男「・・・俺の水色はまだしも、お前紫だぞ？キモいっつの」
女「分かってないなぁ」ﾁｯﾁｯ
男「分かんないなぁ」
51: 2014/09/26(金) 08:42:16 ID:JS7e4ypo
女「泣くなよ、黒豆にしわ寄せちゃったくらいで」ﾎﾟﾑ
男「泣いてねーよ。俺にそんな泣き虫キャラはねーよ」
女「あー美味し」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
男「・・・」
女「いけるわー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
男「・・・」
女「さすがだわー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
男「・・・て言いながらちょろぎばっか食ってんじゃないよ！」
男「泣いてねーよ。俺にそんな泣き虫キャラはねーよ」
女「あー美味し」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
男「・・・」
女「いけるわー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
男「・・・」
女「さすがだわー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
男「・・・て言いながらちょろぎばっか食ってんじゃないよ！」
52: 2014/09/26(金) 08:47:56 ID:JS7e4ypo
女「そろそろ特番も減って来たね」
男「あぁ。お休みムードもここらで切り上げねーとな」
女「なんだか悲しいな」
男「ぐちぐち言ってもどうにもなんないから。気合い入れてこう」
女「おー・・・」ﾌﾆｬｰ
男「・・・」
女「・・・」ﾌ回ﾐｭｰ
男「とりあえずコタツはもう片そうか？」
女「ちょ、それは勘弁」
男「あぁ。お休みムードもここらで切り上げねーとな」
女「なんだか悲しいな」
男「ぐちぐち言ってもどうにもなんないから。気合い入れてこう」
女「おー・・・」ﾌﾆｬｰ
男「・・・」
女「・・・」ﾌ回ﾐｭｰ
男「とりあえずコタツはもう片そうか？」
女「ちょ、それは勘弁」
53: 2014/09/26(金) 08:51:51 ID:JS7e4ypo
女「ばれんたいんでーきぃっす♪」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
男「・・・」
女「ばれんたいんでーきぃっす♪」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
男「・・・お前さぁ」
女「なに」
男「ずーっとガシャガシャ何やってんの？」
女「えぇっ！？ここまで見せつけても分かんない！？あんたどうかしてるよ！！」
男「・・・」
女「ばれんたいんでーきぃっす♪」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
男「・・・お前さぁ」
女「なに」
男「ずーっとガシャガシャ何やってんの？」
女「えぇっ！？ここまで見せつけても分かんない！？あんたどうかしてるよ！！」
54: 2014/09/26(金) 08:55:02 ID:JS7e4ypo
男「へぇ、空気を含ませる・・・ですか」
女「ですです」ｴﾍﾝ
男「誰宛てのチョコだよ？」
女「一人しかいないでしょ？」
男「・・・」
ﾁｰﾝ
女「・・・拝啓ダーリン様」
男「（一人しか、いないよなぁ）」
女「ですです」ｴﾍﾝ
男「誰宛てのチョコだよ？」
女「一人しかいないでしょ？」
男「・・・」
ﾁｰﾝ
女「・・・拝啓ダーリン様」
男「（一人しか、いないよなぁ）」
55: 2014/09/26(金) 09:00:51 ID:JS7e4ypo
拝啓ダーリン様
寒さ極まるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こちらでは少しだけ雪が降り積もりました。
銀色の特大キャンバスに描く絵はなかなか味のあるものに仕上がったと思います。そちらから見えましたか？
次に見せられる機会はいつになるか分かりませんが、楽しみに見守っていてください。
敬具
女「おーいし♪」ﾊﾟｷｯﾂ
男「結局自分で食うわけな」
おしまい
寒さ極まるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こちらでは少しだけ雪が降り積もりました。
銀色の特大キャンバスに描く絵はなかなか味のあるものに仕上がったと思います。そちらから見えましたか？
次に見せられる機会はいつになるか分かりませんが、楽しみに見守っていてください。
敬具
女「おーいし♪」ﾊﾟｷｯﾂ
男「結局自分で食うわけな」
おしまい
引用: 女「拝啓ダーリン様」
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