27: 2012/12/11(火) 20:56:22.97 ID:Ja4BAVDIO

「はるるんルーレット」

春香「プロデューサーさん!今日もクッキー焼いてきましたよ!クッキー!」

P「やっぱり春香のクッキーはおいしいなぁ」モグモグ

春香「あー普通の食べちゃいましたねー」

P「どういうことだ?」

春香「実はこの中に激辛、激甘、激苦、ゲロマズ、後この4つの材料全て混ぜたクッキーが1つでの合計5つのハズレが入ってるのです!」

P「なんだその恐ろしいラインナップは…あとアイドルがゲロとか言うな」

春香「あ、すいません……で、ですね!これを事務所のみんなに1つずつ食べていってもらうんです!名付けてはるるんルーレット!」

28: 2012/12/11(火) 21:12:26.07 ID:Ja4BAVDIO

P「で、俺は運良く普通のクッキーを取ったわけだ」

春香「そうですね、では次の人にいきましょう!」

P「俺も行くのか?まぁ春香はどうせ不測の自体になった時の対処とか考えてなさそうだしついていくか」

春香「…ひどい言われようですね……気を取り直してレッツゴー!」

………美希………

春香「美希ークッキーどうぞ!」

美希「春香ありがとうなの!」

パクッ モグモグ

美希「うん!やっぱり春香のクッキーはおいしいの!」

春香「さすが美希…天才的な勘で当たりを引き当てた…」

P「美希・当たり・やはり美希は天に愛されてる模様」

………千早………

千早「あら、どうしたの春香?」

春香「千早ちゃん!クッキー焼いてきたの!食べる?」

千早「えぇ、ありがとう、じゃあ頂くわ」

パクッ モグモグ

千早「うん、春香のクッキーはやっぱりおいしいわ」

春香「全然ハズれないなー」

千早「ハズレがどうしたの……春……香…」プルプル

春香「あれ?千早ちゃん?」

千早「ぼええええええええええ」

春香「千早ちゃんが火を吹いた!!!」

P「千早・ハズレ・激辛・火を吹くっと」

34: 2012/12/11(火) 21:59:19.03 ID:Ja4BAVDIO

………あずさ………

春香「プロデューサーさん!ちょっとお花摘みにいってきますね!」

P「おう、なるべく早くしてくれよー…って俺もしたくなってきたな…ちょっとなら大丈夫…だよな?」ブルルッ

P「すまん春香…我慢できんわ」タタッ

スタスタ

あずさ「あらあら、こんなところにクッキーが…」キョロキョロ

あずさ「1つくらい…いいわよね?」ヒョイ

パクッ モグモグ

あずさ「んーおいしいわー」

P「ふぅ、スッキリだぜ!…あ、あずささんもしかしてクッキーたべました?」

あずさ「あら、ダメだったかしら?ごめんなさーい」

P「いやいいですけど…おいしかったですか?」

あずさ「ええ、とってもー」

P「あずささん・当たり・つまみ食いは太りますよ…っと」

36: 2012/12/11(火) 22:16:25.08 ID:Ja4BAVDIO

………伊織………

伊織「ちょっと春香」

春香「どうしたの?伊織ちゃん」

伊織「さっきの話聞こえちゃったから当たりが多い内にクッキーもらおうと思ったの、もらえるかしら?」

春香「いいよー、さーてどれを選ぶ?」

伊織(色で判断しようと思ったけどちゃゆと区別がつかないようになってるのね…)

伊織(ここはあえてちょっと埋れてるのを…)ジー

伊織「これだ!」

パクッ モグモグ

伊織「」

P「伊織?アイドルにあるまじき顔してるぞ?」

春香「これは当たr…ハズレを引いたみたいですねー」

伊織「実は私ってそこまでかわいくないんじゃないかしら…スーパーアイドルとか思い上がりすぎたわよね…」ブツブツ

P「あの顔からして苦かったんだろうな…にしても人格を逆転させるとは…」

春香「ちょっと気合い入りすぎましたかね」

P「まぁとりあえず、伊織・ハズレ・激苦・人格逆転、伊織はめちゃくちゃかわいいから心配するな」

38: 2012/12/11(火) 22:24:34.93 ID:Ja4BAVDIO

………やよい………

やよい「うっうー!春香さんそれクッキーですか?私にもください!」

春香「あ、やよいちゃんいいよー」

伊織「私なんて私なんて……」ブツブツ

P「伊織…人格逆転がまだ続いてるのか」

やよい「春香さんありがとうごさいますー!」ヒョイ

パクッ モグモグ

やよい「うっうーおいしいですー!」

P「なんだろう…ものすごい安心した…あと…」

春香「奇遇ですね、私もですよ…あと…」

P・春香「天使だ」

P「やよい・当たり・やよいはマイスイートエンジェル」

39: 2012/12/11(火) 22:40:09.39 ID:Ja4BAVDIO

………亜美真美………

亜美「はるるーん、なんだかおもしろそうなことしてるらしいね→」

真美「真美たちを差し置いてイタズラは始まらないよ→」

春香「イタズラのつもりはないんだけど…まぁいいか」

亜美「で、なにしてるの?」

P「実はかくかくしかじか」

真美「なるほどねー、じゃあ早速1つもらおうかな→」ヒョイ

春香「はいどうぞー」

亜美「亜美ももらうねー」ヒョイ

パクッ モグモグ×2

亜美「やった→亜美当ったり→!」

真美「真美も当ったり→!」

P「日常的にイタズラするやつってこういうの絶対当たらないよな」

春香「そうですよね、なんだか悔しい…」

P「さて…亜美真美・当たり・2人とも楽しそうに伊織に当たりの報告をしてやがる…鬼だ…」

40: 2012/12/11(火) 22:53:39.60 ID:Ja4BAVDIO

………雪歩………

雪歩(隠れて状況を見てたけどあれ危なそうだなぁ…)

雪歩(早めに言ったほうがいいんだろうけど…うぅ…やっぱり怖いよぉ)

春香「雪歩?なんで穴の中からこっち見てるの?なんか怖いよ?」

雪歩「は、はぅ…ごめんなさい…そっちにいきますぅ」

春香「なんだか雪歩はわかってるみたいだから言っとくと、ハズレはあと3つで当たりは2つだよ」

雪歩「そ、そんなところから当たりを引くなんて私にはむりですよぉ」

春香「まぁまぁ無理は承知でとってみなよ」

雪歩「は、はいぃ」スッ

パクッ モグモグ

雪歩「や、やった!当たりですぅ!」

春香「よかったね!雪歩!ちなみにそれで真がハズレ引きやすくなったよ!」

雪歩「あ、あぁ…」

真「僕がどうしたって?」

雪歩「ごめんなさい真ちゃん!私、穴掘って埋まりますうううう」

P「待てえええ雪歩おおおお!ニュアンスは似てるがそれはしちゃダメだあああああ」

春香「あらら、じゃあ私が代わりに…雪歩・当たり・穴掘って埋まりそうです」

41: 2012/12/11(火) 23:07:19.13 ID:Ja4BAVDIO

………真………

P「さて、ここからがほんとのロシアンルーレットなんだが…」

真「もう食べていいですかー?」

春香「ここまで軽く決められるものなんですかね」

真「どうせ選ぶんだから直感でパッと決めた方が気が楽じゃない?」

春香「さすが真…男らしい!」

P「俺より男らしいな」

真「もー食べますよー」

パクッ モグモグ

真「あ、甘い…なにこれ…うっぷ……気持ち悪くなって…」

P「…!ダメだ!これ以上はアイドルとしての命が!春香!」

春香「真ちゃん!トイレに!」ガシッ

真「春香……そんなに引っ張ったら……うっ」

真がんばって! もう無理オロロロロ キャー真ー

P「大変なことになったな…今のは激甘かゲロマズかどっちなんだろう」

さっきのは激甘ですー!

P「らしいです…真・ハズレ・激甘・まこりん吐いちゃったナリ☆」

44: 2012/12/12(水) 00:11:04.98 ID:nCwXq5IIO

………律子………

春香「あんなところに律子さんと貴音さんと響ちゃんがー」

P「早速行ってみましょうか春香さん」

春香「クッキーいかがっすかー?」

P「すでに出発していた!?」

春香「さて、茶番はこの辺にして…改めてクッキーいりますか?」

律子「ありがとう、じゃあもらうわね」

パクッとモグモグ

律子「あら意外といけあ、あ、あああああああああああああ」ガタガタガタ

P「ぎゃああああああ律子が無表情のままよだれを垂らしてガタガタと震えているううううう」

響「説明ありがとうだぞ」

貴音「こ、これはいったい…!!?」

春香「私はとんでもないものを作ってしまったのかもしれない」

律子「」

P「あ、治まった……?」

律子「わ、わ、わ」

春香「わ?」

律子?「わふー」

一同「「「!!!!???」」」

45: 2012/12/12(水) 00:17:07.13 ID:nCwXq5IIO

P「この瞬間みんなは何かを悟った」

春香「すぐさま記録をつけ、律子さんを完全に視界から外した」

??「わふー、リキはどこに行ったのですか?というかここはどこなんですか!?」

響「自分には何も見えない見えない見えない」

貴音「面妖な…」

P「律子・ハズレ・全部混ぜ・作品の枠を超えてしまった」

46: 2012/12/12(水) 06:03:42.74 ID:nCwXq5IIO

………響or貴音………

響「春香…まだつづけるのか?」

貴音「これ以上は自重したほうがよいかと…」ガクガクブルブル

春香「さっきのが1番やばいやつだったから大丈夫!さぁ響!貴音!いっせーのーせで行くよ?」

貴音「やるしかないようですね…」

響「自分も覚悟を決めたぞ」

春香「じゃあ行くよー!いっせーのーせ!」

パクっ モグモグ×2

響「あ、あれ?おいしいぞ!やったー当たりだぞ!」

P「ということは…」

貴音「とっても美味でした…」ニコッ バタッ

響「貴音ええええええええ」

P「響・当たり・なんくるなかった」

春香「貴音さん・ハズレ・ゲロマズ・失神した…え?中身?とっぷしーくれっとです」

48: 2012/12/12(水) 06:28:02.30 ID:nCwXq5IIO

………春香………

春香「これでみんな終わりましたね」

P「そうだな、数人はほんとにおわったけどな」

春香「さーて、時間もじかんですし帰りましょう!」

P「いやちょっと待て春香…実はまだこの事務所でクッキーを食べてないアイドルが1人いるんだよ」

小鳥「わくわく」

春香「早く帰りましょう!プロデューサーさん!お願いです!嫌です!」

P「それはなぁ…お前だよ春香」

春香「嫌だあああああああ…はっ!そうだ!もうクッキーはありません!大丈夫です!」

P「実は俺の知り合いに姫○瑞希と志○妙さんっていう方々がいてだな…」

春香「その組み合わせはまずいです!やばいです!ていうかプロデューサーさんのかばんからドス黒いオーラが漏れてますって!」

P「お、よくここにあるって気づいたな」ガサガサ

春香「ウソ……ほんとに食べないといけないの?」

P「はい、あーん」

春香「えっ、プロデューサーさんが食べさせてくれるんですか?それなら…えいっ」

パクッ モグモグ

P「どうだ?おいしいか?」

春香「……」

P「春香?大丈夫か?」

春香「うへえええええええこんなおいしいの初めてええええ」

P「えっ」

春香「なにこの食べた瞬間絶頂してしまいそうな感覚!さいこおおおおおお!プロデューサーさん!これもっとないんですか!?」

P「あ、あぁ….あるにはあるが」

春香「ありがとうございます!」バッ バリバリもぐもぐ

P「春香・Fランクダークマター・こいつ…ジャンキーの目をしてやがる…」

49: 2012/12/12(水) 06:36:52.24 ID:nCwXq5IIO

~次の日~

P「さすがにもう治ってるだろうな…」

P「おはよー」ガチャ

春香「プロデューサーさん!昨日のあれ早くください!あれがないとなんだか目の前に虫がうじゃうじゃと…いやあああああ今プロデューサーさんの目からああああああああああ」

P「うわぁ」

律子「わふー!プロデューサーさんですよね?これからよろしくお願いしますですー」

P「なんてこと…」

伊織「おはようございます。あ、すいません醜い私が喋りかけてしまって」

P「oh…」

響「貴音が昨日倒れたっきり起き上がってないぞ!」

P「これはこれは…」

真「あ、プロデューサーおはよオロロロ…おはようございます!今日もおしごオロロロ…がんばりましょう!」

雪歩「あれから真ちゃんの嘔吐が止まらないよぉ」

P「だめだこりゃ」

終わり

50: 2012/12/12(水) 06:39:08.80 ID:nCwXq5IIO

P「もしもし!はい?家事?千早の家が?えっ?千早家周辺一帯が焼け野原?」

P「これは…もうだめだわ」

千早「ぼおおおおおおおお」

ほんとにおしまい

51: 2012/12/12(水) 06:43:50.43 ID:nCwXq5IIO

長くなって申し訳ない。
後、千早は完全に忘れてた。ごめんなさい。

また普通に短いの書いていこうと思います。

ちなみに一応参加型にしてますので誰か書いてください(切実)

引用: P「超短編ストーリー」