156: 2013/01/24(木) 20:44:11.85 ID:D2fVitRJo
【エレせつ】
もしもフレッシュとスイートが同一世界だったら
敵幹部編

せつな(この町は相変わらず笑顔が溢れている……気に入らない。ここにいる者たち全てを不幸に貶めてやる)

イース「スイッチ・オーバー!」

イース「我が名はイース。ラビリンス総統メビウス様がしもべ! ナケワメーケ、我に仕えよ!」

ワーワーキャーキャー!!

ナケワメーケ「ナケワメェ~ケ!!」

イース「もっと泣けっ!もっとわめけっ!お前達の嘆き悲しみは負のエネルギーとなってFUKOのゲージに溜まっていく。いけ、ナケワメーケ!」

ナケワメーケ「ナケワメーケ!!」

イース「ふふ…いいぞ、その調子だ。後はプリキュアの邪魔さえ入らなければFUKOゲージが満タンに……」



ネガトーン「ネ~ガト~ンッ!!」



イース「ん? なんだ……あれは」
映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花
157: 2013/01/24(木) 20:46:13.42 ID:D2fVitRJo
セイレーン「ネガトーン、やっておしまい!!」

ネガトーン「ネガトォーン!」

セイレーン「ふふ、この町に来たのは大正解だったわ。運よく音符も見つけられたし、ここならプリキュアも来ないし。暴れ放題ね!」

トリオザマイナー「「「暴れ放題~~~♪」」」

セイレーン「さぁ、このまま不幸のメロディーを流し続けるのよ! そしてこの町の人間どもを不幸のどん底に叩き落してやりなさい!」

ネガトーン「ネ~ガトォ~ン!!」

セイレーン「あーっはははは! まったくいい音楽だわ!」

ネガトーン「ネーガトーン!」

ナケワメーケ「ナケワメーケ!」

ネガトーン「ネガ?」

ナケワメーケ「ナケ?」

セイレーン「は? なにあれ……あんなネガトーン出した覚えないんだけど。あんた達がやったの?」

トリオザマイナー「「「やってませ~~~ん♪」」」

セイレーン「じゃあ、あれは一体……」

イース「貴様たち、何者だ!」

158: 2013/01/24(木) 20:47:02.50 ID:D2fVitRJo
セイレーン「なっ……だ、誰よあんた!!」

イース「我が名はイース、ラビリンスが総統メビウス様のしもべ。貴様たちがあれをやったのか」

セイレーン「はぁ? ラビリンスぅ? なによそれ……。それより、あの化け物はあんたの仕業ってこと? あんた一体なんなのよ」

イース「我が名はイース、ラビリンスが総統メビウス様のしもべ!」

セイレーン「それは聞いたわよ!!」

イース「貴様たちの目的は知らないが、あんなものがいると我々の作戦の邪魔になる。消えてもらうぞ」

ナケワメーケ「ナーケワメーケ!」

セイレーン「冗談じゃないわ、いきなり何よ! 邪魔なのはあんたの方、消えるのもあんたの方よ! やれネガトーン!!」

ネガトーン「ネガトォーン!!」

「「「まちなさーい!!」」」

セイレーン「なに!?」

イース「あれは……!!」

ピーチ「そこまでよ、ラビリンス! これ以上あなた達の好きにはさせない!」

159: 2013/01/24(木) 20:48:45.69 ID:D2fVitRJo
イース「プリキュア、もう来たのか!」

セイレーン「プリキュアですって!?」

ベリー「ね、ネコが」

パイン「喋った!?」

タルト「なんやあれ、まさかラビリンスの新しいメンバーかいな!?」

セイレーン「ネズミが喋った!?」

タルト「ネズミちゃう! 妖精や!」

セイレーン「くっ……! 聞いてないわよ、こんなところにもプリキュアがいるなんて!」

トリオザマイナー「「「予想外~~~♪」」」

ピーチ「なんだかよく分からないけど……と、とにかくあの二体のナケワメーケを倒さないと!」

ネガトーン「ネェ~ガトォ~ン!!」

ピーチ「あ、あれ? ナケワメーケじゃない?」

ベリー「どうでもいいわ、とにかく倒すわよ!」

イース「仕方ない……まずはプリキュアを始末するのが先だ。行け、ナケワメーケ!!」

セイレーン「ネガトーン、ついでよ! この町のプリキュアを倒してしまいなさい!!」

160: 2013/01/24(木) 20:50:04.64 ID:D2fVitRJo
・・・・・占い館


サウラー「プリキュア以外の邪魔者?」

イース「そうだ。喋るネコがネガトーンとかいうナケワメーケに似た怪物を使って町で暴れいた」

ウエスター「喋るネコだと?」

サウラー「それで、どうなったんだい?」

イース「結局、やつらが足を引っ張ったせいでプリキュアには負けた……。そしてやつらもどこかへ行ってしまった」

サウラー「ふーん……それは気になるね。そいつらの目的は?」

イース「見た限りでは、私たちと同じく不幸のエネルギーを集めているらしい」

ウエスター「なにっ、では同業者ということか! もしかしたら俺たちの味方に……」

サウラー「目的は同じでも、味方とは限らないね。素性が分からない以上、プリキュアと同じく敵と見たほうがいい」

イース「……」

ウエスター「ん? おいイース、どこに行く」

イース「次の作戦を考えてくる」

ウエスター「次の作戦って…」

イース(あの町では不幸を集めにくい。ならば次は別の町を攻めるのも手だな。プリキュアのいない町へ……)

161: 2013/01/24(木) 20:51:18.02 ID:D2fVitRJo
・・・・・数日後、加音町

ナケワメーケ「ナーケワメーケッ!!」

ワーワーキャーキャー!!

イース「ふふ、いいぞナケワメーケ。この町ならプリキュアもいない、不幸のエネルギーも存分に集められる!」

ナケワメーケ「ナケワメェーケ!!」

イース「もっと泣け、もっと喚け、お前達の嘆き悲しみは負のエネルギーとなってFUKOのゲージに溜まっていく。そしてFUKOのゲージが嘆き悲しみでいっぱいになった時、インフィニティはその姿をあらわすのだ」

「まちなさーい!!」

イース「!!」

メロディ「悪さはそこまでよ! ……って、あれ?」

イース「なにっ……プリキュアだと!?」

メロディ「だ、誰あなた! あなたが町を破壊してるの!? ていうかあれネガトーンじゃないし!」

リズム「セイレーンでもない、トリオザマイナーでもない……あの子は一体」

メロディ「まさかセイレーンの新しい仲間!?」

イース「我が名はイース、ラビリンスが総統メビウス様のしもべ!」

メロディ「ラ、ラビリンス…メビウス…?」

リズム「ハミィ、ラビリンスってなに?」

ハミィ「知らないニャ」

162: 2013/01/24(木) 20:52:34.50 ID:D2fVitRJo
イース「貴様たちの存在は予想外だったが……プリキュアというのなら容赦はしない。いけっ、ナケワメーケ!」

ナケワメーケ「ナーケワメーケーッ!!」

メロディ「うわっ! こ、こっち来るよ!」

リズム「ネガトーンじゃないけどあれ倒せるの!?」

ハミィ「大丈夫ニャ、プリキュアならやれるニャ!」

ドカーン!

メロディ「くっ…こうなったらやってやろうじゃない!」

イース(そういえば、さっきこいつら『セイレーン』とか言ってたな。セイレーンとは一体……)

セイレーン「あーーー!! あんたはこの前の!!」

イース「!!」

セイレーン「なんか町が騒がしいと思ったら、またあんたが邪魔しに来たのね!!」

イース「貴様……あの時の」

ハミィ「ニャ? その女の子はセイレーンの知り合いかニャ?

セイレーン「知り合いですって? はんっ、こいつは人が集めた不幸を盗む泥棒よ」

イース(なるほど、こいつがセイレーンか……)

163: 2013/01/24(木) 20:53:26.47 ID:D2fVitRJo
セイレーン「この前はよくもやってくれたわね! あんたのせいであのプリキュア達に負けちゃったじゃない!!」

イース「邪魔をしたのはお前たちの方だ。ナケワメーケ、やつを始末しろ!」

ナケワメーケ「ナーケワメーケ!!」

セイレーン「そうはさせないわよ! 出でよ、ネガトーン!!」

ネガトーン「ネーガトーン!!」

イース「いけっ、ナケワメーケ!」

セイレーン「やれネガトーン! そいつを倒してしまいなさい!!」


ドガーン!ガシャーン!


メロディ「なんか……勝手に戦い始めちゃった」

リズム「どうするのこれ……」

ハミィ「終わるまで待つニャ」

メロディ「終わるまでって言ってもねぇ……いいのかな、このままで」

164: 2013/01/24(木) 20:55:08.56 ID:D2fVitRJo
セイレーン「くっ! しぶといわね!」

イース「ちっ……いい加減私の邪魔をするな!」

セイレーン「邪魔してんのはあんた方でしょ!! 一体なにが目的なのよ!!」

イース「我々はインフィニティを手に入れるため、人間たちの不幸のエネルギーを貯めている。その不幸のエネルギーを貴様たちに奪われるわけにはいかない!」

セイレーン「インフィ……ああもうなによそれ! 人間の不幸を集め不幸のメロディを完成させるのは私達。あんた達の好きにはやらせないわよ!」

イース「ネコの分際で!!」

セイレーン「なによ!! いやらしい服着ちゃって!!」

ハミィ「まぁまぁ二人とも、ケンカのやり過ぎはよくないニャ」

セイレーン「あんたは黙ってなさい!!」

リズム「どうしよっか、メロディ。いつ終わるんだろうあの二人の争い」

メロディ「さぁ……」

イース「はああああああ!!」

セイレーン「こんのおおおおおおお!!」



・・・・・そして月日は流れ

165: 2013/01/24(木) 20:56:03.63 ID:D2fVitRJo
プリキュア編




せつな「あっ…あなたもプリキュアになったの!?」

エレン「そういうあなたも……」

せつな「……」

エレン「……」

せつな「……今一人? 他にプリキュアがいたんじゃ」

エレン「あなただって、あのキュアピーチとかいう……」

せつな「私は……彼女たちの仲間にはなれない」

エレン「え?」

せつな「確かに私はプリキュアの力を手に入れた。けど……彼女たちの仲間になるには手を汚しすぎたわ」

エレン「……」

せつな「本当は、プリキュアになる資格なんて…ない」

166: 2013/01/24(木) 20:56:36.92 ID:D2fVitRJo
エレン「私だってそうよ。私のやってきたことは決して消すことはできない。このまま平気な顔してハミィたちのところに行けるわけがない……」

せつな「……似たもの同士ね、私たち」

エレン「もうどこにも居場所なんてないわ。元いた場所にも、プリキュアにも……」

せつな「あなたは、これからどうするの?」

エレン「……分からない。あなたは?」

せつな「私も……どうしたらいいのか」

ポツ…ポツ…

エレン「雨……?」

せつな「……」

エレン「このままじゃ濡れちゃうわ。どこかで雨宿りする?」

せつな「……」

エレン「ちょっと、聞いてるの」

せつな「……」

エレン「……勝手にしなさいよ」タタタッ

167: 2013/01/24(木) 20:57:51.04 ID:D2fVitRJo
・・・・・

ザァァァアアア

せつな(私は今まで奪ってきてばかりだった……人の笑顔を、人の幸せを)

せつな「……」

せつな(そんな私がどうしてプリキュアに。そんな資格、私にはないはずなのに……)

せつな「……」

せつな(私は、私以外の人間を憎んでいた。みんな幸せそうで、それが憎くて、それが……羨ましくて)

せつな「……」

せつな(けど私にはもう、幸せを欲する権利なんてない。私にはそれだけの罪が……)

グイッ

せつな「!!」

エレン「ほら、行きましょう。風邪ひいちゃうわ」

せつな「あなた……どうして」

エレン「ほっとけないの、今のあなたは。……私の心がそう言っている」

せつな「心…?」

168: 2013/01/24(木) 20:58:46.09 ID:D2fVitRJo
・・・・・

エレン「ここなら、雨風はしのげるわね」

せつな「……」

エレン「……いっそのこと、このままずっと雨が降り続いてほしいわ。そうすれば、二度と外に出る必要もなくなる」

せつな「雨はいずれ止むわ……その後はどうすればいいのか」

エレン「どうもこうもないわ。私たちはずっと一人ぼっちなのよ。二人とも、ずっと一人のまま……」

せつな「……あなた、ネコの姿にはならないの?」

エレン「…あの姿には戻れないわ。元の姿には戻れない、プリキュアになる資格もない。もう私には……何もないの」

せつな「私も……一度は氏んでしまった身。あの時本当なら全てが終わっていた。それなのに生まれ変わってプリキュアをやれだなんて……私にはできないわ」

エレン「このまま……二人でどこか遠くに行っちゃいましょうか」

せつな「え?」

エレン「あ……その……なんでもないわ」

169: 2013/01/24(木) 20:59:27.64 ID:D2fVitRJo
せつな「……」

エレン「……」

せつな「……ありがとう」

エレン「え……」

せつな「ここに連れてきてくれて。おかげで雨に濡れずにすんだわ」

エレン「そ、そんなこと今さら」

せつな「言わなきゃいけないと思って。そういえば、誰かにちゃんとお礼を言ったのって初めてだわ」

エレン「……」

せつな「私でよかったら……これから二人で一緒に」

エレン「無理よ、一緒なんて。できるわけない……」

せつな「……そうよね。もともと敵対していたんだし、無理よね……」

エレン「……」

せつな「でも……あなたの側にいると少し気持ちが楽になるの。こんなこと、ただの傷の舐めあいにしかなってないと思うけど、それでも……」

エレン「……本当は少し嬉しかったわ、あなたに似たもの同士って言われて。寂しさが紛れた気がした」

170: 2013/01/24(木) 21:00:58.18 ID:D2fVitRJo
せつな「ねえ、聞かせてくれる? あなたはどうして人の不幸を集めていたの?」

エレン「私は……私の心には憎しみがあったの。ほんのささいな事で、親友のハミィを憎んで幸せそのものも憎んで。そんな心をメフィストに付け込まれて、悪のノイズに操られてしまったの……」

せつな「……」

エレン「でも、操られていたとしても……私自身がやってきたことは全て過ちには変わりない。ハミィはずっと私のことを信じてくれたのに、それなのに私の心が弱かったせいで……」

せつな「私もそうだった。他の人間の幸せが憎くて、そして……悲しかった」

エレン「悲しい……?」

せつな「今までの私はラビリンスのためだけに生きて、それが正しいと思っていた。それなのにラブたちと出会ってしまってから価値観が変わってしまった。幸せになることが正しいなんて、私のやってきたこと全てを否定すること。それが悲しかったの」

エレン「……」

せつな「けど本当は羨ましくもあったんだと思う。みんなの笑顔が、私にはとてもまぶしくて。…そしてそれを認めようとしている私自身も怖かった」

エレン「私もハミィたちが羨ましかった。あんな風にみんなで笑いあえたらって……思った」

せつな「私たちにもできるのかしら。心の底から喜べて、笑えて、幸せになることが」

エレン「ぐずっ……ひぐ……」

せつな「ど、どうしたの?」

エレン「ハミィに、みんなに謝りたい……えぐっ……もう一度……やり直したい……」

171: 2013/01/24(木) 21:02:25.97 ID:D2fVitRJo
せつな「……」

エレン「ひっぐ……ぐす……」

せつな「……セイレーン」

エレン「……?」

せつな「あなたの名前よね。私は……せつな。よかったら、私の友達になってくれないかしら……?」

エレン「私が、あなたの友達に……?」

せつな「あなたの気持ち、私には痛いほど分かる。だからあなたのことはほっとけない。こんな私でも、再び命を与えられて罪を償えることができるのなら……まずはあなたのことを救わなくちゃいけない、そう思うの。きっとあなたは私自身でもあるから」

エレン「……」

せつな「……」

エレン「……エレンよ」

せつな「え?」

エレン「セイレーンじゃなくて、そう呼んで。私も罪を償いたい……もう、誰も不幸にしたくない。大好きだったものが、たった一つの憎しみで大嫌いになるなんて悲しいことだから……そんなことはもう二度と繰り返したくない」

せつな「エレン……」

エレン「あなた……せつななら信じられそう。私にも分かる、せつなは私と同じなんだって。私と同じ気持ちなんだって」

せつな「うん…」

エレン「よ、よろしくね……せつな」

せつな「よ…よろしく」

エレン「……ふふ」

せつな「うふふ…そういえば、いつの間にか雨が止んだみたいね。雨音が聞こえないわ」

エレン「ホント……。とりあえず、外に出ましょうか」



ドガーンッ!!




エレン「な、なに!?」

せつな「外からだわ。まさか……!!」

172: 2013/01/24(木) 21:04:09.57 ID:D2fVitRJo
・・・・・・

ウエスター「フハハハ! どうだ参ったかプリキュア!」

バスドラ「このまま街を破壊しつくしてくれるわ!」

ピーチ「うぅ……まさかラビリンスとマイナーランドが手を組むなんて」

メロディ「つ、強い……」

サウラー「我々は確かに同じ不幸のエネルギーを奪い合ういわばライバル。しかしプリキュア達が手を組んだ以上、我々も黙ってそれを見過ごすわけにはいかない」

ファルセット「まずは邪魔のプリキュアを全員倒す」

バリトン「不幸のエネルギー争奪するのはそれからだ」

リズム「このままじゃ……私たち負けちゃう」

パイン「諦めちゃ…だめよ」

ベリー「くうぅ……」

ハミィ「プリキュアー!」

タルト「こんな時、四人目のプリキュアがいてくれはったら~!」

ピーチ「メロディ…大丈夫?」

メロディ「うん…ピーチこそ」

ピーチ「あたしも大丈夫だけど……このままだとあたし達」

ウエスター「さぁプリキュアよ!!」

バスドラ「これで終わりだー!!」

ピーチ・メロディ「「!!」」



せつな「やめろ!」

173: 2013/01/24(木) 21:05:36.10 ID:D2fVitRJo
ウエスター「イース……!!」

ピーチ「せつな……」

サウラー「やはり餌につられて現れたな」

バスドラ「セイレーンだと? お前も来たのか」

ハミィ「セイレーン!」

エレン「……」

ウエスター「イース、俺はお前がプリキュアになったんなんて信じないぞ。俺たちのところに戻って来い!」

せつな「……それはできない」

ウエスター「なに!?」

バスドラ「セイレーン、今さら何をしに来た! まさか散々不幸を撒き散らしたくせに、プリキュアになって俺たちと戦おうっていうのか!!」

エレン「っ……ええ、その通りよ。過去の罪は消えはしない。そんなことは一番分かってる。それでも、私は大切な人を守りたい」

せつな「私は……私はもうイースではない! 今までの罪を償うために、私は生まれ変わる……!!」

エレン「私も、二度と大切な人を悲しませたりはしない。そして過去の自分を、弱い自分を乗り越えるために……!!」

せつな・エレン「「私たちは戦う!!」」

せつな「チェインジ・プリキュア・ビートアーーップ!」

エレン「レッツプレイ! プリキュア・モジュレーション!」

パッション「真っ赤なハートは幸せの証! 熟れたてフレッシュ、キュアパッション!」

ビート「爪弾くは魂の調べ! キュアビート!」

174: 2013/01/24(木) 21:07:06.10 ID:D2fVitRJo
サウラー「プリキュアに変身したところで今さら自分の性根を変えられることはできないぞ。貴様に幸せななんてものは似合わない! いけ、ナケワメーケ!」

ナケワメーケ「ナーケワメーケー!!」

バリトン「セイレーンよ! いくら姿を変えても闇の力からは逃れられないぞ!!」

ネガトーン「ネーガトーンッ!!」

ドガーンッ!!

ビート「きゃー!!」

パッション「くぅっ……!?」

バリトン「ふはははは、 しょせんこの程度かセイレーン!! なにが弱い自分を乗り越えるだ、お前は一生惨めなままだ!!」

ウエスター「さぁイース、観念して戻って来い! また俺たちと一緒に不幸を集めよう!」

サウラー「思い出したかいイース? 君もこうやって人々の幸せを奪ってきたんだ。君は今まで幸せな人間を、憎んできただろ?」

ビート「うう……」

パッション「っ……」

ピーチ「そんなことはない…せつなはメビウスの命令に逆らえなかっただけなんだから! 本当は優しい子だもん!!」

ハミィ「そうニャ! セイレーンは惨めなんかじゃないニャ、セイレーンは優しいニャ!! 悪さをしてたのはメフィストに操られていたせいで…」

ビート「いいえ、私が操られていたのは私の心が弱かったから。私自身のせいよ……」

ハミィ「セイレーン……」

ビート「でもありがとうハミィ。今までずっと、こんな私のことを信じてくれて」

175: 2013/01/24(木) 21:07:57.43 ID:D2fVitRJo
バシッ! バシーンッ!!

パッション「くっ……」

ウエスター「まだ立ち上がるというのかイース!」

パッション「私は……私はもうイースではない……!」



ピーチ「せつな……せつな必氏に戦っているんだ。自分を取り戻すために」

ベリー「彼女はもう、あたしたちの敵じゃない…」

パイン「私たちと同じで、みんなを守るために戦ってる…」

ピーチ「行こう、ベリー! パイン! あたし達もパッションを助けなきゃ!!」

ベリー「オーケー、ピーチ!」

パイン「うん!」

176: 2013/01/24(木) 21:08:40.05 ID:D2fVitRJo
ウエスター「いい加減観念しろ、イース!!」

ナケワメーケ「ナーケワメーケ!!」

パッション「!!」

ピーチ「でぇりゃああああ!!」

ドガッ!!

ナケワメーケ「!?」ズドンーン

ピーチ「大丈夫、パッション?」

パッション「ピ、ピーチ……」

ベリー「ほら、しっかりして。ここからが本番よ」

パイン「あなたみたいな人が四人目のプリキュアで、良かった」

ピーチ「キュアパッション、せつなは……あたし達の仲間だよ!」

パッション「みんな……!」

ウエスター「ええい…やってしまえナケワメーケ!!」

パッション「っ!?」

ビート「ビートソニック!!」

ドガーン!!

177: 2013/01/24(木) 21:10:18.51 ID:D2fVitRJo
ウエスター「ああっ!? ナケワメーケがぁー!!」

パッション「ビート!」

ビート「ようやく一歩目を踏み出せたのね…パッション」

パッション「ええ……あなたのおかげでもあるわ、ビート」

ビート「そんな、私は別に……」

パッション「!! ビート、後ろ!!」

ネガトーン「ネガトォーーン!!」

ビート「はっ…!?」

メロディ「はぁぁあああああ!!」

ドガーン!!

ネガトーン「ネガッ!?」

メロディ「大丈夫、ビート!」

ビート「あなた達……」

リズム「ビート達の想い、私もたちも応援するわ」

メロディ「だってあたしたちはもう、仲間だもんね!」

ビート「メロディ…リズム…」

メロディ「戦いが終わったら、二人の歓迎会をやらないとね」

リズム「みんなで一緒に、カップケーキ食べましょ」

178: 2013/01/24(木) 21:10:56.67 ID:D2fVitRJo
パッション「みんな……」

ビート「ありがとう」

ウエスター「ええい! こんなことは認めんぞー!!」

バスドラ「全員ひねり潰してくれるー!!」

ナケワメーケ「ナケワメーケ!!」

ネガトーン「ネガトーン!!」

パッション「…行きましょう、ビート」

ビート「ええ。私の心のビートは、もう止められない! みんなを絶対に守る!!」

パッション「みんなが教えてくれた、本当の喜びを…幸せを。私はここから……生まれ変わる!! 歌え、幸せのラプソディ!パッションハープ」

ビート「弾き鳴らせ、愛のたましい! ラブギターロッド!!」

ナケワメーケ「ナーーケワメーーケーー!!」

ネガトーン「ネガトーーーーーン!!」

パッション「吹き荒れろ、幸せの嵐! プリキュア・ハピネス・ハリケーン!!」

ビート「翔けめぐれ、トーンのリング! プリキュア・ハートフルビートロック!!」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――

179: 2013/01/24(木) 21:12:12.20 ID:D2fVitRJo
ウエスター「くそー! 俺は諦めないぞ、おぼえてろー!」

バリトン「くっ、俺たちも退散だ!」




パッション「はぁ……」

ビート「終わったの…?」

パッション「ええ…私たちの勝ちよ」

ビート「そう……やったのね、私たち」

ピーチ「パッション!!」

ハミィ「セイレーン!!」

パッション「ピーチ…」

ビート「ハミィ!」

メロディ「二人が戻ってきてくれて、本当によかったね」

ベリー「ええ。でもまさか、二人が一緒にいたなんて」

ビート「パッション……私たち、これからちゃんとやり直せるかしら」

パッション「できるわ…きっと。みんながいるんだもの。そしてあなたも……エレン」

ビート「……ええ。そうよね、せつな」

パッション「うふふ」

ビート「ふふっ」

ピーチ「よーし、じゃあこれからみんなで二人の歓迎会をしよう!」

メロディ「おー!!」

180: 2013/01/24(木) 21:14:02.82 ID:D2fVitRJo
・・・・・その後

エレン「せつな! 学校に転校する時のスピーチ考えた!?」

せつな「え…なにそれ、そんなものが必要なの?」

エレン「そうよ! 自己紹介っていうのがあってそこで自分について学校の人たちに話さなくちゃいけないの!」

せつな「知らなかったわ、そんなことをしなくちゃいけないなんて。私も考えないと……」

エレン「そうだ、これから筆記用具やノートも買いに行きましょう! ちなみに鉛筆の種類は9Hから6Bの全17種よ、これを全部買うの」

せつな「たくさん必要なのね」

エレン「あと筆箱にノート……あっ」

せつな「どうしたの」

エレン「ねえ……よかったら、お揃いのもの買わない? 筆箱とか、同じやつ」

せつな「いいわね、そうしましょう」

エレン「あと! 買い物の途中でどこかご飯食べに行かない? 一緒に」

せつな「ええ、行きましょう」

エレン「ふふっ」

せつな「うふふ」





ピーチ「なんかすごく仲良くなってるね、あの二人」

ハミィ「仲が良いのはいいことニャ」


おわり

181: 2013/01/24(木) 21:16:54.64 ID:D2fVitRJo
長くなってしまった…しかもあんまり百合っぽくない気が

引用: 安価で指定されたカプで短編プリキュア百合SSを書く