202: 2013/02/20(水) 18:55:38.61 ID:s5qkRNrpo
【ハッピー×バッドエンドハッピー】①

BEハッピー「ねえ、あなたはわたしがいなくなってくれたら嬉しいと思ってる?」

ハッピー「え?」

BEハッピー「邪魔だもんね、わたしの存在なんて。いなくなったほうがせいせいするでしょ?」

ハッピー「そ、そんなこと思ってないよ」

BEハッピー「嘘よ。あなたはわたしなんて消えればいいと思ってる。そしてわたしも、あなたのことを消したいと思ってる。その方がわたしも幸せだしね」

ハッピー「……」

BEハッピー「わたし達、仲良くなれないね」

ハッピー「わたしは……負けられない。バッドエンドを迎えるわけにいかないの!」

BEハッピー「ほらやっぱり、本音はそうなんだ。あなたはどうせわたしのことなんて好きになってくれない」

BEハッピー「わたし達は相成れない……水と油みたいなもの」

ハッピー「そこをどいて! みんなが待ってるの!」

BEハッピー「……」

ドゴッ!!
映画プリキュアオールスターズF

203: 2013/02/20(水) 18:56:13.66 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「か…は…!?」

BEハッピー「よわっ…たった一撃でダウン?」

ハッピー「う…うう…」

BEハッピー「前の戦闘で疲れちゃった? でもわたしは手を抜くなんてしないから」

ドゴッ!! ドガッ!!

ハッピー「あっ…うう…」

BEハッピー「その弱ってる顔、すっごくそそられる……!」

ドガッ!! バキッ!!

ハッピー「ぐ…かは…」

BEハッピー「いい…すごくいい。最高その目。まるで氏んでるみたい」

204: 2013/02/20(水) 18:56:55.67 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「う……」

BEハッピー「まだ立つの?」

ハッピー「負けられ……ないの……みんなの…ために……」

BEハッピー「みんなのため? そのみんななら、もう負けちゃったけど?」

ハッピー「え……」

BEハッピー「ほら、見てみなさいよ。このカードにあんたの仲間が映ってるから」

キュアサニー『……』
キュアピース『……』
キュアマーチ『……』
キュアビューティ『……』

ハッピー「み、みんな!!」

BEハッピー「あはは! 無様だねー、全員あっけなくやられちゃうんだもん」

205: 2013/02/20(水) 18:57:27.24 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「あ…ああ…」

BEハッピー「だからね、これ以上頑張っても無駄なんだよ。なーんの意味もない」

ハッピー「……」

BEハッピー「あんたもそろそろ諦めたらどう?」

ハッピー「い…いや…」

BEハッピー「は?」

ハッピー「まだ……諦めるわけにはいかないの……」

ハッピー「みんなを……みんなを助けなきゃ……」

BEハッピー「チッ……!!」

ドゴォッ!!

ハッピー「あがっ……!?」

BEハッピー「いい加減にしろって言ってんの!!」

206: 2013/02/20(水) 18:58:08.89 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「い…ぎ…」

BEハッピー「まだ分かんないの? あんたの仲間はもうじきその命を終える。闇に包まれながらね」

BEハッピー「助かりっこないの。もう手遅れ」

ハッピー「う…うぐ…」

BEハッピー「仲間だけじゃない、あんたの家族だってそう」

BEハッピー「今頃黒い絵の具に飲み込まれて、ドロドロになってるかもしれないね」

ハッピー「!!」

BEハッピー「あんたのお母さんもお父さんもおばあちゃんも、みんなドロドロになって闇に飲み込まれちゃうの」

ハッピー「ママ……パパ……おばあちゃん……」

BEハッピー「あはは! かわいそうだねー、一人ぼっちだよ? みーんな氏んじゃった」

ハッピー「……」

BEハッピー「もう諦めついた? そりゃそうだよね、これ以上の絶望はないもの」

ハッピー「……行かなきゃ」

207: 2013/02/20(水) 18:58:44.74 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「は…?」

ハッピー「行かなきゃ……みんなを助けなきゃ」

ハッピー「わたしが……わたししかいないんだから……わたしがみんなを助けなきゃ!!」

BEハッピー「……」

ハッピー「そこをどいてー!!」

BEハッピー「ほんと……バカだよね」

BEハッピー「もういいや、二度と立ち直れないようにその足の骨…へし折ってやる」

ハッピー「!!」

BEハッピー「折れちゃえ」

バキッ!!

ハッピー「いっ…やああああああああああ!!!」

208: 2013/02/20(水) 18:59:30.31 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「あはははははは!!」

ハッピー「あがっ…痛い…ぐっ…」

BEハッピー「その足じゃもう二度と立てないねー? みんなを助けることもできないよ?」

BEハッピー「どう? 今の気分は」

ハッピー「あ…ああ…」

BEハッピー「すっごく…最悪な気分でしょ。でもわたしは最高だよ」

ハッピー「い、いや…もうやめて…」

BEハッピー「どうする? もうなにもできないみたいだけど……このままあんたのこと始末しちゃう?」

ハッピー「いや…いやっ…」

BEハッピー「あはは! やっぱり怖いよね、当然だよね。氏んじゃうなんて」

ハッピー「お願い……もうやめて……」

BEハッピー「ダーメ、やめてあげない。このままあんたのこと少しづつ弄ってあげる」

ハッピー「あ……うあ……」

BEハッピー「ああ…最高。その顔、その絶望に歪んだ顔」

BEハッピー「あなたの今の顔……すごくかわいい。ふふふふ」

209: 2013/02/20(水) 19:00:06.56 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「やめて……お願い……」

BEハッピー「ねえ、次はどんなことをしたら絶望してくれる?」

BEハッピー「また骨を折ればいいのかな? それとも……あんたの仲間を連れてきて目の前で痛めつけてあげよっか?」

ハッピー「!!」

BEハッピー「ひょっとしたら仲間の最後を見届けることができるよ」

ハッピー「や…やめて!! それだけはやめてー!!」

BEハッピー「へー、そんなにイヤなんだ。じゃあ……決まりだね。あんたの目の前で一人一人、じっくりと、苦しませながら、命を奪ってあげちゃう」

ハッピー「やめてっ……こんなのもう……」

ハッピー「これは夢……そうだ…これは夢なんだ……」

BEハッピー「夢じゃないよ。現実逃避したってダメ」

BEハッピー「けど安心して、あなたの命は奪わないから。だってあなたはわたしの側で一生、その絶望した顔を見せなくちゃいけないんだからね」

ハッピー「い…いや…いやああああああ!」

BEハッピー「うふふ、一緒に楽しもうね。ずっと…二人で…」


おわり

210: 2013/02/20(水) 19:00:47.57 ID:s5qkRNrpo
【ハッピー×バッドエンドハッピー】②

BEハッピー「キュアハッピー、幸せのプリキュア……けど、どうせわたしのことは幸せにしてくれないんでしょ?」

ハッピー「……」

BEハッピー「そうだよね。あなたはわたしのことを倒さなきゃいけないんだから」

ハッピー「あなたは、どうして戦うの?」

BEハッピー「決まってるじゃない。誰かを不幸にするためだよ」

BEハッピー「戦うって、そういうことでしょ? 誰かを傷つけることなんだから、当然その誰かを確実に不幸にしている」

BEハッピー「あなただって今までそうしてきたでしょ?」

ハッピー「違うよ。わたしは……みんなを守りたいから、プリキュアになって戦ってたの」

BEハッピー「詭弁だよ、それ。あなたは今まで心のどこかで戦うことを楽しんでたはず、傷つけることを喜んでたはず」

BEハッピー「敵を倒して達成感とか感じなかった? 感じたよね? 結局あなたもわたしと同じだよね。他人の不幸を自分の幸せにして喜んでるんだ」

ハッピー「分からないよ…そんなこと言われても…」

211: 2013/02/20(水) 19:01:15.80 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「そんな答えはダメ、自分にもっと正直になろうよ」

ハッピー「……どうやったらあなたと仲良くなれるの?」

BEハッピー「は?」

ハッピー「わたしだって…できることなら戦いたくないよ。あなたとも仲良くなりたいよ」

BEハッピー「……」

ハッピー「ねえ、どうしたらいいのかな……。わたし達って、戦うことしかできないの?」

ハッピー「そんなのイヤだよ……悲しいよ」

BEハッピー「そう…わたしは全然悲しくないけどね!!」

ハッピー「!!」

BEハッピー「戦う気がないなら、あんたのことこのままやっちゃうよ!!」

ハッピー「ダメ!」ギュッ

BEハッピー「なっ…!?」

212: 2013/02/20(水) 19:02:06.02 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「あなたとは戦いたくない!」

BEハッピー「なに言ってるの……バカじゃないの!! あんたとわたしが仲良くなれると思ってるわけ!? なれるわけないじゃない!!」

BEハッピー「わたしはジョーカーから生み出された悪のプリキュアなの! あんたの敵なの! どっちかが倒れなきゃいけないの!!」

BEハッピー「この手を離して!」

ハッピー「絶対にイヤ!」

BEハッピー「ふざけないでよ!! あんたどうせさっきのわたしの言葉に罪悪感があるだけでしょ!?」

BEハッピー「自分の醜い面に向き合うのは嫌だもんね! だから偽善的になってわたしのことを助けようとしてるんだ!!」

ハッピー「……」

BEハッピー「離しなさいよこの手!! 戦うか、そうでなきゃ黙ってわたしに負けなさいよ!!」

BEハッピー「離せ!! 早く離せーーー!!」

ハッピー「イヤだよ…離したくない」

BEハッピー「っ……この! このまま攻撃してやる!!」

ドガッ! ドゴッ!

213: 2013/02/20(水) 19:02:37.05 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「くっ…う…」

BEハッピー「あはは! いつまで耐えられるかなー?」

バキッ! ドゴッ!」

ハッピー「あぅ……」

BEハッピー「ほらほら、さっさとギブアップしちゃえ!」

ドガッ! ズゴッ!

ハッピー「う……ぐふ……」

BEハッピー「しつこい!! いい加減くたばれ!!」

ボコッ! ドゴッ!

ハッピー「はぁ…はぁ…」

BEハッピー「この……なんで倒れないの!!」

ドゴッ!!

ハッピー「っ…かっ…」

BEハッピー「早くやられちゃえって言ってんの!!」

214: 2013/02/20(水) 19:03:10.52 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「う……くっ……」

BEハッピー「ハァ…ハァ…」

BEハッピー「なんで……なんで倒れないの」

BEハッピー「反撃すらしてこない!! あんた一体なんなの!?」

ハッピー「痛いから……誰かを殴るのって、痛いから」

BEハッピー「!?」

ハッピー「あなただって、そう感じたでしょ…? それを分かって欲しかったから……」

ハッピー「殴られるのも、殴るのも……痛いんだよ」

BEハッピー「わたしは違う!! 殴るのは楽しいに決まってるでしょ!!」

ドガッ!!

ハッピー「くっ……!!」

BEハッピー「人を痛めつけるのって楽しい! 他人の不幸は最高!!」

BEハッピー「わたしはそういう存在なの! あんたとは違うの!!」

215: 2013/02/20(水) 19:03:43.35 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「……」

BEハッピー「これでもまだ反撃しないつもり!? だとしたらあんたは相当なバカだね!」

ハッピー「そうだね……わたし、バカだよ」

ハッピー「あなたになにも伝えてあげることができない……本当の幸せを教えることもできない」

ハッピー「でも……わたしはあなたのことを……好きになりたいよ……」

BEハッピー「……!!」

BEハッピー「まだそんなこと言って……今そんなこと言える状況じゃないって分からないの!?」

ハッピー「分かるよ……分かるけど……」

ハッピー「それでも、わたしにはあなたと戦うことなんて……もうできない……」

ハッピー「もしかしたらあなたと一緒に笑い合えるかもしれない……そう思うと、戦えないよ」

BEハッピー「……」

ハッピー「あなたにも私の気持ちを……分かって欲しい……」

BEハッピー「……ふんっ、だったら好きにしなよ。このままトドメさしてあげるから」

ハッピー「……」

BEハッピー「バイバイ…あんたってほんと、バカだよね」

216: 2013/02/20(水) 19:04:39.85 ID:s5qkRNrpo
―――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――
―――――――



ハッピー(あれ……わたしどうなったんだろう)

ハッピー(負けちゃったのかな…あのまま。もう氏んじゃったのかな)

ハッピー(ごめんねみんな……わたし……ダメだったよ)

ハッピー(ごめんね……ごめんね……)

ハッピー「う……あれ……?」

ハッピー「生きてる……?」

BEハッピー「……」

ハッピー「!!」

ハッピー(い、生きてる…わたし…)

ハッピー「ど、どうして……」

BEハッピー「……だってつまんないんだもの。あなた……全然絶望しないから」


217: 2013/02/20(水) 19:05:31.11 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「……」

BEハッピー「あーあ、こんなこと裏切りも同然よ……ピエーロ様も怒ってる」

BEハッピー「さっさとわたしにトドメをさして先に進みなよ。戦えないわたしにはどうせ…存在価値なんてないんだから」

ハッピー「そ、そんなことできないよ!」

BEハッピー「……そう言うと思った。いいよ別に、自分で自分にトドメさすから」

ハッピー「ダメ!!」

BEハッピー「なに、別にいいでしょ! あんたは手を汚すこともなくわたしは消えるんだから!!」

ハッピー「大切だから、あなたのことが大切だから!」

ハッピー「だからいなくなってほしくないの!!」

BEハッピー「な、なにそれ……なにが大切よ!? 適当なこと言って!!」

ハッピー「だってあなたに笑って欲しいんだもん」

ハッピー「あなたに本当の幸せを知って欲しいから、だから」

ハッピー「消えて欲しくないの……」

218: 2013/02/20(水) 19:06:20.99 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「……」

ハッピー「行こ…一緒に。わたしと…一緒に」

BEハッピー「違う……わたしはあなたとは違うの」

ハッピー「違ってもいいよ。わたしはあなたと一緒にいたい」

BEハッピー「やめてよ!! これ以上わたしを惑わさないで!!」

ハッピー「バッドエンドハッピー…怖がらないで。あなたの辛い気持ちは、全部受け止めるから……」

BEハッピー「……!?」

ハッピー「だからお願い……いなくならないで。一緒に幸せになろ?」

BEハッピー「……」

BEハッピー「ふ…あはははは」

ハッピー「バッドエンドハッピー?」

BEハッピー「おかしい……どうしてそんなことが言えるの」

BEハッピー「考えられない。ほんとバカだよ……」

219: 2013/02/20(水) 19:06:58.53 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「幸せな気持ちは伝えることができるんだよ!」

ハッピー「わたしが幸せなら、バッドエンドハッピーも幸せになれる。バッドエンドハッピーが幸せなら、わたしも幸せになれる!」

ハッピー「幸せって…きっとそういうことだよ」

BEハッピー「……」

ハッピー「だから…あなたにも本当の幸せを見つけて欲しい。ここから抜け出して、私と一緒に行こ?」

ハッピー「一緒にウルトラハッピーになろうよ!」

BEハッピー「ウルトラハッピー……わたしが……?」

BEハッピー「あはは……そんなのも悪くないかもね」

ハッピー「じゃあ…!」

BEハッピー「でもね、やっぱり違うんだよ。わたしとあなたじゃ」

BEハッピー「根本的に、何もかもが違うの……」

220: 2013/02/20(水) 19:07:26.78 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「え……?」

BEハッピー「悲しみ、孤独、憎しみ……そんな醜い心からわたしは生まれた」

BEハッピー「そんなわたしがあなたについて行っても、きっと上手くいかない。どこかで綻びが出る」

BEハッピー「わたしにはウルトラハッピーなんて、似合わないよ」

ハッピー「そんなこと…」

BEハッピー「でも、分かった。あなたの言いたいことは……なんとなくだけどね」

BEハッピー「だからもういいの、これで。このまま……」

ハッピー「!!」

BEハッピー「このまま消えちゃっても……いいの」

ハッピー「な、なんで身体が消えていってるの!?」

221: 2013/02/20(水) 19:08:05.82 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「言ったでしょ? 根本的に違うって」

BEハッピー「不幸と幸福は相成れないの……もともと醜い心から生まれたわたしが本当の幸せなんて感じちゃったら、それはもうわたし自身じゃなくなる」

ハッピー「そんな……」

BEハッピー「……なんでそんな悲しい顔してるのよ。やめてよ」

BEハッピー「今のわたしがそんな顔見たって……全然嬉しくないよ」

ハッピー「消えないで! バッドエンドハッピー!!」

BEハッピー「バイバイ、キュアハッピー。あんたって最後までバカだったわ」

BEハッピー「でも……それでいいのかもね」

ハッピー「バッドエンドハッピー!!」

222: 2013/02/20(水) 19:09:14.06 ID:s5qkRNrpo
――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

――――――――



ハッピー「う……うう……」

ハッピー(わたし達……分かり合えたんだよね……)

ハッピー(最後は心が通じ合ったんだよね……)

ハッピー「でも……また会いたいよ……」

ハッピー「一緒に笑いたかったよ……バッドエンドハッピー……」


おわり

223: 2013/02/20(水) 19:10:11.67 ID:s5qkRNrpo
【ハッピー×BEハッピー】③

BEハッピー「スマイルプリキュアってさ、ほんと使い物にならないやつらばっかだよね」

BEハッピー「わたしの元になったキュアハッピーなんてさ、頭お花畑な上にリーダーシップのかけらもないし」

BEサニー「キュアサニーなんてノリがさぶいし」

BEピース「キュアピースは泣き虫のザコキャラ」

BEマーチ「ただの食いしん坊なキュアマーチ」

BEビューティ「天然というよりもおバカと言ったほうがいいキュアビューティもね」

BEハッピー「でもさー、五人の中で一番使えないやつって言えばもちろんあいつだよね。せーの」

「「「「キュアハッピー」」」」

BEハッピー「キュアピー……え?」

224: 2013/02/20(水) 19:10:56.15 ID:s5qkRNrpo
BEサニー「ハッピーってなーんもええところないもんな」

BEピース「ピースだって一応絵っていう特技があるけど、ハッピーはなにもできないもんね。長所がまったくない」

BEマーチ「おまけにいい年して絵本が大好きなんて……」

BEビューティ「ウルトラハッピー……だっけ。とても14歳の発言するような言葉ではないわね。あらゆることにおいて幼稚すぎるわ」

BEハッピー「……」

BEサニー「なぁ、そう思うやろ?」

BEハッピー「え!? ああ、うん……そうだね」

BEハッピー(なぜか分からないけどこいつらにあいつをバカにされるとムカツク。まるであいつを元にしたわたしまでバカにされてるみたいじゃない……)

BEサニー「ほんま使えんわ~、キュアハッピー」

BEピース「あんなのがプリキュアになれるんだったら誰でもなれるっつーの」

BEハッピー「あは…あはは…」


225: 2013/02/20(水) 19:12:12.22 ID:s5qkRNrpo
・・・・・

みゆき「今日も良い天気だウルトラハッピー!」

みゆき「あっ! こんなところにきれいなお花が咲いてる。素敵だな~、こんなきれいな花を発見できるなんてウルトラハッピー!」

BEハッピー「なにがウルトラハッピーなの。アホみたいに笑って」

みゆき「!!」

BEハッピー「こんなところでなにをしてるかと思えば、のん気に花なんか見てるの?」

みゆき「あなたは……バッドエンドハッピー! どうしてここに!?」

BEハッピー「決まってるでしょ? わたしの目的はただ一つ……」

みゆき「まさか、また戦う気!?」

BEハッピー「あんたを怒りに来たの!!」

みゆき「……へ?」

BEハッピー「なんであんたってこうもダメダメなの!! 勉強できない運動できないなんにもできない!!」

BEハッピー「おまけにウルトラハッピーとかわけ分かんないこと言ってるし!! あームカツク!!」

226: 2013/02/20(水) 19:12:44.43 ID:s5qkRNrpo
みゆき「え? え??」

BEハッピー「あんた自分がどれだけバカにされてるのか分かってんの!? 役立たずのクズって言われてんだよ!!」

みゆき「だ、誰がそんなことを?」

BEハッピー「みんなだよ! みんな!!」

みゆき「みんなって……誰?」

BEハッピー「悔しくないの!? そんな好き勝手言われて!!」

みゆき「それは……たしかに、あんまり良い気分じゃないけど。でもどうしてあなたが怒ってるの? バカにされてるのはわたしなのに」

BEハッピー「はぁ!? そんなことどうでもいいでしょ!!」

BEハッピー「とにかくムカツクの!! あんたが!!」

みゆき「ええー……」

227: 2013/02/20(水) 19:13:12.11 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「とにかく、今すぐなんか特技を身に着けてよ!」

みゆき「と、特技って?」

BEハッピー「なんでもいいの、人にバカにされないものだったら!」

みゆき「そんなこと言われても……うーん。あっ、絵本クイズとかどう? 絵本のことについての問題だったら、なんだって分かるよ」

BEハッピー「そんな役に立たないクズみたいな特技はいらない」

みゆき「クズ!?」

BEハッピー「あーもう恥ずかしい。こんなやつを元にわたしが生まれただなんて……」

みゆき「な、なんだかよく分からないけどごめんね」

BEハッピー「謝るぐらいなら何か他の特技を考えてよ!」

みゆき「うーん…うーん…」

228: 2013/02/20(水) 19:14:30.76 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「チッ……ならいい、わたしが決める。勉強だよ勉強! 勉強で一番になって!」

みゆき「ええっ、勉強!?」

BEハッピー「頭がよければバカにされないもん。とにかく勉強しまくって次のテストで一位になってよ、分かった?」

みゆき「む、無理だよ~。一位なんて取ったことないし」

BEハッピー「氏に物狂いで勉強するの! ほら、今すぐ勉強! さっさと勉強!」

みゆき「今日遊びに行く予定だったのに……」

BEハッピー「いいから早く、図書館に行くよ! わたしがみっちりしごいてやる」

みゆき「ひい~!!」

229: 2013/02/20(水) 19:14:56.67 ID:s5qkRNrpo
・・・・・図書館

みゆき「うーん……分かんない」

BEハッピー「はあ!? これ中一の問題でしょ」

みゆき「だって分かんないものは分かんないし……」

BEハッピー「なんでそんなにバカなの。ほんとありえない」グリグリ

みゆき「痛い痛いあたまグリグリしないで!」

BEハッピー「見せてよ。こんな問題、わたしだったら簡単に……」

BEハッピー「簡単に……」

BEハッピー「……」

みゆき「分かんないの?」

BEハッピー「うるさい! 今考えてんだからちょっと黙っててよ!」

230: 2013/02/20(水) 19:15:24.65 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「……」

BEハッピー(分かんない……)

みゆき「あっ、ねえねえ。珍しい絵本見つけたよー」

BEハッピー「絵本なんて読んでないで勉強してよ」

みゆき「でも、分かんないし」

BEハッピー「分かんなければ分かるまで考えればいいでしょ!」

みゆき「あなたは分かった?」

BEハッピー「わたしのことはどうでもいいからさっさと勉強して!!」

こまち「こほんっ…」

みゆき・BEハッピー「!!」

こまち「あなた達、ここは図書館なんだから静かにしましょうね」

BEハッピー「うるさい、なにあんた! こっちは取り込み中なんだからあんたが黙っててよ!」

みゆき「わわっ! す、すみませんでした! 今すぐ出ていきまーす!」

BEハッピー「ちょ、ちょっと! 勉強は!?」

231: 2013/02/20(水) 19:16:20.20 ID:s5qkRNrpo
・・・・・

みゆき「はぁ……」

BEハッピー「なんで図書館から出て行くの」

みゆき「だって、あれ以上騒いだら他の人の迷惑になるでしょ?」

BEハッピー「はぁ? 他人なんてどうでもいいでしょ」

みゆき「よくないよ」

BEハッピー「どうでもいいの! とにかく今一番重要なのは、あんたに何か特技を身につけさせることなんだから」

みゆき「どうしてそこまで……」

BEハッピー「勉強がダメだなら……そうだ、運動だ」

みゆき「へ?」

BEハッピー「運動だよ運動、スポーツで一番になって!」

みゆき「ス、スポーツ? 無理だよ~……わたしそんなにスポーツ得意じゃないし」

BEハッピー「鍛えればいいでしょ。ほら、今すぐ走って」

みゆき「ええっ!?」

232: 2013/02/20(水) 19:17:04.90 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「走り始めてまだ十分しかたってないのになんでもうバテてんの!」

みゆき「ぜえ……ぜえ……」

BEハッピー「ほら気合入れて! あとニ十キロ残ってるんだから!」

みゆき「む…無理…もう無理…休ませて…」

BEハッピー「なに甘っちょろいこと言ってんの。黙って走る」

みゆき「ズルイよ~…自分は自転車乗って」

BEハッピー「わたしはあんたのトレーナーだからいいの」

みゆき「うぇ~ん……もう無理だよぉ~」

BEハッピー(やだ…この子の泣き顔かわいい。って、そんなこと言ってる場合じゃない)

BEハッピー「ほら走れ走れ! スピード落としたら自転車でひき頃すよ!」

みゆき「ひぃ~!!」

BEハッピー「……ん?」



響「はっ、はっ…」

233: 2013/02/20(水) 19:17:49.12 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「ねえ、あの前で走ってる子」

みゆき「え?」

BEハッピー「あの子のこと追い越したら走りこみは終わりでいいよ」

みゆき「本当!? …って、無理だよ~。響ちゃんには勝てないよ」

BEハッピー「いいから追い越してよ! ひき頃すよ!」

みゆき「ひぃ!!」ダダダダッ

BEハッピー「あははは! そうそう、もっと速く走りなさーい!」

響「ん?」

みゆき「うぇーん!!」ダダダダダッ

響「うわっ、はやっ!?」

BEハッピー「やった! あいつのこと抜かしたわよ!」

みゆき「うぇーん! 気合だ気合だ気合だーーー!!」ダダダダダッ

BEハッピー「ちょ、ちょっとどこまで行くの! 止まりなさいってばこらー!!」


234: 2013/02/20(水) 19:18:24.35 ID:s5qkRNrpo
・・・・・・

みゆき「はぁ……はぁ……」

みゆき「もう動けない……」

BEハッピー「なにやってんの、まだ次の特訓があるんだから」

みゆき「無理……ほんと無理……」

BEハッピー「ちっ……はぁ。ほんとダメな子」ゴクゴク

みゆき「あ…飲み物」

BEハッピー「は?」

みゆき「わたしも飲みたいなー」

BEハッピー「あっそ」ゴクゴク

みゆき「それちょっとくれない…?」

BEハッピー「うーん……やだ」

235: 2013/02/20(水) 19:18:54.32 ID:s5qkRNrpo
みゆき「ええっ!?」

BEハッピー「だってこれ、わたしのだし」

みゆき「ちょっとだけ、ちょっとでいいから! もう喉カラカラだよ~」

BEハッピー「イヤなものはイヤ」

みゆき「お願いします! なんでもするから!」

BEハッピー「ふーん……そんなに欲しいの?」

みゆき「うん!」

BEハッピー「確かにあんなに走った後だしね~、そりゃ冷たいもの飲みたいよね~」

みゆき「うんうん!」

BEハッピー「う~ん、どうしよっかなかー。あげちゃおうかなー、どうしようかなー。うーん……よしっ、決めた。この飲み物あげちゃう!」

みゆき「ほんと!? ありがとー!」

BEハッピー「はいどうぞ……上にあーげた!」

みゆき「!?」

BEハッピー「きゃはははは! ウケる、騙されてやんのー!」

236: 2013/02/20(水) 19:19:23.49 ID:s5qkRNrpo
みゆき「……」

BEハッピー「そんな欲しかったら自分で買ってくればいいでしょバーカ。 誰があんたなんかにあげるもんか」

BEハッピー「あっさり騙されるなんて、ほんとあんたってお人好しだよね。そんなんだからみんなにバカにされるんだよ」

みゆき「……」

BEハッピー「なにさっきから黙って。言いたいことがあるなら言いなよ!」

みゆき「う……」ドサッ

BEハッピー「!?」

BEハッピー「ちょ、ちょっと! なに倒れてんの!」

みゆき「み…水…」


237: 2013/02/20(水) 19:19:54.55 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「はぁ? …あ、分かった。そうやって疲れた振りしてわたしから水をもらおうとしてるんだ。誰がそんな罠にひっかかるもんか」

みゆき「……」

BEハッピー「さっさと起きなよ。あんたの演技なんてとっくに見抜いてるんだから」

みゆき「……」

BEハッピー「いつまでやってんの。いい加減にしないと頭踏んづけるよ!」

みゆき「……」

BEハッピー「聞いてんの!?」

みゆき「……」

BEハッピー「この! ほんとに踏んづけちゃうんだから」グリグリ

みゆき「……」

BEハッピー「ほらほら、悔しかったら起きなよ」

みゆき「……」

BEハッピー「ほら! ほら!」グリグリ

みゆき「……」

BEハッピー「……」

みゆき「……」

BEハッピー「ちょっと大丈夫!?」

238: 2013/02/20(水) 19:20:34.56 ID:s5qkRNrpo
みゆき「……」

BEハッピー「水! 水飲んでいいから起きて!」

みゆき「うう……」ゴクッ

BEハッピー「生きてる? ねえってば!」

みゆき「ぷはぁ……生き返った~」

BEハッピー「ほっ……。このバカ! そこまで限界ならなんで水飲まないの!」

みゆき「ええっ!? だ、だってくれないから…」

BEハッピー「もっと必氏に頼んでたらあげてたし」

みゆき「そんな~」

BEハッピー「まったく、ほんとバカなんだから」

みゆき「わたしバカじゃないもん」

BEハッピー「バカよ。バカバカバーカ」

みゆき「ひどーい! おんなじ顔なのにいじめるー!」

BEハッピー「顔が似てるからムカツクの! いつもバカみたいにヘラヘラして!」

239: 2013/02/20(水) 19:21:00.59 ID:s5qkRNrpo
みゆき「うう……はっぷっぷー」

BEハッピー「それやめてよ、恥ずかしい」

みゆき「はっぷっぷー」

BEハッピー「やめてってば」

みゆき「はっぷっぷー」

BEハッピー「やめてって言ってるでしょ!!」

みゆき「なんでこれぐらいで怒るの」

BEハッピー「バカにされるの!! あんたがバカなことするとわたしまでバカにされたようになるの!!」

みゆき「そんなこと言われても…」

BEハッピー「とにかく、あんたはわたしがバカにされないような立派な女の子になるの! 分かった!?」

みゆき「はっぷっぷー……」

BEハッピー「だからそれやめる!」

240: 2013/02/20(水) 19:21:30.18 ID:s5qkRNrpo
みゆき「……でもありがとう」

BEハッピー「は?」

みゆき「なんだかんで今日はわたしの苦手な勉強やスポーツを克服できるように付き合ってくれてるし、そう考えるとバッドエンドハッピーって優しいんだね」

BEハッピー「は、はぁ!? なに言ってんの意味分かんない!」

みゆき「だって、こんなダメダメなわたしに対しても一生懸命になってくれてるし」

BEハッピー「だ…だれがあんたのためにやってるって言ったの!? わたし自身のためって言ったでしょ!」

BEハッピー「勘違いしないでよ!」

みゆき「えへへ」

BEハッピー(な、なんなのこいつの頭……どうなってんの。なんでそんな考え方ができるのよ)

BEハッピー「つ…次の特訓行くよ! 早く立って……きゃっ!?」ドサッ

みゆき「だ、大丈夫!?」

BEハッピー「いたた……転んじゃった。もー! これも全部あんたのせいなんだからね!!」

241: 2013/02/20(水) 19:21:56.82 ID:s5qkRNrpo
みゆき「わたしなにもしてないよ」

BEハッピー「あんたが悪い! あんたが悪いの!」

みゆき「あれ? ヒザすりむいちゃってる」

BEハッピー「え?」

みゆき「大丈夫? 痛くない?」

BEハッピー「だ、大丈夫だよこれぐらい」

みゆき「バンソウコ持ってるからはってあげる」

BEハッピー「い…いらないそんなの」

みゆき「一応はらないと。はい、痛いの痛いのとんでけー」

BEハッピー「なにそれ…バカみたい。あんたってほんとさ…」

みゆき「みゆきだよ」

BEハッピー「え?」

242: 2013/02/20(水) 19:22:35.00 ID:s5qkRNrpo
みゆき「わたしの名前。あんたじゃなくてみゆきって呼んで、バッドエンドハッピー」

BEハッピー「な、なんでそんな名前呼ばなくちゃいけないの」

みゆき「だってわたし達、もう友達だし」

BEハッピー「友達? ……笑わせないでよ、誰があんたなんかと」

みゆき「友達じゃないの?」

BEハッピー「当たり前でしょ!」

みゆき「そっか……」

BEハッピー(う……そんな落ち込まなくても)

BEハッピー「ああもうウザい! 次の特訓いくよ!!」

みゆき「次の特訓って?」

BEハッピー「いでよアカンベェ!!」


243: 2013/02/20(水) 19:23:21.75 ID:s5qkRNrpo
アカンベェ「アカンベェ!!」

みゆき「ええ!?」

BEハッピー「わたしが作った特製の超強いアカンベェだよ。次の特訓はプリキュアの能力を高める訓練」

BEハッピー「こいつを倒してプリキュアとして強くなるの。そして最強のプリキュアになれば、きっと周りもバカにしなくなるはず!」

みゆき「そんなー!!」

アカンベェ「アカンベェー!」

BEハッピー「ほら、さっさと変身!」

みゆき「うう……こうなったら!」

みゆき「プリキュア、スマイルチャージ!!」

ゴーゴー!!レッツゴー!!

ハッピー「きらきら輝く未来の光! キュアハッピー!」

244: 2013/02/20(水) 19:23:48.36 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「さぁアカンベェ、やっちゃって!」

アカンベェ「……」

BEハッピー「どうしたの、命令どおりに動いてよ」

アカンベェ「……」

BEハッピー「こらどうしたの!! 動けー!!」

アカンベェ「アカンベェー!!」

BEハッピー「!?」

ハッピー「ど、どうしたの?」

BEハッピー「やば……制御きかなくなってる」

ハッピー「ええー!?」

245: 2013/02/20(水) 19:24:22.71 ID:s5qkRNrpo
アカンベェ「アカンベェー! アカンベェー!!」

ハッピー「ど、どどどうするの!?」

BEハッピー「とになくなんとかしてよ!」

ハッピー「な、なんとかしてって…」

アカンベェ「アカンベェー!!」

BEハッピー「!?」

BEハッピー(わたしの方にアカンベェの攻撃が……!?)

ハッピー「危ない!!」

ドガッ!!

ハッピー「きゃあっ!?」ドサッ

BEハッピー「なっ……どうして! なんでわたしのことかばったの!?」


246: 2013/02/20(水) 19:24:49.22 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「だって……」

BEハッピー「バカじゃないの!? 敵のわたしをかばって自分がケガしちゃってるじゃない!!」

ハッピー「敵じゃないよ」

BEハッピー「は…?」

ハッピー「だってわたし、今日一日でバッドエンドハッピーのこと好きになっちゃったから。だから敵じゃないよ」

BEハッピー「す、好き…!?」

ハッピー「今日一日、バッドエンドハッピーと一緒にいてすごく疲れたけど、すごく楽しかったもん」

ハッピー「だからバッドエンドハッピーはもう大好きな友達だよ!」

BEハッピー「だ、だだ誰があんたのことなんて!」

アカンベェ「アカンベェー!!」

247: 2013/02/20(水) 19:25:20.72 ID:s5qkRNrpo
BEハッピー「!!」

ハッピー「また来る!!」

BEハッピー「……仕方ない、同時攻撃で倒すよ!」

ハッピー「え? 同時にって…」

BEハッピー「いいからはやく!」

ハッピー「う、うん!」

ハッピー「プリキュア! ハッピーシャワー!!」

BEハッピー「バッドエンドシャワー!!」

アカンベェ「アカンベェー…!?」

ドカーン!!

ハッピー「やった…倒した!」

BEハッピー「やった! やったねみゆきー!!」

248: 2013/02/20(水) 19:25:46.38 ID:s5qkRNrpo
ハッピー「やったー!」

BEハッピー「バンザーイ! バンザーイ!」

ハッピー「バンザーイ! ていうか今名前で呼んでくれたね」

BEハッピー「え? ……はっ!?」

ハッピー「えへへ、もう一回呼んで~」

BEハッピー「な…よ、呼んでなんかない!!」

みゆき「ほら、変身解いたからもう一回」

BEハッピー「うるさい! しつこい!」

みゆき「ねぇ~、もう一回呼んでよ~」

BEハッピー「だからうるさいって言ってんでしょ!!」

みゆき「あっ、またケガしてる」

BEハッピー「え…」

みゆき「ほら、さっきの戦いで。大丈夫? 痛くない?」

BEハッピー「痛くないっての!!」

みゆき「痛いの痛いのとんでけ~」

BEハッピー「やめてよこのバカ!!」

みゆき「えへへ」

249: 2013/02/20(水) 19:26:21.78 ID:s5qkRNrpo
・・・・・


BEハッピー「というわけで、キュアハッピーっていうのは勉強できない運動神経ゼロのダメダメな子だけど、わたしが一緒にいるおかげでなんとか一人前になったってわけ」

BEハッピー「あの子一人じゃどうしようもないからこれからも一緒にいてあげるけど、ほんとダメダメすぎるよね」

BEハッピー「確かに優しかったり思いやりがあったり泣き顔が可愛かったり笑顔も可愛かったり多少はいいところもあるけど、それを差し引いてもやっぱりダメダメ」

BEハッピー「わたしみたいな子が側にいないとね」

BEハッピー「まぁこれからは、二人で一人のプリキュアっていうの? そういう感じでやっていこうと思うんだよね」

BEハッピー「つまりはわたしがいることでキュアハッピーもまともになって…」

BEピース「……」

BEマーチ「……」

BEビューティ「これは……」

BEサニー「完全に懐柔されてるやん」


おわり

252: 2013/02/20(水) 19:46:44.92 ID:Ms6heNRLo
うまく話が膨らんでると思う
乙でした

253: 2013/02/20(水) 20:21:46.37 ID:YFntLKApo
どれもテイストが違って面白かった
BEハッピー可愛い


どうでもいいけど、バッドエンドハッピーをBEハッピーと略してそのまま読むと「幸せであれ」って意味になってなんか深いなあと思った

引用: 安価で指定されたカプで短編プリキュア百合SSを書く