1: 2014/11/02(日) 19:07:03 ID:MgQUUJ.6
???「権現坂クン、デュエルしようよ」
権現坂「藪から棒だな。誰か知らんが挑まれたデュエルは受けて立つ!」
権現坂「闘いの殿堂に集いしデュエリスト達が! 」
???「モンスターと共に地を蹴り、宙を舞い! 」
権現坂「フィールド内を駆け巡る!見よ、」
???「これぞ、」
二人「デュエルの最強進化形!アクショ~ン、デュエル! 」
権現坂「先行は貰うぞ」
???「どうぞご自由に」
権現坂「ならば、己れのターン!! 」
???「……頃してやる…… 」ぼそ…
権現坂「藪から棒だな。誰か知らんが挑まれたデュエルは受けて立つ!」
権現坂「闘いの殿堂に集いしデュエリスト達が! 」
???「モンスターと共に地を蹴り、宙を舞い! 」
権現坂「フィールド内を駆け巡る!見よ、」
???「これぞ、」
二人「デュエルの最強進化形!アクショ~ン、デュエル! 」
権現坂「先行は貰うぞ」
???「どうぞご自由に」
権現坂「ならば、己れのターン!! 」
???「……頃してやる…… 」ぼそ…
2: 2014/11/02(日) 19:32:57 ID:MgQUUJ.6
権現坂( !?なんだ此奴!?突然尋常ならざる殺気を…… )
???「どうかしましたか? 」ニコ
権現坂「い、いや…なんでもない」
権現坂( 気のせいか?まあいい。遊矢を待たせておるし、早目に終わらせるか… )
権現坂「行くぞ!己れは手札から、『超重武者カゲボウ-C』を召喚!そして効果を発動!このモンスターをリリースすることで、手札から『超重武者』1体を特殊召喚する!
己れはレベル8の『超重武者ビッグベン-K』を特殊召喚!
更に、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しないとき、このカードを特殊召喚できる。現れよチューナーモンスター『超重武者ホラガ-E』! 」
???「お、早速か…… 」
権現坂「己れはレベル8の『ビッグベン-K』に、レベル2の『ホラガ-E』をチューニング!
荒ぶる神よ 千の刃の咆哮とともに
砂塵渦巻く戦場に現れよ!
シンクロ召喚!いざ出陣、レベル10!
『超重荒神スサノ-O』!! 」
???「おー 」
権現坂「これぞ己れの切り札!
己れはこれでターンエンド!さあ貴様のターンだ」
???「どうかしましたか? 」ニコ
権現坂「い、いや…なんでもない」
権現坂( 気のせいか?まあいい。遊矢を待たせておるし、早目に終わらせるか… )
権現坂「行くぞ!己れは手札から、『超重武者カゲボウ-C』を召喚!そして効果を発動!このモンスターをリリースすることで、手札から『超重武者』1体を特殊召喚する!
己れはレベル8の『超重武者ビッグベン-K』を特殊召喚!
更に、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しないとき、このカードを特殊召喚できる。現れよチューナーモンスター『超重武者ホラガ-E』! 」
???「お、早速か…… 」
権現坂「己れはレベル8の『ビッグベン-K』に、レベル2の『ホラガ-E』をチューニング!
荒ぶる神よ 千の刃の咆哮とともに
砂塵渦巻く戦場に現れよ!
シンクロ召喚!いざ出陣、レベル10!
『超重荒神スサノ-O』!! 」
???「おー 」
権現坂「これぞ己れの切り札!
己れはこれでターンエンド!さあ貴様のターンだ」
3: 2014/11/02(日) 19:41:28 ID:MgQUUJ.6
???「では、」
権現坂「そういえば、まだ名前を聞いていなかったな。この辺りでは見ない顔だが…… 」
???「オレ?オレの名は…… 」ニヤ…
権現坂「ッ…!? 」ゾクッ
「オレはタナトス。俗に言う氏神だ」
権現坂「なに、氏神だと……? 」
タナトス「ククッ…オレのターン、ドロー。そして…… 」
権現坂「 ? 」
タナトス「ファイナルターン!!!! 」
権現坂「な、なんだ!? 」
権現坂「そういえば、まだ名前を聞いていなかったな。この辺りでは見ない顔だが…… 」
???「オレ?オレの名は…… 」ニヤ…
権現坂「ッ…!? 」ゾクッ
「オレはタナトス。俗に言う氏神だ」
権現坂「なに、氏神だと……? 」
タナトス「ククッ…オレのターン、ドロー。そして…… 」
権現坂「 ? 」
タナトス「ファイナルターン!!!! 」
権現坂「な、なんだ!? 」
4: 2014/11/02(日) 19:54:36 ID:MgQUUJ.6
タナトス「先ずはフィールドを飾ろうか。
オレの墓地にモンスターが存在しないとき、このカードは手札から特殊召喚できる。
舞い降りよ、嵐纏う聖天使!
『ガーディアン・エアトス』! 」
権現坂「ぬ!なんだこの風は!?まるで刃物…!」
タナトス「更にオレは手札から、
装備魔法『女神の聖剣-エアトス』
を、『ガーディアン・エアトス』に装備! 」
権現坂「な、なんと美しい刀だ…… 」
タナトス「ああ、その意見にゃ同感だ。
オレは『ガーディアン・エアトス』の効果を発動!『エアトス』に装備されている装備魔法1枚を墓地に送り、相手の墓地からモンスター3体までを除外する!」
権現坂「己れの墓地からモンスターを除外だと!?」
オレの墓地にモンスターが存在しないとき、このカードは手札から特殊召喚できる。
舞い降りよ、嵐纏う聖天使!
『ガーディアン・エアトス』! 」
権現坂「ぬ!なんだこの風は!?まるで刃物…!」
タナトス「更にオレは手札から、
装備魔法『女神の聖剣-エアトス』
を、『ガーディアン・エアトス』に装備! 」
権現坂「な、なんと美しい刀だ…… 」
タナトス「ああ、その意見にゃ同感だ。
オレは『ガーディアン・エアトス』の効果を発動!『エアトス』に装備されている装備魔法1枚を墓地に送り、相手の墓地からモンスター3体までを除外する!」
権現坂「己れの墓地からモンスターを除外だと!?」
6: 2014/11/02(日) 20:10:06 ID:MgQUUJ.6
タナトス「オレはお前の墓地から、『カゲボウ-C』『ホラガ-E』そして『ビッグベン-K』を除外!
『エアトス』の攻撃力はターン終了時まで、この効果で除外したモンスター1体につき500ポイントアップする!」
権現坂「攻撃力4000!スサノ-Oの守備力を上回ったか!」
(だが、己れの手札には『超重武者装留ファイヤー・アーマー』がある。このターンを凌ぎ、次のターンで……!)
タナトス「お前に次のターンなぞ無い。ついでに『明日』もな…… 」
権現坂「なにぃ…どういう意味だ! 」
タナトス「言ったろう。オレは、『氏神』だ……」
タナトス「『女神の聖剣-エアトス』の効果。このカードがフィールドから墓地に送られたとき、自分フィールドの『ガーディアン・エアトス』1体を選択し、その攻撃力を相手の除外カード1枚につき500アップさせる」
権現坂「な、ということは…… 」
ガーディアン・エアトス
ATK5500
権現坂「攻撃力5500だと!? 」
タナトス「まだだ。お前の地獄はここからだ」
『エアトス』の攻撃力はターン終了時まで、この効果で除外したモンスター1体につき500ポイントアップする!」
権現坂「攻撃力4000!スサノ-Oの守備力を上回ったか!」
(だが、己れの手札には『超重武者装留ファイヤー・アーマー』がある。このターンを凌ぎ、次のターンで……!)
タナトス「お前に次のターンなぞ無い。ついでに『明日』もな…… 」
権現坂「なにぃ…どういう意味だ! 」
タナトス「言ったろう。オレは、『氏神』だ……」
タナトス「『女神の聖剣-エアトス』の効果。このカードがフィールドから墓地に送られたとき、自分フィールドの『ガーディアン・エアトス』1体を選択し、その攻撃力を相手の除外カード1枚につき500アップさせる」
権現坂「な、ということは…… 」
ガーディアン・エアトス
ATK5500
権現坂「攻撃力5500だと!? 」
タナトス「まだだ。お前の地獄はここからだ」
8: 2014/11/02(日) 20:22:53 ID:MgQUUJ.6
あと今更ですが、このデュエルはOCGルールで行っています。なので、初期ライフはお互い8000デス。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
タナトス「オレは手札から、
『ギミックパペット-氏の木馬』
を通常召喚」
権現坂「ヌゥ…なんとおぞましいモンスターだ… 」
タナトス「だからお前が一人のときを狙ったんだよ。
オレは『氏の木馬』の効果を発動。このモンスターは1ターンに1度、場の『ギミックパペット』1体を破壊できる」
権現坂「今フィールドの『ギミックパペット』はその1体のみ…… 」
タナトス「その通り。スマンな」
氏の木馬「コレガ ボクノ ヤクメ. キニシナイデ」
権現坂「!?なんと、モンスターが喋った!? 」
タナトス「『氏の木馬』、自爆」
アヒャヒャヒャヒャ……ドカーン……
9: 2014/11/02(日) 20:39:06 ID:MgQUUJ.6
タナトス「『氏の木馬』が効果破壊されたとき、手札から『ギミックパペット』モンスターを2体まで特殊召喚できる…… 」
権現坂「ぬ……! 」
タナトス「…が、生憎今オレの手札には、他の『ギミックパペット』は1枚も無い」
権現坂「ならば何故破壊を…… 」
タナトス「『ギミックパペット』は無いが。
このモンスターは、自分のモンスターが効果破壊された場合にのみ、手札から特殊召喚できる」
「冷たき鋼鉄の皇帝よ
浅ましき行い続ける愚か者に
滅びという名の裁きを下せ!! 」
タナトス「起動せよ!『機皇帝グランエル∞』!!」
権現坂「な、なんだこのモンスターは!!? 」
タナトス「権現坂昇。お前が無自覚の内に与えた絶望を、このオレが倍にして還してやる! 」
「さあ、覚悟しろ! 『氏』を!!」
10: 2014/11/02(日) 20:52:45 ID:MgQUUJ.6
タナトス「『グランエル∞』の効果発動!1ターンに1度、相手フィールドのシンクロモンスター1体を『機皇帝』の装備カードとして吸収する! 」
権現坂「シンクロモンスターを吸収だと!?させん!己れは墓地から…ハッ! 」
タナトス「ククッ、そういうことだ。
お前の場のスサノ-Oを『グランエル∞』の装備カードに。グランエルの攻撃力は吸収したシンクロモンスターの攻撃力分アップする。
あぁそれと言い忘れていたが、グランエルはオレのライフの半分の数値を自身の攻撃力とする。オレのライフは8000。その半分の4000に吸収したスサノ-Oの攻撃力を加えると……」
権現坂「攻撃力…6400、だと…… 」
タナトス「イイカオだ。だが、まだまだ。
オレは『グランエル∞』のもう一つの効果を発動。吸収したシンクロモンスターを、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。
我がフィールドに鎮座せよ、鋼の荒神よ」
権現坂「ば、バカな…己れのスサノ-Oが、相手のフィールドに…… 」
タナトス「これが、お前がやったことだ。お前が、与えた絶望だ」
権現坂「シンクロモンスターを吸収だと!?させん!己れは墓地から…ハッ! 」
タナトス「ククッ、そういうことだ。
お前の場のスサノ-Oを『グランエル∞』の装備カードに。グランエルの攻撃力は吸収したシンクロモンスターの攻撃力分アップする。
あぁそれと言い忘れていたが、グランエルはオレのライフの半分の数値を自身の攻撃力とする。オレのライフは8000。その半分の4000に吸収したスサノ-Oの攻撃力を加えると……」
権現坂「攻撃力…6400、だと…… 」
タナトス「イイカオだ。だが、まだまだ。
オレは『グランエル∞』のもう一つの効果を発動。吸収したシンクロモンスターを、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。
我がフィールドに鎮座せよ、鋼の荒神よ」
権現坂「ば、バカな…己れのスサノ-Oが、相手のフィールドに…… 」
タナトス「これが、お前がやったことだ。お前が、与えた絶望だ」
12: 2014/11/02(日) 21:33:46 ID:MgQUUJ.6
権現坂「さっきから一体何の話だ!?己れは、」
タナトス「皆目見当もつかん、か?だろうな。本人ですら気づいてないのだから。
だからこそ、『オレたち』が代行している。お前への、復讐を」
権現坂「な…なんなのだ、貴様は……? 」
タナトス「……さあ、ショータイムだ」
タナトス「先ずはグランエルの力で、お前の動きを拘束させてもらおう。射て」
「グラウンド・スローター・キャノン!」
権現坂「ぐ、ぐあぁぁぁぁ!?なんだ、体が重い…!? 」
タナトス「加重力子砲だ。お前の体重は、今普段の20倍になっている。自身の体重と同じ重さの重りを20個付けるよりもキクだろう?」
権現坂「ぐ…が…! 」
タナトス「呼吸も苦しかろう。
だが、お前が『彼女』に与えた絶望と苦しみは、まだまだこんなものではないぞ」
タナトス「次だ。今度は、信じた者に命を奪われる痛みを味わえ。
スサノ-Oで、ダイレクトアタック!」
「クサナギソード・斬!! 」
タナトス「皆目見当もつかん、か?だろうな。本人ですら気づいてないのだから。
だからこそ、『オレたち』が代行している。お前への、復讐を」
権現坂「な…なんなのだ、貴様は……? 」
タナトス「……さあ、ショータイムだ」
タナトス「先ずはグランエルの力で、お前の動きを拘束させてもらおう。射て」
「グラウンド・スローター・キャノン!」
権現坂「ぐ、ぐあぁぁぁぁ!?なんだ、体が重い…!? 」
タナトス「加重力子砲だ。お前の体重は、今普段の20倍になっている。自身の体重と同じ重さの重りを20個付けるよりもキクだろう?」
権現坂「ぐ…が…! 」
タナトス「呼吸も苦しかろう。
だが、お前が『彼女』に与えた絶望と苦しみは、まだまだこんなものではないぞ」
タナトス「次だ。今度は、信じた者に命を奪われる痛みを味わえ。
スサノ-Oで、ダイレクトアタック!」
「クサナギソード・斬!! 」
13: 2014/11/02(日) 21:35:28 ID:MgQUUJ.6
映画観ながらだからスピード落ちてます。暫くゴメン。
18: 2014/11/02(日) 23:11:09 ID:MgQUUJ.6
権現坂「止せ、止めろ…ガァァァァァァァ!! 」
タナトス「斬!斬!斬!斬!斬!斬ァァン!
ハハハハハ!どうだ?友に斬り刻まれ、四肢を薙ぎ落とされる痛みは!?挙句芋虫の様に地に伏し蠢く屈辱は!!?
だがまだだ。まだ壊れるには早いぞ」
権現坂「な…何故だ…何故、こんなことを…己れが一体、何をしたと言うのだ…!! 」
タナトス「答える必要は無い。答える意味も無い。
何故なら、お前は完全に消えるからだ」
権現坂「どu」
タナトス「同じことを言わせるな、痴れ者が」
タナトス「次で止めだ」
タナトス「斬!斬!斬!斬!斬!斬ァァン!
ハハハハハ!どうだ?友に斬り刻まれ、四肢を薙ぎ落とされる痛みは!?挙句芋虫の様に地に伏し蠢く屈辱は!!?
だがまだだ。まだ壊れるには早いぞ」
権現坂「な…何故だ…何故、こんなことを…己れが一体、何をしたと言うのだ…!! 」
タナトス「答える必要は無い。答える意味も無い。
何故なら、お前は完全に消えるからだ」
権現坂「どu」
タナトス「同じことを言わせるな、痴れ者が」
タナトス「次で止めだ」
19: 2014/11/03(月) 00:22:56 ID:DQhRq8No
タナトス「エアトスでダイレクトアタック。
数多の怨念をその身に受け、後悔しながら消えるがいい。その魂ごとな! 」
権現坂「あ…く……?! 」
ザザッ…ザッ…
権現坂「エアトスの姿がブレて…お前は…?」
エアトス?「…彼は誰にも、渡さない… 」
権現坂「何故だ……ゆ……ず… 」
次の瞬間、無数の鎌鼬が権現坂を斬り刻み、その肉体と魂は、塵となって消えた……
「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!? 」ガバッ
数多の怨念をその身に受け、後悔しながら消えるがいい。その魂ごとな! 」
権現坂「あ…く……?! 」
ザザッ…ザッ…
権現坂「エアトスの姿がブレて…お前は…?」
エアトス?「…彼は誰にも、渡さない… 」
権現坂「何故だ……ゆ……ず… 」
次の瞬間、無数の鎌鼬が権現坂を斬り刻み、その肉体と魂は、塵となって消えた……
「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!? 」ガバッ
20: 2014/11/03(月) 00:37:13 ID:DQhRq8No
権現坂「うっ…はあ…はあ…はあ…夢、か…… 」
権現坂「な…なんというバカげた夢だ。この漢・権現坂。デュエリストとの因縁はあれど、誰かに怨まれる覚えなど無い。まして柚子になど、ありえんにもほどがある」
ダダダダダッバーン!
権現坂父「どうした昇!出入りか!? 」
権現坂「おお、親父殿。いやすまん。些かおかしな夢を見てな」
権現坂父「なに、夢じゃと? 」
権現坂「ふっ。舞網チャンピオンシップを前に、どうやら少し緊張しているようだ。まだまだ修行が足らんな」
権現坂父「うむ!夢の中でも不動を貫いてこそ、我が権現坂道場の跡取り。じゃが、大一番の戦を前に緊張するのも、これもまた致し方無し。
気を落ち着けるため、出陣の前に座禅を組んでおくがよい」
権現坂「ああ、そうだな。そうしよう」
権現坂「な…なんというバカげた夢だ。この漢・権現坂。デュエリストとの因縁はあれど、誰かに怨まれる覚えなど無い。まして柚子になど、ありえんにもほどがある」
ダダダダダッバーン!
権現坂父「どうした昇!出入りか!? 」
権現坂「おお、親父殿。いやすまん。些かおかしな夢を見てな」
権現坂父「なに、夢じゃと? 」
権現坂「ふっ。舞網チャンピオンシップを前に、どうやら少し緊張しているようだ。まだまだ修行が足らんな」
権現坂父「うむ!夢の中でも不動を貫いてこそ、我が権現坂道場の跡取り。じゃが、大一番の戦を前に緊張するのも、これもまた致し方無し。
気を落ち着けるため、出陣の前に座禅を組んでおくがよい」
権現坂「ああ、そうだな。そうしよう」
21: 2014/11/03(月) 00:48:54 ID:DQhRq8No
舞網チャンピオンシップ会場
暗黒寺「ほらほら、早く行ってやんねぇと、大事な親友がどうなるか…… 」
権現坂「ぬぅ~、暗黒寺ゲン!なんと卑劣な手を!」
柚子「権現坂!! 」
権現坂「 !! 」ビクッ
柚子「遊矢なら大丈夫!もう昔の遊矢じゃないの!信じて!!聞いてる!? 」
権現坂「う、あ…ああ!聞いているとも! 」
権現坂(く!今朝の夢がまだ尾を引いているのか?柚子の顔を見た途端、悪夢の恐怖が……ええい!)
権現坂「所詮は夢!夢だ!もう忘れろ! 」
暗黒寺「はあ?いきなりなんだってんだ。夢がどうしたって? 」
権現坂「なんでも無い!デュエルを続けようぞ! 」
暗黒寺「叩き潰してやるぜ!」
権現坂「不動のデュエルを舐めるなぁ!! 」
暗黒寺「ほらほら、早く行ってやんねぇと、大事な親友がどうなるか…… 」
権現坂「ぬぅ~、暗黒寺ゲン!なんと卑劣な手を!」
柚子「権現坂!! 」
権現坂「 !! 」ビクッ
柚子「遊矢なら大丈夫!もう昔の遊矢じゃないの!信じて!!聞いてる!? 」
権現坂「う、あ…ああ!聞いているとも! 」
権現坂(く!今朝の夢がまだ尾を引いているのか?柚子の顔を見た途端、悪夢の恐怖が……ええい!)
権現坂「所詮は夢!夢だ!もう忘れろ! 」
暗黒寺「はあ?いきなりなんだってんだ。夢がどうしたって? 」
権現坂「なんでも無い!デュエルを続けようぞ! 」
暗黒寺「叩き潰してやるぜ!」
権現坂「不動のデュエルを舐めるなぁ!! 」
22: 2014/11/03(月) 00:58:15 ID:DQhRq8No
その後、タスキを取り戻した遊矢も駆けつけ、権現坂は無事に勝利した。
しかし、柚子に対する恐怖心はいくら拭っても暫くの間消えず、無意識に柚子の顔色を伺う日々を送ったという。
権現坂「我が不動の心をこうも乱すとは…あの夢は、なんだったのだ……? 」
「…ス……ンス…バンス! 」
「アバンス!目を覚まして! 」
しかし、柚子に対する恐怖心はいくら拭っても暫くの間消えず、無意識に柚子の顔色を伺う日々を送ったという。
権現坂「我が不動の心をこうも乱すとは…あの夢は、なんだったのだ……? 」
「…ス……ンス…バンス! 」
「アバンス!目を覚まして! 」
23: 2014/11/03(月) 01:12:34 ID:DQhRq8No
「アバンス!!! 」
アバンス「エミ、リア…オレは… 」
エミリア「っ!アバンス!良かったー!」ガバァ
アバンス「うおっと!?エ、エミリア、どうした…」
エミリア「どうしたじゃないわよ!油断したシュリットを庇って敵の焔を受けて、2日も目を覚まさなかったのよ!?傷は直したのに、全然起きないから、あたし……!」
アバンス「わ、悪かった。心配かけたな。もう大丈夫だから、泣くな、な? 」
エミリア「謝るくらいなら心配させないで!大体あなたってひとは!」
ヒータ「そのくらいにしてあげたら?一応怪我人なんだしさ」
アバンス「エミ、リア…オレは… 」
エミリア「っ!アバンス!良かったー!」ガバァ
アバンス「うおっと!?エ、エミリア、どうした…」
エミリア「どうしたじゃないわよ!油断したシュリットを庇って敵の焔を受けて、2日も目を覚まさなかったのよ!?傷は直したのに、全然起きないから、あたし……!」
アバンス「わ、悪かった。心配かけたな。もう大丈夫だから、泣くな、な? 」
エミリア「謝るくらいなら心配させないで!大体あなたってひとは!」
ヒータ「そのくらいにしてあげたら?一応怪我人なんだしさ」
24: 2014/11/03(月) 01:27:42 ID:DQhRq8No
アバンス「!ヒータ… 」
エミリア「ヒータ、でも! 」
ライナ「まあまあエミリア、アバンスも反省してるみたいだし、許してあげて、ね?」
アウス「それに、今は痴話喧嘩してる場合じゃないと思うんだけど?」
エミリア「っ!うぅ~…分かったわよ… 」
エリア「わたしもいる… 」
アバンス「エリア…… 」
ヒータ「エリアとエミリアに感謝しなよ?二人ともアンタのこと付きっ切りで看てくれてたんだから」
エリア「ヒータも、寝てない… 」
ヒータ「アタシはホラ、炎使いだし?一刻も早くアレの対策考えないと」
アバンス「そうだ、あの焔の魔獣は?いやそれより、シュリットは…? 」
エミリア「あなたのお陰で無事よ。今はエグザとウィンと出てる」
アバンス「そうか…… 」
エミリア「ヒータ、でも! 」
ライナ「まあまあエミリア、アバンスも反省してるみたいだし、許してあげて、ね?」
アウス「それに、今は痴話喧嘩してる場合じゃないと思うんだけど?」
エミリア「っ!うぅ~…分かったわよ… 」
エリア「わたしもいる… 」
アバンス「エリア…… 」
ヒータ「エリアとエミリアに感謝しなよ?二人ともアンタのこと付きっ切りで看てくれてたんだから」
エリア「ヒータも、寝てない… 」
ヒータ「アタシはホラ、炎使いだし?一刻も早くアレの対策考えないと」
アバンス「そうだ、あの焔の魔獣は?いやそれより、シュリットは…? 」
エミリア「あなたのお陰で無事よ。今はエグザとウィンと出てる」
アバンス「そうか…… 」
26: 2014/11/03(月) 01:44:32 ID:DQhRq8No
アバンス「…ナチュルの森は、全滅か…… 」
アウス「いや、森自体は確かに火の海だけど、住民は他所に避難しているよ。牙王様も傷ついてはいるけど無事さ」
アバンス「そうか……ヒータ、」
ヒータ「あ~ちょい待ち。先にアタシに質問させて。
アバンス、アンタ寝てる間、夢、見てなかった?」
アバンス「あ?ああ、確かに見た。奇妙な夢だ」
ヒータ「どんな? 」
アバンス「知らない場所で、知らない男とデュエルをしていた。いや、オレが自分の意思で、ではなく何かに衝き動かされるように。何かドス黒いモノに体を乗っ取られている感覚があった」
ヒータ「やっぱりね…… 」
アバンス「どういうことだ?あの焔の魔獣と関係があるのか? 」
ヒータ「アレは『インフェルノイド』。ソピアに滅ぼされた、旧世界の遺物だよ」
アウス「いや、森自体は確かに火の海だけど、住民は他所に避難しているよ。牙王様も傷ついてはいるけど無事さ」
アバンス「そうか……ヒータ、」
ヒータ「あ~ちょい待ち。先にアタシに質問させて。
アバンス、アンタ寝てる間、夢、見てなかった?」
アバンス「あ?ああ、確かに見た。奇妙な夢だ」
ヒータ「どんな? 」
アバンス「知らない場所で、知らない男とデュエルをしていた。いや、オレが自分の意思で、ではなく何かに衝き動かされるように。何かドス黒いモノに体を乗っ取られている感覚があった」
ヒータ「やっぱりね…… 」
アバンス「どういうことだ?あの焔の魔獣と関係があるのか? 」
ヒータ「アレは『インフェルノイド』。ソピアに滅ぼされた、旧世界の遺物だよ」
27: 2014/11/03(月) 02:05:43 ID:DQhRq8No
アバンス「ソピアだと?バカな、ヤツの『世界のリセット』を生き抜いたのは、オレたちの世界が初めてだったはず… 」
ヒータ「ソピアは直接の関係は無いよ。アレは、旧世界をソピアがリセットする以前の大戦で、この星の核近くに封印された存在だから」
アバンス「ソピアがリセットするのは、惑星の表面的な生態系のみ。地下にまでは影響が及ばなかったというわけか」
ダルク「お前に夢を見せたのは、インフェルノイドが孕んでいた『怨念』だ」
アバンス「ダルク…怨念だと?そう言えば、夢の中でもそんなことを… 」
ライナ「おかえりダルク。どうだった? 」
ダルク「劣勢には変わらんが、少しずつ巻き返し始めてる。シャドールどもと同じで、余り永くは持たないらしい」
アウス「クリフォートの方は? 」
ダルク「一部、シャドールと合体して強化されたりもしたが、却ってエネルギー効率が落ちたようだ。持久戦になるが、倒せない相手じゃない。ヴェルズやソピアと違ってな」
ヒータ「ソピアは直接の関係は無いよ。アレは、旧世界をソピアがリセットする以前の大戦で、この星の核近くに封印された存在だから」
アバンス「ソピアがリセットするのは、惑星の表面的な生態系のみ。地下にまでは影響が及ばなかったというわけか」
ダルク「お前に夢を見せたのは、インフェルノイドが孕んでいた『怨念』だ」
アバンス「ダルク…怨念だと?そう言えば、夢の中でもそんなことを… 」
ライナ「おかえりダルク。どうだった? 」
ダルク「劣勢には変わらんが、少しずつ巻き返し始めてる。シャドールどもと同じで、余り永くは持たないらしい」
アウス「クリフォートの方は? 」
ダルク「一部、シャドールと合体して強化されたりもしたが、却ってエネルギー効率が落ちたようだ。持久戦になるが、倒せない相手じゃない。ヴェルズやソピアと違ってな」
28: 2014/11/03(月) 02:25:25 ID:DQhRq8No
ダルク「何より、シュリットがかなり善戦している」
エミリア「シュリットが? 」
ダルク「組んだチームが良かった、というのもあるだろうが、何よりアバンスのことがよほど堪えたらしい。エグザに叱られながらだが、もう同じことは繰り返すまいと頑張っているよ」
エミリア「そっか…」
アバンス「ダルク… 」
ダルク「ああ、『怨念』だな。
この惑星のコアが、あちこちの異世界と繋がっている、というのは知ってるよな? 」
アバンス「ああ、誰よりな。
オレとエミリアで完成させた『影霊衣』も、その力を借りている」
ダルク「ヤツら『インフェルノイド』は、数千年の永い間、惑星のコア近くに封印されていた。コアから漏れ出る力に、永年触れ続けていたことになる」
アバンス「牙王様は、その力で進化したと… 」
エミリア「シュリットが? 」
ダルク「組んだチームが良かった、というのもあるだろうが、何よりアバンスのことがよほど堪えたらしい。エグザに叱られながらだが、もう同じことは繰り返すまいと頑張っているよ」
エミリア「そっか…」
アバンス「ダルク… 」
ダルク「ああ、『怨念』だな。
この惑星のコアが、あちこちの異世界と繋がっている、というのは知ってるよな? 」
アバンス「ああ、誰よりな。
オレとエミリアで完成させた『影霊衣』も、その力を借りている」
ダルク「ヤツら『インフェルノイド』は、数千年の永い間、惑星のコア近くに封印されていた。コアから漏れ出る力に、永年触れ続けていたことになる」
アバンス「牙王様は、その力で進化したと… 」
29: 2014/11/03(月) 02:50:31 ID:DQhRq8No
ダルク「神星樹からは、進化を促す力が湧き出ている。だが、そもそもあそこは聖域だ。悪しき者の踏地は守護者たる牙王様が許さない」
ライナ「邪悪な者にも力を与えてくれるということ?」
ダルク「現にシャドールがそうだった。
牙王様曰く、惑星のコアからもたらされる力とは、『想いの力』らしい。異世界に住む者の強い想い。次元を超えて伝わる想いと、触れた者の同じくらい強い想いが共振し合い、力を爆発的に増大させる」
ダルク「インフェルノイドは封印されている間、異世界から来る『負の想念』を取り込み続けた。
怒り、悲しみ、妬みや憎しみ、そして絶望。負の想念というものは、数え挙げればキリが無い。ヤツらはそれら全てを取り込み、力としている」
ダルク「アバンス、お前なら、もう解ってるよな?お前が見た夢がなんなのか。なぜ、お前だけがヤツらの力に共鳴してしまったのか」
アバンス「過去の、過ち…… 」
ダルク「お前の抱える『心の闇』が、異世界の、ある特定の怨念を強く惹きつけたんだ。
そして同時に、その怨念に込められた悲痛な願いが、お前自身の願いと結びついた」
ライナ「邪悪な者にも力を与えてくれるということ?」
ダルク「現にシャドールがそうだった。
牙王様曰く、惑星のコアからもたらされる力とは、『想いの力』らしい。異世界に住む者の強い想い。次元を超えて伝わる想いと、触れた者の同じくらい強い想いが共振し合い、力を爆発的に増大させる」
ダルク「インフェルノイドは封印されている間、異世界から来る『負の想念』を取り込み続けた。
怒り、悲しみ、妬みや憎しみ、そして絶望。負の想念というものは、数え挙げればキリが無い。ヤツらはそれら全てを取り込み、力としている」
ダルク「アバンス、お前なら、もう解ってるよな?お前が見た夢がなんなのか。なぜ、お前だけがヤツらの力に共鳴してしまったのか」
アバンス「過去の、過ち…… 」
ダルク「お前の抱える『心の闇』が、異世界の、ある特定の怨念を強く惹きつけたんだ。
そして同時に、その怨念に込められた悲痛な願いが、お前自身の願いと結びついた」
30: 2014/11/03(月) 03:06:33 ID:DQhRq8No
アバンス「理屈は解った。だが、オレが常日頃想っていることと夢の内容とは、あまりにもかけ離れていたぞ。それは何故だ?」
ダルク「インフェルノイドは永くは持たない。ヤツら、相当雑に組まれてる。そのせいだろう」
アバンス「半端に伝わり、歪みもあったということか」
ダルク「多人数分が過ぎてごちゃ混ぜにもなってただろうしな。
なんにせよ、後遺症も無いみたいだし、安心したよ。
アンタにもしものことがあったら、エミリアが暴走するからな。そうなったら今度こそこの世界は終わりだ」
エミリア「ちょっと、人を化け物扱いしないでくれる?いくらなんでも、アンタら六賢者が束になればあたしくらい止められるでしょ」
ライナ「止める止めない以前に暴走するのは確定なんだ……」
ヒータ「愛されてるねぇ、このこの~」
ダルク「インフェルノイドは永くは持たない。ヤツら、相当雑に組まれてる。そのせいだろう」
アバンス「半端に伝わり、歪みもあったということか」
ダルク「多人数分が過ぎてごちゃ混ぜにもなってただろうしな。
なんにせよ、後遺症も無いみたいだし、安心したよ。
アンタにもしものことがあったら、エミリアが暴走するからな。そうなったら今度こそこの世界は終わりだ」
エミリア「ちょっと、人を化け物扱いしないでくれる?いくらなんでも、アンタら六賢者が束になればあたしくらい止められるでしょ」
ライナ「止める止めない以前に暴走するのは確定なんだ……」
ヒータ「愛されてるねぇ、このこの~」
31: 2014/11/03(月) 03:28:48 ID:DQhRq8No
アバンス「と、とにかく!要はヤツらの力に直接触れなければいいんだな?」
ダルク「アンタの魔法抵抗力なら、次からは平気だろうけどな。それに、夢が歪んだ原因、もう一つある」
アバンス「『影霊衣』か」
ダルク「ああ。アンタを護ったっていうより、素体の特性として弾いたんだろう。
あの時のは『ユニコール』だろ?今度はもっと強いのを纏えば、浴びても影響は出ないハズだ。向こうも段々弱まって来てるしな」
エリア「ダルクの言うとおり…焔、小さくなってってる… 」
ダルク「眠そうだなエリア。エミリアと留守番してて良いぞ。アバンスも復活したし、後でどうしたって回復役は必要だから」
エリア「うん…そうする…みんな、頑張って」
アウス「クリフォートは、僕とヒータで止めるよ」
ダルク「オレとライナでシャドール片付けるから、アバンスは」
アバンス「分かってる。未熟な息子の指導、いつまでもエグザに預けていては父親失格だ」
アバンス&ダルク「行くぞ!」
エミリア「行ってらっしゃい。今度は気をつけてよ」
アバンス「ああ。行ってくる」
ダルク「アンタの魔法抵抗力なら、次からは平気だろうけどな。それに、夢が歪んだ原因、もう一つある」
アバンス「『影霊衣』か」
ダルク「ああ。アンタを護ったっていうより、素体の特性として弾いたんだろう。
あの時のは『ユニコール』だろ?今度はもっと強いのを纏えば、浴びても影響は出ないハズだ。向こうも段々弱まって来てるしな」
エリア「ダルクの言うとおり…焔、小さくなってってる… 」
ダルク「眠そうだなエリア。エミリアと留守番してて良いぞ。アバンスも復活したし、後でどうしたって回復役は必要だから」
エリア「うん…そうする…みんな、頑張って」
アウス「クリフォートは、僕とヒータで止めるよ」
ダルク「オレとライナでシャドール片付けるから、アバンスは」
アバンス「分かってる。未熟な息子の指導、いつまでもエグザに預けていては父親失格だ」
アバンス&ダルク「行くぞ!」
エミリア「行ってらっしゃい。今度は気をつけてよ」
アバンス「ああ。行ってくる」
32: 2014/11/03(月) 03:49:02 ID:DQhRq8No
エグザ「!この気配は…シュリット!一旦下がれ!」
シュリット「分かって、うわ!? 」
ズガガガガガガガガ!!!
ウィン「凄い、燃えてた森が一瞬で氷土に…… 」
シュリット「青白い稲妻、冷凍雷撃…さすが父さんだ!」
アバンス「感心している暇は無いぞ。敵を倒し尽くすまでは気を抜くな! 」
シュリット「父さん!」
アバンス「心配かけたな。もう大丈夫だ」
シュリット「父さん、ごめん、おれ…… 」
アバンス「話は後だ。先ずは目の前の敵を倒す。まだいけるな?」
シュリット「!ハイ!もちろんです!」
アバンス「それでこそ、エミリアとオレの子だ。一緒に行くぞ!」
シュリット「ハイ、父さん! 」
「ハアァァァァァ!!!!! 」
end
シュリット「分かって、うわ!? 」
ズガガガガガガガガ!!!
ウィン「凄い、燃えてた森が一瞬で氷土に…… 」
シュリット「青白い稲妻、冷凍雷撃…さすが父さんだ!」
アバンス「感心している暇は無いぞ。敵を倒し尽くすまでは気を抜くな! 」
シュリット「父さん!」
アバンス「心配かけたな。もう大丈夫だ」
シュリット「父さん、ごめん、おれ…… 」
アバンス「話は後だ。先ずは目の前の敵を倒す。まだいけるな?」
シュリット「!ハイ!もちろんです!」
アバンス「それでこそ、エミリアとオレの子だ。一緒に行くぞ!」
シュリット「ハイ、父さん! 」
「ハアァァァァァ!!!!! 」
end
33: 2014/11/03(月) 04:17:52 ID:DQhRq8No
てことで、終わりです。
批評でもレスしてくれた方々ありがとうございます。
誰かしら見てくれてるの分かるだけでも嬉しいです。
嫌いも興味の内。批判もまた反響。
次回はもっと楽しんでもらえる作品を目指します。
批評でもレスしてくれた方々ありがとうございます。
誰かしら見てくれてるの分かるだけでも嬉しいです。
嫌いも興味の内。批判もまた反響。
次回はもっと楽しんでもらえる作品を目指します。
引用: 権現坂「デュエッ! 」
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