1: 2014/11/26(水) 23:31:44 ID:YxromdQ2
キッツ「今貴様らがやってる行為は人類に対する反逆行為だ!
貴様らの命の処遇を問わせてもらう!
下手に安価でごまかしたり巨人化しようとした場合はライナー・ブラウンのケOに榴弾をブチ込む!
躊躇うつもりも無い!」

エレン「なんでライナーのケOに…」

キッツ「黙りやがれクソッタレ!
率直に問う!貴様の正体は何だ!?」

アルミン「ダメだエレン…!彼らはもう冷静じゃない!
まともな答えじゃごまかしきれないよ!」

エレン「くそっ…なんて答えりゃいいんだよ!」

キッツ「早く答えろ!ライナー・ブラウンが月まで吹き飛ぶぞ!」

エレン「>>3です」
進撃の巨人
5: 2014/11/26(水) 23:49:09 ID:YxromdQ2
エレン「カルシウムです」

キッツ「…」

アルミン「…」

ミカサ「…カルシウム?」

エレン「ああ…俺はカルシウムだ。
今…人類は巨人と言う名の脅威に晒されてる。
奴らは俺たち人類を蝕み、壊していく。
巨人は人間の骨で言う骨粗鬆症みたいなもんだ。


アルミン「何で骨に例えちゃったの!?」

エレン「つまり…骨粗鬆症の脅威に立ち向かえるのはカルシウム…つまり俺のことだ。
あとは分かるな?」ニッ

リコ「榴弾ブチ込みましょう」

キッツ「ああ…そうだな」

エレン「やべぇ!ライナーが…!」

アルミン「くっ…僕に任せて!」

エレン「アルミン!?」

6: 2014/11/26(水) 23:52:54 ID:YxromdQ2
アルミン「HEY!」

キッツ「何だ貴様はぁ!!」

リコ「アルミン・アルレルト。
コロボックルです」

キッツ「マジで!?
…まぁいい。そこのコロボックル!!
何か弁明でもあるのか!?」

アルミン「ハッ!
エレンは>>7であります!」

8: 2014/11/27(木) 00:07:37 ID:idZsbskg
アルミン「ふなっしーの中の人であります!」

キッツ「なっ!?
馬鹿な事を言うな!
何の根拠も無いではないか!」

エレン「え?そうなの?」

アルミン「証拠ならあります!
エレンの動きを見れば一目瞭然のはずです!」

キッツ「まさか本当にふなっしーなのか!?
私はそう簡単には騙されんぞ!
だが!本当に本当に本物だというのなら!
ちょっとだけ!ちょっとだけ見てやってもいいぞ!」

リコ(ふなっしー好きなのかこの人…)

9: 2014/11/27(木) 00:13:33 ID:idZsbskg
アルミン「よし、情報通りだ…あの人はふなっしーの大ファンなんだよ。
必ず食いついてくると思った」

エレン「何の情報だよ」

アルミン「さぁエレン!
お膳立ては済んだ!
全身全霊でふなっしーの動きわんするんだ!
あの人を確実に騙せるほどの動きを!」

エレン「無理だ…巨人化してたから体力ねぇぞ」

アルミン「何言ってるんだエレン!」

10: 2014/11/27(木) 00:22:26 ID:idZsbskg
ミカサ「…アルミン、エレン。
…話がある」

アルミン「ミカサ!?」

ミカサ「…ふなっしーの中身は…実は私」

アルミン「なっ…」

エレン「ま、マジかよ…」

ミカサ「隠していてごめんなさい。
ふなっしーは私の内なる人格。
本当は普段からあれくらいはっちゃけたい…でも恥ずかしくてそんなことできない。
だから私はあの着ぐるみを着て暴れた。
するとどうだろう。
いつの間にかマスコミに取り上げられファンが増えていった」

アルミン「そうだったのか…」

13: 2014/11/28(金) 08:15:24 ID:5b0Ut8BQ
アルミン「…これは嬉しい誤算だ。
おかげでどうにか切り抜けられそうだよ。
…ミカサには辛い決断かもしれないけど…頼めるかな?」

ミカサ「…」グッ…

エレン「おい…いいのかよ…!
ふなっしーはお前の…お前だけの心のオアシスじゃねぇのかよ!」

ミカサ「…構わない。
それでエレンが助かるのであれば」

アルミン(正確にはライナーだけど黙っておこ)

14: 2014/11/28(金) 08:19:16 ID:5b0Ut8BQ
さよなら…私のふなっしー…

今まではっちゃけさせてくれてありがとう

エレンを守るためなら…あなたもきっと本望

着ぐるみが無くても私は踊れる…
例え正体を明かす事で2度とふなっしーになれなくても…
私は…ふなっしーだから……!

ミカサ「ミカサ、行きます」

15: 2014/11/28(金) 08:26:06 ID:5b0Ut8BQ
キッツ「おい!何を話して…」

ミカサ「ヒャッハー!!」

ドンッ!

ミカサの咆哮と共に衝撃が迸る。

キッツ「なっ!?」

ミカサ「こんにちわだなっしー!!」シュババババッ!!

キッツ「あの動き…まさか…!」

ミカサ「ふなっしーだなっしー!!」ギュッパァッ

ミカサ繰り出す異次元の圧倒的パフォーマンス

それは…


ーーーーーー駐屯兵団を魅了した


ワッ!!!

16: 2014/11/28(金) 08:29:47 ID:5b0Ut8BQ
鳴り止まぬ拍手

鳴り止まぬ声援

とどまることを知らない熱気

ミカサその中心で片手を上げ立ち尽くした

ーーーー終わった

全てが終わったのだ

ありがとうミカサ

ありがとう駐屯兵団

さようならふなっしー


エレンは少し泣いた

17: 2014/11/28(金) 08:36:33 ID:5b0Ut8BQ
キッツ「ふなっしー!ふなっしー!」

リコ「それで、エレン・イェーガーの処罰はどうするんですか?」

キッツ「え?あ、もういいんじゃないか?
ふなっしー見れたし」

リコ「いや、ふなっしーはミカサ・アッカーマンですよ。
エレン・イェーガーの処罰には関係ないと思いますが」

キッツ「だ、そうだ!
何か弁明はあるか!
無ければライナー・ブラウンのケツとその横にいるデカいやつに榴弾をブチ込む!
躊躇うつもりも無い!」

アルミン「チィッ!!意外と冷静に返された!」

エレン「ノッポ…ライナーよりデカいやついたか?」

ミカサ「ベルサイユだなっしー」

エレン「ああ…あのハゲか」

アルミン「…策を思い付いた」

18: 2014/11/28(金) 08:40:13 ID:5b0Ut8BQ
アルミン「>>20だ。
もう>>20しか残されていない」

エレン「マジかよ…」

ミカサ「…もうそれしかないかもしれなっしー」

32: 2014/12/09(火) 17:43:55 ID:y7jMutCg
アルミン「ここに一枚の手紙があります!」カサッ

キッツ「手紙…?」

エレン「おい…何だよそれ?」

ミカサ「…?それは…」

アルミン「ハッ!キッツ隊長のお母様からの手紙であります!」

キッツ「!?」

アルミン「拝啓、キッツへ」

エレン「…その紙…!?」

ミカサ「シッ。騒がないで。気付かれるかもしれない。





この紙が白紙ということに」

33: 2014/12/09(火) 18:00:09 ID:y7jMutCg
ミカサ「ここからはアルミンの想像力と発想力。そして機転の良さが試される」

エレン「…なら心配要らないな。
アルミンはやばい時ほど最適解の判断ができる!」

ミカサ「…始まる。アルミンの異名『口先の異端児』の独壇場が…!」

アルミン『キッツや…最近の調子はどうだい?
隊長の任務は大変だと聞いております。
毎日毎日壁の工事や見回り、犯罪者から市民を守っているあなたを、
母は心から自慢の息子だと思っています』

キッツ「お、お袋なのか…!?」

リコ「おかしいでしょう!
何で今日初めて会った者が母からの手紙持ってるんですか!」

キッツ「くっ、なぜ貴様が母からの手紙を持っている!」

リコ「なんで手紙が偽者だと思わないんですか!?」

アルミン「それは…>>35だからです」

36: 2014/12/09(火) 19:31:59 ID:y7jMutCg
アルミン「…脅して書かせたから…ですよ」

エレン「…」

ミカサ「…」

キッツ「な、何だとォ!?」

アルミン「ヒャーハッハッハァ!!
そうだ!僕が脅して書かせたんだ!!
今、あなたの母親は僕の手の内にあるんだよ!
大人しく包囲を解いてもらいましょうか!」

キッツ「くっ…貴様ぁ…!」チャキッ

アルミン「おぉっと!そのブレードはしまってもらいましょうか!
下手に動くと…」ニヤッ

リコ「動くと?」

アルミン「ボン、ですよ」

リコ「嘘だろ」

アルミン「チッ」

40: 2014/12/09(火) 21:00:09 ID:y7jMutCg
ミカサ「フンッ!!」ゴシャッ!!!

エレン「オウッ!?」

アルミン「ああっ!?エレンの顔面が陥没した!」

ミカサ「エレン。どこでそんな単語を覚えたの」ズアッ

アルミン「なんでミカサも知って…」

ミカサ「誰から聞いたの」

エレン「…あ?>>42だよ。
うるさい女を黙らせるならこれが一番だって…」ボタボタ

43: 2014/12/09(火) 22:44:16 ID:y7jMutCg
ミカサ「そう。ちなみに意味は知っているの?」

エレン「さぁな…風呂場でコニーと話してるのが聞こえただけだ」

アルミン(ジャンェ…)

ミカサ「…ならよかった。それなら半頃しで済む」チャキッ

バシュウウウウウウウウウウウウ

キッツ「おいアッカーマン!!何をしている!!」

ミカサ「黙れハゲ」バシュウウウウウウ

キッツ「ヒィッ!?」

リコ「くっ!打ち方用意!目標ライナー・ブラウンのケツ!」

アルミン「だからなんでライナーのケツ狙ってるの!?」




ライナー「おい。あそこの固定砲台こっち向いてねぇか?」

ジャン「物騒なこと言うなよ…やっと避難できたってのによ」プハッ

ベルトルト「巨人がここにいるわけだろう。多分点検中なんだよ」

ライナー「誤射でもして俺らのケツに火をつけられたりしてな。ハハハ」

44: 2014/12/09(火) 22:50:54 ID:y7jMutCg
ジャン「ん?立体機動音しねぇか?」

ライナー「向こうの方からだ…ってミカサじゃねぇか」

ベルトルト「ちょ、並々ならぬオーラ放ってるよ!」

ジャン「お、おうミカサ。もしかして心配して…」

ミカサ「遺言はそれだけ?とは言っても頃すのは半分だけ。
もしかしたら手元が狂うかもしれない」チャキッ

ジャン「ファッ!?」

45: 2014/12/09(火) 23:45:39 ID:y7jMutCg
――――ああ。俺はここで氏ぬのか

愛した女に殺される
最高じゃねぇか
クソみたいに訓練して
クソみたいにこき使われて
そんでもって巨人のクソになっちまう
そんなのはごめんだ

巨人はクソしねぇけどな

あぁ幸せだ

この氏は俺のものだ
俺だけのものだ
氏に急ぎ野郎には一生味えない

ハッ。ざまぁみやがれ

46: 2014/12/09(火) 23:49:29 ID:y7jMutCg
ライナー「何ぼさっとしてんだジャン!」

ジャン「俺の…俺だけの」ブツブツ

ベルトルト「だめだ!恐怖で我を忘れてる!」

ライナー「ああ!めんどくせぇな!とにかく逃げ――――」







ベルトルト「え?」

47: 2014/12/09(火) 23:54:02 ID:y7jMutCg
『ボ』

その音が聞こえた瞬間、ジャンを抱えたライナーが天高く舞い上がっていた。

僕は聞こえたんだ

ミカサがこう言ったんだ

This way...

ってね

一瞬冷静になったんだよ
そしてミカサの蹴りでライナーが吹っ飛ばされることに気付いた

恥ずかしながら漏らしたよ
ミカサのあの表情を見たらしょうがないだろう

48: 2014/12/09(火) 23:59:18 ID:y7jMutCg
ライナー「ゴフッ!」

ライナー(なんだ!?何をされ…っ!?)


リコ「撃ぇ!!!!」

ライナー「何故固定砲台が!?」

ライナー(何だよこの状況!?なんとかしねぇと氏ぬぞ!)

ジャン「俺に任せろ…」

ライナー「ジャン!?」

>>50
ジャンのとった行動

51: 2014/12/10(水) 00:20:14 ID:Rpbw7WS6
ヒュパァッ!

ミカサ「!?」

リコ「なっ!?空中で消えただと!?」

ジャン「悪いなミカサ。やっぱまだ氏ねねぇや」

ミカサ「ジャ―――」

トンッ

超高速の動きでミカサの背後に回りこみ当身

ミカサはなす術もなく崩れ落ちた

ライナー「お前…何者なんだ?」

ジャン「ただの訓練兵、さ」

ベルトルト(ビックリして巨人化するところだった)

52: 2014/12/10(水) 00:44:41 ID:Rpbw7WS6
エレン「よし、こっちが手薄になってきたぞ。
どうにか強行突破できねぇかな」

アルミン「ミカサはどうするの?」

エレン「あいつは置いていく。これ以上あいつの未来を潰すわけにはいかない」

アルミン「僕は?」

エレン「共に散ろうぜ」

アルミン「散ってたまるか畜生」

エレン「さてどうするか…」

アルミン「あそこの警備が薄い。どうにか突破できないかな」

どうする?
>>54

55: 2014/12/10(水) 01:18:35 ID:Rpbw7WS6
アルミン「キッツ隊長!ライナー・ブラウンはあなたの尻を狙ってる!」

キッツ「何だと!?
ええい!不貞な輩め!我が全勢力を持って叩き潰してくれる!」

アルミン「彼はこうも言っていた!
『まずは駐屯兵団のケツを総舐めにしてやる』と!」

ザワザワ…

駐屯兵A「まじかよ…」

駐屯兵B「俺には妻も子もいる…!冗談じゃねぇ…」

駐屯兵C「くそ!犯られる前に犯ってやる!!」

うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!


アルミン「計 画 通 り」

エレン「よし今のうちに…」

56: 2014/12/10(水) 01:27:32 ID:Rpbw7WS6
こうしてエレンとアルミンは上手く逃げ出した

しかしライナーの本当の戦いはこれからだった!

迫りくる欲望と肉棒を剥き出しにした駐屯兵達!

ライナーに打つ手はあるのか!?

その時超光速の貴公子は!?


次回「悔しい…だが…感じちまうっ…!」



57: 2014/12/10(水) 03:20:00 ID:HnwLbPyI

引用: エレン「ちょっと安価で小鹿隊長説得してくる」