さくらこ「どうやって遊ぶの？」

ひまわり「えっとね、こうやってカチャカチャってやって」

さくらこ「うんうん」

ひまわり「ほら、取れた！」

さくらこ「すごーい！」


561：2012/01/30(月) 23:47:09.05 ID:XNpf23110

さくらこ「へー面白いね！」

ひまわり「さーちゃんもやってみる？」

さくらこ「うん！」

ひまわり「はい、さーちゃん」

さくらこ「ありがとう」

ひまわり「えへへ」


562：2012/01/30(月) 23:47:19.39 ID:XNpf23110

さくらこ「こうやるの？」

ひまわり「うん」

さくらこ「かちゃかちゃ……かちゃ……」

さくらこ「か……ちゃ……」

ひまわり「？」

さくらこ「できないよ……壊れてるんじゃないの？」

ひまわり「そ、そんなことないよ……たぶん」


563：2012/01/30(月) 23:47:34.13 ID:XNpf23110

ひまわり「貸してさーちゃん」

さくらこ「うん……」

ひまわり「……あ、ほら取れたよ」

さくらこ「えーなんでー？」

ひまわり「わかんないけど……」

さくらこ「もーつまんない！　お外で遊ぼうよひまちゃん」

ひまわり「う、うん！　えへへ」

さくらこ「わーい！」



おわる


892：2012/01/31(火) 18:36:44.84 ID:YdgtxOIl0

櫻子「向日葵ぃ、遊ぼうよ～」

向日葵「いいですけど、誘う前から家に上がる癖を直しなさい、あなた」

櫻子「じゃあ、向日葵の部屋で待ってるからね」

向日葵「まったく……」


～向日葵の部屋～

櫻子（そういや、向日葵の部屋っていつも綺麗だなあ）

櫻子（なんか変な本とかないのかな）

櫻子（ちょっと探しちゃおう）

………
……
…

ガチャ

向日葵「櫻子、お菓子持ってきましたわ」


893：2012/01/31(火) 18:37:50.34 ID:YdgtxOIl0

櫻子「おお、さんきゅう」

櫻子「ふむふむ」

向日葵「あら？珍しく読書……ってこれ私の！！」ﾊﾞｯ

櫻子「えー見てもいいじゃん」

向日葵「だ、ダメですわ！こんなの」

櫻子「『肥満な体はもう嫌だ！一人でできるスーパーマッサージ』」ﾎﾞｿｯ

向日葵「ぎくっ」

櫻子「そんなにスリムな体型になりたいの？」


894：2012/01/31(火) 18:38:22.05 ID:YdgtxOIl0

向日葵「あ、あなたには到底わかりませんですわ！」

櫻子「ふーん」

櫻子「じゃあ、私がしてあげようか？」

向日葵「……できますの？」

櫻子「これでも大室家の中では一番上手い！」

向日葵「規模が小さくてすごいのかわかりませんわ……でも、まぁ、お願いしてもよろしいですの？」

櫻子「いいよ、いいよ。その代わり、次からお金とるから」

向日葵「気に入ったらまた頼みますわ」


896：2012/01/31(火) 18:39:27.13 ID:YdgtxOIl0

櫻子「じゃあ、うつ伏せになって」

向日葵「……こうでいいですの？」

櫻子「それでいいよ。それじゃ、マッサージ始めるよ」

向日葵「はいですわ」

櫻子「……」ﾑﾆﾑﾆ

向日葵「あー、いい感じですの」
櫻子「……」ﾑﾆﾑﾆ

向日葵「……」

櫻子「……」ｸﾞｲｸﾞｲ

向日葵「……」

櫻子（……疲れたから足でやろ）

櫻子「……」ｹﾞｼｹﾞｼ

向日葵「ひァっ！」


899：2012/01/31(火) 18:43:38.37 ID:YdgtxOIl0

櫻子「ちょっと変な声出さないでよ」ｹﾞｼｹﾞｼ

向日葵「あっ、ちょ、まっ……んっ」

向日葵「ど、どんな、マッ、サージ……し、してますの？」クルッ

櫻子「……」ﾊﾞｰﾝ

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「続けて」

櫻子「えっ、いいの！？」

向日葵「構いませんの。さぁ、早く」

櫻子「あっ、うん」ｹﾞｼｹﾞｼ

向日葵「あぁっ、いいですわ！そう、もっと！」


898：2012/01/31(火) 18:41:05.81 ID:YdgtxOIl0

櫻子「……」ｹﾞｼｹﾞｼ

向日葵「んっ、あぁ、あ、いいですわっ！頭の方もお願いしますわ！」

櫻子「あ、頭？ えいっ」ｸﾞﾆｯ

向日葵「はぁはぁ……つ、次は頬を……お願いしまっ」

櫻子「そいやァ！」ﾍﾞｼｯ

向日葵「いたっ、ちょ、何するんですの！」

櫻子「あのさ……」

向日葵「……はっ！」

櫻子「踏まれて喜ぶなんて向日葵はどうしようもない変態だね」

向日葵「失礼……取り乱してしまいましたわ」

櫻子「……」

向日葵「も、もう一回」

櫻子「だめ」



おわり