179: 2015/12/26(土) 01:57:41.25 ID:QgABDJ+40
今日はこれでおしまい。いつもより更に雑なのも、いつも入ってる謎ポエム的な地の文が無かったのも仕様です。眠いんです


次回はどうなるか決まってません。もしかしたら大晦日まで来れないかも
Model Graphix ARCHIVES 艦隊これくしょん 「艦これ」2
183: 2016/01/01(金) 00:28:12.04 ID:NVFjB08I0
~HAPPY NEW YEAR~

提督「あけおめ」

榛名「明けましておめでとうございます」

鈴谷「今年もよっろしくぅ!」

山城「これからまた一年間よろしくお願いします」

夕立「また一年間、特になんの進展もないっぽい?」

瑞鳳「こ、今年はちゃんとやりますよ!?」

秋月「ですから皆様、どうか生暖かい目で見守っていただければ幸いです」

加賀「やりました(年越しわんこ蕎麦とおせち的な意味で)」

浜風「なんだか一人だけおかしかったような……あっ、よろしくお願いします!」

如月「今年は私もめ~いっぱい、頑張っちゃうからねっ?」

能代「能代も一年頑張って……ああっ!阿賀野ぇ!?大丈夫!?」

不知火「今年も不知火に落ち度はありません」



漣「はい、お疲れ様でーす。カメラ止めたのでもういいですよ」

提督「あー疲れた。会場に戻って飲みなおそう」

榛名「結局これなんだったんですか?」

提督「さあ?読者サービス?」

榛名「また随分とふんわりとした……」

ヤミナ『適当な提督も素敵ですね!』

提督「なんか今聞こえたような」

榛名「気のせいです」



今年もこの鎮守府の物語は続きます!

187: 2016/01/17(日) 21:05:52.91 ID:hB4RBcnD0
~ある日の鎮守府~

鈴谷・熊野「「魔法少女?」」

提督「ああ。今日の午後から商店街でショーをやる予定だったんだが、役者さんが急に体調を崩したらしくてな。代役を立てる時間も金も無かったらしく何とかならないかと言われた」

鈴谷「いやいやいや。おかしいよね?鈴谷たちって一応、軍人なんだけど。なんでヒーローショーの代役の仕事が回ってくるの?」

提督「住人との交流も大事だと思って」

熊野「提督……」ハア

提督「い、いやだってチビッ子たちも今日のショーめっちゃ楽しみにしてるみたいだったし」

鈴谷「まあ提督がそんな感じなのはいつも通りだからもういいけどさ。でも鈴谷たちお芝居なんて出来ないよ?」

提督「安心しろ。そこら辺は抜かりない。あとたった数時間でも一流の演技が出来るようにしてくれる講師の方を招いた。入ってきてくださーい!」

ガチャッ

???「マジカルでサイエンス!魔法と科学で戦う正義の魔法少女、はるなんです☆よろしくねっ☆」ウインク

鈴谷・熊野「「……」」

提督「困っている商店街の人たちと俺の前に偶然通りすがった魔法少女のはるなんさんだ。本物の魔法少女から教われば完璧な演技が覚えられるだろ?」

鈴谷(いや、本物の魔法少女っていうかアレ……)

熊野(榛名、ですわよね……?)

188: 2016/01/17(日) 21:11:47.36 ID:hB4RBcnD0
提督「じゃ、俺は仕事に戻るから。頑張れよ!はるなんさん、あとはお願いします」

はるなん「お任せあれっ☆」

バタン

はるなん「それじゃあ早速レッスン、始めるよっ☆」

鈴谷「ちょっと待って。色々ツッコミどころはあるけど、まず一つ。榛名だよね?」

はるなん「違うよっ?」ニコッ

熊野「いえでもどう見たって榛」

はるなん「違うよっ?」ニコッ

鈴谷・熊野「「……」」

はるなん「はるなんは妖精の手で生まれたマジカルでサイエンスな魔法少女なのっ☆誰かに似てるとしても、人違いだよっ☆」

鈴谷・熊野((ああ、ツッコんだら負けなんだな))

鈴谷「わか、りました。すみません。それじゃ、よろしくお願いします。はるなんさん」

熊野「よろしくお願いしますわ」

はるなん「うんっ☆よろしくねっ☆」

189: 2016/01/17(日) 21:25:50.40 ID:hB4RBcnD0
はるなん「じゃあまずは魔法少女の衣装に着替えてねっ☆」つ衣装

鈴谷「え、ええ!?これ着るの!?」///

熊野「す、スカートが短すぎますわっ!こ、これでは下着が見えてしまうじゃありませんの!」///

はるなん「だいじょーぶだよっ☆ちゃんと見えないように工夫されてるからっ☆ほら着替えて着替えてっ☆」

~少女着替え中~

はるなん「次は魔法少女の基本中の基本っ☆登場シーンだよっ☆」

鈴谷「は、はあ……」

はるなん「二人は今回お芝居するだけだから、台本に載ってるのを練習するよっ☆」つ台本

~少女練習中~

鈴谷「海からやってきた白い魔法少女、プリティーベル!悪い敵は爆発四散させちゃうゾ☆」キラッ

はるなん「すずやん――――ううん、プリティーベル!凄い!これならいつでも本当の魔法少女になれるよっ☆」

鈴谷「え、えへへ……そ、そうかな……」テレテレ

はるなん「でも、くまのんはぁ――――」

熊野「う、うう……恥ずかしすぎますわ。衣装を着るだけでも限界なのに更にこんなポーズとセリフまで……」モジモジ

はるなん「――――ちょーっと、恥ずかしがり屋さんなみたいだねっ☆」

190: 2016/01/17(日) 21:33:27.53 ID:hB4RBcnD0
はるなん「仕方ないなぁ……くまのん、よく聞いてっ☆」

熊野「……?」

はるなん「くまのんが今からやることは子供たちを笑顔にすることなのっ☆あなたがいつもやってることと同じっ☆あなたたち艦娘の仕事は『誰かの笑顔を守ること』でしょっ☆」

熊野「……私に、出来るのかしら」

はるなん「大丈夫っ☆くまのんには魔法少女の素質があるよっ☆現役魔法少女のはるなんが保証するっ☆」

熊野「榛名……いいえ、はるなん。ありがとう。私、頑張りますわ!」

はるなん「うんうんっ☆それじゃどんどん行くよっ☆」



そうして鈴谷と熊野ははるなんの指導の下、魔法少女としての才能を開花させていくのだった――――!

191: 2016/01/17(日) 21:43:51.93 ID:hB4RBcnD0
~商店街・特設ステージ~

敵「ふはははははは!ここら一帯の海の幸を独占してくれるわっ!」

司会のお姉さん「このままじゃ美味しいお魚さんたちが全部食べられちゃう!」

「「ちょっと待った!」」

敵「む、何奴!」

鈴谷「海からやってきた白い魔法少女、プリティーベル!」

熊野「同じく海からやってきた黒い魔法少女、ラブリーベアー!」

鈴谷「海の平和を乱す悪い敵は――――」

熊野「――――私たちが爆発四散させちゃうゾ☆」

~ショー終了後~

鈴谷「ふ~疲れたぁ~」

熊野「体力やら精神力を完全に使い切りましたわ……」

鈴谷「でも、楽しかったよね」

熊野「ええ、そうですわね。子供たちも楽しそうにしてくれていましたし」

鈴谷「そういえばはるなんはどこに行ったんだろ?始まるまではこの控え室にいたのに」

熊野「いつの間にかいなくなってますわね」

コンコン

提督「お疲れお前ら。いいステージだったな」

鈴谷「あ、提督~。見てたの?」

提督「おう。客席も沸いてたし、商店街の人たちも言ってたぞ。また次回も出てくれないかってさ」

熊野「ふふっ、そうですわね。機会があれば是非」

???「提督ー!勝手にどこか行かないでください!迷子になったらどうするんですか!」

鈴谷「あれ?この声――――」

榛名「もう、目を離すとすぐにどこか行く癖、いい加減治してください」

提督「悪い悪い」

192: 2016/01/17(日) 21:53:04.17 ID:hB4RBcnD0
熊野「榛名、提督と一緒にいたんですの?」

榛名「?はい。榛名は今日は提督と一緒に仕事をして、提督が熊野さんたちのステージを見に行くって聞かなかったので付き添ってきたのですが。あ、鈴谷さん熊野さん、先ほどのステージとっても素敵でしたよ」

鈴谷「ええ!?え、でもはるなんは榛名なんじゃ――――」

榛名「はるなん?誰ですか?」

鈴谷・熊野「「……」」

鈴谷・熊野((じゃあ、はるなんってもしかして本当に本当の――――))




はるなん「さ~てはるなんはお昼ごはんでも食べてもうちょっとゆっくり観光でもしようかなっ☆」ピピッ

はるなん「あちゃーもう見つかっちゃったかっ☆すぐにお仕事に戻らないと怒られちゃうかもっ☆」

はるなん「バイバイ、すずやん、くまのんっ☆もうあなたたちは立派な魔法少女だよっ☆」シュンッ



この世界には艦娘や深海棲艦以外にも不思議なことがいっぱいあるということを学んだ鈴谷と熊野であった――――

193: 2016/01/17(日) 21:57:31.31 ID:hB4RBcnD0
今日の分終わり。ぶっちゃけ悪ノリが過ぎたとは思ってます

はるなんの存在については基本的に今回限りの一発ネタであり本筋に関わってくる設定とかではないことをここに明記します

次回は空母!久しぶりにあの子の出番です!

















???「ふふふっ☆気が向いたらまた登場するかもねっ☆」


榛名「榛名恋愛相談所」83人目

引用: 榛名「榛名恋愛相談所」 漣「3件目ですよご主人様!」