357: 2016/12/25(日) 23:59:53.54 ID:n1o0wmX50
358: 2016/12/26(月) 00:15:17.73 ID:DQX0TTLY0
~クリスマスの鎮守府~
秋月「司令ー。起きてくださーい」ユサユサ
提督「あ、あと三十分」
秋月「朝ごはんの時間終わっちゃいますよー?」
提督「自分で作るからいい……」
秋月「……どうしても起きる気がないんですね?」ハア
提督「くー……すー……」
秋月「なら、秋月にも考えがあります」
秋月「司令ー。起きてくださーい」ユサユサ
提督「あ、あと三十分」
秋月「朝ごはんの時間終わっちゃいますよー?」
提督「自分で作るからいい……」
秋月「……どうしても起きる気がないんですね?」ハア
提督「くー……すー……」
秋月「なら、秋月にも考えがあります」
359: 2016/12/26(月) 00:38:11.15 ID:DQX0TTLY0
~一時間後~
提督「……ん」ガバッ
提督「ん~~~!よく寝たな――――ッ!?」
秋月「あ、起きましたか?司令」
提督「あ、秋月!?なんでここに!?つーかなんで布団の中に!?」
秋月「何度起こしても起きないので、いっそ一緒に寝てしまおうかと。お仕事もお休みですし」
提督「だからって男の布団に軽々しく入るなよ!?俺はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞ!」
秋月「私も司令に育てられた覚えはないです」
提督「お前が生まれた時から一緒にいるのに!?」
秋月「へ、変な言い方しないでください!」
提督「……ん」ガバッ
提督「ん~~~!よく寝たな――――ッ!?」
秋月「あ、起きましたか?司令」
提督「あ、秋月!?なんでここに!?つーかなんで布団の中に!?」
秋月「何度起こしても起きないので、いっそ一緒に寝てしまおうかと。お仕事もお休みですし」
提督「だからって男の布団に軽々しく入るなよ!?俺はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞ!」
秋月「私も司令に育てられた覚えはないです」
提督「お前が生まれた時から一緒にいるのに!?」
秋月「へ、変な言い方しないでください!」
360: 2016/12/26(月) 00:52:29.46 ID:DQX0TTLY0
提督「まあいいや。バカなこと言ってないで朝飯にしよう」スクッ
秋月「あ、それなら今朝は秋月に任せて頂けませんか?」
提督「マジか。じゃあよろしく頼む」
秋月「はい!秋月、精一杯頑張ります!」ビシッ タタッ
提督「……秋月の料理か。麦飯あったっけ?」
秋月「あ、それなら今朝は秋月に任せて頂けませんか?」
提督「マジか。じゃあよろしく頼む」
秋月「はい!秋月、精一杯頑張ります!」ビシッ タタッ
提督「……秋月の料理か。麦飯あったっけ?」
361: 2016/12/26(月) 01:17:47.03 ID:DQX0TTLY0
~少女料理中~
ヤミナ「なうろーでぃんぐです!」
~料理終了~
秋月「お待たせしました」
提督「いや、言うほど待ってないぞ」トントン
秋月「あれ?今年はもうお仕事はお休みだったんじゃ……」
提督「細かい書類整理くらいはあるんだなこれが。まあ本当に細かいのばっかだからもう終わったけどな……さて、食べようぜ」
秋月「はい。今日の朝ご飯は銀シャリと焼き鮭、卵焼き、味噌汁、あと沢庵です」
提督「秋月にしては朝から豪勢だな。いや、俺としてはありがたいんだが」
秋月「秋月も成長してるんです。節制は確かに大切ですけど、この豊かな時代にそこまで徹底するのも逆に窮屈になってしまいますから」
提督「なるほど。じゃあ成長した秋月の料理の腕も見せてもらおうか。いただきます」
秋月「召し上がれ」
ヤミナ「なうろーでぃんぐです!」
~料理終了~
秋月「お待たせしました」
提督「いや、言うほど待ってないぞ」トントン
秋月「あれ?今年はもうお仕事はお休みだったんじゃ……」
提督「細かい書類整理くらいはあるんだなこれが。まあ本当に細かいのばっかだからもう終わったけどな……さて、食べようぜ」
秋月「はい。今日の朝ご飯は銀シャリと焼き鮭、卵焼き、味噌汁、あと沢庵です」
提督「秋月にしては朝から豪勢だな。いや、俺としてはありがたいんだが」
秋月「秋月も成長してるんです。節制は確かに大切ですけど、この豊かな時代にそこまで徹底するのも逆に窮屈になってしまいますから」
提督「なるほど。じゃあ成長した秋月の料理の腕も見せてもらおうか。いただきます」
秋月「召し上がれ」
362: 2016/12/26(月) 01:35:09.99 ID:DQX0TTLY0
~食事終了~
提督「ふう。ご馳走様」
秋月「お粗末さまでした。その、どうでしたか?」
提督「美味かったよ」
秋月「そうですか……良かった」ニコッ
提督「しっかし今日はこれからどうしようか。仕事は無いし、どっか出掛けるのもなあ。昨日大鳳と――――」
秋月「司令?どうしたんです?お顔が赤いようですけど――――」
提督「い、いや何でもない」///
秋月「?」
提督「ふう。ご馳走様」
秋月「お粗末さまでした。その、どうでしたか?」
提督「美味かったよ」
秋月「そうですか……良かった」ニコッ
提督「しっかし今日はこれからどうしようか。仕事は無いし、どっか出掛けるのもなあ。昨日大鳳と――――」
秋月「司令?どうしたんです?お顔が赤いようですけど――――」
提督「い、いや何でもない」///
秋月「?」
363: 2016/12/26(月) 01:42:28.34 ID:DQX0TTLY0
提督「ゴホン。そんなことよりこれからの予定だ。秋月は今日ヒマ……なんだよな?」
秋月「ええ。駆逐艦の子たちはもう出掛けてしまったようですし」
提督「……悪いな。俺が起きなかったせいで残らせちまって」
秋月「気にしなくていいですよ。元々秋月は出掛けるつもりはなかったですから」
提督「そうなのか?」
秋月「はい。昨日いっぱいはしゃいだら少し疲れてしまいました」エヘヘ
提督「そうか。なら今日は鎮守府でゆっくりするかな」
秋月「いいですね。今日は天気もいいですし、お昼寝したら気持ちよさそうです」
提督「あとはそうだな……久しぶりに遊戯室で遊ぶのもアリか」
秋月「ええ。駆逐艦の子たちはもう出掛けてしまったようですし」
提督「……悪いな。俺が起きなかったせいで残らせちまって」
秋月「気にしなくていいですよ。元々秋月は出掛けるつもりはなかったですから」
提督「そうなのか?」
秋月「はい。昨日いっぱいはしゃいだら少し疲れてしまいました」エヘヘ
提督「そうか。なら今日は鎮守府でゆっくりするかな」
秋月「いいですね。今日は天気もいいですし、お昼寝したら気持ちよさそうです」
提督「あとはそうだな……久しぶりに遊戯室で遊ぶのもアリか」
364: 2016/12/26(月) 01:59:25.33 ID:DQX0TTLY0
~で、その後~
提督「ふう遊んだ遊んだ。テニスコートまであるとかここ絶対鎮守府じゃないな」
秋月「ゆっくりするって言ったのに結局運動しちゃいましたね」
提督「スポーツで身体を動かすことは滅多にないしたまにはいいだろ?」
秋月「そうですね。新鮮で楽しかったです」
提督「流石に一日中ってのはキツイし、午後からはあまり身体を使わないのにするか。ゲームとか」
秋月「最近は漣に貸してもらっているので結構得意なんですよ、ゲーム」
提督「……それは初耳だな。一応聞いておくが、健全なやつだよな」
秋月「? 普通のアクションゲームですけど」
提督「ああ、ならいいんだ」
提督(あいつならうっかり工口ゲ貸しかねないからな。KeyとかCircusならともかく型月とかニトロなんて秋月にやらせたらトラウマになる)
秋月「それにしても司令」
提督「ん?なんだ?」
秋月「……全然減りませんね。これ」
>昨日余った大量のケーキ
提督「……正直、作りすぎたと後悔してる」
提督「ふう遊んだ遊んだ。テニスコートまであるとかここ絶対鎮守府じゃないな」
秋月「ゆっくりするって言ったのに結局運動しちゃいましたね」
提督「スポーツで身体を動かすことは滅多にないしたまにはいいだろ?」
秋月「そうですね。新鮮で楽しかったです」
提督「流石に一日中ってのはキツイし、午後からはあまり身体を使わないのにするか。ゲームとか」
秋月「最近は漣に貸してもらっているので結構得意なんですよ、ゲーム」
提督「……それは初耳だな。一応聞いておくが、健全なやつだよな」
秋月「? 普通のアクションゲームですけど」
提督「ああ、ならいいんだ」
提督(あいつならうっかり工口ゲ貸しかねないからな。KeyとかCircusならともかく型月とかニトロなんて秋月にやらせたらトラウマになる)
秋月「それにしても司令」
提督「ん?なんだ?」
秋月「……全然減りませんね。これ」
>昨日余った大量のケーキ
提督「……正直、作りすぎたと後悔してる」
365: 2016/12/26(月) 02:13:08.15 ID:DQX0TTLY0
秋月「司令張り切ってましたもんね」
提督「どうせ一航戦が食い尽くすだろと思ってたからなあ。まさかあの2人があっさり飲みつぶれるとは」
秋月「元はと言えば司令が度の強いお酒を買ってきたのが原因だったんじゃ……」
提督「ちょっとしたジョークのつもりだったんだよ。本当に飲むとは思わなかったんだ」
秋月「確か去年も同じようなことを言ってパルスイート入りのコーヒーを漣に飲ませて怒られていた気が……」
提督「うっ」
秋月「一昨年はデスソースシュークリームを榛名に食べさせて――――」
提督「その先はやめてくれ。思い出したくない」ブルッ
秋月「もう。ちゃんと反省しないから同じ過ちを繰り返すんですよ?」
提督「反省はするんだけど己が内にある悪戯心を抑えられないんだなこれが」
提督「どうせ一航戦が食い尽くすだろと思ってたからなあ。まさかあの2人があっさり飲みつぶれるとは」
秋月「元はと言えば司令が度の強いお酒を買ってきたのが原因だったんじゃ……」
提督「ちょっとしたジョークのつもりだったんだよ。本当に飲むとは思わなかったんだ」
秋月「確か去年も同じようなことを言ってパルスイート入りのコーヒーを漣に飲ませて怒られていた気が……」
提督「うっ」
秋月「一昨年はデスソースシュークリームを榛名に食べさせて――――」
提督「その先はやめてくれ。思い出したくない」ブルッ
秋月「もう。ちゃんと反省しないから同じ過ちを繰り返すんですよ?」
提督「反省はするんだけど己が内にある悪戯心を抑えられないんだなこれが」
366: 2016/12/26(月) 02:25:41.92 ID:DQX0TTLY0
提督「そういや去年も一昨年も、この時期に秋月と一緒に過ごした記憶が」
秋月「そういえばそうですね。確かに、クリスマスの前後は司令との思い出があります」
提督「最近見ないけどあのハリセンってどうしたんだ?」
秋月「一週間前に司令にツッコミを入れたときに少し破れてしまったので、引き出しに仕舞ってあります」
提督「そんじゃ今度新しいの買いに行くか」
秋月「はい――――って、どうせならもう少し女の子っぽいものがいいです」
提督「でも必要だろ?ハリセン」
秋月「無くてもツッコミは出来ますよ」
提督「それもそうか。ま、何はともあれ秋月と過ごす冬も3年目だ。来年もまたこうしていられるといいな」
秋月「来年だけじゃ嫌です」
提督「ん?」
秋月「来年も再来年も、その次も。出来ることならずっと、一緒にいたいです」
提督「――――ああ、そうだな。来年も再来年も、その先もずっと一緒だ」
秋月(そして、出来ることなら)
秋月(いつかは、もっと近くに――――)
秋月「そういえばそうですね。確かに、クリスマスの前後は司令との思い出があります」
提督「最近見ないけどあのハリセンってどうしたんだ?」
秋月「一週間前に司令にツッコミを入れたときに少し破れてしまったので、引き出しに仕舞ってあります」
提督「そんじゃ今度新しいの買いに行くか」
秋月「はい――――って、どうせならもう少し女の子っぽいものがいいです」
提督「でも必要だろ?ハリセン」
秋月「無くてもツッコミは出来ますよ」
提督「それもそうか。ま、何はともあれ秋月と過ごす冬も3年目だ。来年もまたこうしていられるといいな」
秋月「来年だけじゃ嫌です」
提督「ん?」
秋月「来年も再来年も、その次も。出来ることならずっと、一緒にいたいです」
提督「――――ああ、そうだな。来年も再来年も、その先もずっと一緒だ」
秋月(そして、出来ることなら)
秋月(いつかは、もっと近くに――――)
367: 2016/12/26(月) 02:30:13.85 ID:DQX0TTLY0
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