632: 2014/10/19(日) 20:44:41 ID:0F4P0DKQ
ゼロの使い魔 星の戦士伝説~F編~

633: 2014/10/20(月) 19:17:55 ID:/X2Mc192
第1話 苗木、記憶喪失!?

634: 2014/10/20(月) 19:38:22 ID:/X2Mc192
ガリアのとある町

ワイワイガヤガヤ

苗木「ふぅ・・・。これで買う物は全部だな。早く帰らないと。」

ヒューン

苗木「ん?なんだ?」

ゴチーン

苗木「あが・・・。」

バターン
ゼロの使い魔

635: 2014/10/20(月) 19:48:49 ID:/X2Mc192
数時間後

苗木「う・・・、うん・・・。」

桑田「おっ!苗木が目を覚ましたぞ!」

石丸「大丈夫か、苗木君!?」

日向「皆、心配していたんだぜ。お前が倒れていたのを住民達が発見したんだ。」

桑田「ああ。お前が氏んだら舞園ちゃん達が悲しんでいただろうな。」

戦刃「良かった・・・。苗木君が無事で・・・。」

苗木「あ、あの・・・。」

桑田「どうした?」

苗木「僕は・・・、誰ですか?」

桑田達「・・・へ?」

636: 2014/10/20(月) 20:56:19 ID:/X2Mc192
翌日

舞園・霧切・セレス「ええっ!?苗木君が記憶喪失!?」

大和田「ああ。どうやら後頭部に物が当たったショックで記憶が吹き飛んでしまったそうだ。」

石丸「僕達は記憶を取り戻す方法を探しているが、手掛かりになる物はなかなか見つかっていない。」

舞園「手掛かりになる物はあるじゃないですか!私が苗木君と付き合っているという証拠が!」

霧切「違うわ!苗木君と付き合っているのは私よ!」

セレス「いいえ!私ですわ!」

ルイズ「いや、全然違うと思うけど・・・。」

キュルケ「ともかく私達も全力で探してみるわ。」

カービィ「ぽよ!」

石丸「分かった。何かあったら連絡をしてくれ。」

637: 2014/10/20(月) 21:32:39 ID:/X2Mc192
ルイズ達も協力して苗木の記憶に関する手がかりを探し始めたが、なかなか見つかる事ができなかった。
大和田たちがルイズに協力を申し出てから数日後――――

ルイズ「ええっ!?苗木が旅に出た!?」

十神「ああ。どうやら自分の記憶を探すために旅に出たそうだ。」

シエスタ「そんな!彼から連絡はないのですか!?」

十神「残念だが連絡はない。」

ティファニア「そんな・・・。」

エーコ「舞園達がこれを聞いたらショックを隠せないかもね・・・。」

タバサ「いや、既にショック状態になっている。」ユビサシ

舞園・霧切・セレス「」放心状態

キュルケ「こうなると元気になるまで時間がかかるわね。」

638: 2014/10/21(火) 20:28:02 ID:k0DhtiyY
それから数日後

ハリテヤマ(苗木がいなくなってから5日か・・・。今頃どうしているだろうか・・・。)

ハリテヤマ(けど今は任務に集中だ。この工場でとんでもない兵器を製造しているからな。それを取り押さえないと・・・。)

工場長「おい。お前等。新しく入ったハリテヤマだ。」

職員A「おっ、新人か。よろしくな。」

ハリテヤマ「あっ、どうも。」

苗木「君も新人だね。実は僕もだよ。」

ハリテヤマ「な、苗木!?お前、何でこんなところにいるんだ!?」

工場長「ああ。彼は記憶喪失でね。俺が拾ってやったのさ。」

ハリテヤマ「そ、そうなんですか・・・。」

工場長「それに新人ながら彼の手さばきは見事だ。あれを見ろ。」

ハリテヤマ「へ?」

639: 2014/10/21(火) 20:34:55 ID:k0DhtiyY
ヒュンヒュンヒュンヒュン

ハリテヤマ「すごいスピードですが・・・、何を作っているんですか?」

工場長「ああ。あれはこけしだよ。うちの一押し商品だからね。」

ハリテヤマ「まさかハルケギニアにこけしがあったのは驚きましたが、顔がちょっとムカつくんですけど・・・。」

工場長「それが一押しのポイントなのさ。」

職員B「すげーよ!新人ながらいい動きだぜ!」

工場長「これで次期工場長は奴に決まりだな。皆も負けるなよ!」

職員たち「おう!!」

ハリテヤマ「次期工場長、これで決まるの!?もう終わりだよこの工場!」

640: 2014/10/21(火) 21:23:22 ID:k0DhtiyY
休憩中

ハリテヤマ「ふう・・・。ひと段落ついたな。」

苗木「そうだね。けど、君は何でこの工場に来たんだい?」

ハリテヤマ「ああ。実はこの工場でとんでもない兵器を作っているという噂を聞いていたんだ。」

ハリテヤマ「その秘密を探るために、ルイズから指令が下されたのさ。」

ハリテヤマ「それともう一つ。行方不明になっている奴がいるんだ。名前は・・・。」

「あっ、こんなところにいた!」

苗木「おっ、どうしたんだい?」

カポエラー「ナエさん。俺が作ったこけし、どうかな?」

苗木「うーん・・・。位置が少しずれているな。」

ハリテヤマ「お前、何やってんだ!」ドガッ

カポエラー「うげっ!」

ガッシャーン

苗木「カポさーん!」

641: 2014/10/21(火) 21:37:20 ID:k0DhtiyY
ハリテヤマ「もしもーし。バカを発見した。すぐに連れて帰るから。」

苗木「なんてことをするんだ!カポさんは記憶喪失なんだぞ!」

ハリテヤマ「記憶喪失だと!?お前、いったい何があったんだ!?」

カポエラー「俺も詳しい事は覚えてないが、この工場に来て新たな目標を決めたんだ。俺はハルケギニア一のこけし職人になるって。」

ハリテヤマ「お前はバカか!すぐに帰るぞ!」

カポエラー「冗談じゃない!俺は・・・。」

ヒュルルルル

苗木「あ。」

ドッゴーン

642: 2014/10/21(火) 21:41:26 ID:k0DhtiyY
ウーウー

カポエラー「ま、まさか俺達は爆弾を作っていたのか・・・。」

ハリテヤマ「今更気付いたのかよ!逃げるぞ!」

工場長「待て-!!」

ハリテヤマ「やばっ!追いかけて来た!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ハリテヤマ「ん?」

職員たち「うげっ!」ドガガガガ

ドシーン

ソニア「間に合いましたね。」ニコッ

ハリテヤマ「ソニア!」

643: 2014/10/23(木) 20:23:56 ID:qlHlIjL.
ソニア「私だけではありません!」パチン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ハリテヤマ「皆!来てくれたのか!」

ルイズ「あなたからの通信、確かに受け取ったわ。さてと・・・、カービィ。」

カービィ「ぽよ!」

ドガッ

カポエラー「いてて・・・。ようやく記憶が戻ったぜ・・・。」

ハリテヤマ「まさか一発で記憶が元通りになるとは・・・。」

ルイズ「カービィのハンマーに一瞬で記憶を元通りにできる能力を付けたからね。効果はバッチリよ。」

舞園「では、苗木君にも一発・・・。」

苗木「いや、ちょっと待って。まだ心の準備が・・・。」

霧切「その必要はないわ。」

ルイズ「どういう事?」

644: 2014/10/23(木) 20:54:17 ID:qlHlIjL.
霧切「苗木君、あなたが記憶を失っても、私達の大切な仲間であることに変わりはないの。」

大和田「霧切の言う通りだ。何があっても俺達がずっとそばにいる。だって俺達は・・・。」

十神達「お前(君、あなた)の大切な仲間だから!」

苗木「皆・・・。」

スッ

イザベラ「さっ、苗木。けじめをつけてきな!」

苗木「ありがとう、イザベラ。んじゃ、行って来る!」ダッ

645: 2014/10/23(木) 21:20:10 ID:qlHlIjL.
工場長「ほほう。一人で来るとはいい度胸だ。覚悟はできているだろうな?」

苗木「覚悟?覚悟はそちらの方だ。」

工場長「なんだと!?」

苗木「お世話になりました!止めさせてもらいます!」バッ

ドッゴーン

キュルケ「どうなったのかしら・・・。」

ザッザッ

戦刃「あっ!苗木君!」

イザベラ「まったく、心配したんだから・・・。」

苗木「アハハ・・・。それじゃ、帰りましょうか。」

イザベラ「そうだな。」

ザッザッ

646: 2014/10/23(木) 21:21:51 ID:qlHlIjL.
霧切「まっ、とりあえずは一件落着ね。」

ルイズ「でも、誰が苗木に向かって物をぶつけたのかしら?」

霧切「それは私も気になっていたところよ。これは調べる必要があるわね・・・。」

カービィ「ぽよ。」

カサコソ

「第一の作戦は失敗か・・・。次の作戦に移るとするか・・・。」

647: 2014/10/25(土) 18:04:27 ID:7f8Y3kj.
次回予告

ルイズ「ハルケギニアにハロウィンの季節がやってきた。けど、タバサはその度にガタガタと震えているの。」

キュルケ「タバサはお化けが苦手だからね・・・。」

シエスタ「ところがハロウィン当日にお化けが大量出現しちゃいました!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ゲッコウガ「カービィは喜んでいるでござるが・・・。」

キュルケ「大量のオバケが出たという事は・・・。」

タバサ「ひ、ヒア―――――――ッ!」

ルイズ「次回、『タバサ、暴走!?ハロウィンは大パニック!』。お楽しみに!」

648: 2014/10/25(土) 18:06:12 ID:7f8Y3kj.
第2話 タバサ、暴走!?ハロウィンは大パニック!

649: 2014/10/25(土) 19:14:47 ID:7f8Y3kj.
トリスタニアの町

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「すっかりバレンタインの季節になったわね。」

シエスタ「ええ。露店にはかぼちゃの飾り付けが飾られていますね。」

カービィ「ぽよ。」

ゲッコウガ「しかしハルケギニアにもハロウィンがあったとは驚いたでござるよ。」

リザードン「ああ。お菓子をくれなきゃいたずらするよの奴だな。確かお化けの衣装を着たりするんだったよな。」

ピタッ

イルククウ「ん?どうしたのね、お姉様?」

タバサ「お化け怖い・・・。お化け怖い・・・。」ガタガタ

キュルケ「ああ。タバサはお化けが大の苦手だったからね・・・。」

ルイズ「ハロウィン当日、大丈夫なのかしら?」

ティファニア「さあ・・・。」

650: 2014/10/25(土) 19:40:01 ID:7f8Y3kj.
ハロウィン前日

ルイズ「うん!これで衣装はバッチリね。」

シエスタ「あとは仮装するだけですね!」

ゲッコウガ「拙者等は衣装が必要ないでござるからな。」

ルイズ「けど、カービィは衣装を着させないとね。」

カービィ「ぽよ!」

サーナイト「骸骨のお面をかぶせているのね。いいんじゃない?」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「けど、問題はミス・タバサですよね。大丈夫でしょうか?」

ルイズ「そうね。当日にパニック状態にならなきゃいいんだけど・・・。」

652: 2014/10/27(月) 20:20:56 ID:F3Ohsjkk
ハロウィン当日

ワイワイガヤガヤ

サーナイト「へー。すごいにぎわいね。」

ルイズ「まっ、ハロウィンがだからね。皆、様々なコスチュームを着ているでしょ?」

エーコ「本当だ。カボチャだけでなく、いろんな妖怪のコスチュームを着ているわね。」

ルイズ「でしょ?ところでタバサは大丈夫なの?」

タバサ「大丈夫・・・。もし襲ってきたら返り討ちにするだけだから・・・。」ガタガタ

小泉「その割には震えているじゃないの・・・。」

西園寺「あっ、お祭りが始まったよ!」

舞園「私達も行きましょう!」

カービィ「ぽよ!」

653: 2014/10/27(月) 20:36:43 ID:F3Ohsjkk
ワイワイガヤガヤ

「フフフ・・・。せいぜい楽しんでいるのも今の内だ。本当の宴はこれからさ・・・。」

パチン

タバサ「」ピクッ

ルイズ「どうしたの?」

タバサ「何かくる・・・。」

キュルケ「何かくるって・・・、まさか!?」

ドロドロドロドロドロドロドロドロ

シエスタ「ゆ、幽霊!?」

ルイズ「それだけじゃないわ!悪魔や妖怪たちも大量に出ているわよ!」

シエスタ達「えええええええええっ!?」

654: 2014/10/27(月) 20:47:04 ID:F3Ohsjkk
タバサ「ひ・・・、ひ・・・。」

キュルケ「た、タバサ!?」

タバサ「ヒア――――――――ッ!!!!」

ギュイーン

ルイズ「キャアアアアアア!!」

ティファニア「あ、頭が割れちゃいますー!!」

エーコ「いくら何でもこれは騒音以上よ!」

バグオング「俺はぼうおんの特性を持っているから大丈夫だが、このままだとゲッコウガ達がまずいな・・・。」

ピタッ

シエスタ「叫ぶのを止めました。」

キュルケ「って、タバサ!?いつの間に大鎌を持っていたの!?」

タバサ「妖怪、幽霊は一人も残らず成仏させる・・・。覚悟しろ!」ダッ

キュルケ「タバサが壊れちゃった!」

655: 2014/10/29(水) 20:50:48 ID:Gm8rnuAk
ズバッ、バシュッ、ザシュッ

ヘラクロス「すげー・・・。多くの妖怪や幽霊を成仏させやがった・・・。」

ルイズ「感心している場合じゃないでしょ!確かに幽霊たちを成仏してくれるのはありがたいけど、お祭りをさらに滅茶苦茶にしてしまうわ!」

終里「だったら俺が止めに行くぜ!」ダッ

タバサ「敵発見。覚悟。」

ブン

タバサ「な!?」

終里「目を覚ませ!」ドガッ

タバサ「ぐはっ!」

バターン

終里「タバサは気絶した。あとは俺達が片づけようぜ!」

ルイズ「分かったわ!戦闘開始!」

656: 2014/10/29(水) 21:12:53 ID:Gm8rnuAk
タバサ「う、うーん・・・。」

デルフ「おっ、気が付いたようだな。」

タバサ「はっ!幽霊は!?」

キュルケ「幽霊ならもういないわよ。私達が倒したから。」

タバサ「そうだったの・・・。あの時は迷惑かけてごめんなさい。私・・・。」

シエスタ「気にしないでください。ミス・タバサの攻撃が無かったら、幽霊たちのイタズラはまだ続いていたのかも知れません。」

エーコ「そうよ。タバサのおかげで本当に助かったわ。ありがとう。」

タバサ「皆・・・。」

ルイズ「さっ、ハロウィンの続きを始めましょう!」

カービィ「ぽよぽよ!」

タバサ「・・・うん!」ニカッ

タタタタタ

「この作戦も失敗か・・・。次はどうしようかな?」

657: 2014/10/29(水) 21:36:29 ID:Gm8rnuAk
次回予告

ルイズ「ついにエアライドレース大会が開幕!しかも優勝賞金は100万エキューだって!」

シエスタ「さまざまな国からいろんな選手も参加しますし、とても楽しみになってきましたね!」

アンリエッタ「ちなみに私やウェールズ様も参戦いたします。」

舞園「もちろん苗木君達も参加するそうですよ。」

ルイズ「そう簡単にはいかないみたいね。カービィ、優勝目指して頑張りましょう!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「次回、『爆走!エアライドグランプリ~開幕戦~』。お楽しみに!」

658: 2014/11/01(土) 13:22:34 ID:KV8u5Drc
第3話 爆走!エアライドグランプリ~開幕戦~

659: 2014/11/01(土) 14:17:27 ID:KV8u5Drc
城下町トリスタニア

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「何の騒ぎかしら?」

カービィ「ぽよ?」

町人A「いよいよ始まるそうだな!エアライドグランプリハルケギニアカップが!」

町人B「しかも優勝賞品は願いを一つだけ叶えられるんだってよ!」

町人C「いったい誰が優勝するのかしら?」

シエスタ「これはいい噂を聞いちゃいましたね。」

ルイズ「そうね。私達も参加しましょう!そして3人で一緒に願いを叶えちゃいましょう!」

カービィ「ぽよぽよ!」

「こいつはいい事を聞いたぜ。ククク・・・。」

660: 2014/11/01(土) 20:38:17 ID:KV8u5Drc
大会当日

コルベール「いよいよ始まりました!エアライドグランプリハルケギニアカップ!実況は私、コルベールがお送りします!」

ワアアアアア

ルイズ「まさかキュルケ達だけでなく、苗木達や姫様、ウェールズ皇太子も参戦されるとは・・・。」

ワルド「これはさすがに予想外だったけどね。」

メタナイト「それよりも問題なのはあの男だ。」

シエスタ「白き仮面を着けているあの男ですか?」

ワルド「ああ。奴の名はアルディアス。正体不明の謎の男だが、予測不能な攻撃を仕掛けてくるだろう。」

メタナイト「彼には警戒しておいた方がいいだろう。」

カービィ「ぽよ。」

3、2、1、ピーッ
ドギューン

コルベール「レースが始まりました!まず最初に飛び出したのはカービィ選手!エアライドの操縦は彼の方が上手ですね。」

カービィ「ぽよー!」

661: 2014/11/02(日) 21:54:24 ID:P08iBc0A
アンリエッタ「やっぱりカービィは侮れませんね。私だって負けませんよ!」

ドギュン

コルベール「おーっと!アンリエッタ姫が集団から飛び出したー!カービィ選手に近づき始めたぞー!」

アルディアス「予測通りだ。二人まとめて倒してやる!」キラーン

ルイズ「そう来ると思っていたわよ!エクスプロージョン!」ブン

ドゴーン

アルディアス「くっ!邪魔をする気か!」

ルイズ「当然よ!姫様には指一本触れさせやしないわ!」

アルディアス「ええい!こうなったらお前を倒してやる!」

ワルド「させるか!」バキィッ

アルディアス「うげっ!」

ドガシャーン

アルディアス「おのれー・・・。こうなったら妨害作戦だ!」

662: 2014/11/04(火) 19:39:22 ID:Oxw.Eq3I
ギュイーン

コルベール「現在の順位はカービィ、ワルド、ルイズ、アンリエッタ姫、ウェールズ、シエスタの6人がトップ集団に入っています!」

ワルド「さすがはエアライドの使い手だな。」

ルイズ「ええ。私達も負けてはいられませんね!」

ウェールズ「けど、アルディアスの姿が見えないが・・・。」

シエスタ「言われてみればそうですね。」

ギュイーン

アルディアス「今に見てろ!巨大大木で倒してやる!」

カンカンカーン

アルディアス「倒れるぞー!」

ドゴーン

アルディアス「何で俺の方に倒れるの?」

663: 2014/11/04(火) 20:18:24 ID:Oxw.Eq3I
トンテンカンカン

アルディアス「これでよし。今に見てろ!」

カチッ、ドギューン

コルベール「おーっと!アルディアスが強化パーツを着けて最下位から脱出!そしてそのままトップに躍り出たー!」

アルディアス「そしてそのままオナラ煙幕!」

プウーッ

コルベール「さらにオナラ煙幕!これはせこすぎますぞ!」

ルイズ「く、臭い・・・。」

シエスタ「き、気が遠くなります・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

アルディアス「そしてそのままカービィにミサイル攻撃だ!」ポチッ

ヒュルルルル

リザードン「まずい!このままだとカービィが!」

シエスタ「カービィさん!」ブン

パシッ

664: 2014/11/04(火) 20:23:40 ID:Oxw.Eq3I
デルフ「相棒!しっかりしろ!ミサイルが来るぞ!」

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

デルフ「今だ!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ブン

ドッゴーン

アルディアス「馬鹿な!ミサイルを両断しただと!?」

コルベール「そしてそのままカービィ選手がトップに返り咲いたー!」

アルディアス「くそっ!次のゾーンで巻き返してやる!」

ギュイーン

波乱の始まりを告げたエアライドグランプリ!果たして優勝するのは誰なのか!?

665: 2014/11/04(火) 20:45:49 ID:Oxw.Eq3I
次回予告

ルイズ「次のゾーンはアルビオンコース。空に浮かんでいる島だからバイク系にはきついでしょうね。」

大和田「心配すんな。こんな事もあろうかとバイクを空中でも操縦できるようにしといたぜ。」

石丸「おお!それなら落ちずに済みそうだな。」

霧切「けどそこにはアルディアスが罠を仕掛けているわ。十分に注意して!」

ルイズ「分かったわ!あんな奴に優勝させてたまるもんですか!いくわよカービィ!」

カービィ「ぽよ!」

キュルケ「次回、『アルビオンパニック!再び・・・。』。お楽しみに!」

666: 2014/11/06(木) 19:56:29 ID:L/SVYyck
第4話 アルビオンパニック!再び・・・。

667: 2014/11/06(木) 20:21:01 ID:L/SVYyck
アルビオン上空

コルベール「さあ、各選手が次のゾーンであるアルビオンコースに入りました。現在のトップはカービィ選手です。」

カービィ「ぽよぽよ!」

アルディアス(調子に乗っているのも今の内だ。昨日、アルビオンのあちこちに罠を仕掛けておいたからな。それを乗り切れることができるかな?)

ルイズ「まずは上空からスタートね。でもバイク系はすぐに落っこちてしまうんじゃ・・・。」

大和田「心配すんな。こんな事もあろうかとバイクを空中でも操縦できるようにしといたぜ。」

石丸「おお!それなら落ちずに済みそうだな。」

苗木「僕達も空中モードにしといたから大丈夫だしね。」

コルベール「さあ。まずは第1の難関である風車島です!」

アルディアス「よし!大砲発動!」

ウィーン

668: 2014/11/08(土) 12:54:20 ID:RpvrnSiQ
アルディアス「撃てー!!」

ドンドンドーン

ルイズ「おわっ!なんでいきなり大砲!?」

ウェールズ「何者かが仕掛けた罠に違いない。すぐにその場を切り抜けるぞ!」

アンリエッタ「ええ!」

ドゴーンドガーン

苗木「うわああああああ!!」ヒュルルルル

舞園「苗木君!」

コルベール「おーっと!次々と選手が脱落していったー!この砲撃で4分の1が脱落しました!」

大和田「いくら何でもやり過ぎだろ!いったい誰が仕組んだんだ!?」

石丸「分からない。只一つだけ分かる事と言えば、あの男が怪しい事には間違いない。」

大和田「だろうな。とんでもない展開になりそうだぜ・・・。」

669: 2014/11/08(土) 12:59:39 ID:RpvrnSiQ
ギュイーン

シエスタ「ようやく陸地に辿り着きましたね。」

ルイズ「ええ。けどここにも罠が仕掛けられているわ。油断しないでね。」

カービィ「ぽよ。」

アルディアス「第2トラップ発動!」パチン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

キュルケ「今度はミサイル!?」

タバサ「ここは私に任せて。」ジャキッ

ズバズバズバズバ

タバサ「一丁上がり。」ジャキン

ドッカーン

アルディアス「チッ!ミサイルじゃダメのようだな。こうなったら最後の手段だ!」

670: 2014/11/08(土) 13:20:01 ID:RpvrnSiQ
ギュイーン

ウェールズ「最後の難関は機雷があるラビリンスだ。道は僕が知っているからついて来て。」

アンリエッタ「はい。」

ギュイーン

アルディアス「やっと入ったか。抜けた瞬間が楽しみだぜ・・・。」

1分後

ルイズ「よし!脱出完了!」

アルディアス「ホア――――――ッ!」

ワルド「上からだ!」

ビュン

アルディアス「ほほう。俺の作ったトラップを潜り抜けるとはな・・・。」

ルイズ「やっぱりあなたの仕業だったのね!アルディアス!」

671: 2014/11/08(土) 13:49:55 ID:RpvrnSiQ
メタナイト「なぜあんな仕掛けを作った!?」

アルディアス「決まっているだろ。優勝して封印されたエンシェントドラゴンを復活させるのさ!」

ワルド「エンシェントドラゴンを復活させるだと!?」

朝日奈「エンシェントドラゴン?」

ジュリオ「かつてこの世界を恐怖に陥れた最強のドラゴンです。今は封印されているのですが・・・。」

ティファニア「あなたはそれを復活させてどうするつもりなのですか!?」

アルディアス「目的は只一つ。ハルケギニアを征服する事だ!」バッ

ルイズ「カービィ、吸い込みよ!」バッ

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウ

デルフ「ギィヤアアアアアアアア!!」

ゴクン
バッ

672: 2014/11/08(土) 13:56:18 ID:RpvrnSiQ
アルディアス「馬鹿め!いくら変身してでも俺を倒すことは不可能だ!ギガントドリル!」

ルイズ「それはどうかしら?」ニカッ

アルディアス「何!?」

澪田「スーパーサウンド!」ギュイーン

ガシャーン

アルディアス「うわっ!俺のドリルが!」

罪木「今がチャンスです!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ギュイーン

ドガァッ

アルディアス「ギャアアアアア!」

ドッゴーン

ルイズ「やった!」

カービィ「ぽよぽよ!」

673: 2014/11/08(土) 14:16:13 ID:RpvrnSiQ
何処かのアジト

「アルディアスの奴、失敗したそうだな。」

「まあいい。奴等は何処に向かっているんだ?」

「データによれば次はファインビーチに向かうそうです。」

「なるほど。ここは奴に任せた方がいいな。」

「奴って?」

「我が組織が誇る水の使い手、アクアテイルだ!」

674: 2014/11/08(土) 16:03:33 ID:RpvrnSiQ
次回予告

ルイズ「ファインビーチに辿り着いた私達。しかしそこには新たな刺客であるアクアテイルが待ち構えていたの!」

キュルケ「しかもやしの実が大量に降ってくるわ。さらには爆弾まで降ってきたわ!」

エーコ「ほとんどトラップだらけじゃない!」

シエスタ「それだけではありません!アクアテイルの操る水の鞭は広範囲の攻撃が可能となっています!」

ティファニア「こうなった以上は戦うしか方法はありません!」

ルイズ「このレースはいったいどうなっているのよ~!」

カービィ「ぽよ?」

タバサ「次回、『アクアテイルの罠』。お楽しみに。」

675: 2014/11/10(月) 20:11:10 ID:8QdlZoG2
第5話 アクアテイルの罠

676: 2014/11/10(月) 20:20:45 ID:8QdlZoG2
ファインビーチ

ギュイーン

ルイズ「第3のコースはファインビーチね。しかも熱い風が吹いているわ。」

カービィ「ぽよ。」

朝日奈「まさに南国気分だね。」

霧切「けどそう甘く見ない方がいいわよ。ここにも多くの仕掛けがあるわ。用心して進まないと。」

朝日奈「そ、そうだね・・・。」

ギュイーン

アクアテイル(チッ。あの女、俺の作った罠を見抜けやがった。まあいい。見せてやるよ。このゾーンの恐怖を!)

677: 2014/11/10(月) 20:30:00 ID:8QdlZoG2
シエスタ「まずはやしの実ストリートですね。確かここではやしの実が時々落ちるそうですが・・・。」

エーコ「大丈夫よ。落ちるとしたら2、3個ぐらいだから。」

罪木「なら安心ですね。」

アクアテイル(調子に乗るのも今の内だ。それっ!)ブンブン

ユサユサ

西園寺「あっ、ヤシの木が動いた!」

霧切「皆!警戒態勢を取って!」

ヒューン

辺古山「本当に降ってきたようだな。けど・・・。」

セレス「どうしましたか?」

辺古山「いつもより大量に降っているのだが・・・。」

ルイズ達「えええええええええ!?」

678: 2014/11/11(火) 20:17:59 ID:ysjCSXn2
罪木「ひゃあ!」ヒョイ

ゴスッ

澪田「あっ、地面に当たった。」

ドカーン

ルイズ達「・・・。」

ルイズ「ねえ。これって爆弾よね?」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「しかも大量に降っているという事は・・・。」

ヒュルルルル

ルイズ・シエスタ「まさか!?」

ドカーンドゴーン

ルイズ「キャアアアアアア!やっぱりー!!」

カービィ「ぽよぽよ!」キャッキャッ

小泉「楽しんでいる場合じゃないでしょ!早く切り抜けないと!」

西園寺「あわわわわ!」

679: 2014/11/13(木) 20:22:10 ID:y2sOfI3M
ドゴーンドガーン

ソニア「次々と脱落者が続出していますわ!」

キュルケ「もうレースどころじゃないようね。一体誰が仕掛けたの!?」

アクアテイル「俺だよ。」

タバサ「誰か来る・・・。」

小泉「へ?」

ヒュン

終里「お前は何者だ!?」

アクアテイル「俺の名はアクアテイル。アルディアスと同じ組織の一員だ。」

終里「つまりお前も刺客と言う訳か。へへっ!面白くなってきたぜ!」バキボキ

アクアテイル「やるというなら容赦はしない。行くぞ!」ドギュン

終里「上等だ!」ビュン

680: 2014/11/13(木) 20:42:08 ID:y2sOfI3M
ヒュンヒュンヒュンヒュン

澪田「おおっ!互角に戦っているッス!」

ルイズ「終里は戦闘能力が高いからね。データによれば基本戦闘能力は終里の方が上だけど、特殊能力はアクアテイルが勝っているわ。」

七海「となると、この戦いは長期戦となるみたいね。」

シエスタ「ええ。」

アクアテイル「なかなかやるな。ウィップモード!」

ギュイーン

終里「腕が鞭に変化した!?」

アクアテイル「行くぜ!ウィップテイルラッシュ!」

バシバシバシバシ

終里「くっ!ここはいったん下がるしかないな。」

アクアテイル「無駄だ。ウィップテイルは広範囲の攻撃が可能だ。いくらお前が逃げても当てられるだけなのさ!」

終里「なるほど。そっちがその気ならこっちにも考えがあるぜ。」

アクアテイル「何!?」

681: 2014/11/17(月) 08:31:11 ID:/N78hPks
ヒュンヒュンヒュンヒュン

終里「今だ!」

ガシッ

小泉「つ、掴んだ!?」

終里「そう。いくら広範囲に攻撃ができても、間合いを詰められば攻撃は不可能だからな。」

アクアテイル「しまった!」

終里「いくぜ!フレイムヘッド!」

ドガッ

アクアテイル「ぐは・・・・。」

ズドーン

終里「この勝負は俺の勝ちだな。」

オオーッ

682: 2014/11/17(月) 08:57:34 ID:/N78hPks
ルイズ「すごいじゃない!どこでそんな技術を身に着けたの!?」

終里「ああ。前に鞭を持ったエネミーと戦っていたからな。その時の攻略法を思い出しただけさ。」

シエスタ「なるほど。」

西園寺「まっ、とりあえずは危機を回避したという事で・・・。」

ヒュルルルル

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「どうしたのカービィ・・・・って、また爆弾が降ってきたー!!」

ドゴーンドガーン

ルイズ「あーん!このレースはいったいどうなっているのよー!!!」

683: 2014/11/17(月) 09:01:19 ID:/N78hPks
次回予告

ルイズ「次のコースは何とお化け屋敷!しかもタバサだけでなく終里も幽霊が苦手なんだって!」

終里「ゆ、幽霊だけは苦手なんだ・・・。」

エーコ「まさか終里にこんな一面があったなんて意外ね。」

ティファニア「しかもこのお化け屋敷にはある噂が流れています。」

キュルケ「ある噂?」

ティファニア「この屋敷はとある大富豪の方が住んでいましたが、ある事件によって殺されてしまったそうです。」

ルイズ「じゃあ、もしかしてその幽霊がでるんじゃ・・・。」

ティファニア「かも知れませんね。」

タバサ「ふう・・・。」ユラッ

バターン

ティファニア「次回、『呪われたお化け屋敷の謎』。お楽しみに!」

684: 2014/11/18(火) 21:01:17 ID:f7tDAp.s
第6話 呪われたお化け屋敷の謎

685: 2014/11/18(火) 21:03:29 ID:f7tDAp.s
ゴーストタウン

ワルド「随分遅れてしまったな。ルイズ達は先に行ってるだろう。」

ヒュードロドロドロドロ

石丸「ん?なんだこの効果音は?」

ボーッ

十神「ぼ、亡霊か!?」

ルイズ達「お待ちしてましたー。」

ズガシャーッ

大和田「変な驚かし方をするな!!ビビっちまっただろうが!!」

シエスタ「すいません・・・。」シュン

686: 2014/11/21(金) 19:28:57 ID:o8W5Ixk.
桑田「で、なんでお前等がここにいるんだ?」

タバサ「あれ。」ユビサシ

桑田「ああ。あの屋敷か。なんでお前等は入ろうとしないんだ?」

ティファニア「え、ええ・・・。この屋敷はとある大富豪の方が住んでいましたが、ある事件によって殺されてしまったと噂が流れています。」

腐川「もしかしたらその幽霊が出て来るんじゃないの?」

ティファニア「かも知れませんね。」

タバサ「ふう・・・。」ユラッ

バターン

大和田「大体の事情は分かった。それによってお前達は怖くてこの屋敷に入れないという事だな。」

ルイズ達「ピンポーン・・・。」

十神「フン。バカバカしいにも程がある。さっさと入るぞ。」コツコツ

葉隠「十神っち、随分と平気な顔をしているな。」

キュルケ「本当は怖かったりして。」クククク

687: 2014/11/21(金) 19:41:36 ID:o8W5Ixk.
お化け屋敷内

ギィーッ

日向「誰もいないな。明りをつけるとしよう。」

ボウッ

罪木「なんだかお化けが出て来そうな気がします・・・。」

ソニア「怖いですわね・・・。」

左右田「大丈夫ですよ。俺がしっかりと・・・。」

朝日奈「きゃああああああ!!」

大神「どうした朝日奈!?」

朝日奈「あ、あれ・・・。」ユビサシ

ゲンガー「ん?お前等も来ていたのか。」

カービィ「ゲンガー!」

ルイズ「な、何でアンタまでここにいるの?観戦しているはずなのに・・・。」

ゲンガー「ここは俺達の遊び場さ。せっかくだから案内してやるぜ。」

朝日奈「そ、そうだったんだ・・・。」ホッ

688: 2014/11/23(日) 13:22:45 ID:dEgjM6Wo
コツコツ

大和田「おっ、立派な棺桶じゃないか。中はどうなってんだ?」ギーッ

バサバサ

ゲンガー「あ。ここはズバット達がいるから気をつけろよ。」

大和田「遅いだろ・・・。」

フワーッ

ソニア「あれ?本が浮いている・・・。」

ガバーッ

ソニア「キャアアアアアアア!!」ビューン

ガシッ

腐川「ほ、本が口を開いた!?」

葉隠「いったいどうなってんだべ!?」

アンリエッタ「キャアアアア!今度はピアノが!」

七海「ちょっと待って。この2人、何処かで見たことがあると思ったら・・・、キラーブックとキラーピアノだよね?」

ゲンガー「正解だ。」

689: 2014/11/23(日) 13:32:42 ID:dEgjM6Wo
ルイズ「けど、この小説には出てないんじゃ・・・。」

ゲンガー「特別出演ってやつだよ。」

コツコツ

ゲンガー「この先にあるのがこの城の持ち主だった大富豪の部屋だ。中に入るぞ。」

ギイーッ

ルイズ「す、すごいところね・・・。」

十神「まるで俺の部屋とは大違いだな・・・。」

ターーーン

田中「部屋の中央にあるパイプオルガンが鳴り始めた!?」

花村「弾いているのって・・・、まさか!?」

ゲンガー「そう。幽霊となったこの城の主だ。」

タバサ「ひ・・・。」

キュルケ「ま、まさか・・・。」

タバサ「ヒアアアアアアアア!!!」

ギュイーン

690: 2014/11/25(火) 21:01:18 ID:g5G0qq5M
西園寺「きゃあああああ!何なのよこの騒音ー!!」

キュルケ「タバサはお化けは苦手なのよ!」

小泉「だったら早く脱出しないと!」

エーコ「でも、どうやって?」

ゲンガー「フーディン!テレポートだ!」

フーディン「了解!」

ヒュン

お化け屋敷の前

ヒュン

タバサ「ふう・・・。助かった・・・。」

桑田「ああ。もうこんな思いはこりごりだぜ。」

691: 2014/11/25(火) 21:02:43 ID:g5G0qq5M
スッ

ルイズ「なによその手。」

ゲンガー「入場料を支払ってもらうよ。結構スリルあっただろ?」

舞園「ええっ!?お金取るのですか!?」

ズンガラガッシャーン

ルイズ「払える訳ないでしょー!!!」

692: 2014/11/25(火) 21:25:59 ID:g5G0qq5M
次回予告

ルイズ「次のコースであるサハラに着いた私達。けどそこでエルフの襲撃を受けてしまい、カービィとティファニアがさらわれてしまったの!」

舞園「私達は二人を奪還する為、ネフテス国に忍び込みました。」

シエスタ「アディールで彼等を見つけたのはいいのですが、2人はエスマーイルによって処刑される事になっちゃいました!」

ルイズ「こうなったら2人を奪還してこの国から脱出しましょう!」

ゲッコウガ「だったら拙者達も助太刀するでござるよ!」

ルイズ「貴方達・・・。」

エーコ「次回、『史上最大の奪還大作戦!』。お楽しみに!」

693: 2014/11/28(金) 19:18:30 ID:T/6hCXUs
第7話 史上最大の奪還大作戦!

694: 2014/11/28(金) 19:28:58 ID:T/6hCXUs
サハラ

ギュイーン

ルイズ「今度は砂漠ステージ。それにしても熱いわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ティファニア「ええ。一刻も早くこの場所を抜けなければ・・・。」

ギュイーン

シエスタ「向こうから何か来ます!」

エーコ「あ、あれって・・・、エルフ!?」

エルフA「見つけたぞ!ハーフエルフと悪魔だ!」

エルフB「一刻も早く捕まえるぞ!」

ルイズ「捕まえるですって!?冗談じゃないわ!」

シエスタ「一刻も早く逃げましょう!」

カービィ「ぽよ!」

695: 2014/11/28(金) 19:34:12 ID:T/6hCXUs
バッ

ティファニア「きゃっ!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「カービィ!ティファニア!」

エルフC「よし!すぐに帰還するぞ!」

エルフ達「はっ!」

ギュイーン

キュルケ「まずいことになったわね・・・。カービィとティファニアがさらわれるなんて・・・。」

ルイズ「こうなったら2人を奪還するわよ!」

シエスタ「ですが、彼等は何処に?」

タバサ「ネフテス国の首都であるアディールに向かっている。どうやら彼等を裁判にかけるつもり。」

ルイズ「ありがとう。すぐにアディールへ向かいましょう!」

シエスタ「ええ!」

696: 2014/11/28(金) 20:06:04 ID:T/6hCXUs
アディールにある裁判所

エスマーイル「と言う訳で、ティファニア、カービィを処刑する。」

ティファニア「納得がいきません!なぜ処刑されるのですか!」

エスマーイル「黙れ!エルフの面汚しと悪魔!」

エルフ達「そうだそうだ!」

カービィ「ぽよぉ!」キッ

ティファニア「・・・。」
その様子を窓からこっそりと眺めたルイズは、シエスタ達の方を向いた。

ルイズ「救出できるとしたら今夜よ。それまで準備するわよ!」

エーコ「分かったわ!」

「それなら私達も協力するわ。」

タバサ「あなた達は?」

ルクシャナ「私の名はルクシャナ。ティファニアの従姉よ。」

アリィー「僕の名はアリィー。ルクシャナの婚約者さ。」

697: 2014/11/28(金) 20:13:09 ID:T/6hCXUs
ルイズ「私達を助けてくれるの?」

ビダーシャル「もちろんだ。因みにルクシャナは私の姪だ。」

ルイズ達「び、ビダーシャル!?」

エーコ「な、なんであなたがここにいるの!?」

ビダーシャル「ああ。実はジョゼフの行為から虚無の担い手もその使い手次第と考えを改めたからな。これからは私も協力する。」

ルイズ「あ、ありがとう・・・。」

ゲッコウガ「それだけではないでござるよ。」ヒュンヒュン

シエスタ「ゲッコウガさん!皆!」

ゾロアーク「カービィが誘拐されるのをモニターで見たからな。だったら俺達も黙っちゃいられないぜ。」

バクーダ「カービィは俺達の大切な仲間だからな!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ルイズ「こんなにも仲間がいるなんて・・・、私って幸せ者ね・・・。」ホロリ

ゲンガー「ん?もしかして泣いているのか?」

ルイズ「そ、そんな訳ないでしょ!」

シエスタ「素直じゃありませんね。」

698: 2014/11/28(金) 20:29:03 ID:T/6hCXUs
10分後

カービィ「ぽよぽよ。」ナデナデ

ティファニア「カービィさん、ありがとうございます・・・。」

タタタタタ

ティファニア「ん?」

ルイズ「大丈夫、ティファニア、カービィ!?」

ティファニア「ルイズさん!」

カービィ「ルイズ!」

ルクシャナ「もちろん私達も一緒よ。」

ティファニア「ルクシャナ達も来てくれたんだ!」

アリィー「すぐにそこから脱出しよう。エルフ達に見つかる前に。」

ティファニア「ええ!」

699: 2014/11/28(金) 20:46:46 ID:T/6hCXUs
ガチャン

ゲッコウガ「鍵の解除は終わったでござる。すぐに脱出を・・・。」

エルフ兵A「そこのもの、動くな!」

バクーダ「見つかったな。だが俺達は何もしない。話を聞いてくれるか?」

エスマーイル「悪魔どもに話す価値もない!」

ゾロアーク「アンタが親玉か。裁判所での発言を聞いたんだけどさ、いい加減その考えを止めてくれないか?」

エスマーイル「黙れ!悪魔は抹頃するべきなのだ!そして貴様等も!!」

サメハダー「そうかよ。ならば、戦闘開始だ!」

ポケモン達「おう!!!」ダッ

700: 2014/11/28(金) 20:50:17 ID:T/6hCXUs
バクーダ「大噴火!」ドゴーン

サメハダー「波乗り!」ザッパーン

ゾロアーク「ダークスラッシュ!」ザシュッ

ドゴーンドガーン

オノノクス「さっきから聞いてりゃ悪魔悪魔悪魔ばっか言いやがって!!虚無とかちゃんとした名称があるんだよ!!調子に乗るんじゃねえ!!」

エスマーイル「黙れ!貴様等はここで捕まる運命だ!」

ゲッコウガ「そうはいかぬ!水神斬!!」ズバーッ

エルフ達「ギャアアアアア!!!」

ズシーン

701: 2014/11/28(金) 20:56:03 ID:T/6hCXUs
エーコ「さて・・・。」ツカツカ

ガシッ

エスマーイル「うぐ!」

エーコ「彼女に謝りなさい!!」

エスマーイル「なぜ謝る必要がある!」

エーコ「ティファニアには罪はない。貴方達がどういう事情があるかは知らないけど許せないわ。同じエルフならそれを受け入れなさい!!」

エスマーイル「あいつはつ「うるさい!!」ごふ!?」

エーコ「貴方達は彼女の顔を見たの?怯えてたのに貴方達は一方的に彼女を悲しませた。それが一番許せないの!」ドガッ

エスマーイル「あがっ!」

エーコ「彼女はまだ幼いの。それを知らないアンタは最低よ!少しは・・・。」グッ

ジュカイン「おお!あの構えは!」

エーコ「反省しなさい!!」バキャアアア

エスマーイル「ギャアアアアア!!!」

ズシーン

702: 2014/11/28(金) 20:57:31 ID:T/6hCXUs
エーコ「文句ある?」

エルフ兵達「いいえ!ありません!」

エーコ「終わったわよティファニア。皆で帰りましょう!」

ティファニア「・・・うん!!」

ルイズ「とりあえずは一件落着ね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「ええ。あとは仕上げといきましょう!ゲッコウガさん。」

ゲッコウガ「任せるでござる!」ビュン

703: 2014/11/28(金) 21:00:35 ID:T/6hCXUs
スタッ

エルフ兵達「ひっ!」

ゲッコウガ「よく聞けエルフ共!これが拙者達からお前等に対しての罰でござる!お前等はその仲間さえも平然と怪我を負わせた!これがお前らの正しきことであろうか!違う!貴様等は何も知らず、ただ悪魔や蛮人ばっか言い恐怖してるだけでござろう!だが現在は違う!虚無を持つものはエルフを仕掛けに行こうと思うものはいない!少しは彼ら・・・・人間を理解するでござる!カービィ、最後の一撃を!」

カービィ「ぽよ!」バッ

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドッゴーン

エルフ兵達「」

ルイズ「よし!脱出しましょう!」

カービィ「ぽよ!」

704: 2014/11/28(金) 21:16:17 ID:T/6hCXUs
サハラ

ギュイーン

舞園「そのような事があったなんて・・・。」

ルイズ「ええ。エルフ達もこれに懲りて改心するでしょうね。」

シエスタ「そうですね。」

朝日奈「で、そのルクシャナとアリィー、ビダーシャルもレースに参戦するの?」

ルクシャナ「ええ。せっかくの大会だし、参加しないとね!」

セレス「どうやらこのレース、ますます面白くなりそうですね。」

ルイズ「そうね。ゴールのロマリアまでもう少し。気を引き締めていかないと!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「うふふ・・・。」

ギュイーン

705: 2014/11/28(金) 21:37:51 ID:T/6hCXUs
次回予告 

ルイズ「レースはいよいよ最後のコースへ。ゴールのロマリアまでもう一息のその時、アルディアスとアクアテイルが奇襲してきたの!」

霧切「それだけではないわ。2人のボスも姿を現したそうよ。」

シエスタ「こうなると苦戦は間違いないですね。」

小泉「けど、私達はこんなところで負ける訳にはいかないわ。あの人達が願いを叶えたら、この世界はとんでもない方向にいってしまう!」

終里「小泉の言う通りだ。俺達の世界は俺達で守るしかないな!」

ルイズ「そうね。皆、戦闘開始よ!」

カービィ「ぽよ!」

ルクシャナ「次回、『エアライドレース、終幕』。お楽しみに!」

706: 2014/12/01(月) 20:17:22 ID:U2mjnBGo
第8話 エアライドレース、終幕

707: 2014/12/01(月) 20:39:13 ID:U2mjnBGo
何処かのアジト

「そうか。奴等はそのままゴールへ向かっているという事か。」

アルディアス「はい。いかがなさいましょうか?」

「決まっている。奴等は最後のコースであるロマリアに向かっている。すぐに妨害するぞ!」

アクアテイル「はっ!」

708: 2014/12/01(月) 21:13:29 ID:U2mjnBGo
ロマリア

舞園「見てください!ロマリアです!」

ルイズ「これでこのレースも終わりの様ね。張り切っていくわよ!」

カービィ「ぽよ!」

ソニア「もちろん私も行きます~。」ゴホゴホ

ズンガラガッシャーン

小泉「そ、ソニアちゃん!?いったい何があったの!?」

ソニア「じ、実は風邪をひいてしまいまして・・・。」ゴホゴホ

小泉「ああ。月の砂漠の寒さで風邪をひいてしまったのね。こんな寒さくらいで・・・。」

ヒュウウウウウウ

小泉「へ?いきなり寒くなった!?」

罪木「どうなっているんですか!?」

709: 2014/12/04(木) 20:12:35 ID:T3lyvJJc
アルディアス「それは俺達のボスがやったのさ。」

アクアテイル「ボスのアイス能力はとても半端じゃないぜ。」

ルイズ「アルディアス!アクアテイル!」

シエスタ「それとボスって言いましたよね。その彼は・・・。」

罪木「皆さん!あちらです!」

ヒュウウウウ

終里「お前は誰だ!?」

「俺はエンペラス。エンシェントドラゴンを復活させるための組織、『ドラゴネア』の総統だ!」

ルイズ「という事は、アルディアスとアクアテイルを放ったのもアンタだったのね!」

710: 2014/12/04(木) 20:22:13 ID:T3lyvJJc
ギュイーン

左右田「おい。あそこは大パニックになっているぞ。」

日向「ああ。俺達は今の内に・・・。」

エンペラス「逃がすかー!!!」ドガッ

日向達「うげっ!」

バシャーン
カチコチーン

七海「日向君達が凍っちゃった!」

キュルケ「救出はしたいけど、今は戦わないとダメね。」

カービィ「ぽよ・・・。」

七海「大丈夫。日向君達はそんな事で氏なないから。だから今は彼等を信じましょう。」

カービィ「ぽよ!」

711: 2014/12/04(木) 20:28:50 ID:T3lyvJJc
エンペラス「ここからは3VS3の戦いだ。相手は俺が決めさせてもらう。」

ルイズ「で、誰を選ぶの?」

エンペラス「ルイズ、カービィ、ソニアの3人だ!」

小泉「ちょっと待ってよ!ソニアちゃんは熱があるんだよ!病人を無理やり戦わせるなんて酷すぎるにも程があるわ!」

ソニア「大丈夫です。このくらいの熱なら戦えますので。」

ルイズ「さっきまでコタツに入っていたけど、大丈夫なの?」

シエスタ「あまり無理しないでくださいね。」

ソニア「分かりました。では、始めましょう。」チャキッ

エンペラス「いいだろう。試合開始だ!」

ドゴーン

712: 2014/12/04(木) 20:59:03 ID:T3lyvJJc
キンキンキンキン

エンペラス「なかなかやるじゃないか!ならこれならどうだ?氷弾!!」

カービィ「ぽよ!」ヒョイヒョイ

デルフ「アイツの氷弾は威力が高い。まともに喰らったらやられるぞ!」

カービィ「ぽよ・・・。」ゴクリ

ルイズ「バックエクスプロージョン!」カッ

ドゴーン

アクアテイル「くそっ!腕に傷が!」

ルイズ「甘く見ると痛い目に遭うわよ?」

キンキンキンキン

アルディアス「熱の影響で動きが鈍いようだな。なら、連続蹴り!」ドガガガ

ソニア「きゃああああああ!!」

ドサッ

舞園「ソニアさん!」

713: 2014/12/04(木) 21:19:11 ID:T3lyvJJc
田中「このままだとソニアが危ないぞ!」

左右田「ええい!これ以上は黙っちゃいられない!日向、俺を突き飛ばしてくれ!」

日向「分かった!」

ドン

左右田「うおおおおおおお!!」ヒュルルルル

アルディアス「そうはいくか!ドリルアーム!!」

ギュイーン

左右田「ギャアアアアア!!」

田中「やっぱり無理だったようだな。」

左右田「だがおかげで動けるようになったぜ。ソニアさん、大丈夫ですか?」

ソニア「な、なんとか・・・。」ハァハァ

714: 2014/12/04(木) 21:42:40 ID:T3lyvJJc
終里「おい!あそこにアイテムボックスがあるぞ!」

澪田「けど、凍っているッス!」

キュルケ「だったら私のファイアーボールで・・・。」

ソニア「その必要はありません。私の熱で溶かしてみせます!」

小泉「ま、まさか!?」

カーッカーッ

セレス「す、すごいですわね・・・。」

パリーン

エーコ「中身はサンダーね!喰らいなさーい!」ヒョイ

ドンガラガッシャーン

エンペラス達「ぬがああああああああ!!」

ルイズ「今よ、カービィ!」

カービィ「ぽよ!」

715: 2014/12/04(木) 22:18:07 ID:T3lyvJJc
カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ギュオオオオオ

ドッゴーン

七海「3人共、戦闘不能。その衝撃で景色が元に戻り始めたわ!」

左右田「ふーっ。これでレースも無事に再開できるな。」

ソニア「あら?風邪が治りましたわ。」

ルイズ「ええっ!?もう治っちゃったの!?」

ソニア「ええ。しかし不思議ですね。普通は2~3日安静にしないといけないのですが・・・。」

左右田「あの・・・。」

ソニア「はい?」

左右田「俺、風邪を引いちゃいました。」

ズンガラガッシャーン

ソニア「左右田さん・・・ごめんなさい。」ペコリ

716: 2014/12/04(木) 22:21:17 ID:T3lyvJJc
レース再開

ギュイーン

ルイズ「今のところカービィがリードしているわね。だったら本気でいくわよ!」

ドゴオオオオ

シエスタ「私達も負ける訳にはいきません!」

ドゴオオオオ

カービィ「ぽよー!」

ドゴオオオオ

ジュリオ「13人がブーストを発動した。けど、これだけの差があるという事は・・・。」

ギュイーン

ヴィットーリオ「勝負あり!優勝はカービィさんです!」

カービィ「ぽーよー!」フリフリ

ゲッコウガ「でかしたでござる!カービィ!」

サーナイト「お疲れ様!」

カービィ「ぽよぽよ!」

717: 2014/12/04(木) 22:37:22 ID:T3lyvJJc
ルイズ「やっぱりカービィには敵わなかったか・・・。けど、完走する事ができただけでもいいとしましょう。」

シエスタ「ええ。」

ヴィットーリオ「では、カービィさん。願いはどうしますか?」

カービィ「ぽよ、ぽよぽよ!」

ヴィットーリオ「分かりました。では・・・。」

カッ

サンダース「いったい何の願いを叶えたんだ?」

シャワーズ「さぁ・・・?」

ヒュルルルル

朝日奈「あっ、ドーナツが空から降ってきた!」

舞園「それだけではありません!様々な食べ物が空から降ってきました!」

花村「カービィの願い事はそれだったんだね。」

カービィ「ぽよ!」

718: 2014/12/04(木) 22:57:07 ID:T3lyvJJc
終里「それに丁度腹が減ったし、カービィのおかげで助かったぜ。」

ルイズ「その事に関してはカービィに感謝しないとね。」

カービィ「ぽよ!」

ヴィットーリオ「では、祭りを始めましょう!ハルケギニアの未来に幸あれ!」

ワアアアアアア

メタナイト「とりあえずは奴等の陰謀を阻止する事は出来たが、十分に警戒した方がいいかも知れないな。」

ワルド「ああ。第2、第3のエンシェントドラゴンを復活する組織がいるかもしれない。その事だけは肝に銘じておかないとな・・・。」

メタナイト「だが今は祭りを楽しむとしよう。何か買いに行くとするか。」

ワルド「そうだな。」

719: 2014/12/04(木) 23:02:22 ID:T3lyvJJc
次回予告

ルイズ「レースが終わってから2日後、私達はサーナイトの提案でゼロの使い魔の原作世界に向かったの。」

ルイズ「その世界では私がカービィでなくサイトを召喚していたり、シエスタやティファニアなどがサイトに好意を持っていたわ。」

シエスタ「あの人に比べたらカービィさんの方がいいと思います・・・。」

ティファニア「私も・・・。」

ルイズ「さらにカービィとサイトが真剣勝負をすることになったわ。カービィ、あんな変な人に負けちゃダメよ!」

カービィ「ぽよ!」

才人「どういう意味だ!」

アンリエッタ「次回、『原作世界との邂逅』。お楽しみに!」

720: 2014/12/07(日) 21:43:10 ID:yuNLUK7E
第9話 原作世界との邂逅

721: 2014/12/07(日) 22:11:45 ID:yuNLUK7E
チチチチチ

ルイズ「レースが終わってから2日経ったわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

シエスタ「ええ。こういう平和も悪くないですね・・・。」

ルイズ「そうね・・・。けど、何か面白い事はないかしら?」

シエスタ「さあ・・・。」

サーナイト「だったらいい提案があるわ。原作世界に行ってみたらどう?」

ルイズ・シエスタ「原作世界?」

カービィ「ぽよ?」

サーナイト「そう。そこでは貴方達との世界とは違う展開があるわ。行ってみたら面白いと思うわよ。」

ルイズ「そうね・・・。行ってみましょう!」

カービィ「ぽよ!」

722: 2014/12/09(火) 20:44:37 ID:xwwW.xd.
研究室

ギュイーン

ジバコイル「ゲOトの作動完了。準備はいいかい?」

ルイズ「ええ。いつでもいいわ。」

ジバコイル「それじゃ、いい旅を!」

ルイズ「皆、行くわよ!!」

シエスタ達「おう!!!」

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

724: 2014/12/10(水) 22:44:43 ID:s08BeRPc
原作世界

ギュイーン

ルイズ「ここが原作世界ね。私達の世界とあまり変わってないわ。」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「ええ。まずは原作世界のルイズさんの・・・。」

ドドドドド

サンダース「ん?向こうから音がするぞ?」

エーコ「あれって・・・。」

ルイズ(原作)「待ちなさいサイト!」ドゴーンドゴーン

才人「うわあああああ!!」

ルイズ「ついに登場したわね。原作の私と使い魔のサイト。」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「ええ。あの人に比べたらカービィさんの方がいいと思います・・・。」

ティファニア「私も・・・。」

エーコ「それに同感ね。」

725: 2014/12/11(木) 22:37:30 ID:byWER7IY
サンダース「それにサイトって奴はガンダールヴの力を持っているだけだろ?カービィはそれだけでなく、さまざまなコピー能力を持っているからな。」

ブースター「そうだな。俺達からよく見れば、タダの雑魚としか考えられないけど。」

才人「」グササッ

シエスタ「あっ!言葉が彼にささりました!!」

ドッゴーン

舞園「そしてエクスプロージョンが直撃・・・。今のは言い過ぎでは・・・。」

サンダース「俺達は事実を言っただけだ。」

ルイズ(原作)「まったく・・・・。ん?」

ゲッコウガ「あっ、こっちに気付いたでござる。」

ルイズ(原作)「うわあああああ!!わ、私がもう一人いる!?」

ゲッコウガ「ああ。それは拙者から説明するでござるよ。実は・・・。」

事情説明中

726: 2014/12/11(木) 22:56:49 ID:byWER7IY
ルイズ(原作)「もう一つの世界から来たなんて・・・。だから使い魔も違うのね。」

ルイズ「まあね。カービィはガンダールヴの力だけでなく、様々なコピー能力を持っているからね。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ(原作)「何だか羨ましいな・・・。」

才人「で、お前達の世界でも同じ出来事があったよな。何があったのか聞かせてくれないか?」

デルフ「ああ。その事については俺が話すぜ。実は・・・。」

事情説明中

才人「何だよそれ!ギーシュをソードビームで倒したり、フーケのゴーレムを凍らせたり、レコン・キスタの大群をクラッシュで倒してアルビオンを救ったり、サンドリオンやカリーヌを余裕で倒したり、挙句の果てにはジョゼフまで倒したのかよ!」

デルフ(原作)「それに比べ、こっちは大変だったんだぞ!羨まし過ぎるぜそっちの俺!」

キュルケ「仕方がないわよ。カービィは貴方よりもかなりの力を持っているから。」

才人「そうかよ・・・。どうせ俺なんか・・・。」ズーン

タバサ「落ち込んだ。」

ルイズ「そりゃそうよね・・・。」

727: 2014/12/11(木) 23:03:36 ID:byWER7IY
ルイズ(原作)「それにしてもそっちの私は武器まで持っているなんて・・・。そっちのシエスタも戦う事ができるの?」

シエスタ「ええ。斬馬刀を使いこなすだけでなく、護身術も覚えていますので。」

ルイズ(原作)「す、すごいわね・・・。」

リザードン「そうそう。それにカービィはルイズと共にベッドの上で寝ているんだぜ。」

ルイズ「余計な事を言わないでよ!」

ルイズ(原作)「まあ、そちらの使い魔は可愛いからね。それに比べ・・・。」チラッ

才人「そんな目で見るな!ともかく、カービィは強いという事が良く分かった。だったら俺と勝負しようぜ、カービィ!」

カービィ「ぽよ!?」

ルイズ「ちょっと!カービィをいじめるのは止めなさいよ!」

才人「誰もいじめるとは言ってないだろ・・・。勝負しようって言ったんだよ。」

728: 2014/12/11(木) 23:07:03 ID:byWER7IY
ルイズ「そう言う事ね。けど、カービィを甘く見ると痛い目に遭うわよ。」

才人「へへん!やってみなきゃ分からないぜ!」

ルイズ「しょうがないわね・・・。シエスタ!」

シエスタ「はい!」ブン

デルフ「ま、まさか!?」

ルイズ「カービィ!吸い込みよ!」

カービィ「ぽよ!」

BGM:特技は吸い込み!

スウウウウウ

デルフ「ギャアアアアアアア!!」

デルフ(原作)「そっちの俺は吸い込まれるなんて・・・・。不運な奴だな・・・。」

才人「しかもエグ過ぎるぜ・・・。」

729: 2014/12/11(木) 23:08:48 ID:byWER7IY
カービィ「はっ!」

パアアアアア

ルイズ(原作)「変身した!?」

ルイズ「そう。この姿がカービィがデルフを吸い込んだ姿よ。」

才人「コピー能力を生で見られるとは驚いたぜ。行くぞ!」

カービィ「ぽよ!」

キンキンキンキン

才人「くっ!押されているだと!?」

カービィ「はっ!」キン

才人「くっ!」

ルイズ(原作)「すごい・・・。カービィが才人を追い詰めている・・・。」

ルイズ「カービィの実力はこんな物じゃないわ。これからが本番よ!」

730: 2014/12/13(土) 11:40:40 ID:2Re0RMvg
カービィ「はっ!」キン

才人「く・・・!こんなところで負けてたまるか!うおおおおおお!!」ダッ

デルフ「今だ!相棒!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

才人「うわああああああ!!」

ズシーン

ゲッコウガ「勝負あり!勝者、カービィ!」

カービィ「ぽよーい!」ピョンピョン

ルイズ「やったわね、カービィ!」

才人「いつつ・・・。さすがに敵わないな・・・。」

ルイズ(原作)「そうね。この敗北を生かして次の戦いに向けないとね。」

才人「そうだな。」

731: 2014/12/13(土) 11:47:57 ID:2Re0RMvg
それからしばらくして・・・。

ルイズ「そろそろ時間だから元の世界に戻るわね。」

ルイズ(原作)「そうね。貴方達の事は決して忘れないわ。頑張ってね。もう一人の私。」

才人「カービィ、ちゃんとルイズを守るんだぞ。」ナデナデ

カービィ「ぽよ!」

ゲッコウガ「んじゃ、行くでござるよ!」

パアアアアア

732: 2014/12/13(土) 11:56:03 ID:2Re0RMvg
次の日

モンモランシー「へー。原作世界に行って来たんだ。で、どうだったの?」

ルイズ「原作での私の使い魔がサイトだったり、アルビオンは滅んだりしていたけど、楽しく生活していたわ。」

ギーシュ「なるほどね・・・。それに原作の僕が水精霊騎士団の隊長になっているのは驚いたな。こっちの僕は特殊部隊『エアリス』の隊長だよ。」

モンモランシー「まあ、隊長だというところは変わってないけどね。」

ルイズ「きっとカービィも時々思うかもしれないわね。原作世界でのサイトの事を。」

シエスタ「そうですね。」

カービィ「zzz・・・。」

733: 2014/12/13(土) 12:04:23 ID:2Re0RMvg
次回予告

ルイズ「私達が平原で遊んでいたその時、マホロアという悪い奴が降臨したの!」

ルイズ「彼の話によれば、エンシェントドラゴンを復活しようと企んでいるわ!」

澪田「つまり戦うしか方法はないッスね!」

終里「おっしゃ!バトルなら俺も参加するぜ!」

メタナイト「だが相手はかなりの強敵だ。これまでとは一味違うぞ。」

シエスタ「分かっています!私達はこんなところで負ける訳にはいきませんから!」

ルイズ「シエスタの言う通りね。気を引き締めないと!」

カービィ「ぽよ!」

ヴィットーリオ「次回、『最大の強敵、マホロア』。ハルケギニアの未来に幸あれ!」

734: 2014/12/15(月) 19:37:43 ID:bS4I3A4w
第10話 最大の強敵、マホロア

735: 2014/12/15(月) 19:46:29 ID:bS4I3A4w
平原

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「皆、楽しく遊んでいるわね。」

舞園「ええ。ですが、私達はいつになったら元の世界に戻れるのでしょうか・・・。」

ルイズ「大丈夫よ。その事については調べているから。だから安心しなさい。」

舞園「そうですね。」

カービィ「ぽよ?」

西園寺「どうしたのカービィ?」

ソニア「皆さん!あれを見てください!」

リザードン「お、おい・・・。あの宇宙船って・・・。」

ギュオオオオオ

ゲッコウガ「まさか・・・・!」

バッ

マホロア「久しぶりだネ。カービィ、ポケモン達。」

カービィ達「マホロア!!」

736: 2014/12/15(月) 20:20:51 ID:bS4I3A4w
ルイズ「知り合いなの?」

メタナイト「いや、彼は我々の敵だ。」

朝日奈「メタナイト!っていつの間に!?」

ワドルドゥ「彼はマホロアと同じく征服を企んでいました。ですが、カービィ達によって阻止する事ができましたが、まさか復活するなんて・・・。」

ワドルディ「」コクコク

マホロア「そう言う事サ。そしてここに来たのはとある目的の為ダ。」

ルイズ「目的って・・・、まさかエンシェントドラゴンを!?」

マホロア「その通り。そいつを使ってハルケギニアを僕の物にするんだヨ!」

エーコ「そう言う事なら黙っちゃいられないわね。すぐに戦闘態勢に入るわよ!」

終里「おっしゃ!久々に燃えてきたぜ!」バキボキ

マホロア「へー。君達も戦うのカ。この僕に勝てるかナ?」

ルイズ「それはやってみなくちゃ分からないわよ!」

737: 2014/12/15(月) 22:58:55 ID:bS4I3A4w
メタナイト「気をつけろ。奴はとんでもない力を持っている。気を引き締めていって来い。」

ルイズ「ええ!」

マホロア「喰らエ!」ドギュンドギュン

エーコ「よっと!」ヒョイ

ドッゴーン

澪田「うひょー・・・。すごい力ッス・・・。」

罪木「当たったらひとたまりもないです・・・。」

小泉「これがマホロアの恐ろしさなの?」

サンダース「ああ。俺達でも苦戦していた相手だ。油断すると一発でアウトだぞ。」

舞園「」ゴクリ

738: 2014/12/17(水) 21:44:10 ID:qJUk.AMA
マホロア「なかなかやるネ。だがこれは回避不能だヨ?」

ゴオオオオオ

メタナイト「来るぞ!かわせ!」

マホロア「遅い!メテオキャノン!」ドギュン

終里「おっと!跳ね返してやるぜ!」

シャワーズ「無茶だ!止めろ!」

終里「バーニングショット!」ドガッ

ギュイーン

マホロア「な!?」

ドゴーン

ルイズ「は、跳ね返した!?」

終里「余裕!余裕!」グッ

739: 2014/12/20(土) 09:19:25 ID:DhP/IiqE
マホロア「いつつ・・・。これはちょっと予想外だったナ・・・。」ボロッ

終里「へへっ!俺は戦う事が好きな戦士だからな!」

マホロア「だったらこちらも本気を出させてもらうヨ。連射!」ヒョイヒョイヒョイ

ドゴーンドガーン

小泉「きゃああああああ!さらに連射してきたー!!」

澪田「すげーっす!地面が穴だらけっす!!」

ルイズ「言ってる場合か!」

サンダース「ええい!放電攻撃!」バリバリ

マホロア「効くカ。」ヒュン

サンダース「ぐはっ!」ドガッ

シャワーズ「よくもサンダースを!オーロラビーム!」ギュオオオ

740: 2014/12/20(土) 09:22:02 ID:DhP/IiqE
マホロア「おっと!バックスロー!」ギュン

シャワーズ「くっ!」ビュン

ドゴーン

メタナイト「このままだとまずいぞ!何かいい方法はないのか!?」

澪田「なら唯吹に任せるっす!」

ガマゲロゲ「いい方法があるのか!?」

澪田「それは・・・。」

カイロス「お、おい!目を閉じてどうするんだよ!」

741: 2014/12/20(土) 09:24:36 ID:DhP/IiqE
澪田「うるせぇーぞ!無能力者!!」クワッ

ヘラクロス「み、澪田!?」

澪田「テメェなんざ、指一本動かさなくても100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉぉッ!!」

ギュイーン
ドゴーン

マホロア「ぐわああああああ!!」

ズドーン

シエスタ「た、倒しちゃいました・・・。」

澪田「アハハハハハハハハハハハ!!」

舞園「感心している場合じゃありません!目を覚ましてください!」ドカッ

澪田「うげっ!」

バターン

舞園「これで元に戻るといいのですが・・・。」

ワドルドゥ「さあ・・・。」

742: 2014/12/20(土) 09:31:10 ID:DhP/IiqE
澪田「・・・あれ?唯吹は何をしてたんすか?」

ルイズ「アンタがキレてマホロアを倒したのよ。」

澪田「そうだったんすか・・・。」

マホロア「フッ・・・。完敗だネ。まさか君にあんな力があるなんて・・・。」

澪田「いや、あれは滅多に使わないっすよ。」

マホロア「だがエンシェントドラゴンは復活させル。このスイッチで・・・。」スッ

メタナイト「ま、まさか!?」

サンダース「させるかー!」ヒュンヒュン

マホロア「頼んだヨ・・・。エンシェントドラゴン・・・。」

ポチッ

ルイズ「スイッチを押した!?」

サンダース「という事は・・・!」

マホロア「これでボクの目的は達成しタ。せいぜい頑張るんだネ・・・。」

パアアアア

743: 2014/12/20(土) 09:36:22 ID:DhP/IiqE
ゴゴゴゴゴ

ティファニア「この音・・・。どうやらエンシェントドラゴンが復活するようですね・・・。」

エーコ「場所はロマリアの近くよ!すぐに急ぎましょう!」

メタナイト「もちろんだ!すぐにハルバートに乗って出動するぞ!」

ルイズ「ええ!」

カービィ「ぽよ!」

マホロアがエンシェントドラゴンを復活させてしまい、ハルケギニアは大パニック状態になろうとしていた。
それと同時にルイズとカービィの最後の戦いが幕を開いたのだ・・・。

744: 2014/12/20(土) 09:50:45 ID:DhP/IiqE
次回予告

ルイズ「エンシェントドラゴンが復活する場所に向かった私達。だがそこにはマホロアの手下たちが待ち構えていた!」

シエスタ「そう簡単には通してもらえませんね。」

終里「ああ。だがバトルができる事には感謝しないとな!」

エーコ「アンタね・・・。」

メタナイト「さらにワルド達も駆けつけて来るが、エンシェントドラゴンは復活してしまった!」

ソードナイト「そしてルイズの目の前で、最大の悲劇が起きてしまった・・・。」

アンリエッタ「最大の悲劇って、まさか!?」

ウェールズ「次回、『エンシェントドラゴン、復活!さらば愛しき人よ。』。」

七海「最大の悲劇を見逃すな。」

745: 2014/12/21(日) 09:43:23 ID:Otx1zFSc
第11話 エンシェントドラゴン、復活!さらば愛しき人よ。

746: 2014/12/21(日) 09:49:23 ID:Otx1zFSc
ギュイーン

ルイズ「もう少しでエンシェントドラゴンが復活する場所に辿り着くわ!」

リーフィア「エンシェントドラゴンって、どんな奴なんだろう?」

シエスタ「エンシェントドラゴンはどの様な魔法でも効かない最強の竜です。いくら虚無の力でも敵う事はできません!」

ソニア「まあ・・・。」

ブラッキー「ともかく行って見なきゃ分からないな。すぐに急ぐぞ!」

小泉「ええ!」

747: 2014/12/24(水) 22:11:41 ID:AHQUDgR2
エンシェントドラゴンが封印されている場所

フライゴン「レーダーによればここのはずだ。すぐに封印を止めさせるぞ!」

エーコ「いや、そう簡単にはいかないみたいよ。」

小泉「どういう事?」

ガマゲロゲ「おい!あれを見ろ!マホロアの部下達が待ち構えているぞ!」

ルイズ「そう簡単にはいかないみたいね・・・。」

シエスタ「ええ。だったら戦うしか方法はありません!」

メタナイト「その通りだ!戦闘開始!」

ルイズ達「おう!!」バッ

748: 2014/12/24(水) 22:38:55 ID:AHQUDgR2
一方、アンリエッタ達は・・・。

アンリエッタ「もう少しでエンシェントドラゴンが封印されている場所に辿り着きます!」

ウェールズ「ルイズ達は今頃、封印を解除しようとする者達と戦っているだろう。」

ワルド「ええ。ですが、エンシェントドラゴンはかなりの強敵。いくらカービィ達でも敵うはずはありません。」

ヴィットーリオ「確かにそうですね。ですが、カービィさんが最大のコピー能力を使えば、必ず勝利は見えてくると思います。」

ジュリオ「その能力は?」

ヴィットーリオ「確か光り輝いている赤い木の実が関係あるそうですが・・・。」

コルベール「それって、もしや・・・!」

749: 2014/12/24(水) 22:44:37 ID:AHQUDgR2
エンシェントドラゴンが封印されている場所

ドゴーンドガーン

エンブオー「くっ!いくら倒しても次々と出てくる!」

ジュカイン「これじゃあキリがないぞ!」

ダイゲンキ「こうなったら・・・、大津波!」

ドッパーン

ジャローダ「これで半数は減らしたようだな。リーフブレード!」ドガッ

ブリガロン「ウッドハンマー!」ドガッ

ルイズ「いいわよ、皆!この調子で行くわよ!」

ドガガガガ

シエスタ「今の銃撃・・・、もしや!」

750: 2014/12/24(水) 22:58:09 ID:AHQUDgR2
アンリエッタ「遅くなってすみません!」

ルイズ「姫様!ミスタ・コルベール!ウェールズ殿下!ワルド子爵!ヴィットーリオ教皇にジュリオまで!」

ウェールズ「ここからは僕達も助太刀するよ!」

ヴィットーリオ「エンシェントドラゴンが復活したらどうにもなりませんからね。」

ルイズ「ありがとうございます!」

シエスタ「こんなにも仲間が来てくれるなんて・・・。」

ティファニア「感動して涙が出そうです・・・。」

小泉「そうね。けど今は残りの敵を倒さないと!」

シエスタ「ええ!ここからは一気に蹴散らしましょう!」

ドガーンドゴーン

751: 2014/12/24(水) 23:17:29 ID:AHQUDgR2
シュウウウウ

ルイズ「ふう・・・。これで敵は倒した・・・。」

ゴゴゴゴゴ

シエスタ「こ、この振動は・・・!」

ピシッパシッピシッパシッ

アンリエッタ「ま、まさか・・・!」

パリーン
ギャオオオオオ

ルイズ「そ、そんな・・・。」

ゲッコウガ「エンシェントドラゴンが復活するとは・・・。」

ガマゲロゲ「嘘だろ・・・。」

752: 2014/12/24(水) 23:26:55 ID:AHQUDgR2
ギャオオオオオ

ゲッコウガ「かわせ!」

ゴオオオオオ
ドゴーン

澪田「す、すごい威力っす・・・。」

罪木「ふええ・・・。」

ゴオオオオオ

エーコ「また来た!」

ドゴーン

ルイズ「キャアアアアアアア!」

カービィ「ルイズ!」

ルイズ「あう・・・。」

753: 2014/12/25(木) 20:15:47 ID:3a1SiTPg
シエスタ「ミス・ヴァリエール!立てますか!?」

ルイズ「うう・・・。今の衝撃で怪我をしてしまったわ・・・。」

メタナイト「まずい!このままだと次の攻撃がルイズに直撃するぞ!」

小泉「そんな!」

カービィ「ぽよ!」ダッ

西園寺「あっ、カービィ!」

ギュオオオオオ

朝日奈「あっ、次の攻撃が来るよ!」

ソニア「けど、カービィさんがルイズさんを守ろうとしています!」

罪木「でも、いくらカービィさんでもあの攻撃を喰らったら・・・!」

ゴオオオオオ

カービィ「!?」

ルイズ「カービィ!」ギュッ

メタナイト「ルイズがカービィを抱いた!?だがいくら彼女でも・・・!」

舞園「もう駄目です!」

754: 2014/12/25(木) 20:18:13 ID:3a1SiTPg
ドッゴーン

メタナイト「うおっ!」

終里「くっ!」

ヒュオオオオオオ

ルイズ「うう・・・、あれ?私、何ともないみたい。」

カービィ「ぽよ。」

リザードン「何だと!?いったい誰が・・・、あっ!」

ドダイトス「どうしたリザードン?」

リザードン「わ、ワルド子爵が・・・、己の身を犠牲にして・・・、ルイズ達を守っていた・・・・。」

シエスタ達「!!」

ウェールズ「そ、そんな・・・。」

ルイズ「わ、ワルド子爵・・・。」

バターン

ルイズ「ワルド子爵!」

755: 2014/12/25(木) 20:30:28 ID:3a1SiTPg
ゲッコウガ「ワルド殿!どうして無茶な真似をしたでござるか!?」

ワルド「大切な婚約者を守るのは僕の役目だ。彼女が氏んでしまったら、皆が悲しむだろう。」

サンダース「確かにそうだ。だが、ワルドだって大切な仲間じゃないか!」

ワルド「皆・・・、僕の事をそう思っているのか・・・?」

ブースター「当たり前だろ!苗木だって、イザベラだって、みんな俺達の仲間じゃないか!」

バンギラス「ブースターの言う通りだ!それにお前が氏んだらルイズの婚約はどうなってしまうんだよ!」

ワルド「その事に関してはカービィに引き継いでもらう。」

ルイズ「でも、カービィはまだ子供です。それにヴァリエール領の相続権をこの子に継がせるのはまだ早いと思いますが・・・。」

ワルド「それを君が支えてやるんだよ。君とカービィの2人一組なら、どんな困難でも乗り切れるさ。」

ルイズ「ワルド子爵・・・。」

ワルド「そして最後に一言だけ言わせてくれ・・・。君達はどんなことがあっても、力強く生きてくれ。それが僕の願いだ・・・。」

ガクッ

ルイズ「ワルド子爵・・・!うわああああああああああ!!!」

756: 2014/12/25(木) 20:39:34 ID:3a1SiTPg
シエスタ「う・・・、うう・・・!」ポロポロ

バクーダ「こんな事ってありかよ・・・。」

ゲッコウガ「うう・・・。」

エーコ「・・・さない。」

ティファニア「エーコ?」

エーコ「絶対に許さない!」ダッ

カメックス「おい!エーコ!」

ブン

エーコ「はっ!」ビュン

ドガッ

舞園「き、強烈な一撃が・・・。」

小泉「決まったわね・・・。」

757: 2014/12/25(木) 20:49:53 ID:3a1SiTPg
エーコ「皆!こんなところで立ち止まっちゃダメよ!ワルドは身を犠牲にしてルイズとカービィを守ってくれた!だったら私達は彼の分まで戦わないと!」

シエスタ「そうでしたね。こんなところで立ち止まったらやられてしまいますしね。」

キュルケ「ワルド子爵の仇は必ず取るわ!」

ルイズ「エーコ、皆・・・。」

カービィ「ぽよぽよ!」グイグイ

デルフ「相棒もお前を励ましているんだ。ここで立ち止まったらワルド子爵が心配するだろ?」

ルイズ「・・・そうよね。こんなところで落ち込んでいるわけにはいかないわ!」スッ

アンリエッタ「ルイズ・・・。」

ルイズ「カービィや皆がいる限り、私は何度でも立ち向かって見せる!それが私の新たな決意よ!」

ピカアアアア

ルイズ「地面が光り出した!?」

メタナイト「この光・・・。まさか!?」

758: 2014/12/25(木) 20:52:45 ID:3a1SiTPg
ニョキニョキニョキニョキ

澪田「な、何すかこの木の実は?」

ゲッコウガ「すぐ分かる。カービィ!」

カービィ「ぽよ!」

パクッ

ルイズ「食べた!」

ピカアアアアア

シエスタ「カービィさんの体の色が変わりました!これはいったい・・・。」

メタナイト「あれはカービィの真の最強の姿。ビッグバンカービィだ!」

ついに最強の姿であるビッグバンカービィに変身したカービィ。
果たしてカービィ達はエンシェントドラゴンを倒す事ができるのか!?物語はいよいよクライマックス!

759: 2014/12/25(木) 21:09:58 ID:3a1SiTPg
次回予告

ルイズ「エンシェントドラゴンとのラストバトルが始まったけど、その前にエンシェントドラゴンがパワーアップしてしまったの!」

メタナイト「だがビッグバンカービィの力なら倒せるはずだ。皆の力を彼に託せば勝利は見えてくる!」

ゲッコウガ「そして戦いが終われば、拙者達はそれぞれの世界へ帰っていく。別れるのは寂しいでござるが、ハルケギニアで過ごした事は絶対に忘れぬぞ!」

シエスタ「私達もゲッコウガさん達と過ごした日々は忘れません!」

ルイズ「カービィ。私達は離れてもいつまでも一緒よ。その事を忘れないでね。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「次回、最終回!『伝説よ、永遠に!』お楽しみに!」

900: 2014/12/28(日) 10:06:06 ID:k3XR88po
最終話 伝説よ、永遠に!

901: 2014/12/28(日) 10:11:36 ID:k3XR88po
ギャオオオオオ

ルイズ「こ、これがカービィの新たな姿・・・。」

シエスタ「す、すごいです・・・。」

メタナイト「地面から生えたきせきの実を食べたことにより、身体が虹色に輝いたのだ。」

メタナイト「しかもありとあらゆるものを吸い込んでしまい、時には吸い込んだものを凄まじい勢いで吐き出し、前方のものを吹き飛ばしたり破壊してしまう恐ろしい能力だ。」

ルイズ「そう言う事ね。だったら私に考えがあるわ。」

シエスタ「考え?」

ルイズ「実はね・・・。」

902: 2014/12/28(日) 10:16:15 ID:k3XR88po
ギャオオオオオ

シエスタ「そう言う事ですね。一か八かやってみましょう!」

ウェールズ「そうだな。皆!カービィにさまざまな魔術を出してくれ!」

アンリエッタ「ええ。ですが、足止めは?」

「それは我々に任せてもらおう。」

ゲッコウガ「この声は!?」

ギュイーン

リザードン「ミュウツー!ミュウ!デオキシス!エンティ!ライコウ!スイクン!ゼクロム!レシラム!ディアルガ!パルキアまで!」

グラードン「お前達がここで戦っていると聞いたからな。それに俺達だけじゃない!」

ゼニガメ達「大将ー!」

カメックス「おお!お前達も来てくれたのか!」

リザード「当たり前だぜ、旦那!」

ジュカイン「これでポケモン全員集合だな。足止めは頼んだぜ!」

ミュウツー「任せろ!攻撃開始だ!」

ポケモン達「おう!!!」

903: 2014/12/28(日) 10:20:21 ID:k3XR88po
ドゴーンドガーン

ルイズ「さあ、皆!いくわよ!カービィ、吸い込みよ!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「エクスプロージョン!」バシュッ

シエスタ「波動斬!」バシュッ

キュルケ「バーニングキャノン!」バシュッ

タバサ「エア・ハンマー!」ギュオオオ

ティファニア「ウィンド・カッター!」バシュッ

エーコ「破壊球!」ドゴオオ

スウウウウウウ

メタナイト「よし!このくらいでいいだろう。皆、カービィから離れろ!」

ミュウツー「心得た!」

シュンシュン

ルイズ「今よ、カービィ!最大の一撃をぶつけなさい!」

カービィ「ぽよ!」

904: 2014/12/28(日) 10:23:37 ID:k3XR88po
ドゴオオオオオ

ルイズ「いっけー!!」

ギャオオオオオ

シエスタ「効いています!これで倒れるのも時間の問題です!」

デルフ「よし!ルイズ、最後はお前が決めてやれ!」

ルイズ「分かったわ!」

ビュン

ルイズ「ワルド様を氏なせた罪は絶対に許せない!これが私の最大奥義、ギガントエクスプロージョン!」バッ

ドッゴーン
ギャオオオオオ
ズドーン

905: 2014/12/28(日) 10:30:37 ID:k3XR88po
ルイズ「エンシェントドラゴンが倒れた・・・。」

シエスタ「という事は・・・。」

メタナイト「我々の大勝利だ!!」

ワアアアアアア

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「カービィ・・・!」

ギュッ

シエスタ「これで戦いも終わりましたね。」

メタナイト「ああ。これによってエンシェントドラゴンは二度と復活しないだろう。」

アンリエッタ「どういう事ですか?」

メタナイト「あれだ。」

パアアアア

ウェールズ「エンシェントドラゴンが・・・。」

ヴィットーリオ「光の粒となって、大空へ向かいましたね。」

906: 2014/12/28(日) 10:34:00 ID:k3XR88po
エーコ「ところであなた達は何でここに来たの?」

ディアルガ「決まっている。カービィ達だけでなく、そこの少女達も元の世界に戻しに来た。」

舞園「じゃあ、元の世界に戻れるのですね!」

パルキア「そう言う事だ。」

シエスタ「となると、皆さんは元の世界に帰ってしまうのですね・・・。」

ゲッコウガ「ああ。そうでござる・・・。けど、シエスタ殿や皆とは別れたくない。拙者達の大切な仲間でござるからな・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

907: 2014/12/28(日) 10:39:47 ID:k3XR88po
スッ

カービィ「ぽよ?」

BGM:SEEDS of HAPPINESS

ルイズ「大丈夫よ、カービィ。離れていても心がつながっている限り、貴方は一人じゃないんだから。」

カービィ「ぽよ・・・。」

舞園「ルイズさんの言う通りです。皆の事を思い出せば、寂しさも無くなりますから。」

カービィ「・・・ぽよ!」

ゲッコウガ「そうでござったな。シエスタ殿、離れてしまうのは辛いでござるが、お主の事は忘れないでござるよ。」

シエスタ「私もです。」

ゾロアーク「キュルケ。お前と出会った事は忘れないぜ。」

キュルケ「ええ。」

オコリザル「タバサ。元気でな。」

タバサ「ええ。」

908: 2014/12/28(日) 10:42:33 ID:k3XR88po
ティファニア「エーコはここに残るの?」

エーコ「ええ。ティファニアはまだまだ未熟な部分が多いからね。私がしっかりサポートしないと!」

ティファニア「分かったわ。これからもよろしくね。」

エーコ「ええ!」

イザベラ「苗木、皆。アンタ達と共に過ごした日々は忘れない。向こうの世界でも元気でな。」

苗木「うん。僕達も忘れないよ。」

ディアルガ「話は済んだようだな。では、行くぞ!」

ギュイーン

苗木「さよなら、ハルケギニアの皆!また、いつか会おうね!」

カービィ「ぽーよー!」

ルイズ「皆、さようなら!」

パアアアアア

シエスタ「行ってしまいましたね・・・。」

ルイズ「ええ・・・。」

909: 2014/12/28(日) 10:45:31 ID:k3XR88po
キラーン

ティファニア「皆さん!あれを!」

ルイズ「へ?」

キラキラキラキラ

ジュリオ「これは・・・、星屑?」

ヴィットーリオ「どうやらカービィのプレゼントかもしれませんね。」

ルイズ「ええ・・・。」ホロリ

シエスタ「み、ミス・ヴァリエール?」

ルイズ「あ、ありがとう・・・、カービィ・・・。ひ、ひっく・・・。」

シエスタ「ミス・ヴァリエール・・・。」ギュッ

ルイズ「う、うう・・・。ひ、ひっく・・・。」ポロポロ

910: 2014/12/28(日) 10:52:33 ID:k3XR88po
数日後、プププランド

カービィ「ぽよ・・・。」

リザードン「カービィ、最近元気がないようだな。」

ゲッコウガ「ルイズ殿と別れてしまったのが原因でござるな。やっぱり彼にはルイズ殿が必要なのかも知れぬ。」

ピカチュウ「ピカ・・・。」

プリン「だったら星に願えばいいと思うわ。ルイズにまた会いたいって。」

サーナイト「それはいい考えね。けど、今はまだ昼だし。」

ラグラージ「そうだな。夜になるまで待つしか・・・。」

ピカアアアア

カービィ「ぽよ?」

プクリン「な、何!?」

カメックス「この光・・・、まさか!?」

911: 2014/12/28(日) 10:54:42 ID:k3XR88po
パアアアアア

カービィ「ぽ、ぽよ?」

ルイズ「また会えたわね。カービィ。」

カービィ「ルイズ!」バッ

バフッ

カービィ「ルイズ!ルイズ!」

ルイズ「もう、カービィは甘えん坊だから。よしよし。」ナデナデ

サーナイト「る、ルイズ!?なんでここに来たの!?」

ルイズ「私だけじゃないわよ。」

シエスタ「ゲッコウガさん!」

ゲッコウガ「シエスタ殿!」

キュルケ「久しぶりね、ゾロアーク。」

ゾロアーク「キュルケ!」

912: 2014/12/28(日) 15:56:41 ID:k3XR88po
タバサ「オコリザル。」

オコリザル「おお!タバサ!」

エモンガ「でも、どうしてこの世界に来れたの?」

ルイズ「新しい虚無の呪文をしたら、異世界に行けるゲOトを召喚する事に成功したの。」

エーコ「貴方達の世界だけでなく、舞園達の世界もね。」

エルレイド「じゃあ、これからはいつでも会えるという事なのか?」

ルイズ「そう言う事よ。これからもよろしくね。」

ワアアアアア

913: 2014/12/28(日) 20:49:44 ID:k3XR88po
バクーダ「よし!これを記念して宴を始めようじゃないか!」

ジュカイン「そうだな。ルイズ達も参加するか?」

ルイズ「よろこんで!」

シエスタ「私も手伝います!」

ジュカイン「よし!宴の準備を始めるぞ!」

ルイズ達「おーっ!!!」

914: 2014/12/28(日) 21:16:46 ID:k3XR88po
その夜

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「皆、大いに楽しんでいるわね。」

シエスタ「ええ。再会した事がそんなに嬉しかったのでしょうね。」

キュルケ「ルイズ、シエスタ、カービィ。そろそろダンスが始まるわよ。」

ルイズ「分かったわ。行くわよ、シエスタ、カービィ。」

シエスタ「はい!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ(カービィとの物語はまだまだ続く・・・。いつまでも、永遠に・・・。)

最終回ED:カービィ☆ステップ!

915: 2014/12/28(日) 21:19:49 ID:k3XR88po
ルイズ「と言う訳で、この物語は幕を閉じます。」

シエスタ「ですが、私達の冒険はまだまだ続きます。」

エーコ「そう。ここが終着点でありますが、新しいスタートでもあるのです。」

ルイズ「では、また会うその日まで!」

全員「バイバーイ!」

カービィ「ぽよ!」

~完~

916: 2014/12/28(日) 21:20:22 ID:k3XR88po
以上でこの小説は終わります。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

917: 2014/12/30(火) 03:36:31 ID:etrequ4I

918: 2015/01/01(木) 10:03:29 ID:dyhUw67s
乙です

919: 2015/02/22(日) 21:00:56 ID:.Kji7q2E
よくもまあ900まで続けたもんだなこんなの

引用: ゼロの使い魔 星の戦士伝説