1: 2012/06/18(月) 21:41:02.07 ID:phto3CrV0
ほむら「でもその衣装…」
3: 2012/06/18(月) 21:42:47.14 ID:XyCRo3ig0
知ったことかぁ!!
21: 2012/06/18(月) 22:40:15.70 ID:+FqsDyU10
剛力番長「フォール・インパクト(落下する衝撃)!」
剛力番長「チェイス・ペンデュラム(追撃の振り子)!!」
マミ「あの人とは友達になれそうな気がする…」ドキドキ
剛力番長「チェイス・ペンデュラム(追撃の振り子)!!」
マミ「あの人とは友達になれそうな気がする…」ドキドキ
27: 2012/06/18(月) 22:50:24.64 ID:+FqsDyU10
QB「また暁美ほむらに契約を邪魔されちゃってね」
卑怯番長「へぇ、それで僕に協力を?」
QB「ああ。暁美ほむらをどうにかしてくれればそれでいいよ」
QB「それで君の願いを叶えてあげる。悪い条件じゃないだろう?」
卑怯番長「…クハハッ。いいね、その話乗らせてもらうよ」
卑怯番長「へぇ、それで僕に協力を?」
QB「ああ。暁美ほむらをどうにかしてくれればそれでいいよ」
QB「それで君の願いを叶えてあげる。悪い条件じゃないだろう?」
卑怯番長「…クハハッ。いいね、その話乗らせてもらうよ」
31: 2012/06/18(月) 22:57:49.31 ID:+FqsDyU10
QB「まどか、僕と契約してよ」
ほむら「インキュベーダー…まどかに手は出させない」
パァン!
ほむら「ッ!?」
卑怯番長「おっと、ここから先は通せないな」
卑怯番長「僕は卑怯番長。さあ、正々堂々卑怯な手で勝負させてもらうよ」
ほむら「くっ…」
ほむら「インキュベーダー…まどかに手は出させない」
パァン!
ほむら「ッ!?」
卑怯番長「おっと、ここから先は通せないな」
卑怯番長「僕は卑怯番長。さあ、正々堂々卑怯な手で勝負させてもらうよ」
ほむら「くっ…」
32: 2012/06/18(月) 23:04:07.06 ID:+FqsDyU10
ほむら「どきなさい…!」
卑怯番長「悪いがそうもいかないな。僕も仕事なんで…ねっ!」ビュッ
ほむら「!」カチリ
ドバァン!
卑怯番長「消えた!?」
ほむら「後ろよ」チャキッ
ほむら「もう一度言うわ。どきなさい」
ほむら「いくらあなたでも、銃口を突きつれられてはどうにもできないでしょう?」
卑怯番長「…クハハッ」
卑怯番長「悪いがそうもいかないな。僕も仕事なんで…ねっ!」ビュッ
ほむら「!」カチリ
ドバァン!
卑怯番長「消えた!?」
ほむら「後ろよ」チャキッ
ほむら「もう一度言うわ。どきなさい」
ほむら「いくらあなたでも、銃口を突きつれられてはどうにもできないでしょう?」
卑怯番長「…クハハッ」
33: 2012/06/18(月) 23:12:28.80 ID:+FqsDyU10
ほむら「…何が可笑しいの?」
卑怯番長「いやね。あのまどかって子が相当大事なんだなって思ってね」
ほむら「あなたには…関係ないわ」
卑怯番長「そうだね。でも…あの子のご両親に何かあったら、あの子は悲しむだろうなぁ」ペラッ
ほむら「!? それは…まどかのご両親の写真…!」
卑怯番長「どうするだい暁美ほむら。僕を放ってQBの所へ行くのか、ここで僕と戦うのか」
卑怯番長「僕はどっちでもかまわないよ?」
ほむら「卑怯者…!」ギリッ
卑怯番長「クハハッ、ありがとう。それは僕にとって最高の褒め言葉さ」
卑怯番長「いやね。あのまどかって子が相当大事なんだなって思ってね」
ほむら「あなたには…関係ないわ」
卑怯番長「そうだね。でも…あの子のご両親に何かあったら、あの子は悲しむだろうなぁ」ペラッ
ほむら「!? それは…まどかのご両親の写真…!」
卑怯番長「どうするだい暁美ほむら。僕を放ってQBの所へ行くのか、ここで僕と戦うのか」
卑怯番長「僕はどっちでもかまわないよ?」
ほむら「卑怯者…!」ギリッ
卑怯番長「クハハッ、ありがとう。それは僕にとって最高の褒め言葉さ」
37: 2012/06/18(月) 23:20:53.63 ID:+FqsDyU10
一方その頃
QB「さあまどか、そろそろ願い事は決まったかい?」
まどか「えっと、あの…」
QB(暁美ほむらはまだこない…どうやら卑怯番長はうまくやっているようだね)
QB(このまま契約まで持って行ければいいk)ドカァン!
QB「きゅぷい!?」
QB「さあまどか、そろそろ願い事は決まったかい?」
まどか「えっと、あの…」
QB(暁美ほむらはまだこない…どうやら卑怯番長はうまくやっているようだね)
QB(このまま契約まで持って行ければいいk)ドカァン!
QB「きゅぷい!?」
38: 2012/06/18(月) 23:28:45.09 ID:+FqsDyU10
まどか「な、何、なんなの!?」
QB「な…」
マシン番長「目的地に到着。熱源反応-鹿目まどかを確認」
まどか「あの…あなたは…」
マシン番長「俺の名はマシン番長。君を迎えに来た」
まどか「えっ、え!?」
マシン番長「では」グイッ
まどか「あっ、えっ-きゃぁぁぁぁ!」バシュン!
QB「な…」
マシン番長「目的地に到着。熱源反応-鹿目まどかを確認」
まどか「あの…あなたは…」
マシン番長「俺の名はマシン番長。君を迎えに来た」
まどか「えっ、え!?」
マシン番長「では」グイッ
まどか「あっ、えっ-きゃぁぁぁぁ!」バシュン!
40: 2012/06/18(月) 23:34:26.42 ID:+FqsDyU10
ほむら「はあっ、はあっ…」
卑怯番長「いい加減諦めたらどうだい?」
ほむら「そんな事…できるわけない…!」
卑怯番長「まあそう言うと思ったよ。…そろそろなんだけどなぁ…」
ィィィイイイン!
ほむら「ッ!?」
卑怯番長「お、来たね」
マシン番長「卑怯番長、鹿目まどかを連れてきたぞ」
卑怯番長「ご苦労さん。それじゃこれは約束の報酬」
っ『月美の満面の笑顔写真』
マシン番長「確かに受け取った。では俺はこれで」
卑怯番長「いい加減諦めたらどうだい?」
ほむら「そんな事…できるわけない…!」
卑怯番長「まあそう言うと思ったよ。…そろそろなんだけどなぁ…」
ィィィイイイン!
ほむら「ッ!?」
卑怯番長「お、来たね」
マシン番長「卑怯番長、鹿目まどかを連れてきたぞ」
卑怯番長「ご苦労さん。それじゃこれは約束の報酬」
っ『月美の満面の笑顔写真』
マシン番長「確かに受け取った。では俺はこれで」
45: 2012/06/18(月) 23:40:09.47 ID:+FqsDyU10
まどか「何がどうなってるの? ほむらちゃん、これは一体…」
ほむら「わ、私にも何がなにやら…」
ほむら「ともあれこれはチャンス…! まどか、行くわよ!」
まどか「えっ、行くっt」カチリ
卑怯番長「行ったか」
QB「…これはどういうことだい、卑怯番長」スゥ
QB「僕を裏切ったのかい?」
卑怯番長「裏切る? おいおい、人聞きの悪いことを言わないでおくれよ」
ほむら「わ、私にも何がなにやら…」
ほむら「ともあれこれはチャンス…! まどか、行くわよ!」
まどか「えっ、行くっt」カチリ
卑怯番長「行ったか」
QB「…これはどういうことだい、卑怯番長」スゥ
QB「僕を裏切ったのかい?」
卑怯番長「裏切る? おいおい、人聞きの悪いことを言わないでおくれよ」
48: 2012/06/18(月) 23:48:25.96 ID:+FqsDyU10
卑怯番長「君と交わした契約は、君が鹿目まどかと契約している間、暁美ほむらを足止めする。そうだろう?」
QB「…それでも、契約はできなかった。君の願いを叶えるわけにはいかない」
卑怯番長「おいおい、それこそ裏切りじゃないか?」
卑怯番長「君が鹿目まどかと契約できるかどうかは僕には関係ない。僕はちゃんと暁美ほむらを足止めしていたじゃないか」
卑怯番長「彼の言葉を借りれば-そう、『スジが通らない』ね」
QB「…それでも、契約はできなかった。君の願いを叶えるわけにはいかない」
卑怯番長「おいおい、それこそ裏切りじゃないか?」
卑怯番長「君が鹿目まどかと契約できるかどうかは僕には関係ない。僕はちゃんと暁美ほむらを足止めしていたじゃないか」
卑怯番長「彼の言葉を借りれば-そう、『スジが通らない』ね」
49: 2012/06/18(月) 23:57:25.05 ID:+FqsDyU10
QB「そんなのは詭弁だ」
卑怯番長「いや、純然たる事実さ。『鹿目まどかを暁美ほむらに会わせてはいけない』だなんて言われてないしね」
卑怯番長「『詳しく話を聞かない君たちが悪い』…だろ?」
QB「……」
QB「……」フゥ
QB「そうだったね。卑怯番長という人間を見誤っていたよ」
QB「確かに君の言うとおりだ。僕は詰めが甘かった」
QB「そして君が卑怯者だという事も忘れていたよ」
卑怯番長「クハハハハッ、ありがとう。最高の褒め言葉だよ」
おしまい
卑怯番長「いや、純然たる事実さ。『鹿目まどかを暁美ほむらに会わせてはいけない』だなんて言われてないしね」
卑怯番長「『詳しく話を聞かない君たちが悪い』…だろ?」
QB「……」
QB「……」フゥ
QB「そうだったね。卑怯番長という人間を見誤っていたよ」
QB「確かに君の言うとおりだ。僕は詰めが甘かった」
QB「そして君が卑怯者だという事も忘れていたよ」
卑怯番長「クハハハハッ、ありがとう。最高の褒め言葉だよ」
おしまい
53: 2012/06/19(火) 00:05:20.92 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「氏んでいた~朝に~とむらいの雪が降る~♪」
サソリ番長「はぐれ犬の遠吠え 下駄の音きしむ~…ん?」
杏子「ちっ、これだけかよ。しけてやがんな」ゴソゴソ
男「うう…」
サソリ番長「ちょっとアンタ、そこで何してんだい」
杏子「あ゙?」ギロリ
サソリ番長「はぐれ犬の遠吠え 下駄の音きしむ~…ん?」
杏子「ちっ、これだけかよ。しけてやがんな」ゴソゴソ
男「うう…」
サソリ番長「ちょっとアンタ、そこで何してんだい」
杏子「あ゙?」ギロリ
55: 2012/06/19(火) 00:09:36.51 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「へぇ…あたいにそんな目を向けてくるやつがまだいるとはねぇ」
杏子「グダグダるっせぇな…消えろ」
サソリ番長「悪いねぇ、そう言われて引き下がるタチでもないのさ」
杏子「……チッ」パァァ
サソリ番長「…!? アンタ、その姿は…?」
杏子「ちょっと痛い目みてもらわねぇとわかんねーみたいだな」ブンブンブン
杏子「グダグダるっせぇな…消えろ」
サソリ番長「悪いねぇ、そう言われて引き下がるタチでもないのさ」
杏子「……チッ」パァァ
サソリ番長「…!? アンタ、その姿は…?」
杏子「ちょっと痛い目みてもらわねぇとわかんねーみたいだな」ブンブンブン
58: 2012/06/19(火) 00:17:38.95 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「ガキがそんな物騒なモン振り回して…強くなったつもりかい?」
杏子「……いちいちムカつくんだよテメエ!」ダッ
杏子「オラオラオラオラァ!」ババババババ
サソリ番長「へえ、なかなかやるじゃないか」
杏子(くっ…あたらねぇ!)
サソリ番長「雷神愚氏穫(ライジングシェル)!」ゴキッ!
杏子「がはっ!」
杏子「……いちいちムカつくんだよテメエ!」ダッ
杏子「オラオラオラオラァ!」ババババババ
サソリ番長「へえ、なかなかやるじゃないか」
杏子(くっ…あたらねぇ!)
サソリ番長「雷神愚氏穫(ライジングシェル)!」ゴキッ!
杏子「がはっ!」
61: 2012/06/19(火) 00:25:00.71 ID:URF4DOhC0
杏子「ぐ…くぅ…」ヨロヨロ
サソリ番長「あれを受けてまだ立ってるとはね。見た目より根性はあるみたいだね」
杏子「うる…せぇ…、まだ…私は…」ヨロヨロ
サソリ番長「……仕方ないねぇ」ヒュン トッ
杏子「うっ」
杏子「て…てめえ…何…を……」ドサッ
サソリ番長「あれを受けてまだ立ってるとはね。見た目より根性はあるみたいだね」
杏子「うる…せぇ…、まだ…私は…」ヨロヨロ
サソリ番長「……仕方ないねぇ」ヒュン トッ
杏子「うっ」
杏子「て…てめえ…何…を……」ドサッ
63: 2012/06/19(火) 00:32:56.33 ID:URF4DOhC0
杏子「…ハッ!」ガバッ
ライ「おっ。かーちゃーん、姉ちゃん目が覚めたぞー!」
杏子「ここは…?」
サソリ番長「目が覚めたかい?」
杏子「てめえ…痛っ!」ズキッ
サソリ番長「あの怪我じゃまだ動けないだろ。まだ寝てなよ。」
杏子「……」ギロリ
ライ「おっ。かーちゃーん、姉ちゃん目が覚めたぞー!」
杏子「ここは…?」
サソリ番長「目が覚めたかい?」
杏子「てめえ…痛っ!」ズキッ
サソリ番長「あの怪我じゃまだ動けないだろ。まだ寝てなよ。」
杏子「……」ギロリ
65: 2012/06/19(火) 00:38:39.79 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「ここはあたいの家さ。気絶したあんたを放っておくわけにもいかないからね、連れてきたのさ」
杏子「…私をどうする気だ」
サソリ番長「心配しなくても取って食いやしないよ。ほら」コトッ
杏子「……」
サソリ番長「お食べよ。毒なんか入っちゃいないからさ」
ライ「母ちゃんのメシは世界一うまいぞ! あ、塩辛は宇宙一だけどな!」
杏子「……」プイッ
杏子「…私をどうする気だ」
サソリ番長「心配しなくても取って食いやしないよ。ほら」コトッ
杏子「……」
サソリ番長「お食べよ。毒なんか入っちゃいないからさ」
ライ「母ちゃんのメシは世界一うまいぞ! あ、塩辛は宇宙一だけどな!」
杏子「……」プイッ
66: 2012/06/19(火) 00:43:37.04 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「いつまで意地はってるつもりだい? せっかくの飯が冷めちまうんだけどねぇ」
杏子「……食べ物を…粗末にはできねえからな」スッ
杏子「……」パクッ
杏子「……うまい」
サソリ番長「だろう?」フッ
杏子「……食べ物を…粗末にはできねえからな」スッ
杏子「……」パクッ
杏子「……うまい」
サソリ番長「だろう?」フッ
68: 2012/06/19(火) 00:48:49.23 ID:URF4DOhC0
杏子「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!」ガツガツモグモグ
杏子「おかわり!」
サソリ番長「あいよ」
ライ「ほぇー…よく食うな…」
杏子「…ごっそーさん…」ゲプッ
サソリ番長「満足したかい」
杏子「ああ、あんたの飯すごくうまかったぜ!」ニカッ
サソリ番長「へぇ」ジー
杏子「な、何だよ」
サソリ番長「ようやく笑ってくれたね。そんな顔もできるんじゃないか」
杏子「……///」カー
杏子「おかわり!」
サソリ番長「あいよ」
ライ「ほぇー…よく食うな…」
杏子「…ごっそーさん…」ゲプッ
サソリ番長「満足したかい」
杏子「ああ、あんたの飯すごくうまかったぜ!」ニカッ
サソリ番長「へぇ」ジー
杏子「な、何だよ」
サソリ番長「ようやく笑ってくれたね。そんな顔もできるんじゃないか」
杏子「……///」カー
70: 2012/06/19(火) 00:53:23.18 ID:URF4DOhC0
杏子「ううううるさい!」ガタッ
サソリ番長「まあお座りよ」
杏子「やっぱりここで決着を…」
サソリ番長「座りな」ギロッ
杏子「お、おう」サッ
サソリ番長「…で? あんた見たところ中学生だろ。何であんな事してたんだい」
杏子「あんな事…って?」
サソリ番長「男の懐から財布を抜き取ってただろう」
杏子「あああれか。あれはあいつが悪いんだ」
サソリ番長「まあお座りよ」
杏子「やっぱりここで決着を…」
サソリ番長「座りな」ギロッ
杏子「お、おう」サッ
サソリ番長「…で? あんた見たところ中学生だろ。何であんな事してたんだい」
杏子「あんな事…って?」
サソリ番長「男の懐から財布を抜き取ってただろう」
杏子「あああれか。あれはあいつが悪いんだ」
71: 2012/06/19(火) 00:58:31.45 ID:URF4DOhC0
杏子「私が駅前のベンチで座ってたら、あいつが近寄ってきてさ」
杏子「金くれるっつーから着いていったら、裏路地に入った途端襲いかかってきやがってよ。逆に叩きのめしてやったのさ」
杏子「最初の約束通り金を貰っておこうとしたら、あんたが来たってワケ」
サソリ番長「…なるほどね」
杏子「金くれるっつーから着いていったら、裏路地に入った途端襲いかかってきやがってよ。逆に叩きのめしてやったのさ」
杏子「最初の約束通り金を貰っておこうとしたら、あんたが来たってワケ」
サソリ番長「…なるほどね」
77: 2012/06/19(火) 01:03:11.86 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「学校はどうしたんだい」
杏子「…学校なんざ…行ってねえよ。親もいねえしな」
サソリ番長「…どういうことだい?」
杏子「……つまらない話さ」
――――――――
杏子「…って訳でね」
サソリ番長「……悪いことを聞いちまったね」
杏子「ハッ、よしとくれよ。もう終わったことさ」
杏子「…学校なんざ…行ってねえよ。親もいねえしな」
サソリ番長「…どういうことだい?」
杏子「……つまらない話さ」
――――――――
杏子「…って訳でね」
サソリ番長「……悪いことを聞いちまったね」
杏子「ハッ、よしとくれよ。もう終わったことさ」
79: 2012/06/19(火) 01:10:23.28 ID:URF4DOhC0
杏子「でもね、私はその時から誓ったのさ。自分のためにしか力を使わないってね」
サソリ番長「…自分のためにか…」
杏子「同情なんかいらねえよ。私はこれが好きでやってんだからな」
サソリ番長「別に同情なんかしやしないさ。世界で不幸なのはあんただけじゃないんだからね」
杏子「へっ、わかってんじゃん」
サソリ番長「…自分のためにか…」
杏子「同情なんかいらねえよ。私はこれが好きでやってんだからな」
サソリ番長「別に同情なんかしやしないさ。世界で不幸なのはあんただけじゃないんだからね」
杏子「へっ、わかってんじゃん」
80: 2012/06/19(火) 01:15:43.14 ID:URF4DOhC0
サソリ番長「ただそれでも、スジだけは通さなきゃいけないよ」
杏子「スジねぇ…」
サソリ番長「よし、あんた今日からここで暮らしな。あたいが女の生き様を叩き込んでやるよ」
杏子「ちょっと待てよ!そんな勝手な…」
サソリ番長「いいね」ギロリ
杏子「はい」
杏子「スジねぇ…」
サソリ番長「よし、あんた今日からここで暮らしな。あたいが女の生き様を叩き込んでやるよ」
杏子「ちょっと待てよ!そんな勝手な…」
サソリ番長「いいね」ギロリ
杏子「はい」
84: 2012/06/19(火) 01:29:43.68 ID:URF4DOhC0
1ヶ月後―
爆熱番長「出てきやがれサソリ番長!俺と勝負しろォーーー!!」
「やれやれ、随分とやかましい奴が来たもんだね」ザッ
爆熱番長「ムッ!貴様がサソリ番長か!!?」
杏子「残念ながら違うね。あたいは佐倉杏子、サソリ番長の舎弟さ」
爆熱番長「フン…舎弟ごときが、番長に勝てると思ってるのか!!?」
杏子「やってみなけりゃわかんないだろ?」パァァ
杏子「あたいは自分のために、姐さんの敵を排除すると決めた。それだけさ」
爆熱番長「面白い…貴様のアツさ、存分にぶつけてみろ!」
おしまい
爆熱番長「出てきやがれサソリ番長!俺と勝負しろォーーー!!」
「やれやれ、随分とやかましい奴が来たもんだね」ザッ
爆熱番長「ムッ!貴様がサソリ番長か!!?」
杏子「残念ながら違うね。あたいは佐倉杏子、サソリ番長の舎弟さ」
爆熱番長「フン…舎弟ごときが、番長に勝てると思ってるのか!!?」
杏子「やってみなけりゃわかんないだろ?」パァァ
杏子「あたいは自分のために、姐さんの敵を排除すると決めた。それだけさ」
爆熱番長「面白い…貴様のアツさ、存分にぶつけてみろ!」
おしまい
85: 2012/06/19(火) 01:39:10.54 ID:URF4DOhC0
カブキ番長「ぬおっ!?それは拙者の団子カブ!」
杏子「知るか、早い者勝ちだっつーの!」
カブキ番長「こうなれば…イヨォーーーー!」ズアッ
カブキ番長「千両千手観音取りぃ~~~!!」バババババ
杏子「あっ、てめえ!こうなりゃこっちも…」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!」バババババ
カブキ番長「むうう、佐倉杏子!お主なかなかやるカブ!」バババババ
杏子「そういうてめえもな!」バババババ
マミ「…で?あんなにあったお団子が一本も残ってないのはどういう訳かしら?」ゴゴゴゴゴ
金剛番長「こいつはスジが通らねえなぁ…!」ゴゴゴゴゴ
カブキ&杏子「ひぃぃぃぃ、すいませんでしたぁぁぁぁ!」
86: 2012/06/19(火) 01:42:08.86 ID:URF4DOhC0
疲れた寝る
念仏を出せなかったのが心残りだった
念仏を出せなかったのが心残りだった
87: 2012/06/19(火) 01:47:04.50 ID:Oaw4ob3K0
乙
これには無限の可能性がある
これには無限の可能性がある
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