139: 2015/01/12(月) 14:46:23.06 ID:2ku8g8nwo
これより更新始めますが、バッテリリフレッシュ中なので途中で落ちたらごめんなさい

コードギアス 艦これのルルーシュ【前編】

140: 2015/01/12(月) 14:47:36.53 ID:2ku8g8nwo
「第六話 宗谷海峡に、血を染めて」

長門は荒々しく執務室の扉を開けた。

長門「シーツー! 提督はまだ戻らないのか!!」

C.C.「騒がしいな……やれやれ……」

長門「いつまたレ級が攻めて来るかもしれんというのに、長期出張とは、提督はいったい
   何を考えている!!」

C.C.「お前達と違って、ルルーシュは戦いだけをやっていればいいという物でもない
    ……ヤツなりの考えがあっての行動だ」

長門「しかし、現実にレ級の脅威は存在する! いざという時に提督が不在では話にならん
   ぞ!?」

C.C.「その為に、私がここに残っているんだ」
海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-

141: 2015/01/12(月) 14:50:13.38 ID:2ku8g8nwo
長門「提督の愛人のお前がいたところで、どうにもならんだろうが!!」

C.C.「任された以上、私が提督代理だ、心配するな、ルルーシュの策は、ちゃんとここ
     にある」

C.C.は分厚い作戦書の束を机に置いた。

長門「む?」

C.C.「状況に応じた、1056通りの作戦だ、留守中はこの作戦に従うようにとの事だ」

長門「見せろ!」

C.C.「ダメだ、軍機だ」

二人がそんな押し問答をしていると、基地に警報が鳴り響いた。

長門「何だ!? 敵襲か!?」

C.C.「大淀、状況報告を」

142: 2015/01/12(月) 14:51:53.15 ID:2ku8g8nwo
大淀『レ級が宗谷海峡目掛けて進軍しています!! おそらく敵の狙いは樺太トンネル、
   中継地点の大吸気口です!』

長門「何だと!? あそこが潰されたら、樺太トンネルは終わりだ!! いや……日本その
   ものが終了するぞ!?」

大淀『提督代行! すみやかに指示を!』

C.C.「待て待て……ええと……ああ、これだ、ケース128、樺太トンネルが狙われた
    場合の対処法」

長門「早く策を言え!!」

C.C.「樺太トンネルの吸気口が狙われた場合、早急にルルーシュに連絡を取ること。
     北方方面への遠征部隊を急行させ、吸気口の護衛に当たらせること。
     同時に、金剛型四姉妹を急行させ、援軍に当たらせること……以上だ」

長門「な、何……? それだけか!?」

143: 2015/01/12(月) 14:53:57.55 ID:2ku8g8nwo
長門「下策だ! そもそも遠征部隊は大規模な戦闘を想定していない! この策では、
   金剛たちが到着する前に遠征部隊が全滅するぞ!!」

C.C.「大淀、聞いた通りだ、遠征部隊を吸気口の護衛に当たらせろ。
     金剛型姉妹は準備ができ次第、随時発進。
     ルルーシュへの連絡は私がする」

大淀『は、はい!』

長門「おい! 聞いているのか!? この策では駄目だ!! くっ……こうなったら、私が
   出てレ級の相手を……」

C.C.「この作戦書にはこうも書いてある。
     長門達、第一艦隊は、敵の急襲が陽動であった場合を考え、基地の防衛に当たる
     ように、と」

長門「何だと!?」

144: 2015/01/12(月) 14:55:57.65 ID:2ku8g8nwo
長門「く……遠征部隊をみすみす見頃しにする事になるとは……!」

C.C.「長門、ルルーシュを信じろ」

長門「しかし……!」

C.C.「あいつは奇跡を起こしてきた男なんだよ……今回の命令も、きっと理由がある」

長門「何故……そう言い切れる?」

C.C.「無論、私がその奇跡を一番間近で見てきたからだ」

C.C.はそう言い切ると、大淀に念を押すため指令を繰り返した。

145: 2015/01/12(月) 14:57:58.70 ID:2ku8g8nwo
~宗谷海峡、大吸気口前~

伊勢「どうにも参ったね、こりゃ……」

扶桑「でも、ここが日本の生命線よ……? 守りきらないと……」

川内「夜戦なら負ける気しないけど……防衛戦かぁ……」

由良「皆が来るまで……耐えなきゃ……」

響「……問題ない」

朝潮「が、頑張ります!!」

伊勢「無理するなって、朝潮……練度不足なんだから……響に守ってもらいな」

朝潮「わ、私だって戦えます!」

扶桑「膝が笑ってるわよ……? いいから、響、お願い」

響「……了解、朝潮を必ず守る……」

伊勢「!! ……来るよっ!!」

146: 2015/01/12(月) 14:59:55.45 ID:2ku8g8nwo
ザザザッ

レ級「オイノリノジカンハオワッタカイ……? ソレジャ、コノアイダノオカエシヲサセテ
   モラウヨ……!」

伊勢「瑞雲!!」

扶桑「行きなさい!!」

伊勢と扶桑が艦載機を飛ばすが、レ級はそれを簡単に撥ね飛ばす。

レ級「ハンッ! ナンダイ? ソノヘナチョコナコウゲキハ……」

147: 2015/01/12(月) 15:01:54.36 ID:2ku8g8nwo
伊勢「通用するとは思ってなかったけどね!! 行くよ!!」

扶桑「一斉砲撃!!」

川内「あったれーっ!!」

由良「当たって!!」

響「攻撃する……!」

朝潮「あ、当たって、お願い!!」

ドドォン

レ級「オセェヨ」

レ級は全ての砲撃を避けた。

レ級「シズメ」

ドォン

伊勢「ぐうっ!!」

由良「伊勢さん!!」

148: 2015/01/12(月) 15:03:55.58 ID:2ku8g8nwo
レ級「ハハッ! コウワンノイッタトオリダ……オマエラ、ウシロノトンネルヲマモルタメ、
   ロクニウゴケナインダロウ?」

伊勢「あ、当たり前だろ……これは……日本人の命がかかってるんだ……絶対に壊しちゃい
   けないんだよっ!!」

レ級「アア、ソウカイ」

ドォン

扶桑「ぐっ……!! 川内……由良……! 響ちゃんと朝潮ちゃんを連れて逃げなさい
   ……! 戦力差が圧倒的すぎる……」

川内「で、でも……扶桑さん……!」

扶桑「早く……!!」

レ級「サセルカヨ」

レ級が魚雷を発射する。

149: 2015/01/12(月) 15:06:00.94 ID:2ku8g8nwo
響「朝潮!! 危ない!!」

ドッゴーン

響「ぐ……」

朝潮「ひ、響ちゃん! 何で!?」

響「ま、守るって……約束した……から……」

伊勢「川内……由良……早く二人を連れて逃げるんだ……!」

由良「でも! それじゃ伊勢さんと扶桑さんが!!」

扶桑「もう……覚悟を決めたから……」

150: 2015/01/12(月) 15:07:57.88 ID:2ku8g8nwo
伊勢「提督に伝えな!!」

扶桑「私達は氏に場所を決めました!!」

伊勢「例えこの身が散ろうとも!!」

扶桑「氏して護国の礎となります!!」

レ級「フタリトモトッコウシテクルツモリカイ……オモシロイ……!」

朝潮(誰か……! 助けて……!!)

ルルーシュ『違うな!! 間違っているぞ! 二人とも!!』

全員「!!」

151: 2015/01/12(月) 15:09:54.87 ID:2ku8g8nwo
ルルーシュ『誰一人とて氏なせはしない!! お前達は『生きて』日本の盾となるのだ!!』

伊勢「お、おおすみ……?」

川内「な、何!? あの大艦隊!?」

由良「日本軍と……あの旗は……!」

響「……ロシア海軍……」

ルルーシュ『全軍! レ級目掛けて砲撃開始!!』

ドォン ドゴォン ズッドーン

152: 2015/01/12(月) 15:11:58.03 ID:2ku8g8nwo
レ級「ク……! ツウジョウヘイキナンゾ……! ワスレタカイ? アタシはアメリカカ
   イグンヲ……!!」

伊勢「ああ! そうだったね!! でも!!」

扶桑「その時、艦娘はいませんでした!!」

由良「足が止まった今なら!!」

川内「いっけぇーーーっ!!」

ドッゴーーーーーン

レ級「グハッ!! クソッ……! オマエラナンゾ……カタテマデモ……!」

金剛「ギリギリ間に合ったネーッ!!」

レ級「ナニッ!?」

153: 2015/01/12(月) 15:13:56.77 ID:2ku8g8nwo
金剛「伊勢達はやらせまセーン!! Fire!!」

比叡「続きます!! お姉様!!」

榛名「あなたの勝手にはさせません!!」

霧島「射角よし!! てぇーーーーっ!!」

ドッゴーーーーーーーン

レ級「クソガァーーーーーーーーッ!! マタシテモ! マタシテモッ!!」

レ級は遠吠えを残し、全速で海域から離脱した。

金剛「逃げ足の速いヤツネー」

ルルーシュ『よし! 伊勢達を収容後、この海域の守備は日本海軍とロシア海軍が合同で当
      たる! これにて作戦終了!』

154: 2015/01/12(月) 15:15:53.75 ID:2ku8g8nwo
~帰還後、執務室~

長門「……以上で、基地襲撃部隊の撃退報告を終わる」

ルルーシュ「ふむ、やはりレ級は陽動だったか……」

長門「……」

ルルーシュ「……聞きたい事があるなら言ってみろ」

長門「では……ロシア海軍をどうやって引き入れた?」

155: 2015/01/12(月) 15:17:56.51 ID:2ku8g8nwo
ルルーシュ「樺太トンネルによる日本との貿易は、ロシアの国益にとっても重要な問題だ。
      それを懇切丁寧に『説得』しただけだ」

長門「それだけであの大国が動くものなのか?」

ルルーシュ「……」

長門「言え! 提督は何を企んでいる!?」

ルルーシュ「いいだろう……お前には話しておこう」

C.C.「……」

156: 2015/01/12(月) 15:20:00.24 ID:2ku8g8nwo
ルルーシュ「俺が目指しているのは、いにしえの渤海経済圏の復活だ!」

長門「渤海……経済圏?」

ルルーシュ「そうだ! 樺太と、現在掘削中の対馬トンネル、この2ポイントを防衛線とし
      て、日本海から深海棲艦を一掃! 安全な海域を維持し、ロシア、中国、北朝
      鮮、韓国の4カ国による貿易圏を形成し、日本経済を立て直す!!」

長門は話のスケールの大きさに、しばらく思考が停止した。

長門「……はっ!! いやいや、待て待て! 何故提督がそんな事をやらねばならんの
   だ!?」

ルルーシュ「それはもちろん、俺以外にやれる人間がいないからだ」

157: 2015/01/12(月) 15:22:04.75 ID:2ku8g8nwo
長門「そ、それに、ロシアはともかく、他の三カ国は反日感情が未だ根強い国だ! その
   計画は非現実的だ!」

ルルーシュ「不可能だろうな、他の人間ならば」

長門「日本が赤化する恐れもあるぞ!」

ルルーシュ「無論、それも考慮に入れてある、渤海経済圏は、踏み台にすぎん」

長門「踏み台?」

ルルーシュ「そうだ……ある程度経済が復興したら、太平洋から深海棲艦を駆逐し、
      環太平洋貿易機構を立ち上げる!!」

長門「まさか……可能だとでも……思っているのか……?」

ルルーシュ「俺が売国に走ったと感じたなら、いつでも撃つがいい……だが、俺は日本の復
      活の為に動かせてもらう」

長門「……」

158: 2015/01/12(月) 15:24:01.15 ID:2ku8g8nwo
長門「他の人間が言ったならば、売国奴として殴っているところだが……」

ルルーシュ「……」

長門「提督は、島風や伊勢達に『生きろ』と言った……今は、その心を信じさせてもらう」

ルルーシュ「そうか……」

長門「だが、忘れるなよ? この長門の砲は、提督の行動次第で、何処に向くか分からんと
   いうことを」

ルルーシュ「肝に銘じておこう」

159: 2015/01/12(月) 15:25:54.64 ID:2ku8g8nwo
次回予告

防衛網は形成された……
これでなんとか、レ級にも対応できるだろう……
後は経済大国日本の復活を目指さねば……
その為なら、俺は……!

次回「恋する乙女は絶対無敵」

171: 2015/01/15(木) 11:31:25.34 ID:QWRHzWIXo
「第七話 恋する乙女は絶対無敵」

~長門の手記より抜粋~

○月×日

宗谷海峡の一戦依頼、レ級が何度も来襲したが、他国軍と日本軍の連携、それと提督の策に
より、全て撃退に成功。
艦娘の間ではレ級を侮る風潮も出てきたが、もとより軽視できる相手ではない、軍規を引き
締めねば……。

172: 2015/01/15(木) 11:33:10.14 ID:QWRHzWIXo
△月○日

掘削機械による新型工法により、対馬トンネルが開通した。
同日に、日本、ロシア、中国、北朝鮮、韓国の5カ国による貿易協定が締結された。
民間では未だ反日の声が根強いようだが、特亜の政治家達はそれを抑え、懸念していたよう
な問題は起きていない……。
提督が何かやったのは間違いないが、その「何か」が全く分からない。
全てが日本に都合の良いように動いている……。

173: 2015/01/15(木) 11:35:02.99 ID:QWRHzWIXo
△月×日

日本海には元々深海棲艦が少なかったが、今回の作戦でほぼ掃討できた。
貿易ルートの復活により、配給事情も目に見えて良くなっている。
赤城は単純に喜んでいる。
今潤っているのは大企業中心だが、やがて波及効果で中小企業も復活するだろう。
提督と財閥の癒着を疑ってみたが、欠片もそのような形跡は見受けられなかった。
……信じても良いのだろうか……。

174: 2015/01/15(木) 11:37:03.17 ID:QWRHzWIXo
□月△日

先日の任務以来、何故か艦娘全体がそわそわしている……。
生活に余裕が出来たのはいいが、こう浮ついてもらっては困る。
神通あたりに何が起こっているのか聞いてみよう。

175: 2015/01/15(木) 11:39:05.45 ID:QWRHzWIXo
~執務室~

ルルーシュ「ケッコンカッコカリだと?」

大淀「はい、概要をご説明いたしましょうか?」

ルルーシュ「いや、概要は知っているが……俺はそんな任務をやれと指示を出した覚えは無
      いぞ」

C.C.「私が代理でやっておいた」

ルルーシュ「お前は何を勝手な事を……!」

C.C.「面白い事になりそうだったからな、皆、喜んで協力してくれたぞ」

ルルーシュ「お前な……!」

ルルーシュは頭を抱えた。

176: 2015/01/15(木) 11:41:05.54 ID:QWRHzWIXo
大淀「それで、どういたしましょうか? これで一応、書類一式と指輪は揃っていますけ
   ど……」

ルルーシュ「どうするもなにも……」

C.C.「ケッコンすると、艦娘が強化されるぞ」

ルルーシュ「ム? ふぅむ……」

ルルーシュはしばし思案して

ルルーシュ「まあ、恋愛ゴッコのようなものだし、それで艦娘が強化されるならやってみて
      もいいな……」

と言った、途端、金剛がドアを勢いよく開けて入ってきた。

金剛「言質取ったネー!!」

177: 2015/01/15(木) 11:43:03.88 ID:QWRHzWIXo
ルルーシュ「金剛!?」

金剛「シーツー! 提督を押さえてくだサーイ!」

C.C.「分かった」

C.C.は、ルルーシュを羽交い絞めにした。

ルルーシュ「C.C.!?」

金剛「テートク、ちょっとの間の辛抱デース」

そう言うと、金剛はルルーシュに催眠ガスを吹き付けた。

ルルーシュ「C……C……お前……何故……」ガクッ

C.C.「すまんな、ルルーシュ、こうすれば間宮の所でデラックスピザを焼いてくれると
     いうものでな」

金剛「さて……楽しい楽しいイベントタイムの始まりデース!!」

178: 2015/01/15(木) 11:45:04.05 ID:QWRHzWIXo
…………
………
……

ルルーシュ「……ハッ!!」

ルルーシュが目を覚ますと、自分の身体が練兵場の壇上で後ろ手に拘束されているのに気
が付いた。

練兵場には艦娘が集まっているが、何故か皆、眼がギラギラしている。

金剛「テートクが目を覚ましたので、これからルールを再確認しマース!」

金剛がマイク片手に進行している。

ルルーシュ「金剛、お前、何を……!」

179: 2015/01/15(木) 11:47:06.24 ID:QWRHzWIXo
金剛「テートクに与えられたハンデは5分! その間、テイトクは逃げ回りマース!」

ルルーシュ「おい、何を……!」

金剛「艦娘達は5分後にスタート! そうして、テートクを捕まえて、帽子を奪った艦娘
   にケッコンカッコカリの権利が与えられマース!!」

ルルーシュ「な……!? 何を勝手に……!」

金剛「それではスタート! テートク、5分間逃げ回ってくだサーイ!」

そう言うと同時に、拘束が解かれた。
ルルーシュは慌てて走り出す。

ルルーシュ「金剛ッ!! 覚えてろよッ!!」ダダダッ

180: 2015/01/15(木) 11:49:02.79 ID:QWRHzWIXo
~6分後~

ルルーシュは基地の裏山まで逃げていた。

ルルーシュ「ハァハァ……こ、ここまで逃げれば……」

??「……イケメンはいねーがー……」

ルルーシュ「! お、お前は! バカな! 速すぎる!」

181: 2015/01/15(木) 11:51:05.91 ID:QWRHzWIXo
足柄「イケメンと婚活―――っ!!」

ルルーシュ(まるで餓えた狼……! ええい! こうなったら!)

ルルーシュは足元の枝を踏み折った。

ザザッ

足柄「うわっ!!」

ルルーシュに襲いかかろうとしていた足柄の身体が網に包まれ、一気に上方へ吊り上げられる。

ルルーシュ「ふぅ……俺も表に出るようになって暗殺の危険が出てきたからな……万が一
      の為に仕掛けておいた罠が、こんな形で役に立つとは……」

足柄「うう……せっかくのイケメンとのケッコンのチャンスがぁ~……」

ネーネー、コッチカラオトガシタヨ?

イッテミヨウカ?

ルルーシュ「おっと……いつまでもここにはおれんな……恨むなよ、足柄!」ダダッ

足柄「ああっ、待って、イケメ~ン……!」シクシク

182: 2015/01/15(木) 11:53:31.82 ID:QWRHzWIXo
~グラウンド~

ルルーシュ「ハァハァハァ……! もっと身体を鍛えておくべきだったか……!」

長門「? こんな所で何をしているんだ、提督?」

ルルーシュ「! な、長門……」

思わず後ずさるが、長門は不思議な顔をするばかりだ。

長門「?? 何だか知らんが、酷い汗だぞ、タオルで拭いてやるからこっちに来い」

ルルーシュ「あ、ああ、助か……」

長門の方に近づこうとして、ふと思いとどまる。

ルルーシュ「待てよ……お前、そんなキャラだったか?」

長門「チッ! いいからこっちに来い!!」

183: 2015/01/15(木) 11:55:11.03 ID:QWRHzWIXo
ルルーシュは脱兎のごとく逃げ出した。

ルルーシュ「何でお前がケッコンを望むんだ! お前、俺に不信感を抱いてただろうが
      ッ!!」

長門「それとこれとは話が別だ!! 私の更なる強さの為! ケッコンしろ!!」

ルルーシュ「そんな理由でケッコンさせられてたまるかッ!!」

ルルーシュが地面を強く踏むと、追っていた長門の足元に大穴が開いた。

長門「おわあっ!! お、落とし穴だと……!? くそっ! 卑怯だぞ!!」

ルルーシュ「うるさいっ! そこでしばらくもがいてろッ!!」

184: 2015/01/15(木) 11:57:03.91 ID:QWRHzWIXo
~基地裏手~

ルルーシュ「ハァハァハァハァ……な、なんで俺がこんな目に……」

如月「見つけましたわ~♪」

荒潮「提督、ケッコンしましょう?」

瑞鳳「観念しなさいよね~♪」

ルルーシュ「クッ!」ドンッ

ルルーシュが壁を叩くと、縁の下から白い煙が噴き出した。

如月「きゃあっ!」

瑞鳳「煙幕!? いつの間にこんな物……!?」

ルルーシュの身体が煙幕によって覆い隠される。

185: 2015/01/15(木) 11:59:03.93 ID:QWRHzWIXo
島風「させないよっ 古鷹さん、お願いしますっ!!」

古鷹「う、うん! 提督、ゴメンなさい! えい! 探照灯!」ピカー

古鷹が照らすと、煙幕の中からルルーシュの姿が浮かび上がった。

ルルーシュ「!!」

島風「とっつげきーっ!!」

島風が高速を活かしてルルーシュに体当たりをして、帽子を奪う。

島風「やった! これで提督とケッコン……あれ?」

帽子と一緒に、ウィッグが落ちた。

186: 2015/01/15(木) 12:01:05.79 ID:QWRHzWIXo
C.C.「ゲホッ、ゲホッ、島風……急な体当たりはやめろ……」

島風「シーツーさん!? そんな! 入れ替わってたの!?」

C.C.「煙幕と同時にな」

島風「金剛さんに協力したって聞いたのに!?」

C.C.「私は、いつだって面白そうなほうの味方だ」

島風「ずっるーーーい!!」

187: 2015/01/15(木) 12:03:05.49 ID:QWRHzWIXo
~間宮食堂裏手~

ルルーシュ「ハァハァ……皆……ハァハァ……しつこい……」

榛名「提督、こっちです!」

ルルーシュ「ム?」

見ると、榛名が食糧倉庫の扉を開けて手招きしている。

榛名「ここなら身を隠せます! 早く!」

ルルーシュ「榛名……しかし……」

迷っていると、遠くから地響きのような足音が迫ってくる。

ルルーシュ「……ええい!」

どうとでもなれ、というような気持ちで榛名と二人で食糧倉庫に隠れた。

188: 2015/01/15(木) 12:05:05.26 ID:QWRHzWIXo
榛名「ふぅ……提督、ここならしばらく休めますよ?」

ルルーシュ「あ、ああ……」

ルルーシュはまだ警戒している。

榛名「それにしても、金剛お姉様も、みなさんもヒドいです! 提督の意思を無視するだな
   んて……!」

ルルーシュ「榛名……お前は……その、ケッコンには興味が無いのか?」

榛名「あ、あはは……確かに提督の事は好きですけど、やっぱりこういうのって、お互いを
   よく理解してからでないとダメですよ」

ルルーシュ「……」

189: 2015/01/15(木) 12:07:09.63 ID:QWRHzWIXo
榛名「提督? どうしました?」

ルルーシュ「……初めて君の口から『好き』という言葉を聞いた……」

榛名「あ、あれ? 言ってませんでしたっけ?」

ルルーシュ「……何故俺なんだ?」

榛名「そうですね……初めてあった時から他人のような気がしなくて……」

ルルーシュ「……」

榛名「それで、提督の事を知るたびにどんどん好きになっちゃって……」

ルルーシュ「……」

榛名「こんな事を言うのは恥ずかしいですけど……」

190: 2015/01/15(木) 12:09:04.24 ID:QWRHzWIXo
榛名「きっと、何度生まれ変わっても提督を好きになると思います」

ルルーシュ「!!」

191: 2015/01/15(木) 12:11:02.71 ID:QWRHzWIXo
――――
―――
――

シャーリー「きっと……何度……生まれ……変わっても……ルルーシュを……好きに……
      なる……」

ルルーシュ「シャーリー!! 氏ぬなッ!! シャーリー――――――――っ!!!!」

――
―――
――――

192: 2015/01/15(木) 12:13:05.03 ID:QWRHzWIXo
榛名「提督……? 何故泣いてるんですか?」

ルルーシュ「え?」

頬を触ると、確かに涙が流れていた。

榛名は優しく微笑み、ルルーシュの頭を抱き寄せた。

榛名「大丈夫……榛名は何処へも行きません……」

ルルーシュ「……お、俺は……」

榛名「大丈夫です……」

193: 2015/01/15(木) 12:15:07.80 ID:QWRHzWIXo
どのくらいそうしていただろう……
榛名は、ルルーシュが落ち着いたのを見計らって落ちていた提督帽をかぶせようとした。

ルルーシュ「は、榛名! それは……」

榛名「大丈夫、誰にも言いま」パシャ

ルルーシュ「パシャ?」

青葉「青葉、決定的瞬間を撮っちゃいました!」

青葉が格子窓から撮影していた。

ルルーシュ「あ、青葉、お前……!」

青葉「みなさーん!! 終了でーす!! 優勝は榛名さんでーす!!」

その声に呼ばれ、皆ガヤガヤと集まってきた。

194: 2015/01/15(木) 12:17:06.89 ID:QWRHzWIXo
金剛「ケッキョク、榛名デスカー、マ、順当な所デスネー」

長門「むぅ……せっかくの強くなるチャンスだったんだが……」

足柄「あぁ……せっかくのイケメンがぁ……」

島風「榛名さん、ずっるーい!」

榛名「あ、あはは……どうしましょう、これ……」

ルルーシュ「……戦力増強の為、榛名とケッコンカッコカリをする」

C.C.「そんな言い方をするな、乙女心の分からん奴だ」

榛名「あ、シーツーさん……」

C.C.「ん?」

195: 2015/01/15(木) 12:19:05.99 ID:QWRHzWIXo
榛名「その……いいんでしょうか? シーツーさんを差し置いて、こんな……」

C.C.「なんだ、そんなことを気にしていたのか……気にするな、お前がケッコンカッコ
     カリなら……」

榛名「?」

C.C.「私はアイジンカッコガチだからな」

榛名「むっ……」

そうして和気藹々?としていた所に、大淀が転がり込んできた。

大淀「提督! た、大変です!!」

196: 2015/01/15(木) 12:21:03.94 ID:QWRHzWIXo
ルルーシュ「どうした? 大淀?」

大淀「た、たった今矢文が……」

ルルーシュ「矢文?」

大淀「は、はい! レ級からの果たし状です!」

ルルーシュ「!」

197: 2015/01/15(木) 12:23:09.45 ID:QWRHzWIXo
次回予告

レ級……俺の野望の為には乗り越えなければならない壁だ……
いろいろあったが、奴との因縁もここまでだ
必ず沈める……!
その為なら……俺は……!

次回「九十九里浜血戦」

218: 2015/01/17(土) 12:41:27.57 ID:UIGbjm/vo
「第八話 九十九里浜血戦」

~おおすみ 艦橋~

長門「で、どうする?」

ルルーシュ「どうする、とは?」

赤城「レ級は、果たし状でおおすみと艦娘以外の介入を禁止してきました……これを破れば
   太平洋の全深海棲艦の総力を挙げて日本を攻めると……」

北上「今まで連勝できてたのは、日本軍と他国海軍の連携で足止めできてたおかげだから
   ね~……それが無いのはちょっちキツいよ」

ルルーシュ「問題ない」

大井「はぁ……」

219: 2015/01/17(土) 12:43:01.29 ID:UIGbjm/vo
木曾「相手の指定したポイントで戦うんだろ? 策をしかけられるのか?」

ルルーシュ「ポイントを指定して、こちらに地形の情報を集めさせた時点で向こうの負けだ」

榛名「というと、やっぱり策はあるんですね?」

ルルーシュ「無論だ……お前達はこれから指定する通りの陣形を敷いているだけでいい。
      レ級は今回で沈める」

長門「陣形だけで勝てるものなのか?」

ルルーシュ「フ……覚えておけ、戦いとは、始まる前から勝敗が決しているものだ」

長門「ふむ……」

操舵手「まもなく九十九里浜に到達します!」

ルルーシュ「よし、これより必勝の陣形を伝える。 その後、発艦せよ」

全員「了解!!」

220: 2015/01/17(土) 12:45:01.42 ID:UIGbjm/vo
~九十九里浜~

赤城「! 来ます!」

海岸線沿いに、レ級が単騎で水飛沫をあげながらやってきた。
その眼は血走っている。

レ級「コンドコソ……コンドコソ……!!」

レ級は戦場を見渡す。

レ級(ナンダ……? ヘンナジンケイヲ……)

艦娘達は二手に分かれ、沖合に、北上、大井、木曾が固まり、砂浜の側に長門、榛名、赤城
が陣取っている。

レ級「ザコハアトマワシダ!! マズハアタマヲツブス!!」

レ級は長門に狙いを定め、突撃してきた、が突然足を取られる。

221: 2015/01/17(土) 12:47:02.50 ID:UIGbjm/vo
レ級「ナ、ナンダ!?」

ルルーシュ『よし!! 離岸流にかかった!!』

レ級は離岸流に嵌り、そのまま北上達のいる沖合に流されて行く。

ルルーシュ『雷撃三連発だ!! 足を狙え!!』

北上「こっちに向かってくる相手なら外さないよっ!!」

大井「くらいなさい! 全弾斉射!!」

木曾「くらいやがれ!! 無能野郎!!」

ズッドーーーーーーーン

レ級「グワアアアアアアアアッ!!」

極限にまで強化された雷撃が全弾レ級に命中した。

222: 2015/01/17(土) 12:49:02.05 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ『よし! 北上、大井、木曾は戦線より離脱せよ! 長門、榛名、赤城! トド
      メをさせ!』

長門「了解!!」

レ級「ク……クソガ……コレジャ……カエレナインダヨ……」

赤城「諦めなさい!!」

赤城が艦載機で爆撃する。

レ級「ガ、ガハッ!! コンナンジャ……コウワンタチニカオムケガ……」

長門「沈めっ!!」

ドッゴーン

レ級「グッ……ナ、ナンデ……コウナッタ……」

223: 2015/01/17(土) 12:51:06.67 ID:UIGbjm/vo
榛名「貴方はっ! 私達の未来にとって邪魔なんです!!」

レ級「ワ……ワタシハ……タダ……」

榛名「私達は!!」

レ級「ワ、ワタシハ……」

榛名「明日が欲しいんです!!」

レ級「アシタガ……ホシカッタ……ダケナノニ……!」

ルルーシュ『!!』

ドォン ドドォン

レ級「……グ……オ……」

レ級は榛名の連撃により、海中に沈んだ。

224: 2015/01/17(土) 12:53:03.31 ID:UIGbjm/vo
~おおすみ、艦橋~

C.C.「終わったな……我々の勝利だ」

ルルーシュ「……そうか……そういうことだったのか……」

C.C.「ルルーシュ?」

長門『やったぞ! 完全勝利だ!』

榛名『やりました!』

ルルーシュ「……」

榛名『……提督? どうしました?』

だが、その声はルルーシュに届いていなかった。

ルルーシュはこの日、世界の真実を見つけた。

225: 2015/01/17(土) 12:55:05.85 ID:UIGbjm/vo
次回予告





最終回「優しい世界」

233: 2015/01/17(土) 18:46:49.13 ID:UIGbjm/vo
「最終話 優しい世界」

~沖ノ島~

下士官「現在、指定されたポイントを重点的に掘削しております」

ルルーシュ「御苦労……引き続き作業を続行してくれ」

下士官「ハッ!」

C.C.「……」

ルルーシュ「……どうした、C.C.?」

C.C.「お前の探している物の見当はつくが……この島に目星を付けた理由は何だ?」

ルルーシュ「勘だな、それと、最初にここに飛ばされた、というのが引っ掛かっている」

C.C.「勘か……」

ルルーシュ「異世界では、ギアス嚮団に頼る訳にもいかんしな」

234: 2015/01/17(土) 18:49:01.11 ID:UIGbjm/vo
~3時間後~

下士官「提督! 大規模な遺跡のような空間を発見しました!」

ルルーシュ「やはりあったか……長門、聞こえるか?」

長門『聞こえている、私達はこのまま海上護衛を続けていればいいのか?』

ルルーシュ「ああ……敵が来襲してきた場合、指揮はお前に任せる」

長門『……レ級クラスの敵が来た場合、どうすればいい? 策はあるのか?』

ルルーシュ「策は不要だ……その場合、時間稼ぎをしてくれればいい」

長門『……分かった、何をするのかは知らんが、こちらは最善を尽くす』

ルルーシュ「頼む……よし、C.C.、行くぞ」

C.C.「……ああ」

235: 2015/01/17(土) 18:51:01.01 ID:UIGbjm/vo
~遺跡内~

ルルーシュとC.C.は紋様の描かれた扉の前に立った、と同時に、紋様が何もしていない
のに発光する。

ルルーシュ「やはり呼んでいるな……Cの世界が……」

C.C.「……」

ルルーシュ「行くぞ」

C.C.「……ああ」

二人が扉に触れると、その身体が扉の中に吸い込まれていった。

236: 2015/01/17(土) 18:53:02.73 ID:UIGbjm/vo
~海上~

大淀『! 敵反応あり! この反応は……戦艦棲姫です!』

長門「提督と連絡は取れるか?」

大淀『それが……先程から通信が途絶していて……』

長門「そうか……」

榛名「提督抜きで、本当に大丈夫でしょうか?」

加賀「提督が何をやっているのかも気になります……」

長門「信じるんだ」

北上「そうは言ってもさ~……」

237: 2015/01/17(土) 18:55:01.24 ID:UIGbjm/vo
長門「提督はこれまで日本の為に尽力してきた……きっと今回の任務も平和の為になる事
   だろう……」

榛名「はい! 提督の邪魔はさせません!」

島風「絶対、提督の役に立つんだから!」

長門「よし……全艦、戦闘態勢に移行する!!」

全員「了解!!」

238: 2015/01/17(土) 18:57:04.45 ID:UIGbjm/vo
~仮想空間内~

ルルーシュとC.C.は、神殿にも似た空間内の階段を上る。

C.C.「Cの世界が……ラグナレクの接続も無しに姿を見せている……」

ルルーシュ「まあ、そうだろうな……」

C.C.「……ルルーシュ、ここで何をする気だ?」

ルルーシュ「……」

239: 2015/01/17(土) 18:59:06.08 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ「シャルルの野望を砕いた時……俺はCの世界にギアスをかけた……」

C.C.「ああ……」

ルルーシュ「あの時、俺はこう言った……『明日を』と……」

C.C.「……」

ルルーシュ「シャルルとマリアンヌの望んだ静止した世界は砕け、俺達は未来を手に入れた」

C.C.「ああ」

ルルーシュ「だが……そのギアスが世界を越え、時空を歪め、この世界に影響を及ぼしたと
      したら?」

C.C.「何……?」

240: 2015/01/17(土) 19:01:01.43 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ「俺は『明日』を願った……だが、それがこの世界の海中に沈んでいた無念を
      抱いた魂と共鳴し、命を吹き込んでしまった……」

C.C.「それが……」

ルルーシュ「そう、『深海棲艦』と『艦娘』だ」

C.C.「……」

ルルーシュ「今も、彼女達は戦っている……手にしたかった『明日』を求めて……」

241: 2015/01/17(土) 19:03:02.23 ID:UIGbjm/vo
~海上~

加賀「くっ……強い……」

戦艦棲姫「……レキュウノカタキヲトラセテモラウ……!」

島風「させないよっ!!」

長門「我々は必ず勝つ!!」

榛名「明日をこの手に掴む為に!!」

242: 2015/01/17(土) 19:05:01.68 ID:UIGbjm/vo
~仮想空間~

C.C.「では、Cの世界が我々をこの世界に飛ばした理由は……」

ルルーシュ「世界の修正をさせる為だ……」

C.C.「……ずいぶん遠回りをしてしまったな……」

ルルーシュ「ああ……願うだけでよかったのだ……」

C.C.「……」

ルルーシュ「望むだけでよかった……」

243: 2015/01/17(土) 19:07:01.09 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ「ならば俺は再び願おう!!」

ルルーシュはコンタクトを外し、

ルルーシュ「Cの世界よ! 集合的無意識よ! いやさ、神よ!!」

天空を睨み、

ルルーシュ「これが俺の最後のギアスだ!!」

ギアスを発動させた。

244: 2015/01/17(土) 19:09:01.29 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ「優しい、平和な世界を!!」

245: 2015/01/17(土) 19:11:01.77 ID:UIGbjm/vo
~海上~

戦艦棲姫「ナ、ナンダ……コノユレハ……?」

赤城「沖ノ島から……!」

長門「光が広がっていく……!?」

榛名「提督……!」

246: 2015/01/17(土) 19:13:03.09 ID:UIGbjm/vo
そして世界は、光に包まれた。

247: 2015/01/17(土) 19:15:05.83 ID:UIGbjm/vo
~三カ月後、群馬県、前橋市~

路上で二人の男女が肩をぶつけた。

??「きゃっ!」

ルルーシュ「あ、すみません、大丈夫ですか?」

??「あ、はい……」(やだ、この人カッコいい……)

ルルーシュ「では、これで……」

??「あっ! お財布、落とされましたよ?」

そう言って女性は落ちた財布を差し出す。

248: 2015/01/17(土) 19:17:01.18 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ「あっ、すみません……貴女、学生さんですか?」

??「はい、そうですけど……」

ルルーシュ「お礼を言いたいので、学校とお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」

??「あ、はい、前橋看護大学2回生の、安中榛名です」(ナ、ナンパかな?)ドキドキ

ルルーシュ「分かりました、では、後日大学の方へお礼を言わせて頂きます……では、
      これで失礼」

榛名「は、はい……」

249: 2015/01/17(土) 19:19:01.51 ID:UIGbjm/vo
??「榛名ー、早くしないと講義に遅れちゃうよー?」

榛名「あ、ごめん、レっちゃん、今行くね」

レっちゃん「さっき話してたヤツ、誰? ナンパ?」

榛名「お財布拾ってあげただけだよー……でも……」

レっちゃん「?」

榛名「なんだか……どこかで会った事があるような……懐かしい気が……」

250: 2015/01/17(土) 19:21:01.84 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュはC.C.と合流した。

C.C.「気は済んだか?」

ルルーシュ「ああ……元気に学生をやっているようで安心した……」

C.C.「皆、それぞれの人生を歩んでいるな」

ルルーシュ「ああ……長門は女性初のメジャーリーガー、金剛は英会話講師、伊勢はバスガ
      イド、扶桑は芸者……」

C.C.「赤城と加賀は保育士、島風は普通の中学生……」

ルルーシュ「優しい世界か……いいものだな」

C.C.「ああ」

ルルーシュ「C.C.」

C.C.「ん?」

252: 2015/01/17(土) 19:23:01.31 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュはC.C.の肩を抱いた。

ルルーシュ「二人で生きていこう……この『優しい世界』で……」

C.C.「……ああ」

C.C.はそう答えると、にっこりと笑った。

                          (完)

253: 2015/01/17(土) 19:24:06.22 ID:UIGbjm/vo
おしまい
html化依頼出してきます

254: 2015/01/17(土) 19:25:36.37 ID:RJ/A7FPWo
乙!!

257: 2015/01/17(土) 19:35:29.10 ID:UIGbjm/vo
次回作は実験的な物になる予定です
たぶん、99%まとめられません

それではまたどこかで

引用: コードギアス 艦これのルルーシュ