81: 2011/02/06(日) 17:17:05 ID:s2vpJ56t
ちょっとバレンタインが近づいてきたのでSS投下
妄想激しいので注意 カップリングとか

朝「家庭科の調理実習で、バレンタインチョコ作らせてくれるなんて…学園長も粋だよねー!」
セ「あら…あなたには、誰か渡す相手でもいるのですか?」
朝「いるよー!クラスの皆にはお世話になってるし…まず本命はさくらちゃんでー」
大「朝日奈…かたじけない」
セ(なにか色々間違っている気がしますわ…)

朝「男子でもさ、まず苗木は外せないよね!色々面倒な事も手伝ってくれてるし…
  あと、桑田はランニング付き合ってくれてるし、石丸は勉強を教えてくれるし、
  大和田はこの前不良に絡まれた時に助けてくれたし、山田は…」
セ「必要ありませんわ」
ダンガンロンパ1・2 Reload 超高校級の公式設定資料集 ‐再装填‐ (ファミ通の攻略本)
82: 2011/02/06(日) 18:36:48 ID:0SM+pD+5


朝「…え?」
セ「必要ない、と、そう申し上げたのです。あんな腐れラードに食べさせるのは、
  チョコをどぶに捨てるようなものですわ。必要ありません」
大「…朝日奈よ、察してやれ」
朝「え?どういう…あ、そっか、そういうことねー。
  大丈夫だよセレスちゃん、そういうことなら山田には、市販の義理のしか渡さないから」
セ「…何を勘違いされたのかわかりませんが…」
大「その丁寧にラッピングされたチョコレートは、誰宛てのものだ…?」
朝「ご丁寧に本名つきのカードまで入れちゃってさー。素直じゃないんだから」
セ「…あまりにもあの豚が哀れだから、恵みを施してあげるだけですわ」


舞「ふふ、みんな楽しそうですね…」
霧「あら、随分余裕ね、舞園さん。朝日奈さんも苗木君にチョコを渡すようだけれど」
舞「ええ。だから見劣りしないよう、私も気合入れて作らないと!」

霧「アイドルから手作りチョコを貰えるだなんて…苗木君も出世したものね」
舞「そういう霧切さんも…その可愛いチョコ、誰に向けたものですか?…私、霧切さんには負けませんから」

霧「…心配しなくても、あなたの邪魔になるようなことはしないわ。
  ただ、彼には日ごろお世話になっているから…そのお礼に、ね」
舞「ふーん…ホント、素直じゃないのはどこも同じですねー。ベルギーから取り寄せた○万円のチョコレート使ってるクセに」
霧「なんのことかしら?まあ、月並みだけど名前を伏せて、下駄箱にでも入れておくわ」

舞「だ、ダメですよそんなの!こういうのは手渡しじゃないと!正々堂々、同じ土俵で勝負ですよ、霧切さん!」
霧「私なんかから手渡されても…その…あまりいい気持ちはしないだろうし…
  差出人不明のまま、彼にはいい夢を見させてあげたいから…だから舞園さんも、今の話は内緒にしてね」
舞「何言ってるんですか、もう!ライバルがそんなんじゃ、こっちとしても張り合いがないんです!」
霧「ら、ライバルって…」

83: 2011/02/06(日) 18:37:53 ID:0SM+pD+5
>>82続き


桑「今年のバレンタインは、何個チョコもらえっかなー♪」
山「リア充氏ね、ですぞ」
桑「うっせーよブーデー!っつーかさァ、何十個貰ったところで意味ねえんだよ!
  好きな一人からチョコ貰ってる、お前の方がリア充だろうが!毎年、セレスからは貰えるんだろ?」
山「まあ、さんざんな罵倒と、十倍のお返しの請求と共にですがね…義理でも貰えるだけありがたい、というものです」
桑「『義理』って…おめえも大概、三次元には鈍いなァ…」
苗「あはは…」

葉「…いや、苗木っち、『あはは』じゃねーべ。お前さんが一番、この問題を真剣に考えるべきだって」
苗「へ?」
山「そうですぞ、苗木誠殿!…結局、どちらの本命を受け取るのですか?」
桑「あーあ、羨ましいよなァー!国民的アイドルの手作りチョコに、世界レベルの探偵の高級チョコ、二つも本命貰えてよ」

苗「そ、そんな…まだくれるかどうかわからないし、本命かどうかだって、わからないじゃないか…
  それに、僕だって自覚してるよ…僕なんかには、相応しくないって…」

大「…苗木よぉ…お前、それじゃ駄目だろうが、男として」
苗「え…」
大「義理でも本命でも、くれたからには、向こうはお前にそういう気持ちを伝えてくれてんだ。
  自分にふさわしくない、とか、そんな言葉でごまかしてんじゃねえ」
十「この単細胞と意見が合うとは、珍しいな。しかし苗木、俺からも言わせろ。
  自分に相応しくない、という言葉は、同時に相手の気持ちを否定して、踏みにじっていることにもなるんだぞ」
苗「そんなつもり、じゃ…いや、うん…そうだよね…ゴメン、教えてくれて、ありがとう」
十「ふん…くだらん」

石「ははは、結構な事じゃないか!」
大「なんだ兄弟、珍しく『不純異性交遊だ!』とか言わねえんだな」
石「うっ…いや、まぁ、その…」
大「ははーん、さては…」
石「ち、違うぞ!断じて、期待しているとかではない!
  ただ…女子が気持ちを込めて作ったものを、校則だから、といって無碍にするのも…」
大「照れんなって!お、ほれ、女子組が帰ってきたぜ」

84: 2011/02/06(日) 18:39:58 ID:0SM+pD+5
>>83続き 山田×セレス注意


朝「みんなー!チョコ作ってきたよー!今年は全員の分あるからねっ!」
桑「おっ、サンキュー!へへ、大事に食うわ!」
葉「貴重な糖分だべ…」

朝「あ、山田のは市販だから。ほい」
山「な、なんですとぉー!この格差…い、いや、貰えるだけでもありがたい…ですが」

セ「…ふん、無様ですわね」
朝「(・∀・)ニヤニヤ」
山「あ、安弘多恵子殿」
セ「そっちで呼ぶなっつってんだろがぁ!…コホン…まあ、いいですわ。
  さて、授業で作った私のチョコ…残念ながら、今年も渡す相手がいませんの。
  でも、このままゴミ箱に捨てる、というのも忍びないですし…
  もしあなたがどうしても欲しいというのなら、このチョコを欲しいとお願いするのであれば…」

山「いや、別に要りませんぞ」
セ「差し上げてもよろし…は?」

山「先程、みんなで話していて思ったのです。こういうものには気持ちが大事だと。
  確かにセレス殿のチョコレート、頂けるのならこれ以上なく魅力的ではありますが…
  誰宛でもないそれを、余っているからといって、僕ごときが受け取っていいのか…いや、いいはずがない!」
セ「な…」
山「そういうものは、セレス殿…いえ、安弘多恵子殿が本当に好きな人ができた時まで、とっておくべきです。
  …それに、実を言いますと、その…今月と来月は財布が厳しくて、頂いても値の張るお返しは用意できそうにないのです…面目ない。
  なので、どちらにしろそれを受け取る権利は、僕にはなくてですね…」

セ「ふ、ふふ……チグソ…が…」
山「あ、あれ?…せ、セレス殿?」
セ「ビチグソがぁああ!いいから黙って受け取れやぁあああ!!」
山「ヒィーーーー!!?」

セ「……ふぅ…どうせあなたの安っちいお返しなど、最初から期待しておりませんから…
  特別に、特別に今年は、無条件で差し上げます…要らなかったら、自分でゴミ箱にでも捨てればよろしいですわ」

山「そ、そんな、捨てるなどと…で、でも……いや、ありがたく頂いておきますぞ。
  ありがとうございます、安弘多恵子殿」
安「っ…び、ビチグソが…」


朝「(・∀・)ニヤニヤ」

85: 2011/02/06(日) 18:41:45 ID:0SM+pD+5
>>84続き 桑田→舞園→苗木 & 不二咲・大和田の友情?注意



桑「ヒュー♪おアツいことで」
葉「あのカップル、見てるこっちが恥ずかしいベ」

舞「ふふ、いいことじゃないですか。なんかこう、青春!って感じで。それはそうと…葉隠君、桑田君、はい、チョコレート」
桑「お、サンキュー。マジ感激っす!」
舞「一応、手作りなんですよ」

葉「…でも、本命はあいつなんだべ?」
舞「そうですね…受け取ってくれるか、わかりませんけど」
桑「大丈夫っしょ、舞園ちゃん可愛いし。それに、さっき俺らで、あいつにさんざん言い聞かせたから」
舞「…でも…彼自身の本命は、たぶん…私じゃ、ないから…」
桑葉「「…」」


桑「……なあ、コレ今食っていい?」
舞「え?ええ、大丈夫ですが…」

桑「モグ…うぉ、超ウメェ!これめっちゃ美味えよ、舞園ちゃん!」
舞「そ、そうですか?」
桑「ああ、これなら絶対苗木も喜んで食うって!なあ、葉隠!」
葉「パク…ああ、これなら間違いないベ!俺の占いは三割当たる!」
桑「だから、それじゃ駄目だろ!」

舞「ふふ…でも、ありがとう…ちょっと、自信がつきました。苗木君にも、渡してきますね!」
桑「おう、頑張れよ!」

葉「…辛い役回りだべ、桑田っち」
桑「うるせーな!…まあ、舞園ちゃんが苗木のこと好きでも、俺が舞園ちゃんを好きな事に代わりはないからよ。
  あーあ、だっせーなー…負け犬の俺、マジカッコワリーっす!」
葉「今度ラーメンでも奢ってやるベ」



不「あ、あの、大和田君…これ、女子のみんなに材料貸してもらって作ったんだけど…
  へ、変な意味じゃなくて、いつもお世話になってるから、その…よかったら食べてくれないかな…」
大「あぁ?」
不「あっ、あっ、ゴメン…変だよね、僕達男同士なのに…ゴメンね…やっぱ、なかったことにして…これ、ちょっと捨てて……っ…」

桑「あー!大和田が不二咲泣かせてるぞ!」
葉「いーけないべー、いけないべー!この男たらしー!」
大「うっせーぞ外野ぁ!!チッ…おい不二咲、それ寄こせ」
不「あ、で、でもあのその…」
大「せっかく作ってくれたんだろが、食ってやんよ!だがまぁ…
  こういうのは、飯を奢る、とかの方が、男のダチらしくていいんじゃねえか?
  今度一緒に、なんか美味いもんでも食いに行こうぜ、お返しに俺が奢ってやっからよ」
不「う、うん!ありがと!」

86: 2011/02/06(日) 18:44:25 ID:0SM+pD+5
>>85続き 十神×腐川 & 石丸×姉 注意


十「…おい、なにをコソコソしているんだ」
腐「ヒッ!…あ、あの、その…」
十「…さっさとその手に持った小包を寄こせ。拒否権はない」
腐「はっ、はいぃ…」
十「ふん、チョコか…くだらん」
腐「あ、あの、一応霧切…さんに分けてもらったベルギーのチョコレートで、
  せめて白夜様に相応しくなるよう、ラッピングにも絹の…」

十「黙れ…値段などどうでもいい。そんなもの、少し小遣いを払えば手に入る。
  問題は、誰がこれを作り、誰がこれを手渡したか、だ。くだらん事実をいちいち言わせるな…」
腐「あぁっ、スミマセンスミマセ…えっ…」



戦「あの…」
石「う、うむ…」
戦「不味かったら、無理して食べなくてもいいのだけれど…」
石「いや、せっかく女性から頂いたものだ。遠慮せず、頂こう…」

石(臭っ……苦っ!!!)
戦「…ど、どうだろう…こういうのは形からだと思って、カカオから作ってみたんだけど…」
石「む、ぐ…あ、あぁ…そのカカオの風味が、すごく、よく…引き出されているよ…とても、美味しい」
戦「本当…?よかった…」

江「おっ、お姉ちゃんに石丸じゃーん!何してんの二人して?」
戦「盾子…」

江「あ、もしかして…昨日徹夜して作ってたチョコって、石丸のためのやつだった?」
戦「あ、う…///」
江「なんだ、そういうことなら私も手伝ったのに…ちょっと味見」
石「ま、待ちたまえ江ノ島君!!」
戦「あっ…ちょっと…これは石丸に…」

江「…うぇえええ、苦っ!まずっ!絶望的! 何これ…」
戦「え…!?」

戦「そんな…石丸は、美味しいって…」
石(最悪だ…)
江「紳士の石丸が、女の子のくれたものを『不味い』なんて、間違っても言うわけないじゃん!
  …お姉ちゃん、レーションの食べすぎで味覚おかしくなって…っていうか、これ、味見した?」
戦「あ…し、してなかった…」
江「もう、ホントに残姉ちゃんなんだから…石丸、無理して食わなくていいからね!じゃ、あたしはこれで」

戦「石丸…無理させちゃってたんだ…」
石「そ、そんなことはないぞ!僕には本当に美味しく…」
戦「いいよ、気を使わなくて…ごめん、ね…」
石「ああっ、待ちたまえ、戦刃君!!」

87: 2011/02/06(日) 18:46:53 ID:0SM+pD+5
>>86続き 舞園→苗木×霧切 注意


舞「霧切さん、ほら、二人で一緒に渡せば怖くないですから!取って食われたりはしませんから!
  あ、でもこの場合は、取って食われた方がいいのかな?」
霧「アイドルが下ネタなんて、感心しないわね…
  ホントに私は大丈夫だから…ほら舞園さん、苗木君が帰ってしまうわよ」
舞「ああ、もう!ホントに私一人で行っちゃいますからね!?」


舞「苗木君、はい、チョコレート!」
苗「わ、ありがとう!すごく嬉しいよ」
舞「言わなくても分かっていると思いますけど、手作りで、本命ですから」
苗「あっ、えっと、その…ありがと…」
舞「…あ、でもでも、それは気にしないで食べてくださいね!」
苗「う、うん!舞園さんから本命チョコを貰えるなんて…僕、本当に幸運だよ」

霧(よし、今のうちに下駄箱に…)

舞「ホントはもう一人、苗木君のためにチョコを作った誰かさんがいるんですけどねっ!」
霧「!?」
苗「え、そうなの…?」
舞「直接渡すのは恥ずかしいから、下駄箱に入れに行くって言ってましたけど…」
霧(まずい…ここで下駄箱に行ってしまえば、私が本命だと苗木君にばれる…
  彼が来るより先に、下駄箱に行かなければ…)

舞「あれ、霧切さんが走って行きましたね…行き先は下駄箱でしょうか?」
苗「な、なんで行き先を知ってるの…?」
舞「ふふ、エスパーですから」


霧「はぁ、はぁ…着いた…えっと、苗木君の下駄箱は…」(ガチャ)

霧「…!」

霧「……そう、よね」
霧「なにも彼にチョコを渡そうと思っているのが、私たちだけとは限らないんだ…」
霧「彼は優しいし、色々な人に好かれているから…」
霧「私なんかからわざわざ匿名で貰ったりしなくても…私のチョコなんか、必要ないのよね」



「――それは、違うよ」

88: 2011/02/06(日) 18:49:06 ID:0SM+pD+5
>>87続き


霧「なっ、苗木、君…」
苗「はぁ、はぁ…き、霧切さん…ぜぇ…」
霧「…走ってきたの?そんなに急いで、何か急ぎの用事でもあるのかしら」
苗「ある…あるよ…はぁ……霧切さんが、その鞄の中に隠したものに…」

霧「…これは…調理実習で作ったものよ。自分で食べるの。バレンタインとかは、関係ないわ」
苗「そうなの?でも桑田君、すごい高いチョコを使ってるって言ってたよ。
  自分で食べるためのチョコを作るのに、そんな高いものをわざわざ取り寄せるかな?」

霧「っ…訂正するわ、自分で食べるというのはウソ。あなたが考えている通り、これは本命のチョコよ。
  …今から、その大切な人の下駄箱に入れるところ、だったんだけれど…
  残念ながら、その人はもうたくさんチョコを貰ってしまっていたの。だから、私のチョコなんか必要ないのよ」

苗「それは、違うよ!」
霧「違わないわ。たくさん貰っても迷惑だろうし、おまけに渡される相手が私ともあっては、ね。
  それに…よく考えれば、こんな高いチョコレートを贈られても、重いだけよね…
  お金や素材に物を言わせた自分が恥ずかしいわ。だから、これは…渡せない」


苗「…霧切さん、もし僕がチョコを贈られる立場の人間だったら、きっとこう思うよ。
  チョコじゃなくて、チョコに込められた気持ちが、嬉しいんだ、って」
霧「…」
苗「値段や素材は、その気持ちの込め方の一つでしかないって思うんだ。
  そして、その…すごく思いあがった考えなんだけど…もし仮に、その相手が僕なんだとしたら…
  そうだとしたら、やっぱり下駄箱とかじゃなくて、霧切さんから直接、受け取りたいんだ」


霧「…苗木君」
苗「…ダメ、かな」

霧「…その言葉に、責任は持てるのね?」
苗「もちろんだよ。僕、霧切さんのこと…その…」
霧「私の愛は、重いわよ?」
苗「!…う、うん、全部受け止めてみせる」
霧「そう…じゃあ、その意気込みを、さっそく見せてもらおうかしら」


 そう言って、霧切さんは自分の作ったチョコレートを、自分の唇で挟んだ。
 僕の初めてのキスは、少しだけ苦くて、濃厚で、これ以上にないくらい甘かった。



おまけ・のぞき見するクラスメイト一同

舞「あーあ、結局霧切さんかー…」
朝「さんざん二人の後押ししてた舞園ちゃんが、そんな残念そうに言っても…ってちょ、泣いてんの!?」
セ「失恋した悲しさですか?それとも、友人の恋が叶った感動で?」
舞「どっちも、でしょうか…ふふ」

89: 2011/02/06(日) 18:49:58 ID:0SM+pD+5
以上 妄想CP 申し訳ない

引用: [希望ヶ峰]ダンガンロンパキャラ萌え総合[4日目]