343: 2012/11/21(水) 21:45:11.24 ID:NPDIUHM9o


ほむら「巴さんと鹿目さんとの出会いをやり直したい!」


鹿目さんを庇って亡くなった巴さん、それを見て尚ワルプルギスの夜に立ち向かい亡くなった鹿目さん。


彼女達との出会いをやり直すべく私は契約し、一ヶ月前に飛んだ。

344: 2012/11/21(水) 21:55:47.23 ID:NPDIUHM9o

時間停止魔法の上手い使い方を、巴さんが考えてくれました。

と言っても巴さんも本気でやるとは思っていなかった様ですが……


それは何かと言うと、爆弾です。
インターネットで調べて作りました。


マミ「暁美さん、行って!」

鹿目さんが使い魔を倒し、巴さんがリボンで足場を作り、結界の奥にいる魔女の元へ時間停止をかけ、駆けて行きました。

まどか「やったぁぁ!!!えへへ!」


スカートの中に投げ込んだ爆弾は魔女を一撃で仕留めるには十分な威力だったようで、私の初陣は大金星に終わりました。

思えば鹿目さんの本当の明るい笑顔を見たのはアレが最後だったかもしれません。

345: 2012/11/21(水) 21:59:44.93 ID:NPDIUHM9o


ワルプルギスの夜の熱線は私の盾と相性が良いらしく、前回と違って長期戦に持ち込むことが出来ました。

マミ「暁美さん、助かるわ」

まどか「ほむらちゃん、ちょっとどいて!」

   「いっけぇぇぇ!!!」


……

でも巴さんはビルに押し潰されて氏んでしまいました。


まどか「……マミさん?」

346: 2012/11/21(水) 22:01:27.02 ID:NPDIUHM9o


でも巴さんの氏に方はまだマシだったと気付きました。
正義の魔法少女として散れたから……


まどか「苦し……あぁぁ!!嫌ぁぁぁぁっ!!!」

ほむら「どうして……ワルプルギス…倒したのに……」



どうして魔法少女から魔女が産まれるの?

347: 2012/11/21(水) 22:04:44.89 ID:NPDIUHM9o
私は再び砂時計を反転させました。


しかし、私のなんらかの行動のせいでバタフライエフェクトでも起きたのか、クラスメイトの美樹さんも魔法少女になっていて、巴さん、鹿目さんと三人でチームを組んで居ました。

鳴呼、キュゥべえに騙されてるのに……

348: 2012/11/21(水) 22:07:58.95 ID:NPDIUHM9o

さやか「キュゥべえがそんなことして何の得があるわけ?」

   「仲間割れでも狙ってんの?あんたあの杏子とか言うのとグルなんじゃないの?」

……聞き入れてくれませんでした。
確かに彼女達から見れば、特に巴さんと美樹さんはそう、キュゥべえは恩人です。
事実、私も一ヶ月前はそう思っていました。

いきなり現れた私なんかよりキュゥべえを信頼するに決まっている……。

349: 2012/11/21(水) 22:11:12.25 ID:NPDIUHM9o

美樹さんの幼馴染の上條君は、ギターをやっていたそうで、美樹さんの契約で壊れていた腕が治って再び演奏できるようになったとか。

しかし、美樹さんは魔法少女としての活動に専念すべく彼と少し距離を置いていました。

後から考えればそれは幼馴染の立場に甘んじていて、彼を失うなどと考えていなかったからなんでしょう。

350: 2012/11/21(水) 22:14:58.25 ID:NPDIUHM9o

美樹さん達が爆弾は危ないからやめろと言うので私は何か別の武器を探すべく考え込んで居ました。

美樹さんは接近型なので、先月のようにはいかないみたいで……。


恭介「暁美さん元気無いね、何か悩み事?」

  「行き詰まったら何か固定観念ぶっ壊しちゃうくらいのロックな精神、持てたら良いよね」

……ロックな精神。

351: 2012/11/21(水) 22:27:58.31 ID:NPDIUHM9o
杏子「あ?爆弾に代わる武器?」

彼女は巴さんの古い知り合い、何かと美樹さんに突っかかっているけれど、本当は美樹さんのことを心配してるのが判る。

杏子「そうだなぁ……どっかからパクってきたら?チャカとかポン刀とか……ヤクザの事務所からさ」

ロックな精神ってこういうのであってるのかな?
私は早速ヤクザの事務所から拳銃と日本刀、手榴弾にライフルを頂戴しました。

352: 2012/11/21(水) 22:30:49.01 ID:NPDIUHM9o
恭介「暁美さん元気出たみたいだね、ロックの精神、ちょっとわかってくれた?」

この人はロックって言いたいだけなんじゃないかな……。

恭介「あ、君を見てたらリフが思いついた。明日までにメロディと歌詞をつけてくるから楽しみにしててね!」

ほむら「ちょっ……鳴呼……」

テレビで『君に曲を作る』とか言う男は辞めておけと言われたのが少しわかる気がしました。

353: 2012/11/21(水) 22:35:24.06 ID:NPDIUHM9o

さやか「あんたさ、恭介に近づいてどうするつもり?」

ほむら「ち、違います!私はその…男の人は苦手で……元は女子校ですし……」

さやか「……ま、変なちょっかい出さないでよね」


……どう関わっても美樹さんに怒られそうなので、なるべく避けることにしました。
保健室の先生には左ベッドの守護神とか呼ばれるようになりました。

354: 2012/11/21(水) 22:38:53.58 ID:NPDIUHM9o
しかし、真に変なちょっかいを出す人間が居ました。

恭介「うーん、作詞は僕には向いてないのかな、POPなものしか思いつかない……」

仁美「上條君、私も、ロックしてみたくなって……歌詞を作ってみましたの」

恭介「……ああっ、これは痺れる!」


……それ以降二人はどんどん親密になっていきました。
私も保健室に篭る必要は無くなりましたが、美樹さんが代わりに保健室に篭るようになりました。

355: 2012/11/21(水) 22:43:58.85 ID:NPDIUHM9o
杏子「マミ、こいつらまだ半人前だね、ちゃんと教育してんの?」

  「こんな調子なら、青いのは使い魔に食わせてグリーフシード増やした方がまだ戦力になるんじゃねえの?」

さやか「んだとぉ!?」

マミ「ちょっと!二人とも…!」


巴さんは美樹さんや佐倉さんとの板挟みにあってました。
鹿目さんも段々オロオロしだして来ました。

356: 2012/11/21(水) 22:55:04.02 ID:NPDIUHM9o



志筑さんと上條君の関係が発展するにつれ、美樹さんの態度は刺々しさを増し、板挟みになった巴さんの精神的疲労、止めきれなくなった鹿目さんのオロオロ、理解を示さないことに対しての佐倉さんのイライラも比例していきました。


そして、上條君と志筑さんがキスをしたのを見た夜、美樹さんは魔女になった。

357: 2012/11/21(水) 22:59:59.03 ID:NPDIUHM9o

志筑さんに似た踊る使い魔を車輪で轢き頃し続ける人魚騎士、剣を振る度に鎧から溶けた身体が零れていました。


杏子「てめぇ!さやかになにしやがった!」

話を聞いてくれたと思っていた佐倉さんも、この口振りからして……

まどか「辞めてさやかちゃん、こんなのさやかちゃんだって嫌だったはずだよ……」

……鹿目さんはわかっててくれた。
でも言えなかった。佐倉さんはともかく、巴さんと美樹さんに言える性格じゃないんだ。オロオロしているのが本当の鹿目さんだったんだ。

ほむら「……美樹さん、ごめんなさい」

私は設置していた10以上の爆弾を爆発させ美樹さんだった魔女を頃した。

358: 2012/11/21(水) 23:05:08.53 ID:NPDIUHM9o


全員が涙を流す。
私と佐倉さんは美樹さんを助けられなかった悔し涙、鹿目さんは美樹さんを失った悲しみの涙、巴さんは……

杏子「なっ……」

マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、氏ぬしか無いじゃない!!」

  「貴方も!!私も!!」

自分達の運命、正体に絶望した涙。

佐倉さんのソウルジェムを撃ち抜き、私を拘束する。
自分の身体を締め付けるリボンの音と、佐倉さんが倒れた音が同時に聞こえた。

359: 2012/11/21(水) 23:11:25.17 ID:NPDIUHM9o

このままでは私も巴さんに殺される。
巴さんの絶望に歪んだ顔を見ると、そのサイドにある髪飾りのソウルジェムがかなり濁っているのがわかる。

きっと言葉通り私達を頃したら自分も氏ぬのだろうか……

次の瞬間、宝石が砕ける音がした。
しかし、それは自分の左手からでは無かった。
私を拘束していたリボンが腐る様に崩れ、巴さんも佐倉さんよろしく倒れこむ。

まどか「……」

普段より短い弓で鹿目さんが巴さんのソウルジェムを撃ち抜いたのだ。

360: 2012/11/21(水) 23:14:35.68 ID:NPDIUHM9o
その場にへたり込んだ鹿目さんが泣きじゃくる。

まどか「もう嫌だよ……」


もう嫌なのは私だって……

ほむら「大丈夫だよ、一緒にワルプルギス倒そう?」


口から出て来たのは正反対の言葉だった。

361: 2012/11/21(水) 23:19:41.53 ID:NPDIUHM9o


当然ベテランかつ主砲の巴さんが居なければ勝てる筈も無く、二人ともソウルジェムを真っ黒にして倒れこんでしまいました。

ほむら「グリーフシードは……」

まどか「もう無いや…えへへ」

ほむら「私達も魔女になるのか……このまま二人で何もかもめちゃくちゃにぶっ壊して……それもいいかもしれないね」

私の心は破滅を受け入れ始めていた。

362: 2012/11/21(水) 23:22:56.91 ID:NPDIUHM9o
コツンと音が鳴る。
メガネが割れていてよく見えないけど、私のソウルジェムに……

まどか「えへへ、嘘、一個だけ取っといたんだ」

美樹さんだったグリーフシード……

ほむら「そんななんで私なんかに……」

まどか「ほむらちゃんにしか出来ないこと、お願いしたいから……」

363: 2012/11/21(水) 23:24:16.22 ID:NPDIUHM9o


━━━キュゥべえに騙されてる前の私を助けてくれないかな。



━━━あと、魔女にはなりたくないな……。




━━━やっと、名前で呼んでくれたね。

364: 2012/11/21(水) 23:28:40.75 ID:NPDIUHM9o
私はほぼ穢れきった人魚の魔女のグリーフシードを盾にしまい、三度目の時間遡行をした。


まどかにはもう戦わせない。
一週間と言っていたから、戻ってきた時点では契約していないはず……。

そして巴さんに話を聞いてもらう為に私が唯一のパートナーになる。
キュゥべえなんて入り込む余地のないように。

365: 2012/11/21(水) 23:35:30.00 ID:NPDIUHM9o


マミ「私と戦ってくれるの?」

ほむら「もちろんです」


メガネを取り、三つ編みを解いてクールぶった外見で巴さんのパートナーに立候補した。
でも魔法は瞬間移動と言う風に教えておいた。
時間を止めてその間に動くのだから間違いではないが。


まどか「……」

こちらの監視も怠らない。
絶対に戦わせるわけにはいかない。

366: 2012/11/21(水) 23:41:35.74 ID:NPDIUHM9o
そして、ワルプルギスの夜がやってきた。


マミ「太陽の砲撃<ボンバルダメント・ソーレ>!!」

今まで見たことの無い大きさの大砲、口径はある程度は絞られて居るが、砲身で一番太い部分は腕を広げた大人が何人居れば一周出来るだろうか。

その砲撃でワルプルギスの夜は倒された。
私は直様ワルプルギスの夜のグリーフシードを拾いに行った。
二回目の用に終わった後に魔女化され…ては……

367: 2012/11/21(水) 23:43:43.66 ID:NPDIUHM9o
QB「あんなに大きな魔法を使えば自分の溜め込む呪いの大きさだってわかるだろう?」


巴さんが魔女になった。


QB「あと十日もしないで地球は滅びるだろうね」

407: 2012/11/27(火) 02:06:52.70 ID:Y7udd9mMo
>>367


通算ループ回数100回越え

何度繰り返しても二人を救うことはできない。
巴さんは魔女になるか自頃してしまい、まどかは契約するか氏んでしまう。

巴さんはループを重ねる毎に強くなり、生半可な魔女はリボンで軽くはたいただけで消し飛ぶ程になった。

もう私は巴さんに必要とされない。
でもワルプルギスの夜と彼女は戦わせてはならない、私はどうすればいいのだろうか。

408: 2012/11/27(火) 02:07:56.58 ID:Y7udd9mMo
おわり

368: 2012/11/22(木) 00:38:48.94 ID:YVYTt10mo
まどかもマミも因果が増大するのか
そしてロックかぶれ恭介ウゼェww

引用: 【皆で】魔法少女まどか☆マギカ小ネタ投稿スレ2【更新】