1: 2015/04/14(火) 21:39:43.798 ID:2/KSI80/M.net
紬「今日のおやつはマドレーヌよー」

唯「わーい!」

紬(気付くと、まわりに媚びてばっかりの毎日……)

律「うまい! けど、喉乾いた!」

紬「紅茶もあるわよ」

唯「わーい!」

紬(もう疲れちゃった……。普通になるためには>>4……。しないといけないのかな……)

4: 2015/04/14(火) 21:41:38.367 ID:vOAmuUjh0.net
アヘフェイスダブルピース

8: 2015/04/14(火) 21:44:55.647 ID:2/KSI80/M.net
紬「……」スッ

唯「ん? どうしたの? ムギちゃん?」

律「なんだよ。机の上に乗って……」

紬「アヘェ!」ダブルピース

唯「大変だ! ムギちゃんが……!」

律「唯みたいなことしてる!」

唯「何言ってるの!? 私はこんなことしないよぉ!」

9: 2015/04/14(火) 21:46:35.647 ID:2/KSI80/M.net
紬「……ごめんなさい。突然、取り乱して」

律「い、いや……、いいんだけどさ……。いったいどうしたんだ? ムギ」

紬「私ね、普通の人になりたくて」

唯「さっきのは普通じゃないよ、絶対」

律「うむ」

紬「……分からないのよ、私」ポロポロ

律「お、おい……。何泣いてんだよ」

唯「ムギちゃん……」

12: 2015/04/14(火) 21:49:00.020 ID:2/KSI80/M.net
紬「どうしたら、普通になれるのか……」ポロポロ

律「ム、ムギは今まで通りでいいんじゃないかな……。な、唯!」

唯「え……、うん! ムギちゃんは普通だよぉ……」

紬「普通じゃないから悩んでるんじゃないの!」バァン!

律「わっ……」

唯「……っ!」ビクッ!

紬「私はどうしたらいいの!? 教えてよ! ねぇ!」ユサユサ

律「ば……、馬鹿! やめろ!」

唯「普通って……。>>15ってことじゃないの?」

15: 2015/04/14(火) 21:51:15.237 ID:vOAmuUjh0.net
痩せる

16: 2015/04/14(火) 21:53:11.520 ID:2/KSI80/M.net
律「お、おい……」

紬「痩せる……?」

唯「うん。ムギちゃんってちょっと太」律「言うな!」バンッ!

紬「……」

律「需要があるんだよ! そういうマニアックな」

紬「律ちゃん」

律「な、なんだ」

紬「変な慰めは、余計に傷付くだけだからやめて」

律「……ごめん」

17: 2015/04/14(火) 21:56:03.957 ID:2/KSI80/M.net
唯「私もそんなに痩せてるほうじゃないけど」

律「私はガリガリで抱き心地悪いってよく言われるわ」アハハハハ

紬「……」

唯「ムギちゃんって澪ちゃんとよくダイエットの話してるでしょ?」

紬「……ええ」

唯「澪ちゃんはスレンダーだけど。ムチちゃんは」

紬「誰がムチムチのムチちゃんよ!」ガタッ!

唯「ちょ、ちょっと噛んだだけだってば」

紬「ええ! どうせ陰ではそう言ってるんでしょうね! 私が……」

律「お、落ち着けって……」

紬「太ってるからってねぇ!」ドカァンッ!

唯「わああああっ!!!?」

18: 2015/04/14(火) 21:59:24.154 ID:2/KSI80/M.net
律「おい! 大丈夫か、唯!」

唯「ううう……」

紬「馬鹿にしないでよ……。私がなりたい普通ってのは体型とかそういうことじゃないの……」ワナワナ

律「待てって……。唯のやつ頭から血が出てるから……」

唯「痛いよぉ……」

紬「何よ!? 私が重いからってそんな大怪我したって言うの!?」

律「そんなこと言ってないから! とりあえず座れ!」

唯「あ、去年亡くなったおばあちゃんが見える……」

律「唯!」

19: 2015/04/14(火) 22:02:18.897 ID:2/KSI80/M.net
紬「ご、ごめんなさい。なんだか私、よく分からなくなって……」

律「お、おう。分かればいいけど……」

唯「頭が痛いよぉ」

紬「やっぱり痩せないとダメかなぁ……」

律「別にダメとは言わないけど……、まぁ痩せるに越したことは無いぞ。病気にもなりづらいし」

唯「うん。結果にコミットした方がいいよ」

紬「……うん。私、痩せる!」

唯「その意気だよ!」

紬「でも、痩せるって具体的にどうしたらいいのかしら」

律「うーん……。まぁ、間食をやめるってのと」

唯「あとは>>21じゃない?」

23: 2015/04/14(火) 22:06:32.717 ID:2/KSI80/M.net
律「あー、あのCMやってるやつな」

紬「ああいうのって本当に効果があるのかしら……」

唯「あるよー。だって、ムギちゃんみたいに……、じゃなかった。太ったオジサンが痩せてムキムキになってたでしょ?」

紬「私みたいに太ったオジサンが痩せてムキムキになってたの?」

唯「ち、違うよ! 私は……」

紬「そこまで言うならやってやろうじゃない! 痩せて、見返してやるわ!」ドカァン!

唯「わああああっ!!!!!!」

律「唯ーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」

27: 2015/04/14(火) 22:10:39.655 ID:2/KSI80/M.net
~ライザップ~

インストラクター「今日一日を担当することになりました。よろしくお願いします」

紬「あらー。よろしくお願いしますー」

律「お、お願いします」
(入院した唯に代わってついてきたけど……、色黒でムキムキのテンプレみたいなインストラクターだな……)

インストラクター「まだ初日なんで、最初は軽めに行きますねー」

紬「はいー♪」

律「……はい」

インストラクター「まずは体をほぐすために>>30からですね!」

30: 2015/04/14(火) 22:19:53.574 ID:DTbIyXtw0.net
アヘフェイスダブルピース

33: 2015/04/14(火) 22:23:04.301 ID:2/KSI80/M.net
律「……はぁ?」

紬「アヘェ!」ダブルピース

インストラクター「はい! そっちのカチューシャの子も!」

律「で、できるわけねーだろ!」

インストラクター「これはアヘフェイスで顔の筋肉と、M字開脚で太ももの筋肉をほぐす効果があるんだ! さぁ!」

律「するか! 馬鹿!」

紬「アヘェ!」ダブルピース

34: 2015/04/14(火) 22:25:10.224 ID:mWFvzVhR0.net
なんだこの流れ

35: 2015/04/14(火) 22:25:21.501 ID:2/KSI80/M.net
インストラクター「……まったく。最初からつまづかれるとこっちも困るんだよねぇ」イライラ

律「すいません……」(なんで謝らなくちゃいけないんだよ……)

インストラクター「そっちの子は見込みがありそうだね」

紬「ありがとうございますっ!」パァァ

インストラクター「じゃあ、君は帰って」

律「え?」

インストラクター「やる気が無い子は邪魔だから。ほら」シッシ

律「……はぁ」(こいつムカつくなぁ)

36: 2015/04/14(火) 22:26:56.049 ID:2/KSI80/M.net
律「じゃあ……、私は帰るから」

紬「うんっ! 明日の私を楽しみにしててね!」

律「……おう。頑張れよ」

インストラクター「おら。ぐだぐだやってないでさっさと帰れ」

律「……ちっ」(ムギが心配だけど……

38: 2015/04/14(火) 22:29:13.002 ID:2/KSI80/M.net
インストラクター「邪魔者がいなくなったところで次に行こうか」

紬「はいっ! 先生っ!」キラキラ

インストラクター「次からは難易度が上がるけど……、ついてこれるかい?」

紬「ええ! なんでもどんと来いです!」

インストラクター「なんでも……、ね。OK。お次は」

紬「はい!」

インストラクター「>>38」

41: 2015/04/14(火) 22:36:27.242 ID:5Lx+CDtr0.net
うOこの勢いで空を飛ぶ

43: 2015/04/14(火) 22:39:55.049 ID:2/KSI80/M.net
紬「う……、排便の勢いで……?」

インストラクター「うんっ! じゃあさっそくやってみようか!」

紬「そ、そんなことが可能なんでしょうか……」

インストラクター「やる前から諦めてどうする!?」ドンッ!

紬「ひっ……!」ビクッ!

インストラクター「さあ! 早くやってみなよ! その醜く肥えただらしないお尻を丸出しにしてさあ!」

紬「……」

45: 2015/04/14(火) 22:42:47.330 ID:2/KSI80/M.net
インストラクター「何? その目」

紬「……」

インストラクター「文句があるなら言ってみなよ。君、痩せたいんだろう?」

紬「そう、ですけど。こんなことに何の意味が」

インストラクター「頭の前に体動かしなよ!」ドカァッ!

紬「……ッ!」

インストラクター「そうやって理屈捏ねてさぁ! 体動かさないからブヨブヨ太っちゃんだよ!?
   そこに鏡があるから見てみるといい! 君の身体って、まるで豚みたいだよ!?」

紬「……」

インストラクター「家畜は賢い人間様の言うことに従ってればいいんだって。
    ほら。早くうOこする勢いで飛んでみろよ」

46: 2015/04/14(火) 22:46:36.323 ID:2/KSI80/M.net
紬「……た」

インストラクター「ああ? 何? 大きい声で言ってよ」

紬「分かり、ました。私、……する勢いで飛んでみます」スルスル

インストラクター「……分かればいいんだよ」

紬「……んぅ! ……ふうッ!」ムリムリムリムリ……

インストラクター「……」(おいおい……。こいつマジでやるつもりかよ……)

紬「んうううううううっ!!!!! ふうううううんんんぬううううううううッッッ!!!!!!!」ブリブリブリブリミチィッッッ!!!!!!!!!!!!!!

インストラクター「!?」

紬「わ、私……! まるで空を飛んでるみたい……!」ボワァァァーーーーーン

インストラクター「”みたい”じゃないよッ!? ガチで飛んでるッ!!!」

48: 2015/04/14(火) 22:49:45.006 ID:2/KSI80/M.net
紬「ありがとうございました! 私、ライザップに来たおかげで70kg痩せました!」

インストラクター「そ、そう。良かったね」(元は何kgあったの……?)

紬「これで友達にも胸を張って会えます!」ペコッ

インストラクター「……ッ!」ドキッ!

紬「それじゃあっ!」パタパタッ

インストラクター「……なんだよ。かわいいじゃねぇか」

~ライザップ氏闘編・完~

49: 2015/04/14(火) 22:52:58.236 ID:2/KSI80/M.net
~翌日・部室~

唯「おはよ~……」

律「唯!? 体の方は大丈夫なのか……?」

唯「てんでダメだよぉ……。授業は無理だったけど、部室だからって病室抜け出してきたの」

律「そ、そうか。お前らしいっちゃお前らしいが……」

紬「唯ちゃんに律ちゃーん。やっほー」

律「おう、ムギ……。って、どうしたんだよその身体!?」

唯「モデルさんみたい……」

紬「二人に言われたからダイエット頑張ったのよぉ」

50: 2015/04/14(火) 22:56:25.764 ID:2/KSI80/M.net
律「ダイエット頑張ったって次元じゃない気が……」

梓「お疲れ様ですー。……って、ムギ先輩!? どうしちゃったんですか!?」

紬「あら、梓ちゃん。こんにちは。私ね、ダイエット頑張ったの」

梓「……嫌です」

紬「え?」

梓「嫌です……。そんな、抱き心地の悪そうなムギ先輩なんて……」プルプル

唯「あー。あずにゃんデブ専だもんねぇ」

紬「……そうだったの?」

梓「そんなムギ先輩なんてムギ先輩じゃありません! もう許さんです!」

律「あ、梓……。落ち着けよ……」

梓「落ち着いてなんていられません! こんなムギ先輩なんて、もう>>53してやります!」

54: 2015/04/14(火) 23:03:44.106 ID:2/KSI80/M.net
紬「ど、どういうことかしら……」

梓「……みなさんは、ダービースタリオンというゲームを御存じでしょうか」

唯「名前くらいなら……」

律「競馬のゲームだっけか」

梓「そうです! あれでは調教のし過ぎで痩せ過ぎた馬は……」

紬「痩せ細った馬は……?」

梓「一周回って最大体重のデブ馬となるのです!」

唯「なるほど! その手があったか!」

律「な、何言ってんだ! お前らおかしいぞ!」

56: 2015/04/14(火) 23:06:59.384 ID:2/KSI80/M.net
梓「とういわけで、ムギ先輩にはダイエットをしてもらいます!」ペチーン!

紬「あん……ッ!」

律「な、なんだよその鞭は……」

梓「馬と言えば鞭でしょう! ムギ先輩は……、これでッ!」バチーンッ!

紬「あうう……ッ!」ビックゥン!

梓「……調教してやろう、ってなもんですよ」ペチッ……ペチッ……

唯「乗った!」

律「乗るなよ! 鞭なんかで叩いたら痛いだろうが!」

紬「だれがムチムチのムチちゃんよ!?」

律「言ってねぇって!」

58: 2015/04/14(火) 23:10:15.322 ID:2/KSI80/M.net
梓「ほら! 走るんですよムギ先輩!」ベチーン

紬「あ、梓ちゃん……。も……、もう……、私走れない……」ハァ……ハァ……

梓「まだまだですよぉ! この駄馬ぁ!」バッチーン!

紬「んんぅ……ッ!」ハァ……ハァ……

唯「うむ」

律「何が”うむ”だよ!? ムギのふともも真っ赤じゃねぇか! やめさせろよ!」

梓「ほぉら……、ムギ先輩……? 次はどうしてほしいですかぁ……?」ペチッ……ペチッ……

紬「は、早く命令をくださぁい……」ハァ……ハァ……

律「あれ!? ムギのやつも意外とノリノリだっ!?」

60: 2015/04/14(火) 23:13:57.717 ID:2/KSI80/M.net
梓「だったらもっと速く走れェ! です!」ベッチーン!

紬「はうう……ッ! わ、分かりましたぁ……」

唯「あうう……! 私も命令したい……ッ!」

律「お前もそっち側だったか……」

唯「ひっぱたかれる方でもいいけど……」

律「そうか。なんでもありだな」

梓「オラァ! です!」バッチーン!

紬「ん……ぅッ! ふううう……ッ!」ハァ……ハァ……

梓「まだまだですよぉ……。次は>>62してやりますからねっ!」

62: 2015/04/14(火) 23:23:42.484 ID:ihrZIyvE0.net
おしOこ

63: 2015/04/14(火) 23:26:50.418 ID:2/KSI80/M.net
紬「梓ちゃん……? 何を言って……、ひぃ……っ、冷たッ!?」

梓「……ぅ」チョロチョロチョロチョロ……

唯「あれ……。あずにゃんの様子が……」

律「なんで震えてんだ、あいつ」

梓「……ッ」ブルブルブルッ……

紬「……梓ちゃん」

梓「ふええ……」

紬「漏らしちゃったの?」

梓「はいぃ……」プルプル

64: 2015/04/14(火) 23:29:48.403 ID:2/KSI80/M.net
唯「どうしたのー? あずにゃーん」

梓「……ッ! 内緒に……! 内緒にしてください……ッ!」ガバッ!

紬「わ、分かったわ」

律「おいおい……。そんなイチャイチャすんなよ……」

梓「い、いけませんか!? 私とムギ先輩は愛し合ってるんですよ!?」

唯「ええっ!? 私はー!? ねぇねぇ! 私とはどうなの! あずにゃん!」ガバッ

梓「ちょ……、押さないでください……」

紬「んううう……」(梓ちゃんと唯ちゃんが……。幸せ……)

唯「……んん? なんか変なにおいが」

梓「ッッッ!!!!!!!!」

65: 2015/04/14(火) 23:32:36.668 ID:2/KSI80/M.net
唯「このにおい……」

梓「ム……! ムギ先輩っ!」

紬「え」

梓「後輩にいじめられておしOこ漏らすなんて……、最低の変Oですねッ!」

律「ムギ……。尻ひっぱたかれて漏らしたのか……」

唯「ええ……。幻滅だよ、ムギちゃん……」

紬「……ごめんなさい。あんまり、痛かったものだから」

律「なんか萎えたわ。帰ろうぜ、唯」スタスタ

唯「そうだね、律ちゃん。ばっちぃから帰ろ」スタスタ

梓「まったく! しょうがないですね、ムギ先輩は!」
(ああ……、ごめんなさい、ムギ先輩……)

66: 2015/04/14(火) 23:35:11.144 ID:2/KSI80/M.net
紬「もういいのよ……。泣かないでね、梓ちゃん」

梓「だって……。だってぇ……!」ヒック……ヒック……

紬「私なんてこんな扱い慣れっこだもの。梓ちゃんがキャラを守れたならそれでいいわ」

梓「……ムギ先輩っ!」ガバッ

紬「うふふ。よしよし。甘えん坊さんね、梓ちゃんは」ナデナデ

梓「ううううー……。ムギせんぱあああいいい……」ポロポロ

紬「はいはい。落ち着いたらパンツ履き替えましょうねぇ」

梓「……はい」ヒック……ヒック……

67: 2015/04/14(火) 23:36:40.264 ID:2/KSI80/M.net
~保健室~

紬「良かったわね、替えのパンツがあって」

梓「……はい」

紬「まだ、落ち込んでるの?」

梓「だって……」

紬「私は本当に気にしてないから。……ね?」

梓「……」

紬「……ね」ニコッ

梓「……」ションボリ

68: 2015/04/14(火) 23:38:07.798 ID:2/KSI80/M.net
紬「あ、そうだわ」

梓「……? なんですか?」

紬「梓ちゃんがそんなに気にしてるのなら、何かしてもらおうかしら」

梓「……?」

紬「その方が梓ちゃんも気が楽じゃない?」

梓「まぁ……、そうかも知れません」

紬「じゃあ今回の失態の代わりに、梓ちゃんには>>70してもらおうかしら」

70: 2015/04/14(火) 23:44:05.472 ID:pTNnNdMD0.net
ライザップ

71: 2015/04/14(火) 23:46:17.699 ID:2/KSI80/M.net
~ライザップ~

梓「ここは……」

インストラクター「やぁ……。また会ったね……」

紬「ええ! その節はどうも~」

梓「ここって……、何をする場所……!?」

紬「アヘェ!」ダブルピース

インストラクター「速いッ!? この私が目で追えなかった……!」ガタガタ

梓「ムギ先輩! どうしたんですかッ!」

紬「アヘェ!」ダブルピース

72: 2015/04/14(火) 23:49:12.600 ID:2/KSI80/M.net
インストラクター「……もう、私が教えることは何もないはずだが」

紬「私はもう無理なんです……。この足では……」ペラッ

インストラクター「……ッ!? 君ほどの者がそんな傷を負うとは……!
    ふとももが真っ赤になるなんて、いったいどうして……」

紬「新しい時代に……、賭けてきたッ!」ドンッ!

インストラクター「……ふふっ。なるほど」

梓「え……、っと」

インストラクター「……この子が、そうかな」

紬「ええ! この子に空を飛ばせてあげてちょうだい!」

梓「何を言ってるんですか!? ムギ先輩っ!」

73: 2015/04/14(火) 23:52:03.798 ID:2/KSI80/M.net
インストラクター「君は……、勇気を持っているかな?」

梓「え――」

インストラクター「脱糞する勇気を、持っているかと聞いているんだ!」

梓「な、なんですか、それ――」

紬「お願い! あなたに……、あなたには空を飛ぶ翼があるのッ!」

梓「ムギ先輩……」

インストラクター「私からも頼むッ! 世界の命運は……、君の手にかかってるんだ!」

梓「だ……、だって……! そんなの……、怖い……」

紬「梓ちゃんっ!」

74: 2015/04/14(火) 23:55:56.912 ID:2/KSI80/M.net
梓「ムギせんぱ――」ペチーン!

紬「……私、言ったわよね」

梓「痛い……、ですよ……。ムギ先輩……」ジン……ジン……

紬「梓ちゃんに、もっと命令をください、って」

梓「……ええ」

紬「嫌なら私に命令して。私は、世界より梓ちゃんの方が大事だから」

インストラクター「な……っ! 何を言っている!?」

梓「分かりました……。それなら命令します……」

紬「……梓ちゃん」

インストラクター「ば……! 馬鹿な真似はやめろッ! 君の双肩に世界の未来がかかってるんだぞ!」

梓「>>76」

76: 2015/04/15(水) 00:07:54.456 ID:MmOlYcE+0.net
カップヌードル買ってくる

77: 2015/04/15(水) 00:11:56.219 ID:rdgoI7ZqM.net
インストラクター「な……。今がどんなときか……」

梓「ムギ先輩。カップヌードルです。私は、カップヌードルを買ってきますから」

紬「梓ちゃん……」

梓「それじゃあ」バタンッ

インストラクター「待っ……! あの子は、分かっているのか……! この現状が……!」

紬「……」

78: 2015/04/15(水) 00:15:50.670 ID:rdgoI7ZqM.net
梓「ただいまー、です」ガチャッ

インストラクター「……っ!」ガタッ

梓「……」トポポポッ……

インストラクター「君ねぇ……っ! 今がどんな状況か……っ!」

梓「さすがです。ムギ先輩。お湯を沸かしておいてくれるとは」トポポポッ

紬「……ええ」

インストラクター「何をふざけっ……!」ピタッ

梓「3分」スッ……

インストラクター「……何?」

梓「状況が分かっていないのはあなたの方です。残り3分、……それが」ダッ

インストラクター「がはっ……!」

梓「……あなたに残された、時間ですよ」

79: 2015/04/15(水) 00:19:25.546 ID:rdgoI7ZqM.net
インストラクター「馬鹿な……っ! 何を」ググッ……

紬「まだ分かっていませんか。私の潜入捜査のことを」

インストラクター「潜入捜査ぁ……?」

紬「私が最初に来た時から、あなたの運命はもう決まっていました」

インストラクター「何……、ぐはぁ……っ!!!」ズザアアアアッ!!!!!!

梓「まったく、とんでもないですね。法外な入会料金、セクハラ、強制わいせつ……。
 罪状を数え上げたらキリがありません」

紬「まさか、私を目の前にして、シラを切りとおすなんてことはしないわよね?」

インストラクター「ふん。なんのことだかねェ……」

80: 2015/04/15(水) 00:22:38.027 ID:rdgoI7ZqM.net
梓「まだあなたは……。ぐう……ッ!?」ザザザッ!

インストラクター「仮にも私はここ”ライザップ”のインストラクターだよ!?
    状況が分かっていないのは……ッ!」ゴガァァァンッ!!!

梓「ごぷう……ッ!」

インストラクター「……君達の方じゃないのかねェ」

紬「あと、1分」

インストラクター「……ああ?」

紬「カップヌードルができるまでの時間よ」

梓「ムギ……、先輩……?」

紬「そして……」グワッ!

インストラクター「なっ……」ゴッガァァァァァアアアアアアアンッッッ!!!!!!!!!!!

紬「……あなたの、寿命でもある」

82: 2015/04/15(水) 00:27:07.512 ID:rdgoI7ZqM.net
インストラクター「はっ……。こんなもんで私を……」
(なんだ……? このスピードは……)

紬「悪いけど……、こうなったらもう終わり……」ズザザザザザザッ!

梓「速いッ……!」

インストラクター「こんなもの……! こんなところで私は……ッ!!!」
(なぜだ……! 目で追うことすら……!)

紬「梓ちゃんの調教で……。私は人外のチカラを手に入れた……」ザウウウウウウッ!!!!!!

インストラクター「がっ……!」ブッシュウウウウウウッ…………!!!!!!!!

梓「ムギ……先輩……!」

紬「私は誰も……止められないっ!」ザシュッ!

83: 2015/04/15(水) 00:29:46.028 ID:rdgoI7ZqM.net
梓「終わった……の?」

紬「梓ちゃん」ピンッ

梓「ほえ……っ!?」パシッ

紬「ジャスト3分。これ以上経ったら……、麺が伸びちゃうわ」

梓「あ……。はいっ! いただきますぅ!」ペグッ! ズルッ……ズルルルルルッ!

紬「うふふっ。そんなに慌てると、火傷しちゃうわよー」

梓「あ、熱ッ……!」

84: 2015/04/15(水) 00:32:19.412 ID:rdgoI7ZqM.net
インストラクター「う……。ううう……」

梓「な……ッ!」ズルズルゥッ

紬「まだ……、生きていたのね……」スッ

インストラクター「ぐぅ……! ふふっ! うふふふふはははははははっ!!!!」

梓「……ッ!」ズルルルルッ!

インストラクター「私を倒しても……! 第二第三の”ライザップ”が……っ!」ゴッパァァァァッ!!!!!

紬「く……っ! まさか……、自爆するとは……」

梓「敵ながら、あっぱれですね……」ズルズルルルッ

86: 2015/04/15(水) 00:35:23.860 ID:rdgoI7ZqM.net
紬「梓ちゃん……」ダキッ

梓「……ムギ先輩」(ぷにょぷにょしてて気持ちいい……)

紬「次も……、頑張りましょうね……」

梓「はい……。どんな困難が来ても……、私最後まで戦います……」

紬「ありがとう……」ギュウウッ……

梓「はい……」ギュウー

こうして、二人の長い戦いは終わった。

~ライザップ・地獄の氏闘編~

終わり

87: 2015/04/15(水) 00:38:23.824 ID:rdgoI7ZqM.net
読んでくれた方、レスくれた方、ありがとうございました。
もっとカオスな感じにしたかったので次は頑張ります。

引用: 紬「私はこう思っていました。普通の高校に入れば、自分も普通になれると」