13: ◆fAZN3Fdeic 2019/03/14(木) 21:01:45.93 ID:funSUXR60


『秘められた過去です!』


まほ「いやあ、わざわざ招いていただいてありがとう。君たちはみほに本当によくしてくれている、
心から感謝するよ。本当にありがとう」

沙織「いえいえ、こちらこそみぽり…みほさんにはよくしていただいて」

優花里「こちらこそ、ドイツに行かれるのでお忙しいのに来てくださってありがとうございます」

華「みほさんは隊長の仕事が済み次第こちらに来るのでもうしばらくお待ちください」

麻子「いつぞやは本当にありがとう、とても助かった。こちらこそ心から感謝している」
ガールズ&パンツァー 劇場版

14: 2019/03/14(木) 21:07:40.70 ID:funSUXR60
まほ「いや、済んだことだから気にしないでくれ。しかし、みほは本当にいい友達が出来たなあ、
転校したばかりの頃は、黒森峰以外の所でやっていけるのか、もう心配で心配で…」

沙織「あはは…」

優花里「本当にいいお姉さんですねえ」

まほ「みほは、みんなも知っての通り、家庭がちょっと複雑だったこともあって一時期荒れてたことがあって…」

沙織「ええっ!?」

15: 2019/03/14(木) 21:11:58.83 ID:funSUXR60
華「荒れてたって…、もしかしてグレてたってことですか?」

まほ「ああ、かなりな」

優花里「に…西住殿に限ってそんな…」

麻子「意外だなあ」

沙織「荒れてたって、具体的にはどんな感じだったんですか?」

まほ「身内の恥を晒すようなことなのでここだけの話にして欲しいんだが…」

16: 2019/03/14(木) 21:16:57.68 ID:funSUXR60
まほ「まず、男遊びが大好きだったんだ」

一同「えええええっ!!」

まほ「それも、男性を泣かせるようなことばっかりしていて…」

沙織「やだもーやだもーやだもー…」(ゲシュタルト崩壊中)

優花里「う…うわぁ…」

華「み…みほさんがそんな人だったなんて…」

麻子「ちょっと想像がつかないな」

17: 2019/03/14(木) 21:21:31.26 ID:funSUXR60
~まほの脳内回想~

みほ(6歳)「ライダーっキぃぃぃック!」

近所の男児「うわああん!みほちゃんが蹴ったぁぁ!」

しほ「ちょっと!なんてことするの!ケンちゃんに謝りなさい!本当にこの子ったら男の子の
するような遊びばっかりやって…」

まほ(7歳)「…」

18: 2019/03/14(木) 21:24:04.56 ID:funSUXR60
まほ「それに、あの歳で酒癖がすごく悪くて…」

沙織「えええっ!?」

華「確かに、九州の人って酒豪が多いってイメージがありますが…」

19: 2019/03/14(木) 21:29:10.30 ID:funSUXR60
~まほの脳内回想~

みほ(10歳)「てやんでえバーロー!なにが戦車だ鬼ババア!」

しほ「ちょ、ちょっと、なんの騒ぎ?」

菊代「あ、奥様、ひな祭りなんでみほお嬢さまに甘酒差し上げたらあんなことに…」

しほ「この子ったら、将来が思いやられるわ…」

まほ(11歳)「…」

20: 2019/03/14(木) 21:31:19.51 ID:funSUXR60
まほ「挙句の果てには警察のお世話になる有り様で…」

麻子「うひゃあ…」

優花里「まあそうなるでしょうね…」

21: 2019/03/14(木) 21:37:35.68 ID:funSUXR60
~まほの脳内回想~

警官「あー君、こんな時間にこんなとこで何してるのかね」

みほ(15歳)「あ…あの…、ここ、どこでしょうか…。迷っちゃって…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

菊代「あの…、奥様、警察から迷子になったみほお嬢さまを保護したと連絡が…」

しほ「またぁ!?本当にあの子ったら何やってんの!」

まほ(16歳)「菊代さん、ちょっと台所借ります」

22: 2019/03/14(木) 22:18:03.12 ID:funSUXR60
まほ「いろいろあったが、みほがこんなに立派に立ち直ってくれて…」

一同「…」

みほ「みんな、お待たせ!お姉ちゃん、大洗にようこそ!」

一同「…」

みほ「あ…あれ?みんなどうしたの?」

沙織「みぽりん!私、どんなことがあってもみぽりんの味方だからね!」

優花里「私もです!一人で悩まないでなんでもおっしゃってください!」

華「私たちで出来ることならなんでも力になりますから!」

麻子「そうだぞ、我々は仲間じゃないか」

みほ「…お姉ちゃん、何を言ったの?」

まほ「別に?」


                     終

23: 2019/03/14(木) 22:24:54.09 ID:funSUXR60
おまけ

『続・秘められた過去です!』


優花里「お母さん!お父さんってミュージシャンだったの!?(らぶらぶ作戦11巻参照)

好子「そうね、優花里には話してなかったけど、お父さん…淳五郎さんはインディーズで活躍してた
ミュージシャンで、お母さんはそのグルーピーだったの」

優花里「ええっ!」

24: 2019/03/14(木) 22:36:32.67 ID:funSUXR60
好子「お父さんの出演してたハコ…ライブハウスはいつも満員だったわ。そんな時、ライブが終わった
後の楽屋に、レコード会社の人がスカウトに来たのよ」

優花里「そっ…それで!?」

好子「それでね、ビッグになるのが夢だったお父さんはその誘いに乗って、それでメジャーデビューが決まったの」

好子「メジャーになって最初のシングルは結構売れたの。でもその後が鳴かず飛ばずで…」

25: 2019/03/14(木) 22:42:57.66 ID:funSUXR60
好子「ちょうどその頃お母さんはお父さんと暮らし始めた頃で、お父さん本当に悩んでいたわ。
口癖のように『一発屋にはなりたくない、一発屋では終わらない』って言ってたの」

好子「でね、一発屋になりたくなかったお父さんは理容師の免許を取って散髪屋になったの。で、出来たのがこの店よ」

優花里「お母さん…、さすがにウソでしょ?」

好子「…わかる?」



                                完

26: 2019/03/14(木) 22:43:30.43 ID:funSUXR60
以上です。

引用: 【ガルパン】西住みほ「私がマカロンが好きな理由」