543:虹の橋 2006/10/02(月) 18:02:28.12 ID:x9hEVAO2O
土曜日
団員のみんなと分かれあたしは家路に着く。
突然、雨が降ってきた。
………傘、持ってけば良かった。
近くで雨宿りしようと思い、近くの喫茶店のような店に入る。
カランコロンとドアについてる鐘が鳴る。
(´・ω・`)「ようこそ、バーボンハウスへ。」
……!?
やばい、入る店間違えた。
(´・ω・`)「このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。 」
テキーラ?お酒だ。
「あたし、未成年なんだけど………まぁいいわ。頂きます。」
なんとなく憂鬱な気分だった。
全てがどうでも良い気がした。
私は、一気それをに飲み干した。
(´・ω・`)「お客さん、お困りですね。」
……へ?
(´・ω・`)「悲しい目をしてます。雨に撃たれた猫のような。」
なんか、この言葉ほっとする。
(´・ω・`)「宜しければ、お聞かせてくれますか。」
「あたし、好きな人がいるの。」
(´・ω・`)「ほう…」
「キョンって名前なんだけど、ちょっと理屈屋なんだけど、優しいの。マスターの目みたいに。」
私は能弁だった。マスターとお酒のお陰かな。
「でもキョンは、他の女の子にも優しくする。」
マスターは黙って聞く。
「その時、あたしはキョンの事が本気で好きだと気づいた。」
544: 2006/10/02(月) 18:03:34.59 ID:x9hEVAO2O
「気持ちを伝えようと思った。
でもね……あいつの前では素直になれないの。
それにあいつ、有希って子の事ばかり見てる。
私は眼中に無いのかなって思って………
諦めようか迷っているのよ。」
(´・ω・`)「………あなたは臆病者です。」
カチンときた。
「何ですって!?」
(´・ω・`)「あなたは逃げるしか能が無いのですか?」
「あ、あたしはn
(´・ω・`)「彼にもっと優しくされたいのですよね?」
何故か血の気が引いた。
「……うん。」
(´・ω・`)「勇気を出しなさい。大丈夫、あなたなら出来るはずです。」
なんか、心が洗われる気持ち。
自然と勇気が湧く。
「分かったわ。あたし、頑張ってみる。」
(´・ω・`)「なら、これを」
赤いカクテルが出てきた。
(´・ω・`)「Milky way あなたの願いを織姫と彦星に伝えましょう。」
「ありがと、マスター感謝するわ。」
財布を取り出す。
「今、お代をはr」
(´・ω・`)「要りません。」
え!?
「で、でも……」
(´・ω・`)「あなたのその笑顔で十分ですよ。」
でもね……あいつの前では素直になれないの。
それにあいつ、有希って子の事ばかり見てる。
私は眼中に無いのかなって思って………
諦めようか迷っているのよ。」
(´・ω・`)「………あなたは臆病者です。」
カチンときた。
「何ですって!?」
(´・ω・`)「あなたは逃げるしか能が無いのですか?」
「あ、あたしはn
(´・ω・`)「彼にもっと優しくされたいのですよね?」
何故か血の気が引いた。
「……うん。」
(´・ω・`)「勇気を出しなさい。大丈夫、あなたなら出来るはずです。」
なんか、心が洗われる気持ち。
自然と勇気が湧く。
「分かったわ。あたし、頑張ってみる。」
(´・ω・`)「なら、これを」
赤いカクテルが出てきた。
(´・ω・`)「Milky way あなたの願いを織姫と彦星に伝えましょう。」
「ありがと、マスター感謝するわ。」
財布を取り出す。
「今、お代をはr」
(´・ω・`)「要りません。」
え!?
「で、でも……」
(´・ω・`)「あなたのその笑顔で十分ですよ。」
547: 2006/10/02(月) 18:05:25.58 ID:x9hEVAO2O
「………そう。」
重ね重ね、感謝する。
「じゃあマスター、また今度来る時は、私の彼と一緒に来ますね。」
(´・ω・`)「いいえ、ここはバーボンハウス、人生に少し疲れた者のだけが、その人の物語と共に身を寄せ、少しだけ休息するところ。」
外は雨があがり、虹が架かっていた。
確か、虹はフランス語でL'Arc~en~Cielだったっけ。
そんな無駄な事を考えながら、家路に着く。
「もうすぐ、七夕だな。」
一週間後
「おい、どこ行くんだ?」
私はキョンと一緒にぶらついている。
「おかしいわね。確か、ここら辺のはずなのに………」
近くの老人に聞いたのだが。
「バーボンハウス?昔からここら辺に住んでるが、聞いた事無いよ。」
あたしはハッとした。
そして、あの言葉を思い出した。
(´・ω・`)「ここはバーボンハウス、人生に少し疲れた者のだけが、その人の物語と共に身を寄せ、少しだけ休息するところ。」
「ねぇキョン。私の願い、聞ける?」
重ね重ね、感謝する。
「じゃあマスター、また今度来る時は、私の彼と一緒に来ますね。」
(´・ω・`)「いいえ、ここはバーボンハウス、人生に少し疲れた者のだけが、その人の物語と共に身を寄せ、少しだけ休息するところ。」
外は雨があがり、虹が架かっていた。
確か、虹はフランス語でL'Arc~en~Cielだったっけ。
そんな無駄な事を考えながら、家路に着く。
「もうすぐ、七夕だな。」
一週間後
「おい、どこ行くんだ?」
私はキョンと一緒にぶらついている。
「おかしいわね。確か、ここら辺のはずなのに………」
近くの老人に聞いたのだが。
「バーボンハウス?昔からここら辺に住んでるが、聞いた事無いよ。」
あたしはハッとした。
そして、あの言葉を思い出した。
(´・ω・`)「ここはバーボンハウス、人生に少し疲れた者のだけが、その人の物語と共に身を寄せ、少しだけ休息するところ。」
「ねぇキョン。私の願い、聞ける?」
549: 2006/10/02(月) 18:07:00.94 ID:x9hEVAO2O
終わり
さぁ、お叱りを受けようか。
ラルクはフランス語で天の門らしい、虹とも訳すがね。
さぁ、お叱りを受けようか。
ラルクはフランス語で天の門らしい、虹とも訳すがね。
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