621: 2013/11/14(木) 04:13:35.61 ID:7rlnw1zk0
622: 2013/11/14(木) 04:14:55.25 ID:7rlnw1zk0
ゆま「でも使い魔達が下がって行くよ、さやかねえちゃんの気迫勝ちだね!」
さやか「そうは言ってもこれじゃあね……」
とにかく4人でここを切り抜けて、さっさと体育祭に向かうべきだけど
ほむら(まずい……信号が赤に変わる!)
ほむら「まどか!」
まどか「え?うわっ!」
ほむらが察してまどかを連れて行ってくれた
さやか「そうそう、ここは三十六計( ほむら「建物の裏に隠れて!早く!!」
ほむららしからぬ怒鳴り声だった
ゆま「え?」
さやか「まあ、取り敢えず姿を隠すってのは賛成だけど……」
そんなに大きな声では逆効果ではなかろうか
623: 2013/11/14(木) 04:16:24.91 ID:7rlnw1zk0
信号「 」パッ
信号が赤に変わった
まどか「ふぇ!?」
最初に異変に気付いたまどかが素っ頓狂な声を上げた
さやか「え?うおっ!何これ!?」
気づいたあたしもすごい声を上げてしまった
ゆま「ふんぎゅう~……!首から下が言うこと聞かない!」
出来ることといえば喋ることと首を向けて魔女を目視することのみ
魔女「 」ピカァァァッ!
ゆま「なんか赤信号中に点灯する矢印の所がメッチャ光ってるよぉ!?」
さやか「冗談だよね……?チャージしてるだけだよね!?」
そんな訳ないとは思うけど
624: 2013/11/14(木) 04:17:54.06 ID:7rlnw1zk0
魔女「 」キィン!
ボゴォン!!
さやか「……っ……ぐっ!!」
ゆま「さやかねえちゃん!!」
赤い光と爆音、胸の辺りに着弾した光弾は凄まじい爆発を起こしあたしの体を吹き飛ばした
まどか「何?どうしたの?さやかちゃん!!」
ほむら「……」
壁の裏に隠れていたまどかにはあたしたちが見えていないようだ
……見なくて正解
再び爆発音が鳴り響く
ゆま「きゃああっ!!」
さやか「ゆ……まちゃん!」
まどか「ゆまちゃん!?さやかちゃん!!」
ゆまちゃんがお腹からかなりの出血をしている
魔女「 」ピカァァァッ!!
さやか「ああ、もう一発ね……」
ゆま「う……わ……!!」
こうしてる間に傷はに直るけど、これは気分が良くない
ボゴォンッ!!
625: 2013/11/14(木) 04:18:53.14 ID:7rlnw1zk0
ゆま「うぅ……」
さやか「大丈夫?」
ゆま「なんとか……あ!」
魔女「 」パッ!
魔女が青信号になって体が動くようになった
さやか「全く……インチキ効果もいい加減にしてよ……」ヨロ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「まどか!無事で良かった!」
ゆま「酷い目にあったよぅ……」
ほむら「油断しないで、あいつは青信号になるとタイヤ共々動きが活発化する」ガシャ
さやか「出た、マジカルサブマシンガン」ジャキン!
自分とほむらの怪我を一気に直しながらあたしも剣を取り出す
626: 2013/11/14(木) 04:19:55.55 ID:7rlnw1zk0
魔女「SIGUAAAAA!!」
タイヤ「あの子、気に入らない!」ブォン!ブォン!
さやか「急に元気になりやがって……」
ゆま「なんだかねぇ……」
ほむら「あなた達の撤退を支援する……ここから逃げて」チャ
さやか「あたしたちの……ってあんたは?」
ほむら「こいつを仕留める」ドガガガ
魔女に向けて駆け出し問答無用で発砲しだした
魔女「YEAAAAA!!」
全長2メートルはあろうかという信号機がアクロバティックな挙動で弾丸を躱す
さやか「なんつう機動力……!」
ゆま「ちょっと!そんな時間は……」
ほむら「二人はまどかを連れて逃げて!良いわね!」ピン!
ボン!
まどか「スモークグレネード……ほむらちゃん!?」
627: 2013/11/14(木) 04:23:47.75 ID:7rlnw1zk0
魔女「ZIGAAA!!」ズドドドドド!
青信号の魔女は高い機動力と赤と青の信号の下に設置されている二門のバルカンで攻撃を仕掛け、驚異的な火力で煙を払ってしまった
さやか「うお!」
ゆま「わっ!」
まどか「きゃ!」
ほむら「っ!」
青信号らしくタイヤ達も能動的に仕掛けてきた
タイヤ「天国なんて……あるのかな?」
タイヤ「何も言うな!」
さやか「タイヤが空を飛ぶなぁ!!」ジャラララ
両手の剣を連結剣へと変形させタイヤめがけて振り回す
さやか「下がってまどか!」ビュン!
まどか「無茶しないで!」タッタッタ
さやか「落ちろッ!」ブオッ
信号機も素早いがタイヤも素早い
振り回す刃が思うように当たらずどうにも焦ってしまって……
タイヤ「私の愛馬は凶暴です……」
628: 2013/11/14(木) 04:25:18.48 ID:7rlnw1zk0
ほむら「へたくそ」ドガガガ
さやか「ほむら!?」
氏角から迫っていたタイヤが撃ち落とされた
同時に信号機が辺り構わず乱射し迫りくる
魔女「ZIIYAAAAA!!」ドガガガガガ!
さやか「何やってるの!?早く脱出して!」バッ!
なんとか弾丸の合間を縫って飛び回り、同時にほむらを説得する
ほむら「貴女がそんな事言うなんてね」タン!ドガガガ
全ての弾丸をすり抜けるように紙一重で躱し、銃の引き金を引き続けて……信号機もその弾丸の間をを大げさに飛び回り反撃している
このままでは埒が明かない
さやか「杏子の魔法は長く保たないの!だから急がないと……」チャキ バシュン!
ほむら「手間かけさせて悪いわね……って杏子に伝えといて」ヒュオ
さやか「馬鹿言わないで!この魔女になんで拘ってるの!?」
こんな大物を討伐するだけの時間的余裕はない
ほむら「なんだって良いじゃない」ファサア
さやか「せめて答えてよ!」
629: 2013/11/14(木) 04:27:30.39 ID:7rlnw1zk0
タイヤ「これは僕らが望んだ戦争だ!」ブオン!
魔女「NORAAAAA!!」ドガガガガガ
ほむら「邪魔しないで!」ズガガガガ!
迫ってきた魔女とタイヤに向けほむらが攻撃を仕掛ける
タイヤ「僕がニュータイプだ!」ヒュン
さやか「今大事なお話中!」
魔女「KIRAAAAAA!!」ドガガガガ
ほむら「っ!」ズガガガガ
タイヤ「15年目の亡霊だ」
激しくぶつかり合うほむらと魔女達のど真ん中であたしは力を蓄える
この技は威力がありすぎてまどかのそばでは使えない
防ぐとか以前に鼓膜を破壊するから
さやか「テンペストーソ・アッフェトゥオーソ!」
チャージ完了の合図となる詠唱
ほむら「全く……!」バッ
さやか「響きわたれ!――キール、ローレライ!!」
キイイィィィン――
タイヤ「もう、会えない気g」
魔女「NIYAAA!!」
炸裂する魔力の波動と爆音
範囲内に捉えた全ての敵を殲滅する強烈な音の爆発〈フォン・スパーク〉が無慈悲にも周囲を焼き払った
630: 2013/11/14(木) 04:29:24.52 ID:7rlnw1zk0
さやか「はぁ……はぁ……辛ぇ……」ヨロ
自分の体を楽器にして放つあたしの必殺技
物理的な破壊力を伴うほどの音楽はあたしの体にも凄まじい負荷をかける
さやか「文字通りのデス・メタル(ドヤァ」
さやか「とかボケれないほどダメージが高いわけで……」
QB「随分余裕だね、さやか」
さやか「キュウべぇ……」
ほむら「まだ終わってないのよ、馬鹿」
魔女「ZI……GAAA……」
さやか「けど使い魔は吹っ飛ばした、これならあとは……」
ゆま「二人とも大丈夫?」
まどか「良かった、無事だぁ……」
ほむら「なんでまだ行ってないのよ!!」
まどか「ひ!」
さやか「あたしたちの目的はあんたを時間までに連れてくことなの!」
ほむら「ほっておいてって言ってるでしょ!」
631: 2013/11/14(木) 04:30:25.48 ID:7rlnw1zk0
さやか「なんでこんな奴にそこまで拘ったりするのさ!」
まどか「この魔女を倒さないと電車が動けないからだよ!」
ほむら「な!?」
さやか「はあ……電車?」
まどか「今日はほむらちゃんのお父さんとお母さんが来てくれる筈だったの……でも関東圏内の電車が全部止まっちゃってて!」
さやか「そっか、ここ変電所なんだっけ……」
ほむら「なんでまどかがそのことを……」
まどか「葉月さんが……あゆちゃんが教えてくれたの」
ほむら「……」
さやか「……」
ゆま(うわ!一発で気まずくなった!)
ほむら「……そうね、彼女にもよろしく」
さやか「そっか……友達になれたんだ」
ほむら「幻滅でしょ?さっさと行きなさい、杏子がかわいそう」
まどか「知ってたよ!」
ほむら「……」
まどか「仁美ちゃんから全部聞いてたもん!」
632: 2013/11/14(木) 04:31:45.73 ID:7rlnw1zk0
さやか「え……?」
ゆま「あわわわわわ……」
ほむら「ああ、彼女と仁美は気が合うのだったわね」
まどか「私……二人の邪魔したくなくて……」
さやか「……」
ほむら「そうよ、敵と仲良くしていたの」
さやか「そうなんだ……なんだかあたしまた余計なお世話で馬鹿しちゃったなー!」
ゆま「……」
さやか「また……あたしの独り相撲だったんだ……」
ほむら「ううん、悪いのは私……それにね」ス
ゆま「あ……!」
まどか「ソウルジェムが……」
ほむら「ほらね」キン
まどか「グリーフシードを使ったのに濁りがちっとも取れない……?」
ほむら「騙し騙しもそろそろ限界、もう楽になっても良いでしょ?」
633: 2013/11/14(木) 04:34:01.93 ID:7rlnw1zk0
魔女「BIGAAAA!!」
さやか「だから今は……」ザッ
ゆま「大事なおはなし中!!」ダンッ!
魔女「GUGEEE!!」
さやか『頼むよ!まどか!!』
まどか「私に出来ることなんて……」
ほむら「あの二人……ふふ、最期にまどかとお話ができる!」
まどか「最期とか言わないで!」
ほむら「この時間軸は不思議な事だらけだった」
まどか「不思議な事なんて無かったよ!」
ほむら「マミもさやかも、織莉子でさえも笑顔で接して来るなんてとんでもないイレギュラー……杏子なんて私の顔みて爆笑したのよ?」
まどか「それはだって……ね?」
ほむら「だけどそれ、全部裏切っちゃった」
まどか「違うよ!私達がほむらちゃんともっと……もっと……」
ほむら「いいえ、私に勇気が無さ過ぎた……強くなったのは敵を頃す力だけ。葉月さんが初めて話し掛けて来たとき、私何も言い返せないままだった」
まどか「あれはしょうがないよ……誰だって恐いもん……」
ほむら「なのにさやかは私を庇ってくれた」
634: 2013/11/14(木) 04:36:25.99 ID:7rlnw1zk0
ほむら「そう言う勇気が私にもあれば良かったな……」
まどか「今からでも遅くないよ!まだ……」
ほむら「まどかは強くなったわね」
まどか「私……全然……!」
ほむら「貴女が魔法少女になるとそんな風に強くなる……きっと自信が持てる事が一つでもあれば、貴女は本来の強さと優しさを表に出せるようになるの……だからもう大丈夫」
まどか「大丈夫じゃないよ!……それに私……弱いまんまだよ」
ほむら「最期に一つのお話するわ」
まどか「最期とか言わないd(ギュウ ん」
ほむら「前回の時間軸のお話……貴女とさやかは最初から魔法少女でね」
まどか「……」
ほむら「私はその段階でその回は諦めた、まどかに話しかけもせず、さやかもマミも無視しようとして……マミとはすぐに仲悪くなっちゃった」
ほむら「それでもね、まどかだけは私と友達になりたいって言ってくれたの」
まどか『そんなに可愛いのにもったいないよ!魔法少女だって女の子なんだからさ、もっと少女少女した方が良いよ!』
さやか『あんたそれ何語?』
ほむら「気が付けば強い魔力を制御しきれないまどかと、それに振り回されるさやかを後ろから見守ってた」
ほむら「それでお菓子の魔女、病院に出てくるあの魔女が現れて……って、まどかは見てないんだっけ」
まどか「……マミさんから聞いたよ、さやかちゃんと杏子ちゃんが喧嘩してる途中で遭遇した魔女で……不意打ちで杏子ちゃんが大怪我しちゃったんだよね?」
ほむら「その怪我を直すためにゆまが契約して、放心したさやかを庇ったマミが殺されそうになった……けど、敵対していた筈の織莉子とキリカが助けてくれた」
635: 2013/11/14(木) 04:38:33.22 ID:7rlnw1zk0
ほむら「情け無いことにね、私は杏子とマミの連携プレーで捕縛されてしまっていたの……だから何も出来なかった」
まどか「……」
ほむら「話を戻すわ」
ほむら「その時もお菓子の魔女を私は一人で倒そうとしたけど……やっぱりマミに捕まっちゃって」
ほむら「まどかとさやかが居れば大丈夫って思ってたのだけど……私が着く頃には放心した二人が食べられる寸前、すぐに助けたわ」
ほむら「一時期落ち込みはした、それでも貴女達は二人でまた立ち上がった」
ほむら「その後貴女達は何をしたと思う?」
まどか「……ほむらちゃんの弟子になった」
ほむら「そんなつもり無かったんだけどな……やっぱりまどかと居られるのが嬉しくて承諾したの」
ほむら「変なものでね、魔法少女してる時は二人とも敬語なのに学校では私を散々からかうの」
ほむら「凄く楽しかった……まどかと友達になれたのは久しぶりだったから」
ほむら「それである時杏子が襲撃してきて、まどかとさやかは二人で応戦した」
ほむら「マミの氏を乗り越えた貴女達は強かったわ」
636: 2013/11/14(木) 04:40:10.16 ID:7rlnw1zk0
ほむら「止める事を忘れる程綺麗な連携プレーで杏子のソウルジェムを砕いた」
まどか「それで……インキュベーターがソウルジェムの秘密と杏子ちゃんとマミさんの話をして……」
ほむら「それでも貴女達は絶望したりしなかった、マミと杏子の命を背負って立ち続けたの」
ほむら「不思議だったんだけどね、二人とも私の前では必ず笑顔なの……笑顔で居ようとするし、私のことも笑わせようとするの」
まどか「……」
ほむら「いつの間にか私は二人を助けるために戦うようになった……それじゃあ約束を果たせない事は分かっていたけど……」
まどか「それで……最後は……」
ほむら「ワルプルギスの夜との戦いで命を落としたわ……さやかは身体を張って街を守って、まどかは夜を倒した後、魔女になりたくないと自害して」
ほむら「あの時の1カ月、貴女達が優しくしてくれたから今回は上手く行ったんだと思う」
まどか「……」
637: 2013/11/14(木) 04:43:23.97 ID:7rlnw1zk0
ほむら「私、本当は二人と一緒に居たかったな……でもその二人と今のあなたたちは違う」
まどか「……!」
ほむら「私、一人でいるのが寂しかっただけなんだって、今なら分かるの」
まどか「ほむらちゃん……!」
ほむら「あの時、葉月さんと騒動があってから、クラスのみんなと話すことが増えた……反対にまどかと話すことが減っていった」
まどか「ごめんっ……ごめんね……!」
ほむら「ずっと不安だった……まどかと本当に友達なのかなって」
まどか「私……」
ほむら「私達……友達になれてたかな?」
まどか「うん……うん!」グス
ほむら「良かった……」チャ
まどか「ほむらちゃん?嫌だよ!?こんな終わり方!絶対嫌だ!」
ほむら「まどかを守るための魔法……それが私の願い」
638: 2013/11/14(木) 04:45:04.80 ID:7rlnw1zk0
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「呪いになったらどうなるんだろうってずっと考えてた」
まどか「そんなのっ!」
ほむら「多分まどか以外の全部を壊すんだわ……ここの所、皆が居なくなれば独り占め出来るって思う事が増えてたから」
まどか「……」
ほむら「魔法少女は平気かも知れない……でもね、仁美やえりかにつぼみ……かえでやゆうか、早乙女先生も貴女達の家族も……もちろん、あの子も」
ほむら「私の身勝手な呪いで傷付けたくない人達がいるの、そう思える人達が出来たの」
まどか「けど……」
ほむら「それじゃ……ありがとう」グ
まどか「――ダメ……ダメッ!」
ゆま「ねえねえ」ポンポン
ほむら「……」クル
まどか「……」グスグス
ゆま「話は済んだ?」グゥゥゥ
639: 2013/11/14(木) 04:47:13.80 ID:7rlnw1zk0
まどか「へ?」
ほむら「何s( さやか「ストップストップ!ゆまちゃんストーップ!!」
魔女「ZERARARARA!!」
さやか「だからいま大事なお話し中って言ってんでしょうが!!」バキィッ!
飛び掛かろうとした信号機に向けて強烈な回し蹴りで吹き飛ばす
魔女「GUHOOU!!」
さやか「全く!」
止めようにもちょっと距離がありすぎる
魔女との戦いに集中している隙にゆまちゃんがここまで下がっていたのだった
本当は話が気になって大して集中出来てなかったけど……
ゆま「リジェネレイトッ!」ボシュウ!
ゆまちゃんが両手で掲げたハンマーから心安らぐ優しい緑の光が溢れている
まどか「え?え?え?」
まどかがパニック一歩手前の顔で固まっている
ゆま「スレッジ――」ゴゴゴゴ
左足を地面が割れるほどしっかり踏みしめ
さやか「あわわわわわ!」
生まれた力を腰の回転で余すことなくハンマーに伝えて
ゆま「ハンマァァァアッ!!」
腹の底から精一杯に叫び
ほむら「え」
唖然としているほむらの脳天に姉譲りとも、母親譲りとも思える幼女の暴力を叩き込んだ
……多分技名は母譲りだ
ぼきゃぁっ!! ズドォーンッ!!
まどか「 」
さやか「あちゃー……顔が地面に埋まっちゃってるよ……」
傍から見たら土下座ってやつ
643: 2013/11/15(金) 04:08:33.18 ID:lM1EJQ4V0
ゆま「よいしょ」ギュ~ ズポッ
ほむら「……」ピュー ドクドク
血が噴き出ていて色々と凄い
まどか「あの……大丈夫?」
魔女「SIGAAAA!!」パ
信号が黄色に変わった
魔女「 」
さやか「使い魔がいないとこの間は攻撃できないわけね……」
ゆま「ちゃんと学校に行かなきゃダメだよ!」ユッサユッサ
ほむら「別にいいじゃない、どうせ魔法少女だし」カックンカックン
ゆま「魔法少女の前に女の子!そういったのはほむらお姉ちゃんだよ!」
ほむら「心配してくれてありがとう、けどもういいの……私……一人だし」
ゆま「なんで……?なんでそんなこと言っちゃうの?」
ほむら「私はそもそもまどかを助けたくて戦ってきたの、まどかが無事で貴女達が守ってくれるのなら私はもう必要ないの」
QB「まあ君がいなくてもこの街の魔法少女は生半可な魔女に負けたりすることは無いよね」
さやか「黙ってて」
644: 2013/11/15(金) 04:09:35.58 ID:lM1EJQ4V0
ほむら「そいつの言うとおり、私を必要とする人なんていないの」
ゆま「私はほむらお姉ちゃんにいてほしいよ」
ほむら「……」
ゆま「杏子とマミお姉ちゃんはずっと心配してたよ?学校から帰ってきたら今日はほむらがーって、明日はこんな風に声をかけてみたらって、いつも二人で話し合ってた」
ゆま「キリカ姉ちゃんもだよ、たまに二人でうちに来て七頭舞がどこまで出来るようになったって、とっても楽しそうにお話しするの」
ゆま「織莉子お姉ちゃんもキリカ姉ちゃんがここまで変わったのはほむらお姉ちゃんのおかげだって、とっても喜んでいたよ!」
まどか「……」
さやか「……」
ゆま「まどかお姉ちゃんもさやか姉ちゃんもほむらお姉ちゃんの為にこんなにボロボロになるまで頑張ってる」
ほむら「だけど、私は……!」ウルッ
645: 2013/11/15(金) 04:10:36.44 ID:lM1EJQ4V0
ゆま「バカッ!!みんなほむらお姉ちゃんのこと、大好きだよ!!幸せになってほしいって思ってるよ!――なのに、どうでもいいって言っちゃうの?」
ゆま「ほむらお姉ちゃんが諦めちゃうの?本当にそれでいいの!?」
ほむら「わた……し、は……」
ゆま「あなたが大好きって誰かが思ってる、大切だって思う気持ちを噛み締めて生きてるよ」
ほむら「私は……」
まどか「……こんどは私の話を聞いてほしいな」ギュ
ほむら「まどか……」
まどか「胸の言葉を貴女に贈るよ、いつでも一緒に居たいから」
ほむら「……」
まどか「初めて会った時、私ほむらちゃんってすっごく怖くて変な人だと思った」
まどか「出会っていきなり電波なお説教してくるし、無口で無表情で無愛想だったし」
ほむら「……」
まどか「でもね、一緒の時間を過ごすうちにほむらちゃんの優しさとか魅力とか……そういうのもちゃんと見えた」
646: 2013/11/15(金) 04:11:33.14 ID:lM1EJQ4V0
まどか「きっとほむらちゃんはまた失くしちゃうのが怖かったんだよね……だから素直になれなかったんだと思う」
ほむら「私に勇気がなかっただけよ」
まどか「きっと……あゆちゃんはほむらちゃんが初めて自分から歩み寄って作る友達だったんだ」
ほむら「友達……」
まどか「二人とも素直じゃないから……時間がかかったね、沢山怖いって思うことがあったかもしれない、傷つくことあったかもしれない……でもほむらちゃんは逃げなかったね」
まどか「そうやって出来た小さな思い出の積み重ねが、二人を友達にしてくれたんだ」
ほむら「うん……」
まどか「あゆちゃんと仲良くするのなら、私たちはそばにいないほうがいいって……」
ほむら「そんなことない!そばにいて欲しかったよ!」
まどか「でも余計に傷つけちゃった……ごめん、ほむらちゃん」
ほむら「私……その優しさを疑っちゃったの……それで……!」
647: 2013/11/15(金) 04:17:14.47 ID:lM1EJQ4V0
まどか「やっと本当の声を聴かせてくれたね……そっか、自分を責めちゃったんだ」
まどか「それがきっとほむらちゃんの優しさなんだよね……私たちを大切に思おうとしてくれる思いやりなんだ」
ほむら「私が弱いだけよ……!」
さやか「……そんなことないよ」ポン
ほむら「さやか……」
さやか「入院してたほんの二週間、それもほぼ毎日友達がお見舞いに来てくれてたのに……それでもあたしは毎日寂しくて仕方無かったよ」
さやか「それを産まれてからずっと独りで耐え続けたあんたが弱いわけない、それにね」
まどか「私たちが初めて魔女に襲われた時、体を張って助けてくれてのはほむらちゃんだったよ……そのことを覚えてる、忘れたりしない」
ほむら「それは……マミと織莉子が睨みあっていたから……」
ゆま「そうやって殻に閉じこもっちゃ駄目だよ」
ほむら「ゆま……」
ゆま「正しい事とか、間違いだとか、独りじゃ絶対分からないよ」
ゆま「だから私たちは独りになっちゃ駄目なんだ」
ほむら「……」
ゆま「それで自分を傷つけたって、そんなのは悲しいだけだもん」
648: 2013/11/15(金) 04:18:18.53 ID:lM1EJQ4V0
さやか「困った時はお互い様、あたしたちをどんどん頼ってよ!その方が嬉しいし!」
ほむら「……」ゴシゴシ
さやか「さあ、さあ、さあ!困ってる事は何?」
ほむら「お願い!力を貸して」
ほむら「今日、家族が来るの……けど変電所のトラブルで電車が動けない」
ほむら「この魔女が変電所の人間から正気を奪ってしまっている……だから!」
さやか「まどか、残り時間は?」
まどか「んとね、後11分」
さやか「学校まで全速力で5分と見て……」
ほむら「魔女の信号は青が五分、黄色が二分半、赤が三十秒よ」
ちょっと待ってね、今計算するから
ゆま「じゃあ次の黄色信号までに倒せなかったら……」
それは黄色信号のバリアを破る手段を模索してる時間が無いから
ただ、青信号の機動力に攻撃を当てられるかを心配すべきだと思う
649: 2013/11/15(金) 04:19:34.69 ID:lM1EJQ4V0
さやか「杏子の魔法が解けて、あたしらの作戦ぱあじゃん!」
まどか「なんか楽しそうだね」
さやか「うん!なんだか燃えてきた!」
さやか「それにね……」クル
ほむら「ほむ?」ガチャン
マジカルマシンガンを二つ取り出したほむらに振り返る
さやか「嬉しいんだ!ほむらが頼ってくれたことが!」
さやか「友達の願いを守る為に魔法を使えることが誇らしいの!」
ほむら「……ありがと」
さやか「初めてやるイベントだもん!そりゃあ親に元気な姿見せたいもんね」
まどか「そうだよね……久しぶりに会えるのに……」
ほむら「今年はちょっと不幸だったわ……今からじゃ復旧してもつくのは夜だろうし」
QB「さあまどか!ほむらの為に契約を!」
650: 2013/11/15(金) 04:20:57.35 ID:lM1EJQ4V0
さやか「夢を見るのに必要なもの、ほむらは知ってるでしょ?」
ほむら「ええ、知っているわ」
まどか「え、二人の秘密?ずるい!」
QB「無視しなくたって良いじゃないか!」
ほむら「あとで100匹は頃すから覚悟しときなさい」
QB「キュップイ……」
ゆま「えい!」キン
まどか「濁りが取れてく!」
さやか「でもまだ澱んでない?」
ゆま「半分は取れたよ!」
ほむら「この後学校で何を言われるのか考えたら魂も濁るわ」
さやか「あーうん、納得」
ほむら(まどか……また貴女達と同じ時間を始める、もう逃げたりしない!)
ほむら(貴女の優しさと勇気に救われた……だから今度は私が――)
QB「どうでもいいけど君たちはここがどこか覚えてないのかい?」
魔女「 」パッ
ゆま「あ」
ほむら「ちょ」
まどか「こんなのってあんまりだよ!」
さやか「あいやまぁ」
QB「ほむらを堕とすのは失敗したけど、まあいいさ……それよりまどか!大ピンチだね、僕と契約して魔法少女になってよ!」
651: 2013/11/15(金) 04:21:41.03 ID:lM1EJQ4V0
~その頃学校~
まどか「こんなところに呼び出して何の用?」
中沢「おい鹿目!何やってんだよ!」ブンブン
まどか「あうあうあう」カックンカックン
中沢「このチビ!俺はお前がそんなに冷たいやつとは思ってなかったぜ!」
あやか「そうだよ!都民を捜しに行ったんじゃないの!?」
まどか「えーっと……」
杏子(もしかして見られてたのか?……なんか言い訳は……)
まどか「いやえっとこれはね……」
あゆ「……」スタスタ
まどか「あ……あゆちゃん」
あゆ「!」グッ
まどか「ぐ……!」ギュウ
中沢「おい、急に首根っこ掴んだりしてどうしたんだよ?」
652: 2013/11/15(金) 04:23:41.23 ID:lM1EJQ4V0
あゆ「……ボブとブーブース」ボソ
あやか(耳打ち?)
まどか「え……ボブとブーブース?何を……」
あゆ「お前誰だ……!」ギリギリギリ
まどか「ちょ……何すんの……!」
杏子(すげえ馬鹿力……!)
あやか「急に何言って……」
中沢「ていうか引きずって行っちまったぞ……」
あゆ「この!」ダン!
まどか「いっつ!」
あゆ「さあ答えろ!お前は……」
杏子(仕方ない、使いたくない手だけど……)
まどか「あたしはあたしだよ?」ニヤ
あゆ(何!?)ゾク
まどか「さあ、あたしの目をよーく見て?女・王・様?」ズイ
あゆ(逃げられな……)
まどか「あたしのケーキは、な・あ・に?」キィィン
あゆ「ケーキはメロン?いやリン……ゴ……」フラァ
まどか「ふわあ大変だぁ!急に倒れちゃったぁ!!」
653: 2013/11/15(金) 04:27:46.02 ID:lM1EJQ4V0
中沢「なに騒いでんだよ……まあ最近は無くなったと思ったけど」
あやか「そんな……ちゃんと薬は飲んでるのに……」
まどか「う、うん!そうだね」
杏子(そんな設定知らねーって!)
まどか「とにかく私が保健室に連れて行くから二人はみんなにこの事を……よいしょっと」
あやか「私も!」
まどか「大丈夫だって!さあ行った行った!」
中沢「なんかおまえキャラ違うぞ」
まどか「きき気のせいだよ!うん!」
あやか「……興奮してる?」
まどか「ああうん!そんな感じ!私も一緒に休んでくるね!」
杏子(危ない危ない、昔馴染みしかいねえから気が抜けねえ……そして姫様のキャラってぶっちゃけ良く分かんねぇ……)
マミ『どうかしたの?鹿目さん』
まどか『マミさん!実は隣のクラスの子が……』
織莉子『答えは聞いてない』
まどか『あの……』
マミ『杏子』
杏子『なんだよマミ』
マミ『鹿目さんはキュウべぇがいないとテレパシーが使えないのよ?』
杏子「 」
マミ『ていうかその程度の幻覚でごまかせると思っていたの?』
杏子「おうふ……」
織莉子『あーあ』
杏子「知ってやがったな!……んの野郎っ!」プルプル
織莉子(時間は稼ぎました、ほむらさんが絶望に沈んでいないことを祈ります……)
662: 2013/11/20(水) 18:49:09.80 ID:qVM+GVVm0
~魔女の結界内~
信号「 」ピカァァァッ!
まどか「タンマ!タンマ!」
まどかが本気で慌ててるところを久しぶりに見た
QB「それは命を懸けるに値すr(ザスゥ!
宙を舞う剣が突き刺さった
さやか「体以外は動く!」
ゆま「と、いうことは?」
ほむら「やりなさい!」
さやか「アルスノーバ・セイバー!」
マントから8本の剣が飛び出して
まどか「出た!スーパードラg さやか「違ぁう!!」
ほむら「そうね、どちらかと言うとGNソードビッt さやか「絶対に違う!!」
ゆま「ゆまにはCファンネr さやか「お願いだからゆまちゃんは味方でいて!!?」
663: 2013/11/20(水) 18:50:56.65 ID:qVM+GVVm0
煌めく剣がクルリと回ってその雄姿をお披露目した後
さやか「行け!刻め!!」
掛け声に応え突撃する
信号「 」ビィッ
迫りくる光弾の射線上に剣を並べて簡易的な盾として使い相殺させれば……
さやか「あんたの技破れたり!」
爆発音とともに光弾が消えるのを確認しながら挑発
まどか「痛い!飛んでくる剣の破片が痛い!」
ほむら「青信号になったら私とさやかで接近戦を仕掛け奴を引きずり落とす。ゆまは後方支援を」
ゆま「この状況なら私も前に……」
ほむら「そうじゃないのよ」
信号「 」ビッ!
ほむらが言うと同時に光弾を放つ
でも何をそんなに警戒するんだろう?
まどか「わ!」
さやか「ここは守りに徹する!」
二発目の光弾もばっちり防いだ
信号機は光るのをやめたので、光弾は打ち止めなのかもしれない
664: 2013/11/20(水) 18:52:20.99 ID:qVM+GVVm0
信号「 」パカ
さやか「は?」
信号機の前半分が割れて開いた
タイヤ「また会えたわね」
タイヤ「まるで夢を見てるみたい!」
中からタイヤどもがゾロゾロと出て来た
それはもう十や二十ではきかない程だ
タイヤ「ローレライの海……!」
さやか「墜ちろ!」
まどか(酷い……)
問答無用で剣が刻む
タイヤ「愚かな僕を撃て!」
タイヤ「氏んだ女房の口癖だ……」
タイヤ「君達は希望の光だ」
やはり赤信号の内はあまり活動的には動けないようで、あたしの剣はバッタバッタと切り払って回っている
まどか「鬼」
ゆま「悪魔」
ほむら「鬼畜ね」
さやか「あたしも心が痛くなってきた」
665: 2013/11/20(水) 18:54:38.95 ID:qVM+GVVm0
ほむら「それで作戦は……」
さやか「それ命令?」
ほむら「……いえ、提案よ」
さやか「乗った!」
信号「 」パッ
青信号に変わった、魔女が凄まじい声を上げて襲いに来る
信号「JURAAAA!!」
タイヤ「引き金を……引くしか無いのか!」
タイヤ「DX起動」
タイヤどもも火がついてオールレンジ攻撃を回避できるようになってきた
ほむら「密集されたら二人で、散開されたら各個撃破、良いわね?」
ゆま「私はタイミングを見て一発だね」
まどか「無茶しちゃ嫌だよ?」
さやか「あたし囮じゃん!」
ほむら「代わる?」ファサァ
さやか「冗談」
まどか「来るよ!」
ゆま「飛べ!さやかおねえちゃん!」
足元に魔法陣を作り出し飛び込む準備
マントがはためいてるあたしは今最高にかっこいいと思う
666: 2013/11/20(水) 18:59:17.64 ID:qVM+GVVm0
さやか「美樹さやか、飛翔する!……なんてね」
自分で言ってて変な気持ちになった
タイヤ「おさらばでございます」
タイヤ「私の夢は現実です」
信号「QUEEEE!!」ズガガガガガ
先程の不意打ちで怒りを買ったらしく飛び上がったあたし目掛け総攻撃が始まった
さやか「もっとだ!もっと!もっと来い!」
作戦の第一段階、負けるわけにはいかない
両手の剣と宙を独りでに舞う剣、あたし自身の機動力を生かして迫る敵を切り裂き駆け抜ける
信号「BERARARARA!!」ジャキン!
さやか「そいつを待ってた!」
我ながら位置取は完璧
しっかり頭上を取りわざと隙を見せ、仕掛けてきた信号機を狙う!
さやか「このぉっ!」ジャラ
上下逆さまの体制から連結剣に持ち替え信号機に一太刀
信号「FAFAFAFA!!」ヒュン
ほむら『ナイスよさやか』
……は浴びせられなかったが、
奴を地面付近におびき寄せることは出来た
667: 2013/11/20(水) 19:01:16.56 ID:qVM+GVVm0
タイヤ「私の最高傑作です」
タイヤ「どうして俺を知っている!」
こちらの意図を読んだのかタイヤ達が間に割り込んできた
さやか「これじゃ上下から挟み込めない!」
ほむら「いいえ、好都合よ」ポイ
さやか「いつの間にこんな近くに……」ガシャン
ここ空中なんだけど、ほむらからマシンガンを受け取りながら呟いてみた
ほむら「良いわねゆま!ユニゾン・マジック!」
聞いてないらしく、作戦通り盾からスモークグレネードをばらまいている
まどか「いまだよゆまちゃん!タイダル・スモーク!」
ゆま「技名があるのは知らなかった」ドン!
ゆまちゃんの衝撃波で一斉に爆発を起こし一面を煙で包み込んだ
信号「NARUOOOO!!!!」
ほむら「あそこね」
さやか「あそこだわ」
煙を払おうと乱射する魔女の位置は一瞬で特定できた
ゆまちゃんの衝撃波で煙を操作してるんだから簡単に晴れるわけがないのにね
668: 2013/11/20(水) 19:03:18.98 ID:qVM+GVVm0
ほむら「プランAで行くわ」
たしか固まっていくやつ
さやか「うん!あたしがあいつらに真っ正面から突っ込む!その隙にほむらは!」
ほむら「あら、二人でやるんでしょ?」ス
さやか「……うん!」ガシ
差し出された手をしっかりと握り、右足に魔力を集中して……
ほむら「見滝原魔法少女同盟第三条!」
さやか「必殺技は、腹の底から叫ぶべし!」
魔法陣を蹴り飛ばしほむらとさらに宙を舞う
さやか「行くよ!セッション魔法!」
タイミングを合わせる合図も兼ねているからこそ、しっかりとした声で叫ぶ
ほむら「スーパー――」
二人の足が激しく輝く
目標との間に加速用の魔法陣を複数展開し
さやか「イナズマ――」
後はもう行くのみ
さやほむ「「キィィィィッック!!!」」
まどか「凄い!アニメさながらの大迫力!」
ゆま「確かに凄いんだけどなんだこれ」
669: 2013/11/20(水) 19:07:50.62 ID:qVM+GVVm0
邪魔するタイヤを蹴り抜くたび激しい爆発が起こる
あたしたちが通ったルートが一瞬で特定できるほど連続で爆発が起きている
信号「JERA!!」
煙が一斉に晴れたのを見てこちらに気が付いたようだ
自慢の機動力で後退を始めてしまった
ほむら「さやか!」クル
さやか「オッケイ!」タン
お互いを踏み台にしてあたしが上から、ほむらは下から
さやか「蹴り飛ばされると思った?残念、本命こっちでした!」ガシャン
構えたのはさっきほむらから渡されたマジカルマシンガン
なお、初めて使うので大変に不安でいっぱいである
ほむら「集中っ!」チャキ
目標をセンターに入れて
さやか「放火ぁっ!!」ガガガガ
スイッチ
信号「ABABABABA」
信号機は器用に避けようとしているがそれをさせないための挟撃
あたしが先回りして牽制……射線を作って動きを抑え、ほむらの攻撃を少しずつ当てて機動力を頃す
信号「HOROHOROHORORORORO!」
掠めるたびに聞こえる チュン という音が少しずつ増えていく
徐々に徐々にほむらの命中率が上がっていく
670: 2013/11/20(水) 19:09:36.61 ID:qVM+GVVm0
まどか「青信号の限界時間、カウントスタート!」
ゆま『10、9、8……』
バチン と確実に直撃を取った音が聞こえてきた
しかしとてもじゃないがこのままでは仕留めきれない
ほむら「さやか!」
さやか「分かってるって!」ダン!
発砲を続けながら信号機に接近、頭だか背中だか知らないけど渾身の体当たりをかました
哀れバランスを失った信号機は地面を転げまわるのみ
信号「FUMYUU!」
ゆま『2、1、0!』
信号「 」パッ
QB「魔女が防御態勢に入ってしまったね、さあまどか!僕と契約して……」
まどか「しないよ?」
QB「キュップイ……」
さやか「それにもう、あたし達の勝ちだし」
QB「訳が分からないよ、あのバリアを打ち破る方法があるとでも言うのかい?」
ゆま「無いよ?」
QB「……訳が分からないよ」
信号「 」
ほむら「よいしょっと……この距離ならバリアは張れないわね」ヒョコ
QB「まさか……そんな!」
さやか「そう!全てはほむらがあいつに張り付くため」
ほむら「さてと」ガシャコン ブルルン!ブルン!
まどか「なんか凄いの出てきた……」
ほむら「名付けてロックンロール・チェーンソー……大丈夫、あっという間に解体してあげるから」
信号「STOP!TANNMA!TANNMA!」
ほむら「はあ?まどかがタンマって言ったとき貴女待たなかったわよね?」
ゆま「やっちゃえ!」
まどか「手早くじっくりと痛めつけて嬲るようにお願い!」
さやか「はい、二人は見ないようにしようねー!」バサァ
ゆまど「うわーん!」
信号「KIIIYAAAAAA!!!!」
QB「君達は……」
671: 2013/11/20(水) 19:11:31.19 ID:qVM+GVVm0
さやか「よし!倒した!」
ほむら「思ったより硬かったわね、急がないと!」
まどか「こんなのって酷いよ…ヒッグ…あんまりだよ……」
ゆま「私は悪くない……グス……私悪くないよぅ……」
ほむら「断末魔がトラウマになるなんて……」
さやか「だあーっ!もう良いから急ぐよ!一気に飛ぶから掴まって!」
まどか「ヒグ……エグ……」
ほむら「まあ……開会式には間に合うでしょ」
さやか「ごめんねほむら」
ほむら「気にしないで、元々自分で撒いた種だし……学校で二人が霧散して行方不明の方が大問題だわ」
マミ「そんな貴女には超特急「ともえ」がおすすめよ!」スタッ
ほむら「ほむぅ!?」
さやか「マミさん!」
まどか「マミさーん!」ダッ
ゆま「マミお姉ちゃーん!!」ダキ
マミ「おおよしよし、怖い目にあったのね」ナデナデ
さやか(良いなあ……)
672: 2013/11/20(水) 19:13:48.19 ID:qVM+GVVm0
ほむら「後ろから急に現れないでください!」
マミ「たまには可愛い声が聞きたくてやっちゃうのよね」
さやか「訳が分かります!」
まどか「私も分かりまーす!」
ほむら「分からないで!」
マミ「ふふっ!変わることにしたんだ?」
ほむら「あ……えと、はい……また同じ時間を始めようって、そう決めました」
マミ「うーん……敬語になっちゃうのはちょっと残念だけど……」
ほむら「巴さんはやっぱり先輩ですから」
マミ「そう思ってくれてるのが嬉しいから……まあ良いわ」
さやか「そんな事よりよく見たらまどかの体操着結構ボロボロだなぁ……」
まどか「あ……本当だ……」
マミ「織莉子の言ったとおりだったわね」っ体操服
ゆま「織莉子お姉ちゃんって絶対予知能力健在だよね」
マミ「二年前の私のお古で申し訳ないのだけど……」
まどか「ありがとう御座います!早速……」
マミ「私に任せて!今まで何回杏子の遅刻を救って見せたことか!」
ゆま(あれをやるんだ)
673: 2013/11/20(水) 19:16:23.11 ID:qVM+GVVm0
マミ「乙女が起こす、少しの奇跡!」パン!クルン ビシィッ!
ゆま(なんで毎回ポーズが必要なんだろう)
マミ「巴マミの――ピュエラ・ミラクル!」ビシュルルル
まどか「ひゃあ!」バッ
ほむら「ほむっ!?」
さやか「リボンで剥かr
まどか「おわぁっ!」バサッ
さやか「あたしが言い終わる前に着替え終わった!?」
マミ「仕上げ!」パチン!
さやか「髪の毛が一瞬で整った……」
QB「やれやれ、今回は失敗か」
まどか「次回があったらこの先インキュベーターが誰にも認識出来なくなりますようにってお願いするからね?」
QB「キュップイ」
マミ「キュウべぇ、あとでお話があるんだけど?」ニコ
QB「今危うく恐怖ってものを感じるところだったよ」
マミ「じゃあ、暁美さんは私に掴まって」
ほむら「お願いします」
さやか「後でね、ほむら」グッ
ほむら「うん」
マミ「あら?私の方が先に着くわよ」
ほむら「え」
まどか(マミさんならありそう)
さやか「またまた~!」
マミ「競争してみる?」
まどか「え」
さやか「負けませんよ!」フンス!
ほむら「待って巴さん!貴女が本気だしたら……」
まどか「あのね、杏子ちゃんの全速力で気絶しちゃう私だよ?さやかちゃんだったら氏んじゃうかもしれないんだけど……?」
ゆま「よーい!」
まどか「聞いてないの!?」
マミさや「ドン!」
まどほむ「いーやああああああっ!!」
ゆま「さーて、キリカお姉ちゃん探しにいこ」
679: 2013/11/21(木) 04:32:19.44 ID:ztFTPlYn0
~学校~
恭介「なんだか顔色が悪いけど大丈夫かい佐倉さん」
杏子「おう……」
杏子(そろそろ限界だな……保健室にいる姫様の分身は平気として)
仁美「うあー!ほむらさんが来ませんわ!」ユッサユッサ
さやか「あたしも心配だよ仁美」カックンカックン
杏子(あっちどうしよ……)
和子「皆さーん!整列してくださーい!」パンパン
えりか「先生!ほむほむが来てなーい!」
和子「知っています!とにかく皆さんは……」
ズドーンッ!!
「きゃあああ!!」中沢「ノストラダムスがついに!!」恭介「勘弁してくれよ……」
つぼみ「あの、なにか落ちてきたんですけど……」
杏子「ったく!派手に登場しやがって」
680: 2013/11/21(木) 04:34:01.22 ID:ztFTPlYn0
仁美「まあ!煙が晴れたらほむらさん!」
ほむら「いっつう……!」
和子「暁美さん……!」ウル
ほむら「あ……その……心配かけてごめんなさい!」ペコ
えりか「ほむほむキター!!」グッ!
つぼみ「きゃー!!やった!やりました!!」
和子「もう……!」ギュゥ
ほむら「ほむ……」
和子「ご飯食べてきた?ちゃんと寝れた?忘れ物はない?今朝から返事もしないで、心配ばっかりかけさせてこの子は、もう……」ギュウウゥゥゥウ
ほむら「もう、大丈夫です……励ましてくれる友達が居ました」
ほむら「あと……あの……痛いです」
和子「うるさい!」
仁美(教師と生徒が一線を超えるなんてそんな展開!?……ありです!!)ギュッ!!
681: 2013/11/21(木) 04:36:24.56 ID:ztFTPlYn0
えりか「先生あたしもギュッてしたーい!」トトト
つぼみ「わ、わたしも是非!」バッ
「あたしも!」「合法的に暁美さんに抱きつくチャーンス!」「私太股!いつもストッキングで隠れてるし!!」「二の腕が良いでーす!」「俺m 仁美「殿方は消えていただけますか?神聖な場面を汚さないで下さい」
ほむら「ちょ、あの……やめ……!」
ワラワラワラ……
キャッキャウフフフ!
仁美(ハーレム来てますわ……!)ダンダン!
杏子『遅ぇよ馬鹿』
ほむら『ごめん杏子、もう大丈夫』
杏子『……キャラ変わった?』
ほむら『変われたら良いなって思ってる』
杏子『ああ、前より取っ付きやすくてずっと良いぜ』
ほむら『正直助けてほしいんだけど……』
えりか「むむ!まどっち以下のAA?」ムニムニ
ほむら「にゃん!」ゾクゥッ!
つぼみ「えりか!」
ばしんっ!!
杏子『www!』
さやか「あーあ気を抜くから……」ボシュン
杏子「あ……!」
杏子(やべぇ分身が消えちまった……!)
682: 2013/11/21(木) 04:38:34.14 ID:ztFTPlYn0
織莉子『3・2・1……』
ヒュー…… バァン!パラパラパラパラ……
「花火?」「毎年やってたっけ?」 「盛り上がってきたってことで!」「あけみんやるー!」
さやか『杏子!お待たせ!』タッタッタ
杏子『準備の良いこったな、織莉子』
織莉子『ブイ!』ピース!
杏子「んの野郎……!」
まどか「 」ズルズル
さやか「いやー凄かったね、マミさんの立体機動!」
まどか「 」ズルズル
杏子「マミと競争してきたのか……」
さやか「勝てなかった……」
杏子「だろうな」
683: 2013/11/21(木) 04:40:16.11 ID:ztFTPlYn0
かえで「派手に登場しよるの!中々の芸人魂やで、東京者!」
ゆうか「なぁんだ、目障りなのが失せたと思ったのに」
葵「けどこれで直接叩きのめすチャンスが出来た!」
かえで「せや!葉月に阪神ファンになるよう命令してもらわな!」
あやか「命令それで良いの!?」
ザッ
かえで「お、こっちもドンの登場……」
あゆ「クソ……あのボケピンク!」ヨロ
かえで「なんやえらいご立腹やの、そや!暁美来たで」
あゆ「……あ、そう」プイッ
ゆうか(嬉しいんだ)
あやか(嬉しそう)
さやか「久し振りに学校へ来た感想は?」
ほむら「もう一回シャワーを浴びたい気分」モミクチャ……
杏子「ああ、なんか工口いもんな」
まどか「うん……」
仁美「何よりも元気そうで安心しましたわ……では……」
ほむら「うん……行ってくるわ」
杏子「行ってら」
さやか「……」
仁美「あらあらうふふ」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「何?」
まどか「ちょっと耳を貸してね」ゴニョゴニョ
ほむら「ほむほむ……」
杏子「なあ、あれってさ……」ボソボソ
さやか「気にしたら負けだと思う……」ボソ
684: 2013/11/21(木) 04:42:44.58 ID:ztFTPlYn0
ほむら(まあ……数回殴られる位で済んだら安いほうよね)
ほむら「……」
かえで「来よったか東京者!」
二組女3「よく来れたな」グッ
ゆうか「ストップストップ!あゆストーップ!!」
バキィッ!!
二組女1「ちょ」
ほむら「っ……!」ドサ
二組女5「ちょっと葉月!」
二組女3「てめえ何がお休みだ、ふざけやがって!」
ほむら「あの時はそのつもりだったのよ」
かえで「落ち着きいや!何があったか知らんけども!」
二組女3「この場で引導を渡してやろうか」
ほむら「……ごめんなさい」
ゆうか(ほ……どうにか収まりそうな空気……)
ボキィッ!!
685: 2013/11/21(木) 04:45:09.50 ID:ztFTPlYn0
二組女3「他に言うことは」パンパン
ゆうか「ええぇぇぇええぇぇ!!??」
ほむら「気の済むまで続けたらいい」
二組女3「最初からそのつもりだよ」グッ
二組女1「ちょいちょいちょいちょい!!」
二組女5「葉月、もうそれくらいにしな」ガシ
二組女3「放せよ、葵」
葵「この菊月 葵、一方的な暴力は見てられない!」
ほむら(この人が……葵……)
葵「あんたもだよ暁美……何があったのか知らないけど、言い訳すら出来ないならそもそもそんなことするんじゃない!」
ほむら「……」
ゆうか「あー……ほら、こんなところで争ってもなんじゃない?」
かえで「せやせや!折角お互い賭けとんのやから、それで相手に気の済むような命令すりゃええやん!」
二組女3「……はん!精々八百長に見えない程度のゲームにしろよ?」
ほむら「お互いにね」
二組女1「へ~?あんなビクビクしてた余所者が言うようになったね~?」
ほむら「まだ肝心のことを言ってなかったわね」
葵「宣戦布告?受けて立つよ!……それくらいの根性がないと倒し甲斐もないし!!」
ゆうか(なんでこいつこんな脳筋なの……)
686: 2013/11/21(木) 04:46:14.01 ID:ztFTPlYn0
ほむら「心配してくれてありがとう、葉月さん」
二組女3「……」
ほむら「でも私たちは負けない……約束、忘れないでね」
二組女3「強気だな、まあもしお前たちが負けたりしたら……」
ほむら「私達が勝ったら……」
二組女3「丸一日弄んでやるよ」ニヤ
ほむら「貴女は一日、私の奴隷よ」ファサァ
ゆうか「どっちも悪役に見えてきた」
かえで「なんでどっちも変O入っとんねん」
ゆうか「どっちも頭良すぎて螺子が変なんだと思う」
かえで「ちょい納得やで……」
二組女1「弄ぶとこスケッチしたいなあ……」ボソ
葵「やっぱ勝負事ってのはこれくらいの方が燃えるよね!」グッ
かえで「見小出身って変Oばっかやな」
ゆうか「あたしを入れないで、頼むから」
アナウンス『それではこれより第24回、市立見滝原中学校体育祭を開催いたします!生徒の皆さんは整列して……』
687: 2013/11/21(木) 04:47:08.61 ID:ztFTPlYn0
~校門~
マミ「あ、来た来た」
織莉子「ええ」
ゆま「アナウンスが聞こえる!間に合った!」ストン
キリカ「ごめんよ織莉子~~!!君のウッグ……期待に……ヒグ私は……!!」ダキッ
織莉子「恥じることないわ、あなたの後輩は強い子なのよ!」ナデナデ
キリカ「うわぁぁぁ!!織莉子~~!!」
ゆま(見つけるんじゃなかった……)
マミ「この戦い……あの子達は勝てるかしら……」
織莉子「分かりません、ですが」
織莉子「彼女達は辿り着いたと言うことが出来る……そして、それが幸せだと知るでしょう」
マミ「私は……この惨劇の行方が、ただ静かな夜であればいいと思うわ」
ゆま「何言ってんだろこの人達」
691: 2013/11/22(金) 03:51:14.53 ID:/Iw+2D760
こんばんは(おはよう?)
再開します
692: 2013/11/22(金) 03:52:48.68 ID:/Iw+2D760
校長「今日は日頃の君達の行いが報われて絶好の運動日和とかどうとか」
ほむら(これが開会式……)
校長「このような行事を通して友人との絆を云々」
ほむら(話には聞いていだけど、なんてつまらないのかしら……)
アナウンス『ありがとう御座いました。続いて優勝旗返還です』
スピーカー『ターラーラーラーラー♪』
さやか『きーてきてあたし~んちー♪』
杏子「ぐっwww」
まどか「プッwwフヒッ!」
えりか「なんだこいつ」
ほむら「~~」プルプル
杏子『クソ……w考えないようにしてたのに!』
ほむら『や……め……て……!』
まどか(一方的過ぎるよ!)プィフフフ
さやか『明日も晴れ~る~♪……だって暇じゃん!』
中沢「宣誓!我々はぁ、スポーツマンシップに乗っ取り~~」
アナウンス『一堂、礼!』
693: 2013/11/22(金) 03:54:00.66 ID:/Iw+2D760
ほむら(ちゃんと45度まで下ろして)ペコ
ほむら(上げt(スコン! 「ほみゅ!」
「何々?」「どうしたの?」
ほむら「あの……」
さやか「あ……あーあるある!礼をして背中突っ張るときあるよねー!」
ほむら「そ、そそそうなの!それでおどろいちゃって!」
「あるある!」「あたし練習中にそれやっちゃってさー」
和子「そこ!おしゃべりしなーい!」
「怒られちゃったわね」「たはは……!」
ほむら『織莉子さん!どういうつもりですか!』
織莉子『お辞儀がなってない』
ほむら『へ……はあ?』
織莉子『ちゃんと心の中で三拍子数えてから頭を上げて下さい』
さやか(ほむらの頭上に織莉子さんの水晶玉が浮かんでる……)
キリカ『まあでも一人だけ早くあげるのってやっぱり栄えないからね、いつも通り織莉子が正しい』
マミ『形が綺麗だっただけにそれは惜しいのよ』
ゆま(頑張れほむらお姉ちゃん)
さやか(ああこれイジリだ)
694: 2013/11/22(金) 03:56:25.50 ID:/Iw+2D760
アナウンス『それではここで皆様より頂いた電報を紹介したいと思います』
さやか(これが長いんだよな~……)
アナウンス『~~以上、見滝原小学校代表 悠木、喜多村より』
まどか(悠木先生まだ元気にやってるんだ!)
二組女3(あのゴミ教師……)
えりか(とか思ってんだろうなー……)
詢子「ふふふ……事前に和子から情報を仕入れて障害物競走と短距離走のゴール近くを陣取った!」
智久「でもここは良い位置だね、三年生の座席もちょうど向こうに見えるし」
詢子「その弊害として……今この瞬間まどかが完全に見えないんだが、まあ良い些細な事だもんな」
沙織「お待た~!」フリフリ
智久「いらっしゃい」
詢子「おや旦那は?」
沙織「ん~ビール買ってくるって」
詢子「相変わらずだなぁ」
沙織「ちゃんとプレモルも買うよう言っといたからさ!」
詢子「じゃあ仕方ないか」
タツヤ「始まんないねー」
智久「もう始まってるんだよ?タツヤも来年は小学生かー……お、上条さんだ」
沙織「えーどこどこ?……あっ、あそこか!」
智久「僕ちょっと挨拶して来るよ」
沙織「あたしも!」
詢子「その七個位隣に志筑さん居るからそっちもよろしく!」グッ
智久「了解」
沙織「あたしの旦那はよ!」
695: 2013/11/22(金) 03:57:49.70 ID:/Iw+2D760
アナウンス『~~以上 風見野第一小学校代表 野中より』
杏子(なんであたしがここに通ってること知ってんだ……)
ほむら『風見野中に一度も顔出してないって貴女……』
杏子『うるせぇ!それどころじゃなかったんだよ!』
アナウンス『遠い土地で寂しくはありませんか?新しい友達は出来ましたか?勉強は着いていけてますか?もし何かあったらすぐに相談して下さいね、いつでも力になります』
ほむら(なんだか今回は随分と踏み込んだ文面ね)
アナウンス『あなたは自分一人に問題を抱え込む癖があるので心配です』
ほむら(……なぜか悪寒がしてきたわ)
アナウンス『今度の休みには元気な笑顔を見せに来て下さい 学校法人水橋学園 初等部中等部代表 斉藤より』
ほむら「……っ!!?」
「水橋学園ってどこ?」「え、東京のどこかでしょ?」チラッ「いやそれは分かる」
杏子『誰宛ての電報なんだろーなー?』ニヤニヤ
ほむら『……』カアアア
さやか『顔が赤いぞー!』
杏子『めっちゃ照れてんじゃん!』ケラケラ
まどか(え、何それ見たい)チラッチラッ
えりか「まどっち前見てないと怒られるよー?」
696: 2013/11/22(金) 03:59:11.48 ID:/Iw+2D760
ほむら『うるさい』ベシッ
さやか『ちょっと!痛い!痛いって!』
杏子『いたたまれなくなって暴力に走りやがったw』
まどか(ずるい!ずるい!私もテレパシー使えるようになりたい!)
マミ『大丈夫よ鹿目さん、ちゃんと録画してるわ』●REC
ほむら『巴さん!?』
キリカ『バッチリ激写したよ』パシャ
ほむら『呉さんまで!?』
まどか(来た!流石私の最高の先輩達!)
さやか『ちょっと顔隠しちゃったじゃんw』
杏子『やべぇw愛でたくなるなw』
ほむら『///』
まどか(あー!なんで私一番前なんだろう!!)ダンダン!
えりか「何に怒ってんのよ?もしもーし?」
和子「佐倉さん、美樹さん、そんなに面白いお話が有りましたかー?」
さやか「げ……」
杏子「やべ……」
まどか(一番前で良かった……)
えりか(今日のまどっちテンション激しー……)
ゆま(平和って良いなー……眠くなってきちゃった)フワァーア
697: 2013/11/22(金) 04:01:24.34 ID:/Iw+2D760
アナウンス『続いて、生徒会長の言葉です』
「はい!保護者の皆さん!本日は忙しい中お集まりいただき~~」
ほむら『ねえこれいつ終わるの?』
さやか『もうすぐもうすぐ』
ほむら(大して暑い訳じゃないんだけど太陽光が辛い……日焼け止め必要だったわ……)
アナウンス『ありがとう御座いました、続いてPTA会長の弥生さんからの言葉です』
ほむら(まだ終わらない!)
弥生「本日はご多忙の中、わざわざご足労を頂き~~」
杏子『なあなあさっきの生徒会長の方が立派じゃね?』
さやか『あーそれは今年の生徒会長の相田が半端ないだけ』
杏子『二年なのに?』
さやか『あの子が味方だから勝ちの目が有るって感じ、マジで』
杏子『ふーん』
ほむら(ぐ……あとどれくらいこうしていれば……)
マミ『辛そうね』
ほむら『辛いです……』
織莉子『お喋り出来るだけ良しとしましょう?』
まどか(そうだそうだ!)
さやか『ほむらはこういうの余裕だと思ってたけど……』
ほむら『馬鹿言わないで、集団行動なんて苦手意識しかないの』
杏子『まあでも怠いな』
マミ『じゃあ私がクイズ出してあげる!』
さやか『クイズですか?』
マミ『ええ!ちょっとした暇つぶしに!』
698: 2013/11/22(金) 04:03:05.20 ID:/Iw+2D760
マミ『鹿目さんも一生懸命考えてね!』
まどか「 」キラキラ ヒラヒラ
さやか(凄い手振ってる……)
和子「鹿目さん?」
まどか「 」ピタ
えりか「あーあ……」
ゆま「zzz……」
マミ『ある時、ゆまちゃんが男の子を連れて家に来ました』
杏子『反応しそうになるクイズやめろ』
マミ『反応させてるんだけどなー?』
杏子『この野郎……!』
さやか『まあまあ』
ほむら『巴さん続き、お願いします』
マミ『もちろん私はお家に招待してあげて、お菓子を振舞ってあげたわ……それにね』
マミ『話を聞くとどうやら彼氏彼女として正式にお付き合いしたいそうです』
織莉子『……』
キリカ『そんな時が来てしまうのか……』
杏子『あたしより弱い男だったらクシャポイだぞ!』
まどか(ゆまちゃん一生独身じゃ……)
マミ『置いといて!この時、私が出せなかったお菓子は……ど・れ・だ?』
さやか『え?』
マミ『一番、カステラ!』
さやか『ふむ……』
マミ『二番、ヨーグルト!』
杏子『ゆま……遠い話じゃないんだよなぁ……』
マミ『三番、フルーツゼリー!』
キリカ『ゆまちゃんの寝顔を見てると素敵な人に恋して欲しいもんだけどね』
マミ『四番、水ようかん!……以上の四つよ!』
ほむら『……』
699: 2013/11/22(金) 04:04:41.77 ID:/Iw+2D760
まどか(ん?……あ!……いや、まさか……マミさんに限ってそんなお下品な……)
織莉子『ねえマミ』
マミ『あら、もう分かっちゃったの?』
織莉子『分かったのだけどこの問題、少々品が足りませんよ?』
まどか(え!?)
さやか『なんで分かるんですか!?』
マミ『うーんでも、みんな今年15歳でしょ?』
織莉子『まあ……そうですけど……』
まどか(ああ、わたしので完全にあってるや……考え付いた自分を呪いながら氏にたい)
ほむら(むむ……まあ時間つぶしには丁度良いわね……必ず答えを導いて見せる!)
杏子(クソ!ゆまを例題に上げることであたしの集中力を削ごうって魂胆か!面白え……やってやるよ!)
キリカ(必ず正解を見つけ出し……先輩としての貫録を保ってみせる!!)
さやか(ああ……なぞなぞはまどかの方が得意なんだよな~)
マミ『開会式が終わったら答え合わせしましょう!正解出来たらいいものあげる!』
ゆま「zzz……」
700: 2013/11/22(金) 04:10:58.39 ID:/Iw+2D760
織莉子「画面の前の皆さんもこの問題、良かったら考えてみてください」
織莉子「すんごい下らない問題ですが」
織莉子「最後にヒントです、この問題……ゆまちゃんの部分は私、マミ、佐倉さんでも成立します……まあ……インキュベーターでもなんとか」
織莉子「逆に鹿目さん、美樹さん、暁美さん、キリカでは成立しません……もちろん葉月さんも」
織莉子「以上、織莉子の誰得折り込み情報でした」
707: 2013/11/26(火) 05:19:27.43 ID:uY6ge4uZ0
おはようございます
再開します
再開します
708: 2013/11/26(火) 05:20:39.75 ID:uY6ge4uZ0
ほむら(考えてるうちに開会式が終わったわ……)
杏子(クソ……正解がわかんねぇ……)
さやか(初手から降参気味のあたしに氏角は無かった)
まどか(氏にたい、氏のう)
ほむら「……えっと……この大量に並んでる椅子は……」
さやか「ここがあたしらの待機場所、好きなとこ座っていいよ」
まどか「あ、そこから向こうは二組のラインだから」
杏子「多目的室にあった椅子を全部引っ張り出したんだよ」
さやか「この後掃除することを考えたら気が重くなるんだけどね~」
杏子「そんなの気にならないくらい楽しいぜ!多分!」
ほむら「そう……楽しみにしてるわ」ガタ
ほむら(日よけが欲しい……)
709: 2013/11/26(火) 05:21:53.07 ID:uY6ge4uZ0
まどか「それより皆酷いよ!私を置いておしゃべりするなんて!」
さやか「いや~つい楽しくなっちゃって!」
杏子「つーかキュウべぇ呼べば良いじゃん」
まどか「それは……その……そうなんだけど」
ほむら「もう気にしてないわ」ファサァ
ほむら『だから……出て来なさい』
QB「キュップイ」ヒョコ
さやか「久しぶりにマジモンの殺意に目覚めそうになった」
QB「訳が分からないよ」
ほむら「色々と協力してくれるわよね、インキュベーター」
QB「そうすることで僕にどんなメリットがあるんだい?」
まどか「協力してくれないとデメリットだけはあるよ?」
QB「……そのようだね」
マミ「そんな事よりお待ちかねの答え合わせよ!」ザンッ
ほむら(また驚かす魂胆ね……見切った!)サッ
マミ(見切ったわね……けど!)
キリカ「ところがギッチョン!」ムニュウ
ほむら「ふぁぅ……」ギュムゥ
さやか(ほっぺ柔らかそう)
710: 2013/11/26(火) 05:24:21.14 ID:uY6ge4uZ0
キリカ「この野郎!問答無用で撃ち抜きやがって!」モニュモニュ
ほむら「ごへんなひゃい……」グイグイ
キリカ「タテタテヨコヨコマール書いてマール書いてマール書いてマール書いてチョンッ!!」ムニムニグニグニグイーグイーグイーグイー バチン!
ほむら「痛い……」ジンジン
キリカ「私は激オコプンプン丸だよ!」
まどか(でもほむらちゃんちょっと嬉しそう)
さやか(弄られたい系なのかな?)
マミ「さ!答えが分かった人はいるのかな~?」
キリカ「結局分からなかった……」
杏子「分っかんねー!」
さやか「あたしもパス」
ほむら「私も……分かりません」
まどか「あの……ヨーグルト、です」オソルオソル
マミ「あら、正解よ鹿目さん!」パン!
杏子「はあ?ヨーグルト?……なんでだよ」
マミ「説明できる?」ニコリ
まどか「いや……その……か、家族が居ないから……です」マドマド
さやか「んー?まどまどしてないで教えてよ」
まどか「やめてよ!!は……恥ずかしいから///」
キリカ「なに急に大声上げてるんだい君は?」
マミ(ちゃんと答えに辿り着いたのね!恥ずかしがっちゃって可愛い!)
さやか(なんで顔面トランザムしてるんだろう)
711: 2013/11/26(火) 05:29:15.57 ID:uY6ge4uZ0
マミ「どうやらちゃんと理由も解ってるみたいだし、あとで美味しいババロアを食べさせてあげる……でもその前に」
マミ「ちょっと問題の解説、しちゃおうかしら!」サールティー ローヤリー
マミ「まずこの問題の肝はさっき鹿目さんが言った通り」トントン
杏子(魔法でわざわざ教鞭作りやがった……)
キリカ「家族がいないってやつかい?」
マミ「その通り、じゃあ暁美さん」ピッ
ほむら「は、はい!」ガタ
つぼみ「あの人達なんで青空教室なんてやってるんですかね」
えりか「ちょぉっと分かんないなぁ……」
マミ「家族がいない……これってゆまちゃんから見て具体的にどういう状態かしら?」
ほむら「えっと、両親がいない……って事ですか?」
マミ「うん、一歩前進よ!杏子、両親がいないって分かりやすく説明できる?」
杏子「はあ?親父とお袋がいない……とか?」
712: 2013/11/26(火) 05:34:41.04 ID:uY6ge4uZ0
マミ「うん、そうね!……最後に美樹さん!」ピッ
さやか「はい!」ビシッ
マミ「もし貴女の家で同じような話をしたら貴女の両親はどうなるかしら?……とくにお父さん」
さやか「え?……えっと……お父さんは……」
まどか「いきなり彼氏なんか連れ込んだら怒る前に…点」
さやか「ああうん凍りつくと思うよ、やっぱり」
マミ「惜しい!!ジェスチャーしてみて!」タンタン!
さやか「こう……お茶をすする途中で固まっちゃったりして」
マミ「そう!普通はまず固まっちゃうわよね!」
さやか「あんまり反応してくれなかったら悲しいですよ」
マミ「さあ杏子!うちのお父さんどうなってるんだったかしら?」
杏子「だから親父は居ないよ…………おい待てマミ」
マミ「そう!うちには固まる乳(父)なんてないからヨーグルトがないのよ!」ドヤァ!
ほむら「 」
キリカ「 」
杏子「 」
まどか「///」カァァァ
さやか「成程!流石マミさん!」ポン!
ほむら「え」
キリカ「え」
杏子「ちょっと待てゴルァ!!」ガタッ
まどか(マミさんを想像してたら思いついたなんて言えない///)フリフリ
713: 2013/11/26(火) 05:37:29.10 ID:uY6ge4uZ0
アナウンス『間もなく女子100m走を開始します、選手のみなさんは会場の方に移動してください』
杏子「ぐっ……そんなことしてる場合じゃなかった!あたし体育委員だ!」タッタッタ
マミ「じゃあ頑張ってね!」
キリカ「ああうん頑張って」
さやか「来たね!あたしの修羅場《みせば》!」
まどか「頑張ってねほむらちゃん!」ギュッ!
ほむら「大丈夫よ、問題ない」
QB「君と志筑仁美は短距離、長距離、障害物、騎馬戦と全出場だからね……しっかり励んでくれないと困るよ」
ほむら「……何故?」
QB「根拠のないドクターストップとやらでさやかの出場競技が制限されているからだよ、だったら次点である君が頑張るのは必然じゃないか」
ほむら「来る保証もなかったのに?」
QB「今日は来ると言っていたのは君だよ?」
ほむら「……あなた達ってそう言う奴らよね」
QB「不満かな?」
ほむら「上等よ、全員叩きのめすまでだわ」
714: 2013/11/26(火) 05:39:09.07 ID:uY6ge4uZ0
ワイワイキャッキャッ!
さやか「3年は最後なんだよなぁ……」
葵「待ってる間も体育祭って気がしてあたし結構好きなんだよね!」
さやか「確かに、このだべってる時間は平和で良いよねー」
仁美「だべってる間は、ですが」
さやか「不吉な言い方しないでよ……」
仁美「あら、2年生が走り出しますわ」
アナウンス『第一コース 赤組、相田さん 第二コース 白組、八嶋さん・・・』
ほむら(あ、生徒会長……)
葵「気張れよ八嶋ー!!」
二組女3(勝てないだろうな)
さやか「頼むよ!生徒会長!!」デンデーデーレデ デンデーデーデデ ターラッタラッタッタッター
「オッス!!」テッテレテッテレテッテレ
アナウンス『それでは位置について、よーい……』テーレーテッテーレー
タァーンッ!!
さやか(BGMが dog fight って……ハイセンス過ぎるよまどか)
アナウンス『ただ今のレースは……一位、相田さん 二位……』
つぼみ「やりました!1、2フィニッシュです!」
ほむら(一位は4点、二位は3点、三位は2点、四位は1点……だから1、2フィニッシュなら4点のリードって事ね)
715: 2013/11/26(火) 05:41:07.82 ID:uY6ge4uZ0
葵「ほら一年!先輩が走ってんだから腹から声出せッ!!」
「「「はい!!」」」
さやか「さすがバスケ部主将……気合いが違うわ……」
仁美「空気がキュッと締まりますわ」
アナウンス『続きまして 第一コース 白組、西野さん 第二コース 赤組、成沢さん・・・』
さやか「赤組ファイトー!!」
つぼみ「すべからく気合いですよ皆さん!!」
葵「分かってんだろーな西野!負けたらスクワット500回だかんなー!!」
二組女3「バスケ部緩いな」
葵「1000回だからなーッ!!」
ほむら(酷い)
「西野先ぱーい!頑張ってくださーい!!」
アナウンス『位置について、よーい……』
タァーンッ!!
仁美「さあ、ほむらさんも一緒に後輩を応援しましょう!」
ほむら「え」
さやか「あたしらの席、見てみなよ」
ほむら「……」チラ
まどか「ドンマイドンマイ!次で取り返そうーッ!!」ピョンピョン
えりか「菱川ーッ!あんたの普段の頭の良さ見せつけろーッ!!」
「頭の良さ関係ないような……」
ほむら(ああまどか、あんなにハシャいじゃって……)
716: 2013/11/26(火) 05:42:55.85 ID:uY6ge4uZ0
ほむら(ああまどか、あんなにハシャいじゃって……)
さやか「さあやるよ!リピート アフタ ミー!」
ほむら「え、あの……」
さやか「菱川ぁッ!!ファイトーッ!!!」
葵「一年声負けてんぞ!あたしに続けぇ!!」
「「「おーッ!!」」」
二組女3(もはやチーム関係なしか)
仁美「さあほむらさん」
ほむら「いや、あの……私……知らない人だし……」
仁美「あら?菱川さんをご存知無いのですか?」
さやか「あの病院の小児科の先生の娘さんだよ、あの子」
ほむら(そう言えば同い年くらいの娘が居るなんて話をしてたような……)
ほむら「……あっ――あの……!」
「あ、はい?」クル
葵「勝てよ!高見s(ボスッ えんッ!!」
葵「何すんだ葉月!!」
二組女3「一瞬黙れ脳筋」
717: 2013/11/26(火) 05:45:49.14 ID:uY6ge4uZ0
ほむら「あの……!お母さんにはお世話になりました!」
さやか(応……援……?)
「あ……あぁ!ありがとう御座います先輩!大丈夫、勝ちますよ!」
つぼみ「今です!激励の一言を!」グッ
ほむら「が……頑張ってください!!」
「はい!」グッ!
さやか(なんて出来た子なんだろう……)
仁美「後輩に敬語である必要はありません、腹の底から応援して差し上げましょう」
二組女3「あ、もう喋って良いよ」
葵「よし!」スゥー
ほむら「あっと……ふ、ファイトー!(葵「全っ然気合いが足んねえぞッ!!!もっと熱くなれよぉおおッッ!!!」
ほむら「は…はいィッ!」
葵「暁美ぃーッ!あんたの青春それでいいのかぁぁぁああ!!!」
ほむら「ひぃぃぃいいいいっ!!」
二組女3(なんでこいつこんなバカなの)
さやか「なんだこれ」
仁美(まあこれはこれで)
マミ「……」●REC
織莉子「何やら熱心ね」
マミ「私の後輩がこんなに可愛いわけが無い……ふふ!顔真っ赤にしちゃって!」
キリカ「顔面をぶち抜かれた甲斐があったよ、とっても楽しそうだ」
ゆま「あれ……もう始まってる……?」
織莉子「まだ始まったばかりよ、大丈夫」
718: 2013/11/26(火) 05:47:27.69 ID:uY6ge4uZ0
アナウンス『ただいまの点数は……赤組23点 白組17点です、まだまだ始まったばかりです!』
さやか「二年赤組つええ……」
アナウンス『続いて女子100m走一年・・・』
ほむら「頑張ってー!!」
葵「まだまだ出せる!もっともっと行ける!!」
ほむら「はい!!」
葵「あたし達の武器は!」
二組女3「地位と」
さやか「謀略と!」
仁美「だ・ま・し・討・ち・!」
つぼみ「最低です……」
葵「その通り!!」
ほむら「え」
杏子(なんなんだあいつら……)タァーンッ!
アナウンス『ただいまの点数は 赤組47点 白組43点です、続いて女子100m走3年の部に入ります』
719: 2013/11/26(火) 05:49:43.95 ID:uY6ge4uZ0
さやか「うぐぐ……一年はほぼ互角か……」
二組女3「三年がゴミ屑なんだよな、赤組は」
仁美「あらあら、いつまで強気でいられるのでしょうか?」
葵「最後まで超強気に決まってる!」
ほむら「二人とも、頑張って!」
さやか「任せとけ!」グッ
仁美「ええ!あんな高慢ちきで高飛車な方には負けませんわ!」
さやか「仁美って意外と言うよね……」
仁美「ほむらさんのヴァージンが懸ってますから」
さやか「言うなれば聖戦《ジ・ハード》ってわけだね!」
仁美「はい!性戦《ジ・ハード》ですわ!」
アナウンス『第一コース 赤組、美樹さん』
さやか「やぁってやろうじゃん!!」
まどか「さぁやぁかーちゃーんッ!!!」ピョンピョンフリフリ
ゆま「さやかお姉ちゃーん!!」
マミ「じっくりと見させてもらうわ、貴女達の戦い方」●REC
杏子「最初が肝心だ頼むぜ、さやか!」
さやか「分かってるって!」ビッ!
720: 2013/11/26(火) 05:51:28.36 ID:uY6ge4uZ0
アナウンス『第二コース 赤組、志筑さん』
仁美「やってやるわ!」
杏子「お嬢様はノリのよろしいことで」
仁美「楽しんでますから」
アナウンス『第三コース 白組、葉月さん』
二組女3「……やってやるよ」
ほむら(そこはちゃんとやるのね)
アナウンス『第四コース 白組、菊月さん』
葵「やぁってやるさ!!」
「あお先ぱーい!」「キャップー!!」
葵「このあたしに喧嘩売るなんざ100年早いってことを教えてやる!」
さやか「復活を遂げたさやかちゃんの実力、目にもの見せてやろうじゃないの!」
仁美「さて、最期に勝利の女神がほほ笑むのはどちらかしら?」
二組女3(本当マジでクソゲーとか辞めたい……)
アナウンス『位置について……よーい――』
杏子「 」グッ
タァーンッ!!
721: 2013/11/26(火) 05:52:43.19 ID:uY6ge4uZ0
えりか「全員超速いっしゅ……」
中沢「なんていうかもうあいつら全員陸上部行くべきだろ、全国見えてるぞガチで」
恭介「男子顔負けっていうか、男子全負けだからね」
まどか「二人とも頑張ってぇぇえええッ!!」ブンブン!
中沢「よっしゃぁ応援団!初っ端から喉枯らすつもりで行くぞッ!!」ザンッ!!
「「「押ッ忍!!!」」」
恭介「本当に枯らさないでね」
アナウンス『ただいまのレースは……一位、菊月さん 二位、美樹さん 三位、志筑さん 四位、葉月さんでした』
葵「ふ……まだまだだね!」←11,8秒
さやか「クッソ……ハア……ハア……速い!」←12,8秒
仁美「なんて速さですの……」←13秒
二組女3(競争相手に人間が居ねぇ……)ゼェゼェ ←14秒
先生(一人中学女子5傑クラスなんですけど……つか県内記録でしょこれ……)
722: 2013/11/26(火) 05:54:15.14 ID:uY6ge4uZ0
QB「さて、100m走のコツは抑えているかな」
ほむら『最初の30mでどこまで加速できるか、その最高速度をいつまで維持できるか、でしょ』
QB「君はどちらかと言うと長距離向けの追い込み型だ。脚の指を意識すること、スタミナなんて気にせず加速するんだ、どうせ使い切れない」
ほむら『……あなたって言うことだけは論理的だから殺意が湧くのよね』
QB「訳が分からないよ」
ほむら『だからおまえ達は感情がないのよ』
QB「?」
まどか「ほーむらちゃーんッ!!!ファイッオー!!」ブンブン!
ほむら(ここまで声が聞こえるわ、まどか……)
アナウンス『位置について、よー 杏子『タァーンッ!』
ほむら「よし!」ダッ
つぼみ「ちょっとほむらストーップ!」
杏子「 」ピィィィイイ!
ほむら「え」ザザーッ
723: 2013/11/26(火) 05:57:27.09 ID:uY6ge4uZ0
杏子『やべぇwそんなマジで引っかかるなんてwww』
ほむら「貴女ねぇ!……っていうか居たの?」
杏子『いやーあんまりに怖い顔してっからついな』
ほむら『心配どうも』
杏子『……ゆまから大体の話は聞いてる、まだ本調子じゃないんだろ?退くなら今だぜ』
ほむら『その必要は無いわ』ファサァ
つぼみ「あの……見つめあってないで……」
杏子「タンマ、コンタクトを落とした」
杏子『勝ちに拘るなら必要じゃん』
ほむら『割った卵を殻に戻すなんて愚かな事だと思わない?』
杏子『あんたならそう言うと思ったよ……ほら、気休めかもしんないけどさ』キン!
ほむら(グリーフシード……超弩級装甲列車のやつね)
《勝つために頑張るってのが暁美さんっぽくないわ》
《夢を見る為に必要なもの、ほむらは知ってるでしょ?》
ほむら(そっか……勝つ為じゃなくて、素敵な夢を見るために勝ちたいんだ……私)
杏子『気分はいかが?』
ほむら『七分咲きって所よ、ありがとう』
杏子『気にすんなよ!後で全部取り返してやっからさ……今は』
ほむら『うん、楽しんでくる』
つぼみ「あの……見つかりましたか?」
ほむら「見つかったわ」ファサァ
つぼみ(見つめ合ってただけなんですがそれは……)
724: 2013/11/26(火) 05:59:27.07 ID:uY6ge4uZ0
アナウンス『それでは位置について――よーい……』
タァーンッ!!
詢子「お!ほむらちゃんじゃないか!」
沙織「へー……運動得意なんだ」
タツヤ「おねーちゃーん!頑張れー!」
知久(あれ、心臓病の療養のために転校してきたんじゃ……)
詢子「よっしゃ、二位だ!さすが我が娘!」
沙織「あーいうクールなお淑やかさをうちの子も見習うべきだと思うの」
つぼみ「面目無いです……ビリッケツなんて……」←17秒
ほむら「仕方無いわ……相手が強すぎるのよ」←14,4秒
葵「さーて、こっからはガツガツ取り返すよ!」
アナウンス『ただいまの点数は 赤組62点 白組は68点です、続いて男子100m走に移ります』
葵「はーっはっはっは!!」
かえで「かーっかっかっか!やっぱ地力がちゃうねんて!」
二組女1「一組ガチやる気勢だったわーwww」
ゆうか「これで男子もうちの方が強いとかどうすんのよw」
杏子「三年白組自重しろマジ」
仁美「強すぎです笑えませんわ……」
さやか「ゲームバランスとしてどうなのこれ……」
まどか「まるでエクバスのフルクロス対クアンタみたいな詰められ方だよ……」
ほむら「ごめんねまどか、ちょっと分からない」
725: 2013/11/26(火) 06:06:45.43 ID:uY6ge4uZ0
二組女1「なんかやっぱ楽勝な感じだね!」
二組女3「……」
ゆうか「何考えてんの?罰ゲームの内容?」
二組女3「いや……」
二組女3(楽勝過ぎやしないか?……それにまどかが余裕過ぎる)
二組女3「……」
二組女1(そんな真剣に考えるほどハードなプレイを!?)
かえで「せやから阪神の良さを分かって貰うには赤星、鳥谷、今岡、金本がいたころの活躍を聞かせてや……」
二組女3「黙らせろ」
二組女1「33対4」
かえで「なんでや!阪神関係ないやろ!!」
二組女3(捨てゲーとは思えないよな……大縄跳びは必氏でやってたみたいだけど……あれ30点だろ?それで逆転出来る点差で済むと思ってるのか?)
さやか「ちょっとまどかー、ガン飛ばされてるよ?」
仁美「こちらの作戦に気づいたのかしら?」
まどか「今更だよぉ……それに気づかれたって、へーきだもーん!」
ほむら「……何か切り札でもあるの?」
杏子「全部取り返してやるって言ったろ!それに――」
さやか「あたし達の切り札はクラスの団結力と暁美ほむら!」
ほむら「え?」
杏子「そういうこと、奇跡を見せてやろうじゃないか」
まどか「終わったら女子会だよ!会費2000円、焼き肉バイキングだからね!」
仁美「席予約済みです、嫌だなんて言わせませんよ!」
ほむら「それは楽しみね」
ほむら(……でも、その前に――)
アナウンス『ただいまの点数は 赤組114点 白組136点です』
735: 2013/11/27(水) 08:18:31.78 ID:gRnS4ezj0
アナウンス『続きまして、プログラム4番 騎馬戦女子の部です、選手の皆さんは所定の位置について下さい』
杏子「来たか!あたしの修羅場《やまば》!」
QB「勝った方の組に20点入る競技だ……ここで勝ちを計算出来ないとかなり厳しい」
杏子「分ーってるよ!任せとけって!」
さやか「三人とも準備は良い!」デレデレデレデレ
ほむら「ええ!」ディンドンデーン
仁美「はい!」テーレッテレテレテーレッテー
杏子(流れる曲がGO!エステバリスって……)
736: 2013/11/27(水) 08:20:58.31 ID:mTyGdVcv0
マミ「さあ杏子!勝つと言ったからには加減なしよ、コテンパンにしなさい!」●REC
ゆま「杏子ー!!」
アナウンス『よーい!』
タァーンッ!
さやか「行くよ!」ダッ!
杏子「どけどけ!加減なんざ効かねえぞ!!」
つぼみ「ちょ、ちょっと!速すぎますよぉ!」
えりか「一騎で飛び込んじゃった!」
まどか「杏子ちゃん!」
かえで「もろたで佐倉―!」グワァッ!
杏子「はあ?」ガシッ
かえで「ふん!腕を掴んだくらいで――」
杏子「上等さ!」グィィ
かえで「え?のわぁぁあッ!?」ブオン!
えりか「ぶん投げた!」
QB「帽子を奪えば勝ちと在ったけど」
杏子「引きずり落としちゃ駄目なんてルールブックのどこにも書いて無かったよねぇ?」
かえで「そんなんありかい!!」
仁美「ノーホイッスルですわ」
かえで「ぐ……!」
中沢「流石佐倉さん!その勇ましい姿!まさしく武旦と呼ぶに相応しい!!」
恭介「なんだようーだんって……」
737: 2013/11/27(水) 08:24:31.35 ID:mTyGdVcv0
杏子「 あ た し は キ レ て る ぜ ! ! 」
「きゃあああ!!」「逃げてええええ!!」
杏子「セーフティ解除!!いっくぞぉッ!!」
「いぃぃぃぃやあぁぁぁぁ……」
つぼみ「全軍進撃!敵戦線が乱れているうちに!」
つぼみ「闇討ちで帽子を奪い取ります!」
中沢「流石佐倉さんだ!迫りくる白組をちぎっては投げちぎっては投げ……」
恭介「あっ、後ろだ!さやか!」
和子(来年は危険行為は自重するようにルールブックに書いておかないと……あとでクレーム一杯来るんだろうなぁ……)
さやか「後ろ!?」キラリーン
杏子「見えてるって!」ヒュ
二組女1「あんたねぇ!やってることが滅茶苦茶なのよ!」ブン!
杏子「はん!ナマこいてんじゃねえよ」パン!
二組女1「どんだけマジなのよ!」
杏子「あんたたちがどんなつもりだか知らないが……」
杏子「こちとら最初っから戦争のつもりでやってんだよ!!」
ほむら(杏子……)
仁美「一旦距離を取って!」
ほむら「向き直るわよ!」
さやか「正面衝突上等ッ!ラフプレイもお任せってやつ?」
あやか「純 あやか!」
杏子「佐倉 杏子!」
あやか「目標を駆逐する!」
杏子「未来を切り開く!」
さやか(楽しそうだなぁ杏子)
二組女3(正面衝突して勝てるわけないじゃん、馬鹿じゃないの)
ほむら(見かけないと思ったら騎馬の右側やってたのね……)
738: 2013/11/27(水) 08:30:55.81 ID:mTyGdVcv0
中沢「正面からの殴り合いか!野郎ども!佐倉さんを全力で応援しろぉッ!!」
「「「おー!!」」」
恭介「あれこの競技の目的って……」
杏子「もらったぁああ!!」ガシィ!
あやか「まだよ!たが顔面を掴まれただけ――」
杏子「あんたみたいのが見てて一番イライラするんだ」ギュゥゥゥ
二組女3(あ、これ完全にコメカミ捕まってるわ)
あやか「いっ……つ!!」
二組女3「飛び降りちまえよめんどくさい」
あやか「嫌だ!」
二組女3「じゃあ好きにして」
杏子「いつもいつも人の陰で煽るだけで!」
あやか「うるさい!!」
杏子「女王様のサポートがなけりゃ、所詮この程度かよ!!」ギリギリ
あやか「そうよ、これで精一杯!けどあんたは道連れにしてやる!!」ガシッ
杏子「上等だこの野郎!」バッ
さやか「ちょ杏子!飛び降りちゃ……」
ほむら(違う!落とされた!)
ずざぁぁぁぁぁあああ!!
中沢「決まったぁ!!佐倉さんの紅葉下し!!」
まどか「ひぃぃぃ!!」ガタガタ
えりか「保険委員早く!!」
まどか「あわわわわ!!」タタタタタ
杏子(掴まれた腕に痣が出来てる……)
二組女3(ま、あやにしては頑張った方か)
あやか「きゅ~……」バタン!
かえで「顔面がえらいことになっとるがな……」
アナウンス『ただいまの点数は 赤組134点 白組136点です。続いて騎馬戦男子の部を開始します』
745: 2013/12/03(火) 03:57:26.58 ID:cx1x2fHM0
まどか「赤組男子ー!!ファイトォォォォッッ!!!」
中沢「勝つぞ!」
「「「おー!」」」
さやか「しっかりー!!」
恭介「ありがとうさやか」
ほむら「頑張ってぇぇ!!」
男子「暁美さんぐう可愛ぁ……」
男子「普段からは想像出来ない見事な(><)の破壊力の高さよ……」
杏子「気合が足んねえぞ野郎ども!!」
中沢「佐倉さんが来た!全員耳を傾けろぉ!!」
「「「押忍!!」」」
さやか「なんだこれ」
746: 2013/12/03(火) 04:02:38.02 ID:cx1x2fHM0
杏子「ぶっ倒れるときは前のめりだ!漢なら背中見せんじゃねぇぞッ!!誰かの為に強くなれッ!!」
「「「押ッ忍!!」」」
杏子「女もそうだ!!見てるだけじゃ始まらない!!」
つぼみ「はい!!」
えりか「全力で応援するっしゅ!!」
まどか「フルスロットルでGO!GO!!」ピョンピョン
杏子「右拳を突き上げろッ!!――ベンセレーモスッ!!!」グッ
「「「 ベ ン セ レ ー モ ス !!!」」」
まどか「ベンセレーモォスッッ!!!」グッ
ほむら「べ、ベンセレーモス!」グゥ
つぼみ「ベンセレーモス!!」
えりか「ベンセレーモス!!」
QB「訳が分からないよ」
さやか「杏子が男子にもてすぎてカリスマがヤバい」
仁美「新興宗教の域だわ……」
さやか「まあ皆楽しそうだから万事良しだ!」
仁美「私もそう思います!」
http://www.youtube.com/watch?v=Ujb-ZeX7Mo8
和子(あ~ウルトラソウル聞くと体育祭って気分になるわ……)
まどか「ウルトラソウッ!!!」
アナウンス『ただいまの点数は 赤組134点 白組156点です。次はプログラム6番、クラス対抗リレーです』
さやか「男子弱っ!?」
747: 2013/12/03(火) 04:08:50.23 ID:cx1x2fHM0
ほむら「来たわね、全生徒参加のクラス対抗リレー」
さやか「もう点差とか以前に後輩に負けたくない」
まどか「今年は大丈夫!絶対に負けないよ!!」メラメラ
さやか「超燃えてる……」
仁美「なにはともあれベンセレーモス、ですわ」
杏子「ほんとはあいつらぶら下げてねえんじゃねえの」
仁美「開幕から凸して3騎も倒した中沢くんは褒めて差し上げましょう?」
詢子「来た!初手にまどか来た!これは勝つ!!」
知久「どうだろうね」
ゆうか「ん?初手まどかなの?」
まどか「ウェヒヒヒ!」
ゆうか「あー短距離10秒台は伊達じゃないわけね」
まどか「それ言わないでよ!速くなったもん!」
ゆうか「何秒?」
まどか「2週間前の体育で最後に測った時は10,2!!」
ゆうか「安定の二桁じゃん……楽勝の未来しか見えないんだけど」
中沢「トランザムは使うなよ」
まどか「了解、トランザム!」
ゆうか(舐められてる?)
748: 2013/12/03(火) 04:09:51.83 ID:cx1x2fHM0
QB「やれやれ、折角まどかがヒントを与えたにも関わらず自分の価値観でしか物事を語らないなんて」
さやか『なんかイラッときた』
QB「好奇心を持ってるにも関わらず自分の体の仕組みすら知ろうとしない」
杏子『そーいう知識満載のJCって絶対なんかやばいって』
QB「これはもう愚かとしか言いようがないよね!」
織莉子『そういう愚かな人からしか契約を取れない奴が言うと説得力のあることあること』
QB「だって効率が良いじゃないか」
マミ『たまにはマスケット銃の特訓でもしようかしら?』
QB「頼むから僕を的に使うのはやめてくれ、八つ当たりにしたってあんまりじゃないか」
キリカ『言動に気を付ければ大丈夫だよ』
QB「キュップイ……」
ほむら「でも、不利なことに変わりは無い……」
杏子「言ったろ?奇跡を見せてやるって」
さやか「まー一位は怪しいところだけどね」
ほむら「ほむ?」
749: 2013/12/03(火) 04:13:29.51 ID:cx1x2fHM0
アナウンス『それでは位置について……よーい――』
ゆうか(まあまどか相手じゃ心配することも無いだろうし……)
まどか「最初からフルスロットル!!V-MAX 起動!!」
ゆうか「はあ?何言って」
タァーンッ!!
二組女3「あのバカ、揺さぶられやがった」
ゆうか(小癪な!けどその足で逃げ切れる?)
まどか(私は――負けない!!)
マミ「凄いわ鹿目さん!初っ端からトップに躍り出た!」●REC
ゆま「頑張れー!」フリフリ
QB「だから彼女達は愚かなんだよね」
QB「筋肉痛の時のタイムなんか参考になる訳ないじゃないか」
QB「今のまどかなら50m9秒前半を狙えるよ」
ほむら「最初は12秒近かったのに……」
さやか「さあ、今のあたしらにできることはたった一つ!」
ほむら「分かってる!まどかぁッ!!行けぇぇぇえええッ!!!」
750: 2013/12/03(火) 04:16:41.89 ID:cx1x2fHM0
QB「とは言え、まどかは体格から言って体力の絶対値が低い短距離型の選手」
QB「体が軽い分すぐに最高速へ到達するけどトラック半周を全速キープは無理だろう」
QB「同じ短距離型でもさやかとは逆の走り型だからね」
杏子「だからそれくらいは――」
ほむら「まどかなら気合でなんとかする!!」
QB「訳が分からないよ」
えりか「来た来た来た来た!トップで来た!さやか!!」
さやか(もう少し……もう少し引付けて……今だ!)ダッ
QB「加速が速すぎる!それじゃまどかが追い付けない!」
ほむら「追い付くに決まってる!!」
QB「理屈が通( ほむら「まどかぁぁっ!!」
二組女3(あの顔……)
二組女3「かえで!三歩右ずれろ!」
かえで「はあ?そんなこt二組女3「さっさとしろ!しまいにゃ蹴り飛ばすぞ!!」
かえで「お……おう」
中沢「先生呼んで来い!鹿目ちゃん、顔がアウトだ」
恭介「女の子に顔がアウトとか言っちゃうのはどうなんだい?」
二組女3(まあ、過剰興奮ってとこだろうが……)
751: 2013/12/03(火) 04:20:42.94 ID:cx1x2fHM0
まどか(もう……息が……続かない……)
さやか「まどか!」
仁美「まどかさん!」
マミ「鹿目さーん!!」
ゆま「まどかお姉ぇちゃーん!!」ピョンピョン!
キリカ「まどかー!!」
織莉子「しっかり!」
まどか(さやかちゃんに追い付かなきゃ!……追い付かなきゃ!!)
まどか(皆の背中を見てるだけなんて、そんな私はもう――嫌だ!!)
ほむら「もうちょっと!!」
まどか「ぐっ――うわあああああ!!!」
杏子「行った!突っ走れさやか!!」
さやか「よっしゃぁ!!」ダッ
QB「まどか、止まったらダメだ!まどか!僕と契約して魔法少女になってよ!」
ほむら「まどか……まどか!?」
葵「敵ながら大した気合いだ、それでこそつぶし甲斐がある!」
二組女3「あの馬鹿……」
ゆうか「うっそ……ハアハア……あたしが……負けるなんて……ゼェゼェ」
752: 2013/12/03(火) 04:28:49.54 ID:cx1x2fHM0
パチパチパチ
詢子「まどか!良くやった!」
知久「おめでとう、まどか」
タツヤ「ねーちゃん!おめでとー!」
仁美「おめでとうございますわ!」
ほむら「おめでとう!」
杏子「おめでとさん!」
ゆま「おめでと!」
マミ「おめでとう、鹿目さん!」
織莉子「おめでとうございます」
キリカ「おめでとう」
さやか「凄いよまどか!一位だよ、おめでとう!!」
まどか「皆ぁ!応援ありがとう!」
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」
まどか「全ての魔法少女たちにおめでとう!」
パチパチパチパチ
QB「やあ、おめでとう」パフパフ
まどか「……気持ち悪い」
QB「訳が分からないよ」
~~
さやか「なんか凄い笑ってる……」
まどか「……ん……ん?」
まどか「…………」
さやか「起きた!」
まどか「えっと……なんだろ?頭が痛くなって、それから……」
まどか「そうだよ!リレー応援しなきゃ!!」ガバッ!
さやか「ストップストップ!」グイグイ
まどか「だってさやかちゃんが走ってるんだよ!?邪魔しないで!!」
さやか「落ち着けって……あたしが誰だか分かる?」ムニ
まどか「はえ?はやははんはひふ」
さやか「よしよし、オフコース……」ムニュムニュ
766: 2013/12/10(火) 16:45:21.68 ID:oN+0L+cD0
まどか「じゃあ私酸欠で倒れちゃったんだ……」
QB「兆候が無かった訳じゃないよ」
さやか「でも凄かったよ、まどかの走り!なんたってあのまどかが一位でぶっちぎったからね!ゆうかったら凄い顔しちゃってさ」
QB「応援や周囲との会話の際に過度な興奮が見られてたからね、パフォーマンス以上の無茶をした反動さ」
さやか「本当にもう心配した……とりあえず午前中はもう出場しなくていいんだから寝てなよ」
QB「だから急に止まったらダメと言ったのに君ときたら……」
まどか「そうだよ競技は!?……時間はどれくらい経ってるの!?」
QB「感情がない僕もそろそろ泣きそうだよ」
さやか「リレーの順位は3-2、3-1、2-2、2-1、五位と六位は点数入らないから省略……けどごめん、二位になっちゃった……」
まどか「上から白組、赤組、赤組、白組だね……仕方無いよ、計算通りだもん」
さやか「いやでもやっぱ勝ちたかったなぁ……最後なんだし」
まどか「そんなの相手も同じだよ……」
さやか「うん……」
まどか「……」
767: 2013/12/10(火) 16:48:07.23 ID:oN+0L+cD0
さやか「あ!いま男子長距離が始まるところ!点数は赤192点、白220点」
まどか「じゃあ想定より良いくらいなんだね」
さやか「仁美とほむらが長距離頑張ったからね、あとの不確定要素は保護者競技とレクリエーション競技だけ」
まどか「そっか……」
さやか「次の出番は午後の七頭舞までお預けなんだから少し休んでなよ」
まどか「うん、体も怠いし……そうするね」ゴロ
さやか「じゃあ後で、お昼は一緒に食べよう」ガタ
まどか「うん」
さやか「ほらあんたも」ガッシ
QB「ギュブエェェ……」プラプラ
バタン
まどか「…………グスン」
まどか「はあ……」
まどか「……添い寝してってお願いしたら聞いてくれたかな……なんてn 織莉子「添い寝してあげましょうか?」
まどか「おわあああぁぁぁッ!!」ダンッ! ガン!
織莉子「あらあら、ベットの手すりでぶつけるなんて……!」
768: 2013/12/10(火) 16:55:09.32 ID:oN+0L+cD0
まどか「っ~~これ前もやったような……?」ヒリヒリ
織莉子「具合は如何?」クスクス
まどか「すっごく脛が痛いです……」ジンジン
織莉子「靴下の防御力を思い知ったわね」
まどか「あの……お見舞いに来てくれたんですか?」
織莉子「半分当たり、先輩として貴女のお悩みを聞きにきました」
まどか「……」
織莉子「こういう事は遠い人の方が見えるものよ」
まどか「…………今まで考えたこと無かったんです」
織莉子「そう」
まどか「何回もシミュレートして計算し直して、対策を建てて先手を打って小細工もして虚を突いて油断を誘ったりして」
織莉子「皆で練習もしましたね、厳しい鍛錬も」
まどか「さっきのリレー、ちょっとだけ勝てるかもって思いました……でも負けたって聞いた時、凄く胸が痛くなってきて……それで……あの……」
織莉子「はい」
まどか「勝つって事は、相手を負けさせるって事なんですよ……ね?」
織莉子「勝利とは時によって敗北することよりも重いものです」
まどか「……」
織莉子「どうしてそう感じるのでしょう?」
まどか「……分かりません」
織莉子「勝てば分かります」
まどか「え」
769: 2013/12/10(火) 16:56:52.02 ID:oN+0L+cD0
織莉子「この戦いにはゴールがある、だからたどり着くことが出来る……勝っても負けてもたどり着いた先にあるものは同じ」
織莉子「違うのは気持ちだけ」
まどか「……」
織莉子「貴女は周りの人間に大きな変革をもたらしました」
まどか「私……そのせいでほむらちゃんを傷付けました……」
織莉子「引け目を感じなくて良い……彼女が一番大きく成長した証で、それは必要なことよ」
まどか「……」
織莉子「冷たい紅茶、飲む?」トン
まどか「……いただきます」
織莉子「お茶菓子はスコーンで良い?」トポトポ
まどか「へ?」
織莉子「勝負の事なんか忘れてお茶会にしましょう」ゴソゴソ
まどか「あの……?」
織莉子「うん美味しい!私料理の天才?」サクサク
まどか「えっと……」
織莉子「肩の力を抜いて、これは勝つために必要な事……最近甘いもの食べてないでしょ?」ズズー
まどか「そうですけど、なんで……」
織莉子「あのド屑が女の子のストレスを計算に入れた指導を行っていたとは思えないもの」
まどか「あははは……」
織莉子「さて、女の子のお茶会にはお喋りの種……共通の話題が必要ね」コト
まどか(正直電王好きじゃないんだけどなぁ……)
織莉子「例えばそうね……葉月さんの昔話とか」
まどか「! 知ってるんですか?」
織莉子「あの子が白女で目立たないわけ無いでしょ?仮にも女子校よ?」
まどか「すっごい失礼なのは分かってるんですけど……でも」ニコ
おりまど「「ですよねー」」
770: 2013/12/10(火) 16:57:59.63 ID:oN+0L+cD0
~~
まどか「えー……」
織莉子「あら、本当よ?一人称が俺だったから本当に皆が男だと思っていたの」
まどか「確かに名前だけ聞いてから会うとそう思いますけど……それに昔は髪短かったですし」
織莉子「葉月さんのとことはお父様が仕事の関係でお付き合いしていてね、同い年くらいの子が居るって言うから入学前に一度会っていたの」
まどか「それはビックリしますよね」
織莉子「迂闊にもなんでここにいるんだコイツと疑問を抱いたわ」
ガラッ!
さやか「まーどか!ご飯食べよー!……って織莉子さん!?」
織莉子「じゃあ行くわ、頑張ってね」
まどか「はい、ありがとうございました!」
織莉子「貴女の見せ場は私の後でしょ?それまでに休んでおきなさい」
まどか「え?それって……」
織莉子「ちゃお!」
さやか「なんで織莉子さんに見せ場があるんだろ?」
まどか「玉入れかな?」
さやか「さあ……」
~~
ほむら「さて、まどか達とお弁当を食べたいのは山々よ?でも」ファサァ
ほむら「生憎お弁当を持ってくるのを忘れた」ゲンナリ
ほむら「――ので家に帰って取ってきた……」
771: 2013/12/10(火) 17:07:18.64 ID:oN+0L+cD0
まどか「Zzz……」
タツヤ「zzz……」
ほむら「姉弟で仲睦まじくお昼寝中だわ」チラ
さやか「ちょっと止めてよお母さん!まどかとたっくん起きちゃう!」
沙織「ママからの寵愛を受けられぬと申すか!コイツめー!」コチョコチョ
さやか「きゃははっ!ちょっ……ちょっとぉ!」
沙織「あたしの前で他の女の話とは生意気だぞー!」
ほむら「……こういう時位甘えたいでしょう」スタスタ
ほむら(近くにいるから遠く感じる……のよね)
ほむら(…………)
ほむら「今まで何度も泣かせて……ごめんね、沙織さん」
杏子「あ、これか?ゆまが作った玉子焼き」パク
ゆま「うん!」
杏子「前よりずっと上手になったな!旨いぞ」モグモグ
ゆま「えっへん!」
マミ「杏子、髪の毛はどうする?もう整えちゃう?」
杏子「ああ、頼むよ」
マミ「OK!ゆまちゃん、そこの鞄取ってくれる?」
ゆま「これ?」
マミ「そうそう」
ほむら「却下、次」スタスタ
オリオリキリキリ
ほむら「…………つぼみとえりかにでも当たろうかしら」
772: 2013/12/10(火) 17:14:11.81 ID:oN+0L+cD0
「皆ー!サッカーしようぜ!」
えりか「するするー!」
つぼみ「食べたばっかで動いちゃ駄目ですよぅ!」
葵「あたしも!」
えりか「サッカーやるよー!女子集まれー!」
「ここで退いたら女が廃る!」「気合いのレシピ、見せてあげる!」「心のビートはもう……止められないわ!」
ほむら「まあ間違い無くゆっくり食べれないわね」
詢子「見たか和子!うちのまどかが一位だぞ!一位!」バンバン
和子「はいはい、それもう十回聞いたわ」カキカキ
詢子「あたしはもう嬉しくて涙がちょちょ切れんばかりに……」グシャグシャ
和子「ちょっと!書類で顔拭かないで……あっー!この酔っ払い!」
ほむら「……見えなかったことにしよう」
かえで「デラたこ焼けたで!」
あやか「やた!」
ゆうか「つっこんだら負けだよね、知ってたわ」
ママ「細かいこと気にしなや!」
あやか「おいしー!」ハフハフ
ゆうか「あ!そういえばさ……」
ほむら「体育祭でたこ焼きなんて……ああでもあっちでBBQで騒いでる馬鹿も居るし……ああいう奴らの頭上に隕石が降り注いで氏ねば良いのに」
ほむら「……」
ほむら「ほむ、体育館の裏行こう」
ほむら「断じてボッチではないわ」
773: 2013/12/10(火) 17:15:12.09 ID:oN+0L+cD0
~体育館裏~
ほむら「この花壇がいい具合に日陰で座りやすそうね……ん?」
二組女3「……」ペラ
ほむら「……何読んでるの?」
二組女3「ゆるゆり」
ほむら「……そう」
二組女3(邪道だとしてもあたしは京あかが捗るなぁ……)
ほむら「そういう漫画も読むのね」
二組女3「あたしの部屋にもあったろうに」
ほむら「私が興味ないから……」ストン
二組女3「あ、そう」ペラ
ほむら「……」
二組女3「……」
なんでわざわざ隣に座ったんだろう?
会いたくない……はずなのに
何故だかこの場がそんなに悪くないような気がして――
774: 2013/12/10(火) 17:16:24.37 ID:oN+0L+cD0
二組女3「あ、そういや良かったな」ポイ
ほむら「ちょっと、スマホを投げないで!」パシ
二組女3「あたしのだから良いの」
ほむら(電車……復旧したんだ!そうだ)ゴソゴソ
ほむら「メール……あった!」ツイッ
二組女3「……」
ほむら(こっちに着くのは……8時過ぎね)
ほむら「……」ジー
二組女3「何人の顔見てんだ頃すぞ」
ほむら「真面目に考え事してたの」パカ
二組女3「飯今から?大丈夫かよ午後の競技……あ、負け確だからどうでも良いのか」
ほむら「勝手に負けさせないで頂戴」
二組女3「はいはい頑張れ」
ほむら ホムホム
二組女3「緑黄色野菜はよ」
ほむら「あんなの面倒なだけよ」モグモグ
二組女3「つーかそれでご飯足りんの?」
ほむら「私の体は燃費が良いの」モシャモシャ
二組女3「胸が足りないって訴えてっけど」
ほむら「うるさい」フー…パタン
二組女3「…………あの……さ」
ほむら「何?」
二組女3「余り物つーか残り物っつーか……」ドン
ほむら(重箱出てきた)
二組女3「……別に食べたければ……だけど」
ほむら「いただくわ」バカァ
775: 2013/12/10(火) 17:17:20.83 ID:oN+0L+cD0
ガツガツ モシャモシャ ホムホム
二組女3(すげえがっついてる)
ほむら(よく考えたらまともに食事するのって久しぶりね……それよりこの弁当美味しい!)
二組女3「……」
ほむら「唐揚げに串焼きにエビフライに出汁巻き玉子におにぎり……全部美味しいわ!!」
二組女3「ああそう……」
ほむら「ソース無い?」
二組女3「タルタルソースあるけど」
ほむら「ありがとう」グニュゥ
二組女3「……お前引きこもってる間食事してた?」
ほむら「一応してたわ」バクバク
二組女3「そうは見えないんですが」
ほむら「この串焼きとか、まるで焼きたてみたいにお肉が柔らかくて……」モグモグ
ほむら「……」ゴックン
ほむら「ねえ、貴女の家族はどこにいるの?」
二組女3「はあ?関係ねえだろ」
ほむら「良いから」
二組女3「登り棒の手前でBBQしてる馬鹿な集団あるだろ?」
ほむら「神だわあの集団!やはり脂の乗った豚肉は焼きたてに限るもの」ガブッ
776: 2013/12/10(火) 17:18:23.55 ID:oN+0L+cD0
二組女3「ミッション系中学出身の設定どこ行った」
ほむら「禄に通ってもない学校の設定とか教育理念とかどうでもいいわ、それこそ豚喰らえよ」
二組女3「そのギャグ良いな、今度使おう」
ほむら「大体……モグモグ一人暮らしで……ゴクゴク豚肉抜きとか……ムシャムシャキツいでしょう?」
二組女3「喋るか食うかどっちかにしろ」
ほむら「パクパクホムホム」
二組女3「そう来たか」
ほむら「江戸っ子は粋を重んじるのよ」ガツガツ
二組女3「ああ重んじてるな、米にして九十粒位だ」
ほむら「そこが粋なのよ」モシャモシュ
二組女3「……」ヒョイ パク
ほむら「あ、からあげ!」
二組女3「美味しい……」
ほむら「だから美味しいって言ってるでしょう、醤油とニンニクで味付けするのって結構手間なのよ?」
二組女3「それは知らんけど」パクパク
ほむら「ちょ」
二組女3「もう一回腹減ってきた」ヒョイヒョイ
ほむら(やはり食べるのが早い……けど!)
ほむら「……っていうかせめて手を拭いてから食べなさい」
二組女3「そんなんで体調崩すほどヤワな鍛え方してない」モグモグ
ほむら「玉子焼きが……!」
ほむら(この場に無いのは情けだけ、そう言う事ね!なら私は……もう、誰にも頼らない)
777: 2013/12/10(火) 17:19:34.21 ID:oN+0L+cD0
二組女3「食うの遅すぎ」
ほむら「ごちそうさま、誤解無きようにいっておくけど貴女が早すぎるのよ」
二組女3「はいはい、牛乳飲む?」ポイ
ほむら「ありがとう、けど投げないで」
ほむら(あの鞄、どんだけ入ってるんだろう……)
ほむら「……」
二組女3「……」チゥー
ほむら「ねえ、なぞなぞやらない?」
二組女3「はあ?あんだよ藪からスティックに」
ほむら「暇つぶしよ」
二組女3「べつに良いけどさ」
ほむら「えっと……あるところに普通の女の子が居ました」
二組女3「ああ」
ほむら「ある日女の子は彼氏を両親に紹介するため晩御飯へ招きました」
二組女3「おう」
ほむら「その日お母さんが出したデザートはどれでしょう?」
二組女3「乳製品」
ほむら「……」
二組女3「……」
ほむら「せめて最後まで言わせて欲しい……」ウル
二組女3「当たりかよ」
ほむら「ほむぅ……」
778: 2013/12/10(火) 17:20:32.97 ID:oN+0L+cD0
二組女3「ふーん……じゃあ今度はあたしからね」
ほむら「え?」
二組女3「なんだよ」
ほむら「いや、貴女にネタとしてストックがあるとは思わなかったから……」
二組女3「馬鹿かお前は、即席で考えたよ」
ほむら「本当に無駄に頭が良いのね」
二組女3「どっかの誰かと違ってな」
ほむら「いいわ、来なさい」
二組女3「解けなかったら一つ、あたしの質問に何でも答えろよ」
二組女3(普通に聞けない自分を呪う)
ほむら「……まあ良いでしょう」
二組女3「うーん……ある日お寿司屋でまどか寿司を食べていました」
ほむら「ええ」
二組女3「食べ終わりました」
ほむら「ほむ」
二組女3「食後のココアを飲んでいます」
ほむら「?」
二組女3「貴女は一瞬目を離しました」
ほむら「うん」
二組女3「まどかが何者かに殺されました」
ほむら「ちょ」
二組女3「氏に際のダイイングメッセージとして自分の飲み物と醤油の間を指差していました」
ほむら「……」
二組女3「犯人は誰でしょう?」
ほむら「え」
二組女3「一番、純 あやか」
ほむら「……」
二組女3「二番、夏希 ゆうか」
ほむら「……」
二組女3「三番、このあたし」
ほむら「三番」
二組女3「四番、菊月 葵」
ほむら「三番」
二組女3「理由は?」
ほむら「乙女の勘」
二組女3「正解」
ほむら「待って、真面目に考えるから」
二組女3「フィールで分からないなら解けないと思うけどね」
ほむら(即席で作ったクイズならそんなに捻った問題には出来ないはず……!)
779: 2013/12/10(火) 17:21:23.81 ID:oN+0L+cD0
かえで「おお葉月!ここにおったか!」
ゆうか「あれ?都民と一緒?」
二組女3「ああ、つけ回すんだよこいつ」
あやか「マナーの良いガンダマーさんなんでしょ?」
二組女3「つーかお前何?厨二病?」
ほむら(たしかに顔の左半分が包帯でグルグル巻きになってるせいでそう見えなくもないわ……)
あやか「笑ってるけどこれすんごい痛いんだからね」
ゆうか「そうそう、あたしたこ焼き作ったの!食べてよあゆ!」
二組女3「……」
ほむら(立ち去るべきかしら……ね)スク
かえで「なんやつれない事せんと、うちらのたこ焼き食べてきや!」ガッシ
ほむら「いや、私は……」
ゆうか「何?なんか食べれない理由でもある訳?」ムスゥ
ほむら「そういうわけじゃ……」
あやか「こういう所で付き合っておかないとイメージ悪いよ~?」
ほむら「ほむぅ……」
ゆうか「ほれほれほれ食べろ~!」グイグイ
二組女3「ゆう」パッ
ゆうか「あ!たこ焼き――もがっ!」ズボッ
二組女3「まずお前が食べろ」グッ
780: 2013/12/10(火) 17:22:24.81 ID:oN+0L+cD0
ゆうか「ん~!ん~ッ!」ジタバタ
二組女3「咀嚼しろ、何もなければ食ってやる」ギュウウウ
ゆうか「~~ッ!!」バシバシ
二組女3「いつになく抵抗するじゃん?」
あやか「今だよゆう!あゆの手のひらをペロペロするチャーンス!」
かえで「変Oか!」ポカッ
あやか「えへっ!」
ほむら(成る程、肩甲骨に手首を持っていくのがコツなのね……)
二組女3「ついでに親指で手首の血管を抑えておくのも大事なことだから」
ほむら「へえ……じゃなくて!様子が変よ!」
あやか「え?」
かえで「確かに……夏希顔色悪うないか?」
ゆうか「かは……ぐぅ……っ!」ゼェゼェ
二組女3「おいおいそんな致命傷を負わせたつもりは……」
二組女3(いや、顔色が悪い……?)
二組女3「おいあや!このたこ焼きに何入れたんだ!」ガッ
あやか「あぐ……ゆ、ゆうのお父さんが持ってきたお土産のソース……すっごい辛いって聞いたから……!」
かえで「これやこれ」ゴソゴソ
ほむら「それ、ブレアの午前2時じゃない!?」
かえで「有名なん?」
ほむら「……量はどれくらい入れたの?」
あやか「えっと……」
かえで「2,5の小さじで半分くらいや……このたこ焼き一個に、やけど」
あやか「どうしたら……」
ほむら「スコヴィル値は約九十万、希釈して辛さを軽減するには……」
ほむら「取り込んだ量に対して九十万倍の砂糖水を飲ませれば……いい」
781: 2013/12/10(火) 17:23:16.30 ID:oN+0L+cD0
二組女3「ちっ!」ブン
あやか「キャッ!」ドサ
二組女3「主成分はカプサイシンか?」
ほむら「ええ」
二組女3「よし立て」グイ
ゆうか「ぐ……っう!」
かえで「って白目むいとるやん!?」
二組女3「あたしが誰かは分かるな?」
ゆうか「ハアハア……」コク
二組女3「全部吐き出させるぞ、抵抗するなよ」グッ
ゆうか「――うっ!」
ほむら「先生を呼んでくるわ」
かえで「待ちぃ!うちも行く!」
あやか「あ、あたしも……!」
ほむら「貴女はお水を持ってきて……冷たくないやつ、出来るなら人肌程度のぬるま湯を」
あやか「う、うん!」
ほむら「私の水筒、中身を全部捨てていいから使って」
かえで「とにかく急ぐで!」
782: 2013/12/10(火) 17:24:36.21 ID:oN+0L+cD0
ほむら(結局救急車で運ばれてしまった……夏希さんも当分喋るのは無理でしょうね、喉が焼けている)
ほむら(葉月さんが吐き出させたのは正解だったわ、胃が爛れずに済んだようだし)
ほむら「それにしてもどこであんな技覚えてくるの……」ボソ
まどか「どうしたのほむらちゃん?」
ほむら「なんでもないわ、まどか」
まどか「そう?応援合戦凄かったね!」
ほむら「大迫力だったね」
まどか「それより次はレクリエーション競技のコスプレ借り物競争だね!」
ほむら「うん、精一杯応援しよう」
仁美「仮装競技は毎年必ずありますわ」
まどか「去年のコスプレ障害物競争はね……」
ほむら「一体何が?」
仁美「3年生の金髪の先輩がけしからんことに……」
まどか「あれは水風船の罠だったね……」
ほむら「巴マミ……」
マミ「へっくち!」
ゆま「大丈夫?」
アナウンス『それではこれよりレクリエーション競技を開始いたします
今年の競技は生徒たちが主体となって企画、運営し、保護者の皆様にも楽しんでいただけるように進めてまいりました
どうぞ、日ごろの生徒の頑張りをご覧ください』
793: 2013/12/17(火) 03:38:22.57 ID:yzBxseLd0
杏子「はーい!みなさんこんにちはー!!今回のレクリエーションの司会担当、佐倉杏子でーす!!」キラキラ
ほむら「ほむぅっ!?」
まど仁「可愛いー!!」
ワァアアア!!
「天使か?」「女神か?」「俺たちは一体何を見ているというんだ……!!」
杏子「キラッ☆」ポーズ!
「ぐっはぁあ!?」ブシュウウウウ
「誰か!?誰か救急車を!!」
「鼻血で失血氏なんて……本望かもしれないがこれはあんまりだ!!」
ほむら『……それなんてコスプレ?ツインテールでガンマン?』
杏子『ワイルドウエストキッド……』
まどか(ああ、さやかちゃんのコスプレね)
ほむら『……恥ずかしくない?』
杏子『うっせえ!!恥ずかしいんだから何も言うなぁあ!!!』
794: 2013/12/17(火) 03:40:39.09 ID:yzBxseLd0
マミ「そう、いってしまうの……芸人の理に導かれて」●REC
ゆま「ちゃんと撮ってる?」
マミ「当たり前じゃない!もう可愛くて可愛くて!」
織莉子「まあまあ落ち着いて、紅茶のむ?」ス
マミ「ありがとう……うん、落ち着いた」ゴクゴク
キリカ「良かったよ」
杏子「それじゃあルールを説明しまーす!!」
杏子「選手はスタートラインから一斉にスタートして、ゴールに置いてある紙を取ります」
杏子「その紙には点数と、点数を得るための条件が書いてあります!」
杏子「選手はその条件を満たす人、あるいは物を探してこなければなりません!」
杏子「また、それとは別にボーナス枠を設けてあります!」
杏子「これはこちらで条件を満たしていることを確認したうえで改めて出すボーナス得点です、出来ないから点数を得られ
ないってことはありません!」
マミ「杏子が!杏子が輝いてる!!杏子ー!!きょう……バタン!
ゆま「興奮のあまりこの人も倒れた!?」
織莉子「何かあったら危ないしカメラは仕舞っておきましょうか」カチャカチャ
キリカ「そうだね、仕舞っておこうか」
ゆま「あ、うんお願いします」
キリカ「ちゃんとマミのそばに居てくれよ?」ポンポン
織莉子「私たちはちょっと行ってくるから」
ゆま「?」
795: 2013/12/17(火) 03:49:40.11 ID:yzBxseLd0
杏子「制限時間は15分!女子がスタートした1分後に男子がスタート!」
杏子「つ・ま・り!男子は14分ってこと!それまでに集まった点数の高いほうに――なんと!50点も入ります!!」
杏子「今が211対253!ここで逆転して盛り上げろよ赤組!!」
杏子「それでは――選手の紹介でーす!!」バッ
ワアアアア!!「可愛い!」「こんなに可愛い子が女の子なわけがない!」
杏子「まずは1年1組から、葉月 護!凛々しい柔道着での登場だ!!」
まもる「あははは……」
杏子「姉ちゃんとは違って素直そうだな」ボソ
ほむら(葉月さんの弟ね)
キリカ「本当にやるのかい?」
織莉子「ええ……それよりもキリカは良いの?私一人で十分だし、何よりここは……」
キリカ「水臭いこと言うなよ!私と織莉子の仲だろう?」
織莉子「……そうよね」
キリカ「さあ」ス
織莉子「ショータイムよ」ヘンシン!
杏子「続いて3年1組から期待の芸人、中沢!長ランにサラシに木刀!喧嘩でもしに行くのかお前はー!?」
中沢「月はいつもそこにある!!」ビシッ
杏子「すげえ……背中に我道直進って書いてある……」
中沢「これ早乙m 和子「 中 沢 君 ! ! 」
詢子「まだ持ってたのかよwwwクッソww」バンバン!
知久「笑いすぎだよママ」
沙織「いやww待ってwずるいこれはwww」
知久「はあ……」
796: 2013/12/17(火) 03:54:34.61 ID:yzBxseLd0
杏子「さあ聞かなかったことにして次です次!ねえ、早乙女先生!」
和子「あとで覚えてらっしゃい!!」
詢子「もっと言え杏子ちゃーん!!」
和子「シャラーップ!!」
杏子「なんだか先生たちが集まって早乙女先生を遠目に見ながらヒソヒソ話をしていますが、ここは鮮やかにスルーしてまいりましょう!」
杏子「さあお待ちかね!!見滝原中学に舞い降りたヴァルキュリア!スリムなボディにナイスなライン!純白のビキニに慈愛の翼と狂気の笑顔を携えたこの美少女は……そう!美樹 さやかー!!」
さやか「長ぁぁぁいッ!!」
杏子「天使コスの水着です!見てこの曲線美!」
さやか「ちょっと杏子……///」
杏子「はいポーズポーズ!しっかりサービスして!」
杏子(激写頼むぜマミ!)
杏子「いいじゃん減るもんじゃないんだからさ!」
さやか「恥ずかしいわぁッ!!」カアアア///
まどか(もうテンション上がりすぎて自分でも訳分かんないんだよね!分かるよ、杏子ちゃん……)
杏子「はいはい!お次は3年2組から、いつでもうるさいとにかくうるさい、それでもちゃっかり気が利きます、縁の下から支えてます!夏希 ゆうか!」
二組女3「……」
さやか(黒布レオタードに耳と羽と尻尾で悪魔かぁ……ビキニタイプの天使水着で良かった……て、あれ?)
杏子「……さん……は?」
女生徒「佐倉先輩!カクカクシカジカですって」ボソボソ
杏子「なーる……3年2組!夏希選手に代りまして葉月選手!文武両道、武道精通、喧嘩上等、絶対暴政の女王様がまさかの参戦だぁーッ!!」
ワアアアア!!
797: 2013/12/17(火) 03:57:15.34 ID:yzBxseLd0
かえで「夏希の無念晴らせやー!!」
ほむら「いやあれ自爆……」
あやか「しっかりー!!」
葵「あれなんで?……ま、いっか!」
二組女3「別にアピールしなくて良いから」
杏子「なんだよ恥ずかしがるなって!」
和子「いいから次、行きなさい」
杏子「お、おう……それじゃあ気を取り直して」
織莉子「……」
キリカ「怖いのかい?」
織莉子「ええ……キリカは?」
キリカ「巨人の肩に乗れば巨人より遠くが見える、そんな諺がある」
織莉子「見える?」
キリカ「多分ね」
織莉子「じゃあ大丈夫ね、きっと」
キリカ「そう言うこと」
杏子「最後に審査員はこの人、現1年1組担任担当科目は体育!通称「コーチ」こと太田 幸一郎先生です!」
太田「よろしくお願いします」
杏子「そいじゃあ女子のみなさん……位置について!!よーい……スタートォッ!!」
タァーンッ!
798: 2013/12/17(火) 03:58:42.25 ID:yzBxseLd0
杏子「速い!速い!速いぞさやか!ビーチサンダルでどうやったらそんなスピードがでるんだ!?ダントツだぁ!!」
和子「こら!偏った実況しない!」
杏子「はーい!」
まどか(楽しそうだなぁ)
ほむら(こんな声が出るのね彼女……)
さやか「着いた!カードは……」
杏子「さあ最初にカードを取るのは……やっぱりさやかだぁ!選ぶカードは勿論一枚しかない最高得点のカード、5点のカードでしょう!」
さやか「これだ!お題は……」
カード「包丁、ハサミ、カッター、ナイフ、ドス、キリ」
さやか「見つかるかぁッ!!」バシンッ!!
799: 2013/12/17(火) 04:01:16.72 ID:yzBxseLd0
杏子「落ち着けってさやか!必ず条件を満たす方法はあるんだ!諦めんな!!」
和子「佐倉さん!!」
杏子「さあさあさあ!続いてくるのは期待の超絶万能生徒会長相田選手!プリティでキュアキュアなコスチュームに身を包んでいます!」
「お題は……二卵生双生児?楽勝!」タッタッタ
杏子「流石生徒会長、いかにも楽勝って空気です!これはもう赤組勝ち確か?」
和子「 だ か ら !」
杏子「おっとここで緊急参戦を果たした白組のルシファー、あーゆゆ☆が」
二組女3「てめぇぶちのめすぞクソが」
杏子「そんなマジに怒るなよ!――今からお題をクリアして見せますと言わんばかりに歩いて客席に向かっております!」
二組女3「姫名」
姫名「仰せのままに」ザッ
二組女3「いやまだ何も言ってないんだけど……」
杏子「あー!それずりぃって!」
和子「さーくらさん!!」
杏子「ちっくしょう!野郎ども!スタートだ、用意しとけ!」
中沢達「「「イエス、マム!!」」」
杏子「負けたら承知しねえぞ!分かってんだろうな!?」
中沢達「「「はっ!!」」」
杏子「今こそ、我ら赤組の勝利の為に!!」ドンッ!
杏子「 心 臓 を 捧 げ よ ッ ! ! 」
中沢達「「「イエス!ユア・マジェスティッ!!」」」ザッ!
まもる「これやらなきゃ駄目ですか!?」
ほむら「白組まで赤組に心臓を捧げるの!?」
まどか(すごい……完全に魅了してる……)
仁美(素質が在るだけに惜しまれる!)
えりか「なんだあのモテ度」
800: 2013/12/17(火) 04:03:17.39 ID:yzBxseLd0
知久(実況あれで良いのかな?)
さやか「あ!知久さん!」タッタッタ
知久「さやかちゃん!可愛い水着だね、天使のコスチュームかな?」
さやか「あ、いやそんな……えへへ///」テレテレ
知久「ほら写真撮るよ、笑って?」
沙織「いぇーい!」ピース!
さやか「ってお母さん!?」
パシャッ
沙織「さあどうしたのかな愛しき我が娘よ」
さやか「あ、そうだ!知久さんなら持ってるかと思って!」
知久「借り物かい?何が必要かな?」
沙織「ママに頼ってくれても良いんだよ?」
さやか「えっと……包丁とハサミとカッターとナイフとドスとキリです!」
知久「いや……ちょっと、それは……」
沙織「……ギャグでしょ?」
さやか「いやちょっとこれ見てよ」
詢子「zzz……」
知久「うーん……ごめんねさやかちゃん、力になってあげられそうもないよ……」
さやか「あ、いやあたしの方こそ無理言ってごめんなさい!ほかの人に聞いて回ってみますから!」タッタッタ
沙織「ちょっと和子を問い詰めてくる」
知久「落ち着いて沙織さん……」
知久(でもそんなのを持ってこいなんてあり得るのかな……)
白組女子(ウサギコス)「あの、すいません……」
801: 2013/12/17(火) 04:06:16.46 ID:yzBxseLd0
杏子「野郎どもぉッ!位置に付きやがれぇ!!」
野郎共「「「オッス!!」」」
杏子「よーい……スタート!」
タァーンッ!!
杏子「おーっと!3年2組田島選手遅いぞ!やはり剣道着は厳しいか!?ザマァナイゼ!!」
杏子「そして最初にカードを取るのは……」
中沢「取った!5点のカード!!」ズザァァァッ!
杏子「良くやった中沢!」
和子「佐倉さん!」
中沢「お題は……ほう?」ピラ
杏子「なんだよ急にこっち来て」
中沢「コーチ、質問がある」
太田「なんだ」
中沢「カードに戦隊の名乗りを完璧にこなせるもの……とある」
太田「ああ」
中沢「俺がやっても構わないんだな?」
太田「面白い……やって見せろ」
杏子「なん……だと……」
ほむら(あまりの超展開に実況が置いて行かれた……)
中沢「佐倉さん、ボーナス条件は?」
杏子「あ……えっと……」ガサゴソ
杏子「ボーナス条件は……1997年以前の戦隊であること……満たせばさらに一点追加です!」
中沢「おい」
太田「なんだ」
中沢「良いのか?俺はダイレンジャーをやるぜ?」バサァ
杏子「何故長ランを脱いだ、てか上半身の筋肉すげえな」
太田「はーっはっはっは!!いいだろう……俺を満足させてみろぉ!!」
中沢「やあってやるぜ!!」
802: 2013/12/17(火) 04:07:23.39 ID:yzBxseLd0
まどか「そんな!?」ガタッ!
えりか「座れ落ち着け」
まどか「ダイレンジャーなんてやったら氏んじゃうよぅ!?」ウズウズ
えりか「またぶっ倒れてもあたししらないかんねー」
ほむら「そ、そんなにすごいの?」
まどか「だってこうだよ?気力転身!オーラチェンジャー!!」バッ!
えりか「ストップ!まどっちストップ!!」
ほむら「ほむ……」
まどか「リュウレンジャー!」バッ シュババッ!
まどか「天火星!亮!!」ザッ! ビシッ
ほむら「凄い……」パチパチ
まどか「シシレンジャー!」タ タ シュシュ
まどか「天幻星!大五!!」ヒュン!ビシッ!シャシャッ
えりか「なんとかしちくり仁美」
仁美「次でしょうね」
まどか「テンマレンジャー!」ビッビッ シュバ グギィッ!!
まどか「ぐはぁ☆」バタッ
ほむら「まどかぁーっ!?」
仁美「どうせここだと思っていましたわ」
803: 2013/12/17(火) 04:31:01.28 ID:yzBxseLd0
中沢「天に輝く五つ星!五星戦隊――ダイレンジャー!!」ビシィッ!!
杏子「やべぇ……未見のあたしにもすげえって分かる……」
太田「素晴らしい……赤組に6点だ」
杏子「やったぜ中沢!」
中沢「勝利の栄光を君に!」キュピーン
二組女3「盛り上がってるとこ悪いんだけど次」
杏子「ん?なんだ女王様か、お題は……自転車一台!点数は2!ってあんたサボるなよ」
二組女3「だって別に出たくなかったし」
杏子「えーっとボーナス条件は……ぷっwこの旗を付けたチャリで校庭一周ww」
中沢「我見滝原最強ナリ……ってすげえな、葉月にぴったりじゃん」
二組女3「……パス」
杏子「なんだつれない事言うなよ!これだけで2点も入るんだぜ?」
二組女3「うるさい」
杏子「あーゆゆ!」
二組女3「……」
杏子「あんたの芸人魂でさ!」
二組女3「……(ボソ」
杏子「ん?何?」
804: 2013/12/17(火) 04:35:19.91 ID:yzBxseLd0
二組女3「うっせえな!!チャリ乗れないんだよッ!!!」
杏子「ブフー!!www」
二組女3「ふんっ!!」プイ
杏子「うwwそwwだwwろwww!!」バンバン
中沢「やべえwww意外とか通り越してこれはヤバいwww」ドンドン!!
和子「さぁくうらさああん?」ユラァ
杏子「さあいきなりwグッww6対2で赤組大幅リード!!wwクッソwwwハライテェww!」
中沢「チャリ乗れないとかwww金持ち次元違いすぎるだろwww」
白組男子「あのーすいません……査定をお願いします」
つぼみ「あわわわわ白組が続々と集まっていきますぅ」
えりか「追い詰められて本気だしたー?」
まどか「 」チーン
仁美「やりきっても無いのに燃え尽きて真っ白ですわ……」
ほむら「まどかぁ!!」ユサユサ
仁美「その揺さぶりが結構痛いのだと思いますわ」
まもる「あのー……すいません、暁美ほむら先輩はいらっしゃいますか?」
まどか「呼んでるよほむらちゃん」ムクッ
ほむら「……へ?」
えりか「今どっちに疑問持ったのさ」
まもる「自分は1年1組の葉月 衛です!暁美先輩にお願いがあるんです!」
ほむら「えっと……はい」モジモジ
つぼえり仁(((人見知りかわええ……)))
805: 2013/12/17(火) 04:36:56.33 ID:yzBxseLd0
まもる「今から付き合ってもらえませんか?」
ほむら「 」ボン!
まどか「 」
つぼみ「 」
えりか「 」
仁美(男性CPとか需要無いんですが)
ほむら「いやそのえっと……あのくぁwせdrftgyふじこl――ごめんなさい!!!」タタタタタ
まもる「へ?」
まどか「いいなぁ……」
えりか「これあれかー、お姉ちゃんから聞いてるうちに惚れたとかのパターンか……」
つぼみ「何やってるんですか!早く追って下さい!!」
まもる「え?あの?」
つぼみ「戦場(いくさば)において躊躇うことは許されません!!防人となる覚悟を決めたのなら、お行きなさい!!」
まもる「あの……」
つぼみ「早く!!」
まもる「はいィッ!!」タッタッタッタ
まどか「やっぱりほむらちゃんもそっち側なんだね……」
えりか「どんまいまどっち!」ポン
つぼみ「そのうちいいことありますよ!」ポン
仁美「今日のほむらさんは可愛いですからね、仕方ないです」ポン
まどか「むううう……私もモテたい!」プクゥ
まもる「待ってください!暁美せんぱーい!!」
ほむら「気持ちは嬉しいのだけど!!ごめんなさい!」
まもる「話を聞いて下さいってぇ!!」
まもる(ってか足クソはえぇ!!)
ほむら「いやあああああ!!」
織莉子「そおい」ヒョコ
ガッ
ほむら「え?」
ほむら(足を引っかけられ……え?)
キリカ「ちょっとだけ速度低下!」ギュウウン
まもる「まじかよおおおおおお!!!」バッ
806: 2013/12/17(火) 04:38:13.91 ID:yzBxseLd0
ズザアアアアアア!! ドムッ!
まもる「ぐふぇ!!」
ほむら「ごごごごめんなさい!!!」アタフタ
まもる「おうふ……」
織莉子「思い出しなさい」
ほむら「織莉子さん……!」
織莉子「正しいとは、どうやって書くのかを……」スタスタ
ほむら「!」
まもる「暁美先輩怪我は……」
ほむら「……ええ、大丈夫」ムク パンパン
まもる「それであの……カードのお題なんですけど……」
ほむら「え?」
キリカ「ちょっと強引だったんじゃないの?」
織莉子「演出が足りないくらいだわ……そろそろね」
さやか「あ!織莉子さんにキリカさん……ってなんで変身してるんですか?」
織莉子「仮装して出た方が面白いと思わない?」
さやか「うーん……でも確かにウェディングドレスとタキシードに見えますね!」
キリカ「で?どうしたんだい?」
さやか「あ!実はですね……」
807: 2013/12/17(火) 04:49:37.67 ID:yzBxseLd0
杏子「それじゃあイントロクイズ!行ってみよー!」
沙織「フムフムフム……」
杏子「はいここまで!さあ曲名は!?」
沙織「エスケープ、アニメじゃない、ダンバイン飛ぶ、無敵超人ザンボット3」
杏子「ぱねぇ……」
沙織「いえーい!!」
白組女子(ウサギコス)「ありがとうございました!」
沙織「ふっふーん!それよりそのモフモフした体を抱かせろー!」ダキッ
白組女子(ウサギコス)「あ!そんなくすぐったいです!」
杏子「さあ現時点で点差は11対17!なんで白組逆転してるんだぁ?」
まもる「審査お願いしまーす!」
ほむら「……」
杏子「おういいぜー……ってなんでほむら?」
まもる「カードのお題は変わった名前の人、2点です!」
杏子「なーる!はい、マイクに向かって自己紹介をお願いしまーす!」ヒョイ
ほむら「あ……暁美 ほむりゃ
ほむら「……暁美 ほむらです」カアアアアアア///
太田「素晴らしい……赤組に2点だ」
まどか「噛んだ」
仁美「噛みまみたってやつですわ」
和子「暁美さん……!」ウルウル
杏子「さあてボーナス点は……一発芸!クリアすれば2点入ります!」
ほむら「む……無理よお!」
杏子「そんなこと言わずやれって!あんたがやらずにどうすんの?ん?」
808: 2013/12/17(火) 04:52:27.20 ID:yzBxseLd0
二組女3「無理無理」
まもる「姉ちゃん、意地悪言わないでくれよ」
二組女3「もっと挑発しないと」
杏子「はあ?なんじゃそりゃ?」
ほむら(挑発されたって出来ないわよ……でも、私が逃げたら……幸いネタはあるのよね、前の週のさやかに仕込まれたやつが)
ほむら「私……!」
二組女3「ねえ暁美さん?どうせ出来ないもんね?」
ほむら「……」
二組女3「お前なんだかさぁ……」
ほむら「何?」
二組女3「文房具とか武器にして戦いそうな顔だよな」
ほむら「まもる君」
まもる「あ、はい」
ほむら「バットとボール持ってきてもらえる?」
杏子「乗せられんのかよ!?」
ほむら「譲れない一線はあるのよ、それに……」
ほむら(逃げるわけには行かない……これは私と彼女の戦いでもあるから)
まもる「持ってきました……あの?」
ほむら「ありがとう」
ほむら(そう、私は焔……その名の通り燃え上がって見せる!!)
ほむら「もう、何も怖くない!!」
杏子「一発頼むぜほむら!」
ほむら「私のバットが光って唸る!」ピカアアア!!
杏子(どノーマルに魔法使い出した!?)
ほむら「勝利を掴めと、輝き叫ぶ!!」グゥゥ!!
まどか「ほむら……ちゃん」
グワッキイン!! キラッ!
杏子「?えっと……どこら辺が一発芸?」
ほむら「これが本当の、暁美 ほーむらン!」ドン!
809: 2013/12/17(火) 05:20:45.28 ID:yzBxseLd0
二組女3「え」
まもる「ちょ」
沙織「なんつーパワーヒッティング……」
杏子「ちょっとwwぶひひひっ!!wwそれ反則www!!」
二組女3「くwwぶふっww」
中沢「レベル高杉wwww」
ほむら「 」カアアアアアアアア///
二組女3「顔面wwトランザムwwww」
まもる「あの……えと!」
杏子「これは残る!黒歴史として完璧に残るwww!!」
和子「えっと……」
太田「素晴らしい……赤組にボーナスの二点を与えよう」
沙織「アンコールアンコール!アンコール!」
ほむら「えぇッ!!??」
「アンコール!」「アンコール!」「アンコール!」
杏子「駄目だwwマジ腹痛いwww!!」ドンドン!!
ほむら「っ!!」
二組女3「やっべぇってwwwセンス有りすぎwww」
ほむら「うう……」チラッ
まどか「くゅフフフフフwwww!」
仁美「www」ポロポロ
ほむら「うぅ……」ジワァ
あっはははははは!!あーはははははは!!
810: 2013/12/17(火) 05:24:02.95 ID:yzBxseLd0
織莉子「ほむらさん」
ほむら「織莉子さん!」
キリカ「織莉子が褒めるよ?」
織莉子「おりこうさん!」
ほむら「ぬうううううううううう!!!!」ダダダダダ
さやか「ぎゃははははwww!!ごめんねほむら!馬鹿にしてるわけじゃwwwぐはは!!」
キリカ「あーあ行っちゃった!」
織莉子「行っちゃいましたね!」
杏子「いやww待てwww今の笑いの神が降臨してたってwwwやべええwwwww」
キリカ「じゃあ始めちゃおっかな!よいしょっ!」ドスン!
さやか「痛ッ!ドサッ いきなりなにs(キリカ「バイブレーション・ネイル!」ヴィイイイイ!!
さやか「なッ!!?」ゾクゥ
杏子「はあ!?」
「何だ何だ!?アトラクションか?」「今年はやる気が違うなあ……楽しませてくれるぜ!」
沙織「おっと!お姉さんは引っ込んでたほうがいいかな?」
織莉子「そうですね、保護者の方には申し訳ないのですがこれからレクリエーションを始めますので!」
沙織「はいはい!楽しみにしてるよさやか!」
さやか「え?あ……」
織莉子『動くな』
キリカ『さもないと……このままさやかの首を撥ね飛ばすよ?』
杏子「はあ?あんたら何言って……」
キリカ「この青い宝石なーんだ?」キラリン
さやか「な!?」
織莉子「全員騒ぐな、大人しくしていなさい」
中沢「どういうことだおい……」
キリカ『今のさやかは痛覚遮断もテレパシーも使えないただの女の子だよ?』
杏子「わっけわかんねえ……が」ス
織莉子『戦ったとして……守りきれますか?ここにいる人々を?美樹 さやかを』
杏子「っ!」
二組女3「美国 織莉子……これはどういうことだ」
織莉子「どういうことでしょうね?」
811: 2013/12/17(火) 05:37:43.68 ID:yzBxseLd0
太田「久しいな、呉キリカよ」
キリカ「お久しぶりです、コーチ……今は邪魔しないでいただきたい」
太田「変わったのだな」
キリカ「変わりました、大切な人が出来たから」
太田「そうか……そこまでする価値のあるものなのか」
キリカ「はい」
さやか「ぐう……!」ギリギリ
まどか(何?何が起きてるの?……冗談だよね?)
仁美「今年はあんなレクリエーションもやるんですね」
えりか「なんか盛り上がってきたねー!!」
まどか(マミさんは?なんで?こんな……)
織莉子「最初の要求です、マイクをこちらへ」
杏子「本気……なのか?」
織莉子「マイクをこちらへ、投げてよこしなさい」
杏子「っ!!」ブン
織莉子「ふふふ」パシ
812: 2013/12/17(火) 05:41:35.85 ID:yzBxseLd0
トントン
織莉子「ただいまマイクのテスト中、ただいまマイクのテスト中」
和子「こ、こんなの台本に無かったわよ!?」
「でもあの子は去年卒業した呉 キリカです!」
和子「でもうちの子が!!」
織莉子「抵抗は無意味です、たった今よりこの放送は私とキリカが――」
織莉子「占拠しました!!」
まどか「そんな」ガタッ!
仁美「なんだか様子が?」
えりか「変……だよね?」
つぼみ「一体……?」
あやか「ちょっとこれ何事?」
葵「なんか聞いてる?」
ザワザワ
織莉子「皆様には大切な人はいますか?」
ザワザワ ガヤガヤ
織莉子「自分を傷つけてでも残したいものはありますか?」
二組女3「何言ってやがる……」
織莉子「自身の残酷さに目を向けたことがありますか?」
まどか「……!」
まどか(私を……見た!?)
織莉子「優しすぎるあの子の分まで……私が戦う!」
キリカ「いいや私達が、だ!」
~女子トイレ~
ほむら「うぐ……ヒック……なんであんなことしちゃったんだろ……舞い上がってたのかな、私……」
ほむら「もうちょっと……ここで泣いてよう……」
~客席~
マミ「zzz」
ゆま「zzz……へへ!」
820: 2013/12/24(火) 06:46:27.63 ID:vtRx6qIg0
二組女3「おい、美国織莉子!ふざ( ピシッ」
杏子「……デコピン?」
二組女3「……」
織莉子「実力差はハッキリしましたね、引っ込んでいただけます?」
ドン!
二組女3「っ……」ヨロ
中沢(至近距離で急所に向けて構えてからワンアクション要するデコピンをされるっていうのは、つまり相手に対し完全に隙を取られたって事になる……)
二組女3「そりゃどうも!」バッ!
織莉子「あら、ビーチサンダルを飛ばすなんて下品ね」パン
二組女3「牽制ってやつだよ!」ダッ!
杏子「無茶だ、よせ!!……ってなんつー速さだ!?」
中沢「裸足になったことで本来の駆動が出来るようになったんだ!葉月は元々柔術だから!」
杏子「お、おう……でも無理だろ」
821: 2013/12/24(火) 06:47:38.61 ID:vtRx6qIg0
織莉子「右で鼻狙いのジャブ」パンッ
二組女3(弾かれた!?なら!)グッ
織莉子「左手で氏角から腹へフック……そして」パシッ
二組女3「捕まったか……離すなよ?」ガシッ グルンッ!
杏子「織莉子の手首を捕まえ返した!」
中沢「あれはスコーピオンテイル!?」
織莉子「はい残念、逆さ吊りですね」ガッシ
二組女3「んな!?」
中沢「足首を掴んで吊すなんて……アニメ以外であんなのありえるのかよ!?」
織莉子「杏子さんパス!」ブンッ!
杏子「……っざけやがって!!」バシィッ!! バッ!
二組女3「……」
キリカ「ん?」ヴィィィン
さやか「う……っ!」
杏子「――くっそ!!てめえら何が目的だ!?」
織莉子「……」
杏子「答えろよ!!」
キリカ「…………」
杏子「おい!!」
織莉子「時間ね」
杏子「ふざけてんなよ!!」
キリカ「はあ?」ヴィィィン
さやか「……」
杏子「~~っ!!」
822: 2013/12/24(火) 06:49:07.02 ID:vtRx6qIg0
織莉子「このiPodをスピーカーに繋げなさい」ヒュン
織莉子『あと笑顔を作る用意です』
杏子「……はあ?」パシッ
キリカ「口答え?」
杏子「やるよ……やるから……出来たよ、それで?」
織莉子「そのまま再生を押しなさい……さて……コーチ、とお呼びしてもよろしくて?」
太田「なんだ?」
織莉子「意味を持つのは後です、この会場にいる全てのものに告げます!!」
まどか「……」
仁美「……」
えりか「……」
つぼみ「……」
和子「……」
知久「……」
詢子「くっそー!勝手にシコってろってんだばーか!……ムニャムニャ……zzz」
織莉子「すぅ~……」
織莉子「私の歌を聴けぇッ!!」
キリカ「待ってましたぁッ!!!」
杏子「 」
中沢「 」
二組女3「 」
さやか(割と重いしどいてくんないかなキリカさん……)モゾモゾ
まどか「え?」
仁美「は?」
えりか「ひゃい?」
つぼみ「彼女もまた、サヨナラの翼に魅入られた者だというのですか……?
823: 2013/12/24(火) 06:50:58.37 ID:vtRx6qIg0
織莉子「チェーンソー内蔵 左手のマイク!」
まどか「訳分かんないよね……」
織莉子「血で繋がれ 変えれ概念!」
杏子「どういう事だおい……」
織莉子「破り破り破り破り破り破り 轟音!」
ゆま「ん?……私寝ちゃってた?」
マミ「zzz」
ゆま「 」
キリカ「破り破り破り破り破り破り 轟音!」
仁美「本当の気持ちと向き合えあますか?」
つぼえり「「無理です」」
織莉子「包丁はさみ!包丁はさみ!包丁はさみより俺のが刃物!」
恭介(良い歌声だ……女声でありながら重厚感がある、何より思い切りが違うね、彼女の歌からは微塵の迷いも感じられない)
織莉子「はさみ!包丁はさみ!包丁・はさみ・カッター・ナイフ・ドス・キリッ!!」
知久「一体何が起きてるというんだ……」
タツヤ「包丁はっさみぃ!」
織莉子「犯罪の上の愛 ひっそりとお前の前!」
二組女3「なにこれ……」
杏子「さすがにあたしが聞きたい……」
沙織「今年は突っ走るね~」
和子「待って私これ知らない」
沙織「え?」
和子「え?」
太田「構わん、続けろ」
女生徒「はい」
和子「え?」
824: 2013/12/24(火) 06:52:34.27 ID:vtRx6qIg0
織莉子「包丁はさみ!包丁はさみ!包丁はさみ!包丁はさみぃ~!!」
織莉子「包丁はさみ!包丁はさみ!包丁はさみより俺のが刃物!」
織莉子「はさみぃ!包丁はさみッ!包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ!!」
キリカ「いえい!!」
恭介「素晴らしい歌声だった!」パチパチ
えりか「え……いや確かに歌はすごかったけど……」パチパチ
かえで「むっちゃ好きやで!こういう演出!」パチパチ
葵「なんだか魂を揺さぶられる歌だったよ!」パチパチ
まどか「こんなの絶対、おかしいよ」
ゆま「訳が分からないよ」
マミ「ん~……zz」
パチパチパチパチ!!ワー!ワー!スゲー、なんだ今の!
織莉子「ありがとうございました!ありがとうございました!!」フリフリ
「あの子可愛くね?」「美人だよな」「写真撮った!」
キリカ「コーチ!これでさやかのカードは条件達成だよね!」
太田「ああ間違いない」
キリカ「ボーナスは?」
杏子「……」
キリカ「杏子?」
杏子「……同一アーティストの曲名を三つ、1点追加」
織莉子「ぶっいき返す、チューチューラブリームニムニムラムラ プリンプリンボロンヌルルレロレロ、ロックンロールチェーンソー」
杏子「はい、赤組に6点入りまーす」
キリカ「ところでコーチ」
太田「なんだ?」
キリカ「時間ですよね?」ニコッ!
二組女3「!?」
白組男子「 」
白組女子「 」
杏子『悪魔の末裔かッ!?』
825: 2013/12/24(火) 06:54:44.32 ID:vtRx6qIg0
太田「いかにも……全員ここまでだぁッ!撤収!!」
キリカ「撃って良いのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ!」
織莉子「勝利とは掴み取るものなのです!」
織莉子『分かりましたか鹿目 まどか!』
まどか「え、あはい」
仁美「?」
二組女3「ってちょっと待てよ!お前ら黙って帰れると」
キリカ「ああ爪の話?あのねぇこんなピカピカ光ってるだけのプラスチックの爪で人が切れる訳ないだろう、友達じゃない人は実に馬鹿だなぁ」ペチペチ
二組女3「……」
杏さや(酷すぎる嘘だ……)
キリカ「それでは皆さん!!」バッ!
織莉子「ちゃお!」ピュー!
杏子「こほん……えー……そんなわけで!レクリエーション競技は赤組大勝利です!!ここにきて赤組大逆転です!!」
さやか「ずっと踏まれてて痛かったなって」
キリカ『あ、それと杏子』
杏子『なんだよ』
織莉子『あとでグリーフシード分けてください……』ズモモモ
キリカ『濁りがマッハ』ズモモモ
杏子『あんたらバカだろ』
ほむら「ふう、ようやく気持ちが落ち着いてきたわ」スタスタ
826: 2013/12/24(火) 06:57:38.61 ID:vtRx6qIg0
アナウンス『次はプログラム12番、保護者競技の玉入れです』
マミ「レクリエーション競技は何故か途中で眠ってしまっていたけど、ここでやらなきゃ私の魅せ場が来ないもの!全力で行くわよゆま!」
ゆま「うん」
キリカ(同じクラスのマミにあんなもの見られていたら)
織莉子(濁り激しすぎてもう魔女ってたでしょうね)
ゆま(喋ったら怒られるんだろうなって)
マミ「それじゃあゆま、玉入れのコツは?」
ゆま「ボールを固めて纏めていっぺんに一杯投げること、でしょ」
マミ「その通り!」
ゆま「大丈夫!マミお姉ちゃんにバンバンボール渡すからね!」
マミ「ええ!左手は添えるだけ!」
詢子「うっし!行くぞ赤組!」パン!
「「「おー!」」」
アナウンス『それではよーい……スタート!』
タァーンッ!
ワーワー!
杏子「122、123、124……ラスト!125!」
アナウンス『赤組125個、白組77個、です』
さやか「赤組強っ!?」
マミ『当然よ、私が本気を出したのだから!』
マミ(いっぱい練習したのは秘密だけど)
ほむら「……なんだか空気が変よ、どうしたのみんな?」
まどか「いろいろあったんだ」
さやか「いろいろね」
ほむら「ほむ?」
827: 2013/12/24(火) 07:00:03.69 ID:vtRx6qIg0
ほむら(ついに来たわね、七頭舞……)
杏子「ま、気楽に行こうぜ」
ほむら「……ええ」
あやか「あーついに一回も満足に通せず本番とかマジ不安だわー」
ほむら「……」
杏子『乱されるなよ』
ほむら「……ええ」
二組女3「……あのさ」
ほむら「何かしら」
二組女3「まさかあたしが何の意味もなくワルツ踊ってやったとか思ってないよね」
ほむら「ええ大丈夫、意味も解ってるつもり……けど」
二組女3「下手だったら罵声も浴びせるし無様だったら笑いもする、けど一生懸命やったことは馬鹿にしてないつもりだよ、4番バッター」
ほむら「……最後で台無しだわ」
ほむら「けど……そうね、どうせ笑われるくらいなら開き直るのはありよね」
杏子「はあ?」
ほむら「貴女の教えてくれたワルツ、無駄じゃないわ」
二組女3「そりゃ良かったよ」
あやか「あたし置いてけぼりとかね」
マミ「始まるわ……七頭舞が」
キリカ「私の教育は完璧さ!」
織莉子「あとは彼女が気付くだけ……祈りましょう」
マミ「二人とも顔が赤いけど……病気か何か?」
ゆま「頭の病気は治らないと思うの」
828: 2013/12/24(火) 07:02:58.72 ID:vtRx6qIg0
~~
ほむら(個人技の武器取りは出来る、問題はここから)
ほむら(大丈夫!ホームランを言えた私に不可能なんて無い)
ほむら(何より私は……!)
ほむら「――ダンツコツコツコダンツコダン!」
杏子(府庁を口にしだした!?)
ほむら「ダガスコツットウツ!あ、そーれ!」
杏子(おいいいい!!さやかがガン見してんぞぉおおお!!)
ほむら(そうよ!杏子をこっちに引きずり込めばずれたりしない!恥じらいなんてさっき捨てた!!)
杏子「おいほむら……」
ほむら「集中しなさい!次、決闘よ!」
杏子「は、はい!」
ほむら(私がワルツを踊れたのは何故?彼女がリズムを踏んでリードしてくれたからよ!それと同じこと!!)
杏子(逆らえない……どういうことだおい!)
ゆま「杏子!かっこいいよー!」
マミ「暁美さんが!暁美さんがミスってないわ!!」●REC
キリカ「だから完璧っていったろう!」
織莉子「あらあら、昨日まで散々心配してたくせに」
キリカ「私は最初から信じていたからね!本当だよ!」
マミ「良い!二人とも凄く良いわ!」●REC
ゆま「杏子ー!」
杏子「ほむら」
ほむら「……ごめんなさい、貴女にまで恥ずかしい思いをさせて」
杏子「ふふっ!あんた、あんな熱くなれるんだなって思ったらちょっとおかしくてさ」
さやか「以外っていうかなんて言うか……うん、あたしが知ってるほむらだなって」
ほむら「……どういう意味よ!」
まどか(あっちはなんだか楽しそうでちょっと羨ましいなって)
829: 2013/12/24(火) 07:09:25.82 ID:vtRx6qIg0
アナウンス『次はプログラム14番、女子障害物競走です』
ほむら「……」
まどか「いよいよだね、ここが私の正念場《みせば》なんだ!」
ほむら「ええ……」
まどか「不安?」
ほむら「正直に言うとね」
まどか「今2年まで終わって、赤組293点、白組284点だよね?」
QB「そうだね、その計算であってるよ」
ほむら「だけど何故点数が表示されなくなったのかしら?」
QB「盛り上がるため、じゃないかな」
まどか「それでこの後を考えると大縄跳びで大体5点差が赤組に加算されるんだ、一生懸命練習したからね!」
ほむら(大縄跳びはクラス対抗、1位30点、2位20点、3位15点、4位10点……)
ほむら「そうね、楽観視しないなら5点差が良いところかもしれない」
まどか「でも多分だけど、男子が障害物で20点負けると思うの」
830: 2013/12/24(火) 07:12:03.49 ID:vtRx6qIg0
QB「出場メンバーのタイムを見比べれたら、だけどね」
ほむら「ひどい話ね」
まどか「私が試算したときよりもずっといい点数差なんだよ?」
ほむら(個人競技は1位4点、2位3点、3位2点、4位1点、……出場者10人で5組、その中で加点20点を今から弾き出すには……)
ほむら「……オール1、2狙いって事?でもそれって奇跡が起きない限りは……それに……」
まどか「奇跡は起きるよ、何度でも!」
ほむら「……そうよね、私が弱気になっちゃいけない」
ほむら「どうせなら美味しいお肉が食べたいもの」
まどか「うん、織莉子さんが言う勝利ってそういうことだと私も思うの」
ほむら「それとすこしは余裕を作ってあげないと男子が負け越しかねないものね」
ほむら(何より私の相手が……)
まどか「まずは私とえりかちゃんがビシッと1、2取ってくるよ!……だから」
ほむら「頑張って!」
まどか「うん!頑張る!」
アナウンス『3年生第一レース 第一コース、鹿目まどか 第二コース、来海えりか 第三コース、純あやか 第四コース、夏希選手に変わりまして赤羽かえで選手です』
ほむら(こんな形だとしても、私は彼女と初めて戦う……)
837: 2013/12/29(日) 05:09:52.15 ID:DDKFJE9b0
こんばんは
再開……出来ますように!
再開……出来ますように!
841: 2013/12/29(日) 05:14:08.41 ID:DDKFJE9b0
詢子「まどかー!!」
タツヤ「ねーちゃん、包丁はっさみー!」
知久「変な言葉覚えちゃったなぁ……」
スピーカー「サールティーローヤリー♪」
杏さやほむ(どうやって音源を確保したんだ……)
恭介「素晴らしいBGMだ、是非アレンジにチャレンジしてみたくなるね」
アナウンス『位置について、よーい……』
タァーンッ!!
あやか「お先!」
かえで「ま、ゆっくりせいやチビ共!」
えりか「 」イラッ
まどか「 」カチン
ほむら「足の速さ的にはやはり負けてるのね……」
仁美「お二人とも!しっかりー!!」
843: 2013/12/29(日) 05:16:20.97 ID:DDKFJE9b0
~第一関門、麻袋~
あやか「意外と……疲れるねこれ!!」ピョンピョン
かえで「後ろのお二人さんはもっと疲れるんやで!一歩一歩が小さいしの!」
えりか「 」ピクピク
まどか「 」ビキビキ
~第二関門、網潜り~
あやか「ふぇぇ腕が疲れるよう!」ホフクゼンシン
かえで「チビはこう言うのが楽でええのう」ガバッ
えりか「網、持ち上げてくれて!」ダッダッダ
まどか「ありがとう!!」バッ
ズザァァァッ!!
かえで「あぶな!?」
あやか「網を持ち上げた一瞬を狙ってヘッドスライディングなんて!!」
あやか(リレーの時も思ったけど、まどかの足かなり速くなってる!?)
えりか「ここまでばっち!」
まどか「うん!」スポスポ ポイッ
ほむら「靴を脱いだ?なんで?」
杏子「まあ見てなって、練習してたんだから」
ほむら(っていうか靴下脱いでたのね……今日のまどかは踝だったから気付かなかったわ……)
~第三関門、マット登り~
まどか「お願い!」
えりか「よし来い!」バッ
ドンッ!
えりか「ケペッ!」
ほむら「踏み台にした!」
まどか「えりかちゃん!」グ
えりか「いよっしゃあ!!」ガシ
かえで「引きあげよった!あんなちっさい体のどこに筋肉付けとんねん!?」
えりか「海より広いあたしの心も」プッツン
まどか「ここが我慢の限界だよね」ブチイッ
845: 2013/12/29(日) 05:18:07.70 ID:DDKFJE9b0
かえで「よっしゃ!うちもはよ登らな!」ガシッ
まどか「まどえり――」クル
えりか「インパクトッ!!」ドスゥ
ドンッ!
かえで「ぐへあっ!?」バタッ
あやか「ちょ」
杏子「一番上のマットに回し蹴りしてかえでをたたき落としやがった……」
えりか「ごめんねー足引っかかっちゃったー(棒」
まどか「わざとじゃないんだよーほんとだよーうぇひひひー(暗黒微笑」
(((絶対わざとだ……)))
あやか「あんたの無念はあたしが晴らすよかえで!」
かえで「たのんだで純……ガクッ……ってなんでやねん!はよ追わな!」ガバッ
杏子「あいつって馬鹿だよな」
ほむら「コメントしかねるわ」
杏子「ほーむr」
ほむら「黙りなさい」ムギュ
杏子「もがもが」
二組女3(……ありだな)
~第四関門、平均台~
えりか「信号黄色!」ス
まどか「二人で走れば」ギュ
まどえり「怖くない!!」
ほむら「駆け抜けた!?」
QB「手を繋いでお互いを引っ張り合うんだ、それだけでバランスを保つ必要が無くなるからね」
杏子「そう言うこと、練習のかいがあったってやつさ!」
二組女3(……成る程ね)
847: 2013/12/29(日) 05:20:23.96 ID:DDKFJE9b0
~第五関門、玉入れ~
ほむら「玉入れはまとめて投げるのが必勝法よね?」
QB「他にも有るよ」
えりか「まどっち!」ガンッ
ほむら(篭を蹴り倒した……)
まどか「えりかちゃん!」ポイッ
えりか「おっけい!」ポイッ
まどか「よいしょ!」ガタン
かえで「そんなんありかい!?」
まどか「ありだもーん!」
えりか「ルールブック百回読んでこーい!」
和子(来年から明記しとかなきゃ……)ズツウガ…
QB「玉を入れたらクリア……としか書いてなかったからね、むしろ投げ入れたら駄目とすら僕は思ったけど?」
杏子「敵にいたらいの一でぶっ頃すよなこういうやつ!」バシンバシン
ほむら「良くやった、でもイラつたわ」ギュリギュリ
QB「訳が分からないよ」
~最終関門、マシュマロ探し~
QB「マシュマロの数が多いときはは適当に山を張ってすくっちゃったほうが効率がいよね」
まどか「おりゃー!」ズボォッ
マミ「躊躇うことなく顔から行ったわ!?」
キリカ「正気じゃないよ!」
おりゆま((辛さが解らない……))
まどか(小麦粉で目が開けられないよ!?)ガポッ
さやか「まどかー!こっち!!」
まどか(声!あっち!)
えりか「手出して!行くよ!」
まどか「はんくふ!」ギュッ
えりか(なんつったのか解んない……)
まどか「 」カポッ
まどか「ありがとう!」
えりか「あ、マシュマロ2個取ってる」
まどか「ティヒヒヒ!本当に何も考えずにやったから……ハシャいじゃって!」
849: 2013/12/29(日) 05:23:57.12 ID:DDKFJE9b0
パチパチパチ
詢子「まどか!良くやった!」
知久「おめでとう、まどか!」
タツヤ「ねーちゃん!おめでとー!」
仁美「おめでとうございますわ!」
ほむら「おめでとう!」
杏子「おめでとさん」
ゆま「おめでと!」
マミ「おめでとう、鹿目さん!」
織莉子「おめでとうございます」
キリカ「おめでとう」
さやか「凄いよまどか!ワンツーフィニッシュだよ!おめでとう!!」
えりか「やったねまどっち!!」
まどか「皆ぁ!応援ありがとう!」
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」
パチパチパチパチ
QB「や(まどか「気持ち悪い」
QB「喋る間もくれないなんて……」
まどか「さっきやったもん」
QB「訳が分からないよ」
さやか「じゃあ……いこっか」
まどか「ううぇぇぇ……吐きそう……」
マミ「あれがきついのよね」
キリカ「あれで毎年何人が吐いてることか……」
ゆま「そんなに?」
マミ「ゆま、小麦粉を侮ってはいけないのよ」
キリカ「息は詰まるし味は酷いし水を含むとなかなか落ちないし固まるとこびりつくで最低だよあれは、正しく鬼畜の所業だね」
ゆま「ふーん」
キリカ「あんまり理解してないね君」
ゆま「うん」
詢子「一位キター!!」バンバン
沙織「ヤッタヤッター!!」ドンドン
知久「お……落ち着いて」
タツヤ「やったー!!」
詢子「まどか!良くやった!」
知久「おめでとう、まどか!」
タツヤ「ねーちゃん!おめでとー!」
仁美「おめでとうございますわ!」
ほむら「おめでとう!」
杏子「おめでとさん」
ゆま「おめでと!」
マミ「おめでとう、鹿目さん!」
織莉子「おめでとうございます」
キリカ「おめでとう」
さやか「凄いよまどか!ワンツーフィニッシュだよ!おめでとう!!」
えりか「やったねまどっち!!」
まどか「皆ぁ!応援ありがとう!」
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」
パチパチパチパチ
QB「や(まどか「気持ち悪い」
QB「喋る間もくれないなんて……」
まどか「さっきやったもん」
QB「訳が分からないよ」
さやか「じゃあ……いこっか」
まどか「ううぇぇぇ……吐きそう……」
マミ「あれがきついのよね」
キリカ「あれで毎年何人が吐いてることか……」
ゆま「そんなに?」
マミ「ゆま、小麦粉を侮ってはいけないのよ」
キリカ「息は詰まるし味は酷いし水を含むとなかなか落ちないし固まるとこびりつくで最低だよあれは、正しく鬼畜の所業だね」
ゆま「ふーん」
キリカ「あんまり理解してないね君」
ゆま「うん」
詢子「一位キター!!」バンバン
沙織「ヤッタヤッター!!」ドンドン
知久「お……落ち着いて」
タツヤ「やったー!!」
851: 2013/12/29(日) 05:26:17.76 ID:DDKFJE9b0
アナウンス『3年生第二レース 第一コース、菊月 葵 第二コース、佐倉 杏子……
二組女3(まどかが一位を取ったことで赤組が全員調子づいた……ここで削ぎ落とし切る魂胆か)
葵「いい!こういういつの間にか追う側って言う展開もすごくいい!!」
杏子「ここで連勝決めて、勢いでぶっちぎってやるよ!」
ほむら「……」
ゆま『ほむらおねえちゃーん!!』ポーイ
ほむら「何?これって……」パシ
ほむら(ストロボの魔女のグリーフシード……たしかマミに譲ったはず……)
ゆま『使っていいから絶対勝てって!!』
ほむら「……」
《顔向き合って戦った相手と肩を並べてガンダム見たって良いじゃない》
《最後の命令は、もう知っていたのね……!!》
ほむら(そうよね、最後の命令は……)
ほむら『ありがとうございます』キン
マミ『信じなさい、貴女が感じたものを、貴女が成すべきと思ったことを』
ほむら『はい!』
アナウンス『それでは位置について――よーい……』
タアーンッ!!
さやか「流石にストレートは葵が圧勝か……」
まどか「50m5秒台は伊達じゃないよね……」
~第一関門、麻袋~
ほむら(こんなもの!足だけで飛ぶから遅いのよ!)ガバッ ダンダンダン!
杏子「ハンドスプリング!?」
杏子『それ素でやってんの!?』
ほむら「奇跡も魔法も必要ない!」シュタッ タタタタ
葵「凄い!絶対勝つ!」タタタタ
二組女3「心臓病とは」
853: 2013/12/29(日) 05:28:26.20 ID:DDKFJE9b0
~第二関門、網潜り~
ほむら(匍匐前進なんて得意分野よ!)ガバッ
二組女3「おらっ!」ズザァッ!
ほむら「きゃあ!!」
二組女3「お先」トン タタタタ
ほむら「しまった!」
杏子「いつの間に追い付きやがったあいつ!」
さやか「なんであの子あんなに速いの?」
QB「彼女のあれは全体的な筋肉量、筋肉の性質、骨密度、関節の駆動性、クッション、全てが高次元に纏まっているからこそできる動きだ、もはや才能と呼んで差支えないと思うよ」
まどか「起き上る時とか凄い速いもんね」
QB「身体の動かし方をよく知っている、それは菊月 葵の速力や暁美 ほむらの身体能力、佐倉 杏子の技量と執念にも劣らない彼女だけの強みだ」
さやか「杏子……」
まどか「ほむらちゃん……」
~第三関門、マット登り~
二組女3「よっ!」ボフッ
ほむら「たかが180㎝でしょう!」ダンッ
二組女3「は?」
葵「嘘!?背面とびで超えた!?」
杏子「やったぜほむら!」
葵「この!」ガシッ
杏子「わりー手が滑ってマット引っ張ってずらしちまったー(棒」ズリッ
葵「ってのわああ!!」
杏子「おーさーき!」
詢子「いいぞほむらちゃん!!」
沙織「イケイケゴーゴー!!」
知久「いま日本記録が見えたような?」
855: 2013/12/29(日) 05:33:45.26 ID:DDKFJE9b0
~第四関門、平均台~
二組女3(平均台は得意分野だぜっと)トットット
まどか「凄い……平均台の上を走ってる!」
ほむら「はあっ!!」
ダンッ!! スタッ!! タタタ
二組女3「……平均台飛び越すか普通?」
さやか「競争すらしないなんて……」
QB「平均台を越えろとしか書かれてないし、むしろあれが正解だよね」
知久「また日本記録を見たような……」
なぎさ「障害物の平均台は6m、中学女子の日本記録は6m19cmなので十分な助走なしでこの数字を出したほむほむは凄いのです!」
なぎさ「そりゃあ平均台を踏み台にしているのでインチキなのです……でもすごい記録なのです!」
~第五関門、玉入れ~
ほむら(玉入れ……投げ入れろなんて……)
ほむら「誰も言ってない」ガシッ
ヒュ ダァンクッ!!
二組女3「暁美さんってなんで転校してきたんだっけか」パシ
杏子「はいもらい!」バッ
二組女3「は?」
杏子「よっと」ポイッ ポス タッタッタッタ
二組女3「……」
857: 2013/12/29(日) 05:36:17.63 ID:DDKFJE9b0
~最終関門、マシュマロ探し~
ほむら(えりかがつけてくれた机の下の目印を頼りに……)
ほむら「顔ごと行く!!」ズボォッ!
キリカ「漢娘だ……」
マミ「漢娘だわ……」
ほむら(左頬と右のまぶたの上にマシュマロ……急いで足元にチェックして……)ザッザッ
杏子「あの馬鹿、提案しときながら自分でチェックし忘れてるじゃねえか」フー パク ザッ
まどか「やったー!!ほむらちゃんが一位だよ!!」ピョンピョン!
さやか「やったやったー!!」ベッチンベッチン
QB「何故僕は叩かれているんだい?」バシンバシン
二組女3「やれやれやられちゃった!」
葵「面目ない……」
二組女3「良い、全然オッケー」
葵「そうかな……」
二組女3「あたしは出し切ったから、まあいっか……て」
葵「そっか!」
二組女3(んで、残る問題は……)
仁美「全部順調に勝ちましたわ!!」
恭介「あとは任せて!頑張るから!」
仁美「あまり期待してないから頑張ったのですわ」
恭介「うん……頑張るよ」
~~
まどか「弱っ」
仁美「弱すぎますわ……」
ほむら「流石にちょっと……」
えりか「ないわ……」
つぼみ「堪忍袋の緒が切れそうです」
杏子「お話になりません、帰ってください」
恭介「……ごめんね、みんな……」
さやか「どんまい……うん、どんまい!」
恭介「大縄跳び頑張る……うん」
杏子「ミスったら蹴り入れるぞ」
中沢(ミスろうかな……)
859: 2013/12/29(日) 05:39:41.96 ID:DDKFJE9b0
~そして~
ほむら「……これで競技終了ね」
まどか「うん、勝って良かったね」
さやか「体育祭って真面目に点数とか計算してちょっと対策すれば案外サクッと勝てちゃうんだね……」
杏子「嫌な現実を一つ知っちまったぜ……」
仁美「こうして大人になっていくんですね」
まどか「私はありだと思うな」
さやか「あたしも」
杏子「悪くは無いんじゃない?」
ほむら「おおいにありよ」
仁美「あらあら」
和子「皆さん!!ほんっっとうにっ!!よくやりました!!」
杏子「よせよ!これくらい楽勝だって!」
和子「本当にもう屁理屈捏ねて、ルールの揚げ足取るようなことばっかりして!!」
まどか「ティヒヒヒ!」
和子「しかも全部太田先生から許可貰ってたなんて……このあと私がどれだけ親御さんのクレームに悩まされるのかを考えてくれたことがありますか!?」
さやか「あはははは!」
和子「ええ考えたことがないでしょう!そうでしょう!でもそれで良いのです!」
和子「子供とはそうやって伸び伸びと育っていくものなのです!!別にこの後残業するから彼氏とのデートすっぽかさなきゃいけないから怒るとかそんなことは 絶 対 しません!」
ほむら「えっと……ごめんなさい」
和子「私は好きでこの仕事をしているので気にする必要はありません!!彼氏と生徒どっちが大事ってそんなの生徒に決まってます!!」
仁美(先生の結婚は遠そうですわ……)
まどか(先生に良い人が見つかりますように……)
和子「それではこれから眠たくなるほどつまらない閉会式ですが、くれぐれも遊ばないように!いいですか皆さん!ここまできてつまらないことで怒られないこと!」
「「「はーい!」」」
861: 2013/12/29(日) 05:42:17.64 ID:DDKFJE9b0
まどか「っというまに終わったね」
ほむら「ええ」
さやか「あとは……」
杏子「無い胸張って行って来い」
ほむら「……」ポカ
杏子「いてっ!……暴力反対!」
仁美「大丈夫ですわ」
ほむら「みんな、あのね」
仁美「はい?」
ほむら「……その……ありがとう」
仁美「まあ!なんのことやら、ですわ!」
さやか「色々あったけどね」
まどか「全部いい思い出じゃない」
ほむら「うん……少なくとも私はとても楽しかった」
二組女3「あーはいはい、空気ぶった切るようで悪いんだけどさ」
つぼえり((修羅場の人来た!))
かえで(この距離なら流石にばれへんやろ!)コソコソ
葵(やっぱ気になるもんね!)コソコソ
あやか(でもなんでかバレてる気がするんだよね……)コソコソ
さやか「よく一人で乗り込む気になるよねあんた」
ほむら「お互いに約束、果たしましょう」
二組女3「暁美さんの都合が良い日でいいよ、今日って言うんじゃちょっと短すぎるでしょ」
ほむら「今からでいいわ」
えりか(一体どんな無茶ぶりを……)
ほむら「……今月はガンダムAGEのスペシャルエディション、メモリー・オブ・エデンが出るの」
二組女3「予約して来いって?」
ほむら「もうしたわ」
二組女3「は?」
ほむら「……届いたら一緒に見ましょう」
二組女3「いや……え?」
ほむら「だから……その……」
まどか『頑張って!』
さやか「……」
仁美「わくわく!」
杏子『一言言うだけじゃんか!』
ほむら「すぅ~……はぁー……」キリッ
863: 2013/12/29(日) 05:52:42.56 ID:DDKFJE9b0
ほむら「普通に……そう、普通に友達は…………だめ?」
つぼえりあやかえあお(((((え?)))))
二組女3「………………ごめん聞こえなかったもう一回」
杏子「鬼かあんた!?」
二組女3「いや今Ⅴガンダムのビルケナウ並みの不意打ちを喰らった気がする」
キリカ『待ってほむら、じゃああの時のあれ、君は素で言ってたのかい!?』
えりか「異議あり!異議あり!異議しかないって!!」
かえで「せやせや!ツッコミ待ちにしたってあんまりやで!」ガタッ
あやか「そうだよ!」ストッ
葵「色々筋通ってねえぞゴルァッ!」グァッ
ほむら「え?え?」キョトン
さやか「わあ!わあ!みんなちょっと落ち着いて!」
つぼみ「納得いく説明を要求します!!」
まどか「ああちょっと!押さないで!」
ほむら「あっと!えと!な、なんで!?」
仁美「つまり皆さんが言いたいのはこう言うことですわ」
杏子「お前らもう友達じゃなかったの?ってな」
二組女3「それが転じてお前は周りをどう思ってんだバーカ、と」
ほむら「あ……いや、あ……え……だってその……」オロオロ
仁美「あら?私はほむらさんが形から拘る人だってちゃーんと知ってて付き合ってましたし伝えておいたはずですわ」チラッ
二組女3「……一応明言はしておいたんだけどな、一応」プイッ
仁美「貴女の事だから相当分かり辛くしたのが目に見えますわ」クスクス
ほむら「で、でもそういうのって当人同士で気持ちを確かめ合うのが」アセアセ
まどか「ねえほむらちゃん」
ほむら「まどか……」
まどか「私と葉月さん……あゆちゃんって友達だと思う?」
二組女3「氏ね」
ほむら「……うん」
まどか「でもあっちはそう思ってないみたいだよ?」」
ほむら「繋がってるものはあると思うわ……」
まどか「じゃあ皆そうだと思わない?」
ほむら(一度止まって正しい……か)
865: 2013/12/29(日) 05:56:08.44 ID:DDKFJE9b0
二組女3「おいピンク」グイッ
まどか「ボーブとブーブース♪」ボソ
二組女3「……」
まどか「ありがとうね、貴女のおかげで私は間に合ったよ」ニコッ
二組女3「……ん?そう」プイ
あやか「え?じゃあ何?まどか達以外にやたらとツンケンしてたのって照れ隠しだったわけ?」
仁美「ですわ」
葵「うわぁ……驚愕のオチ……」
かえで「まさかの純製コミュ障かいな……」
ほむら「え?あ、あの……ごめんなさい……」オロオロ
つぼみ「しかもド天然……」
さやか「黙ってれば超怖いパーペキ美少女なんだけどねー」
二組女3「メッキを剥がすと色々残念なガノタだもんな、マジで」
まどか「それブーメランだよ」
ほむら『そろそろまた濁りだすわ……』
杏子『とか言いつつ全然濁ってないのをあたしは知ってるからな』
仁美「取り敢えずここは一緒にご飯を食べたらお友達ってことで良いんじゃないでしょうか」
ほむら「……え!で、でもそれって!」アタフタ
さやか「そうだね!それで良いんじゃない!」
まどか「私もそれが良いと思うな!」
えりか「うーん……ま、いっか」
つぼみ「そうですね」
ほむら「あ……あの……!」
二組女3「はい残念次あたしのターン、クイズは解けた?」
ほむら「あ、あっと……降参」
あやか「なんの話?」
二組女3「こっちの話……あの問題、解き方自体は簡単」
二組女3「ココアと醤油の間を指してるんだから、単純にしりとりでココアと醤油の間に入る人が犯人」
ほむら「でもあ、で始まってし、で終わる人なんて居ないし」
二組女3「だから寿司屋ってのがミソ、江戸前寿司で醤油は「むらさき」って呼ぶのさ」
葵「まともな中学生に解けないでしょそれ……」
867: 2013/12/29(日) 05:58:26.71 ID:DDKFJE9b0
ほむら「え?む、で終わる人もいない気が……」
かえで「は」
えりか「え」
あやか「え」
つぼみ「 」
まどか「あっ」
さやか「あぁ~……」
仁美「ブホッwww」
杏子「どういう事だおい……」
ほむら「ほむ?」
二組女3「お前ちょっとあたしの名前をフルネームで言ってごらん」
ほむら「葉月 あゆ」
二組女3「バット持って来い、殴るから」
~~
あゆむ「え?じゃあ何?暁美さんの中のあたしって今まで「二組の女子その3」とかだったわけ?」
ほむら「だ……だってみんなあゆとしか呼ばないし……」
あやか「去年クラス一緒だったのに……」
ほむら「歩、一文字であゆむね……うん覚えた」
あゆむ「……変な名前で悪かったな」
ほむら「そうかしら?」
あゆむ「そりゃ「ほむら」には劣るわな」
ほむら「普通に可愛い名前だと思うけど……」
あゆむ「//……それより罰ゲーム!」
まどか(今ちょっと照れた!)
さやか(男っぽくて嫌って言ってたもんなぁ……)
仁美(初見で可愛いとか言われたの初めてなんでしょうね)
ほむら「どんな質問にも答える……だったわね、破廉恥なのは無しよ、みんないるのだし」
かえで「ちゃっかり保険張っとったんかい」
あやか(何を聞くんだろう?)
あゆむ「所々で出る「ほむ」って何?」
ほむら「…………」
(((究極の質問キター!!!!!)))
869: 2013/12/29(日) 06:02:01.66 ID:DDKFJE9b0
まどか(誰も聞けなかった!)
さやか(聞いちゃいけない気がしてた!)
仁美(そもそもギャグなのか素なのか!?)
ほむら「あの……それは/////////」
杏子『え?素で言ってたの?』
ほむら「あの……ちがっ////」
マミ『私も非常に興味があるわ!』
織莉子『私も』
キリカ『もちろん私も!』
ゆま『私も私も!』
ほむら「あ、だ……だから!」///
あやか「顔面トランザム!なんで!?」
えりか「何々!?あたしの聞き間違いじゃなかったんだあれ!!」
ほむら「とッ……ととととッ友達(前の週のまどかとさやか)にやれって言われて!!脅されて!それでッ!!」ボフンッ///
あゆむ「……あれやっぱ持ちネタだったんだ……」
ホワンホワン
~回想、教室、昼休み~
さやか『ほむらもちょっとは愛想よくしないとなぁ……なんかギャグの一つでもあればいいんだけど……あんた第一印象で絶対誤解されるよ……』
まどか『この前友達から借りた漫画に自分の名前を効果音にしてる子が居たよ!ちょっとその子の名前は忘れちゃったけど、ほむらちゃんならちょうどいいと思うんだ、ほむっ!って』
ほむら『え』
さやか『それいいかも!さん、はい!』パンパン
ほむら『……』
まどか『ダメ……?』ウルウル
ほむら『……』
ほむら『……』
ほむら『……ほむ』ボソッ
まどか『わぁ!』キラキラ パチパチ
さやか『行けてる!』グッド!
まどか『この調子で日常会話に混ぜていこうね!』
ほむら『ちょ』
~終了~
871: 2013/12/29(日) 06:06:37.87 ID:DDKFJE9b0
マミ『そのお友達に感謝ね』
織莉子『ええ』
キリカ『だね』
杏子『だな』
さやか『うん』
ほむら『ど……どうして……ですか?』
マミ『貴女が突然ほむって言いだすから』
織莉子『戦意を無くしたのよ私達』
さやか『突然ほむっとか言いだす子にいつまでも敵意向けれないよ、流石にね』
ほむら(今回最大のイレギュラーって私だったと言うの……)
ほむら「……うぅ……グズ……まどかの……バカァ……ヒッグ……!」
あゆむ「泣き出した……」
まどか「ごごごごごめん!?」
~片付け後~
葵「ん~!まあとにかく、さっ!」ノビ~
かえで「今回の分の伏線は粗方回収したし!」
あやか「色々謎も解けたし……まあ、勝てなかったのは悔しいけどね」
あゆむ「12月の音楽祭で勝てばいいだろ」
葵「ちょっと、天才ギタリスト上条と超絶音感の美樹率いる一組にどう勝つのさ」
かえで「正直言うて今から練習始めてもキツイと思うで」
あやか「そうだよ!今年は一組が……その……」
あゆむ「はぁ……ったく、お前らさぁ」クルッ
あゆむ「オムレツを焼くにはどうすればいいか知ってる?」
~終わり~
873: 2013/12/29(日) 06:08:30.29 ID:DDKFJE9b0
なぎさ「次回予告なのです!」
パラリラピッポッピー
「例えどれだけ自分が傷つくって分かってても」
「目の前で苦しんでる人が居たら、手を差し伸べずにいられない」
「そんな優しさをみんなは馬鹿だって言うかもしれない……でも、さ」
「あたしはね、そんな風に馬鹿正直でお人好しで」
「おちゃらけた正義が本気で実現出来ると思ってる」
「あんたの事が大好きだよ」
「さやか」
杏子「歌を歌おう」
なぎさ「次回、混沌の音楽祭編!」
なぎさ「『戻れない明日』が始まるのです」
ガシッ!
あゆむ「は?」
ほむら「……と、オチもつけて綺麗に終わりたい気持ちは良く分かるわ」
あやか(何言ってるんだろう?)
ほむら「でも生憎そうも行かないの、ちょっと来てあゆむ」ズルズル
あゆむ「な、なんだよほむら!ちょ、ちょっと!?」
タッタッタッタ!!
葵「行っちゃった……」
かえで「ま、まあ時間までまだ結構あるし……な?」
あやか「えぇー……」
あやか(ていうかちゃっかり名前呼び!)
なぎさ「え?まだ少し続くんですか?」
882: 2014/01/05(日) 06:16:14.32 ID:fiJR3Rk70
~ほむホーム~
ほむら「今ちょうど4時半、集合時間は5時半だったわね」
さやか「うん」
まどか「そうだね」
あゆむ「……」
部屋「ごっちゃあ……」
まどさやあゆ(((酷い部屋……)))
ほむら「なんだかんだで私の親が8時位に着くらしいので今のうちに一気に片付けるわ」
ほむら「……それでその……手伝ってくれない?」
まどか「うん、いいよ!」
さやか「ま、しょうがないか!」
あゆむ「だりぃ……」
ほむら「一応言っておくけど貴方奴隷だから拒否権ないわよ」
あゆむ「ったく……」
さやか「あれ?杏子は?」
ほむら「家族とパーティーよ、この後の女子会だって蹴ってたわ」
まどか「そっか……うん、頑張ろう!」
884: 2014/01/05(日) 06:19:29.90 ID:fiJR3Rk70
ほむら「まどかとさやかは布団周り、私はこのテーブル、あゆむは冷蔵庫から」
あゆむ「はいはい」ゴソゴソ
ほむら「テーブルの上弄らないで」
あゆむ「ナチュラルに置いてある水銀装置が非常に気になる」
まどか「水銀装置って何?」ボソ
さやか「分かんない」ボソ
ほむら「爆弾を作るからに決まってるでしょう」
さやか「おい」
あゆむ「大した趣味だ」
まどか(普通そう思うよね)
~~
あゆむ「おいコラ」
ほむら「何?」
あゆむ「冷蔵庫えらいこっちゃじゃねえか、臭いでドッテンこいたわ」
ほむら「やはり今日で正解だったわね、頑張りなさい 奴 隷 」
あゆむ「ゴミ出しはもう終わったよ、洗うから洗剤寄越せって」
ほむら「……ごめんね、ありがとう」
あゆむ「いや別に約束だし、掃除嫌いじゃないし、奴隷だし……ま、まあ良いから!風呂場借りるよ、汚いったらありゃしない」
ほむら「ついでに洗っといて、あとトイレも」
あゆむ「はいはい、仰せのままに」
~~
ほむら「まどか、これコインランドリーに出しておいて」ズシ
まどか「うん、分かった」ヒョイ
さやか「怪力女子しかいないねここ」
ほむら「悪いのだけど今のうちにここの押入れを片しましょう、まどかとあゆむが出てくる前に」ヘンシン
さやか「ん?なんで変身してるの?つーか盾外れるんだ」
ほむら「ここ爆弾の材料を片っ端から投げ込んでたのよ、取り敢えず危険物だけ盾にしまうわ」ガチャ ゴトン
さやか「何その盾がゴミ箱みたいな……硫黄?これ危ない?」ゴソゴソ
ほむら「第一級危険物よ、早く仕舞って」シュン
さやか「おい」
886: 2014/01/05(日) 06:28:49.90 ID:fiJR3Rk70
さやか「……むしろどれが危険なのよ」
ほむら「粉は9割アウトね、すぐ盾にしまって」
さやか「あたしの周り粉のものばっかりなんですが」
ほむら「静電気に気を付けて、一斉に発火するかもしれないから」
さやか「どうりでまどかを遠ざけたわけだわ」
ほむら「急ぎましょう、あの子仕事が早いわ」
さやか「はいはい!さっさと終わらせちゃいますからね!」フミ
~お風呂~
シャッ シャッ
あゆむ「遠感覚♪ 音の中で 試行錯誤♪時間感覚のなぁ~いく~うかーん♪」
パァンッ!!
あゆむ「……何の音?」
~~
さやか「セーフ、誰も見てない……んだけど制服に血が……」
ほむら「焦らせないでよ……」
まどか「ただいまー!」
さやか「あ、まどか!?これはね!?」
まどか「 」
~~
まどか「なんでちゃんと日ごろから片付けないの?」
ほむら「ご……ごめんなさい……」
まどか「ほむらちゃんに何かあったら悲しむ人がいるんだよ?分かってる?」
ほむら「はい……」
さやか「替えの服持ってて良かったー……」バサ
~~
あゆむ「グリセリンとか見つけたんですけどどうなってるんですかこの家」
ほむら「ちょっと、トイレ掃除は
トイレ「ピッカアアア!!」
ほむら「終わってる……」
まどか(あゆちゃんはやっぱり何やっても終わるのが早いなぁ……)
あゆむ「弁明はよ」
ほむら「特定秘密保護法案よ」
あゆむ「なんじゃそりゃ……捨てとくよ」
ほむら「貸して、こっちで捨てるから」
さやか(盾いいなぁ……)
888: 2014/01/05(日) 06:30:31.72 ID:fiJR3Rk70
さやか「終わったぁ!」ノビ
まどか「疲れたぁ……」グデン
ほむら「二人ともありがとう……お風呂入る?」
さやか「マジで!?サンキューほむら!ちょっと待ってて、二人でパパッと入ってくるから」
まどか「ごめんね、一番風呂いただきます!」
あゆむ(妄想だけで極限進化あるわ)
ほむら「……貴女もお風呂入る?」ファサァ
あゆむ「ん?……ああ、あたしは一人で入るのが好きだから」
ほむら「……意外だわ」
あゆむ「何が」
ほむら「一緒に入りたいって言い出すと思ったのに」
あゆむ「胸を見られるの嫌そうだから気を効かせたんだけど?」
ほむら(やっぱりあの距離じゃ見えるか……)
あゆむ「大丈夫だよ、あんなのよく見てなけりゃ分かんないって」
ほむら「でも……」
あゆむ「……普通は一対一で風呂に入ったってマジマジ見ないからな?特にお前はまないt ムギュウ(いたたたた!!」
ほむら「……」
890: 2014/01/05(日) 06:32:22.42 ID:fiJR3Rk70
あゆむ「そういやさ」ヒリヒリ
ほむら「……何?」
あゆむ「他に友達居ないわけ?院内学級とかあったでしょ?」
ほむら「その話?あれって結局1、2回手紙を交換しておしまいよ?」
あゆむ「はあ?」
ほむら「あそこに来る子っていうのはね、基本的にもう治らないと診断された子なの」
あゆむ「…………ごめん」
ほむら「良いわ……私も一時期通ってたし、結局自分の退院が決まると行かなくなったし」
ほむら「なんていうか……傷の舐めあいになりがちなのよ、悪い言い方だけど」
あゆむ「……」
ほむら「小児科の長期入院病棟ってどうしてもその……生まれた時から強い希望を持てない子が集まってしまうから」
ほむら「話すにしたって良い話題がないの……それはそうよ、みんな外に遊びに行けないのだから」
ほむら「それに同じところに毎日いるから会話しなくたって相手の事が多少は分かるし」
あゆむ「そういうのもあって余計に……か」
ほむら「あと……少なくとも私は、だったけど氏ぬって言うことがすごく身近なことなの……」
あゆむ「怖いって事?」
ほむら「うん……慣れたつもりでいるんだけどやっぱり周りで誰かに何かあるたびに次は自分が駄目なんじゃないかって不安になるの、特に私は心臓で何かあったらもう駄目だって嫌でも想像ついたし」
あゆむ「発作はキツイ?」
ほむら「3回も心筋梗塞を経験してるわ、氏ぬほど痛いわよ」
892: 2014/01/05(日) 06:35:43.18 ID:fiJR3Rk70
あゆむ「……答えたくないなら良いんだけどさ、病名は?」
ほむら「定型川崎病……インフルエンザと勘違いされてたんですって」
あゆむ「クソだなその医者」
ほむら「そこまで言わなくたって……思うことが無いと言ったら嘘だけど」
あゆむ「でもカテーテル治療でなんとかなるんじゃないの?」
ほむら「私の場合は血管の壁が薄くなったまま再生しなかったし、何より緊急だったので切開したのよ」
あゆむ「ふーん」
ほむら「まあ色々あって手術は中止、心ブロックって聞いたのだけど……分かる?」
あゆむ「なんとなくね、それでこの街に来たわけだ」
ほむら「そう、見滝原大学病院のナノテクノロジーなら弱った私の血管でもカテーテル手術が出来るって言われたのよ」
あゆむ「すげーな見滝原大学病院、それでこんなに超絶体力バカを生み出すんだから」
ほむら「毎日筋トレしてたのよ」ファサァ
あゆむ「だから悪化したんじゃねえの?」
ほむら「……まあ、あの病院の技術が凄かったのは認めるわ」
あゆむ「カテーテル跡見せてよ、本当に見えないのか気になる」
ほむら「こことここに刺した筈なんだけど……」グイ
あゆむ「おお……本当に見えない、すげえな」
894: 2014/01/05(日) 06:36:51.36 ID:fiJR3Rk70
さやか「……ねえ、あの二人何やってんの?」ゴニョ
まどか「ほむらちゃんの股を覗いてるようにしか見えないけど……」ゴニョ
さやか「勘弁してよ、出辛いじゃん……もう一回シャワー浴びよう?」
まどか「なんで?」
さやか『ほむらー!バスタオルどこー?』
ほむら『あら?すぐ届けるわ』
まどか(あったまいー!)
なぎさ「カテーテルって太ももの内側から入れるのです、そこに顔を近づけて観察するってそういうことに見えるのです」
なぎさ「誤解は解かなくていいのでしょうか?将来が心配なのです」
896: 2014/01/05(日) 06:38:26.74 ID:ANyXVVdZ0
~焼肉屋~
まどか「ごめんねー!お待たせ!」
仁美「お待ちしていましたわ、あなた方4人で全員です……ってあら?」
あゆむ「……なんだよ」
仁美「綺麗なワンピースですわ」
あゆむ「頃すぞ」
さやか(まあ体操服しか持ってなかった葉月さんにほむらが貸したんだけど)
ほむら(はっきり言ってあんなのもう一回着ようとする神経がどうかしてるわ……)
~~
えりか「それではこれより見滝原中学、第24期生による女子会を始めまーす!!」
さやか「いえーい!」
まどか「わー!」
「待ってました!」「ここで食わなきゃお腹が凹む!」「それプラスじゃあ……」
ほむら(全員謎テンション……)
えりか「体育祭楽しんだかー!!」
かえで「あったりまえや!祭りやでぇ!!」
えりか「お腹は空いてるかー!!」
葵「すっごい減った!!」
えりか「嫌な宿題はゴミ箱に捨てちゃえー!!」
つぼみ「作文ぐらいは帰ったら自力で書いて下さい!!」
えりか「ほむー!!」
あゆむ「ブホッwww!」
あやか「意外な人が吹いた」
ほむら「あうぅ……」カァァァァ
898: 2014/01/05(日) 06:39:54.45 ID:xf9Eb+nd0
さやか「ちょっと!ほむらをトランザムさせないでよ……グッww……ホムwww」
えりか「おっけーおっけー!ほむほむは当分これで弄り倒すとして!」
まどか「イエス!ゴー、マイフレンズ!!」
さやか「レッツ パーティーナウッ!!」
えりか「皆でいると楽しい!!」
わいわいガヤガヤキャッキャッ!
店長「良いか、ホルモン系から重点的に補充するんだ!女子会ならばそこから消えていくのが妥当と見える」
ホール「店長、お米が……」
店長「それとアイスだ、ふふふ……女の子はそんなに量を食べないし原価の安いものばかり食べるから利益率がいいな……ふふふのふ!」
ホール「あの……薄切りカルビとご飯を補給しないと……」
店長「JCがそんなガツガツ飯食うわけないだろうが!」
バイト「いや凄まじい速度で消えていくのですが……」
店長「わけわか!?」
仁美「すいません、責任者の方いらっしゃいますか?品揃えの酷さにコンプレを言いに来たんですけど」
ジュージュー
ほむら(あ……豚トロもう良いかな)ソワソワ
さやか「いっただきまーす!」ヒョイヒョイヒョイヒョイ
まどか「あー!それ私がいれたやつだよぅ!」プンプン
ほむら「 」
えりか「早いもの勝ちっしゅ!」ムシャムシャ
つぼみ「早すぎます!」
900: 2014/01/05(日) 06:41:42.80 ID:xf9Eb+nd0
ほむら(まあどうせバイキングなのだし……またいれれば……)
まどか「もう怒った!必殺デシャップ返し!」ドバァ
ほむら「ちょ」
つぼみ「お行儀悪いです!」
さやか「お?薄切り牛じゃん!気が利くねー!」
えりか「のせのせー!早くしないと食べ時を逃すぞー!」ガッサガッサ
さやか「肉うま!米うま!カルピスうま!」ガツガツ
まどか「おいしー!」モグモグ
つぼみ「お肉消えるの早すぎます……」
えりか「ほらつぼみ!あたしの半分あげるから一緒に食べよ!」ス
つぼみ「えりか……」ジーン
ほむら「豚トロ……」
さやか「ほーら!お次はさやかちゃんセレクションズ!ロースにカルビにハラミでい!」ドバァッ
えりか「おまけでウィンナー!喰っとけガールズ!」ゴロゴロ
まどか「私ご飯のお代り持ってくるよ!みんなは?」
えりか「あんたのを含めて3つお願ーい!」
ほむら(豚トロが焼けない、そしてお肉が食べれない……これが……私の絶望……)
さやか「はいこれほむらの分!」ゴト
ほむら「え?」
まどか「すっごく美味しいよ!!これが勝利の味なんだね!」モグモグ
ほむら「っていうかよく食べるわね貴女達……」
さやか「そりゃもう、ここの所毎日空腹と戦ってたもん!」
えりか「本当、食っても食っても腹減ってさー」ガツガツ
つぼみ「そうですよ!」カッカッカ
ほむら「……そうね、いくらでも食べてしまえそうだわ」ホムホム
さやか「でしょでしょー!」
902: 2014/01/05(日) 06:43:05.23 ID:xf9Eb+nd0
まどか「じゃあそろそろまどか☆セレクションの豚肉を……」
ほむら「ほむ!」
さやか(すっごい嬉しそう)
つぼみ「だーめでーす!先にお野菜です!」ドバァ
ほむら「 」
まどか「ニンジンイラナイヨ!」
えりか「えー野菜なんていらなーい!」
さやか「えー……しいたけめっちゃ美味いじゃーん」
えりか「いーらなーい!お肉食べたい!」
ほむら「好き嫌いは駄目よ、えりか」
ほむら(豚トロ食べたい……こんな野菜、とっとと決着をつける)
まどか「あ、ご飯のお代り持ってこよ」トトト
さやか「ほら玉ねぎめちゃウマだよ?」ポリポリ
えりか「なんで焼肉屋で野菜食べるのよ、もーっ!」
ほむら「ピーマン美味しいわよ、食べる?」ス
えりか「むー!……てい!」パク
つぼみ「直接行くなんてはしたないです!」
ほむら「どう?」
えりか「こんなのちょっと味が良くてしゃきしゃきして歯ごたえがあって生臭さが消えてるだけで全然美味しくない!」プイ
ほむら「ご、ごめんなさい……えと……じゃ、じゃあこっちのナスなんか……」
えりか「つっこんでよほむほむー!」
ほむら「え、えぇ……?」
さやか「いやいやそこが萌えでしょう」
904: 2014/01/05(日) 06:44:45.70 ID:xf9Eb+nd0
まどか「それじゃあ今度こそまどか☆セレクションの」
ほむら(豚トロ!豚トロ!)
まどか「ホルモンセットー!&タンタンタンタン!」
ほむら「 」プルプル
さやか「牛タン多ッ!?」
まどか「さっき新しいの並べてたから食べたくなっちゃって!」
つぼみ「大丈夫ですかほむら?」
ほむら「いいの……いいのよ、みんなが幸せならそれで……」ウルウル
まどか「ほむらちゃんが好きそうなのも持ってきたよ!」
ほむら「まどか……!」
まどか「はい、もやし!」
ほむら「あああありがとう!!」ブワッ
さやか「左目からだけ涙出てるよ!?無理すんな!」ポン
まどか「ご、ごめん!別に冗談のつもりは……ただ毎日お弁当に入ってたから!」アタフタ
ほむら「ぬうううううッ!!!」ダンダンッ!
仁美「あらあら」
~~
ほむら(なんだかんだで物凄い量を平らげてしまったわ……)ゲップ
えりか「さあさあさあ!会もタケノコではございますが」
まどか「たけなわだよ……」
えりか「何故か出てきたサービスのパフェも平らげた所で!」
さやか「なんで出てきたんだろうね?」
仁美「想像もつきませんわ」
えりか「これにて女子会終了!また火曜日にね!宿題忘れんなよー!」
つぼみ「えりかが一番忘れそうです……」
えりか「あんだとー!」
あやか「えりかって期日に宿題提出したことあったっけ?」
葵「無いと思う」
さやか「無いんじゃない?」
まどか「無いよ」
えりか「泣けるっしゅ……」
906: 2014/01/05(日) 06:46:27.63 ID:xf9Eb+nd0
ほむら(ふふっ!友達と外食しちゃった!)
ほむら(大勢って苦手だったけど……)
ほむら「でも……楽しかったな!」ニコニコ
まどか「何が楽しかったの?」ヒョコ
ほむら「まど――」クル
さやか「ほむらみーっけ!」ズイ
ほむら「さやか!?」
まどか「二次会行こうよほむらちゃん!」
ほむら「え?」
さやか「これからが本番でしょうか、常識で考えてさ」
まどか「ほむらちゃんはまだそういうの良く分かんないんだよ」
ほむら「あの……」
まどか「だから私が教えてあげるね」ダキッ
さやか「そうそう、あんたMVPなんだからさ!来てくんないと!」ガシッ
ほむら「ちょ」ニゲレナ…
まどか「歌広へゴー!」ズルズル
さやか「あやかたちも来るって言ってからあの子も来るよ!ほむらが来ないでどうすんのさ」
ほむら(ああ……親子だわ……)
908: 2014/01/05(日) 06:47:45.12 ID:xf9Eb+nd0
まどか「お待たせー!」フリフリ
さやか「ううん、今来たとこ」
仁美「さやかさん……」
かえで「おー来よったな、ほむほむ」
ほむら「ほむほむ……」
えりか「揃った?」
つぼみ「はい!」
あやか「んじゃ、レッツゴー!」
あゆむ「……」プイッ
かえで「なんやほむほむ来てうれしいんか?」
あゆむ「……なわけねえだろ」ツン
あやか(嬉しいんだ……)
まどか(あゆちゃんは嘘ついたり強がったりすると左手を腰に当てる癖が当てるからすぐ分かるんだよね!)クル
まどか(これ私しか知らなかったりするから、クラスの皆には……ナイショダヨッ!)キラッ
さやか「ちょっとまどかーなにやってんの?」
まどか「ごめんね、カメラ目線ごっこしてたの!」タッタッタ
さやか「なにその危ない遊び」
910: 2014/01/05(日) 06:50:01.83 ID:xf9Eb+nd0
~カラオケルーム~
かえで「おっしゃ、歌うで!」
あやか「何にしようかな~」
えりか「うりゃー!一番貰い!」ピピピピ
さやか「最初は何を歌うの?」
えりか「君の声を聞かせて~♪さあ冒険してみたい~♪」
さやか「ああ~じょいふる」
ほむら「……」
ほむら(友達とのカラオケって何歌えば良いの!?)
あゆむ「銀の竜の背に乗って」ボソ
ほむら「……」ギロッ
あゆむ「……」ニヤニヤ
まどか「じょい と!じょい と!じょい と!ポップなベイベー!」
あやか「君と離れて 僕を探して、幾千の夜を歩ういたぁ~♪」
ほむら(鐘を鳴らして、ね)
まどか「why were we there back to back? why were we there face to face?」
さやか「三人で一杯やったね~」
まどか「ねー!」
仁美「ええ!」
ほむら(まど可愛い……)
つぼみ「静かに……耳を澄ませば 聞こえる、流星の残響!」
ほむら(水樹奈々……っていうか歌うまっ!?)
まどか「福音とか大志とか奈々イズム全開だよね」
さやか「でもそれが良い!」
まどか「私もあんな風に歌えたらなぁ……」
912: 2014/01/05(日) 06:51:52.04 ID:xf9Eb+nd0
葵「ああ……影になった町で♪」
ほむら(鳥の歌……っていうかみんなロボアニメ好き過ぎでしょ……)
まどか「三味線が最高に格好いいよね!」
さやか「分かる!島唄がかっこよく思えるのはこの歌のおかげです!」
仁美「女々しくて 女々しくて 女々しくて……辛いよ~♪」
さやか「嫌がらせか」
ほむら(なんでもありね彼女)
かえで「目を閉じれば億千の星♪ 一番光るお前が居る♪」
さやか「とろけりゅう~」
まどか「さやかちゃん……」
ほむら(……銀の竜はありかもしれないわね)
まどか「どうして?震えてーる?あーたらしく変われる スタートを前にして?」
さやか「見えない 明日という タイトロープを歩く イメージで 躊躇してーる?」
ほむら(Giant Step……色々と親子なのね)
まどか「落ちそうだから?」さやか「下を向いたら♪」
まどさや「「空は見~えない♪」」
ほむら(それにしてもノリノリ過ぎでしょ)
914: 2014/01/05(日) 06:54:16.26 ID:xf9Eb+nd0
まどさや「「きっと ジャイアントステップ! 1センチだって構わない♪」」
さやか「ほらなんか♪」まどか「今風が♪」
さやか「変わったの♪」まどか「気付いたかい♪」
まどさや「「だから君そう この感じ!」」ビシ
ほむら「ほむ!?」
さやか「大切な♪」まどか「ヒストリカル♪」
さやか「待っている!」まどか「エボリューション!」
まどさや「「だ・か・らッ 今そこから――ワン モア ステーップ♪」」
ほむら(最後まで息ぴったりね……)
まどか「あーすっきりした!」テカテカ
さやか「たまにはいいよね!」ツヤツヤ
仁美「相変わらず息ぴったりですのね」
ほむら(まどかとライオン歌いたい……)
あゆむ(さやかとほむらがトライアングラー歌えばいのに……)
仁美(杏子さんとまどかさんでトライアングラー歌ってほしいですわ……)
まどか「はい」っ(デンモク
ほむら「……え?」
さやか「次ほむらか葉月さんでしょ?」
あゆむ「あたしパス」
ほむら「貴女の運命(さだめ)は私が決める」ピッピ
あゆむ「おいこら」
かえで「あれあれあれ~?奴隷が逆らってええんかいなぁ?」
葵「そこはちゃんとやらないと筋が通らないよねぇ?」
あゆむ「ぐ……」
ほむら「大丈夫よ、ガンダムにしてあるわ」ピピピピ
あゆむ「……嫌な予感が」
916: 2014/01/05(日) 06:57:04.62 ID:xf9Eb+nd0
あゆむ「おいコラ」
ほむら「ガンダムよ、まごうことなくね」
あゆむ「ど屑やろうが……」
まどか(でも歌うんだ……)
あゆむ「銀色の雨に 町が煙る朝♪」
さやか「……」
あゆむ「人影 無い 歩道 はーしーる♪」
つぼみ「閣下の歌なんて……そんな!?」
あゆむ「わたーしに♪ あなーたの ハートを下さい♪」
ほむら(うまッ!!?)
あゆむ「今ならば 無邪気に 好きと……言えそうで♪」
まどか「凄い……」
あゆむ「迷った分だけ 素直になれる♪」
あゆむ「熱いビート 光れ 夜明けの――シューティングスター♪」
えりか「うわぁ……」
あゆむ「笑顔で涙を 覆い隠せても♪」
つぼみ「上手なのですが……上手なのですが……!」
あゆむ「愛されることに 心が慣れすぎて 大事なものさえ……捨てたーぁ♪」
あやか「プロだよ……色々と……」
あゆむ「独りでは 生きてゆけない……知った刻(ひ)から♪」
葵「ほぇぇ……やっぱリーダー張ってるだけあるわ……」
あゆむ「昨日の 僕より 優しくなれる♪」
さやか「……っ!」
まどか「さやかちゃん、やっぱり……」ボソ
さやか「あたしは気にしてないよ」ボソ
まどか「なら……」ボソ
さやか「……それとは別の話だよ、これは」ボソ
まどか「……」
あゆむ「君の 眠る ドアを叩くよー……シューティングスター♪」
918: 2014/01/05(日) 06:59:39.22 ID:xf9Eb+nd0
ほむら「凄い!とっても素敵な歌声だったわ!」パチパチ
あゆむ「ぐ……//」
えりか「凄いっしゅ……」
つぼみ「凄かったです……」
かえで「凄かったんやけども」
あやか「うん」
葵「歌詞がね……」
あゆむ「うるせえッ!!仕方ねえだろッ!!」カアアアア/////
まどか(顔面トランザム!)
あゆむ「っていうかお前は何歌うんだよほむら!」
ほむら「あ……えと……その……」
かえで「銀の竜の背に乗ってかぁ?」
まどか「何それすっごい気になる!」
さやか「反応そこなの?」
ほむら「ごめんねまどか、それはまた今度」
あゆむ「じゃあなんだよ」
あやか「マキマルとか言わないでよ頼むから」
ほむら「うん……だから――」ピピピ
ほむら「 ねごと で、 sharp♯!」
今度こそおしまい!
920: 2014/01/05(日) 07:00:53.76 ID:xf9Eb+nd0
パラリラピッポッピー
なぎさ「え?また次回予告?」
マミ「あの日、大きな夢を置いて行ったのは」
マミ「今を笑って生きるためだったんだけど……」
マミ「それでも残ってる欠片が……たまに胸の奥で疼きだすの」
マミ「自分でも分かっているのよ、そんなこと……」
杏子「歌を歌おう」
なぎさ「失くせない昨日、望まれない今日、彷徨う明日」
なぎさ「それでも傷つかない『時』は、朝を連れてくるのです」
なぎさ「……音楽祭をする気が感じられない」
なぎさ「そう思ったのはなぎさだけなのですか?」
927: 2014/01/06(月) 00:43:09.39 ID:d0EfshOL0
なぎさ「おまけで裏設定その他を公開するのです」
まどか「最初にさやかちゃんを熱中症に追い込んだ魔女はウサギの魔女……あとで杏子ちゃんとほむらちゃんにも秒殺されてたね」
まどか「元ネタは作者が熱中症で倒れるときの決め手がビニール袋をウサギと勘違いして走って追いかけたからなんだって」
まどか「《寂しがり》の性質を持っていて《愚直》の役割を与えられたカメさんみたいな使い魔を使役しています」
まどか「背中と口に穴が開いていてそこから使い魔を射出したりして入ってきた人に攻撃するよ!」
まどか「でも本当は追いかけてほしいんだ、だから怒らせるためにこんなことしちゃうんだよ……」
まどか「使い魔のカメさんは素直で忠実なんだけど知能が足りてないんだよね、だから魔女の気持ちを汲み取れなくて本気で攻撃して普通の人を頃したりしちゃうんだ」
まどか「生前はきっとなんでも出来る女の子で、そのせいで逃げ場をなくしてっちゃったみたいなんだ」
まどか「夢を諦めた親友の為に祈ったよ……結果としてその子の夢はかなったんだけど、本人はそのせいで孤独になっちゃったんだ……使い魔のカメさんの性格や動きにはその親友の名残があるよ」
まどか「健全な関係じゃなかったけど、大切な親友だったんだね……」
なぎさ「泣けるのです……」
929: 2014/01/06(月) 00:59:17.07 ID:d0EfshOL0
まどか「次は機関車の魔女、ほんとはヘンリーって名前なんだけど作中ではグスタフって呼ばれてたね、可愛そうに……」
まどか「《迷走》の性質を持っていて《強迫》の役割を与えられた使い魔を使役するよ」
まどか「生前は裕福な家庭で過ごす女の子、両親は行政書簡の仕事でちょっと家庭放置気味だったけど十二分に幸せな家庭だったよ」
まどか「でも一つだけ気がかりがあったの……妹さんがね、重度の発達障がいだったんだ」
まどか「彼女は願ったよ『みんなが妹の事を解ってくれますように』って」
まどか「でもね、彼女は気づいたの」
まどか「こんな手段で得た結果に意味がないって」
まどか「本当に解ってあげられたのは自分だけだったんだって」
まどか「言葉もまともに交わせない妹が欲しかったものは、お姉ちゃんと過ごす思い出だったんだ」
まどか「余命幾ばくもない彼女の選択は、せめて妹に友達を作ってやろうって、同い年位の子に……」
まどか「彼女は妹の事をみんなに分かってもらうため、いつまでも迷走してるんだよ……」
なぎさ「強すぎるせいで魔法少女にもほとんど倒してもらえないのです……」
まどか「ちなみに元ネタはスイスイお絵かきの機関車トーマスだよ」
931: 2014/01/06(月) 01:12:48.82 ID:d0EfshOL0
まどか「次はストロボの魔女、あゆちゃんとほむらちゃんを危うく頃すところだったね」
まどか「《閃光》の性質を持ち、《賛美》の役割を持つ使い魔を従えるよ」
まどか「生前からひたすらに武闘派な子で自分より強い子をいつも求めていたの」
まどか「彼女は願ったよ『自分より強いやつと戦いたい!』って」
まどか「そこからは毎回連戦連敗……キュウべぇってほんとクズだよね、消えて無くなんないかな?」
まどか「嵌められたって気づいたけど、後悔したってもう遅い……自信を折られた彼女は絶望したよ……」
まどか「でも最後まで相手を罵倒したりしなかった、正々堂々自分の肉体で戦うことを選び続けた彼女の誇りは穢れなかったよ!」
まどか「倒れてる相手には手を出さないし相手を馬鹿にするよう真似はしない、自分より弱い相手にはちゃんと手加減するよ」
まどか「それでも閃光を求めずにいられなかった彼女の末路……せめて笑わないであげてください」
なぎさ「どれだけの努力を重ねても、そうすることでしか彼女は勝利出来ない運命だったのです……」
933: 2014/01/06(月) 01:30:18.83 ID:d0EfshOL0
まどか「最後は信号の魔女、その性質は《規律》使い魔の役割は《模範》」
まどか「魔女本体の強力な火器と自身の結界に数多く定められた『ルール』を武器に戦う魔女、これまた超武闘派だよ」
まどか「生前は警部さんの娘さんだったんだね、正義感がとっても強かったみたい」
まどか「成績も優秀で、クラス役員としての責任にも燃えていたんだって」
まどか「でも女の子一人じゃクラスの陰湿な苛めや、暴力にはどうしようもなくって……それが悔しかったんだね」
まどか「彼女は願ったよ『悪いやつをやっつける力が欲しい』って」
まどか「それからは絶好調!迫りくる悪を法の名のもとに裁く魔法少女として大活躍だったんだ、マミさんよりも派手にやっていたかも」
まどか「無理がたたってすぐ力尽きちゃったんだけどね……」
まどか「実はこの魔女の結界の中は『法律を強制』する暗示がかかっているんだ」
まどか「実は地面に足を付けなければ信号が赤でも動けたんだよ」
まどか「もっとも、多くの魔法少女がこれに気が付かずにやられちゃったんだけど」
まどか「ほむらちゃんは偶然建物の陰にいたからビームにはやられなかったんだ……普通に使い魔にボコされちゃったけど」
なぎさ「信号は道路を使うものに対してのみ有効なのです、そこを突いた屁理屈で使い魔は好き放題やっているのです」
940: 2014/01/11(土) 18:59:45.71 ID:CfzKT7jAo
乙です


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