472: 2014/08/31(日) 18:38:36 ID:DRrDnlfc
【出題編:雨上がりのブラジャー】
女「所長のおじいさんも、探偵さんだったんでしたよね?」
男「ああ、そうだよ」
女「お父さんは普通のサラリーマン?」
男「ああ」
男「じいちゃんの仕事見てて、憧れたってのはあるな」
女「だから、この仕事を?」
男「ああ」
女「おじいさんも、まだ探偵を?」
男「まだイタリアで探偵事務所をやってたと思う」
女「格好いい!」
女「所長のおじいさんも、探偵さんだったんでしたよね?」
男「ああ、そうだよ」
女「お父さんは普通のサラリーマン?」
男「ああ」
男「じいちゃんの仕事見てて、憧れたってのはあるな」
女「だから、この仕事を?」
男「ああ」
女「おじいさんも、まだ探偵を?」
男「まだイタリアで探偵事務所をやってたと思う」
女「格好いい!」
473: 2014/08/31(日) 19:06:51 ID:DRrDnlfc
女「やっぱり三代目って、優秀な人が多い印象があります」
男「三代目?」
女「探偵とか、泥棒とか、徳川将軍とか」
男「あー」
女「じっちゃんの名にかけて! とか言ってたんですか?」
男「いや、うちのじいちゃん、別に有名な探偵でもないし……」
女「三代目って、どうして優秀な人が多いんでしょう?」
男「おれは別に普通だが……」
男「三代目?」
女「探偵とか、泥棒とか、徳川将軍とか」
男「あー」
女「じっちゃんの名にかけて! とか言ってたんですか?」
男「いや、うちのじいちゃん、別に有名な探偵でもないし……」
女「三代目って、どうして優秀な人が多いんでしょう?」
男「おれは別に普通だが……」
474: 2014/08/31(日) 19:13:26 ID:DRrDnlfc
男「単純に、数が増えるからじゃないか?」
女「数ですか?」
男「子どもが複数いて、さらにその子どもが複数いれば、自然と数は増えるだろう?」
男「優秀な人材が生まれる確率が増える、ということ」
女「あ、なるほど」
男「隔世遺伝、とも言うしね」
女「それって科学的に正しいんですか?」
男「知らないけど」
女「……」
女「数ですか?」
男「子どもが複数いて、さらにその子どもが複数いれば、自然と数は増えるだろう?」
男「優秀な人材が生まれる確率が増える、ということ」
女「あ、なるほど」
男「隔世遺伝、とも言うしね」
女「それって科学的に正しいんですか?」
男「知らないけど」
女「……」
475: 2014/08/31(日) 19:26:21 ID:DRrDnlfc
男「そういえば、じいちゃんから聞いた事件の話があるんだけど」
女「お、興味あります」
男「戦後の話なんだけど」
女「古っ!」
男「まあ事件と言っても他愛もない、変な出来事なんだけどな」
女「はい、聞かせてください」
男「雨上がりの街路樹に、ブラジャーを吊るす男の話だ」
女「はい?」
女「お、興味あります」
男「戦後の話なんだけど」
女「古っ!」
男「まあ事件と言っても他愛もない、変な出来事なんだけどな」
女「はい、聞かせてください」
男「雨上がりの街路樹に、ブラジャーを吊るす男の話だ」
女「はい?」
476: 2014/08/31(日) 19:38:38 ID:DRrDnlfc
男「雨上がりに、決まって街路樹にブラジャーを吊るす男がいたんだ」
男「こいつは変Oでもなく、大真面目に、ある目的を持ってそれをやっていた」
女「変Oじゃないんだ……」
男「この男の目的はなんでしょうか」
女「おじいさんは、その謎を解いたんですか?」
男「ああ、その時の話を苦笑しながらしてくれたよ」
女「じゃあ、私も頑張って解かないとな」
男「こいつは変Oでもなく、大真面目に、ある目的を持ってそれをやっていた」
女「変Oじゃないんだ……」
男「この男の目的はなんでしょうか」
女「おじいさんは、その謎を解いたんですか?」
男「ああ、その時の話を苦笑しながらしてくれたよ」
女「じゃあ、私も頑張って解かないとな」
477: 2014/08/31(日) 19:45:34 ID:DRrDnlfc
女「戦後っていうのは大事ですか?」
女「今では起こらないような事件?」
男「そうだな、今どきこんなことをするやつはいないだろう」
女「まあすぐに捕まりますよね……」
男「しかし罪状が不明だ」
女「あ、そ、そうですね……」
男「盗品とは限らないしな」
女「あ、そう、なんらかの罪に問われる出来事でしたか?」
男「いや、じいちゃんも別に、謎が解けたからって警察に売った訳ではないらしい」
女「今では起こらないような事件?」
男「そうだな、今どきこんなことをするやつはいないだろう」
女「まあすぐに捕まりますよね……」
男「しかし罪状が不明だ」
女「あ、そ、そうですね……」
男「盗品とは限らないしな」
女「あ、そう、なんらかの罪に問われる出来事でしたか?」
男「いや、じいちゃんも別に、謎が解けたからって警察に売った訳ではないらしい」
478: 2014/08/31(日) 19:53:45 ID:DRrDnlfc
女「それはブラジャーでないといけないのですか?」
女「パンツじゃダメなんですか?」
男「いや、パンツでもいいんじゃないかな」
女「所長だったらどっちがいいですか?」
男「は?」
女「ブラジャーとパンツだったらどっちを吊るしますか?」
男「おれは吊るさないよ」
女「いやそんな模範解答はいりませんので」
男「おれが吊るすメリットはない、ってこと」
女「パンツじゃダメなんですか?」
男「いや、パンツでもいいんじゃないかな」
女「所長だったらどっちがいいですか?」
男「は?」
女「ブラジャーとパンツだったらどっちを吊るしますか?」
男「おれは吊るさないよ」
女「いやそんな模範解答はいりませんので」
男「おれが吊るすメリットはない、ってこと」
479: 2014/08/31(日) 20:02:12 ID:DRrDnlfc
女「おじいさんも?」
男「じいちゃんも吊るすメリットはないね」
女「その男の人だからこそ意味があったんですか?」
男「そう」
女「女の人では?」
男「女の人でも意味があったかもね」
女「性別は問題じゃない?」
男「問題じゃない」
女「年齢は?」
男「年齢にも、特に関係がないな」
男「じいちゃんも吊るすメリットはないね」
女「その男の人だからこそ意味があったんですか?」
男「そう」
女「女の人では?」
男「女の人でも意味があったかもね」
女「性別は問題じゃない?」
男「問題じゃない」
女「年齢は?」
男「年齢にも、特に関係がないな」
480: 2014/08/31(日) 20:11:44 ID:DRrDnlfc
女「それは、吊るしっぱなしですか? あとで回収するんですか?」
男「あとで回収していたらしい」
女「えええ……やっぱりただの変Oなんじゃあ……」
男「変Oじゃなかった」
女「いや仮にですよ、仮にちゃんとした目的があったとしても、変Oですよね」
男「……まあ……手段がちょっとな」
女「所長も、もし理由があったとしても、そんな変O行為をしないでくださいね」
男「……気をつけよう」
男「あとで回収していたらしい」
女「えええ……やっぱりただの変Oなんじゃあ……」
男「変Oじゃなかった」
女「いや仮にですよ、仮にちゃんとした目的があったとしても、変Oですよね」
男「……まあ……手段がちょっとな」
女「所長も、もし理由があったとしても、そんな変O行為をしないでくださいね」
男「……気をつけよう」
481: 2014/08/31(日) 20:20:20 ID:DRrDnlfc
女「誰か特定の人に対するメッセージでしょうか」
女「お前のブラは預かった、返してほしくば……みたいな」
男「いや、違うな」
女「暗号? 赤色のブラだったら『今日の取引は中止』みたいな」
男「いや、それも違う」
女「ていうか目立ちますよね、それ」
男「ああ」
女「目立つことが重要でしたか?」
女「つまり少数でなく、多数の人間に見てもらう意図があった?」
男「そう、そうだ、それが重要」
女「お前のブラは預かった、返してほしくば……みたいな」
男「いや、違うな」
女「暗号? 赤色のブラだったら『今日の取引は中止』みたいな」
男「いや、それも違う」
女「ていうか目立ちますよね、それ」
男「ああ」
女「目立つことが重要でしたか?」
女「つまり少数でなく、多数の人間に見てもらう意図があった?」
男「そう、そうだ、それが重要」
482: 2014/08/31(日) 20:30:55 ID:DRrDnlfc
女「例えば、ブラジャーを地面に捨てておくのではいけないんですか?」
男「んん、それじゃあ意味がなかったな」
男「どこかの誰かに拾われてしまうかもしれないし」
女「そっか」
男「まあ街路樹でなくとも、高いところに吊るしていたことに意味があるんだ」
女「頭に乗せておくのは?」
男「ううん、なしの方向で」
女「なしの方向ですか……」
男「んん、それじゃあ意味がなかったな」
男「どこかの誰かに拾われてしまうかもしれないし」
女「そっか」
男「まあ街路樹でなくとも、高いところに吊るしていたことに意味があるんだ」
女「頭に乗せておくのは?」
男「ううん、なしの方向で」
女「なしの方向ですか……」
483: 2014/08/31(日) 20:49:10 ID:DRrDnlfc
女「それは、晴れのときでは意味がないんですか?」
男「まあ晴れのときにはしなくていいんじゃないかな」
女「雨が降っているときは?」
男「降っているときでもいい」
男「しかしやはり、雨上がりにやることが一番メリットが大きいと言える」
女「雪のときは?」
男「雪のときは、男も家にいるんじゃないかな」
女「外でなにか仕事をしているんですか?」
男「そうだな」
女「雪のときにはお休み?」
男「ああ、雨のときも、たぶん休みだっただろうな」
男「まあ晴れのときにはしなくていいんじゃないかな」
女「雨が降っているときは?」
男「降っているときでもいい」
男「しかしやはり、雨上がりにやることが一番メリットが大きいと言える」
女「雪のときは?」
男「雪のときは、男も家にいるんじゃないかな」
女「外でなにか仕事をしているんですか?」
男「そうだな」
女「雪のときにはお休み?」
男「ああ、雨のときも、たぶん休みだっただろうな」
484: 2014/08/31(日) 21:02:01 ID:DRrDnlfc
女「カメハメハ大王のようですね」
男「まあ、さして忙しい仕事をしていたわけではない」
女「その仕事に関わるんですよね? そのブラジャーって」
男「ああ」
女「雨上がり……雨上がり……」
男「戦後すぐっていうのも、ある意味重要かな」
女「あ、もしかして当時道路ってあんまり舗装されてませんでした?」
男「ああ、いいところに気が付いたな」
女「ん! ぴぴーんときましたよ!」
男「さすが」
男「まあ、さして忙しい仕事をしていたわけではない」
女「その仕事に関わるんですよね? そのブラジャーって」
男「ああ」
女「雨上がり……雨上がり……」
男「戦後すぐっていうのも、ある意味重要かな」
女「あ、もしかして当時道路ってあんまり舗装されてませんでした?」
男「ああ、いいところに気が付いたな」
女「ん! ぴぴーんときましたよ!」
男「さすが」
485: 2014/08/31(日) 21:09:41 ID:DRrDnlfc
さて、ぴぴーんときましたでしょうか
また明日(たぶん)です ノシ
また明日(たぶん)です ノシ
487: 2014/09/01(月) 19:14:57 ID:N3NozumI
目線を上にあげさせて、油断したところに水たまりにばしゃん!みたいな?
488: 2014/09/01(月) 19:56:40 ID:jWLurlvE
>>487
なるほど
なるほど
489: 2014/09/01(月) 20:17:42 ID:X3rPSPKQ
491: 2014/09/01(月) 22:13:39 ID:SBINCEX2
【解答編:雨上がりのブラジャー】
女「雨上がりってことは、まだ地面は濡れてますよね」
女「しかも戦後で、道路がアスファルトとかで舗装されてないとしたら……」
男「としたら?」
女「水たまりがたくさんあるはず!」
男「そう、その通り」
女「男の狙いは、ブラジャーを高いところに吊るし、道行く人の目線を上げることにあったのです!」
男「ほほう」
女「そうすると、足元がおろそかになった人がバシャンと水たまりに足を突っ込んでしまう!」
女「そこですかさず男は言うのです」
女「『靴、磨きましょうか旦那』と!」
女「雨上がりってことは、まだ地面は濡れてますよね」
女「しかも戦後で、道路がアスファルトとかで舗装されてないとしたら……」
男「としたら?」
女「水たまりがたくさんあるはず!」
男「そう、その通り」
女「男の狙いは、ブラジャーを高いところに吊るし、道行く人の目線を上げることにあったのです!」
男「ほほう」
女「そうすると、足元がおろそかになった人がバシャンと水たまりに足を突っ込んでしまう!」
女「そこですかさず男は言うのです」
女「『靴、磨きましょうか旦那』と!」
492: 2014/09/01(月) 22:22:56 ID:SBINCEX2
男「ご名答」
女「靴磨きの仕事をしている人だったんですね」
女「戦後、そういう人が多かったと聞きます」
女「戦争孤児の子なんかも、よくやっていたようですね」
男「だから、地面では意味がなかった」
女「それに、ブラジャーだと男の人がきっと目を奪われますもんね」
男「ああ」
女「革靴を履いているのは、だいたい男の人でしょうから」
男「そうだな」
女「靴磨きの仕事をしている人だったんですね」
女「戦後、そういう人が多かったと聞きます」
女「戦争孤児の子なんかも、よくやっていたようですね」
男「だから、地面では意味がなかった」
女「それに、ブラジャーだと男の人がきっと目を奪われますもんね」
男「ああ」
女「革靴を履いているのは、だいたい男の人でしょうから」
男「そうだな」
493: 2014/09/01(月) 22:30:16 ID:SBINCEX2
女「しかし生きるためとはいえ、ちょっと卑怯な客引きですね」
男「ああ、客も苦笑いだろうな」
女「おじいさんも、引っかかったんですか?」
男「ああ、見事にやられたそうだ」
女「まあ、木の上にそんなものがあったら見ちゃいますよね」
男「男だと特に、な」
女「所長もやっぱり見ちゃいますか?」
男「不思議なものがあると、やっぱり気になるからな」
女「エOチ!」
男「いや、仕方ないだろ」
男「ああ、客も苦笑いだろうな」
女「おじいさんも、引っかかったんですか?」
男「ああ、見事にやられたそうだ」
女「まあ、木の上にそんなものがあったら見ちゃいますよね」
男「男だと特に、な」
女「所長もやっぱり見ちゃいますか?」
男「不思議なものがあると、やっぱり気になるからな」
女「エOチ!」
男「いや、仕方ないだろ」
494: 2014/09/01(月) 22:41:44 ID:SBINCEX2
女「所長も革靴ですよね」
男「ああ」
女「ん、ちょっと汚れてませんか」
男「そうか?」
女「ちゃんと身だしなみは整えないと」
女「おしゃれは足元から、ですよ?」
男「ちょっとくらい汚れていた方が、舐めて綺麗にさせるとき、いいだろ」
女「……」
男「引きすぎだよ、冗談だよ」
男「ああ」
女「ん、ちょっと汚れてませんか」
男「そうか?」
女「ちゃんと身だしなみは整えないと」
女「おしゃれは足元から、ですよ?」
男「ちょっとくらい汚れていた方が、舐めて綺麗にさせるとき、いいだろ」
女「……」
男「引きすぎだよ、冗談だよ」
495: 2014/09/01(月) 22:46:51 ID:SBINCEX2
所長ドS説
もっとなんか「すっきり!」ってのを目指したいですね
もっとなんか「すっきり!」ってのを目指したいですね



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