8: 2006/04/10(月) 23:48:34.75 ID:jyqY9Sfr0


最初から:( ^ω^)ブーンがポケモンマスターを目指すようです
前回:( ^ω^)ブーンがポケモンマスターを目指すようです【その46】

―トキワシティジム・第一闘技場

('A`)「父親……?」

彡 ´ー`)「聞いたことがないなら、教えてやろう」


彡 ´ー`)「私の父親は、科学者だった」
彡 ´ー`)「10年前、どこからかミュウの体毛を拾ってきて……ミュウの研究を始めた」
彡 ´ー`)「ミュウはあまりに特殊なポケモン……何かができないか、と考えるのは科学者なら当然だろう」

彡 ´ー`)「しばらく研究を続けるうちに、父親はミュウの遺伝子を使って新ポケモンを作り出すことを考えた」
彡 ´ー`)「学会でそれを発表したとき、世界中の科学者を驚嘆させたらしい……が、量が足りずに新ポケモン開発は頓挫」
彡 ´ー`)「父親は失意のうちに病氏……新ポケモン開発は人々の記憶から消え去った」


彡 ´ー`)「それから私は、父親の形見としてミュウの体毛を持ち歩いていた」
彡 ´ー`)「別に意味があったわけではないが……恥ずかしながらも、私の人間らしさのせいだろうな。特に何もしてくれなかった父親だが、父親は父親だ。氏んだときは悲しみもした……」

彡 ´ー`)「……そして、ミュウの体毛を持ち歩いていたことが、どうやら奏功した。何故かミュウが私の前に姿を現したんだ」

彡 ´ー`)「無意識のうちにミュウを捕らえた私は、新ポケモンのことを思い出した」
彡 ´ー`)「ミュウ本体があれば、新ポケモン……ミュウツーが作り出せる」
ポケットモンスターダイヤモンド・パール
11: 2006/04/10(月) 23:49:29.10 ID:jyqY9Sfr0
彡 ´ー`)「しかし、抱えた問題は大きかった。人員も力も足りなかったんだ」
彡 ´ー`)「私は科学者などではないし……コネも、金もなかった」
彡 ´ー`)「だから、何かを利用することを考えたのさ」

ヾ(¬メ`・∧)¬「……それが、ロケット団というわけか」

彡 ´ー`)「あぁ。カツラと懇意にしだしたのは、そのころだ。同時に街の悪党どもを密かに排除し、ロケット団の目的を奪い……ロケット団の内部が荒れることを狙った」
彡 ´ー`)「そうしていくうちにカツラは必ず私を誘う……全て、計算づくだった」

(;'A`)「…………」

彡 ´ー`)「思った通りにロケット団に加入したあとは、内部の対立を煽った。私自身がロケット団の現状に異を唱えることによって、だ」
彡 ´ー`)「そしてしぃとカツラを潰し……ロケット団のトップに立った」

彡 ´ー`)「それから団を意のままに動かせるようになって、目標が近づくにつれ……私は、気付いてしまったんだ」


彡 ´ー`)「利用することの楽しさにな」

12: 2006/04/10(月) 23:50:20.83 ID:jyqY9Sfr0
彡 ´ー`)「違う世界が見えてきたよ。楽しくて、仕方が無かった」
彡 ´ー`)「色んなものを利用して、ミュウツーの完成は一気に近づいてきた。バトルでも、以前は闇雲に攻撃していたが、考えることを知って強くなれた」
彡 ´ー`)「本当に素晴らしい日々だった……」

彡 ´ー`)「私はロケット団のボスとして、まだこの日々が続いてほしいと願っているのさ」
彡 ´ー`)「お前らを倒せば、それも達成されるはずだ……」


彡 ´ー`)「……おっと、いかんな。話を脱線させてしまうのは私の悪い癖だ」

彡 ´ー`)「父親の夢は、新ポケモンをいつかポケモン図鑑に載せることだった」
彡 ´ー`)「私がポケモン図鑑を狙わせていたのはそのためさ……他愛もない夢だろう?」
彡 ´ー`)「ミュウツーを誕生させられたのも、元はと言えば父親のおかげだからな……せめて夢くらい叶えさせてやろうと思っただけさ」

(;'A`)「…………」


彡 ´ー`)「まぁ、どうでもいい話だったな。バトルを続けるぞ」


―ペルシアン の きりさく!


ザシュッ!!!


ヾ(¬メメメメ;`・∧)¬「ぐっ……!!」
彡 ´ー`)「苦しくなってきたようだな」

14: 2006/04/10(月) 23:51:11.57 ID:jyqY9Sfr0
ヾ(¬メメメメ;`・∧)¬(やはり、普通に躱すのは不可能……)
ヾ(¬メメメメ`・∧)¬(ならば……)


―ストライク の かげぶんしん!


ブゥン ブゥン ブゥン ブゥン ブゥン ブゥン


―ストライク の分身が出来た!


彡 ´ー`)「完璧なかげぶんしんだ……さすがだな」
彡 ´ー`)「……だが、やはり相手が悪すぎる」


―ペルシアン の だましうち!


ドガッ!!!


ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬「ぐっ!!」
(;'A`)「ズト!」

ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬(マズイ……必中技まで持っているのか……!)

20: 2006/04/10(月) 23:52:01.16 ID:jyqY9Sfr0
ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬(……吝嗇してはいられない……こうそくいどうを駆使して体力を削らねば……)


―ストライク の こうそくいどう!


シャッ!!!


ヾ(=ФωФ)「…………」


―ストライク の れんぞくぎり!


ギィン!! ギィン!! ズパッ!! ギィン!!


ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬「くっ……!」


―一撃命中した!


ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬(たった一撃……)
ヾ(メ=ФωФ)「…………」

21: 2006/04/10(月) 23:53:11.50 ID:jyqY9Sfr0
ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬(こうそくいどうを使って後ろに回れば、確かにダメージは与えられる……しかし、それでしとめられるとは限らん……)
ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬(……かなり辛い状況だ……)

彡 ´ー`)「呆けるなよ、リドー」


―ガラガラ の ほねブーメラン!


ヾ(¬メメメメメ;`・∧)¬「ッ!!」


シュッ!!


―ストライク は攻撃をかわした!


ヾ(¬メメメメメ`・∧)¬「入れ替えてきたか……」
ヾ(¬メメメメメ`・∧)¬「ガラガラなら、仕留めるのは難くないぞ」


―ストライク の きりさく!


∝∩メメ;゚ヽ゚)「ッ!!」


ズパッ!!!

23: 2006/04/10(月) 23:53:56.14 ID:jyqY9Sfr0
彡 ´ー`)「のろいを受けてかなり弱っていたからな……さすがに勝てんか……」
彡 ´ー`)「だが……きりさくはあと一撃だけだぞ」


ボンッ


―サカキ は サンドパン をくりだした!


('A`)「サンドパンなら」


―ドクオ は ストライク をボールに戻した!
―ドクオ は ゲンガー をくりだした!


《●`ー)「ケケケ」


―ゲンガー の シャドーボール!


グオオォッ!!!


―サンドパン はダメージを受けた!

27: 2006/04/10(月) 23:55:02.79 ID:jyqY9Sfr0
彡 ´ー`)「ククク……思惑通りだ」
彡 ´ー`)「厄介なゲンガーは、潰しておかねばな」


―サカキ は サンドパン をボールに戻した!
―サカキ は ペルシアン をくりだした!


彡 ´ー`)「10まんボルトだ」


―ペルシアン の 10まんボルト!


《●;`ー)「クッ!」


バリバリバリバリバリィ!!!!!


―ゲンガー はダメージを受けた!


《●メメメ;`ー)「チッ……!」


―ゲンガー の シャドーボール!
―ペルシアン は攻撃をかわした!

28: 2006/04/10(月) 23:56:12.41 ID:jyqY9Sfr0
《●メメメ;`ー)(もう、もたねぇナ……)
《●メメメ;`ー)(せめて……最後に、置き土産だけは残していくゼ……)


―ゲンガー の ナイトヘッド!


スカッ


―ゲンガー の攻撃は効果がないようだ……


ヾ(メ=ФωФ)「…………」
《●メメメ;`ー)「クッ……」


―ペルシアン の 10まんボルト!


バリバリバリバリバリィ!!!!!


《●メメメメメメ;`ー)「……後は……頼んだゼ……」


―ゲンガー は倒れた!

30: 2006/04/10(月) 23:57:00.26 ID:jyqY9Sfr0
(;'A`)「ナナセ……!」


彡 ´ー`)「……やけにあっさりやられたな……」

彡 ´ー`)「もしや……」


―サカキ は ペルシアン の顔色を見た


彡 ´ー`)「……ちっ……無効なのにわざわざナイトヘッドを仕掛けたのは、自然に近づくためか」
彡 ´ー`)「あの至近距離から"のろい"……攻撃態勢にも入っていたからな……躱せん……」


―ペルシアン は呪い状態になった!


('A`)「ナナセ、自分を犠牲にして……」
彡 ´ー`)「つくづく厄介なポケモンだ……」

彡 ´ー`)「……いや、厄介なメンバーを揃えたドクオ……お前が厄介だと言うべきだろうな」

31: 2006/04/10(月) 23:57:44.33 ID:jyqY9Sfr0
彡 ´ー`)「リドーだけではなく、他のメンバーも鍛え上げた……特に、ゼニガメなど最初はかなり貧弱だったが、今では戦闘に充分耐えうる力を持っている」

彡 ´ー`)「お前ほどのトレーナーを、私は見たことがない……間違いなく、生涯最強の敵だ」


(;'A`)「……どうも……」


(;'A`)(……でも、自分では一匹も捕まえたことないんだよね……エビィとかは最初っから強かったし……)
【(※(;・-・)】(本当のこと言ったらショック受けるかなぁ……サカキ……)


彡 ´ー`)「お前とのバトルを、ずっと楽しんでいたいくらいだよ……」
彡 ´ー`)「それでも、終わりは訪れるだろうな……それももう、遠くはない」

彡 ´ー`)「さぁ、ポケモンを出せ。決着が近いぞ」


('A`)「……うん」


ボンッ


―ドクオ は エビワラー をくりだした!

33: 2006/04/10(月) 23:59:01.47 ID:jyqY9Sfr0
―トキワシティジム・第三闘技場

―ラッタ の ひっさつまえば!


ガチッ!!


*~(;〒W〒)「うっ……」


―ラッタ の攻撃は外れた!


(ムΘラ)「攻撃が鈍すぎんぞ」


―ニドクイン の みだれひっかき!


スカッ ザシュッ!! スカッ


―ラッタ は一撃喰らった!

39: 2006/04/11(火) 00:02:29.82 ID:jyqY9Sfr0
《μメメ;`ー´》「!!」


ドォン!!!


―ゴローニャ は正面から攻撃を受け止めた!


[`↓´]「さすがだが……避けたほうが賢明だったかも知れねーぜ」


―ニドクイン の のしかかり!


ズドォォォン!!!!


《μメメメメメメ;`ー´》「う……ぐ……」
(;゚ー゚)「ゴロさん!!」


―ゴローニャ は倒れた!

36: 2006/04/11(火) 00:00:16.15 ID:eKkOOte10
(;^Д^)「ラッタ!」
*~(メメ;〒W〒)「ウチは大丈夫!」


―ラッタ の でんこうせっか!


ドカッ!!


*~(メメ;〒W〒)(やっぱ硬いわ……こりゃシンドイ……)

*~(メメ〒W〒)(せやけど目一杯時間稼がんと……勝つための犠牲ってかっこえぇやん!)


―ラッタ の スピードスター!


[`↓´]「ちょこまか動いて、うっとうしいな……」
(ムΘラ)「ラッタに的を絞るぞ」


―ニドキング の アイアンテール!


*~(メメ;〒W〒)「くっ……」

38: 2006/04/11(火) 00:01:35.57 ID:eKkOOte10
―ラッタ は上に飛び上がって攻撃をかわした!


(ムΘラ)「空中は隙だらけだぞ」


―ニドクイン の みだれひっかき!


ザシュザシュザシュザシュッ!!!!


(;^Д^)「ラッタ!!」

*~(メメメメメメメメ;〒W〒)「大将……すんまへん……」


ドサッ


―ラッタ は倒れた!


(;^Д^)「うぅ……ラッタ……」
(;^Д^)(くそ……まだか……まだなのか!?)

(ムΘラ)「続々撃破していくぜ!」


―ニドキング の かいりき!

41: 2006/04/11(火) 00:03:19.84 ID:eKkOOte10
(ムΘラ)「そんでもって、こっちは」


―ニドキング の みだれづき!


ズガガガガガガガッ!!!


о(メメメメメ;゚◎゚)о「ッ……」
(;゚ー゚)「ニョロちゃん……!」


―ニョロゾ の れいとうビーム!

―ニドキング の ずつき!


パァン!!


―れいとうビーム はかき消された!


[`↓´]「効かねぇってのが分かんねぇのか?」


―ニドキング の アイアンテール!
―ニドクイン の アイアンテール!

42: 2006/04/11(火) 00:04:18.18 ID:eKkOOte10
ドゴォォッ!!!!!!


о(メメメメメメメメメ;゚◎゚)о「う……あ……」


ドサッ……


―ニョロゾ は倒れた!


(ムΘラ)「残り僅か……」
[`↓´]「勝利目前だな」


(;゚ー゚)「くっ……」
(;゚ー゚)(マズイ……みんな頑張ってくれたけど、もうあとはオニちゃんしか)

( o∂ー∂o)(スーちゃん!)


―フシギダネ が小声で スー を呼び寄せた


(*゚ー゚)(フシちゃん!)
( o∂ー∂o)(時間かかったけど、なんとかなったっぽいよ!)
(*゚ー゚)("ぽい"じゃ困るけど、フシちゃんを信じるよ!)

44: 2006/04/11(火) 00:05:41.76 ID:eKkOOte10
(*゚ー゚)「プギャー、準備完了だ!」
( ^Д^)「来たか!」


(ムΘラ)「……何をするつもりだ」
[`↓´]「お前らにもう勝ち目はないだろ?」

(*゚ー゚)「同じことを言わせてもらうよ。『ツインズにもう勝ち目はない』」

[`↓´]「……おもしれー」
(ムΘラ)「こっから逆転する策があるってのか。ありえねーぜ」


( ^Д^)「この言葉を聞けば、お前らも真っ青になるかも知れねーぞ?」
(ムΘラ)「……この言葉?」
( ^Д^)「"俺達は、何故ニドキングとニドクインがフシギダネを前にしても暴走しないのか、推測できている"」


[`↓´]「…………」

47: 2006/04/11(火) 00:06:44.73 ID:eKkOOte10
[`↓´]「……だからなんだってんだ?」
(ムΘラ)「推測できたのは立派だが……分かったところでどうしようも」

(*゚ー゚)「分かんないかなぁ……」


(*゚ー゚)「何で暴走しないのかが分かった時点で、僕達の勝ちはほぼ決まってるってのに」





第93話 終わり

     ~to be continued

53: 2006/04/11(火) 00:08:48.21 ID:eKkOOte10
第93話は以上です、ありがとうございました

第94話は12日or13日の22時~25時ごろ投下予定です

9: 2006/04/15(土) 22:28:44.30 ID:5vpBxwmI0
―トキワシティジム・第二闘技場

―ミュウ の ゆびをふる!
―ミュウ の だいもんじ!


メメ`゚-゚》「…………」


―ミュウツー の ひかりのかべ!
―だいもんじ は ミュウツー に届かない!


('、';)(打開策が……思い浮かばない……)

†;゚‐゚†(どうすればいいんだろ……全く攻撃が通らない……)


(リ-_-)「手を拱くのも当然さ……ミュウツーは最強なんだ」
(リ-_-)「戦うために生まれてきた戦闘兵器……私の理想のために、存在しなければならないポケモンだ」

14: 2006/04/15(土) 22:30:28.72 ID:5vpBxwmI0
―ミュウツー の 10まんボルト!
―ピカチュウ の 10まんボルト!


バリバリバリバリバリィ!!!!
バリバリバリバリバリィ!!!!


―互いの技が相殺された


ξ;゚⊿゚)ξ(こうやって技を相頃し続けても、いずれ流れを持っていかれる……)
ξ;゚⊿゚)ξ(なんとかミュウが触れる方法は……方法は……)
ξ;゚⊿゚)ξ(ブーン……なにか方策は)

ξ;゚⊿゚)ξ(……ブーン?)


(#^ω^)「…………」


(リ-_-)「どうした、ブーン」
(リ-_-)「勝つ手段が見つからなくて、苛立っているのか?」

(#^ω^)「そんなんじゃないお」

15: 2006/04/15(土) 22:31:09.51 ID:5vpBxwmI0
>>10
久々の
投下で
すみません

16: 2006/04/15(土) 22:32:31.12 ID:5vpBxwmI0
(#^ω^)「ミュウツーのことを何回も何回も戦闘兵器って……いい加減にしろお!」
(リ-_-)「なんだ、いきなり……」

(リ-_-)「ミュウツーは戦闘のために作られたんだ。それが戦闘兵器以外の何だというんだ」
(#^ω^)「ミュウツーにだって心はあるんだお! 兵器なんかじゃないお!」
(リ-_-)「敵であるお前がミュウツーの擁護か……? 何の意味がある」
(#^ω^)「戦うためだけに生み出されたなんて、悲しすぎるお! 絶対にしちゃいけないことだお!」
(リ-_-)「私達が作り出さなければミュウツーは存在しなかった。存在にこそ意味があるんだ」
(#^ω^)「そんな存在なら無いほうがマシだお! 間違ってるお!」


(#^ω^)「……ブーンはシルフカンパニーで、ラプラスを仲間にしたお」
(リ-_-)「あのラプラスか……」
(#^ω^)「ラブは、人を乗せるのが大好きだったんだお。いつかトレーナーと一緒に旅するようになったら、そのトレーナーを背中に乗せて海を泳ぎたいって夢も持ってたんだお」
(#^ω^)「だけど、ロケット団に改造されて、人に触れられなくなって……その夢は叶わなくなったお」

(リ-_-)「…………」

(#^ω^)「自由な未来があったはずのラブは、ロケット団に自由を奪われたお」
(#^ω^)「ミュウツーを作り出す過程で……ラブは犠牲になったお!」

( ´ω`)「……でも、それは今更言ってもしょうがないお……ラブが生き返るわけじゃないお……」
( ´ω`)「でも、悲しいお……ミュウツーが、このまま戦闘ばかりさせられて生きるのが、悲しいお!」
( ´ω`)「きっとラブも悲しむお……自由のなさとゴーストタイプであることの悲しさを知ってるラブなら、ミュウツーを消そうって言うはずだお……」
( ´ω`)「それが……ミュウツーのためだお……」

17: 2006/04/15(土) 22:34:27.59 ID:5vpBxwmI0
(リ-_-)「……答えが見えんな……」
(リ-_-)「ミュウツーは生きたがっている。それを消すというのか」
(リ-_-)「サカキ様がラプラスを消したのとどこが違う? それこそラプラスは悲しむんじゃないのか?」
ξ゚⊿゚)ξ「……ミュウツーの存在は、ラブと違って危険……そして強大です」
ξ゚⊿゚)ξ「そのミュウツーを操るトレーナーも、危ない思想を抱いている……ラブとは大違いです」
(リ-_-)「お前がそんな口を利くとは思わなかったよ、ピチュ……しっかり気持ちを切り替えたようだな」


(リ-_-)「……ゴーストタイプとして生まれ、他と一線を画すほどの力を持ち、ゆめくいと同等の眼力もある……」
(リ-_-)「それが、当然……私は、気にしたこともなかったよ」
(#^ω^)「なんでだお! リーさんは眼が見えないのに、なんで気にしないんだお!」
(リ-_-)「?」
(#^ω^)「ゆめくいの力がある眼なんて誰も見ないお! つまり誰とも眼を合わせられないってことだお! その辛さはリーさんが一番よく分かってるはずだお!」
(リ-_-)「……!」
(#^ω^)「トレーナーであるリーさんには、触れてもらえないどころか、眼まで……そんなの、愛がなさすぎるお!」

(#^ω^)「ポケモンに愛を与えるのがトレーナーの役目だお!!」

(リ-_-)「……今更、言い合っても仕方ないさ……お前の言うことの"正しさ"は分かるがな……」
(リ-_-)「互いに目的が違いすぎている……潰しあわなければならないんだ」


―ミュウツー の かえんほうしゃ!

19: 2006/04/15(土) 22:36:13.22 ID:5vpBxwmI0
ゴオオオォォォッ!!!!


―バタフリー は攻撃をかわした!


†;゚‐゚†(……あれ?)

†;゚‐゚†(攻撃が……鈍ってる?)


メメ`゚-゚》「…………」


(リ-_-)(ミュウツー……)

(リ-_-)「ミュウツー、安心しろ」
(リ-_-)「こいつらに勝てば、お前は消えない。ずっと生きられるんだ」
(リ-_-)「お前は全力を尽くせ。そうすれば、負けない。消えない」

メメ`゚-゚》「…………」


ξ゚⊿゚)ξ(ご主人様……昔は、あんなに忖度が上手かったのに……)
ξ゚⊿゚)ξ(……今は……)

20: 2006/04/15(土) 22:38:22.41 ID:5vpBxwmI0
―ロケット団本部・地下三階-独房部

(・_u・)「五人揃ったな」

川`・-)「揃いはしましたが……」
ノノ*´ー`)「一体、どうするつもりですか?」
(;゚∀゚)「片腕ダケとは言え、手錠ハメられっぱなしは、アマリ気分のヨイモノではアリマセンネ……」

(・_u・)「今から、全員で逃げる」
从*^ヮ^)「逃げる?」
(・_u・)「あぁ、逃げる。マサキさんとカツラさんを連れて逃げる」
(・_u・)「ロケット団の追手を掻い潜って外に出る。もし警察が単独で建物にいたら、そのときでもいい。とにかくロケット団員に捕まらなければいい」
(・_u・)「そろそろワタリが戻ってくるはずだが、もし誰かに捕らえられていたら……」


タッタッタッタッ……


(=ι=)「待たせたな」
(・_u・)「帰ってきたか。無事だったんだな」
(=ι=)「あぁ、素知らぬ顔で歩いてきたよ。独房部の担当は俺達だからな、怪しいことはなにもない」
(=ι=)「これは、お前に渡しておくよ、マズア」


―ワタリ は マズア に厚みのあるフォルダを手渡した

21: 2006/04/15(土) 22:40:56.21 ID:5vpBxwmI0
(=ι=)「早く行かねばな」


ガチャッ


―ワタリ は カツラ の独房の鍵を開けた!


( ・∀・)「ありがとう」
(=ι=)「手錠の鍵は見つからなくて……」
( ・∀・)「気にしないでくれ。こんなもの、後でどうにでもなる」


ガチャッ


―ワタリ は マサキ の独房の鍵を開けた!


(=ι=)「マサキさんは俺が担いでいこう。とにかく、急ぐぞ」
(・_u・)「あぁ。警察が大勢押し寄せてくると厄介だ。話をする前に問答無用で逮捕されるかも知れん」
从*^ヮ^)「……一体、何をするつもりなの?」
(・_u・)「証拠を突きつけるのさ。警察に」
从*^ヮ^)「!!」

23: 2006/04/15(土) 22:44:30.47 ID:5vpBxwmI0
ちょっと投下中断します、すみません
数分か数十分くらいで再開します

31: 2006/04/15(土) 23:08:12.38 ID:5vpBxwmI0
八木は残念だったなぁ・・・
でも色んな記録が生まれたみたいで面白かったし、いい試合だったなぁ

それじゃ再開します

32: 2006/04/15(土) 23:09:25.94 ID:5vpBxwmI0
(=ι=)「地下三階に隠してあったあらゆる証拠を、さっき入手してきた」
(・_u・)「入手は難しいことじゃない。俺達は上級幹部だからな」
(=ι=)「団員名簿や命令録、行動録……証拠としては充分だ」
川 ゚-゚)「サカキがそんなものを残しておくとは……」
(=ι=)「絶対の自信があったんだろう……誰も裏切らないと」

(・_u・)「正確には、幹部は誰も裏切らないだろう、と思っていたんだろうな。スーやカツラさんに目を向けすぎていたんだ」
(=ι=)「俺達が平和派であることに気付くはずはないさ。カツラさんだって知らなかったはずだ」
(;・∀・)「確かに……君達は、サカキにあまりに従順な過激派……とても平和派とは思えない行動も取っていた……」
(=ι=)「いずれサカキを潰すために、仕方ないことと割り切っていました……そして、それは間違っていなかった」
(・_u・)「上級幹部にまで引き上げられ、こうして証拠を掴んでいるのだから」


―マズア は多数の書類が入ったフォルダを掲げた


(・_u・)「あとは、この証拠を紛失せずに警察に突き出せばいい」
( ・∀・)「しかし、信じてくれるのか? 君達はロケット団員だぞ」
(=ι=)「ジムリーダーがいます。六人ものジムリーダーが」
(・_u・)「カツラさん以外は全員疑われている……なら、カツラさんが出せば問題ないでしょう」
(・_u・)「団員名簿や命令録にはカツラさんの記録も残っていますが、それは他のジムリーダーが物言えば向こうも納得するはずです。全員、正しいことをしたのですから」
( ・∀・)「なるほど……つまり、問題は」
(=ι=)「いかにこの証拠を守りきれるか、です」

34: 2006/04/15(土) 23:11:35.04 ID:5vpBxwmI0
(・_u・)「本部内には今、かなりのロケット団員が集まっています。サカキにもそのうち連絡が行くでしょう」
(=ι=)「サカキかリーが戻ってきたら終わりです。まず勝てませんから」
(・_u・)「とにかく、この証拠を警察に渡さなければ……できる限り早く」
从*^ヮ^)「口を動かすより、足を動かしたほうが良さそうだね……」
川 ゚-゚)「行こう。雑魚団員なら軽く蹴散らせる」
( ゚∀゚)「頑張りマース!」


タッタッタッタッ……



―ロケット団本部・地下三階-南

(・_u・)「あっちだ。外に出るなら、非常口が一番いい」
(=ι=)「非常口の場所は幹部しか知らない。ジムリーダーが寄り付くわけがない、と高を括って誰も見張りなどしていないだろうから」


タッタッタッタッ……


( ・∀・)「……ん?」


―カツラ は保管棚を見た

35: 2006/04/15(土) 23:13:28.95 ID:5vpBxwmI0
( ・∀・)「ウインディ! ウインディがいる!」
从*^ヮ^)「ウインディ? カツラさんの?」
( ・∀・)「あぁ、間違いない! すまないが棚を開けて、ウインディを取ってくれ!」


―カスミ は棚から ウインディ を取り出した


( ・∀・)「ウインディ、無事だったか……嬉しいよ」
(=ι=)「ウインディはここにあったのですか……」
(・_u・)「カツラさんの残りのポケモンは一階にあります。あとで取りに行きましょう」
( ・∀・)「あぁ、そうしてくれるとありがたい。戦力にもなるはずだ」


タッタッタッタッ……


( ・∀・)「こっちは、開発部だな」
(・_u・)「そうです。開発部を横切ります」


ガチャッ


―ワタリ が扉の鍵を開けた!

37: 2006/04/15(土) 23:15:45.18 ID:5vpBxwmI0
(=ι=)「……よし、誰も居ない」
(・_u・)「急ごう。非常口は遠い」
(=ι=)「あぁ」


タッタッタッタッ……


川`・-)(不思議な場所……)
川 ゚-゚)(嫌な空気だ……恐らく、ここで新改計画を進めていたのだろうな……)
ノノ*´ー`)(色んな気が混じってる……居心地が悪いですね……)
( ゚∀゚)(ロケット団の非道さが伝わってくるヨウデース……)


タッタッタッタッ……


从*^ヮ^)「……ん?」

从;^ヮ^)「!?」


( ・∀・)「どうしたんだ?」
从;^ヮ^)「あ……あれは……?」


―カスミ は震える指で右方を指した

40: 2006/04/15(土) 23:17:56.82 ID:5vpBxwmI0
(=ι=)「……あれは、ミュウツーの礎となったポケモンだ……」
(・_u・)「酷いものだろう……氏んだポケモンから血液などを大量に抜き取るんだ……」


―干からびた カモネギ や ルージュラ が無造作に積み上げられている……


(・_u・)「色んな犠牲を払って生まれた化物……それがミュウツーだ……」
(=ι=)「あまりに悲しすぎる存在さ……」
从;^ヮ^)「…………」


タッタッタッタッ……


(・_u・)「もう非常口はすぐそこだ。少々長い階段で、薄暗いから足元には気をつけてくれ」
(=ι=)「しかし、ここまで誰にも出くわさないとは……みんな捜索が甘いな」

川 ゚-゚)(……迷いどころだ……)


川 ゚-゚)(本当に捜索が甘い可能性もある……内応者に導かれているのだから、見つかりにくいルートも進んでいるのだろうし……)
川 ゚-゚)(もしそうなら、一刻も早く階段を昇ったほうがいい……しかし……)

川 ゚-゚)「……待ってくれ」
(=ι=)「ん?」

42: 2006/04/15(土) 23:20:26.25 ID:5vpBxwmI0
川 ゚-゚)「ここまで誰とも出会わないのは、不自然極まりない。ロケット団員総出で私達を探しているなら、一人や二人遭遇しててもおかしくないはずだ」
(・_u・)「見つかりにくい進路をとったつもりだが……」
川 ゚-゚)「だとしても、おかしいだろう……誰も居ないなど、そうそう有り得ることではない」

川 ゚-゚)「非常階段を昇るのは一旦待とう。狭く暗い場所で、もし挟撃でもされたら敗北は免れない」
(=ι=)「しかし、あまり悠長なことは言ってられない。こうしている間にも後ろから迫られているかも知れない」
川 ゚-゚)「分かっている。だから、どこかに隠れて」
(^・J・^)「意味の無いことだ」

(;・∀・)「ハタ!!」
从;^ヮ^)「!!」

(^・J・^)「ナツメ、さすがに頭がいい。もし階段を昇っていたら、途中で全滅していただろうな」


ゾロゾロ……


―非常階段から多数のロケット団員が姿を現した!


(;・_u・)「最初から気づいていたのか……!」
(^・J・^)「どこを最初とするか、によって答えは変わるな……」

43: 2006/04/15(土) 23:23:16.81 ID:5vpBxwmI0
(^・J・^)「まず、マズアとワタリが平和派だとは知らなかった。が、誰かが裏切るだろうとは予測できていた」
(^・J・^)「サカキ様の予測だ。サカキ様は、自分が居ない間に誰かが行動を起こすかも知れないとして、警戒するようにと私に命令して下さった」
(^・J・^)「案の定、ジムリーダーが攻め込んできて、ロケット団から謀反者が出た。そこからは簡単なものさ」
(^・J・^)「逃げ出すのには、必ずこの非常階段を使うと安易に予測できた。そこで待ち伏せていただけさ」
(^・J・^)「無論、挟撃の形でな」


ガチャッ!!

ゾロゾロ……ゾロゾロ……


从;^ヮ^)「……!!」


―背後から多数のロケット団員が姿を現し、周りを囲まれた!

46: 2006/04/15(土) 23:25:31.71 ID:5vpBxwmI0
(^・J・^)「幹部は上級が二人、中級が八人、下級が十五人、雑魚団員が七十人ちょっとだ」
(^・J・^)「鍵はかけたから警察も来ない。遠慮なく、お前達を殺せる」
(;・_u・)「くっ……!」
(^・J・^)「……それとな、マズア。お前が持ってる、その紙」
(^・J・^)「お前が証拠だと思っているその紙だ」
(;・_u・)「……これが、なんだっていうんだ……?」

(^・J・^)「それは、偽物だぞ」
(;・_u・)「何だと!?」


(^・J・^)「誰かが持ち出すことが推測できたからな。あらかじめ偽物と摩り替えておいた」
(^・J・^)「まともなのは表紙だけで、中身は適当さ。もっとよく確認すべきだったな」
(;・_u・)「…………!!」

51: 2006/04/15(土) 23:27:50.34 ID:5vpBxwmI0
(^・J・^)「お前達に望みなどない。ここで氏に果てろ」


ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
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ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
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ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
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ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!
ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ! ボンッ!


―ロケット団員 から次々にポケモンがくりだされる!!





第94話 終わり

     ~to be continued

55: 2006/04/15(土) 23:29:12.11 ID:5vpBxwmI0
第94話は以上です、ありがとうございました!

>>41
年収1000万以上なら喜んで

第95話は16日の21時~24時ごろ投下予定です

2: 2006/04/15(土) 22:22:03.24 ID:5vpBxwmI0
ブーンのレポート

みつけたかず:77
つかまえたかず:12
おこづかい:10000えん


( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ・クリムゾンバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ・ゴールドバッジ

【ξ゚⊿゚)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀ 状態:ふつう
LV69 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・こうそくいどう・ひかりのかべ

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂ 状態:ふつう
LV64 わざ:ギガドレイン・サイケこうせん・ねむりごな・ソーラービーム

【Σ`・゚・〉】 ゴルダック:ダル ♂ 状態:ふつう
LV70 わざ:じこあんじ・れいとうビーム・ハイドロポンプ・ねんりき

【〔◇`゚¬〕フ】 ガルーラ:ラル ♀ 状態:戦闘不能
LV74 わざ:メガトンパンチ・ほのおのパンチ・れいとうパンチ・かみなりパンチ

【ヽ〈┓` 八〉┓】 カブトプス:レン ♂ 状態:軽傷
LV72 わざ:げんしのちから・メガドレイン・こらえる・きりさく

【('、'*)】 ミュウ:ミュウ 状態:ふつう
LV50 わざ:サイコキネシス・ゆびをふる・メガトンパンチ・げんしのちから



引用: ( ^ω^)ブーンがポケモンマスターを目指すようです