1: 2019/10/19(土) 20:44:01.137 ID:P+S2V9UI0.net
シャミ子「家族が3人増えたので月に使える生活費が7万円になりました」

桃「家族、と言ってもこの場合私とシャミ子の関係はどうなるのかな」

ミカン「桃のほうが遅生まれだから妹になっちゃうんじゃない?」

桃「そういうことを言っているのではなく」

清子「あらあらにぎやかになってしまいましたね」

清子「今日は豪勢にいきましょう、お鍋の準備をしなきゃ」

僕「御衣」

3: 2019/10/19(土) 20:45:05.147 ID:Fi7nVduk0.net
ってなんで僕君が!?

10: 2019/10/19(土) 20:48:56.889 ID:P+S2V9UI0.net
シャミ子「おはようございます桃、ミカン」

桃「おはようシャミ子」

清子「今日から古い米でかさまししていないパンケーキです」

シャミ子「うおお!?パンケーキ!小麦粉由来のふわふわした食感がします!」

シャミ子「今日も元気にいってきます!遅刻しますよ桃、ミカン!」

バタン

僕「おはようございます」のそのそ

清子「あ、おはようございます」(気まずい・・・)

14: 2019/10/19(土) 20:56:27.441 ID:P+S2V9UI0.net


僕「はぁはぁ」

シャミ子「うんむ・・・背後で物音がします」

桃「しっ、そのまま寝たふりをしてて」

桃「成り行きで同居することにはなったけどよく考えたら私たちはあの男を知らない」

シャミ子「え!?桃の知り合いじゃなかったんですか!?」

桃「私はミカンの知り合いかと」

シャミ子「え、じゃあ今私の後ろでなにをしているのでしょうか」

桃「目を瞑って耳を塞いでて、こういうのは私の役目だから」

19: 2019/10/19(土) 21:02:24.052 ID:P+S2V9UI0.net
桃「僕さん、何をしているんですか」

僕「何奴!?」

僕「なんだ桃ちゃんか、余った布切れでシコシコとぞうきんを作っていたんですよ」ぬいぬい

桃「ぞうきん?」

僕「一ヶ月7万円生活と言っても節制できるところはしようと思って」

桃「あ、その、ごめ・・・ごめんなさい」

僕「いかがなされた?」

桃「・・・」

僕「今生姜湯を作って参るのでそれを飲んで眠りなさい」桃の肩に毛布をかける

桃「僕・・・さん」

25: 2019/10/19(土) 21:10:01.038 ID:P+S2V9UI0.net
清子「今まで一人ずつお風呂に入っていたのですが6人いると焚き上げをしなくてはなりませんね」

ミカン「2人ずつお風呂に入るとかどうかな?」

桃「ナイスアイデアだよ」

良子「お姉と入りたい!」

桃(なに!?)

僕「異議なし」

清子「どういう組み合わせにしましょうか」

桃(シャミ子が一番倍率が高くそこから漏れた人が僕さんとってことか・・・)

28: 2019/10/19(土) 21:16:30.335 ID:P+S2V9UI0.net
滝ザアアアアアアアアアア

僕「せいやっ!」腋を洗う

僕「把っ!!」金玉の裏を洗う

僕「ただいま帰りました」

清子「せめて一番最後でもいいからお湯を使ってくださればいいのに」

僕「いえ、僕はシャミ子と桃の関係を遠くから眺めているだけの存在」

僕「二人が浸かった湯船といえどそれは花壇にタールを撒くようなものでしょう」

桃「僕さん・・・」キュン

30: 2019/10/19(土) 21:29:21.861 ID:P+S2V9UI0.net
シャミ子「僕さんってかっこいいですよね」

ミカン「シャミ子もそう思う?いぶし銀よね~」

桃「そう、かな」

シャミ子「桃は僕さんのこと苦手そうですよね」

桃「いや、そんなことは///」

ミカン「桃の様子がおかしいわね」

シャミ子「あれあれ~?もしかして桃は僕さんのことが好きだったのでは・・・///」

桃「・・・そんなことは、ない!」

3人から2km地点の草むら

僕「まずい、僕の存在が桃ちゃんとシャミ子くんの仲を引き裂こうとしている・・・!!」

33: 2019/10/19(土) 21:35:18.133 ID:P+S2V9UI0.net
清子「ええ!?お使いに行ってたと思ったら7万円全部使った!?」

僕「はい、パチOコで全部」

シャミ子「あわわ、これから一ヶ月どう過ごせばいいんでしょう」

良子「安心してお姉、畳は湯がせば食べられる」

清子「退去費がかかるのでそれは得策ではありません」

ミカン「でもいったいなんでそんなクズ行為を僕さんが・・?」

僕「・・・」

桃「見損なったよ僕さん」

40: 2019/10/19(土) 21:44:28.220 ID:P+S2V9UI0.net
僕「桃ちゃん、僕を畳に封印してくれないか」

桃「いや、そこまで思いつめなくても」

僕「シャミ子くんのお父さんはダンボールに封印された」

僕「そのダンボールは耐久性に優れ、汚れも時間が経てば落ちる、自己修復機能を持っているように見えるんだ」

僕「僕が畳になればむしられて食べられようとも勝手に直る」

シャミ子「なんてことですか、畳が食べ放題じゃないですか!?」

ミカン「いやそれなら果物が生ってる木とかに封印したほうが」

桃「そんなことできるわけない!僕さんは家族なんだから!」

僕「桃ちゃん・・・」

42: 2019/10/19(土) 21:54:43.934 ID:P+S2V9UI0.net
僕「でももうこれしか方法はないんだ」

シャミ子「桃、さすがに一ヶ月ご飯抜きだと皆倒れてしまいますよ」

ミカン「やるしかないわ桃」

桃「くっ・・・」

僕「やるんだ桃ちゃん!!!」

桃の身体が発光し、500円玉が照り返る

棒から飛び出した桃色のオーロラが彼女を包み衣装が変わったことを認識できる人類などいなかった

この間0.01秒の出来事である

畳(ありがとう、桃ちゃん)ぱぁぁぁぁぁぁ

47: 2019/10/19(土) 22:04:41.771 ID:P+S2V9UI0.net
良子「ソースをとってきたよ」

清子「では満遍なくかけてみてください、この一畳にだけですよ、慎重に」

シャミ子「箸では食べづらいのでフォークを使ってください」

清子「では手を合わせてください、いただきます」

シャミ良子ミカン「いただきます」

ザックザックとフォークが突き刺さる

シャミ子「桃も落ち込んでないで食べましょう」

桃「・・・」

良子「あれ、畳の底からなにかでてきた・・・お金だ!」

桃「!!」

清子「7万円あります、ということは・・・」

51: 2019/10/19(土) 22:17:53.046 ID:P+S2V9UI0.net
拝啓 千代田桃様

みんなの生活が楽になればと同居したことで桃ちゃんを苦しませてしまいました

そのことで何より苦しんだのは僕自身でした

僕はたまに他の世界線で作中に僕を登場させ、きららのキャラを虐頃するSSを書いていますが

桃ちゃんとシャミ子くんを相手にそれができませんでした

僕にできることは身を退くこと

作品に自分を投影するなどといったおこがましい行為をやめることです

これからもシャミ子くんと仲良く百合百合していってください

桃「はっ・・・夢・・・涙が・・・」

シャミ子「桃~遅刻してしまいますよ!早く朝ごはんを食べてください!」

桃「パクッ、このパンケーキ、おからでかさましされてる」

シャミ子「月生活費6万円ですからね、節制していきますよ~!」


おしまい

引用: シャミ子「家族が増えれば月に使える生活費が増えていくのでは」桃「一緒に住もう」ミカン「それいいわね」僕「尽力致す」