1: 2011/03/17(木) 23:39:31.10 ID:bWaGV5tV0
禁書×東方(香霖堂)モノ。

とにかくゆる~い感じのssなんで、お茶でも飲みながら気楽に読んでください。
東方は百合だ! という方はご遠慮した方がいいかもしれません。
カップリングとしてのクロスはありません。同じ作品同志は多少あります。

2: 2011/03/17(木) 23:40:15.59 ID:bWaGV5tV0
○香霖堂


霊夢「霖之助さん、いるー? いなくても入るわよ」カランカラン

上条「よういらっしゃい霊夢」

霊夢「あら当麻。店番してんの? 霖之助さんは?」

上条「霖之助なら奥に……おーい! 客来たぞー!」

 ドタドタ

霖之助「いらっしゃ……なんだ、霊夢か」

霊夢「何だとは何よ、失礼ね。お客さまよ?」

3: 2011/03/17(木) 23:41:06.34 ID:bWaGV5tV0
霖之助「良いか当麻。なにも買わない者を客とは呼ばないんだ。覚えておくといい」

上条「りょーかいです店長。で、霊夢は今日はどうしたんだ?」

霊夢「お茶飲みに来てあげたわよ」

上条「またかよ。毎回毎回茶だけ飲みに来やがって、ここは喫茶店じゃねえんだぞ?」

霊夢「知ってるわよ。『無料』でお茶と服を売るお店でしょ?」

霖之助「全く君は……まぁいい、どうせ後で魔翌理沙も来るんだ」

霊夢「さっすが霖之助さん。えーっと、湯呑み湯呑み、と」テクテク

 アー!コウハクナンダヨ!
 アンタハマイニチゲンキネー

4: 2011/03/17(木) 23:41:37.22 ID:bWaGV5tV0
上条「おいインデックス! 茶菓子の場所は言うんじゃねぇぞ! 俺と霖之助の分しか残ってないんだからな!」

インデックス「! わかったんだよ!」

霊夢「あ、ここね」ガラガラ

上条「もう見つけてらっしゃる―!?」

インデックス「ほへんはんだよほうま」モグモグ

上条「あぁ、不幸だ……つーかインデックス! なに一緒になって食ってんだ!」

霖之助「こんなところで巫女のカンを発揮しなくてもいいだろうに。隠してたつもりもないが」

上条「でも霊夢専用の湯呑みを置いとく辺り、霖之助も甘いだろ」

霖之助「……そう、かな?」

上条「甘い甘いよ甘いです三段活用!」

5: 2011/03/17(木) 23:42:06.19 ID:bWaGV5tV0
美琴「こ、こんにちは~」カランカラン

インデックス「あ、短髪なんだよ」モグモグ

霊夢「ほんとだ、短髪ね。あんた今日も来たの?」ズズー

美琴「お互い様でしょ」

上条「ようビリビリ」

美琴「ビリビリ言うな!!」ビリビリ

上条「うわ! 危ねえなおい。もし商品に当たったらどうすんだよ」

6: 2011/03/17(木) 23:42:41.58 ID:bWaGV5tV0
霖之助「いらっしゃい。今日はなにをお探しかな?」

美琴「こんにちわ店主さん。今日はちょっと寄ってみただけなの」ペコリ

霖之助「そうか、ゆっくり見てくといい。よければお茶でも飲んでいくかい?」

美琴「ありがとうございます」

上条「ちょっとちょっと! さっきと対応が違いすぎねえか!?」

霖之助「彼女は霊夢達と違って何度も買いに来てくれる良客だ。君も香霖堂の店員なら客への対応には気をつけてくれよ?」

7: 2011/03/17(木) 23:43:12.46 ID:bWaGV5tV0

上条「はいはい。しっかし美琴もよく来るよな。そんなにここ気にいってんのか?」

美琴「別にいいでしょ!! あ、あんたが持ち前の不幸で商品壊してないかチェックしてんのよ!!」

上条「なんだよそれ。そんなの頼んでないだろ」

霖之助「そういえばこの間も君が『うっかり』壊した骨董品を買い取ってくれてたな」

上条「その節はお世話になりました美琴大明神様~!!」

美琴「み! みこ……///」プシュー

上条「だから電気を出すな~!」

霊夢(あれで気付かないんだから不思議よね)

インデックス(もうお菓子無くなっちゃんたんだよ……)ガーン

霖之助「漏電してもいいがちゃんと買い取ってくれよ?」

8: 2011/03/17(木) 23:44:02.62 ID:bWaGV5tV0
魔翌理沙「おーす香霖。いるかー? いなくても邪魔するぜ」カランカラン

インデックス「あ、白黒なんだよ!」

霊夢「長髪じゃないの?」

インデックス「?」

魔翌理沙「なんだ美琴に霊夢。今日もいるのか。懲りない奴達だぜ」

美琴「あんたほどじゃないわよ」

霊夢「お互い様ね」

9: 2011/03/17(木) 23:44:32.94 ID:bWaGV5tV0
魔翌理沙「ふふん、ところが今日の私は……何ニヤケてんだ上条?」

上条「ふっふっふ、上条さんは同じ過ちは犯しませんのことよ。
   やい魔翌理沙! 何も買ってかないお前にいらっしゃいは言わないぜ!」ドヤー

霖之助「やぁ魔翌理沙。いらっしゃい」

上条「ええ~~!?」ガビーン

霊夢「残念だったわね」

インデックス「ちょっとださいかもとうま」

美琴「ま、まぁ2度あることは3度あるって言うし」

上条「ぐ、ちきょう……」

10: 2011/03/17(木) 23:46:21.16 ID:bWaGV5tV0
とりあえずストップ。

あれ、魔翌理沙の字が変に?

17: 2011/03/18(金) 13:50:27.28 ID:kZSbIMgK0
舞台は幻想郷でもあり、学園都市でもある。
そんなあやふやで雑な感じとお考えください。
あんま紫様のせいにすると、ゆかりん怒っちゃうぞ♪

上条さんの能力も考え出すときりがないので、臨機応変にどうぞ。

18: 2011/03/18(金) 13:51:07.76 ID:kZSbIMgK0
続き投下しま~す。

19: 2011/03/18(金) 13:51:51.59 ID:kZSbIMgK0

魔理沙「お、香霖。八卦炉の修理終わってるか?」

霖之助「終わってるよ。持って行くといい」

魔理沙「もうこれがないと夜も9時間しか寝れないんだぜ」

上条「十分すぎるじゃねえか」

霖之助「あれにはマイナスイオンが出る効果もあるから、多少寝易くもなるだろう」

美琴「どう溶かし込んだらそうなるのよ……」

霊夢「あれ? あんたその腕のやつどうしたの?」

魔理沙「これか? さっきちょっと借りたんだ! 『ジャッジメントだぜ!』」バーン!

インデックス「わ~! まりさかっこいいかも!」キラキラ

霖之助「そうかい?」

魔理沙「お前にも貸してやるぜ」

インデックス「わ~い! 『ジャッジメントなんだよ!』」バーン!!

上条「なぁ、あれって」

美琴「うん、たぶん、っていうか絶対に――」

20: 2011/03/18(金) 13:52:23.59 ID:kZSbIMgK0







            『ジャッジメントですの!!』ババーン!!!






21: 2011/03/18(金) 13:52:53.39 ID:kZSbIMgK0
黒子「みつけましたわ魔理沙さん! 今日という今日は許しませんの!」

美琴「やっぱり黒子のだったのね……」

霊夢「やっぱ本家は派手ねー。あ、霖之助さんも飲む?」

霖之助「ああ、ありがとう。僕のお茶だけど」

魔理沙「細かいことは気にしたら負けだぜ」

上条「白井も飲むか?」

黒子「なに私を無視して仲良くティータイムと洒落込んでますの!?」

22: 2011/03/18(金) 13:53:20.57 ID:kZSbIMgK0
美琴「まぁまぁ黒子、いつもの事じゃない」

黒子「お姉様も! また今日も香霖堂さんにいらしてたのですか!
   そんなにこの類人猿がいいんですの!?」

美琴「ち、違う違う! こいつは関係ないわよ…///」

上条「ん? なんか言ったか?」

魔理沙「そうかっかするなよ。私と色被ってるお前が悪いんだぜ?」

白井黒子「まったく被ってませんの!!」プンプン

23: 2011/03/18(金) 13:53:49.24 ID:kZSbIMgK0
霊夢「あ、そうそう霖之助さん。また巫女服を縫ってほしいんだけど」

霖之助「またか君は。しょうがないな。まだ大丈夫そうだから今度来た時にでも縫ってあげよう」

美琴「え! その服って店主さんが縫ってたの?」

霖之助「そうだよ。作成したと言ったほうが正しいが」

美琴「香霖堂って(変な)骨董品だけじゃなくて服も売ってたのね」

霊夢「あんたも縫ってもらったら? 痛々しいわよその格好」

インデックス「わたしは平気なんだよ。それに、これは縫ってもらっても意味ないかも……」

霖之助「へぇ、ちょっと失礼するよ。
    名称『歩く協会』
    用途『力を受け流し、吸収する』か。
    ふむ、確かにこれはただ糸を縫い合わせただけじゃ意味がないかもしれないね」

24: 2011/03/18(金) 13:54:20.41 ID:kZSbIMgK0
美琴「それが霖之助さんの能力だっけ? 触っただけで道具の意味がわかるって凄いわね」

霊夢「正しくは名称と用途よ。肝心の使い方がわからないんだから、中途半端よね」

霖之助「何を言う、用途さえわかれば使い方なんてわかったも同然じゃないか」

霊夢「この前もそう言って、結局動かなかったじゃない」

霖之助「あれか。あの式神はまだ僕を主と認めてないだけだ」

インデックス「式神? それって、東洋魔術の使い魔のこと?」

霖之助「ああ。この前『こんぴゅーた』というものを見つけたんだ。用途が『情報を収集・処理』とあってね。
    恐らくだがこれは八雲紫の式神と同じように、主の為に働くものなのだろう。まぁ彼女の式神ほど有能ではないだろうが」

美琴「ちょ、コンピュータってそんなんじゃ……」

インデックス「へぇ~、使い魔まで使えるなんて、霖之助って結構凄い魔術師かも」

霊夢「いやだから使えてないんだって」

霖之助「それももうすぐさ」

25: 2011/03/18(金) 13:55:34.51 ID:kZSbIMgK0
黒子「魔理沙さんいいからそれ返して下さいませ」

魔理沙「だから返すってば。ちょっと借りてるだけだぜ」

上条「氏ぬまでか?」

魔理沙「その通りだぜ」

黒子「むき~!! こうなったら力ずくでも返して頂きますの!」ダダッ

魔理沙「遅い遅い。こっちだぜ?」ヒュンヒュン

黒子「くぅ~ちょこまかと!」

26: 2011/03/18(金) 13:56:09.88 ID:kZSbIMgK0
上条「おいお前らいい加減にしろ! 店内で飛び回りやがって、もし商品にぶつかったらどうすんだ!」

黒子「そりゃ弁償でしょうね」

魔理沙「上条がな」

上条「わかってるなら、いい加減止まれ!」バッ

魔理沙「わっ! いきなり前出てくるな!!」キキー!

27: 2011/03/18(金) 13:56:46.22 ID:kZSbIMgK0
霊夢「で、あんたのその服はなんでそんなボロボロなのよ?」

インデックス「あぅ、思い出すのも恥ずかしいんだよ……」





どん! と店内に大きな物音が響いた。

上条「いてて、やっと止まったか。……ん?」フニュ

28: 2011/03/18(金) 13:57:21.85 ID:kZSbIMgK0








インデックス「初めてとうまと会ったとき、とうまに破かれたんだよ」








29: 2011/03/18(金) 13:57:48.81 ID:kZSbIMgK0





魔理沙「」←押し倒され胸もまれ
上条「」←押し倒し胸もみ





30: 2011/03/18(金) 13:58:19.39 ID:kZSbIMgK0
上条「イ、イヤデスネマリササン?」

魔理沙「……マスタースパーク!!」チュドーン

上条「アブね!」ミギテガード

魔理沙「ち、違うんだぜ香霖! これはあいつが///」

霖之助「おや、いつまでも子供だとばかり思っていたが、人前で羞恥を覚える年になったか。やはり人間の成長は早いな」シミジミ

魔理沙「」

美琴(わかるわ魔理沙! その気持ち、同情するわ)

インデックス「とうま! 今回は言い逃れできないんだよ!」

霊夢「痴漢撃退ってお賽銭に繋がるかしら?」

上条「お、俺はただ店の為を思って……不幸だ~~!!」ピチューン

35: 2011/03/18(金) 20:17:14.72 ID:kZSbIMgK0
○夕刻



霊夢「ていうかもうこんな時間じゃない。あんた達帰んなくていいの?」

美琴「え? あ、大変。そろそろ帰らなきゃ」

魔翌理沙「悪い風紀委員に気を付けるんだぜ?」

黒子「そんな風紀委員いませんの!」

当麻「いやいや、お前らこそなにのんびりしてんだよ」

インデックス「れいむ達は帰らなくてもいいの?」

霊夢「そうねぇ。なんだか鍋の用意もあるみたいだし、今日は泊っていこうかしら」

魔翌理沙「私はもともとそのつもりだったしな。具材も持ってきたし」

インデックス「今日は魔翌理沙がつくるんだね! 楽しみなんだよ!」

魔翌理沙「よしよし。首を長くして洗って待ってるんだぜ?」

36: 2011/03/18(金) 20:18:17.66 ID:kZSbIMgK0
○夕刻



霊夢「ていうかもうこんな時間じゃない。あんた達帰んなくていいの?」

美琴「え? あ、大変。そろそろ帰らなきゃ」

魔理沙「悪い風紀委員に気を付けるんだぜ?」

黒子「そんな風紀委員いませんの!」

当麻「いやいや、お前らこそなにのんびりしてんだよ」

インデックス「れいむ達は帰らなくてもいいの?」

霊夢「そうねぇ。なんだか鍋の用意もあるみたいだし、今日は泊っていこうかしら」

魔理沙「私はもともとそのつもりだったしな。具材も持ってきたし」

インデックス「今日は魔理沙がつくるんだね! 楽しみなんだよ!」

37: 2011/03/18(金) 20:18:53.35 ID:kZSbIMgK0
魔理沙「よしよし。首を長くして洗って待ってるんだぜ?」

美琴「と、泊まるって、ここに!?」

霊夢「そうだけど……なに難しい顔してんのよ」

美琴「えっ、だ、だって、男の人の家に、と、泊ま……///」

魔理沙「変な奴だな。美琴も泊まってくか?」

霖之助「また君は勝手に決めて。ここが誰の家かわかってるのかい?」

霊夢「別にいいじゃない」

霖之助「やれやれ、君もそれでいいかい?」

上条「居候の上条さんとしては文句の一つもございません」

美琴(え、じゃ、じゃぁ今日私はあいつと一つ屋根の下で……///)

美琴「う、うん! 泊ま――」

黒子「さぁお姉様。そろそろ帰らないと寮官に叱られてしまいますの」ガシッ

上条「門限なんかあんだからお嬢様ってのは大変だなぁ」

霖之助「そうか、それなら仕方ないね。またゆっくり来るといい」

美琴「」ショボーン

38: 2011/03/18(金) 20:19:20.50 ID:kZSbIMgK0
黒子「ええ。ああそれと魔理沙さん」ヒュッ

魔理沙「なんだ……うわっ!」

黒子「腕章は返してもらいましたの」ニコッ

魔理沙「なん……だぜ……!?」

霖之助「今のが君の能力かい?」

黒子「そうですの。そちら風に説明するなら『触れたものを瞬間移動できる程度の能力』ですの」

霊夢「自分だけが移動するだけなら私にもできるけどね」

霖之助(瞬間移動……なにもない場所からいきなり現れるわけか。苦手な人を思い出すな)

39: 2011/03/18(金) 20:19:59.12 ID:kZSbIMgK0
美琴「ね、ねぇ。もう少しくらいここにいたっていいんじゃ……」

黒子「何言ってますの! 男はオオカミなんですの!
   香霖堂さんはともかく、この類人猿がいつお姉様にその毒牙を向けるかわかりませんの!」

霊夢「霖之助さんって狼妖怪と人間のハーフだったのね」

魔理沙「椛と似たようなもんか?」

霖之助「彼女は一応白狼「天狗」じゃなかったかい?」

インデックス「そうなの? とうま?」

上条「上条さんは紳士の中の紳士ですから」

黒子「それでは皆さん、ごきげんようですの」シュン
美琴「うぅ……さよなら」シュン

霊夢「またいらっしゃいよー」

上条「まるで自分の家だな」

魔理沙「私達の家だぜ?」

霖之助「僕の家だよ」

40: 2011/03/18(金) 20:20:32.57 ID:kZSbIMgK0
インデックス「それよりお腹すいたんだよ! 早く作ってほしいかも」

魔理沙「そうだな。そんじゃ準備するか」ドタドタ

インデックス「楽しみなんだよ!」ドタドタ

霖之助「ならその間風呂を焚くか。任せてもいいかな?」

霊夢「しょうがないわねぇ」テクテク

上条「そこはしっかり手伝えよな……で、俺は何すればいいんだ?」

霖之助「そうだな、ちょうど酒も切らしてしまったし、買って来てもらえるかな?」

上条「い、今から!?」

霖之助「今から」

上条「でもデスネ、夜になると妖怪が出るって……」

霖之助「あぁその点は心配してないよ。君には不可解な能力があるじゃないか」

上条「でもデスネ、霊夢か魔理沙なら飛んで行けるから……」

霖之助「ほう、紳士の中の紳士は夜道に女性を走らせるのかい?」

上条「イヤ……」

41: 2011/03/18(金) 20:21:00.88 ID:kZSbIMgK0
霖之助「あ、それと昼間の件についてだが全く気にしてないよ。
    例え妹の様に面倒を見てきた子が痴漢一歩手前のような目にあったとしても、僕は全然気にしてないから」

上条「……行かせて頂きます」

霖之助「うん、よろしく頼むよ」

上条「不幸だーーーー!!」ダダダー

インデックス「あれ? とうまは?」

霖之助「たった今『快く』買い出しに行ってくれたよ」

霊夢「言ってくれたらひとっ飛びしたのに」

霖之助「まぁこの時間帯ならたいした妖怪も出ないから大丈夫だろう」

42: 2011/03/18(金) 20:23:50.36 ID:kZSbIMgK0
とりあえず第1話終了。

今後は気分で地の文で書いたり、今のままで書いたり。
なるべく多くのキャラを書いてみたいけど、あくまで舞台は香霖堂なので。

需要があるのか、香霖堂読んだ人がどれくらいいるのかが不安です。

そんなこんなでよろしくお願いしまーす。

45: 2011/03/19(土) 03:13:22.35 ID:3mfG6w6To
乙です

47: 2011/03/20(日) 15:07:59.88 ID:G4J5XClj0
ちわーす。ちょっと短いけど、第2話いきまーす。
今回も香霖堂から出ません。引きこもり店主ですね。

48: 2011/03/20(日) 15:09:05.51 ID:G4J5XClj0
「りんのすけ。それなぁに?」


 ここは香霖堂。森近霖之助が経営する古道具屋である。
 その店内にて、真っ白な修道服に銀髪の少女、インデックスは、
 これまた銀髪の青年である森近霖之助に話しかけていた。


「これかい? 先程無縁塚で拾ったものなんだけど……」

「なんかキラキラしてて綺麗かも」


 霖之助の手元を見ると、なにやら円盤形が銀色に光り輝いていた。


「あぁ、普段これと似たようなものをよく拾うんだが、これは用途が違っていてね」

「そういえば似たようなのを当麻が持ってたかも。でも、どんな用途なの?」

「用途が『世界中に歌を響き渡らせる』と出たんだ」


 インデックスが見つめる中、とりあえずその円盤を振ってみるが、やはり歌は流れず。

49: 2011/03/20(日) 15:09:53.56 ID:G4J5XClj0
「壊れてるの?」

「いや、たぶん前に拾った『こんぴゅーた』同様に何かしらの起動条件があると考えられる」

「でも歌が流れるだけじゃあんまりおもしろくないかも……」


 それよりおなかすいたんだよ、と言わんばかりに興味を無くしたインデックス。
 それとは対照的に霖之助は円盤をじっと見つめ、考察を続ける。


「だが待ってほしい。歌とあるが、もしかしたら僕らが想像してるようなものとは少し違うかもしれない」

「え? 聖歌とかじゃないの?」

「それも歌に含まれるが。例えば、君が前に話した『魔滅の声』なども歌の範囲に含まれる」


 店内に訪れる一瞬の静寂。

50: 2011/03/20(日) 15:10:31.57 ID:G4J5XClj0
「じゃあ! これには魔滅の声が制御されてるの!?」


 それを打ち消すかのように、インデックスの声が響き渡る。


「あくまで可能性の一部だ。そしてこの円盤状の物体。これと似たようなものを何度も見かけた、と言ったが、それは複製が可能と言える。
 もしこんなものがいくつも世に出回れば、世界は終わりだ」

「た、大変なんだよ……」

「ところで、この少女に見覚えはないかい?」


 驚くインデックスに円盤の表面に描かれた少女の絵を見せる。
 絵の中の少女は無機質な笑顔を振りまいていた。
 まるで、世界などどうでもよいかのように。


「恐らくだが、この円盤を開発し、『歌』を作成した魔術師の画像だと思うんだが」

「う~ん、こんな人見たことないんだよ」

「そうか、とにかくこれ以上は僕達の手には負えなさそうだ。すぐに紫に連絡を……」


 言葉を言いきる前にカウベルが来客を告げる。
 こういう時にすぐに来るあたり、僕は監視されているのかもしれない。

 そう霖之助は考え、幻想郷の妖怪賢者を迎えるべく振り向いたが、
 玄関先にいたのは2人がよく知るツンツン頭の男だった。

51: 2011/03/20(日) 15:10:58.77 ID:G4J5XClj0
「ただいた帰りましたよー」

「なんだ、君か」

「お帰りなんだよとうま」

「なんだとはなんですか。言われた通りお使いに行って来たというのに……あ~!」


 不満顔で帰宅した上条当麻は、霖之助が持っていた円盤を見つけると大声を発した。
 

「とうまはこれ知ってるの?」

「知ってるも何も、どこでそんなの手に入れたんだ?」

「先程無縁塚から拾って来たのだが……」


 答えを先延ばしにする上条に、銀髪の2人は答えを急かす。

 やがて彼はその口から真実を告げる――

52: 2011/03/20(日) 15:11:28.44 ID:G4J5XClj0










「初○ミクじゃねぇか、懐かしいな~」









「「え?」」









53: 2011/03/20(日) 15:11:57.47 ID:G4J5XClj0
「初音○クだよ初音ミ○。知らない? ずいぶん前に学園都市で話題になってさぁ。
 メロディと歌詞を入力するとその通りに歌ってくれるんだよ。
 今はバリエーションが増えてさ、ラップや演歌にサンバなんかを歌う種類もあるんだぜ」


 ポカンとする2人。
 自分と2人の温度差に、説明を続ける上条は気づかない。


「そ、そうか。僕らはてっきり……」

「まぁいくら学園都市っても、インデックスが歌うような危ねぇ歌までは歌えないけどな。
 そんなこと思いつく奴なんていないよな。……ん? どうかしたか?」


 再び起こる温度差に、今度は気づいた。
 が、時すでに遅し。


「インデックス、今日は久しぶりにミスティアの店で食べようか」

「賛成なんだよ!」

「お、ラッキー。今日の上条さんはついてますね」

「当麻、君は店番をしててくれ」

「え」

「よろしくなんだよとうま」

「そ、そんな……不幸だー!!」

54: 2011/03/20(日) 15:17:04.37 ID:G4J5XClj0
第2話投下終了。地の文着きの話でしたが、いかがでしたか?
ちょっとわかりやすいオチでしたね。。。

あ、ちなみにここの上条さんたちは香霖堂に居候してるって設定でお願いします。

次回はもう少し話が長くなる予定です。まぁ香霖堂からは出ませんが……

それでは、読了感謝でした。

57: 2011/03/22(火) 00:25:49.53 ID:EzC4+1G/0
蝉の音が忙しない夏の香霖堂。
 ここ数日は立ってるだけで汗の出る気温で、そんな中好んで外に出る人物などおらず、
 今日も当店自慢のカウベルはその仕事を絶賛休業中であった。


「今日も暇だなー」

「平穏が一番いいさ」

「いや客は来てくれないとダメだろ。店的に」


 店の中にはやる気のあるんだがないのかわからない店主と、それを呆れた様子で眺める居候の姿。
 どちらも屋内にいるにもかかわらず、汗ばんでいる。


「それにしても暑い」

「あぁ、熱いな」

「けど厚くはないな」

(霖之助が壊れた……)


 常識人を自負する霖之助でさえこんな事をのたまってしまうほどの気温なのだ。

58: 2011/03/22(火) 00:26:21.57 ID:EzC4+1G/0
「ところでインデックスはどこに行ったんだい?」

「あいつなら紅魔館に呼ばれていったよ」

「紅魔館か。あそこは湖の近くで涼しそうだ。なにより図書館もあるし」


 紅魔館。吸血鬼レミリア・スカーレットが住処としている深紅な館。
 その中には大きな図書館が内蔵してあり、彼女の親友である魔女、パチュリー・ノーレッジがそこ所有している。
 そのパチュリーが以前宴会で出会ったインデックスの所持する膨大な知識量にえらく感銘を受け、
 それ以来インデックスは定期的にお呼ばれに行っている。

 なお、その時霖之助は彼女の交換条件として、『好きな時に好きな本を読ませてもらえる』事をパチュリーと約束していた。


「人の友達をダシにしやがって……」

「何か言ったかい?」

「イエ、ベツニ」


 かくいう上条も、インデックスが紅魔館から持ち帰る土産を楽しんでいるので大した問題にはしていない。
 ……たまに血を吸われそうになるが。

59: 2011/03/22(火) 00:27:05.06 ID:EzC4+1G/0
「でも湖といえば……そろそろ来る頃かもしれないね」

「おりゃー!」


 ドン! と大きな音と共に開かれた入口を見やると、そこには小さな人影が。
 青い髪に青い服、青い羽根を生やしたその少女は開口一番、


「あたいと勝負しろ!」


 宣戦布告をしてきた。
 その言葉は上条の脳裏にいつも突っかかってくる某ビリビリ中学生を思い出させた。


「トノマー! 今日こそコテンパンにやっつけてやるわ!」

「上条さんの名前はトノマではなくトウマですのことよ」

「やぁチルノ。よく来たね。ゆっくりしていくといい」

「おーりんのすけ。あたいが来たからにはもう安心しなさい」


 氷精チルノ。その名の通り『冷気を操る程度の能力』
 冷気を操って凍らせる事が出来る。
 ただ、操ると言っても冷気はだだ漏れ状態であり、ちゃんと操れているかどうかは不明である。


60: 2011/03/22(火) 00:27:31.06 ID:EzC4+1G/0
事あるごとに突っかかってくるんじゃねーよ。バカ妖精」

「うるさい! この、えーと、黒髪!!」

「それは悪口になってないよ」


 あと、頭が少々かわいそうな子。
 本来妖精とは本来知能が低いもので、人と話せるだけあって彼女は妖精の中ではトップクラスなのだ。
 ただ、まだ他の人妖には届かない。無念。


「今日こそ凍らしてみせるんだから!」

「そういうことだ当麻。行ってきなさい」

「へいへい」


 チルノが来てから、心なしか霖之助が嬉しそうにしているのを上条は見逃さなかった。
 彼の名誉の為に言うが、決して小さな子が来たからと言うわけではない。
 
 霖之助は騒がしいことをあまり好まず、宴会にも滅多に顔を出さない性格の持ち主。
 以前4人の少女に誘われても行かなかったこともあり、またそれが別の噂を立てているのだがそれはまた別の話で。

 先のパチュリーの件でもわかるように、霖之助は打算的な性格をしている。
 彼から言わせれば「商売人として当たり前」であるその性質は、当然今も動いているわけで……

61: 2011/03/22(火) 00:28:03.92 ID:EzC4+1G/0
○香霖堂前

「いくわよトウマー!」

「はいはいどうぞどうぞ」


 氷精のくせに熱いチルノと対照的に、やる気なくだらりと立つ上条。
 気合を入れた小さな体に力を込め、両腕を前方に突き出し、天下無敵の必殺技<スペルカード>を放つ!!


「氷符『アイシクルフォール』!!」


 刹那、あたり一面を氷吹雪が襲う!
 眼前に立っていた上条は当然ひとたまりもなく――

62: 2011/03/22(火) 00:28:32.59 ID:EzC4+1G/0
「うりゃー!」

「……」

「とりゃー!」

「……」

「てーい!」

「……」


 ――かすりもしていなかった。
 ・アイシクルフォール(easy)はチルノの目の前が安置である。


「もう! またそのへんてこな能力のしわざね!!」

「いや、上条さんは何にもしてませんよ……」

63: 2011/03/22(火) 00:31:55.39 ID:EzC4+1G/0
「よーし、もう一発!」


 周りが冷えるのはいいが、傍から見たら頑張る少女を目の前で観察する少年の図が完成しているこの状況。
 こんなところをビリビリや天狗などに見られたらまた不幸なこと一直線だ。
 いい加減諦めねぇかなぁ、と思っていると、店の中から霖之助が顔を出した。


「チルノ。アイスがあるけど食べるかい?」

「え? アイス!? 食べる!!」


 スパッと氷を止め、風の様に素早く店へと駆け込んだチルノ。
 その一瞬の出来事をただ茫然と眺めることしかできない上条。
 そして霖之助は頑張った従業員へ一言。


「お疲れ様。店内は大分冷えたから、君も入りなさい」


 しかしこの店主、策士である。
 改めてそう思う幻想頃しなのであった。

64: 2011/03/22(火) 00:32:50.61 ID:EzC4+1G/0
○店内

「聞いてよりんのすけ! こいつってばまたあのへんてこな能力使ったのよ!」

「そうか、それはたいへんだね」

(あ、話聞いてないな)


 すっかり快適になった店内で。上条はアイスを食べながら2人を眺める。
 涼しさ満開! のような顔で例の図書館から借りた本を読みふける霖之助。
 そんな彼の膝に座って、アイスを食べながら愚痴をこぼす今回の立役者チルノ。

 本に集中している霖之助に対し、気付いてないチルノは今回の敗戦理由を必氏に語る。
 ぽとりと、食べかけのアイスが足元に落ちた。

65: 2011/03/22(火) 00:34:23.54 ID:EzC4+1G/0
「あー! あたいのアイスが……」

「ほら、食べかけでよけりゃ俺のやるよ」

「……てきにしおをかけられるなんて」

「難しい言葉知ってんなぁ。間違ってるけど」


 正しくは『敵に塩を送る』『情けをかける』である。
 
 とにもかくにも、ようやく霖之助が待ち望んだ静かで涼しい空間が出来上がった。
 そんな中、幸か不幸かカウベルが新たな来客を告げる。

66: 2011/03/22(火) 00:39:09.26 ID:EzC4+1G/0
「よ、香霖」
「こんにちは~」

「魔理沙にビリb……御坂じゃねぇか」

「ようやく学習したのか。……おいチルノ」


 挨拶が終わるや否や、魔理沙の声のトーンが下がった。
 その眼には霖之助の膝の上に座るチルノがすぐに映し出された。


「なによ、あたいは今こいつからもらったアイス食べなきゃいけないから暇じゃないの」

「いいか、私が生まれた時からソイツは私の物なんだぜ。表でろ」


 火花を上げる2人の目線。なんのことかわからない美琴は上条に小言で尋ねた。


「え? なにどういうことこれ?」
「たぶん、チルノはアイスを取られると思ってて、魔理沙は膝からどかしたいんだろうよ。
 前もこんなことあったなぁ。霖之助も魔理沙の気持ちに少しは気づいてやればいいのに」

(あんたが言うな……)


 美琴が心の中でツッコミを入れている間に、どうやら外で決着をつけることになったらしく、
 渋々チルノは膝から降り、アイスを返した。

67: 2011/03/22(火) 00:40:16.16 ID:EzC4+1G/0
「よ、香霖」
「こんにちは~」

「魔理沙にビリb……御坂じゃねぇか」

「ようやく学習したのか。……おいチルノ」


 挨拶が終わるや否や、魔理沙の声のトーンが下がった。
 その眼には霖之助の膝の上に座るチルノがすぐに映し出された。


「なによ、あたいは今こいつからもらったアイス食べなきゃいけないから暇じゃないの」

「いいか、私が生まれた時からソイツは私の物なんだぜ。表でろ」


 火花を上げる2人の目線。なんのことかわからない美琴は上条に小言で尋ねた。


「え? なにどういうことこれ?」
「たぶん、チルノはアイスを取られると思ってて、魔理沙は膝からどかしたいんだろうよ。
 前もこんなことあったなぁ。霖之助も魔理沙の気持ちに少しは気づいてやればいいのに」

(あんたが言うな……)


 美琴が心の中でツッコミを入れている間に、どうやら外で決着をつけることになったらしく、
 渋々チルノは膝から降り、アイスを返した。


「これ持ってて、ぜったいたべないでよ!」

「元々俺のなんだけど」

68: 2011/03/22(火) 00:41:13.07 ID:EzC4+1G/0
「おい美琴! お前も協力しろ!」

「なんで私まで……」

「何言ってんだ。一緒にがんばろうって言ったろ?」

「そりゃ言ったけど、あんな小さな子としょうもない喧嘩することを頑張るとは言ってないわよ」

「連れないこと言うなよ。私が勝ったらあいつが持ってるアイスやるぜ?」

「いらないわよ食べかけのアイスなんて」

「上条が食べてた、だぜ?」

「! い、いやでもそれでも食べかけなんて」

「わかってないなぁ、なぜ魔理沙さんが恋の魔法使いなのかを。
 上条の食べかけを美琴が食べることで、上条にお前を意識させることができるんだぜ?
 「あ、あいつが俺の食べかけ食って……///」ってな」

「そ、そうかなぁ……」

「そうだぜそうだぜ」

「あー! なかまをつれてくるなんてきたないわね!!」

「へっ! 勝負に汚いもくそもないんだぜ」

「魔理沙、大人げないわよ」

69: 2011/03/22(火) 00:43:17.70 ID:EzC4+1G/0




 その後、読書を終えた霖之助が外に出ると、
 
 マスタースパークによって蒸発しかかっているチルノ。
 チルノの氷によって半分凍った美琴。
 美琴の電撃に巻き込まれ黒こげになった魔理沙。

 そして3人を止めようとした、やけど・こおり・マヒ状態の愉快なオブジェな上条が店前に立っていた。






70: 2011/03/22(火) 00:45:15.13 ID:EzC4+1G/0
第3話終了。

読了感謝でした。

71: 2011/03/22(火) 00:46:54.40 ID:EzC4+1G/0
 その後仲直りした3人。再び香霖堂。

美琴「可愛い~~~!!」

チルノ「ふふん、あたいにかかったらこの程度よ!」

魔理沙「凍ったカエルのどこが可愛いんだぜ」ヒザノウエ

霖之助「魔理沙、本が読みにくいからあまり動かないでくれ」

美琴「お返しがコインなんかでいいの?」

チルノ「うん、きらきらしててさいきょうっぽい」

上条「誰かー! 誰かわたくしめに救いの手をー!」←愉オブ

84: 2011/03/25(金) 17:13:43.58 ID:Iqz2YWoT0
投下しまーす。今回はほのぼのってより、ちょっとギャグ色が強いです。

ま、いつも通りフリーダムな幻想郷の人物ってことで。

85: 2011/03/25(金) 17:14:23.02 ID:Iqz2YWoT0
○香霖堂

霊夢「霖之助さーん」カランカラン

霖之助「やぁ霊夢。今日もお茶かい?」

霊夢「違うわよ。って、当麻たちは?」

霖之助「買い物に行かせたよ」

霊夢「そう。で、要件なんだけど、今日うちの神社で宴会やるのよ。霖之助さんも来ない?」

霖之助「宴会か」

霊夢「そ。霖之助さんもうしばらく来てないでしょ? たまには顔出しなさいよ」

霖之助「誘いはありがたいんだが、あまり騒がしいのは苦手でね」

霊夢「言うと思ったわ。ま、気が向いたら来なさいよね」バタン

86: 2011/03/25(金) 17:15:52.24 ID:Iqz2YWoT0
妖夢「こ、こんにちは~」カランカラン

霖之助「おや、妖夢じゃないか」

妖夢「あ、こんにちは店主さん」

霖之助「今日は何を落としたんだい?」

妖夢「違いますよ! 今日は落し物を探しに来たんじゃありません!」ミョンミョン

霖之助「む、それは失礼した。いらっしゃい妖夢。今日は何をお求めかな?」

妖夢「あの、買い物でもないんです」

霖之助「お帰りはあちらだよ」

妖夢「ひどい!! 今日はお花見のお誘いに来たんです」ミョーン

霖之助「君もか……」

妖夢「も? いえ、白玉楼に綺麗な桜が咲いたので幽々子様がお呼びしろと」

霖之助「西行寺当主の誘いはありがたいんだが、今日はそういう気分でもないんだ」

妖夢「そうなんですか? では気が向いたら来てくださいね」バタン

87: 2011/03/25(金) 17:16:57.58 ID:Iqz2YWoT0
咲夜「もし、いらっしゃるかしら」カランカラン

霖之助「いらっしゃいませ咲夜。本日は何をお求めで?」

咲夜「申し訳ありません。今日は入用ではないんです」

霖之助「そうか、それは心から残念に思うよ」

咲夜「ふふ、素直な人ですね。それで、今日はパーティーのお誘いにと」

霖之助「パーティー?」

咲夜「ええ、お嬢様が急に紅魔館でパーティーがしたいとのたまいまして」

霖之助「……君はいい性格をしているよ」

咲夜「おほめにあずかり光栄ですわ。それで、是非とも店主さんにもご出席をと思いまして」

霖之助「折角のお誘いだが、あまり騒がしいのは好まないんだ」

咲夜「そうですか。では気分が変わりましたらいらして下さい」バタン

88: 2011/03/25(金) 17:17:51.45 ID:Iqz2YWoT0
魔理沙「よう香霖!」カランカラン

霖之助「しかし、本当に今日は客が来ないな」

魔理沙「なんか言ったか?」

霖之助「なにも。それで、今日は宴会のお誘いかな?」

魔理沙「え! なんでわかったんだ!?」サトリヨウカイカ?

霖之助「……なんとなくね」チガウヨ

魔理沙「ふーん、そうそう。今日これから博麗神社で宴会やるから香霖も来いよ!」

霖之助「僕はいいから、紅魔館と白玉楼にも伝えてきてあげたらどうだい?」

魔理沙「もう伝えたぜ! 皆来るってさ」

霖之助「そうか、まぁなんにせよ僕は遠慮しとくよ」

魔理沙「えー! もう何度目だと……わかったぜ。じゃあな」バタン

89: 2011/03/25(金) 17:18:26.34 ID:Iqz2YWoT0
□夕刻


上条「ただいまー」

インデックス「帰ったんだよ」

霖之助「結局客は来なかったな……」

上条「どうかしたか?」

霖之助「いや何もないよ。お使い御苦労さま」

インデックス「ねぇねぇりんのすけ! 今日神社で宴会やるんだよ!」

上条「あー、そういやそんなこと言ってたな」

霖之助「うーん、2人は行きたいかい?」

上条「そうだなぁ、折角だし行くのも悪くないかと思うけどな。インデックスはどうだ?」

インデックス「れいむがご飯いっぱい用意して待ってるって言ってたんだよ!」ジュルリ

上条「聞くまでもないし……どうする?」

霖之助「そう、だね。偶には騒がしいのもいいかもしれないな」

上条「了解。よし、そんじゃ準備するぞインデックス」

インデックス「合点なんだよ!」

霖之助「ちょうどいいから君たちの友達も誘っておこう」

90: 2011/03/25(金) 17:19:32.99 ID:Iqz2YWoT0
□夜

○博麗神社

霊夢「あら霖之助さん。それに当麻たちまで、よく来たわね」

霖之助「偶にはね」

上条「インデックスが連れてけってうるさくってよー」

インデックス「食べ物がイッパイなんだよ!」ピュー

上条「あ、おいインデックス! ……まぁいいか」

霖之助「手伝おうか?」

霊夢「いいわよ、もう始まってるし。適当に始めちゃって。はいこれ」ノミモノワタシ

上条「おうサンキュー……って、これ酒じゃねえか!」

霊夢「宴会なんだから当たり前でしょ?」

霖之助「こっちではこれが当たり前だからね。郷に入っては郷に従えってことだよ」

上条「こっち側の大半は未成年なんですけど……」

91: 2011/03/25(金) 17:20:06.26 ID:Iqz2YWoT0





 それではこれより、宴会の模様をご覧ください。





92: 2011/03/25(金) 17:20:40.15 ID:Iqz2YWoT0
魔理沙「そんでな、いくら私がアプローチかけても全然気づかないんだぜ!?」グビー

美琴「わかるわ魔理沙! 気付かないもんだからイラついて、つい電撃飛ばしちゃうのよね……」グビー

魔理沙「大体あいつは私の事妹としか見てないんだぜ」シクシク

打ち止め「わかる! あの人もミサカの事を妹……下手したら娘としか見てないんじゃないかって、ミサカはミサカはお酒の勢いで愚痴ってみたり」グビー

魔理沙「そのくせ無駄にフラグ建てるし! しかも自分で建てたフラグを平然と折るし!!」

美琴「ホントよね、各国各国行くたびに女の子と仲好くなって、どこの主人公だっつーの!」ムキー

打ち止め「ロシアから帰ってきたら一人ライバルが増えててこの先不安だよ~ってミサカはミサカは圧倒的な戦力差(胸的な)に怯えてみたり」ガクブル

魔理沙「ううう、今夜は飲み明かすぞ!!」

美琴&打ち止め「おー!!」

93: 2011/03/25(金) 17:21:27.49 ID:Iqz2YWoT0
チルノ「おりゃー!」

イノケン「」ゴワー

ステイル「君がいくら頑張っても、イノケンティウスは凍らないよ」

チルノ「そんなことないもん! えい!」ブン


 チルノが放った氷はイノケンティウスには当たらず、そのまま術師へと飛んでいき……


ステイル「ぐはっ!」バタ

神裂「ステイル!!」

チルノ「ふん! あたいったらさいきょーね!」

94: 2011/03/25(金) 17:22:25.48 ID:Iqz2YWoT0
インデックス「はぐはぐはぐ」モグモグ

幽々子「あら、あなた中々いい食べっぷりね」モグモグ

インデックス「ゆゆここそ、なかなかなんだよ」

幽々子「やっぱり美味しい食べ物は氏んでも美味しいわね」

インデックス「おかわりなんだよ!」

妖夢「インデックスさん、そんなに食べたらお腹壊しちゃいますよ?」

インデックス「平気なんだよ!」

幽々子「あら、その時は白玉楼で一緒に暮らせばいいじゃない。美味しいものあるわよ?」

インデックス「え! 行きたいかも!!」

上条「うちの居候を勝手に黄泉の国に連れてくのはやめて下さい!」

霖之助「文字通り頃し文句だな」

幽々子「ほら妖夢、早く次の食事を持ってらっしゃい」

妖夢「みょん」

95: 2011/03/25(金) 17:23:08.31 ID:Iqz2YWoT0
結標「ほら、リグル君。次が何が食べたいの?」

リグル「え、いや、もういいですよ」

結標「遠慮しなくていいのよ? お姉さんがなんでも取って来てあげるから♪」ハァハァ

土御門「はいそこのシOタコン女。すぐにその子から離れるんだにゃー」ガシッ

結標「やめて! その子は私がようやくここで見つけた安息地点(ヘブンプレイス)なのよ!?」

海原「ですがその子は女の子ですよ?」

結標「そんなのもう関係ないのよ! あぁリグル君待って待ってーーー!!」

96: 2011/03/25(金) 17:23:57.16 ID:Iqz2YWoT0
永琳「あら、珍しい顔だこと」

霖之助「久しぶりだね」

上条「いつもお世話になってます」

永琳「霖之助さんは全く来ないし、当麻君はいつも来るし、どうなってるのかしら?」

上条「面目ないです……」

霖之助「僕は病気になりにくい体質だからね」

永琳「それで、あそこでずっと食べてるのがインデックスって子かしら?」

上条「あ、そうです。家の居候です」

霖之助「居候の居候です」

永琳「不思議ねぇ。あんな量がいったいどこに収容されてるのかしら。
   それとも、頭の中の10万3千冊となにか関係でも?」

97: 2011/03/25(金) 17:25:01.79 ID:Iqz2YWoT0
霖之助「知ってたのかい?」

永琳「風の噂よ、文字通り。もしよかったらあの子2、3日貸してくれないかしら?」

霖之助「あの子は自分が調べられる状況に何度もあって来たんだと思うんだ。あの子のためにも許可はできないよ」

上条「り、霖之助~! うぅ、俺今まで霖之助は道具に目が無いだけの男だと思ってたけど……すまねぇ! 俺が間違ってた!」ジーン

永琳「もちろんただでとは言わないわ。あの子を借りてる間、うちにある月の道具をいくらでも見て触って調べてもいいわよ?」

霖之助「インデックス! 月の兎がついた餅を食べたくはないかい?」

 タベタインダヨー!

上条「っておい!」ガビーン

霖之助「相手の提示を一度断るのは交渉の基本だ。それに永琳なら悪いようにはしないだろう」

永琳「別にとって食べやしませんよ」

上条「信じた俺がバカだった……」

98: 2011/03/25(金) 17:25:54.10 ID:Iqz2YWoT0
浜面「俺ってさぁ、一応第三の主人公だって言われてるけど、明らかに他2人より人気少ないのに大丈夫かなぁ……」

アリス「大丈夫なんじゃないの? ちゃんと出番あんでしょ?」

浜面「でも上条や一方通行ばっか女の子フラグ増えて、俺には氏亡フラグばっかだぜ? この先やってけるかな」ドヨーン

咲夜「……表紙になれるだけいいじゃない」

浜面「え?」

アリス「あ、メイド長じゃない」

咲夜「浜面さん。出番があるだけいいじゃないですか」

浜面「いや、でも……俺はあいつらと違って何にも能力とかないし」

咲夜「いいですか、浜面さん。あなたはあなたなりに悩みがあるのはわかります。
   ですが、世の中には主人公になりたくてもなれない人もいるんです。
   3作目以降自機になれなてない人もいるということを覚えておいてください!」ショウシャー

浜面「は! はいぃ!!」

アリス(酔ってるわねぇ咲夜も……これって私も含まれてるのかしら?)

麦野「はーまづらぁ。あんた何メイドさん怒らしてんのよ?」

絹旗「どうせ浜面が超工口い事をやらかそうとしたんですよ!」

フレンダ「結局浜面が悪いってわけよ」

浜面「愚痴を語ってるだけでこの言われ様!? な、なぁメイドさん。あんたからも一言……」

99: 2011/03/25(金) 17:26:36.05 ID:Iqz2YWoT0
咲夜「う、うう~~~」シクシク

浜面「泣いてる!? お願いだからこのタイミングで泣かないで!」

麦野「消し済みになるのと、浜/面になるのとどっちがいいかにゃ~ん?」パリィ

フレンダ(寒気が……)

浜面「俺はホントに何もしてないんだって!!」

滝壺「大丈夫だよはまづら。はまづらは泣かすような事してないんだよね。私はわかってる」

浜面「た、だぎづぼ~~」

アリス「なにも号泣することないじゃない」

絹旗「麦野は超怒らすと怖いですからね」

滝壺「はまづらはうどんげを見てバニーさんのこと考えてただけだもんね」

浜面「」

100: 2011/03/25(金) 17:27:23.05 ID:Iqz2YWoT0
アリス「あれってあの子なりのフォローなの?」

フレンダ「結局火に油ってわけよ」

麦野「いいわ。そんなに足が好きなら、今すぐ自分の足を両腕で抱ける体にしてあげる!」バシュン

浜面(あ、俺終わった。これ、ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね のパターンだ)

絹旗「浜面が2つになったら、片方を超あげます。人形の素材にでもしてください」

アリス「そんなゲテモノ人形を作る趣味はないわよ」

 チョットサクヤー

咲夜「はいお嬢様、すぐに」シュッ

滝壺(zzz...)

101: 2011/03/25(金) 17:28:19.19 ID:Iqz2YWoT0
青ピ「ここここれは!」

上条「どうした?」

青ピ「なんてことやったんや。幻想郷……いや、理想郷がこんなところにあったなんて……」

土御門「いつものことだにゃー。ほっとくに限るぜよ」


青ピ「巫女魔女メイド吸血鬼猫娘亡霊嬢狐娘賢者蛍雀兎月兎月姫薬師厄神河童白狼天狗烏天狗蛇神蛙神現人神橋姫鬼覚り妖怪不良天人鼠傘入道水兵虎仏未確認生物まで、
   こんなたくさんのジャンルがよりどりみどりなんて、ここは楽園やったんやー!」キラキラ


霖之助「」ボーゼン

上条(霖之助があんな表情するの初めて見た)

102: 2011/03/25(金) 17:29:01.87 ID:Iqz2YWoT0
輝夜「あなたが今噂の香霖堂従業員さん?」

上条「噂かどうかはしらないが、一応そうだぞ」

輝夜「噂よ。文々。新聞で連日その話題で持ちきりだったもの」

てゐ「きっとその間ネタが無かっただけだよ姫様」

輝夜「そんなのどうでもいいのよ。あなた、『触れたものの能力を無効化する程度の能力』なんだって?」

上条「大体そんな感じだな」

輝夜「へぇ、えい!」ドン

上条「うわ! 押すなよ!」ミギテタッチ

妹紅「ん? 何か用?」

上条「いやちょっと押されちゃって……」

妹紅「あ、お前確か……輝夜いるし。おい輝夜! ……輝夜?」

輝夜「ブティストダイアモンド!!」チュドーン

上条「撃ってきた!?」

妹紅「やばい……おいお前! 早く私から手を――」ジュン

103: 2011/03/25(金) 17:29:29.95 ID:Iqz2YWoT0
輝夜「どれどれー?」

妹紅「おい輝夜いきなりぶっ放すとはどういうことだ!?」プスプス

輝夜「なんだ、手離しちゃったのね。残念」

上条「たった今上条さんの目の前で殺人事件が起こったと思ったら、殺された少女は生きていた。何を言ってるのかr(y」ポルナレフー

輝夜「心配しなくてもちゃんと氏んだわよ」ヤレヤレダゼ

妹紅「あー、初めて氏んだときくらい焦った―」ドキドキ

上条「……どういうことでせう?」

輝夜「そうね、次はちゃんと説明するからもう一度妹紅に触れていてくれない?」

妹紅「触れてたら本当に氏んじまうわよ! 今度は輝夜の番だ!」ギャーギャー

上条「おい霖之助からも何とか……あれ、霖之助は?」

104: 2011/03/25(金) 17:30:19.45 ID:Iqz2YWoT0
○神社の外れ


 久しぶりに来てみたはいいが、やはり僕は騒がしいのが苦手だ。
 少し離れてゆっくり飲もうと外れに来てみると、先客が一人。


「あァ? 確か香霖堂とかいう……」

「森近霖之助だよ。以後お見知りおきを。お邪魔しても?」

「構わねェよ」


 以前打ち止めを連れて来店したことがあった白が似合う白髪の少年。
 名は確か一方通行と言ったか。恐らく、というかほぼ確実に偽名だろう。
 年は恐らく当麻と同じくらい……にしてはずいぶんと落ち着いているが。

105: 2011/03/25(金) 17:31:17.61 ID:Iqz2YWoT0
「君は輪の中に入らなくていいのかい?」

「生憎と仲良しこよしができる人間じゃねェンだ。静かな方が落ち着く」

「そうか、僕もだよ」


 その後は特に会話もなかったが、不思議と気まずい空気にはならなかった。
 お互いが自分の酒をゆっくり飲みながら、視線は喧騒へと向けて。


「しかし、一方通行か。君の本当の名前はどんな名前なんだろうか」

「さァな。一般的な名前だったが、今じゃどうなンだっていい」


 くびり。一口酒を飲み進める。夜風が火照った体を涼めていく。
 彼と気が合う気がするのは、もしかしてお互い本名を捨てた身だからだろうか。

106: 2011/03/25(金) 17:31:51.21 ID:Iqz2YWoT0










「せっかく宴会まで来てるのに、寂しい人達ねぇ」







107: 2011/03/25(金) 17:32:22.63 ID:Iqz2YWoT0
背後に気配を感じ、振り返る。
 そこには隙間から上半身を出した妖怪賢者の姿があった。


一方通行「!?」

霖之助「……紫か。いきなり出てくるなといつも言っているだろう」

紫「ごめんなさいね。あなたのその驚く顔が見たくて、つい。お邪魔だったかしら?」クスクス

一方通行「チッ、要件はなンだ」

紫「そうやって一人でいるのもいいけれど、貴方を必要としている人もいるのよ。ほら」

一方通行「あァ?」チラ


打ち止め「一方通行ー! どこにいるのー!?」グスグス


紫「ね?」

一方通行「あのクソガキ……」

霖之助「あの年頃はぐずり出すと大変だ。行ってあげたらどうだい?」

一方通行「チッ、ラストオーダァァァ!!」カツカツ


 モウドコイッテタノッテミサカハミサカハ
 ウルセェクソガキ

108: 2011/03/25(金) 17:33:24.10 ID:Iqz2YWoT0
霖之助「で、他に用は?」

紫「あら、何か用が無いと会いに来てはいけないかしら」クスクス

霖之助「僕は君が苦手だからね」

紫「まぁ、冷たい人。私はいつも貴方を見てるというのに」

霖之助「視てるの間違いだろう?」

紫「乙女心がわからない人ね」クスクス

霖之助(やはり彼女は苦手だ……)

109: 2011/03/25(金) 17:34:14.86 ID:Iqz2YWoT0
□それからしばらく...

霊夢「あ、霖之助さ……どうしたの? なんだか疲れた顔して」

霖之助「いや、ちょっとね……」

霊夢「そう。みんな寝出しちゃったし、そろそろお開きね」

霖之助「片付けくらい手伝おう」

霊夢「ありがと」


 少女&青年片付け中...


霊夢「で、今日はどうだった?」

霖之助「そうだね。偶にはいいかもしれないが、やっぱり僕は騒がしいのは苦手だよ」

霊夢「ふーん、それでいつも店は静かなんだ」

霖之助「……嫌味かい?」

霊夢「ううん、私もあそこ好きだもの。なんか落ち着くし」

霖之助「お茶も無料で出てくるしね」

霊夢「ほんと、霖之助さん様々だわ」

霖之助「嫌みのつもりだったんだが……まぁ今日は楽しかったよ」

霊夢「それは良かったわ。私と一緒にいればいつもこんな感じよ?」

霖之助「さっきも言ったけど、僕は騒がしいのは苦手だからね。遠慮しておくよ」

霊夢「残念ねぇ。こんな超優良物件なのに」

110: 2011/03/25(金) 17:34:58.72 ID:Iqz2YWoT0
文「あややや。なにやらピンク色の気配ですねー」

絹旗「超恋愛話ですか!?」

麦野「そういうのとは違うんじゃない?」

打ち止め「大人っぽくてカッコいいって、ミサかはミサかはヘブッ」

一方通行「ガキが背伸びしてンじゃねェよ」チョップ

魔理沙「うふ、うふ、うふふふふふ……」zzz...

美琴「あん、だめよ当麻……」zzz...

上条「御坂に魔理沙さぁ、そろそろ起きないと風邪ひくぜ?」

111: 2011/03/25(金) 17:35:48.75 ID:Iqz2YWoT0
お燐「浜面のお兄さん持ってってもいい?」ガラガラ

麦野「好きにしていいわよ」

映姫「小町、仕事ですよ」

小町「今からですか~? 残業は嫌いだってのに」

浜面「まって! まだ生きてますから!!」

滝壷「ん、ふわぁ。……あ、はまづら」オキタ

浜面「助けて滝壷さん!! 早くしないとすごい遠いところに連れてかれちゃう気がするから!!」

滝壷「はまづらが女の子に取りあいされてる」ムゥー

パルスィ「嫉妬されるほど仲がいいなんて、妬ましい」パルパル

浜面「嫉妬よりまず助けを! 火車に乗せないで!」

滝壷「いってらっしゃい、はまづら」バイバイ

浜面「や、やめ……ぎゃあ~~~!!」ドナドナー




 こうして、夜は更けていった...



112: 2011/03/25(金) 17:38:28.90 ID:Iqz2YWoT0
というわけで「宴会編」投下終了。

ところどころカオスってますが、まぁたまにはね。
これからもなるべく色々なキャラを組み合わせてみたいと思ってます。

まぁ元が香霖堂なんで、あまりお出かけはしないと思いますが。
それと、ネタが浮かべばですがね……

それでは、今回も読了感謝でした♪

113: 2011/03/25(金) 17:39:50.98 ID:Iqz2YWoT0

美琴「ちょ、ちょっとちょっと!」

上条「あん? なんだよ」

美琴「あそこは寝てる私を家まで届ける場面じゃないの!?」

上条「いやだって、俺の家香霖堂だし、だいたい白井がいたし」

美琴「なんなのよー!」ビリビリ

魔理沙「起きたら香霖いないし、なんだか霊夢に抜け駆けされた気がするし、最悪だぜ……」ズーン

上条「いらっしゃいませ香霖堂!」【中編】
114: 2011/03/25(金) 18:32:04.17 ID:2rbMA/n/o

引用: 上条「いらっしゃいませ香霖堂!」