1: 2019/10/27(日) 03:06:14.192 ID:5PAcG6xI0.net
両脚「寂しかったですよぉ……だぁれもお見舞いになんか来てくれないんですから……うひひ……皆さん、冷たいですよねぇ…。」

両脚「ま……そりゃそうか…。ワタシ、皆さんのあいだじゃあ浮いてましたしねぇ……友達なんて……ひとりもいないし…。」

両脚「あーあ…………浮いてるついでに、空中に浮けるようなタイプの義足とか発明して……あひひひっ、誰かしてくれないですかねぇ?」

両脚「…………外の空気が吸いたいですねぇ。車椅子、引いてくださいよぉ。それくらいは、してくれるでしょう…?」

両脚「うひひ……どうもどうも…。この身体になってからというもの、どうにもやる気がおきなくてですねぇ……ずーっと病室で……考え事ばっかりしてるんですよぉ…………アナタのこととか、ね…。」

両脚「駄目ですねぇ、こんなんじゃすぐボケちゃいますねぇ。そのうちなんにも考えられなくなって……それにすら気づかなくなって……おー、怖い怖い…。」

両脚「そうならないように、定期的にこうして……車椅子引いてくださいよぉ。人助けだと思って……ひひひ。」

両脚「ワタシの顔が見たくないって言っても、そうは行きませんよぉ…?…………来てくださいねぇ、ずっと待ってますから…。」
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9: 2019/10/27(日) 03:12:49.251 ID:5PAcG6xI0.net
両脚「……うひ…?」

両脚「……いやぁ、どうもどうも…………本当に来てくたんですかぁ。てっきりあのまま……どっか行くかと思ったんですがねぇ…。」

両脚「それがアンタなりの……ってやつ?ま……どうでもいいけど…。」

両脚「さぁさ……せっかく来てくれたんだったら、車椅子……お願いしますよぉ。今日は天気がいいですからねぇ、ぽかぽかと……気持ちいいでしょうねぇ。」

両脚「…………そうそう……実はですねぇ、退院の目処が立ったんですよぉ。早ければ、今月の末にでも……ですって。いやぁ、案外早いですよねぇ。」

両脚「ワタシみたいなやつのために、ベッドを貸していたくないんでしょうか……まあ、こんなやつですしねぇ……しょうがないといえば、しょうがないですよねぇ……?ひひひっ…。」

両脚「…………いやだなぁ……脚が止まってますよぉ。ワタシと違って、健康なあんよがついてるんですから……ほらほら、歩いた歩いた……ひひ…。」

両脚「……もちろん……会いに行きますよぉ。○○さんは、ワタシがこんな身体になっても、唯一会いに来てくれた……大切な……たぁいせつなお友達ですからねぇ…。」

両脚「会いに行って……会いに行って……たっぷりと、お返しをして差し上げるつもりですよぉ…。…………今度は…。」

両脚「アンタが脚を失くす番だよ。」

15: 2019/10/27(日) 03:26:05.703 ID:5PAcG6xI0.net
両脚「ひひ……うっひひひ……なぁ…許せるわけないでしょ……アンタのせいでこうなったんだぞ……アンタのせいでワタシは……。」

両脚「あのときアンタが……ワタシのことを抱きしめてくれたら……ワタシはこんな身体にならずに済んだのに……アンタのせいで……アンタのせいでぇぇ……!!」

両脚「いやぁあぁ痛かったですよぉ本ッ当に痛かったぁぁぁ……!!失神したいのに……痛すぎて意識が飛ばないんですねぇああいうときってのは……。」

両脚「おかげで今でも……あひひひ……失くなったはずの両脚の感覚がねぇ……消えないんですよ……!!あのときの痛みが、24時間ワタシを襲うんだぁぁ……。」

両脚「こいつのせいで夜も眠れない……!!痛みと、恐怖と、苛立ちで……は、発狂しそうになる…っ。今すぐにでも叫んでしまいたいのに、それが出来ないんだなぁ……ほら、ワタシって……優秀だから…。」

両脚「今度はさぁ……アンタにも同じ感覚、知ってもらいたいんだぁ…?うひひ……大好きだから……ワタシといっしょ…………大ッ嫌いだからァ……お前もこの苦しみを味わえぇぇぇ…………!!!!」

両脚「……ああぁぁ………そぉんな顔するなら、あのとき……ワタシの想いを受け止めていればよかったですねぇ…?でももう遅い……もうワタシの脚は戻ってこないんだよ……絶対にねぇ…!!」

両脚「でも……これからは○○さんがいる……アンタがワタシの両脚の代わりになるんだよ…?ワタシの車椅子を引っ張って……どこにだって行くの…………ワタシの思うままに……愛する人のために……奴隷のようにぃぃ…!」

両脚「そうして馬車馬のように働かせて……ある日突然、ワタシのように突然に、脚を失うんだ……それで初めてフェアってもんでしょ…?ひひ、うひひひひ……!ねぇ、これでお揃いだよぉぉ…!!」

両脚「ねぇ…………まさか、逃げたりなんかしませんよねぇ…?アンタがワタシをこんなふうにしたんですよ…?その罪から逃れたいがためにっ、こうしてワタシに会いに来てくれてるんでしょう…!?」

両脚「だぁったらワタシのものになれよぉぉぉ今度こそおぉぉぉ……!!お、お前……わた、わ、ワタシのものだからなぁぁ!一生どこへも行くなあッ!!ワタシのために生きて氏ねっ!氏ねぇぇえッ!!!」

20: 2019/10/27(日) 03:37:13.898 ID:5PAcG6xI0.net
両脚「……うひひ……喋りすぎたら喉が乾きましたねぇ…。○○さん、お水取ってくれますぅ?…………取れよ、水。」

両脚「……ふぅ。……今度からはワタシの命令は絶対聞かなきゃ駄目ですよぉ?ワタシはほら、障害を持ってるんですから……やさしくしなきゃいけないんですよぉ?誰よりも、やさぁしく……ね?」

両脚「ワタシはもう、○○さんなしじゃ生きていけないくらい弱い弱い存在なんですから……だから○○さんは、誰よりも、何よりも……ワタシのことを優先しながら、これから生きるんですよぉ?」

両脚「ワタシが水を欲したら即座に水を飲ませて……トイレに行きたいと言ったら、ワタシをトイレまで押していくんです。……両脚が欲しいっつったらとっとと両脚寄越すんだよぉ…。」

両脚「これからアンタの人生は……ワタシ一色の人生…。……ぁああ……いいなぁ……最高に幸福ですよぉぉぉ…!たかが脚二本でアンタが買えるなら…………ひ、ひ、ひ…………や、安かったかもなぁ…?」

両脚「…………なぁんでもないですよぉ。いちいち聞き返すんじゃない、このクズが。人の脚を奪ったゴミなんですよぉアンタは……身の程わきまえろよ…?……………ぅぅぅあぁぁ~……♪ッ、くうッ…!」

両脚「あァ…………キス……キスしたいよぉ……キス…ここで今すぐキスしろよぉ…………舌、べーって出せ……ほらあ遅いんだよっ、つ、使えねぇなぁもう…………ぁ………あ……………あァ~………♪」

21: 2019/10/27(日) 03:37:24.937 ID:5PAcG6xI0.net
みたいなのどうよ

25: 2019/10/27(日) 03:48:02 ID:5PAcG6xI0.net
以上だ!

32: 2019/10/27(日) 04:20:13 ID:5PAcG6xI0.net
>>27
両脚「いやぁ外もずいぶん秋めいてきましたねぇ。上着を羽織ってきて正解でしたねぇ、○○さん?」

両脚「覚えてますぅ?去年の今頃……ワタシが○○さんに六度目の告白をして……半分キレ気味に断られたんですよぉ…。」

両脚「いい加減にしてくれとか、仰ってましたよねぇ…?うっひ…………それが今じゃあこうして車椅子を押してくれる間柄になるんだから……人生何が起こるか分からないですよねぇ…?」

両脚「当時のワタシに「お前は1年後に両脚と引き換えに○○さんの心を射止めるぞ」って言ったら……どんな反応するのかなぁ…?」

両脚「ひっひ……そうしたらそのときの○○さんにも伝えてあげなきゃいけませんよねぇ?「お前はあのキモい女の両脚を奪って一生罪滅ぼしの人生を送る羽目になるぞ」ってさぁ……!!うひ!うひひッ!」

両脚「罪人っ!!罪人の汚名着せられてやんのおっ!!アンタは罪人だよお罪人罪人罪人だぁああっ!!罪人なんだよお前はあッ!罪人は罪人らしくはやく罪滅ぼししろ!!ワタシに尽くして刑を軽くしろよお!!はやく!!なあはやくってばあ!!」

両脚「……ぅうぅぅぅぁあっ…♪あ、ぁぁあぁあっ……!あ、頭すっごいよぉぉ……さ、触られるだけで脳みそグッチャグチャああッ…♡か、かッハァ……あ、ぐ、ぐぁ……脳細胞氏ぬッ……撫でられるたびにどんどん壊氏してくうぅぁぁ、ぉ、おぉ……。」



頭なでるだけで幸せそうにヨダレ垂らしそう

33: 2019/10/27(日) 04:20:23 ID:5PAcG6xI0.net
以上だ!

38: 2019/10/27(日) 04:49:55.515 ID:s/YhdbDz0.net
そもそも現代技術でさっさと神経接続の義足が出来りゃ問題ない

39: 2019/10/27(日) 05:43:38.540 ID:ZAOndbSyM.net
ハンターハンターで見た

引用: 両脚欠損者(♀)「うひ…………よくもまあ来てくれましたねぇ…。」