170: 2010/08/14(土) 10:03:24.01 ID:3p7gUmAP
紬「みんな私がアルバイトしてる設定だって忘れてない?」
澪「設定?」
律「なんか少し余計な言葉が聞こえたよーな……」
紬「あっ。ち、違うの! 今のはほら……」
紬「言葉のあやみたいな、ね?」
律澪(誤魔化しきれてないー!)
唯「ムギちゃんアルバイトなんてしてたっけ?」
紬「してたの! あ、じゃなくて……してるの!」
律澪(ボロを出しすぎだー!)
唯「んでぇ、どこでアルバイトしてるの?」
紬「もう。唯ちゃん忘れちゃったの? よく行ったバーガーショップ」
紬「去年までよくみんなで集まってたのに、最近はもうさっぱり……。しゅん」
唯「言われたらなんだかそんな気がしてきたような」
紬「でしょうでしょう!」
唯「でも、あれ? そーすると……」
紬「……私、どこか辻褄が合わないこと言っちゃった?」
唯「えっとね。私の通学路にそのバーガーショップがあるんだけど、ムギちゃんが働いてるところなんて全く」
紬「あ! 棚の奥にクッキー閉まってあるの忘れてた!」
唯「クッキー! はい、食べます食べます!」
律澪(それ保存用だって言ってたような……)
澪「設定?」
律「なんか少し余計な言葉が聞こえたよーな……」
紬「あっ。ち、違うの! 今のはほら……」
紬「言葉のあやみたいな、ね?」
律澪(誤魔化しきれてないー!)
唯「ムギちゃんアルバイトなんてしてたっけ?」
紬「してたの! あ、じゃなくて……してるの!」
律澪(ボロを出しすぎだー!)
唯「んでぇ、どこでアルバイトしてるの?」
紬「もう。唯ちゃん忘れちゃったの? よく行ったバーガーショップ」
紬「去年までよくみんなで集まってたのに、最近はもうさっぱり……。しゅん」
唯「言われたらなんだかそんな気がしてきたような」
紬「でしょうでしょう!」
唯「でも、あれ? そーすると……」
紬「……私、どこか辻褄が合わないこと言っちゃった?」
唯「えっとね。私の通学路にそのバーガーショップがあるんだけど、ムギちゃんが働いてるところなんて全く」
紬「あ! 棚の奥にクッキー閉まってあるの忘れてた!」
唯「クッキー! はい、食べます食べます!」
律澪(それ保存用だって言ってたような……)
171: 2010/08/14(土) 10:04:36.07 ID:3p7gUmAP
律「な、なぁつむぎさんや」
紬「なぁにりっちゃん? むんす」
律「ええとだな……。まずそこで働いてるくらいなら、建物の構造は頭に入ってるよな?」
紬「? それは勿論……」
律「例えばあそこのレジ、二階のは階段上がらないと見えないし、一階だって奥まってたと思うんだけど」
紬「あっ……」
澪「それに、ムギは休みの日しかバイトできないはずだろ。平日はこうやって部活してるんだから」
紬「そ、そうね。そうだった……」
紬「わなわなわなわな」
唯「ムギちゃん……震えてる?」
律澪(ま、まずい!)
律「いやほら! だから唯がたまたま見つけられてなかっただけなんだよ! 澪もそう思うだろ?」
澪「う、うん! ムギは優しいから、唯のかまかけにのってあげただけなんだよな?」
紬「…………」
紬「そう! 二人の言うとおり! だから、私はまだアルバイトを続けているんです!」
唯「おおーっ。ぱちぱちぱち」
律「やっぱり、それでこそムギだよなー」
澪「な、なーっ」
紬「ですよねー」
一同「あははー。あはははー」
唯「じゃあ、今日の帰りは久々にみんなで寄って帰ろっか?」
紬「!?」
律澪(せっかく丸く収まったと思ったのにー!)
紬「なぁにりっちゃん? むんす」
律「ええとだな……。まずそこで働いてるくらいなら、建物の構造は頭に入ってるよな?」
紬「? それは勿論……」
律「例えばあそこのレジ、二階のは階段上がらないと見えないし、一階だって奥まってたと思うんだけど」
紬「あっ……」
澪「それに、ムギは休みの日しかバイトできないはずだろ。平日はこうやって部活してるんだから」
紬「そ、そうね。そうだった……」
紬「わなわなわなわな」
唯「ムギちゃん……震えてる?」
律澪(ま、まずい!)
律「いやほら! だから唯がたまたま見つけられてなかっただけなんだよ! 澪もそう思うだろ?」
澪「う、うん! ムギは優しいから、唯のかまかけにのってあげただけなんだよな?」
紬「…………」
紬「そう! 二人の言うとおり! だから、私はまだアルバイトを続けているんです!」
唯「おおーっ。ぱちぱちぱち」
律「やっぱり、それでこそムギだよなー」
澪「な、なーっ」
紬「ですよねー」
一同「あははー。あはははー」
唯「じゃあ、今日の帰りは久々にみんなで寄って帰ろっか?」
紬「!?」
律澪(せっかく丸く収まったと思ったのにー!)
172: 2010/08/14(土) 10:05:26.74 ID:3p7gUmAP
紬「そ、それは、その……。もじもじ」
唯「ほぇ? もしかして今日って定休日だった?」
澪「あそこは年中無休のチェーン店舗だぞ」
律「つーか別に今日じゃなくてもいいんじゃないか? 唯、クッキーのちポテトは腹にくるんだぞー」
唯「んー。でも私、いくら食べても太らないし」
律「なら私が気にするってことにしとけ!」
唯「そっかぁ。うん、分かった」
律澪(ほっ……)
唯「じゃあ次の日曜日にしよー」
律澪(まだ言うかー!)
唯「みんないいよね? ね?」
律「私はちょっと予定が……」
澪「同じく……。ムギは、日曜日忙しくないか?」
紬「う、うん。そういえばなにか予定が入ってた気がするような……」
唯「あ、それがバイトの予定なの?」
律「おんどりゃー! おどれはちょっとこっちこーい! ぐわし」
唯「あーれー! ずるずるずる……」
唯「ほぇ? もしかして今日って定休日だった?」
澪「あそこは年中無休のチェーン店舗だぞ」
律「つーか別に今日じゃなくてもいいんじゃないか? 唯、クッキーのちポテトは腹にくるんだぞー」
唯「んー。でも私、いくら食べても太らないし」
律「なら私が気にするってことにしとけ!」
唯「そっかぁ。うん、分かった」
律澪(ほっ……)
唯「じゃあ次の日曜日にしよー」
律澪(まだ言うかー!)
唯「みんないいよね? ね?」
律「私はちょっと予定が……」
澪「同じく……。ムギは、日曜日忙しくないか?」
紬「う、うん。そういえばなにか予定が入ってた気がするような……」
唯「あ、それがバイトの予定なの?」
律「おんどりゃー! おどれはちょっとこっちこーい! ぐわし」
唯「あーれー! ずるずるずる……」
173: 2010/08/14(土) 10:06:36.65 ID:3p7gUmAP
律(いいか、唯。ムギとは、もうバイトを辞めている前提で続けているように話を合わせるんだ)
唯(……なんかややこしい)
澪(いいから言うことを聞いてくれ!)
唯(えー。でも、それがバーガー屋さんに行っちゃいけないのとどう関係するの?)
澪(辞め方によるけど、あのムギの様子じゃ、明らかに気まずい思いをすることになっちゃうだろ)
唯(むうぅ。じゃあ二人の言うとおりにする……)
唯律澪「こそこそこそこそ」
紬「…………」
紬「ぐずっ」
律「!」
澪「ム、ムギ?」
唯「……泣いてるの?」
紬「みんなごめんね……私がだらしないばっかりに。うっうっ」
唯「そ、そんなことないよ! たぶん」
律「そうだそうだ! ムギがどうして泣いてるのか、私らてーんで分からないぞ!」
紬「唯ちゃん。りっちゃん……」
澪「余計な詮索をしてるわけじゃないんだ。ただ、言いにくことは誰にだってあるし、
私たちにも気持ちを推しはかる力が足りなかったってだけだから」
紬「澪ちゃん……」
唯(……なんかややこしい)
澪(いいから言うことを聞いてくれ!)
唯(えー。でも、それがバーガー屋さんに行っちゃいけないのとどう関係するの?)
澪(辞め方によるけど、あのムギの様子じゃ、明らかに気まずい思いをすることになっちゃうだろ)
唯(むうぅ。じゃあ二人の言うとおりにする……)
唯律澪「こそこそこそこそ」
紬「…………」
紬「ぐずっ」
律「!」
澪「ム、ムギ?」
唯「……泣いてるの?」
紬「みんなごめんね……私がだらしないばっかりに。うっうっ」
唯「そ、そんなことないよ! たぶん」
律「そうだそうだ! ムギがどうして泣いてるのか、私らてーんで分からないぞ!」
紬「唯ちゃん。りっちゃん……」
澪「余計な詮索をしてるわけじゃないんだ。ただ、言いにくことは誰にだってあるし、
私たちにも気持ちを推しはかる力が足りなかったってだけだから」
紬「澪ちゃん……」
174: 2010/08/14(土) 10:07:29.85 ID:3p7gUmAP
律「ハイ! じめじめはここまで! いつもの軽音部に戻ろうぜ」
唯「いつもの? あれ?」
澪「ムギ。クッキー出してもらっていいかな。後、紅茶も淹れてもらえると嬉しい」
紬「うん! 今から、いつもの私に戻るね」
律「ムギ復活だなっ!」
唯「なーっ!」
一同「あっはっはっはっはー」
梓「すいませーん。遅くなりましたー」
唯「あずにゃん!」
梓「あ、みなさん先にお茶してましたか」
紬「ごめんね。今すぐ梓ちゃんの分も淹れるから」
梓「ありがとうございます。それから、一つムギ先輩に聞きたいことがあるんですけど」
紬「なぁに?」
梓「例のバイトいつ辞めたんですか? うちのクラスの子が今やってるんですけど、ムギ先輩の名前を出しても……」
紬「ぶわっ」
唯「あずにゃんダメー!」
律「なんて酷い後輩だ! 見損なった!」
澪「すぐに今の発言を取り消すんだ!」
梓「なっ、なんでいきなり責められなくちゃならないんですかあああああああああ!?」
唯「いつもの? あれ?」
澪「ムギ。クッキー出してもらっていいかな。後、紅茶も淹れてもらえると嬉しい」
紬「うん! 今から、いつもの私に戻るね」
律「ムギ復活だなっ!」
唯「なーっ!」
一同「あっはっはっはっはー」
梓「すいませーん。遅くなりましたー」
唯「あずにゃん!」
梓「あ、みなさん先にお茶してましたか」
紬「ごめんね。今すぐ梓ちゃんの分も淹れるから」
梓「ありがとうございます。それから、一つムギ先輩に聞きたいことがあるんですけど」
紬「なぁに?」
梓「例のバイトいつ辞めたんですか? うちのクラスの子が今やってるんですけど、ムギ先輩の名前を出しても……」
紬「ぶわっ」
唯「あずにゃんダメー!」
律「なんて酷い後輩だ! 見損なった!」
澪「すぐに今の発言を取り消すんだ!」
梓「なっ、なんでいきなり責められなくちゃならないんですかあああああああああ!?」
175: 2010/08/14(土) 10:08:47.12 ID:3p7gUmAP
それからひと月くらい
梓「……で、ようやく新しいバイト先が決まったんですか?」
唯「うん。結局ムギちゃんちの系列の楽器屋さんで働くことにしたんだって」
梓「無難といえば無難な選択ですね」
唯「んー。なんか前のが無理言って決めたみたいだから、そこしか無かったみたいな」
梓「それで一ヶ月ですか。ごねてたんでしょうね、ムギ先輩」
唯「だねー。でも今じゃ結構楽しんでやってるみたいだよ?」
梓「へぇー」
そのころ
「すいませーん。これ下さーい」
紬「はぁーい。こちら一点で宜しいですか?」
「はい。お願いします」
紬「……むずむず」
紬「ご一緒にポテトはいかがですか? キラン」
「えっ!?」
店員「お、お嬢様ぁーっ!」
♪ ちゃんちゃん
梓「……で、ようやく新しいバイト先が決まったんですか?」
唯「うん。結局ムギちゃんちの系列の楽器屋さんで働くことにしたんだって」
梓「無難といえば無難な選択ですね」
唯「んー。なんか前のが無理言って決めたみたいだから、そこしか無かったみたいな」
梓「それで一ヶ月ですか。ごねてたんでしょうね、ムギ先輩」
唯「だねー。でも今じゃ結構楽しんでやってるみたいだよ?」
梓「へぇー」
そのころ
「すいませーん。これ下さーい」
紬「はぁーい。こちら一点で宜しいですか?」
「はい。お願いします」
紬「……むずむず」
紬「ご一緒にポテトはいかがですか? キラン」
「えっ!?」
店員「お、お嬢様ぁーっ!」
♪ ちゃんちゃん
176: 2010/08/14(土) 10:11:23.54 ID:evZ3A6AO
乙!
俺も忘れてたわww
俺も忘れてたわww
引用: 紬「私が主役のお話なの~」



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