223: 2010/08/15(日) 12:39:29.95 ID:8EX5vIAO
紬「黒磯さん、車を出してくださる?」

黒磯「かしこまりました、紬お嬢様」

ブロロロ…

私は琴吹紬

前で車を運転しているのが黒磯さん

黒磯さんはかの有名な大財閥・酢乙女財閥のSPをやっている

酢乙女財閥は琴吹財閥と肩を並べるかそれ以上の規模

そのSPが何故私といるかというと…

遡ること、3日前

私、というか琴吹家と酢乙女家主催のパーティー(参加は鶴屋家や富豪(笑)底辺骨川家など)が開かれた

そこで、私はある人物に出会う

???「あら、あなたが琴吹紬さんですか?
初めまして、私は酢乙女愛ですわ」

224: 2010/08/15(日) 12:41:25.08 ID:8EX5vIAO
紬「初めまして、愛ちゃん」

愛「あなたのことはお父様から聞いていましたわ
前から会いたいと思っていましたの
会えて嬉しいですわ」

紬「私もあなたのことは聞いてたわ
私も会えて光栄よ」

愛「そうですわ、紬さん
あなたにちょっと用がありましたわ」

紬「ムギでいいわよ♪」

愛「そうですか、それでは親しみを込めてムギさんと呼ばせていただきますわ」

紬「うふ♪
それで用って?」

愛「別室で話をしましょう」

225: 2010/08/15(日) 12:43:53.87 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
愛「用というのはですね
ずばり、私達の側近についてですわ」

紬「側近?」

愛「はい、私の場合SPの黒磯ですわ」

紬「私の場合は…執事の斉藤ね」

愛「彼等を入れ替えたいんですの」

紬「………」

紬「………へ?」

愛「いえ、ですから
黒磯とムギさんの執事を入れ替えてみたいんです
つまり、私の側近が斉藤さん
ムギさんの側近が黒磯となる風にですわ」

紬「………」

愛「ダメですか?」

紬「も、もちろんオフコース!ベリーベリーショートケーキよ!!」ふん!

愛「ムギさん、興奮しすぎですわ」

愛「でもありがとうございます
感謝しますわ」

紬「じゃあ、明日にでも!」

愛「いえ、そうしたいのは山々ですが、平日じゃないと意味ありませんわ
月曜にということで」

紬「そっか…わかったわ♪」
――――――――――――――――――――――

226: 2010/08/15(日) 12:45:31.84 ID:8EX5vIAO
…まあこんな感じ

期間は4日間

愛ちゃんがこれを提案した理由は黒磯さんに飽きたかららしい

……私はただの好奇心

SPが1番近くにいることは初めてだから

ちなみに、1日1日、側近は替えないまま、お互い住むところも交換するらしい

つまり、1日目は私は私の家で愛ちゃんは愛ちゃんの家

2日目は私は愛ちゃんの家で愛ちゃんは私の家……を繰り返す

ってそうなると、私が幼稚園に行って愛ちゃんが高校に………まぁ気にしないことにしよう

なせばなる 洗えば食える 何物も

…って何それ?

………ってこんな長々と語ってる場合じゃなかったわ!

今日は入れ替え一日目、早々に遅刻しそうなの!!

だから車で送ってもらってる…

227: 2010/08/15(日) 12:52:49.69 ID:8EX5vIAO
紬「黒磯さん、もう少し急いでくれるかしら?」

黒磯「はっ」

ブロロロ

紬「……そうだ、黒磯さん
今は遅刻しそうだから車ですけど、普段は電車で行きますので」

黒磯「え…しかし…」

紬「いえ、私が決めていることだから…
お願いします…」

黒磯「はっ、かしこまりました
ですが、登下校中や勉強をしている時などは随時傍にいますので」

紬「わかってます
というかそれが楽しみですから♪」

黒磯「……?」

紬(SPはいつも、離れさせていたからね~)

黒磯「………」

黒磯(愛お嬢様とは違い、人使いは荒くなさそうだな………っていかんいかん!俺は何を言っているんだ!これでは奥様に怒られてしまう…)ふるふる

紬「………?」

ブロロロ

228: 2010/08/15(日) 12:54:47.57 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
律「あ、澪
あれムギじゃね?」

澪「ん?」

黒磯「紬お嬢様、着きました」

紬「ありがとうございます(ふう、間に合った…)」

律「おーい、ムg」

ばっさぁ!

律澪「!?」

紬「!?」

ぱぱらぱっぱぱ~♪

律「な、なんだあ?」

紬「ち、ちょっと黒磯さん!?」

黒磯「はい?」

紬「な、なんですか?これ…」

黒磯「ファンファーレ隊ですが」

紬「そうじゃないです!
なんでこんなこと…」

黒磯「愛お嬢様の時はいつもこのような感じで…」

紬(愛ちゃん、どんだけっ!?)

紬「と、とにかくファンファーレ隊に演奏やめさせて!!赤い絨毯もしまって~!!」

澪「なにがあったんだ…?」

律「わからん」

229: 2010/08/15(日) 13:01:44.82 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
ブロロロ

愛「早く行ってくださる?斉藤さん」

斉藤「はっ」

ブロロロ

斉藤「着きました」

愛「………」

斉藤「愛お嬢様?」

愛「絨毯がいると聞きませんでした?」

斉藤「あ、いえ…そのようなことは」

愛「私、車から降りたときは絨毯の上しか歩けませんの」

斉藤「申し訳ありません…」

愛「…まあいいですわ
以後、気をつけてください」

斉藤「はっ」

愛「あとファンファーレ隊などをつけてくれたらいいですわ」

斉藤「かしこまりました」

愛「では行きましょう」

斉藤「いってらっしゃいませ」

愛「………」

斉藤「………?」

230: 2010/08/15(日) 13:02:45.20 ID:8EX5vIAO
愛「ついてきてください
SP…というか誰か傍にいないとダメですわ」

斉藤「…はっ」

愛「あ、でもやはりここで待機していてください
しん様が来たら知らせて」

斉藤「…しん様とは?」

愛「野原しんのすけ様よ
私のダーリンですわ
自転車で来ますからすぐに分かりますわ」

斉藤「はっ、かしこまりました」

愛「それでは、後ほど」

斉藤「はい、お気をつけて」

斉藤「………」

斉藤(人使いの荒いお方だ…)

231: 2010/08/15(日) 13:05:56.47 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
みさえ「うおらああああ!!とりゃとりゃとりゃとりゃー!!」

ひまわり「たいたいたいたいー!!」

ききぃ!!

しんのすけ「とうっ!」

みさえ・しんのすけ「じゃ!」ひまわり「た!」

みさえ「おりゃおりゃおりゃおりゃー!」

斉藤(あのお方…ですかな?)

斉藤「…(これを吹くのか)」ぷおおお~

――――――――――――――――――――――
ぷおおお~
愛「!
来たみたいですわね」

愛「しん様~!」たたた

しんのすけ「よ!愛ちゃん」

愛「今日もキマッてらっしゃいますわ~」

しんのすけ「褒めても問屋が卸さないゾ!
じゃ、そゆことで~」

愛「な、なんと…私のアプローチをスルー…!?
ま…」

愛「ますますラブですわ~ん!
待って、しん様~!!
行きますわよ、斉藤!」

斉藤「はっ」

斉藤(いつの間にか呼び捨てになっている…
いや、別に気にしないのだが)

232: 2010/08/15(日) 13:09:49.55 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
律「ムギ、今日はどうしたんだァ?さっきの凄かったぞ?赤い絨毯とかファンファーレ隊?とか」

澪「そ…それになんか怪しい人が…」

黒磯「………」

澪「ひぃ!」

黒磯「………」

紬「ええ、ちょっと色々あってね
でも怪しい人じゃなくてSPだから大丈夫よ」

律「ムギがSPつけてるなんて珍しいな
休日にもつけてないって言ってたのに」

紬「…ん~、実はね…」
――――――――――――――――――――――
唯「へえ!そんなことが!!」

紬「うん、だから気にしないでいつも通りね」

律「つか唯、どっから湧いてでた!」

唯「ひどいよりっちゃん!
ちょっと、見かけたからね」

澪「それよりもムギ、SPなんか学校に入れて大丈夫なのか?(明日、幼稚園児を入れるってのも気になるけど)」

紬「ん~、そこに困ってたのよね」

律「まあ、大丈夫なんじゃね?」

紬「そうね♪」

黒磯「………」

233: 2010/08/15(日) 13:12:56.40 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
さわ子「じゃあHR始めるわn……って、琴吹さん?そちらはどなた?」

紬「SPの方で…」

さわ子「で、でも学校に入れるのはちょっと…」

紬「ダメです!先生
私、頃し屋に狙われてるんです!!」

唯(嘘をついた!)

澪(ベタだな…)

さわ子「ほんとにっ!?それなら仕方ないわ!
大丈夫?ムギちゃん、帰った方が…」

律(信じるのかよっ!!!)

黒磯「………」

234: 2010/08/15(日) 13:17:10.60 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
黒磯(…結局、廊下に待機することになったな
……幼稚園でも同じか)

黒磯「………」

黒磯「ジャンケンポイ!」

黒磯「…左手の勝ちか…」

黒磯「…頑張れ、右手」

黒磯「………」

黒磯「いや、頑張れ俺…」

紬(やっぱり教室にいさせた方がいいわよね…悪いし…
でも先生が…)

紬「う~ん…」

先生「ではこの問題を……琴吹!」

紬「ひえっ!?」

黒磯「!」ぴくっ

ばたん!

黒磯「」ささっ

先生「………」

生徒達「………」

紬「…いや、そんな神経質にならなくても…」

黒磯「………失礼しました」さっ

一同「………」

唯(面白い人だなあ)

235: 2010/08/15(日) 13:20:07.42 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
律「や~っと学校おわったあ~!」のびー

澪「部活があるぞ」

律「え~」

澪「え~じゃない!」

紬「行きましょ、りっちゃん」

律「さ~きに行っててよ~
私は唯とい~く~か~ら~さ~」

澪「それじゃあいつまでたっても来ないだろ!」

唯「ひどいよ澪ちゃん!」

紬「ふふ♪」

黒磯「………」

236: 2010/08/15(日) 13:23:35.24 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
律「いやー、やっぱ部活はいいよーうん」

澪「さっきまで面倒臭がってたやつがなにを…
というかお茶してるだけだろ!」

紬「ごめんね澪ちゃん…」しゅん

澪「あ、いやムギは悪くないんだ
悪いのはバカ律で…」

律「なんだとー!!??」ぎゅっ

澪「ひだっ!?
ほ、ほのっ!」ぎゅっ

律「くぁ~、ほーいっへんひっへみほー!!」

澪「ひはいひはひ!」

唯「仲良しだねえ」

律澪「はへはだ!?」

紬「うふふふふふふふふふふふふふふ」

黒磯「………」

237: 2010/08/15(日) 13:24:36.59 ID:8EX5vIAO
紬「!
あっ、黒磯さんも一杯いかがですか?」

黒磯「え?い、いえ
しかし…」

唯「ムギちゃんのお茶おいしいですよ~」

紬「ほら、どうぞ♪」かちゃ

黒磯「で、では
いただきます…」ずず

紬「どうですか?」

黒磯「はい、美味でございます」

紬「よかったです♪」

唯「ふふ♪」

紬「どうしたの?唯ちゃん」

唯「いや~なんか変だよ~
お互いに敬語で…」

黒磯「!
そ、そうです紬お嬢様
私には敬語ではなくても…」

紬「そんな…悪いわ…
…あっ」

唯「ムギちゃん敬語じゃない~♪」

黒磯「今のような感じで結構です」

紬「そ、そう…なら
よろしく黒磯」

黒磯「はい、こちらこそ」

238: 2010/08/15(日) 13:25:56.83 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「もう帰る時間ね」

澪「結局練習できなかったな…」

律「澪が中々私のほっぺ離さないからだろ~!見ろ、真っ赤だぞ!?」

澪「お互い様だ!!」

唯「ずっと引っ張り合ってたからね」

紬「ふふ♪」

律「んまぁ、とりあえず帰るか」

澪「…そうだな」

唯「うん!」

紬「そうしましょう」

黒磯「………」

239: 2010/08/15(日) 13:28:15.22 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
愛「斉藤、そろそろ帰りましょう」

斉藤「かしこまりました」

ブロロロ

愛「………斉藤、幼稚園バスを追って」

斉藤「?
し、しかし愛お嬢様はこの後ヴァイオリン教室が…」

愛「休みますわ」

斉藤「ですが、私の独断では…」

愛「………ティーカップ」

斉藤「はっ?」

愛「ムギさんから聞きましたわ
数日前、あなたが太極拳の自主練をしている時
ちょうど傍にあったムギさんのお父様の大事にしていたティーカップに手が当たり、カップが割れてしまったようで
それをすぐに片付け、せの後何食わぬ顔で過ごしてたそうですわね」

斉藤「…………知っていらしたんですか…というか紬お嬢様も…」

愛「ムギさんに頼んだら、ムギさんのお父様にリークすることだってできますのよ?」

斉藤「な…何卒、このことは内密に……」

愛「じゃあ、バスを追って」

斉藤「か、かしこまりました…」

240: 2010/08/15(日) 13:30:26.64 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
愛「着きましたわ~
しん様のお家!」

愛「では行ってきますわね」

斉藤「で、ですがやっぱり…」

愛「…………ティーカップ」

斉藤「い、いってらっしゃいませ…」

愛「♪」たったった

斉藤「………私は愛お嬢様とは波長が合わないのかもしれん…」

241: 2010/08/15(日) 13:32:28.16 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「じゃあ、みんなさよなら~♪」

律「じゃあな!ムギ」

澪「また明日」

唯「ばいばい!あ、黒磯さんも!」

黒磯「はい」

紬(あ…明日は愛ちゃんが来るって言ってない…先生には言ったけど
……まあいいか)

紬「では行きましょう黒磯」

黒磯「………」

紬「どうしたの?」

黒磯「はっ!?あ、いえ!なんでもありません」

紬「?」

黒磯(寄り道しないのか…)

242: 2010/08/15(日) 13:35:52.78 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「ふう、やっと帰れた。今日は疲れたわ~」

黒磯「………」

紬「…家の中でも付いてるの?」

黒磯「あ、いえ
部屋の外で待機しております」

紬「そう、お疲れ様♪」

黒磯「いえ…
ではお休みなさい」

紬「ええ」

ばたん

黒磯「………」

黒磯「ジャンケンポイ!」

黒磯「………」

243: 2010/08/15(日) 13:46:30.26 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「ん~、朝ね……」むにゃ

黒磯「紬お嬢様、失礼いたします」

紬「ずいぶん早いわね、なにかしら?」

黒磯「今日は酢乙女家に行かなければならないので」

紬「そうだったわね」

黒磯「では、準備ができたらお呼びください」

紬「わかったわ」

244: 2010/08/15(日) 13:51:55.90 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
ブロロロ

紬「ええと、今から幼稚園に行くのよね?」

黒磯「はい、アクション幼稚園でございます」

紬「…大丈夫かしら?私が行っても」

黒磯「職員には断っております
大丈夫でしょう」

紬「そう、よかったわ」

黒磯「それから、今日はお互いの普段の生活をその通りに再現しよう…と愛お嬢様が」

紬「!!」

黒磯「…気に入りませんでしたか?」

紬「い、いえいえ!だいじょぶ、グッジョブ!オフコースなりー!!」

黒磯「………」

紬「あう…///」

紬「と、とにかく愛ちゃんの普段の生活通りでいいわ!」

黒磯「は、はあ」

245: 2010/08/15(日) 13:56:24.74 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
愛「………」

斉藤「………どうしました?気分でも悪いのですか?」

愛「い、いえなんでもないですわ」

斉藤「そうですか
気分が優れない時はいつでもおっしゃってください」

愛(平日にしん様に会えないなんて憂鬱ですわー…)

ブロロロ

――――――――――――――――――――――
斉藤「着きました」

愛「………斉藤、絨毯は?」

斉藤「いえ、今日は紬お嬢様の普段通りで…と聞きましたので…
車の送迎は特例ですが(つーか電車で通わせたらなんて言われるか…)」

愛「そうでしたわね
まぁいいですわ
でも、あなたは付いてきてもらわないと困りますわ」

斉藤「はっ、分かっております」

246: 2010/08/15(日) 14:00:53.49 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
ざわざわ…

愛「………」

ざわざわ…

愛「………(なんですの?騒がしいですわね)」

唯(だれだろう…?)

律(ムギの席に座ってるな…)

澪(というか明らかに高校生じゃないな…
小学生以下?)

がちゃ

さわ子「はい、静かにね~」じい

愛「………」

律(よし、さわちゃん
みんなの言いたいことを、ずばっと…!)

さわ子「じゃあHR始めるわね~」

律「なぜこれはスルー!!??」がばっ

さわ子「え…!?び、びっくりした…」

247: 2010/08/15(日) 14:09:02.76 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
愛「…ということですの
よろしくお願いしますわ」

律「い、いやあこちらこそ…(って何、5歳児に深々と?)」

澪「こんな特例認められるんだな」

愛「まあ琴吹財閥と酢乙女財閥がちょっと学校側に言えば楽勝ですわ」

律(サラリと凄いこと言ったな)

澪(深くは知りたくない…)

唯「でも、こんな可愛い子が部室に来てくれるなんていいよね~」だき

愛「ち、ちょっとやめてくださらない!?」

唯「え~?」

愛「私を抱いていいのは、お父様お母様御祖父様御祖母様を除き、しん様だけですの!」

唯律澪「しん様?」

愛「そうですわ
マイ・スウィート・ハニー・ダーリンですことよ」

律(ハニー・ダーリンってなんだよ)

248: 2010/08/15(日) 14:13:57.81 ID:8EX5vIAO
唯「か、彼氏!?」

愛「そうと言えばそうですが、そうと言ったら嘘になりますね」

澪「や、ややこしいな…」

律(つまり少なくとも彼氏ではないんだろう)

唯「でも凄いよね!その歳で恋愛は!」

愛「あら、皆さん恋人はいませんですこと?」

唯律澪「」

斉藤(愛お嬢様、それは女子校ではタブーでございます…!)

愛「……………ぷっ」

唯律澪(ご、五歳児に笑われたっ!!)

249: 2010/08/15(日) 14:17:57.78 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
黒磯「紬お嬢様、着きました」

紬「ここがアクション幼稚園…」

ばっさぁ!!

ファンファーレ隊「」ばっぱらぱっぱぱ~

紬「」

紬「…え、ええと?」

黒磯「愛お嬢様の普段通りと言われましたので」

紬「そ、そっかあ
あははは、ははは」

黒磯(なにか気に入らないのか…?)

250: 2010/08/15(日) 14:20:39.89 ID:8EX5vIAO
しんのすけ「馬のうOこは馬糞~花のうOこは花糞~♪」

紬「ん?」

しんのすけ「お!黒磯さんだゾ!
よ!」

黒磯「おはようございます、しんのすけ様」

しんのすけ「あれ?愛ちゃんは?」

黒磯「愛お嬢様は…」

しんのすけ「!!
おお~~~!!」しゅしゅぽぽ

紬「?」

しんのすけ「お姉さん!
玉葱は生で食べるタイプ?皮剥いて食べるタイプ?」

紬「へ?」

251: 2010/08/15(日) 14:25:44.23 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「そっか、あなたが愛ちゃんの言ってた野原しんのすけ君ね」

しんのすけ「そうだゾ!
こんな綺麗なお姉さんに知っててもらえて干拓ですな~」

紬「それを言うなら感激よ♪って、照れるわ~」

しんのすけ「そうともゆう~草津の湯~♪」

紬「ふふ♪」

――――――――――――――――――――――
みどり「みなさん、おはようございま~す」

園児「おはようございま~す」

みどり「今日は、愛ちゃんのお友達の琴吹紬さんがいらっしゃってます!
みんな、仲良くしてくださいね!」

紬「琴吹紬です!一日お世話になりまぁす!」

園児「わあ~!」

ネネ(また変なのが来たわね…)

みどり「ではこちらの席にどうぞ~」

紬「はい!」

252: 2010/08/15(日) 14:30:09.33 ID:8EX5vIAO
しんのすけ「おお!お姉さんと同じグレープだ~!」

カザマ「それを言うならグループだろ」

しんのすけ「そうともいう~♪」

カザマ「あ、紬さん
初めまして僕はカザマと言います
よろしくお願いします」

紬「あら、礼儀正しいのね~
こちらこそよろしく♪」

マサオ「あ、あの、ぼ、僕はマ、マサオって言いますです…」

ネネ「私はネネよ」

ボー「ボーぁ」

紬「みなさん、よろしく♪」

253: 2010/08/15(日) 14:33:49.76 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
みどり「それでは今日は工作をしたいと思います!
材料はここにあるから、なんでも作っていいわよ!」

紬「工作かあ…楽しみだわあ♪」

しんのすけ「ほっほ~い!一番乗り!」

カザマ「待てよ!しんのすけ」

マサオ「待って、しんちゃn」ごてん

マサオ「うえ~ん!!」

ボー「だい…じょう、ぶ?」

マサオ「…うん…」ぐす

ネネ「だらしないわね~」

紬「あら、大変
このハンカチを使って」

マサオ「あ、でも…」

紬「幼稚園児が遠慮なんてするものじゃないわよ~?ほら」

マサオ「あ…ありがとう…」

紬「ふふ♪どういたしまして」

マサオ「///」

ネネ「単純オニギリ」

ボー「ボーぁ」

254: 2010/08/15(日) 14:42:58.20 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
しんのすけ「できたゾ!
ほら白うんち~♪」

カザマ「やめろって、下品だろ」

紬「ほわあ~」

カザマ「?
どうしたんですか?紬さん」

紬「えっ!?あ、いや…
私、幼稚園で友達と工作するのが夢だったの~」

カザマ「友達か…」

紬「あ、ごめんなさい!いやだったかしら…?」

カザマ「い、いやそんなことないんですよ!」

紬「本当!?じゃあ…」

しんのすけ「オラ達、お友達だゾ~!!
ぶぃ~ん!!」

紬「ふふ、ありがとう♪」

カザマ「………」

255: 2010/08/15(日) 14:48:00.01 ID:8EX5vIAO
カザマ(しんのすけと友達か……こんな友達やだな~……でも、一緒にいると楽しいんだよな…実は良いところもあるし…)

カザマ「………」

しんのすけ「か・ざ・ま・くん♪」ふうっ

カザマ「ひえええ!!
み、耳に息を吹きかけるなあー!!」

しんのすけ「まったく、カザマくんったら…///」
カザマ「頬を赤らめるなー!!」

紬「うふふ♪(にぎやかね~)」

オニギリ「紬さんと友達か…デュフフ」

ネネ「馬鹿オニギリ」

ボー「ボーぁ」

256: 2010/08/15(日) 14:51:22.93 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
しんのすけ「サッカーしよ~!!」

カザマ「いいよ!」

ネネ「え~!?リアルおままごとしましょうよ!」

しんのすけカザママサオ「え~!?」

紬「お、おままごと!?」

カザマ「…どうしたんですか?」

紬「私、一度でいいから、おままごとをやりたかったの~」

マサオ「!
ぼ、僕もやりたい、やりたい!」

ネネ「決定ね」

しんのすけカザマ「え~…」しぶしぶ

ボー「ボ」

紬「♪
シャランラシャランラ~」

257: 2010/08/15(日) 14:55:04.80 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
ネネ「じゃあ、役ぎめよ!
私はカリスマ女優の奥さんね
で、カザマくんは石口純一似の若手俳優で私の旦那
しんちゃんは子供でボーちゃんはカザマくんのお父さん、マサオくんは犬ね」

マサオ「えー、僕犬ー!?」

ネネ「いつものことでしょ」

紬(おままごとってこんな役が凝ってるものなのね~)

黒磯「………」

紬「あ、私はなにをやれば?」

ネネ「紬さんは嫌みな姑ね。私にケチばっかりつけてくるの」

紬「わかったわ!」

ネネ「じゃあ台本くばるわね~
あ、黒磯さんは木の役ね」

黒磯「!?」

紬(唯ちゃんみたい~
木Gかしら)

258: 2010/08/15(日) 15:00:59.61 ID:8EX5vIAO
―――――――――――――――――――――――
紬「ね、ネネさん!?
これを見て!ほら、こんなに埃が残っていますわよ!?」

ネネ「…なんか、迫力が足りないわね」

オニギリ「むぎゅうううううううう!!」

ネネ「…………」

ネネ「オニギリしn」

ボー「それは言っちゃダメ」

259: 2010/08/15(日) 15:05:54.06 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
ネネ「よし、これでおしまい!」

しんのすけ「やっと終わったゾ…」

カザマ「疲れた…」

ネネ「なによ!嫌だったっていうの!?」

カザマ「いやそうじゃなくてさ…」

ネネ「じゃあなによ!」

カザマ「それは…」

紬「ネネちゃん」

ネネ「なによ!あんたも…」

紬「楽しかったわ♪」にこ

ネネ「あ…」

紬「また今度もやりましょうね♪」

ネネ「うう…///」

しんのすけ「こうして、二人の愛の物語が」

ネネ「始まらないわよっ!!」

しんのすけ「おおっ!」

オニギリ「むぎゅううううう」

ボー「ボ」

紬「ふふっ♪」

260: 2010/08/15(日) 15:08:00.67 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「じゃあさよなら、みんな」

カザマ「さよなら!」

ネネ「じゃあねぇ」

オニギリ「むぎゅううううう」

ボー「ボ」

しんのすけ「おまた!」

紬「じゃあ行きましょう黒磯」

黒磯「かしこまりました」

ブロロロ

261: 2010/08/15(日) 15:10:44.89 ID:8EX5vIAO
―――――――――――――――――――――――
愛「あつっ!」

斉藤「大丈夫ですか!愛お嬢様!」

愛「だ、大丈夫ですわ」

斉藤「さ、左様でございますか」

律「愛ちゃんには難しいんじゃないかな~?」

愛「………」

愛(いつもなら黒磯がやっていることですしね…)

262: 2010/08/15(日) 15:14:11.75 ID:8EX5vIAO
―――――――――――――――――――――――
ブロロロ

愛「それで斉藤、このあとはどのような?」

斉藤「ご帰宅でございます」

愛「え…どこかに寄ったりだとかは…」

斉藤「致しません
紬お嬢様はいつもこのような」

愛「そ、そうですか…」

愛(しん様に会いたいですわ~…)

263: 2010/08/15(日) 15:18:00.44 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「黒磯、このあと愛ちゃんはいつもどうしているの?」

黒磯「しんのすけ様のお家に行かれます」

紬「あら、そうなの
じゃあそうしましょう
楽しみだわ~♪」

黒磯「…………」

黒磯(本当はフェンシング教室に行くんだけどな…)

ブロロロ

――――――――――――――――――――――
ぴんぽ~ん

みさえ「!
こ、この時間に訪ねてくるのは…!」

ひまわり「ねえたん!」

みさえ「あの子苦手なのよね~」

しんのすけ「でも愛ちゃん、今日は幼稚園にいなかったゾ」

みさえ「そうなの?
なら、違う人かもしれないわね
出るか」

264: 2010/08/15(日) 15:19:57.98 ID:8EX5vIAO
ぴんぽ~ん

みさえ「はいは~い」がちゃ

紬「こんにちは~♪」

みさえ「…どなた?」

しんのすけ「ほっほ~い!紬お姉さんだあ~!!」

紬「あら、しんちゃん」

みさえ「知り合い?」

――――――――――――――――――――――
みさえ「へ~、愛ちゃんの代わりにね…」

紬「はい、突然お邪魔してすみません」

みさえ「いいのよ
しんのすけも喜んでるし」

しんのすけ「ほっほ~い!」

紬「ふふ、よかった♪」

がたん

みさえ「!」

265: 2010/08/15(日) 15:23:37.55 ID:8EX5vIAO
ひろし「おい、みさえ
亭主が疲れてんだから静かにしろよ」

みさえ「あなた」

紬「あ、お邪魔してま~す」

ひろし「!」

ひろし「これはこれはお嬢さん。このような綺麗な方がお見えだとは気づきませんでした
この野原ひろし、全身全霊をかけてお嬢さんの相手を…」

みさえ「疲れてるんじゃ…なかったのかしら?」ごごご…

ひろし「はう…!
お、お助け~!」

みさえ「待ちなさあい!!」

ひろし「いてえ!
ひ、ひっかくなよお!!」

紬「」ぽかーん

しんのすけ「すみませんな、バタバタしておりまして」

ひまわり「たい~」

紬「うふ♪夫婦仲がいいわね~」

しんのすけ「そ~お?」

266: 2010/08/15(日) 15:26:35.14 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「♪」とぽとぽ

みさえ「悪いわね~
お茶なんか注がせちゃって」

紬「いいんですよ♪
こういうの好きですから」

みさえ「女の子らしいわね~」

紬「え、そ、そんなことは…////」どぽどぽどぽどぽ

みさえ「ちょっとちょっと、紬ちゃん!こぼれてるこぼれてる!!」

紬「へ!?
あ…!す、すみません!」

267: 2010/08/15(日) 15:29:37.58 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「どうぞ~」

しんのすけ「粗茶ですが」

みさえ「どうせそうですよ!」

ひろし「身内で争うなよ、虚しいだろ」

紬「ふふ♪」

ずずず

みさえ「…美味しい!」

ひろし「うまい!」

ひまわり「まい!」

しんのすけ「安物のお茶なのに、官民があるぞ!!」

みさえ「甘味ね
てゆうか、安物で悪かったわね!!」

ひろし「だから争うなよ…」

紬「うふふ♪」

268: 2010/08/15(日) 15:31:46.13 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
紬「では、お邪魔しました」

みさえ「また来てね」

ひまわり「ね!」

ひろし「紬ちゃんなら大歓迎だ!」

みさえ「」つねっ

ひろし「いはい!」

紬「うふふ♪」

紬「では」

しんのすけ「オラ送ってくゾ!」

紬「え?でも、車よ?」

しんのすけ「いいからいいから~」

269: 2010/08/15(日) 15:33:57.49 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
しんのすけ「♪」

紬「しんちゃん、楽しかったわ
ありがとう」

しんのすけ「お?
オラも楽しかったゾ!」

紬「ふふ♪
いい家族を持ったわね♪」

しんのすけ「うん!
母ちゃんはケツデカで、父ちゃんは足臭くてカイショなくて、ひまわりはおもちゃ壊したりするけど、オラみんなが好きだゾ!」

紬「ふふ♪」

しんのすけ「あと、犬のシロもいるゾ!」

紬「あら、犬もいるの?」

しんのすけ「そうだゾ!わたあめみたいで可愛いゾ!」

紬「見てみたいわ~♪」

しんのすけ「今度くるときに見せてあげるゾ!」

紬「うん!楽しみにしてるわ♪本当にしんちゃんはいい家族を持ってるわね」

しんのすけ「紬お姉さんも持ってるゾ!」

紬「へ?」

しんのすけ「愛ちゃんと来てたひつじの斉藤さんだゾ!」

紬「それを言うなら執事よ」

しんのすけ「そうともゆう~」

270: 2010/08/15(日) 15:35:07.51 ID:8EX5vIAO
紬「ふふ♪
それで斉藤がなに…?」

しんのすけ「とってもいい人だったゾ!
愛ちゃん以外のみんなにも優しかったゾ!」

紬「そうなの…?」

しんのすけ「そうだゾ!
いいひつじを持ったね!」

紬「…しんちゃん、二回目よ~♪」

しんのすけ「それほどでも~」

紬「二回いったからって偉いってわけじゃないわよ…?」

しんのすけ「お?」

271: 2010/08/15(日) 15:38:16.88 ID:8EX5vIAO
―――――――――――――――――――――――
しんのすけ「じゃ!」

紬「ばいばい♪」

ブロロロ

がちゃ

しんのすけ「あられやコンコンきつねもコンコン♪
食っても食っても腹減りやまぬ♪
い~ぬはヘロヘロ
にわとりコケコ♪
ね~こは玉食って丸くなる~♪」

みさえ「ちょっと、しんのすけ!その替え歌はやめなさいって言ったでしょ!」

しんのすけ「いや~、それほどでも~」

みさえ「会話として成り立ってない!」

しんのすけ「紬お姉さん、また来るみたいだゾ!」

みさえ「楽しみだわ~」

ひろし「楽しm」どがっ

ひろし「はぐっ
…まだ何も言ってないだろお!?」

みさえ「分かるのよ
下心丸出しだから」

ひまわり「たいたい!」

しんのすけ「…いい家族を持ったゾ!」ぼそ

みさえひろし「へ?」

ひまわり「たい?」

しんのすけ「なんでもないゾ!」

272: 2010/08/15(日) 15:42:11.86 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
ブロロロ

紬(斉藤がね…とってもいい人かあ…
仕事だから優しくしてるだけだと思ってたわ…)

黒磯「…どうかなされました?」

紬「いえ、なんでもないわ」

黒磯「そうですか」

ブロロロ

273: 2010/08/15(日) 15:45:38.57 ID:8EX5vIAO
―残りの二日間も私は満喫した

そして、最終日の夜―

愛「楽しかったですわ」

紬「そうね、なんか新鮮だったわ♪」

愛「………」

紬「愛ちゃん?」

愛「……私、最初黒磯に飽きたと言ってましたが
でも離れてみて、側近は黒磯じゃないと務まらないことが分かりましたわ」

紬「愛ちゃん…
私も、距離をおいてみて分かったわ
斉藤の良さが。仕事なだけで私を世話してくれたんじゃないって」

愛「…お互い、よいパートナーを持ちましたね」

紬「そうね♪」

愛「…まあ、黒磯はまだ未熟ですけど…」

紬「愛ちゃんったら素直じゃないわね~」

愛「ほ、本当のことですわっ!」

紬「ふふ♪」

274: 2010/08/15(日) 15:48:07.82 ID:8EX5vIAO
――――――――――――――――――――――
こっそり

斉藤「お、お嬢様……!!斉藤は感激ですぞお!」ぼろぼろ

黒磯「………」ぐす

斉藤「お互い、よいお嬢様を持ちましたな!!」ぼろぼろ

黒磯「はい」ぐす

黒磯「…まぁ、大変なこともありますが」

斉藤「ほっほ!
なによりなにより!
お嬢様が元気であればそれでいいのです!」

黒磯「そうですね」


―おわり―

275: 2010/08/15(日) 15:50:41.40 ID:8EX5vIAO
終わりです

長々とすみません
なんかテーマとはズレてる感じがしますが
まあムギと言えばお嬢様なんで、このクロス

見てくださった人ありがとうございました!

276: 2010/08/15(日) 15:52:45.32 ID:AeQGXeMo
乙!

引用: 紬「私が主役のお話なの~」