1: 2012/08/10(金) 23:37:38.14 ID:scBZZMlf0
~秋原エリア~
熱斗「この先か、正体不明のネットナビが現れたエリアってのは!」
ロックマン「うん 急ごう、熱斗君!」
チャド「ここは一体……どこなんだ……?」
熱斗「この先か、正体不明のネットナビが現れたエリアってのは!」
ロックマン「うん 急ごう、熱斗君!」
チャド「ここは一体……どこなんだ……?」
9: 2012/08/10(金) 23:43:28.54 ID:scBZZMlf0
熱斗「いたぞ……あそこだ!」
チャド「ん? なんだ?」
ロック「お前は誰だ! ここで何をしている!?」
チャド(なんか全身青タイツヘルメットが話しかけてきた……)
チャド「別に、なにもしていないさ」
ロック「嘘をつくな! さっき、すぐ近くのエリアで大規模な爆発が起こった。そこのエリアでお前を見たという証言があるんだ!」
チャド(……ああ、そういえば、どうにも通れないところを攻撃したな)
熱斗「まさか……WWWの残党か!?」
チャド「は?」
チャド「ん? なんだ?」
ロック「お前は誰だ! ここで何をしている!?」
チャド(なんか全身青タイツヘルメットが話しかけてきた……)
チャド「別に、なにもしていないさ」
ロック「嘘をつくな! さっき、すぐ近くのエリアで大規模な爆発が起こった。そこのエリアでお前を見たという証言があるんだ!」
チャド(……ああ、そういえば、どうにも通れないところを攻撃したな)
熱斗「まさか……WWWの残党か!?」
チャド「は?」
10: 2012/08/10(金) 23:45:13.50 ID:scBZZMlf0
チャド「ワールドスリー? なんのことだ」
熱斗「白を切るつもりか! こうなったら……いくぞ、ロックマン!」
ロック「うん!」
熱斗「バトルオペレーション・セット!」
ロック「イン!」
チャド(なんなんだこいつら)
熱斗「白を切るつもりか! こうなったら……いくぞ、ロックマン!」
ロック「うん!」
熱斗「バトルオペレーション・セット!」
ロック「イン!」
チャド(なんなんだこいつら)
14: 2012/08/10(金) 23:49:14.58 ID:scBZZMlf0
熱斗「バトルチップ、ロングソード! スロットイン!」
ロック「『ロングソード』!」
ブォン!
チャド「!?」
熱斗「いけ、ロックマン!」
ロック「うぉぉ!」
チャド「クッ……!」
ズバッ!
熱斗「やったか!?」
チャド「……あぶなかった……下がるのが一瞬遅かったら……俺は確実に氏んでいた……!」
ロック「なんで……確かに切ったのに!」
チャド「こちらとしては、別に闘うつもりなどなかったんだが……」
チャド「仕方がない……!」
ゴォッ!
ロック「うわぁ!」
ロック「『ロングソード』!」
ブォン!
チャド「!?」
熱斗「いけ、ロックマン!」
ロック「うぉぉ!」
チャド「クッ……!」
ズバッ!
熱斗「やったか!?」
チャド「……あぶなかった……下がるのが一瞬遅かったら……俺は確実に氏んでいた……!」
ロック「なんで……確かに切ったのに!」
チャド「こちらとしては、別に闘うつもりなどなかったんだが……」
チャド「仕方がない……!」
ゴォッ!
ロック「うわぁ!」
16: 2012/08/10(金) 23:52:07.93 ID:scBZZMlf0
チャド「『巨人の一撃』……!」
熱斗「ロックマーーン!」
ロック「く……だ、大丈夫だよ、ネット君……」
チャド「まだだ」
ヒュンッ!
ロック(は、速い!)
チャド「うぉぉ!」
熱斗「バトルチップ、インビジブル! スロットイン!」
スッ
チャド「何!?」
チャド「青タイツが……消えた……?」
熱斗「ロックマーーン!」
ロック「く……だ、大丈夫だよ、ネット君……」
チャド「まだだ」
ヒュンッ!
ロック(は、速い!)
チャド「うぉぉ!」
熱斗「バトルチップ、インビジブル! スロットイン!」
スッ
チャド「何!?」
チャド「青タイツが……消えた……?」
19: 2012/08/10(金) 23:58:26.36 ID:scBZZMlf0
熱斗「大丈夫か、ロックマン!」
ロック「ありがとう熱斗君……助かった……」
熱斗「リカバリー80! スロットイン!」
キュイン!
チャド「……」
チャド「そこか」
ロック「!?」
チャド「姿を消しても無駄だ……!」
ドォォォン!
ロック「くっ!」
ロック「熱斗君! こいつ強いよ!」
熱斗「くそ……こうなったら!」
熱斗「ロックマン、フルシンクロだ!」
ロック「ありがとう熱斗君……助かった……」
熱斗「リカバリー80! スロットイン!」
キュイン!
チャド「……」
チャド「そこか」
ロック「!?」
チャド「姿を消しても無駄だ……!」
ドォォォン!
ロック「くっ!」
ロック「熱斗君! こいつ強いよ!」
熱斗「くそ……こうなったら!」
熱斗「ロックマン、フルシンクロだ!」
23: 2012/08/11(土) 00:05:05.75 ID:Zc+T8Cs40
ロック「でも熱斗君! フルシンクロをしたら熱斗君まで危険な目に!」
熱斗「馬鹿野郎! ロックマン一人で闘わせるわけにはいかない! 俺も一緒に闘う!」
ロック「熱斗君……!」
熱斗「いくぞ、ロックマン! フルシンクロ!」
キュィィィィン!
チャド(なんか微妙に発光しだした……)
チャド「なるほど、本気と言うわけか……」
チャド「ならば、こっちも全力で行く!」
ゴォォォォッ!
チャド「『悪魔の左腕』!」
熱斗「バトルチップ、ハイキャノン! トリプルスロットイン!」
熱斗・ロック「プログラム・アドバンス! 『ギガキャノン2』!」
チャド「『魔人の一撃』!!」
熱斗・ロックマン「うぉぉぉぉぉ!」
ズドォォォォォン!
熱斗「馬鹿野郎! ロックマン一人で闘わせるわけにはいかない! 俺も一緒に闘う!」
ロック「熱斗君……!」
熱斗「いくぞ、ロックマン! フルシンクロ!」
キュィィィィン!
チャド(なんか微妙に発光しだした……)
チャド「なるほど、本気と言うわけか……」
チャド「ならば、こっちも全力で行く!」
ゴォォォォッ!
チャド「『悪魔の左腕』!」
熱斗「バトルチップ、ハイキャノン! トリプルスロットイン!」
熱斗・ロック「プログラム・アドバンス! 『ギガキャノン2』!」
チャド「『魔人の一撃』!!」
熱斗・ロックマン「うぉぉぉぉぉ!」
ズドォォォォォン!
25: 2012/08/11(土) 00:07:02.47 ID:scBZZMlf0
???「バトルチップ、バリア! スロットイン!」
???「やめろ、チャド!!」
???「やめろ、チャド!!」
27: 2012/08/11(土) 00:11:42.27 ID:QOxgl7B80
チャド「!?」
熱斗「だ、誰だ!?」
ブルース「ふぅ……なんとか間に合ったようだな」
ロック「ブルース!?」
ブルース「まったく、お前という奴は……」
チャド(赤タイツが増えた……いや、そんなことより)
チャド「一護! こんなところで何をしている!?」
一護「それはこっちの台詞だ馬鹿野郎!」
チャド(なんか怒られた)
熱斗「だ、誰だ!?」
ブルース「ふぅ……なんとか間に合ったようだな」
ロック「ブルース!?」
ブルース「まったく、お前という奴は……」
チャド(赤タイツが増えた……いや、そんなことより)
チャド「一護! こんなところで何をしている!?」
一護「それはこっちの台詞だ馬鹿野郎!」
チャド(なんか怒られた)
31: 2012/08/11(土) 00:17:59.51 ID:QOxgl7B80
熱斗「おい炎山! どういうつもりだよ!」
炎山「見ての通りだ。お前たちが無駄な戦いをしていたから、止めに入った……それだけだ」
熱斗「無駄って……。こいつはWWWの残党だぞ! 何を企んでるのか知らないけど、放っておいたら何をしでかすか!」
チャド「いや……だからなんなんだワールドスリーって」
一護「この世界の悪の組織……ってところらしい」
チャド「なんで知ってるんだ」
一護「そこの赤いのから聞いた」
ブルース「赤いのじゃない、ブルースだ」
一護「どうでもいいよそんなの」
炎山「ともかく、そこの変なのはWWWの残党なんかじゃない」
チャド「」
炎山「ただの……人間だ。戦闘能力は無視して、だが」
熱斗「どういうことだ?」
炎山「見ての通りだ。お前たちが無駄な戦いをしていたから、止めに入った……それだけだ」
熱斗「無駄って……。こいつはWWWの残党だぞ! 何を企んでるのか知らないけど、放っておいたら何をしでかすか!」
チャド「いや……だからなんなんだワールドスリーって」
一護「この世界の悪の組織……ってところらしい」
チャド「なんで知ってるんだ」
一護「そこの赤いのから聞いた」
ブルース「赤いのじゃない、ブルースだ」
一護「どうでもいいよそんなの」
炎山「ともかく、そこの変なのはWWWの残党なんかじゃない」
チャド「」
炎山「ただの……人間だ。戦闘能力は無視して、だが」
熱斗「どういうことだ?」
34: 2012/08/11(土) 00:25:00.88 ID:QOxgl7B80
~かくかくしかじか~
熱斗「……つまり、この人たちはネットをしていたら、いつの間にかこの世界に紛れ込んじゃった、ってことか?」
炎山「どうもそうらしい。現実では考えられん話だがな」
チャド「ちょっと待て。俺はネットなんか全くしていなかったぞ」
炎山「えっ」
一護「えっ」
熱斗「えっ」
ロック「えっ」
ブルース「えっ」
チャド「えっ?」
熱斗「……つまり、この人たちはネットをしていたら、いつの間にかこの世界に紛れ込んじゃった、ってことか?」
炎山「どうもそうらしい。現実では考えられん話だがな」
チャド「ちょっと待て。俺はネットなんか全くしていなかったぞ」
炎山「えっ」
一護「えっ」
熱斗「えっ」
ロック「えっ」
ブルース「えっ」
チャド「えっ?」
37: 2012/08/11(土) 00:29:22.22 ID:QOxgl7B80
熱斗(インターネットを全くしない人間っているのか?)
炎山(今では珍しい話だが……過去からきたのだと思えば、あるいは)
一護(確かにこんなネットじゃないけど……全くしないってのは……)
チャド「お、おい! なんだその目は!」
熱斗「だって……どっかの原住民だってネットを使ってる時代だ、っていうのに……」
ブルース「原住民以下……」
チャド「」
炎山(今では珍しい話だが……過去からきたのだと思えば、あるいは)
一護(確かにこんなネットじゃないけど……全くしないってのは……)
チャド「お、おい! なんだその目は!」
熱斗「だって……どっかの原住民だってネットを使ってる時代だ、っていうのに……」
ブルース「原住民以下……」
チャド「」
44: 2012/08/11(土) 00:40:22.89 ID:QOxgl7B80
チャド「と、ともかく。さっきのは誤解だったようだな。すまない」
ロック「い、いや、こっちこそゴメンよ……いきなり攻撃しちゃって」
熱斗「悪かったな……オッサン」
チャド「……まだ高校生だ」
一護「それで、どうやったら元の世界に帰れるんだ?」
炎山「ああ……今しがた考えていたんだが」
炎山「熱斗、ロックマン、お前たちは昔ウラインターネットで『ジャンゴ』という少年に出会ったと言っていたな」
熱斗「ああ。太陽少年だろ」
炎山「彼は電脳世界以外から来ていて、そしてどこかへ消えていったんだよな」
ロック「うん」
炎山「彼が電脳世界以外の世界から来たと考えると……恐らく、ウラインターネットにはどこか別の世界に通じる入り口があるはずだ」
一護「なんか論理が飛んでねえか」
ブルース「黙れ」 ジャキッ
一護「おっと……。ともかく、その……ウラインターネットってところに行けば、帰れるかもしれないんだな
ロック「い、いや、こっちこそゴメンよ……いきなり攻撃しちゃって」
熱斗「悪かったな……オッサン」
チャド「……まだ高校生だ」
一護「それで、どうやったら元の世界に帰れるんだ?」
炎山「ああ……今しがた考えていたんだが」
炎山「熱斗、ロックマン、お前たちは昔ウラインターネットで『ジャンゴ』という少年に出会ったと言っていたな」
熱斗「ああ。太陽少年だろ」
炎山「彼は電脳世界以外から来ていて、そしてどこかへ消えていったんだよな」
ロック「うん」
炎山「彼が電脳世界以外の世界から来たと考えると……恐らく、ウラインターネットにはどこか別の世界に通じる入り口があるはずだ」
一護「なんか論理が飛んでねえか」
ブルース「黙れ」 ジャキッ
一護「おっと……。ともかく、その……ウラインターネットってところに行けば、帰れるかもしれないんだな
50: 2012/08/11(土) 00:44:46.91 ID:QOxgl7B80
炎山「確証はないが……思い当たるのはあそこしかない」
ロック「でも、ウラインターネットは凄い危険な場所なんだ。凶暴なウイルスもいっぱいいるし……」
一護「帰れる可能性が少しでもあるなら、やってみるしかねぇだろ」
一護「それに、どれだけ強い奴がいようと、俺は絶対に負けない」
チャド「うむ。俺もd」
ブルース「そうと決まれば話は早い。ウラインターネットへ向かおう」
チャド「」
ロック「でも、ウラインターネットは凄い危険な場所なんだ。凶暴なウイルスもいっぱいいるし……」
一護「帰れる可能性が少しでもあるなら、やってみるしかねぇだろ」
一護「それに、どれだけ強い奴がいようと、俺は絶対に負けない」
チャド「うむ。俺もd」
ブルース「そうと決まれば話は早い。ウラインターネットへ向かおう」
チャド「」
52: 2012/08/11(土) 00:50:06.43 ID:QOxgl7B80
~ウラインターネット~
一護「邪魔だ!」
ズバッ!
メットール「ピギィィ!」
熱斗「つ、強い……!」
ロック「僕たちも負けてられないね! いくよ、熱斗君!」
熱斗「おう!」
炎山「調子はどうだ、ブルース」
ブルース「問題ありません。この程度なら、炎山様のお力が無くとも十分に闘えます」
チャド「ぐぁぁぁ!」
チュインチュインチュイン
一護「えっ」
一護「邪魔だ!」
ズバッ!
メットール「ピギィィ!」
熱斗「つ、強い……!」
ロック「僕たちも負けてられないね! いくよ、熱斗君!」
熱斗「おう!」
炎山「調子はどうだ、ブルース」
ブルース「問題ありません。この程度なら、炎山様のお力が無くとも十分に闘えます」
チャド「ぐぁぁぁ!」
チュインチュインチュイン
一護「えっ」
56: 2012/08/11(土) 00:53:51.14 ID:QOxgl7B80
一護「チャドが……消えた……?」
チャド「ま、まだだ!」 ブォン!
ロック「じ、自力でバックアップを!?」
熱斗「色々な意味でタダモノじゃねぇ……!」
ブルース「口ほどにもない」
炎山「ブルース、そいつの援護もついでに頼む」
ブルース「……承知しました」
一護「大丈夫かチャド……お前今霊圧どころじゃなくて全身消えてたぞ」
チャド「大丈夫だ……問題ない……」
チャド「ま、まだだ!」 ブォン!
ロック「じ、自力でバックアップを!?」
熱斗「色々な意味でタダモノじゃねぇ……!」
ブルース「口ほどにもない」
炎山「ブルース、そいつの援護もついでに頼む」
ブルース「……承知しました」
一護「大丈夫かチャド……お前今霊圧どころじゃなくて全身消えてたぞ」
チャド「大丈夫だ……問題ない……」
58: 2012/08/11(土) 00:56:23.53 ID:QOxgl7B80
???「……この感覚……」
???「……ロックマンとブルースだな……そして残りは……」
???「クククッ……久々に強い奴らと闘えそうだ……!」
???「……ロックマンとブルースだな……そして残りは……」
???「クククッ……久々に強い奴らと闘えそうだ……!」
60: 2012/08/11(土) 00:59:57.45 ID:QOxgl7B80
ロック「!?」ゾクッ
熱斗「どうした、ロックマン」
ロック「いや……今、何か……」
熱斗「? 気のせいだろ」
一護「おい、何やってるんだ。お前らが道案内してくれないと先に進めねえだろ」
ロック「あ、ゴメンゴメン!」
チャド「ちょ、ちょっと……休憩……しないか……」
ブルース「何を言っている。ここにはあまり長居していられないんだ」
炎山「先を急ぐぞ」
一護「おう」
チャド「……」
熱斗「どうした、ロックマン」
ロック「いや……今、何か……」
熱斗「? 気のせいだろ」
一護「おい、何やってるんだ。お前らが道案内してくれないと先に進めねえだろ」
ロック「あ、ゴメンゴメン!」
チャド「ちょ、ちょっと……休憩……しないか……」
ブルース「何を言っている。ここにはあまり長居していられないんだ」
炎山「先を急ぐぞ」
一護「おう」
チャド「……」
61: 2012/08/11(土) 01:03:22.94 ID:QOxgl7B80
チャド「ちょ、ちょっと先に行っていてくれ……」
一護「え?」
チャド「少し休んだらすぐに追いかける……霊絡を辿ればなんとかなる」
一護「……そうか、気をつけろよ」
ブルース「俺も残ろう。炎山様の命令だ」
チャド「すまない……赤タイツ」
ブルース「ブルースだと言っている」
チャド「……すまない」
一護「え?」
チャド「少し休んだらすぐに追いかける……霊絡を辿ればなんとかなる」
一護「……そうか、気をつけろよ」
ブルース「俺も残ろう。炎山様の命令だ」
チャド「すまない……赤タイツ」
ブルース「ブルースだと言っている」
チャド「……すまない」
62: 2012/08/11(土) 01:07:17.92 ID:QOxgl7B80
~三十分後~
ブルース「おい、いつまでそうしている気だ!」
チャド「あと五分……あと五分だけ……」
ブルース「全く……」
炎山「もうあいつらは着いている頃か……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
ブルース「!?」
チャド「じ、地震か!?」
炎山「これは……まさか!」
チャド「おい、どういうことだこれは!」
ブルース「休憩している暇がなくなった……早くあいつらの下へ行かないとまずいことになる!」
チャド「くそっ……どういうことだ……!」
ブルース「おい、いつまでそうしている気だ!」
チャド「あと五分……あと五分だけ……」
ブルース「全く……」
炎山「もうあいつらは着いている頃か……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
ブルース「!?」
チャド「じ、地震か!?」
炎山「これは……まさか!」
チャド「おい、どういうことだこれは!」
ブルース「休憩している暇がなくなった……早くあいつらの下へ行かないとまずいことになる!」
チャド「くそっ……どういうことだ……!」
65: 2012/08/11(土) 01:13:51.55 ID:QOxgl7B80
ブルース「行くぞ!」
チャド「あ、ああ!」
一護「ぐぁぁぁ!」
ロック「く、黒崎君!」
熱斗「くそっ! どうして……どうしてお前がこんなところに!」
フォルテ「『どうして』……? おかしな質問だ。ここは俺のテリトリー……いつ俺が現れても不思議ではないだろう」
ロック「お前は、デリートされたはずだ!」
フォルテ「ふん……俺がデリートされるとでも?」
一護「くそ……なんだよコイツ……!」
チャド「あ、ああ!」
一護「ぐぁぁぁ!」
ロック「く、黒崎君!」
熱斗「くそっ! どうして……どうしてお前がこんなところに!」
フォルテ「『どうして』……? おかしな質問だ。ここは俺のテリトリー……いつ俺が現れても不思議ではないだろう」
ロック「お前は、デリートされたはずだ!」
フォルテ「ふん……俺がデリートされるとでも?」
一護「くそ……なんだよコイツ……!」
67: 2012/08/11(土) 01:16:51.81 ID:QOxgl7B80
フォルテ「そこの黒いの……貴様、人間だな」
一護「だ、だったらなんだ!」
フォルテ「人間……貴様ら人間のせいで、俺は……俺は!」
ゴォォォォッ!
一護「くっ!」
ロック「危ない!」
熱斗「バトルチップ、ドリームオーラ! スロットイン!」
ロック「『ドリームオーラ』!」 ブォン
一護「ロックマン!」
ロック「下がって、黒崎君!」
フォルテ「無駄な足掻きを……! 消し飛べ!」
一護「だ、だったらなんだ!」
フォルテ「人間……貴様ら人間のせいで、俺は……俺は!」
ゴォォォォッ!
一護「くっ!」
ロック「危ない!」
熱斗「バトルチップ、ドリームオーラ! スロットイン!」
ロック「『ドリームオーラ』!」 ブォン
一護「ロックマン!」
ロック「下がって、黒崎君!」
フォルテ「無駄な足掻きを……! 消し飛べ!」
71: 2012/08/11(土) 01:23:48.65 ID:QOxgl7B80
フォルテ「アースブレイカーァァ!」 ゴォォォォォォォォ!
ロック「うぁぁぁぁ!」
一護「ロックマン!」
熱斗「ロックマーーーーン!」
フォルテ「ふん……邪魔立てするからだ」
熱斗「ロックマン、ロックマン!!」
ロック「熱、斗……君……!」
熱斗「リカバリー300! スロットイン!」
フォルテ「まだ足掻くか……!」
一護「やめろ! 俺が……俺が相手だ!」
フォルテ「……せっかく拾った命を、むざむざ捨てるとはな」
一護「うるせえ! 月牙!!」
フォルテ「む……?」
一護「天衝!!」 ゴォォォォ!
ロック「うぁぁぁぁ!」
一護「ロックマン!」
熱斗「ロックマーーーーン!」
フォルテ「ふん……邪魔立てするからだ」
熱斗「ロックマン、ロックマン!!」
ロック「熱、斗……君……!」
熱斗「リカバリー300! スロットイン!」
フォルテ「まだ足掻くか……!」
一護「やめろ! 俺が……俺が相手だ!」
フォルテ「……せっかく拾った命を、むざむざ捨てるとはな」
一護「うるせえ! 月牙!!」
フォルテ「む……?」
一護「天衝!!」 ゴォォォォ!
74: 2012/08/11(土) 01:26:10.21 ID:QOxgl7B80
フォルテ「ちっ……」
ドォォォン!
モクモクモク……
一護「はぁっ……はぁっ……や、やったか!?」
ドドドドドドド
フォルテ「……ハハハ」
ドドドドドドドドド
一護「!?」
フォルテ「この程度で勝ったつもりか!」 ドン!
一護「なん……だと……!?」
ドォォォン!
モクモクモク……
一護「はぁっ……はぁっ……や、やったか!?」
ドドドドドドド
フォルテ「……ハハハ」
ドドドドドドドドド
一護「!?」
フォルテ「この程度で勝ったつもりか!」 ドン!
一護「なん……だと……!?」
76: 2012/08/11(土) 01:29:21.06 ID:QOxgl7B80
一護「月牙天衝でかすり傷……グリムジョーかってんだよ……!」
フォルテ「しかし、人間にしてはやる方だな……いやそもそもなんで電脳世界に人間がいるのか知らんが」
一護「俺だって知るかよ! 俺たちはさっさと元の世界に帰りたいんだ! そこをどけ!」
フォルテ「それこそ俺の知ったことではない。帰りたいというのであれば、俺を満足させてからにしろ!」
チャド「なんかやばいことになってる」
フォルテ「しかし、人間にしてはやる方だな……いやそもそもなんで電脳世界に人間がいるのか知らんが」
一護「俺だって知るかよ! 俺たちはさっさと元の世界に帰りたいんだ! そこをどけ!」
フォルテ「それこそ俺の知ったことではない。帰りたいというのであれば、俺を満足させてからにしろ!」
チャド「なんかやばいことになってる」
79: 2012/08/11(土) 01:38:37.60 ID:QOxgl7B80
ブルース「やっと追いついた……お前、瞬間移動とかできるなら最初から使っていればよかったものを」
チャド「今はそんなことを言っている場合じゃない! なんなんだあいつは!?」
炎山「あれは……フォルテ……!」
チャド「フォルテ?」
炎山「完全自律型ネットナビ……恐らく、俺が知る中でも最強のナビだ」
チャド「最強……」
ブルース「……炎山様、出撃の許可を」
炎山「馬鹿を言うな! アレと闘えば、いくらお前とはいえただではすまないぞ!」
ブルース「それは承知です! しかし、何もせずにただ黙って見ているわけには行きません!」
炎山「ブルース……わかった。だが、今回は俺も行く」
ブルース「炎山様!?」
炎山「行くからには、全力で行くぞ! ブルース!」
ブルース「炎山様……承知!」
炎山・ブルース「フルシンクロ!」
チャド「……」
チャド「今はそんなことを言っている場合じゃない! なんなんだあいつは!?」
炎山「あれは……フォルテ……!」
チャド「フォルテ?」
炎山「完全自律型ネットナビ……恐らく、俺が知る中でも最強のナビだ」
チャド「最強……」
ブルース「……炎山様、出撃の許可を」
炎山「馬鹿を言うな! アレと闘えば、いくらお前とはいえただではすまないぞ!」
ブルース「それは承知です! しかし、何もせずにただ黙って見ているわけには行きません!」
炎山「ブルース……わかった。だが、今回は俺も行く」
ブルース「炎山様!?」
炎山「行くからには、全力で行くぞ! ブルース!」
ブルース「炎山様……承知!」
炎山・ブルース「フルシンクロ!」
チャド「……」
83: 2012/08/11(土) 01:45:30.79 ID:QOxgl7B80
ブルース「そこまでだ、フォルテ!」
フォルテ「……? なんだ、貴様か。今丁度楽しいところなんだ、邪魔をするな」
一護「赤いの……じゃなくて、ブルース!」
炎山「ナメられたものだな……行くぞブルース! バトルチップ、ロングブレード、スロットイン!」
ブルース「『ロングブレード』!」 ブォン!
フォルテ「全く……そうまでして氏に急ぎたいか。いいだろう、二人まとめてかかって来い!」
一護「こんなところで、負けるわけにはいかねえ!」
炎山・ブルース「うぉぉぉぉ!」
ガキィン! ズバッ! ズドォォォン!
チャド「…………zzz」
フォルテ「……? なんだ、貴様か。今丁度楽しいところなんだ、邪魔をするな」
一護「赤いの……じゃなくて、ブルース!」
炎山「ナメられたものだな……行くぞブルース! バトルチップ、ロングブレード、スロットイン!」
ブルース「『ロングブレード』!」 ブォン!
フォルテ「全く……そうまでして氏に急ぎたいか。いいだろう、二人まとめてかかって来い!」
一護「こんなところで、負けるわけにはいかねえ!」
炎山・ブルース「うぉぉぉぉ!」
ガキィン! ズバッ! ズドォォォン!
チャド「…………zzz」
88: 2012/08/11(土) 01:54:29.16 ID:QOxgl7B80
一護「月牙天衝!!」 ゴォォォッ!
フォルテ「同じ技が何度も通用すると思うか!」ガシャッ!
一護「!?」
フォルテ「ヘルズローリング!」ギュォォォッ!
一護「ちっ!」 ヒュンッ!
フォルテ「ふん……避けたか。そうでなくては――」
炎山・ブルース「そこだ!」ブォンッ!
フォルテ「何!?」
炎山・ブルース「てりゃぁぁ!」
ズバァッ!
フォルテ「く……!」
一護「どけ、ブルース!」
炎山・ブルース「!? あの仮面は!?」
フォルテ「同じ技が何度も通用すると思うか!」ガシャッ!
一護「!?」
フォルテ「ヘルズローリング!」ギュォォォッ!
一護「ちっ!」 ヒュンッ!
フォルテ「ふん……避けたか。そうでなくては――」
炎山・ブルース「そこだ!」ブォンッ!
フォルテ「何!?」
炎山・ブルース「てりゃぁぁ!」
ズバァッ!
フォルテ「く……!」
一護「どけ、ブルース!」
炎山・ブルース「!? あの仮面は!?」
91: 2012/08/11(土) 02:01:52.58 ID:QOxgl7B80
フォルテ「ほら、どけってよ!」 バキッ!
炎山・ブルース「ぐあっ!」
一護「ブルース!」
フォルテ「ふん! お前の技は通用しないと!」
チュインッ
フォルテ「!? 貴様、ロックマン!」
ロック「ハァ……ハァ……! いけ……黒崎君!!」
炎山・ブルース「黒崎!!」
一護「うぉぉぉぉぉぉ! 月牙!!」
ズッ……
フォルテ「な、何だコレは!?」
一護「天! 衝!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォッ!
チャド「…………もう食べられないよ…………アブウェロ……ムニャムニャ」
炎山・ブルース「ぐあっ!」
一護「ブルース!」
フォルテ「ふん! お前の技は通用しないと!」
チュインッ
フォルテ「!? 貴様、ロックマン!」
ロック「ハァ……ハァ……! いけ……黒崎君!!」
炎山・ブルース「黒崎!!」
一護「うぉぉぉぉぉぉ! 月牙!!」
ズッ……
フォルテ「な、何だコレは!?」
一護「天! 衝!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォッ!
チャド「…………もう食べられないよ…………アブウェロ……ムニャムニャ」
97: 2012/08/11(土) 02:07:02.87 ID:QOxgl7B80
フォルテ(く……この力……! さっきまでとは桁違い……! 直撃でもしたら……!)
フォルテ(だが……この程度で俺は消えはせん!)
フォルテ「うぉぉぉぉ!」ゴゴゴゴゴゴ!
ロック「あ、あれは……!」
熱斗「迎え撃つ気か!?」
フォルテ「消え失せろ……ダークネス! オーバーロードォォ!!」 キュイイイインン!
フォルテ(だが……この程度で俺は消えはせん!)
フォルテ「うぉぉぉぉ!」ゴゴゴゴゴゴ!
ロック「あ、あれは……!」
熱斗「迎え撃つ気か!?」
フォルテ「消え失せろ……ダークネス! オーバーロードォォ!!」 キュイイイインン!
99: 2012/08/11(土) 02:08:52.83 ID:QOxgl7B80
キュイン!
ズドォォォォォォォォォォォォン!
フォルテ「ぐあああああ!」
一護「ぐあああああ!」
ロック「うわぁぁぁぁぁ!」
ブルース「く……!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
チャド「…………ハッ!」
ドン!
ズドォォォォォォォォォォォォン!
フォルテ「ぐあああああ!」
一護「ぐあああああ!」
ロック「うわぁぁぁぁぁ!」
ブルース「く……!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
チャド「…………ハッ!」
ドン!
102: 2012/08/11(土) 02:13:43.53 ID:QOxgl7B80
チャド「いかん……あまりの出る幕の無さについ寝ていた……」
チャド「こう……出番がなくなると眠くなるのは、しょうがないよな」
チャド「……! そうだ、一護たちは……フォルテは!?」
チャド「おい、一護! えっと……ブルース! 青タイツ!」
フォルテ「…………フフフ……! ハハハハハ!」
チャド「!?」
フォルテ「ハーハハハハハハッ! 俺が、俺が最強だ!」
一護「……」
ロック「……」
ブルース「……」
チャド「みんな……!」
チャド「こう……出番がなくなると眠くなるのは、しょうがないよな」
チャド「……! そうだ、一護たちは……フォルテは!?」
チャド「おい、一護! えっと……ブルース! 青タイツ!」
フォルテ「…………フフフ……! ハハハハハ!」
チャド「!?」
フォルテ「ハーハハハハハハッ! 俺が、俺が最強だ!」
一護「……」
ロック「……」
ブルース「……」
チャド「みんな……!」
106: 2012/08/11(土) 02:18:01.87 ID:QOxgl7B80
フォルテ「……ん? なんだ、まだ一人残っていたか」
チャド「くそ……!」
フォルテ「今まで出てこなかったところを見るに……お前が大将だな?」
チャド「えっ」
フォルテ「えっ?」
チャド「くそ……!」
フォルテ「今まで出てこなかったところを見るに……お前が大将だな?」
チャド「えっ」
フォルテ「えっ?」
109: 2012/08/11(土) 02:24:58.41 ID:QOxgl7B80
フォルテ「まぁいい……なかなかいい駒を持っているじゃないか……」
チャド「えっと……」
フォルテ「ここまで楽しめたのは久々だ……。セレナードには遠く及ばんが、それでも十分だった」
チャド(誰だセレナード)
フォルテ「しかし、こいつらを束ねているということは……お前、相当な猛者だな」
チャド「いや、だからあn」
フォルテ「いやいい、何も言うな」
フォルテ「楽しませてもらった礼だ。駒の命はとらないでいてやる」
チャド(なんなんだ)
フォルテ「……とでも言うと思ったか?」
チャド「えっと……」
フォルテ「ここまで楽しめたのは久々だ……。セレナードには遠く及ばんが、それでも十分だった」
チャド(誰だセレナード)
フォルテ「しかし、こいつらを束ねているということは……お前、相当な猛者だな」
チャド「いや、だからあn」
フォルテ「いやいい、何も言うな」
フォルテ「楽しませてもらった礼だ。駒の命はとらないでいてやる」
チャド(なんなんだ)
フォルテ「……とでも言うと思ったか?」
111: 2012/08/11(土) 02:28:04.76 ID:QOxgl7B80
チャド「!?」
フォルテ「フハハハ……今は気分が良い! どんな猛者であろうと消し飛ばせそうだ!」
フォルテ「あいつらよりも、もっともっと! 楽しませてくれよ!」
チャド「ちっ!『悪魔の左腕』!」
フォルダ「フハハハハハ!」
フォルテ「ぐはっ!」
チャド「えっ」
フォルテ「フハハハ……今は気分が良い! どんな猛者であろうと消し飛ばせそうだ!」
フォルテ「あいつらよりも、もっともっと! 楽しませてくれよ!」
チャド「ちっ!『悪魔の左腕』!」
フォルダ「フハハハハハ!」
フォルテ「ぐはっ!」
チャド「えっ」
117: 2012/08/11(土) 02:31:59.04 ID:QOxgl7B80
フォルテ「くそ……やはり強い……!」
フォルテ「しかも一瞬……なにかとんでもない間違いをされた気がする……!」
チャド(……弱りすぎだろう……)
チャド「もうやめろ、お前はもう闘える体ではない!」
フォルテ「黙れ……黙れ黙れ! 俺が最強なんだ!」
フォルテ「貴様如きにまけるわけが!」 キュイイイン!
チャド「やめろと言っている!」
フォルテ「ダークネスオーバーロード!」
チャド「くそ!『魔人の一撃』!」
フォルテ「しかも一瞬……なにかとんでもない間違いをされた気がする……!」
チャド(……弱りすぎだろう……)
チャド「もうやめろ、お前はもう闘える体ではない!」
フォルテ「黙れ……黙れ黙れ! 俺が最強なんだ!」
フォルテ「貴様如きにまけるわけが!」 キュイイイン!
チャド「やめろと言っている!」
フォルテ「ダークネスオーバーロード!」
チャド「くそ!『魔人の一撃』!」
120: 2012/08/11(土) 02:37:12.30 ID:QOxgl7B80
フォルテ「ぐあぁぁぁぁぁ……! 俺が、この俺が……!」
チュインチュインチュイン…
チャド「はぁ……はぁ……はぁ……ぐっ」
熱斗「……! ……っくマン! ロックマン!」
チャド「お前……!」
熱斗「お、オッサン! やっとつながった……! み、みんなは!?」
チャド「相当なダメージを受けている……! すぐに手当てを!」
熱斗「プラグ・アウトした方が早い! ロックマン、プラグアウトだ!」
キュインッ
チャド「青タイツが……消えた……?」
チュインチュインチュイン…
チャド「はぁ……はぁ……はぁ……ぐっ」
熱斗「……! ……っくマン! ロックマン!」
チャド「お前……!」
熱斗「お、オッサン! やっとつながった……! み、みんなは!?」
チャド「相当なダメージを受けている……! すぐに手当てを!」
熱斗「プラグ・アウトした方が早い! ロックマン、プラグアウトだ!」
キュインッ
チャド「青タイツが……消えた……?」
122: 2012/08/11(土) 02:41:19.30 ID:QOxgl7B80
ブルース「うっ……」
チャド「ブルース!」
ブルース「……お前……フォルテを倒した、のか……」
チャド「喋るな、傷に響く」
ブルース「……! 炎山様!」
チャド「どうした!?」
ブルース「炎山様! 炎山様!! ご無事ですか!?」
チャド「……おい、どうしたと訊いている」
ブルース「炎山様からの応答がない……! 俺は一足先に戻る!!」
チュインッ
チャド「ブルースも……消えた……?」
チャド「ブルース!」
ブルース「……お前……フォルテを倒した、のか……」
チャド「喋るな、傷に響く」
ブルース「……! 炎山様!」
チャド「どうした!?」
ブルース「炎山様! 炎山様!! ご無事ですか!?」
チャド「……おい、どうしたと訊いている」
ブルース「炎山様からの応答がない……! 俺は一足先に戻る!!」
チュインッ
チャド「ブルースも……消えた……?」
125: 2012/08/11(土) 02:43:50.90 ID:QOxgl7B80
チャド「一護! 一護!!」
一護「……うぅ……」
チャド「霊圧が消えかかっている……!」
チャド「急がなければ……!」
一護「ちゃ、チャド……」
チャド「しっかりしろ一護!」
チャド「……!? なんだ、あの穴は……!?」
一護「……うぅ……」
チャド「霊圧が消えかかっている……!」
チャド「急がなければ……!」
一護「ちゃ、チャド……」
チャド「しっかりしろ一護!」
チャド「……!? なんだ、あの穴は……!?」
126: 2012/08/11(土) 02:45:30.82 ID:QOxgl7B80
チャド「まさか、これがあいつらの言っていた……別の世界への入り口……?」
一護「…………」
チャド「……くそ! 迷っている暇はない! 一護、しっかり掴まっていろ!」
一護「…………」
チャド「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
一護「…………」
チャド「……くそ! 迷っている暇はない! 一護、しっかり掴まっていろ!」
一護「…………」
チャド「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
129: 2012/08/11(土) 02:51:14.33 ID:QOxgl7B80
???「………………」
???「………………君!」
???「……き君! 黒崎君!」
一護「!?」 ガバッ
井上「黒崎君! よかった、目が覚めた!」
一護「…………いの、うえ?」
石田「全く、みんなに心配かけさせて……」
一護「……石田……」
ルキア「この愚か者が! 皆に何も知らせず突然消えて、戻ってきたらこの様とは! 一体どういうことだ!」
一護「ルキア……」
一護「…………! チャド、チャドは!?」
石田「え? 茶渡君がどうかしたのかい?」
一護「チャドが助けてくれたんだ……おい、チャドはどこだ!?」
井上「チャド君は一緒にはいなかったけど……」
???「………………君!」
???「……き君! 黒崎君!」
一護「!?」 ガバッ
井上「黒崎君! よかった、目が覚めた!」
一護「…………いの、うえ?」
石田「全く、みんなに心配かけさせて……」
一護「……石田……」
ルキア「この愚か者が! 皆に何も知らせず突然消えて、戻ってきたらこの様とは! 一体どういうことだ!」
一護「ルキア……」
一護「…………! チャド、チャドは!?」
石田「え? 茶渡君がどうかしたのかい?」
一護「チャドが助けてくれたんだ……おい、チャドはどこだ!?」
井上「チャド君は一緒にはいなかったけど……」
133: 2012/08/11(土) 02:52:33.28 ID:QOxgl7B80
~ウラインターネット~
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
チャド「……」
136: 2012/08/11(土) 02:55:39.50 ID:QOxgl7B80
チャド「……一護が……消えた……?」
END
END
142: 2012/08/11(土) 03:06:54.24 ID:QOxgl7B80
~後日~
一護「どうだ、浦原さん。チャドの行方は掴めたか?」
浦原「ああクロサキさん。それがですね、つい先程チャドさんの霊圧に酷似したデータの残骸が発見されましてね」
浦原「もう少しで居場所を特定できそうです」
一護「本当か!?」
浦原「ええ……無事だといいんですが……」
一護「しかし、未来のインターネットに接続するなんて、あんたも無茶苦茶やるぜ」
浦原「アタシだって、結構無理してるんですよコレ」
一護「ありがとうな。……ん? 浦原さん、モニターに何か映ってるぞ」
浦原「あ、ホントだ……どれどれ」
一護「どうだ、浦原さん。チャドの行方は掴めたか?」
浦原「ああクロサキさん。それがですね、つい先程チャドさんの霊圧に酷似したデータの残骸が発見されましてね」
浦原「もう少しで居場所を特定できそうです」
一護「本当か!?」
浦原「ええ……無事だといいんですが……」
一護「しかし、未来のインターネットに接続するなんて、あんたも無茶苦茶やるぜ」
浦原「アタシだって、結構無理してるんですよコレ」
一護「ありがとうな。……ん? 浦原さん、モニターに何か映ってるぞ」
浦原「あ、ホントだ……どれどれ」
144: 2012/08/11(土) 03:09:51.27 ID:QOxgl7B80
チャド『…………』
一護「チャド!」
浦原「ようやく見つけましたよ……! さて、それじゃあ早速元の世界へ……」
チャド『…………一護……か……?』
一護「チャド! 大丈夫か!? 今すぐもとに戻してやるからな!」
一護「チャド!」
浦原「ようやく見つけましたよ……! さて、それじゃあ早速元の世界へ……」
チャド『…………一護……か……?』
一護「チャド! 大丈夫か!? 今すぐもとに戻してやるからな!」
149: 2012/08/11(土) 03:15:20.44 ID:QOxgl7B80
浦原「これをこうして……! よし」
浦原「プラグアウト!」
チュインッ!
ズドォォォォォン!
一護「うわっ!」
モクモクモク
一護「チャド……!」
チャド「……ああ、頭が痛い……」
浦原「ふう……無事成功っすね」
チャド「……ここは……そうか、戻ったのか……俺は」
一護「心配かけさせやがって! この野郎!」
一護「……浦原さん! ありがとう! 本当にありがとう!」 ドゲザッ!
チャド「ありがとう……」 ドゲザッ
浦原「い、いえいえ……仲間が困ってるなら助けるのが当たり前じゃないっすか。ははは……」
浦原(そもそもはアタシのせいで二人が向こうに飛ばされた、ってのは秘密にしておこう……うん、そのほうがいい)
浦原「プラグアウト!」
チュインッ!
ズドォォォォォン!
一護「うわっ!」
モクモクモク
一護「チャド……!」
チャド「……ああ、頭が痛い……」
浦原「ふう……無事成功っすね」
チャド「……ここは……そうか、戻ったのか……俺は」
一護「心配かけさせやがって! この野郎!」
一護「……浦原さん! ありがとう! 本当にありがとう!」 ドゲザッ!
チャド「ありがとう……」 ドゲザッ
浦原「い、いえいえ……仲間が困ってるなら助けるのが当たり前じゃないっすか。ははは……」
浦原(そもそもはアタシのせいで二人が向こうに飛ばされた、ってのは秘密にしておこう……うん、そのほうがいい)
152: 2012/08/11(土) 03:21:06.99 ID:QOxgl7B80
その後、ウラインターネットで起こったあの日の出来事を語らいながら、二人は浦原商店を去っていった。
浦原「さて……じゃぁ、あの機械をぶっ壊してきますか」
今度こそEND
浦原「さて……じゃぁ、あの機械をぶっ壊してきますか」
今度こそEND
156: 2012/08/11(土) 03:23:43.91 ID:wUD3aVRU0
乙
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