1: 2020/02/02(日) 21:07:32 ID:2YTVJNgg
後輩「なにぽかんとした顔で見てるんですか・・・自分に関係がないとでも?」

後輩「そりゃあ去年まではセンパイみたいな人に渡すような物好きはいなかったでしょうけど」

後輩「今年は私がいるんですよ。なにもないわけないじゃないですか」

後輩「・・・ええ、たっぷりの愛情を込めますから。楽しみにしててくださいね」
江戸前エルフ(12) (少年マガジンエッジコミックス)

2: 2020/02/02(日) 21:14:16 ID:2YTVJNgg
後輩「センパイ。これ、チョコです」

後輩「・・・あんまり嬉しそうじゃないですね。嫌でしたか?」

後輩「ほうほう・・・本命チョコをもらうのが初めてだからどんな顔をすればいいのかよくわからない、ですか」

後輩「その言葉だけでも、私は十分ですよ」ボソッ

後輩「・・・あれ、向こうで呼ばれてますよ、センパイ。浮気相手ですか?」

後輩「ふふ、わかってますよ。それじゃあ私は教室に戻りますね。放課後、また校門で待ってますね」

3: 2020/02/02(日) 21:25:21 ID:2YTVJNgg
~~~~~~~~
後輩「あなた、自分がなにをしたかわかってますか?」

後輩「私の、センパイに、本命チョコを渡しましたよね・・・ごまかしが効くと思ってます?」

後輩「ああ、そういえば。口を塞いでいては喋れませんか。今取りますね・・・」

女「・・・はぁ・・・はぁ・・・あなた!どういうつもりなの!?この私にこんな事をするなんて!私が誰だかわかってるの!?ただじゃおかないんだから!」

後輩「うるさいなぁ・・・あなたが、センパイに、本命チョコを渡したのが悪いんですよ?」

女「それが何よ!私はお嬢様なのよ!今まで全部が私の思い通りになってきたのに!あの男だって!私のものに・・・きゃあっ!」

後輩「センパイは、私の、彼氏ですよ。あなたみたいなお金で全部解決するような女のじゃ、なくて」

後輩「それじゃ、私はこれで失礼しますね。この後もセンパイに本命チョコを渡した人たちにお話があるので」

女「ま、待ちなさいよ・・・私を解放しなさいよ!」

後輩「嫌ですよ。センパイに近づく悪い虫は、全部払わないと・・・」

女「あんた・・・狂ってる!たかが男一人でしょ!あなたは、ただあの男の彼女なだけじゃない!」

後輩「それでも、センパイは私の全てですから」

後輩「・・・そろそろ、自分の心配をした方がいいですよ。もう元の生活には戻れないと思ってくださいね」

4: 2020/02/02(日) 21:34:34 ID:2YTVJNgg
~~~~~~~~
後輩「お待たせしました、センパイ」ヒョコッ

後輩「本命チョコ、結局何個もらえました?」ケラケラ

後輩「1個だけ・・・って、そりゃそうですよ」

後輩「センパイみたいなのを好きになる物好きなんて、私ぐらいですよ?」

後輩「でもチョコはいっぱいもらったって・・・どう見てもほぼ義理じゃないですか。ほら、あのお嬢様からもらったっていうこのハート型のチョコだって、割れてるじゃないですか」

後輩「本命だったらこんなチョコが割れるような真似しませんよ・・・大方、失敗したものを押し付けてきたんでしょうね」

後輩「他のチョコもほら・・・みんな割れてますよ。ここまでくると、誰かが仕組んだみたいですね」ケラケラ

後輩「・・・私のチョコは、純度100パーセントの愛がこもってますからね。ちゃんと味わってくださいよ」

後輩「お返しだって期待してますからね・・・え?」

後輩「この後家に来ないか・・・ですか?」

後輩「まさかセンパイからお誘いを受けるなんて・・・」

後輩「とうとう私に手を出す覚悟ができたんですね・・・もう」

後輩「センパイのえOち・・・」

~バレンタイン編 完~

6: 2020/02/04(火) 20:55:12 ID:havpCe/A
おつあつ

引用: 後輩「もうすぐバレンタインですね、センパイ」