1: 2020/02/09(日) 03:31:57 ID:5KFKlTE+0.net
元ギルマス「ふふ……変わったなぁ○○くん。昔はいっつも私の後ろに着いてくるばっかりだったキミが、今度は人を引っ張る立場ってわけ。」

元ギルマス「うんうん、いいんじゃないかなぁ。リーダーシップを持つってことは大事なことだよ。私のプレイイングを見て、しっかり勉強してくれていたんだねぇ。」

元ギルマス「突然私たちのギルドから脱退したと思ったら……こんなことがしたかったんだ…。一身上の都合とかなんとか言ってたけど、結局嘘だったんだねぇ。」

元ギルマス「ああー違うの違うの、私に嘘をついたことなんてもう気にしてないよぉ。知ったときはたしかにイライラして……まー、その話もいっか。」

元ギルマス「……キミたちの話は聞いてるよぉ。なんだか最近メキメキと頭角を現してきて、先進気鋭だとかなんとかってもっぱらの噂だよ。それもこれも、キミの手腕の賜物かな?○○くぅん。」

元ギルマス「そんな才能があったなら、前から発揮してくれればよかったのに…。ほんと、惜しい人材を失くしたなぁ……後悔してるよ。」

元ギルマス「ま、思い出話はこのくりいにしとこっか。…………でさぁ、このクエストを受けたってことは、キミたちのギルドもボス部屋のレアアイテム目当てってことでいいんだよね?」

元ギルマス「同じ時期に同時接続しちゃったってことは、私たちとキミたちの、どっちかしか取れないってことだけど……まあ、競走ってやつだねぇ。」

元ギルマス「そこでさぁ、ひとつ頼みがあるんだけど…………今回、私たちに譲ってくれないかな?昔のよしみってことで、ね?」

元ギルマス「今まで散々世話してあげたじゃーん。だからさ…………その恩、ここで返してくれない?ん?」
江戸前エルフ(12) (少年マガジンエッジコミックス)

2: 2020/02/09(日) 03:32:13 ID:5KFKlTE+0.net
元ギルマス「もちろんキミたちのことも悪いようにはしないからさぁ。今回のレアアイテムって、ギルドの拡張に必要なわけでしょ?だったらさぁ……」

元ギルマス「キミも、こっちのギルドに来ればいいじゃん。歓迎するよぉ、昔のよしみでねぇ。ふふ。」

元ギルマス「大丈夫大丈夫!気まずいことなんてないよ。気づいていると思うけど、私もギルド新設したからさ、元いたギルドメンバーもそんなに多くないし。」

元ギルマス「誰もキミのことを悪く言うやつなんていないよ?だからさ、戻っておいでよ。私のところに。」

元ギルマス「やっぱりさ、キミって私のところにいるのが一番いいと思うんだよね。そんなさ、リーダーシップ~なんて柄じゃないでしょ?○○くん?」

元ギルマス「面倒なことは全部私がやってあげるからさぁ。だから、また一緒に私と冒険しようよ。いいでしょう?」

元ギルマス「……あ!もしかして、今いるギルドのメンバーが足枷になってるわけ?あー、そういうことかぁ。」

元ギルマス「それなら心配しなくていいよ、私もキミ以外を引っ張るつもりなんてさらさらないし。キミがいなくなったあとのそのギルドはさ、他の人たちに任せたらいいじゃん!」

元ギルマス「ま、どうせキミがワンマンで頑張って運営してきたようなギルドだから、そのうち知らない間に解散しちゃってるかもしれないけどね!」

元ギルマス「でも、それで仮にキミが恨まれるようなことがあっても大丈夫だよ?そういうやつらは、私が懲らしめてあげるからさぁ。だって、私の○○くんだもんねぇ。大切にするよ?」

元ギルマス「だからさ……今申請出しといたから、受領してさっさとうちに来なよ。また前みたいに、仲良くしよ?」

3: 2020/02/09(日) 03:33:48 ID:5KFKlTE+0.net
元ギルマス「…………ん?どゆことかな、これ?」

元ギルマス「あははー、やだなぁ。申請が拒否されましたって通知来たけど……駄目じゃーん、ちゃんと受領しなきゃあ。もっかい送るから、今度はつまんない間違いしないでよーん?」

元ギルマス「…………。」

元ギルマス「……………あのさぁ……冗談も大概にしなよぉ○○くぅん。間違えるなっつってんだろ。何度も同じこと言わすなよ。なぁ。」

元ギルマス「ねぇ、別に後ろにギルメンの子たちがいるからって格好つけなくていいんだよー?うちの方が規模もデカいし、こんな好条件飲まない手はないでしょ。」

元ギルマス「それともなに?後ろのさぁ、その雑魚どもにさぁ、持ち上げられちゃって気持ちよくなっちゃった?お山の大将気取ってなんか、勘違いしちゃった?」

元ギルマス「キミがやってることはさぁ、私と、その足手まといを天秤にかけて、なぁ、私がキミにとって、キミの天秤において、私の方が劣るって、そういうことだよぉぉぉ……?」

元ギルマス「それって…………そんなにそいつらが大事ってこと?それとも…………そんなに私といるのが、嫌だってこと……?」

元ギルマス「……………調子に乗ってんじゃねーぞ、お前……。」

4: 2020/02/09(日) 03:34:05 ID:5KFKlTE+0.net
元ギルマス「キミがさぁぁ……このゲーム始めて、最初に目つけてやって手を焼いてやって、装備やらジョブやら融通してやったの、誰だと思ってんの……?」

元ギルマス「お前がそんなデカい口叩けるほど自信持たせてやって!偉そうな態度取れるような立場にしてやったのは!どこの誰のおかげだよ!!なあッ!!」

元ギルマス「大したプレイスキルもないくせにっ、勝手に上手くなったって勘違いして調子乗ってんじゃねぇぞクソガキ……!お前みたいなルーキーをカモにせずに可愛がってやったのは誰だよ!!言ってみろよおッ!!!」

元ギルマス「お前は、また私の後ろについてまわって媚びてればいいんだよ!!そしたら可愛がってやるっていってんの!!分かるだろ!!」

元ギルマス「お前の居場所はそんなクズの掃き溜めなんかじゃなくて!!私の足元にしかねぇーんだよッ!!…………今からそいつをたっぷり分からせてやる……!」

元ギルマス「……うちのギルドにいたんだから、私なりの白黒のつけ方は分かってんだろうなぁぁ……。私に歯向かうやつは…………全員頃して身ぐるみ剥いでやるってんだよォ!!!」

元ギルマス「おい!テメェら!!あのギルマス以外の初心者全員ブチ殺せ。もう二度とログインしたくなるなるようにっ、徹底的に痛めつけて殺せえッ!!!」

元ギルマス「はぁぁ~?なに言ってんの?マナー?エチケット?馬ッ鹿じゃねぇーの!!お前も今まで私の命令通りに同じことやってただろうがよお○○くぅーん!!?」

元ギルマス「ギルマスごっこがしたいんならそいつらのこと守ってみろよぉ。だけど忘れんなよ…………こうなったのも全部、この私を怒らせたからだってことをなァ!!」

元ギルマス「この場を切り抜けられても初心者ばっかのギルメンはどう思うだろうねーぇ?こんな怖いゲームまたやりたいと思う?こぉーんな痛い目に遭うばっかでなんの旨味もないギルドにいたいと思うかなーァ!?」

元ギルマス「そっちのギルドのなまえはもう覚えたよお……今日からうちのギルメンに、お前んとこのギルメン見かけたら即刻潰せって通告出しといてやるよ!!もうお終いなんだよお前はあッ!!!」

元ギルマス「あーあ、本当に私ってば部下思い……♡しょーもねぇ未練断ち切ってやるためにこんだけ親身に付き合ってあげてさー……?」

元ギルマス「…………惚れ直したかい、○○くぅん…?…………ふ、ふはッ!あっははははははははッ!!!」

16: 2020/02/09(日) 03:37:46 ID:5KFKlTE+0.net
ネトゲとかやったことないからこんなんで合ってるのか分からん

23: 2020/02/09(日) 03:49:16.561 ID:5KFKlTE+0.net
剣鉄也?

引用: 元ギルドマスター(♀)「ようやく見つけたと思ったら、ギルマスごっこなんかしてたんだぁ。」