29: 2019/05/28(火) 03:58:17.51 ID:82eRS9qA0
88匹目:猫と吹雪


前回:北上「私は黒猫だ」87匹目
最初から:北上「我輩は猫である」






北上「おや」

金剛さんの言っていた建物に入り階段を上ると踊り場に神風がいた。

神風「うーん」

何やら神妙な顔つきで踊り場にしゃがみこんでいる。

隣にはダンボールがあるがこれが原因だろうか?

北上「神風~何してんの?」

神風「北上さん!いえ、ちょっとこう、対処に困る事態が起きまして」

北上「どゆこと」

焦ってる、とは違う感じだ。

ただただ困惑してる。
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30: 2019/05/28(火) 04:00:50.78 ID:82eRS9qA0
神風「吹雪さんがいたんですよ。このダンボールを持って上から降りてくる所でした」

北上「ほうほう」

どうやら本当に吹雪はここに居るらしい。重畳重畳。

神風「運ぶ物があるなら私も手伝おうかなーっと思いまして声をかけようとしたんです。丁度踊り場の下の方から」

北上「流石神風。親切心の塊だね。いい子いい子」

神風「適当に煽てないでください。そしたら上の方から叢雲さんも来たんですよ」

北上「お?」

なんとなく話が悪い方向に向かってる事を察した。

神風「叢雲さんも私と同じ考えだったようで、手伝ってあげるからそれ貸しなさいよって言って吹雪さんに近づいてってですね」

北上「それでそれで」

一体そこからどうなったんだ?

31: 2019/05/28(火) 04:02:00.06 ID:82eRS9qA0
神風「吹雪さんは吹雪さんでこのくらい艦娘だしへーきへーきってケロッとしてて、まあ実際そうなんですけどね」

北上「そりゃね」

艤装なしでも私らが重いと思う重量は文字通り人並外れている。

神風「叢雲さんもそれは分かってるわけですしならいいやって感じで吹雪さんの横に並んで、少しは頼りなさいよって軽口を叩いてました」

北上「へえ…」

あぁ、それは。きっと本心だ。冗談めかしていても、心からの本音だろう。

神風「それで、一体何運んでるのよってダンボールに手を伸ばしたんです。上はこの通り閉じられてないので簡単に開けられますから」

北上「どれどれ」

見るとダンボールの上は半開きになっている。

中はなんだろ?私も多分叢雲のように手を伸ばしてみる。

神風「あ、ダメです!吹雪さんに中を見せないように見張れって言われてますから」

北上「見せないように?」

それがここにいる理由か。

ん?なら叢雲が見ようとしたという事は。

神風「ええ。だから叢雲さんが見ようとした時も吹雪さん、ダンボールをバッて叢雲さんの手から遠ざけて。なんか思わず咄嗟にって感じで二人共驚いてる様でした」

北上「…」

前に吹雪と話した事がある。

提督の前任者と、かつてここにいた艦娘達の話を。

吹雪がかつてと提督に頼まれた事を。

それを吹雪はあえて叢雲に聞かせていた。

32: 2019/05/28(火) 04:02:37.98 ID:82eRS9qA0
神風「吹雪さんはその後やっちゃったーみたいな凄く焦った表情をして、叢雲さんは…顔は見えなかったんです。でも、凄く、怖い感じがしました」

北上「怒った、のかな」

神風「どうでしょう。ただ怒ってるのとは違う気もしましたけど。その後吹雪さんの手首掴んでちょっと来なさいって引っ張ってって。

ダンボールはその時吹雪さんに頼まれました。一回バコンって床に落ちたから大丈夫かと思いましたけど、どうやら中は紙の類みたいですね」

北上「それどれくらい前?」

神風「んーハッキリとは言えませんけどぉ、10分?多分20分は経ってないと思うんですけど」

北上「そっか。うん、ありがと。引き続き見張りよろしく」

神風「え、行く気ですか?私としては暇潰しの相手が欲しいんですけれど。ってそれより今二人に会うのは止めた方がいいと思いますよ!」

北上「できれば今の二人に会いたいんだ」

割と悲痛な声を上げる神風を残して階段を上る。

33: 2019/05/28(火) 04:03:14.73 ID:82eRS9qA0
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

ガチャりと扉を開ける。

外階段へ通じる扉を。

盗み聞きしてもよかったがこうして不意打ちをした方がなんとなく良さそうな気がしたのだ。

吹雪「あ」
叢雲「…」

胸倉を掴まれている吹雪と顔は見えないがもう明らかにこれは怒ってるでしょって感じの叢雲がいた。

北上「あー…」

予想以上に逼迫した状況に私も不意打ちを食らってしまった。

吹雪「で、デジャブ?」

確かに以前と似た状況だ。あの時二人は呑気に休憩していたが。

叢雲「いいわ」パッ

北上「おっと」

吹雪から手を離し無言で私が開けた扉から室内へ入っていく叢雲。

ちょっと迂闊には止められそうにない雰囲気だ。

ただチラと見えたその表情は確かに怒っているのとは違うように見えた。

34: 2019/05/28(火) 04:03:52.79 ID:82eRS9qA0
北上「探したよ。秘書艦殿」

吹雪「おかえりなさい、ですかね」

北上「そうだね」

吹雪「どうでした?」

北上「色々と納得したよ」

吹雪「それは良かった」

北上「いつからそうしてるの?」

吹雪「そうとは?」

北上「大人ぶってるって事」

吹雪「随分色々と聞いてきたみたいですね」

北上「まあね」

吹雪「子供じゃいられなくなる時ってどんな時だと思います?」

北上「独り立ちする時、とか」

吹雪「それは大人になる時ですよ」

北上「じゃあなんだろ」

吹雪「頼れる人が居なくなった時です」

北上「…」

35: 2019/05/28(火) 04:04:59.78 ID:82eRS9qA0
北上「叢雲は?」

吹雪「あぁ、こっぴどく叱られちゃいました。私はアンタのペットじゃないのよって」

ペット?どういう意味だ?話が全く見えない。

吹雪「いやぁ流石我が妹と言うか、随分な表現で、それがまた大正解ですから結構刺さるというか。あ、ちょっと今じわじわと、来てますね」

それまでの飄々とした何時もの仮面が段だと引き攣っていく。

どうにか平静を装おうとしている分その悲痛さはより増しているように思えた。

吹雪「すみません、ちょっと疲れたので座りますね」

壁を背にずり落ちるようにその場に座り込む。

小さい。

そりゃあ並んでいても身長差はあるけれど、

なんだか酷く小さく感じた。

36: 2019/05/28(火) 04:05:26.04 ID:82eRS9qA0
北上「あのダンボール、何?」

吹雪「前の鎮守府の時に護衛していた船の記録とかとかです」

北上「それが見せちゃいけないものなの」

吹雪「いえ、別に見られて困るわけじゃないんですよ普通は。ただあれ、例の作戦立案に使う予定なんです」

北上「あぁ、あー」

そういう事か、ペットとは。

叢雲を関わらせないためか。

過保護なんだ。

吹雪は叢雲とやけに仲がいいと聞いた。

それはきっとその通りなんだろうけど、随分と込み入った間柄のようだ。

なら以前に私達の話を叢雲に聞かせたのは関わらせないためか。

線引きをしたのだろう。

37: 2019/05/28(火) 04:06:25.67 ID:82eRS9qA0
北上「どうして叢雲なの?」

吹雪はなんだかんだで見事に演じていた。上手くやっていた。

他にも姉妹は沢山いる。皆仲良いし、皆吹雪の事を慕っている。

しかしこうして見ると叢雲だけが弱点のようになっている。

吹雪「…少し長い話ですよ」

北上「そりゃいいや」

私も腰を下ろす。

目線の高さは、それでも私の方が少し高いだろう。

吹雪「意地悪な言い方ですね」

力なく笑う吹雪だがいくらか調子が戻っているようだった。

38: 2019/05/28(火) 04:07:02.91 ID:82eRS9qA0
吹雪「私が叢雲と出会ったのは、もう三十年、いや四十年?それくらい前ですかね」

北上「!?」

ん!?何言ってんだ?

提督はここに来てまだ三年そこらだろう?

三十年以上と言うなら、かつての鎮守府の頃からいた事になる!

吹雪「私は初期艦でしたけど、叢雲も着任時期はかなり早くて。所謂古参ってやつですね」

言いたい事はあるが私は口を噤んだ。

今は問答をする時ではない。

吹雪は淡々と続ける。

体育座りの姿勢で、私ではなく自分の掌を見つめながら。

39: 2019/05/28(火) 04:07:51.89 ID:82eRS9qA0
吹雪「だからか、仲良かったんですよ。姉妹艦というのを抜きに相棒って感じで。

お互い背中を預け合って助け合って分ち合ってました」

飛龍、日向、谷風、吹雪、多摩。

以前から鎮守府にいる艦娘。それはきっと本当だ。間違いない。

吹雪「司令官が司令官でしたからね。二人でいっつも振り回されて、たまには二人がかりで司令官ぶっ叩いたりして。楽しかったですよ」

提督のアルバムでは確かに早い時期に叢雲が着任していた。

でもそれは今の提督だ。つまりここ三年の出来事だ。

三十年というならそれかつての提督の話だ。

でも、それなら、

吹雪「司令官がいなくなって、皆いなくなって、だからそれらも私達で分け合って背負い合わなきゃと思ったんです。でも」

皆いなくなったというならそれは

吹雪「叢雲もいなくなったんですよ」

見つめていた手が何かを掴もうとするかのようにギュッと握りしめられる。

当然、空を掴んで。

40: 2019/05/28(火) 04:08:59.37 ID:82eRS9qA0
吹雪「今の私は、真似事です。あの人の、司令官の。そうやって代わりを努めようと。いえ、自分じゃないと言い聞かせてたんです。でないと私も、消えてしまうと思ったから」

前に話した時、吹雪は処分という言い方をしていた。おそらくあえて冷たくそう言った。

今は、そうは言えないのだろう。

きっと消えてしまうから。

吹雪「上手くやってたんですけどね。運命なのかなんなのか、新たな鎮守府としてスタートしてすぐでしたよ。叢雲が来たのは」

アルバムの写真。吹雪はいつも笑顔だった。

底抜けに明るい彼女に叢雲は呆れたような表情をしていた。

吹雪「我ながらよく耐えたもんですよね。最初にあの娘見た時はもう抱き締めてその場で泣きじゃくりたい気分でしたもの」

残酷な話だ。確かに叢雲だが、間違いなく叢雲とは違うのだから。

41: 2019/05/28(火) 04:09:33.39 ID:82eRS9qA0
吹雪「叢雲は叢雲でした。頼れるし、頭のキレもいいし、ちょっと察しが良すぎますけど。

でも本当は、本当は宝箱にでも入れて誰にも見つからないところに隠しておきたいんです。絶対に無くさないように」

吹雪の様子が少しおかしくなっていく。歪で不安定な何かを感じた。

身構える。

提督という核を失ったら艦娘がどうなるか。私は今その一端を見ているのではないか?

吹雪「ずっと私の中には葛藤があったんです。いつもそう。二つがせめぎ合ってる。

このまま何も知らない無垢なあの娘のままでいて欲しいと思う反面、全てを話してしまいたいとと思うんです。

だからどっちでもいいんです。どっちでも私にとっては同じ事ですから」

42: 2019/05/28(火) 04:10:07.86 ID:82eRS9qA0
北上「ならさっき箱の中身を見られても良かったわけだ」

吹雪「結果的にはそうかもですね。でもいきなりだったのでビックリしました。今まではこういう事には関わらないようにしてたのに、いきなり手を出してきたので」

北上「前に叢雲に聞かせたのは逆効果だったかもね」

吹雪「そうなんでしょうね。まあそれならそれでも、いいんです」

北上「わかったよ。いつものその何事に対しても飄々とした態度。どっちでもいいってのはそういう事でしょ?要は無気力だ」

吹雪「物は言いようですね。でもきっと正解ですよ」

北上「私に対しても叢雲と同じ考えだったの?」

吹雪「あなたは少し違いますよ。いえかなり違います」

北上「かなり?」

43: 2019/05/28(火) 04:10:59.77 ID:82eRS9qA0
吹雪「あなたはもしかしたら司令官を止められるかも、と思ったんです。あなたが司令官が何をしようとしてるかを知り、その事を司令官が知ればこんな事辞めるかもしれないって」

北上「期待してたってのはそれか」

吹雪「ええ。北上さんならきっと提督は止まるだろうって」

北上「でもそれなら止めようはいくらでもあったでしょ。もっと確実な方法が。

元帥のおじいちゃんに全部話せばいい。ネジの中抜きなんてまどろっこしい事するまでもない。私にやらせなくても自分で止めればいいじゃんか。

頼まれたんでしょ?提督に、この鎮守府を」

吹雪「止められるはずないじゃないですか。止めるわけ、ないじゃないですか…」

北上「なんでさ」

吹雪「当たり前ですよ」

吹雪が顔を上げる。

こちらを見つめるその瞳を見て理解した。

今まで見たことも無いその瞳は気圧される。


吹雪「この鎮守府で最も復讐を望んでるのが私だからですよ」


44: 2019/05/28(火) 04:11:46.99 ID:82eRS9qA0
吹雪「何十年でしょうね。あの人と一緒にいたのは。あの人の親よりも、奥さんよりも、息子よりも、誰よりも私はあの人のそばにいたんですよ?

好き、だったのかは今はもう分かりませんけどね。どうでしょう。艦と人ですから。でも異性とか人とか関係なくあの人を一番大切に思っていたと自負してますよ」

これまで溜め込んだモノをぶちまけるように吐き出す。

吐き捨てる。

吹雪「奥さんが氏んで、あの人が司令官でなくなって、それでもあの人の、大切な人の大切なモノを守る為にここに残りました。それでいいと思ってました。

でも氏んじゃったじゃないですか。ふざけた話ですよね。それで分からなくなっちゃったんですよ。だって復讐はあの人の大切なものを傷つける事になるから」

だから装ったのか。偽ったのか。自分を。

自分を頃してここを守るか、大切なもの踏み躙って仇を撃つか。

どっちも果たしたい。けれどどちらかしか選べない。

吹雪「どうすればいいか分からなくなったんですよ。どっちでも良かったんですよ。どっちに転んでも最悪なんですよ。

だから私でない何かでどちらかへ転ぶように色々と仕向けたんです」

何かの弾みでどちらかに傾くように。

吹雪「まあ北上さんが司令官と結託するとは思いもよりませんでしたけど、それだってどっちでもいいんです」

今の吹雪が協力的なのも、既にこちらに傾いたからか。

自分の意思では決められないから、抗いようのない何かに流される事を選んだんだ。

45: 2019/05/28(火) 04:12:26.57 ID:82eRS9qA0
北上「酷いやつだね」

吹雪「ええ、私も大っ嫌いです。でもそういうものじゃないですか。私ここじゃあ誰よりもお姉ちゃんですからね。いつだって恨まれ役です」

北上「そうやって叢雲にも恨まれて?」

吹雪「うっ…正直あれは堪えました…思ったよりも」

北上「無理しちゃって」

吹雪「無理ばっかですから。今更ですよ」

北上「ところでさ、提督は?提督の事はどう思ってるの?」

吹雪「そうですね。嫌ってほど好きで憎たらしいくらい愛してます。ま、忘れ形見といいいますか、大切な弟ですからね」

北上「弟か。なんだか不思議な表現だよね」

吹雪「そうですか?あーでもあれですよ!司令官と呼んではいますけど、司令官とは認めてませんからね!」バッ

いきなり立ち上がってビシッと宣言された。

しゃがんだままの私を見下ろす吹雪を見て思った。

これがきっと素の吹雪なんだろう。

46: 2019/05/28(火) 04:12:54.74 ID:82eRS9qA0
吹雪「私にとって司令官はただ一人ですからね。あんなのいつまで経っても弟ですよ」

カラカラと楽しそうに笑う彼女は実に容姿相応で、嘘偽りのない彼女自身だった。

提督と話している時と同じで。

かつての提督。彼女にとっての司令官。その秘書艦であった時もそうなのだろう。

やはり提督というのは艦娘にとって核なのだろうと、改めてそう思った。

吹雪「ありがとうごさいます」

北上「え、なんて?」

吹雪「なんかスッキリしました。こんな事話す相手なんていませんでしたし、話す事になるとも思ってなかったので」

北上「そりゃあ重畳。でも叢雲はどうするの?」

吹雪「そこは一度しっかり向き合わなきゃですね。なるようになりますよきっと。どうにもならないわけじゃないですから」

北上「だね」

私もゆっくりと腰を上げる。

47: 2019/05/28(火) 04:13:27.74 ID:82eRS9qA0
吹雪「こうなった以上は頼みますよ。仇討ち」

北上「任せてよ。でも吹雪は来ないの?」

吹雪「鎮守府放っておく訳にも行きませんからね」

北上「そりゃそうか。頑張ってね」

吹雪「それは北上さんもですよ。計画はこっちでやってますから、みっちり鍛えといてください」

北上「ヴエー」

吹雪「あ、それともう一つ」

北上「まだ何か?」

吹雪「北上さん、どうして協力する事にしたんですか?」

北上「…」

吹雪「それだけが分からないんです」

北上「ナイショ」

吹雪「えー司令官にもですか?」

北上「コイツはまた墓まで持ってくつもりだからね」

吹雪「また?」

北上「そら、神風に怒られる前に戻ろ」

吹雪「あーそうだった!怒ってますかね…」

北上「どうだろうねぇ。困ってはいたけれど」

48: 2019/05/28(火) 04:14:00.46 ID:82eRS9qA0
北上「あ、じゃあ私からも一つ」

吹雪「?」

北上「なんで私なの?提督を止めるってんなら別にほかの人でも、あー私が一番の新人だからか」

吹雪「違いますよ」

北上「じゃあなんなのさ?提督を止められるって程の根拠は」

吹雪「ふふ」

北上「お?」

吹雪「ナイショ」

北上「うっわ」

吹雪「へへーん」

北上「何がお姉ちゃんだ子供っぽい事しちゃって」

吹雪「ま、弟の為でもありますよ。お姉ちゃんは優しさも持ち合わせているんです」

北上「はい?提督の為?」

吹雪「さあさあ外は寒いですし戻りましょう。吹雪と言っても寒いのは苦手なんですから」

北上「ちょっと!」

結局吹雪はそれ以上は話してくれなかった。

49: 2019/05/28(火) 04:17:46.22 ID:82eRS9qA0
吹雪ちゃん可愛い好き(歪んだ愛情

書いてるうちに好きになった吹雪。今年に入ってから訓練を初めて最近ようやく練度99になりました。
改めてこの娘本当にいい娘です。なのにどうしてこうなった。
でも好き

北上「私は黒猫だ」90匹目

引用: 北上「私は黒猫だ」