218: 2015/05/01(金) 07:17:26.69 ID:j9/usmIzO

219: 2015/05/02(土) 01:22:59.83 ID:Pue+Kcdt0
☆大規模作戦にいつもやること☆

〜大会議室〜

提督「あー、また大本営より大規模作戦があるとのお達しが来た」

加賀「それで主力が呼ばれた訳ですか」

提督「そうだ」

山城「それで?次の作戦は何ですか?」

提督「第十一次作戦だそうだ」

北上「第十一次作戦ねぇ…」

長門「やることはいつもと変わらんのだろう?」

提督「まぁな、作戦を完了させて全員帰ってきて祝賀会を開く。いつも通りだな」

赤城「祝賀会が今から楽しみです!」

秋月「私がこんなところにいていいんでしょうか…」

吹雪「大丈夫だよ秋月ちゃん!司令官が選ぶだけの実力があるってことだから自信持って!」

秋月「うぅ…がんばります…」

扶桑「秋月さん…私もここは初めてなの…一緒に頑張りましょう…」

秋月「扶桑さん…はい、頑張りましょう!」

提督「さて、今回は新しく扶桑と秋月に入ってもらった。秋月には対空を、扶桑には対戦艦、対鬼、対姫をしてもらおうと思う」

提督「まぁ初めての参加になるからサポートは頼む。扶桑と秋月は大規模作戦だからといって緊張しないこと、いつも通りにやってくれ、そうすれば戦果はついてくるさ」

秋月「提督…!はい、この秋月!訓練の成果を見せます!」

扶桑「私も扶桑型の本当の力、見せてあげます!」

提督「よし、そんじゃあ今から作戦の概要を説明していこうと思う」

〜2時間後〜

提督「以上だ。まだ質問があれば俺の所に来てくれ。んじゃあ解散、ゆっくり休んでくれ」

北上「あー…疲れた…」

山城「北上、戻って決着を付けるわよ」

北上「ちょっと休んでからにしない?」

山城「勝ち逃げはさせないわ、早く!」

北上「あー…わかったよ」

山城「今度こそ負けないんだから…」

加賀「秋月、少し訓練しましょう」

秋月「はいっ!是非宜しくお願いします!」

吹雪「私も御一緒していいですか?」

加賀「ええ、いいわよ。赤城さん、行きましょう」

赤城「えー、間宮さんのところに…」

加賀「行きますよ」

赤城「はーい…」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
220: 2015/05/02(土) 01:23:40.07 ID:Pue+Kcdt0
長門「大和と武蔵は今回は温存か?」

大和「私達が出ることが無ければそれが一番なんですが…」

武蔵「でも実戦に出ないと艦娘になった意義が果たせないというものだろう?」

長門「しかし戦わなくていいに越したことはないだろう?」

大和「平和が一番ですから…」

武蔵「確かにここの平和な生活も嫌いじゃないぜ」

長門「こんな平和な生活を守るために戦う、そうだろう?」

大和「そうですね。鎮守府があるここを、提督やみんながいるここを守るために戦います」

武蔵「ああ、誰も失わないためにも、な」

長門「さぁ、今回の大規模作戦も誰一人欠けることなく終わらせるぞ!」

大和「はい!」

武蔵「おう!」

羽黒「あわわ…また主力…」

古鷹「羽黒ちゃん!頑張ろうね!」

羽黒「はい、皆さんを守るためにもがんばります…!」

古鷹「よし、その意気その意気!」

提督「よし、いい感じだな。このまま誰一人欠けることなく大規模作戦を終わらせて見せる」

提督「さて、頑張りますかね」

224: 2015/05/03(日) 00:03:55.82 ID:h5wh8GxbO
☆山城と北上☆

山城「……暇ね」

北上「…そだね」

山城「扶桑姉様はレベリング…」

北上「大井っちもレベリング…」

山城「…暇ね」

北上「…そだね」

山城「毎日このやり取りしている気がするわ」

北上「毎日やってるよ」

山城「練度も99だから出撃させてもらえないし…」

北上「仕方ないよ、提督は加賀さん一筋だからねー」

山城「ケッコンカッコカリだけでもしてもらえないかしら」

北上「山城って提督の事好きなの?」

山城「まさか、そんなこと…ないし」

北上「へぇ…まぁいいや、深くは聞かないでおいてあげるよ」

山城「それはどうも」

北上「しかしまぁ、私もケッコンカッコカリしてもらいたいねぇ」

山城「それは提督が好きだから?」

北上「さぁ、どうだろうね?」

山城「ま、深くは聞かないでおくわ」

北上「そりゃどうも」

山城「どういたしまして」

北上「潜水艦の子達が羨ましいね…」

山城「なんで?」

北上「99になっても普段から出撃できるじゃん?」

山城「けどいつもオリョールよ」

北上「まぁそうなんだけどね。うちは他の所ほどハードじゃないしね」

山城「ま、確かにそうね」

北上「うちの提督さんはお優しいですからね〜」

山城「全くね」

225: 2015/05/03(日) 00:05:11.93 ID:h5wh8GxbO
北上「あーあ、暇だなぁ…」

山城「またそこに戻るの?」

北上「だってそうじゃん?」

山城「確かにそうだけど」

北上「ゲームでもやる?」

山城「望むところよ」

北上「よっしゃ、ギッタギッタにしてやりましょうかね!」

山城「はっ!その言葉そっくりそのままお返しするわ!」

北上「ふっふーん、そんなこと言っちゃってー、負けた時に言い訳しないでね?」

山城「私が負けることはないわ!…ないわよね?」

北上「お得意の不幸が無ければ五分五分じゃない?」

山城「ふふふ…あらゆる不幸をシュミレートしてあるわ…負けないわよ…」

北上(これは予想してない不幸が来るフラグですわ)

山城「ふふ…ふふふふふふ…」

〜ゲーム終了後〜

山城「なんでなのぉ!?」

北上「きっちりフラグ回収したね…」

山城「不幸だわ……」

北上「もう結構いい時間だね」

山城「そうね…そろそろ扶桑姉様も帰ってくるかしら」

北上「そうだねー、大井っちもそろそろ帰ってくるはず」

山城「じゃあ、また明日。明日こそはリベンジするわ」

北上「期待してるよ〜、んじゃまた明日ね」

233: 2015/05/05(火) 03:01:20.20 ID:/9TuEWqo0
☆加賀がいない一日☆

〜執務室〜

提督「加賀は今日は休み、か」

神通「ええ、今日は加賀さんの除籍日ですから」

提督「それで、今日の秘書艦は神通、か」

神通「嫌でしたか?」

提督「いや、寧ろ神通で良かったよ」

神通「そうですか」

提督「ああ」

神通「でも提督、そんなこと私に言っていてもいいんですか?」

提督「これぐらいなら何の問題もないだろう?」

神通「あら、そうですか?」

提督「ああ、きっとそうだよ」

神通「まぁ、提督がなぜ私でよかったと思ったのか、それはすぐわかりますけどね」

提督「……わかっているなら手伝ってくれるよな?」

神通「ええ、もちろん。その代わりお願いを聞いてもらえますか?」

提督「内容によるがな」

神通「今日執務が終わってから一杯、どうですか?」

提督「わかった。どこの店がいい?」

神通「それは提督にお任せいたします」

提督「ふむ、ご満足頂けるように努力するよ」

神通「期待していますよ、提督」

提督「任せておけ」

神通「それでは、始めましょうか」

提督「ああ、早めに終わらせよう」

神通「終わらなくて提督と徹夜、なんてことも魅力的ですが」

提督「とてもじゃないが徹夜は魅力的じゃないね…」

神通「私にとっては提督といられる時間が魅力的なんですよ」

提督「それは嬉しい限りだな。今度書店巡りでも一緒にどうかな?」

神通「あら、嬉しいお誘いですが加賀さんはいいんですか?」

提督「加賀とはまた別日に回るさ。今日のお礼ということで、どうかな?」

神通「ならそのお誘い喜んでお受けします」

提督「それじゃ段取りなんかはまた後にでも」

神通「わかりました。ではまずは書類の山から片付けましょう」

提督「あぁ、そうしよう…」

〜二一〇〇〜

神通「提督、こちらの方片付きました」

提督「こっちも終わったよ。お疲れ様」

神通「提督も、お疲れ様でした」

提督「おう、んじゃあ飲みに行くか」

神通「どんなお店か楽しみですね」

234: 2015/05/05(火) 03:02:50.14 ID:/9TuEWqo0
〜BAR isokaze〜

磯風「司令、待っていたぞ」

提督「すまんな、少し遅れた」

神通「へぇ…磯風さんお店を出していたんですね」

磯風「あぁ、鳳翔さん達に料理を教えてもらってから料理が好きになってな」

提督「磯風の料理は絶品だよ、お世辞抜きにな」

磯風「まだまだ鳳翔さんには及ばないがな」

神通「ふふ、楽しみですね」

磯風「お待ちどうさま、パスタだ。今度来るイタリア艦にも気に入って貰えるといいのだがな」

提督「きっと気に入って貰えるだろうさ、これだけ美味いんだからな」

神通「そうですね。とても美味しいですからきっと気に入って貰えますよ」

磯風「そうか…そうだといいな」

提督「しかしまた料理の幅を広げたな磯風」

磯風「あぁ、BARにしたからには洋食も作らなければな」

神通「前に食べた和食も美味しかったですがこれもとても美味しいですし、向上心があるところが尚いいですね」

磯風「常に進化を続けなければ鳳翔さんには辿り着けないからな、私にとっての目標は鳳翔さんだよ」

提督「へぇ、そりゃあ鳳翔もうかうかしてらんないな」

磯風「あぁ、うかうかしてもらっていては私が困るよ」

神通「とても良い向上心ですね。私にとっても見習うべきところもあります」

磯風「神通さんが料理を始めたら私は敵わないだろうな…」

神通「どうでしょうか…提督、今度私にも料理を教えてください」

提督「ん、わかった」

磯風「さぁ、次の料理が出来たぞ。どんどん食べてくれ」

提督「あぁ、そうさせてもらおう」

神通「私も、そうさせてもらいます」

〜3時間後〜

235: 2015/05/05(火) 03:03:27.23 ID:/9TuEWqo0
磯風「司令、そろそろ神通さんが潰れてきたんじゃないか?」

提督「みたいだな…この量じゃいつもは酔ってないと思ったんだがな…」

磯風「場酔いもあるんじゃないか?司令と2人。まぁ私もいたが」

提督「その上こんな洒落た店と来たらな」

磯風「褒め言葉と受け取っておくよ。司令、お代はまた今度でいい、また来てくれ」

提督「ああ、わかった。また来るよ」

磯風「いつでも待っているよ。今度は加賀さんでも連れてきてくれ」

提督「了解、次来る時は加賀と来る」

磯風「それでは、またのご来店お待ちしております」

〜店の外〜

提督「神通、大丈夫か?」

神通「はい…大丈夫です…」

提督「そうか、それなら良かった」

神通「ありがとうございます…」

提督「いえいえ」

神通「提督…私は酔っています」

提督「ああ、そうだな」

神通「酔っぱらいの独り言は聞き流して下さい」

提督「…ああ、わかった」

神通「私は、提督が好きです。好きでした。でも、結ばれるなんてことは有り得ませんでした。万に一つもそんな可能性なんてありはしませんでした」

提督「…ああ」

神通「それでも、好きでした。私にとって提督は私が愛したただ一人の人。今までもこれからも、そんな人に、気持ちすら伝えられなかった」

神通「伝えたとしても、きっと優しい提督なら少し照れくさそうに笑った後真面目な顔で断ってくれたはず。わかっていたのに、伝えることすらできなかった。そしてそのまま私の最初で最後の恋は終わってしまった」

神通「提督ならきっと俺よりいい人はいるからいつまでも俺だけを見るな、なんて言うんでしょうが、そんな言葉すら私は聞く権利を得られなかった」

神通「提督…好きです。好きでした。ずっと、今までもこれからも…」

提督「………」

神通「……何か、聞こえていましたか」

提督「…いや、俺には聞こえなかったよ、独り言は」

神通「……そうですか、それなら、いいです」

提督「…ああ」

神通「…ここ迄でいいです。後は一人で帰れます」

提督「…そうか、気をつけろよ」

神通「…はい、今日はありがとうございました」

提督「…ああ、またな」

神通「…はい、また今度」

提督(いつか、神通の口から、俺はもう一度あのセリフを聞きたい。そうすれば、きっと神通は、強くなれる。だから最後に俺は言葉をかけようと思う)

提督「神通、今度は独り言じゃなくて、きちんと聞かせてくれ。答えが決まっていても、俺はその言葉を聞きたい」

神通「…わかりました。自分と、向き合います。提督と、向き合います。だからしばらく待ってください」

提督「あぁ、わかったよ」

提督(我ながらなかなか酷なことを言ったとも思う。けれど、神通には先に進んで欲しい。止まって欲しくない。無論それは神通にだけではないが)

提督「…頑張れよ、神通」

神通「…はい、頑張ります」

242: 2015/05/08(金) 23:37:52.50 ID:y2UgJd9D0
☆潜水艦娘達の日常☆

19「暇なのね…」

58「暇でち…」

168「暇ね…」

U-511(以下U)「暇です…」

8「はっちゃんは別にそうでもないけど…」

58「はっちゃん、そこは乗る流れでち」

8「えー、じゃあ私も暇」

19「今週もオリョクルは無しなの…」

168「毎日休む間もなくオリョクルさせられるブラックの鎮守府と比べたらずっとマシでしょ…」

58「それはそうだけど暇すぎるのもある意味きついでち」

8「娯楽なら揃ってるでしょ?」

58「そんな気分じゃないでち…」

U「ゆーはもっと日本の文化に慣れないと…」

58「ゆーはこのままでいいんでち!日本に染まりすぎないで!」

19「ごーやが必氏なのね…」

168「まぁ、その気持ちもわからなくはないわ…」

8「というか提督も呂500にするつもりはないって言ってなかった?」

58「正確には今の段階では、でち」

168「もう一隻確保できたら呂500作るって言ってるようなものだしね…」

58「ていうかそう言ってたでち」

U「もう一隻出たら私はもう必要ないのかな…」

19「そんなことないのね!」

168「提督のことだから2人が仲良くできる環境まで作ると思うし…」

58「オリョクルの人数が増えていいでち。そこだけは」

8「あ、提督」

提督「よう、今週のオリョクル頼むわ」

19「ほんとなの!?」

提督「ああ、本当だよ」

提督「あ、それと168は第十一号作戦の方に来てもらうから」

168「えっ!?私が!?また!?」

提督「泊地水鬼の攻撃を…」

168「前回みたいなルート固定じゃなくて今回は囮ね…」

提督「こんなこと頼みたくはないんだがなぁ…」

168「いいの!それも潜水艦の役目よ!」

58「よっ!潜水艦の鏡でち!」

提督「よし、んじゃあ頼む」

168「はいっ!58達も頑張ってね!」

58「168も頑張るでち!」

19「お茶淹れてまってるのね〜」

8「シュトーレン作って待ってるよ」

U「えっと…あの…頑張って…ください!」

168「しっかりお役目果たしてくるわ!」

243: 2015/05/08(金) 23:39:14.00 ID:y2UgJd9D0
☆ある日の執務室☆

加賀「提督、神通から告白されたらしいですね?」

提督「いや、俺が聞いたのは酔っ払いの独り言だよ」

加賀「全く…なんでそんなにモテるんですかね」

提督「もしかして妬いてるか?」

加賀「まさか、純粋な疑問です」

提督「遠まわしに魅力ないって言ってないか?」

加賀「さぁ、どうでしょう?ただ、私が好きになる程度の魅力はありますよ」

提督「加賀…」

加賀「…なんですか」

提督「顔真っ赤だぞ…」

加賀「黙っててくださいよ…」

提督「赤面した加賀とはなかなかレアだな、なぁ青葉?」

青葉「げぇっ!?気づいてたんですか!?」

提督「本当にいたのか…カマかけただけのつもりだったんだが…」

青葉「しまったァァァァァァ!?」

加賀「…青葉、カメラを出しなさい」

青葉「…壊さないでくださいね?高かったんですから…」

加賀「さすがにそこまでしないわ、写真を消すだけよ」

青葉「そんなこと言って写真を消すだけ(物理)なんでしょ!?そうなんでしょう!?」

加賀「それがお望みならそれでもいいけれど」

青葉「サーセンなんでも無いです」

提督「しかしお前どこから出てきたんだよ」

青葉「あそこの観葉植物の裏のところからですよ…」

244: 2015/05/08(金) 23:39:52.47 ID:y2UgJd9D0
提督「そんなとこに隠れる場所あるか?」

青葉「よく見てくださいよ」

提督「うぉっ!?なんじゃこのスペース」

青葉「そこですよ!そこです!」

提督「いつの間にこんなスペース作ったんだよ…」

青葉「妖精さんに交渉しまして…」

提督「妖精か……それなら可能だな…」

青葉「妖精さんは謎だらけですからねぇ…」

提督「逃げようとするなよ青葉」

青葉「まっさかー!?逃げようとなんてしてませんよ!」

加賀「お詫びが欲しいところね、執務室を勝手に改造したお詫びと盗撮のお詫びが」

青葉「…な、何がお望みで?」

加賀「そうね…烈風を7機程かしら」

青葉「ちょっ!?私重巡ですよ!?しかも多過ぎ無いですか!?」

加賀「そうかしら?最悪解体も…」

青葉「烈風7機ですね了解です!!」

加賀「そう?ありがとう」

青葉「くっ…」

加賀「開発に必要な物は自分で買ってね」

青葉「あぁ…お給料が飛んでいく…」

提督「ま、頑張ってくれよ。来月の出撃は多めにしといてやるから」

青葉「ありがとうございます司令官…」

提督「ま、これに懲りて盗撮なんかはやめることだな…事前に言っとけばある程度はなんでもやってくれるはずだろみんな…」

青葉「まぁそうなんですが、スリルがないでしょう?」

提督「スリルを求めるなよ…」

青葉「…まぁ、これに懲りて控えますよさすがに…」

提督「ならいいんだけどな…」

加賀「提督は甘いですからね、色々と艦娘には」

提督「自覚はある」

加賀「自覚はあったんですね…」

青葉「司令官は他の鎮守府の司令官と比べても甘いですね、結構」

提督「やっぱり?」

青葉「まぁそこも含めて司令官の魅力と言うことで、1つ頼みがあるんですが…」

提督「なんだ?」

青葉「煙草吸ってる司令官の写真撮らせてください!多分高値でうゲフンゲフン、売れると思いますので!」

提督「おい、誤魔化せてない」

青葉「おや失礼しました」

提督「まぁいいよ、恥ずかしいけどな…」

青葉「じゃあ明日写真撮りに来ますね!では!」

加賀「相変わらず逃げ足の速いことで…」

提督「そうだな…あいつはあいつでいい奴なんだがなぁ…」

加賀「諸々含めてプラマイゼロってとこでしょうね」

提督「だよなぁ…」

245: 2015/05/08(金) 23:41:21.08 ID:y2UgJd9D0
☆那珂ちゃんラジオ☆

那珂「はーい!今週の那珂ちゃんラジオの時間だよ!!」

那珂「この番組は毎週各鎮守府の那珂ちゃんが色んな情報だったりを発信する番組だよ!」

那珂「さて!今週は佐世保鎮守府からお送りしまーす!」

那珂「今週のゲストは第一回と言うことで提督だよー!よろしくぅー!」

提督「あー、よろしく…」

提督「と言うかなんで俺なんだよ…大和とか連れて来いよ…」

那珂「おっと提督、これ生だからね?」

提督「マジかよ…」

那珂「ほらほら!提督自己紹介自己紹介!」

提督「あー、えっと、佐世保鎮守府の提督です。よろしく」

那珂「なんか固いけどまぁそこは提督の性格と言うことで!!」

那珂「さてさて!恒例の質問コーナー!まずは前回放送の呉鎮守府の那珂ちゃんからの質問!」

那珂「『こっちの提督は色んな子と結婚してるけどそっちの提督はどうなの?複数の艦娘と結婚してるならぶっちゃけ誰が一番好き?』だってさ提督!答えてあげてよ!」

提督「あー、これマジで答えるの?」

那珂「当たり前じゃん!呉の提督も横須賀の提督も答えたんだよ?」

提督「えー…んじゃあ答えるよ…結婚してるのは加賀だけ。まぁ、だから好きなのは加賀だよ」

那珂「きゃー!提督かっこいー!」

提督「あー、恥ずかしい…」

那珂「でも単婚の提督ってなかなか少ないよね?なんで提督は加賀さんとしか結婚しなかったの?魅力的な子は他にも沢山いるよね?」

提督「まぁな…そりゃ魅力的な子は沢山いるよ。でもその中で加賀が一番魅力的に見えたから加賀と結婚した、それだけだよ」

那珂「……おー」

提督「なんか言えよ恥ずかしいだろ…」

那珂「ここに提督がモテる理由を見たり…って感じだね…」

提督「モテたくないんだがなぁ…」

那珂「でも妬いてる加賀さんとか見てみたいなぁ…」

提督「それは…まぁ…わからなくもない」

那珂「だよねぇ…」

那珂「さて、次のコーナー行ってみよう!」

246: 2015/05/08(金) 23:42:46.15 ID:y2UgJd9D0
那珂「『うちの提督こんな人ー!』」

那珂「このコーナーは事前に鎮守府の艦娘数人にしてあるインタビューの映像を見てもらって、それについてトークしていこうってコーナー!」

那珂「事前にインタビューしてあるのは加賀さん、山城さんと北上さん、最後に私神通ちゃんと川内ちゃん!」

那珂「まず加賀さんのインタビューから行ってみよう!」



青葉『加賀さん!ズバリ提督の好きな所はどこですか?』

加賀『いきなり来たわね…そうね、私を、艦娘を大事にしてくれるところかしら』

青葉『ほう…確かに過保護気味の時がありますが司令官は艦娘を大事にしてくれてますね…』

加賀『一度戦闘中に漁船で突っ込んできた時もあったわね…』

青葉『あー、よく聞く奴ですね…すごい危ない状況だった時に司令官が漁船で突っ込んできた、と…』

加賀『そうね、それ以降そんなことはないけれど自分の命は大切にして欲しいものだわ』

青葉『ですねぇ…』


那珂「はいっ!これで加賀さんのインタビューは終わったけど…」

那珂「本当に漁船で突っ込んでたんだね…」

提督「あぁ…あれは実話だよ…」

那珂「その当時はまだいなかった那珂ちゃん達は作り話だとばっかり思ってたよ…」

提督「自分でも驚きだよ…気付いたら病院のベッドで寝てたんだからな…」

那珂「そもそもなんで突っ込むようなことになったの?」

提督「あれは新海域の最深部攻略中でな、その時無線が壊れて向こうの状況がわからかったんだよ」

提督「そんで少し聞こえてきた時に大破炎上って聞こえたんだよ。そして漁船に乗って海域に行って突っ込んだって感じだな」

那珂「加賀さんも言ってたけどもっと自分の命を大切にして欲しいよ…」

提督「その時はもうそれどころじゃなくてなぁ…目が覚めてからめちゃくちゃ言われたよ」

那珂「そりゃそうでしょ…」

提督「ま、誰も氏ななかったし問題はないさ」

那珂「時々提督は本当に何をしでかすかわかんないよ…」

247: 2015/05/08(金) 23:44:20.60 ID:y2UgJd9D0
那珂「じゃあ次!山城さんと北上さん!」


青葉『司令官について!色々この際ぶちまけちゃってください!』

北上『やー、提督ねー?』

山城『お世辞にもイケメンとは言えないわね。イケメンならよかったんだけど』

青葉『おやぁ?何がよかったんですかね?山城さん?』

山城『広報的な意味で、よ。提督はどこにでもいそうな顔だし』

北上『確かにねぇ…呉の提督ぐらいイケメンならよかったんだけど』

青葉『辛辣ですねぇ…』

山城『でも事実よ』

青葉『まぁそうですけど…』

北上『でもまぁ性格はいいしモテるんじゃない?顔面第一主義以外の人には』

山城『ま、確かにそれはそうね』

青葉『そこのとこ、お二人はどうなんですか?』

北上『おやぁ?青葉ちゃん、それを聞くなら自分も答えるしかないよ?』

山城『聞くだけ聞いて自分は言わないなんてないわよね?』

青葉『うっ…なら遠慮しておきます…』

北上『うんうん、それがいいよ』

248: 2015/05/08(金) 23:44:56.42 ID:y2UgJd9D0
青葉『じゃあ改めまして!お二人からの司令官の評価はずばり10点中何点?』

北上『私的には9点かなぁ』

山城『私は8点で』

青葉『おや、予想以上に山城さんが高かったですが北上さんから聞いていきましょうか』

青葉『何故9点なんですか?』

北上『それはまぁ、さっきも言った通り性格はいいし、私達のこと大切にしてくれてるしね、高得点な所は多いよ?』

青葉『その中で1点落としたのは何故ですかね?』

北上『いやー、最近ぶっちゃけ暇でさー。練度も99だし?結婚はしないしで出撃は大規模作戦の時に限られるからね』

青葉『ふむ…確かにそうですねぇ…』

北上『提督ゲーム上手いし遊びに来て欲しいんだけど暇じゃないみたいだしねー』

青葉『へぇ、司令官ゲーム上手いんですか…』

北上『そうだよ、なかなかやるんだよねこれが…』

青葉『ふむふむ…では次に山城さん!』

青葉『8点という意外な高得点!ズバリ何故?』

山城『そうね。まぁ最初期から私を使ってくれていたことね』

青葉『ほう…』

山城『今は改二になってるから色んな所で運用されてるけど改二になる前はお世辞にもそこまで強いとは言えなかったわ』

山城『そんな中でも私と、同じ航空戦艦の日向を使ってくれていた。今だから言うけど嬉しかったわ』

青葉『なるほど…』

山城『「お前が自分の力を信じるなら俺もお前の力を信じる。だから自分を信じろ、俺にお前を使いたいと思わせろ」』

青葉『司令官のセリフですか?』

山城『ええ、懐かしいわ』

北上『こういう事言えるからかっこいいんだよねぇ…』

青葉『確かにそれは言われたらやる気出ますね…』

青葉『ではでは、2点引かれた理由はどうしてですかね?』

山城『北上とほぼ同じ理由よ。暇だからね』

青葉『ふむ…練度が99になった人達の為に何か考えて欲しいって所ですね』

山城『そうね』

青葉『なるほど、お二人ともありがとうございました!!』


那珂「提督そんなこと言ってたんだ…」

提督「あぁ…今思うと恥ずかしい…」

那珂「そうかなぁ…かっこいいと思うけどなぁ…」

提督「それとこれとは別だろ…」

那珂「しかし山城さんたちいつも暇そうだからねー!今度カラオケに連れていこっと!」

提督「俺ももう少し何か考えないとな…」

那珂「では最後に神通ちゃんと川内ちゃんです!どうぞ!」

249: 2015/05/08(金) 23:50:15.80 ID:y2UgJd9D0
しばらくお休みしてごめんなさいでした!明日からもまた更新していきます!

最近色んなSS見てて思うんですがね、書き手あっての読み手で読み手あっての書き手だと思うんですよ。読み手さんも書き手さんも合わさって一つのSSが完成していくと思うんですよね。批判的意見が出るのは仕方ないかもしれませんけどその意見が及ぼす影響と言うか他の人の感じ方も考えて欲しいです、まぁこのスレはそもそもに人がいないし今のところなんともないのでそんな心配無用ですが!

提督「加賀さんはデレてなんかくれない」【7】

引用: 提督「加賀さんはデレてなんかくれない」