493: 2015/08/04(火) 00:17:55.05 ID:tZ7wT1w30

498: 2015/08/05(水) 23:56:39.10 ID:9d9senwf0
☆あきつしまとあきつまる☆

秋津洲「ずるいかも!」

あきつ丸「む?どうしたでありますか、秋津洲殿」

秋津洲「あきつ丸には烈風拳とか紫電掌改とかあってずるいかも!」

あきつ丸「そう言われてもどうしようもないであります…」

秋津洲「二式大艇拳とか色々私も欲しいかも!!」

あきつ丸「私に言われましても…」

秋津洲「大体酷いかも!なんでこんなに強襲揚陸艦が強いのに私、水上機母艦が弱いのか!おかしいかも!」

あきつ丸「それを言われましても…」

秋津洲「酷いかもぉ…」

あきつ丸「元気を出すであります。必ず提督殿なら秋津洲殿の活躍出来る場所を見つけてくれるであります」

秋津洲「…ほんとかも?」

あきつ丸「本当であります!そうして私の活躍場所を見つけてくれたのは他でもない提督殿でありますから!」

秋津洲「なんだか楽しみになってきたかも!」

あきつ丸「そうでありましょう!次の大規模作戦ではきっと活躍できるであります!」

秋津洲「じゃあその時のために必殺技を考えるかも!」

あきつ丸「必殺技、でありますか?」

秋津洲「そうかも!あきつ丸の烈風拳とか紫電掌改とかそんな感じのが欲しいかも!」

あきつ丸「そうでありますなぁ…」

秋津洲「いいアイデア出るかも?」

あきつ丸「やはり秋津洲殿の相棒の二式大艇を使った技がいいと思うであります…」

秋津洲「さっき言った二式大艇拳とかかも?でもそれはざゃ捻りがなくてつまらないかも…」

あきつ丸「しかし烈風拳や紫電掌改もそのままでありますがなぁ…」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
499: 2015/08/05(水) 23:58:11.32 ID:9d9senwf0
秋津洲「むぅ…」

あきつ丸「むぅ…」

秋津洲「思いつかないかも…」

あきつ丸「…そう言えば秋津洲殿には秋津洲流戦闘航海術と言うのがあると聞いたのでありますが?」

秋津洲「あるかも!」

あきつ丸「それはどう言ったものでありますか?」

秋津洲「秋津洲流戦闘航海術って言うのは、両舷の錨を右舷側に寄せて長く伸ばしておいて、あるタイミングで前進一杯を号令すると急速に右舷側に移動するって物かも!」

あきつ丸「ふむ…ならばその特性を考えながらではどうでありますか?」

秋津洲「それいいかも!」

あきつ丸「方針は決まったでありますな!」

秋津洲「それじゃあ、秋津洲流戦闘航海術…二式廻転拳、なんてどうかも?」

あきつ丸「おお!いいでありますな!」

秋津洲「そうかも!かっこいいかも!」

あきつ丸「それじゃあ次の大規模作戦に向けて練習するであります!」

秋津洲「頑張るかも!」

あきつ丸「微力ながら私も手伝わせていただくであります!」

秋津洲「あきつ丸ありがとうかも!」

あきつ丸「さぁ!一緒に頑張って活躍するであります!」

秋津洲「おーっ!かも!」







提督 (ごめんなぁ…未だにレベル1で演習も何にもやらせてなくて入手したまんまでごめんなぁ…)

505: 2015/08/08(土) 01:29:14.13 ID:0/KynShh0
☆かーっ、つらいわー☆

山城「幸運すぎてつらいわー…」

雪風「よかったですね!!」

提督「…で?」

山城「幸運なんですよ雪風といると!時雨とでもまぁ幸運ですけど、雪風が一番幸運ですね」

雪風「よく言われます!」

提督「へぇ、そりゃあよかったな」

山城「雪風、今度姉さまに1日付き合ってあげて?」

雪風「扶桑さんにですね!わかりました!」

提督「で、何がどう具体的に幸運なんだ?」

山城「まず今日は財布を落としませんでした」

雪風「財布を拾って交番に届けてきました!」

提督「偉いぞ雪風。しかしまぁ財布の落とすのが日常みたいな言い方だな」

山城「日常とまでは言いませんけど…一週間に2回3回程落とします」

提督「お前…よし、今度から扶桑姉妹と大鳳と陸奥あたりは給料と別にいくらか払うよ…」

山城「え!?いえいいですよ!」

提督「と言ってもそんなに落とすならなぁ…」

山城「ですから財布は手作り、中身もそんなに入れてませんし…結局落とす額は500円ぐらいですよ…」

提督「む…そうか、手作りか…」

雪風「山城さん!今度雪風も作ってください!」

山城「もちろんいいわよ、どんなものがいいかしら?」

雪風「んー…山城さんにお任せします!」

山城「そう…まぁ頑張るわ」

雪風「ありがとうございます!」

提督「こうして見ると似てないが母親と娘みたいだな…」

山城「…何言ってるんですか提督。自分が父親に見えるかなー?とか思ってるんですか?」

提督「そんなわけないだろ…」

山城「ま、いいですけど…」

提督「で、他には?」

山城「そうね、そこまで今日は転びませんでした」

提督「…お前らは大変そうだなぁ」

山城「…我がことながらそう思います」

提督「何か必要な物があれば言ってくれよ本当に…」

山城「今のところはだいじょ…そうですね、やっぱりまるゆが改修素材として欲しいです」

提督「…検討しておこう」

山城「雪風みたいに幸運ならいいんですけど…」

雪風「山城さんもきっとなれますよ!」

山城「そうかしら?」

雪風「はい!山城さんにも幸運の女神が来るようにお祈りしておきます!」

山城「ふふ、それは頼もしいわね」

提督「仲がいいのは実にいい事だ、本当にこの鎮守府は皆仲が良くてよかったよ…」

山城「女の喧嘩は面倒ですからね」

提督「俺には止めようがないだろうな…」

506: 2015/08/08(土) 01:29:57.74 ID:0/KynShh0
山城「むしろ悪化するかもしれませんね」

提督「かもなぁ…やっぱり本当によかった…」

雪風「この鎮守府のみなさんは優しくて雪風は大好きです!」

提督「そうだな、皆優しいからな…一癖も二癖もある奴も多いが」

山城「…私の方見ないで下さいよ」

提督「姉さま〜姉さま〜って最初は大変だったからな…」

山城「仕方ないじゃないですか!もう姉さまはいると思ってたらいないんですから!」

提督「俺も扶桑はもっと早く鎮守府に来てくれると思っていたものだが…」

山城「最近も姉さまは演習メンバーの中心にいるから忙しそうですし…」

提督「そろそろ入れ替える予定だからしばらく待ってくれ…」

山城「…まぁ北上がいるから暇は潰せますけど」

提督「大井も扶桑と一緒に演習メンバーだからな…」

雪風「大井さんはとても優しいです!」

提督「そうだな、ああ見えて優しいからな、俺以外には」

山城「まぁ仕方ないですよ。あれはああいう性格ですから」

提督「わかってるよもちろん」

雪風「霞ちゃんや曙ちゃん、満潮ちゃんと叢雲ちゃんもしれぇには厳しいです…」

提督「確かにな…けど俺の為、皆の為を思ってくれてるからな…」

山城「いい部下を持ちましたね」

提督「全くだよ、お前達を含めていい部下に恵まれた」

雪風「しれぇが雪風達のしれぇでよかったです!」

山城「雪風の言う通りね。提督が私達の提督でよかったです」

提督「…そう言ってもらえれば提督冥利に尽きる」

山城「照れてますね」

提督「…照れてない」

山城「全く、子供っぽいですね、そういうところ」

提督「さぁ、どうかな。っと俺は執務に戻るとするよ」

雪風「しれぇ!頑張ってください!」

提督「ありがとうな、雪風」

山城「何かあれば手伝いますよ?」

提督「いや、もう残りも少ないし気持ちだけもらっておくよ」

山城「そうですか、それでは」

提督「ああ、またな」


山城 (今日一番の幸運はこうやって貴方と話せたこと、なんてね。柄じゃないわね)

雪風「山城さん、幸せそうでよかったです!」

山城「…わかっちゃう?」

雪風「はい!とてもニコニコしてましたから!」

山城「…そう、まぁ仕方ないわね」

雪風「仕方ないですね!」

513: 2015/08/09(日) 23:41:35.82 ID:TDZWBzsa0
☆かわいい子に看病してもらいたい☆

叢雲「はぁ?風邪引いた?」

曙「体調管理がなってないわね」

吹雪「そんなに言わないであげてよ…」

叢雲「まぁ、姉さんも忙しそうだし私が様子見てるわ」

曙「吹雪も忙しそうだし私が看病しといてあげるわ」

叢雲、曙「え?」

叢雲「…いやいや、いいわよ、私がやるわ」

曙「いやいや、叢雲の手も煩わせられないでしょ?そういう訳だから私がやるわ」

叢雲「煩わしくなんてないからいいわ」

曙「むむむ…」

吹雪「2人とも落ち着いて…」

叢雲「姉さんはいいわよね、何かあれば頼られるのはいつも姉さんなんだから」

曙「吹雪はいいわね、素直になれるから」

吹雪「2人ともなんか切実…」

叢雲「と、に、か、く!私が行くから曙は休んでなさい」

曙「それはこっちのセリフよ!」

吹雪「もう!喧嘩しないで!2人とも行けばいいじゃない!」

叢雲「…それで妥協するわ。それでいいわよね?」

曙「…あんたも退きそうにないし、それでいいわ」

吹雪「じゃあ決まり!私はもう行くから2人共よろしくね!」

〜提督私室〜

叢雲「司令官、来たわよ」

曙「クソ提督、来てあげたわ」

提督「あぁ、すまんな…」

叢雲「全く、無理しすぎなのよいつも。何か飲む?」

提督「緑茶を頼めるか?」

叢雲「わかったわ」

曙「艦隊の士気に関わるんだから体調には気をつけなさいよね」

提督「ぐうの音も出ない…」

曙「で、何か必要な物は?」

提督「あー、そうだな、そこの棚から適当に一冊取ってくれないか」

514: 2015/08/09(日) 23:43:17.62 ID:TDZWBzsa0
曙「本なんて読んでて大丈夫なの?」

提督「寝れないしな、本を読むぐらいしかする事もないのさ…」

曙「ふーん。まぁ治してくれればいいんだけど」

叢雲「はい、緑茶淹れてきたわよ」

提督「すまんな叢雲、助かるよ」

叢雲「どう致しまして。しかし不運な物ね、加賀さんは演習、吹雪姉さんもこれから遠征なんてね」

提督「そもそもこんな時に風邪を引く俺が悪いんだけどな…」

曙「そうね」

叢雲「全くね」

曙「けど、たまには休んでなさい、クソ提督」

叢雲「あんたは私達の為に尽くしてくれてるんだからたまには私達があんたに尽くすわよ」

提督「……あれ?鎮守府の中でもかなり厳しい方の曙と叢雲が優しい?夢か?風邪を引いてるから夢見てんのか?」

曙「失礼ね!」

叢雲「現実よ!」

提督「冗談だよ」

叢雲「あんたねぇ…まぁ、冗談言える程度に元気ならいいわ」

提督「…悪いな、心配かけた」

曙「そう思うなら体調管理ぐらいしっかりしなさい、クソ提督」

提督「肝に銘じておきます…」

曙「ま、たまにはいいわよ。ゆっくり休みなさい」

叢雲「何だかんだ休みも誰かに付き合ってるでしょ、あんた」

提督「…確かに、最近休みを一人で過ごした覚えがない」

叢雲「やっぱりね」

曙「私達が連れ回しすぎるのも問題ね」

提督「いや、俺も好きで付き合ってるんだから問題ない」

曙「そう、クソ提督がそう言うならいいけど」

叢雲「その本、もう読み終わってるんでしょ?何か買ってくるわよ?」

提督「…いや、いいよ。この本は何度でも読みたいんだ」

叢雲「ふぅん、あんたがそこまで言うなら私も読んでみたいわね」

提督「それなら今度貸すよ」

叢雲「そう?じゃあ楽しみにしてるわ」

515: 2015/08/09(日) 23:44:03.33 ID:TDZWBzsa0
曙「叢雲だけずるい、私にも何か貸してよね」

提督「曙は普段本は読むか?」

曙「そんなに読まないわ」

提督「そうか、それじゃあ軽い物からがいいかもな…」

曙「提督が一番好きな本を貸して欲しいわ」

提督「俺が一番好きな本、ね…」

叢雲「あ、それ私も気になるわ」

提督「そうだな、『博士の愛した数式』だな。映画化なんかもされてるな。けどやはりあの作品は小説で読んで欲しい」

曙「へぇ…」

叢雲「あんたがそこまで言うなら面白いんでしょうね」

提督「ああ、曙、本は向こうの棚に入っているから戻るときに取って行ってくれ」

曙「わかったわ」

叢雲「…何か、必要な物はある?」

提督「特にない、と思う」

叢雲「そう、じゃあ私達は戻ってるわ。眠そうだしまた後で来るわ」

曙「ゆっくり休んでなさい」

提督「…ああ、ありがとう」

〜廊下〜

叢雲「…あいつの所に行ったら、どっちが看病するって争ってたのがバカみたいに思えてきたわ」

曙「…奇遇ね、私も」

叢雲「本当に司令官は本気で私達に接してくれるし平等に接してくれる。いい所に来たわね」

曙「ま、無理をしすぎるところはクソ提督だけど」

叢雲「それも含めてうちの司令官ってところね」

曙「そうね」

叢雲「…さて、せいぜいあいつが無理しすぎないように手伝って行かないとね」

曙「倒れられて困るのは私達だしね…」

521: 2015/08/12(水) 02:10:52.02 ID:kuY9/i2V0
☆姉として、妹として☆

陽炎「あ、摩耶さん」

摩耶「お、陽炎じゃねぇか」

陽炎「演習の方じゃないんですね?」

摩耶「今日は高雄姉と愛宕姉が出てるから私は休みだよ」

陽炎「あら、そうなの」

摩耶「姉さん達だけ改二がまだだからなぁ…提督も気にして練度だけでも私達と揃えておこうとしてくれてるんだと」

陽炎「私の妹達は…多過ぎて揃えるのが大変そうね、それにまだ誰も改二は来てないし」

摩耶「陽炎型は多いからな…何隻だっけ?」

陽炎「まだここにいない子も含めて19隻ね」

摩耶「うひゃー…多いなぁ…」

陽炎「まぁね…でも皆かわいい子達ばっかりよ」

摩耶「そんだけ妹がいると長女は大変だろ?」

陽炎「まぁ、そうだけど楽しいわよ?特に私の妹達は人数が多い分色々いるし」

摩耶「磯風とかか?」

陽炎「まぁ代表格はそうね…後は秋雲だったり初風だったりね」

摩耶「はー、なるほど…でも楽しそうだな」

陽炎「楽しいわよ!磯風のご飯は美味しいし、秋雲は絵が上手いし、色々やってくれるから!」

摩耶「あとは…舞風のダンスは上手いよな!」

陽炎「そうね!野分とコンビを組んで踊らせるとすごいわよ!」

摩耶「へぇ…今度見てみてぇな!」

陽炎「今度言っておくわ!後は、黒潮の漫才かしら?」

摩耶「へぇ、1人でやるのか?」

陽炎「そうねぇ、1人の時もあるけど不知火とやったり、私とやったり、3人でやったりまちまちね」

摩耶「不知火!?」

陽炎「たまにやるわよ?1度司令の前でもやったし」

摩耶「意外だなぁ…」

陽炎「これだから不知火は面白いのよ!意外と思うことでもやる子だからね!」

摩耶「陽炎型楽しそうだな…」

陽炎「摩耶さんも1日陽炎型になってみる?」

摩耶「は?」

陽炎「衣装はどうにかするわよ?」

摩耶「いやいやいやいや!さすがにいいよ私は!」

陽炎「あら、そう?」

摩耶「…だって恥ずかしいし」

陽炎「…ふーん、じゃあ次は高雄型の話を聞かせてもらおうかなっ!」

摩耶「あん?高雄型の話?」

陽炎「そ!陽炎型の話はしたから高雄型の話を聞かせてちょうだい!」

摩耶「そうだなぁ…じゃあ誰から話そうか?」

陽炎「じゃあ高雄さん!」

摩耶「高雄姉か…高雄姉は天然っぽいな」

陽炎「え?高雄さんが?」

摩耶「ああ、愛宕姉が天然のイメージが強いと思うがあれは多分違う。本当の天然は高雄姉だ…」

522: 2015/08/12(水) 02:11:18.44 ID:kuY9/i2V0
陽炎「へぇ…意外ね」

摩耶「次は愛宕姉か、愛宕姉はさっき言った通り天然じゃねぇな」

陽炎「じゃあなんなの?」

摩耶「説明しづらいがああいう性格だとしか…」

陽炎「ああいう性格が天然じゃないの?」

摩耶「若干違うな、そうだな、例えるなら世間を知らない本物の箱入り娘と世間をある程度知ってる箱入り娘ってところか…」

陽炎「あー、なんとなくわかった気がするわ…」

摩耶「そうか、ならいいけどよ…じゃあ最後に鳥海か」

陽炎「そうね」

摩耶「鳥海は霧島姐さんの一番弟子だからな…」

陽炎「…それは有名な話ね」

摩耶「霧島姐さんと良くお茶しに行ったりしてるな」

陽炎「一緒に出かけてるところをよく見るわね」

摩耶「あとは鳥海は頭の回転が速いことか…」

陽炎「さすが霧島さんの一番弟子…」

摩耶「まぁ後は知っての通りの火力だしな、多少暴走しやすい時があるな」

陽炎「へぇ、鳥海さんが暴走するの?」

摩耶「たまーにな?」

陽炎「ある意味見てみたいわね」

摩耶「色々大変だけど見てみた方が早いな、今度暴走した時は呼んでやるよ」

陽炎「楽しみにしておくわ!」

摩耶「とまぁこんなとこか?」

陽炎「高雄型も楽しそうね…」

摩耶「まぁ、なんだかんだ言っても楽しいよ」

陽炎「妹ってどんな感じなの?」

摩耶「あー、そうだなぁ…頼りになるけど頼りにならない手間のかかる姉がいたり、大変だな…」

陽炎「ふーん…」

摩耶「でもまぁ、頼りになる時は頼りになる姉と妹もいるしな、気楽でいいよ」

陽炎「そういうものなのね…」

摩耶「逆に姉ってどんな感じなんだ?」

陽炎「そうねぇ…まぁ責任感はあるわね」

摩耶「確かに、そうだろうなぁ…」

陽炎「でも、やっぱりやりがいはあるわ!姉だから頼られる事は多いし、かわいい妹達から頼られるのはやっぱり嬉しいし!」

摩耶「確かに私も良く高雄姉に頼ってるな…」

陽炎「私の妹達は個性的だから見てて楽しいしね!」

摩耶「はーん、なるほどなぁ…」

陽炎「っと、そろそろ時間ね!じゃあ陽炎型の衣装は用意しておくからね!」

摩耶「はぁ!?…んじゃあ高雄型の衣装も用意しといてやるからなー!」

526: 2015/08/14(金) 01:56:45.73 ID:mAIek12B0
☆誰かの幸せ☆

提督「加賀、何見てるんだ?」

加賀「甲子園ですよ、甲子園」

提督「そうか、もうそんな時期だったか…」

加賀「今年は大阪桐蔭が負けてますからね。大阪偕星に期待です」

提督「へぇ、去年の優勝校が負けたのか」

加賀「ええ、しかも大阪偕星は初出場ですからね。期待しています」

提督「面白い展開だな、去年の優勝校が負けて初出場の高校が出てくるとは」

加賀「同感です」

提督「やっぱり野球はいいな、燃える」

加賀「私も野球が好きですね。そこまで詳しくはありませんが」

提督「好きな選手は?」

加賀「DeNAの加賀繁ですね」

提督「だと思った…」

加賀「やはり同じ名前を持っているなら応援したくなるでしょう?」

提督「わからなくもない…」

加賀「提督は誰が好きですか?」

提督「そうだな、ソフトバンクの摂津かな」

加賀「やはりピッチャーですか…」

提督「悩んだのは巨人の阿部だな」

加賀「なるほど、それはなんとなく提督らしいですね…」

提督「しかしやはり高校野球には高校野球にしかない良さがあるな…」

加賀「えぇ、負ける悔しさ、勝つ嬉しさ。それは時にプロ達のそれを上回っていると思います」

提督「いいよなぁ、高校球児…」

加賀「ですね…」

提督「俺も野球やればよかったかな、上手くはならなかっただろうけど」

加賀「そうですか?」

提督「多分なー…」

加賀「提督は運動神経はいいですし出来ると思いますが」

提督「そうかね?」

加賀「何なら今度鎮守府内で野球でもやりますか?」

提督「それもいいな、皆のいいストレス解消になってくれればいいが」

加賀「ではチーム分けも考えなくてはダメですね…」

527: 2015/08/14(金) 01:57:13.47 ID:mAIek12B0
提督「……いいな、この雰囲気」

加賀「…そうですね」

提督「こうしてお前と話してると深海棲艦と戦っていることなんて忘れてしまいそうだ」

加賀「…そうね。私もです」

提督「幸せだな、俺は」

加賀「提督はそんなこと言う柄でもないでしょうに」

提督「そうかもな、でも実際幸せなんだ。そうだろう?」

加賀「…ええ、私も幸せです」

提督「あいつらも、この高校球児達も、幸せかな」

加賀「ええ、きっと」

提督「…そうか、それならよかった」

加賀「本当に柄でもないですね」

提督「そうだな。でもな、たまに分からなくなるんだよ、何の為に艦娘達が傷ついて戦ってるのかってな」

加賀「『誰かの幸せを守るために戦う』そう言ったのは提督でしょう」

提督「まぁな…」

加賀「貴方の全てが正しいとは言わない。けれど貴方のこの言葉はきっと正しい」

提督「…それでこそ加賀だ」

加賀「私だもの」

提督「悪かったな、少し見失っていた様だ」

加賀「いいですよ。これでも私は、貴方の妻ですから」

提督「…そうだな、うん。そうだ」

加賀「…恥ずかしい」

提督「言った後に顔を赤らめるか…」

加賀「あまりこういう事は言わないから…」

提督「わかってるよ。全く、かわいい奴だ」

加賀「かっこつけ…」

提督「うるせぇ、嫁の前でぐらいかっこつけさせろ」

加賀「ふふ、あまりかっこついてないわよ」

提督「え、そうかなのか?」

加賀「えぇ、貴方は自然体が一番かっこいいから」

提督「…ばっか、恥ずかしい事言いやがって。お前こんなキャラだったか?」

加賀「たまにはいいでしょう。たまには」

提督「本当にたまに、だがな」

加賀「さて、提督、そろそろお時間です。戻りましょう」

提督「あぁ、そうだな。誰かの幸せを守るための戦いを始めよう」

528: 2015/08/14(金) 01:59:54.22 ID:mAIek12B0
思いっきりイチャイチャさせたかったんです!はい!久々に!

と言うことで皆さんイベントどうですか?>>1はとりあえずE-4クリアまではしましたけど資材は10000切ってバケツは60と言う修羅場入ってます…比叡と霧島が育ってなかったのが痛かったです…

夏イベ始まったんでそろそろ深海棲艦側と和解させようかなと思うんで暫く安価無しで行こうと思ってますけどどうでしょう。
提督「加賀さんはデレてなんかくれない」【16】

引用: 提督「加賀さんはデレてなんかくれない」