1: 2009/08/18(火) 21:15:28.96 ID:/GtBHksU0
私は唯先輩が好きだ。
いつからだろう。どうしてだろう。
私は先輩のことが、大好きになってしまったのだ。
枕元に立ち、唯先輩を見下ろす。
その無垢な寝顔を見ていると、不思議と安らかな気持ちになった。
梓「――、唯先輩」
私は目を閉じ、小さく深呼吸をする。
そして、呼吸に合わせて上下する小さな胸に、そっと指を這わせた。
5: 2009/08/18(火) 21:17:05.24 ID:/GtBHksU0
「あーずにゃぁーん。居るのぉ?」
ドンドン、と部屋の扉が叩かれる。
私は慌ててベッドから飛び起きた。
唯先輩――?
梓「今開けますっ」
慌てて鏡を覗き込み、寝癖を戻す。
テーブルの時計を眺めると、夜中の一時を少し回ったところだった。
梓「どーしたんですか唯先輩。こんな時間に……」
いつも通り、素っ気なく。
心を落ち着かせながら、扉を少しだけ開いた。
6: 2009/08/18(火) 21:18:44.87 ID:/GtBHksU0
唯「うへへ……あーずにゃんッ!」
勢いよく扉が押し開かれ、私は弾き飛ばされ、転んでしまった。
同時に唯先輩が部屋の中に飛び入り、倒れた私に覆い被さってきた。
梓「きゃあッ!」
何がなんだか分からず、私は慌てて唯先輩を押しのけようとした。
唯先輩はそんな私の両手をかいくぐり、首筋に口を押しつける。
唯「あずにゃんちゅーちゅー!」
梓「ぎにゃあッ!!」
私はとっさに両手で先輩の頭を押さえる。
しばらくの格闘の後、先輩はやっと大人しくなった。
7: 2009/08/18(火) 21:22:06.54 ID:/GtBHksU0
梓「先輩! ふざけないでくださいっ!」
唯「よいではないか……よいでは……」
梓「………唯先輩?」
どこか、様子がおかしい。
先輩はぼんやりと辺りを見回す。
焦点が定まらず、どこか浮ついたような表情だ。
そして――
唯「気持ち悪……」
そう呟き、先輩はばったりと倒れた。
8: 2009/08/18(火) 21:25:26.86 ID:/GtBHksU0
梓「せ、先輩!」
私は慌てて私は先輩の側に駆け寄る。
まったく訳が分からない。
梓「どうしたんですか!」
梓「返事をして下さい、先輩!」
梓「先輩! 先輩! 唯先輩ッ!」
梓「せん―――」
梓「…………」
梓「先輩、お酒臭っ!!」
9: 2009/08/18(火) 21:38:36.26 ID:/GtBHksU0
____
━━━━━━━────
完
18: 2009/08/19(水) 00:09:03.79 ID:NAHgu1QfO
ムギのわかめ酒が飲みたい
引用: 唯「やめろっつってるでしょ!!」



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