1: 2009/08/15(土) 01:28:38.54 ID:tKZ+GTKFO
唯「いたた…あれ?真っ暗」

目が覚めると唯は暗闇の中にいた。


4: 2009/08/15(土) 01:29:45.20 ID:tKZ+GTKFO
憂「今の声…お姉ちゃん?」

唯「憂?憂ー、ここどこなの?暗くて何も見えないよ」

記憶ではさっきまで部室で軽音部の皆とお茶していたはずだった。

床は冷たくざらざらしていて、いくら唯とはいってもここが部室でないことは理解出来た。
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7: 2009/08/15(土) 01:33:24.62 ID:tKZ+GTKFO
憂「私にも分からないの。お姉ちゃんの近くにスイッチか何かない?明かりがあればいいんだけど…」

唯「うん!探してみるよ」

唯は立ち上がってスイッチを探そうとした。

ジャラジャラ…

唯「えっ 何これ!?憂、足に何かある!」

足には見えないが鎖のようなものがついていた。

憂「やっぱりお姉ちゃんも…。お姉ちゃん慌てないで。動ける範囲で探してみて」

唯「…分かったよ憂」

慌てないわけがなかった。今にも叫んでしまいそうだが、憂の声で少しは落ち着くことが出来た。

8: 2009/08/15(土) 01:34:38.05 ID:tKZ+GTKFO
唯「ちょっと待って…何か見つけたよ」

ブォンという音とともに部屋が明るくなる。二人は眩しくて目をとじた。

二人は部屋の両端にいる。

憂「お姉ちゃん…あれ…」

憂が震えながら何かを指さしていた。まだ目が慣れずよく見えない。

唯「そんな…嘘でしょ…」

氏体だ。部屋の中央に男性と思われる氏体が俯せで倒れていた。

周りには夥しい量の血が広がり、左手には拳銃が握られていることから自殺だと思われる。右手にはテープレコーダーが握られていた。

顔は長髪の髪で見えなかったが見たくもなかった。

顔を氏体から反らすと自分の右足に太い鎖がつながれているのが見えた。

唯「ねぇ…なんなの…。ここから出してよ!助けて!誰かあぁぁぁぁぁ!」

鎖を闇雲に引っ張ってみたが外れるわけもなかった。

唯「まだ氏にたくないよ…」

12: 2009/08/15(土) 01:37:06.66 ID:tKZ+GTKFO
ごめんよそうだよ
でもストーリーは若干違う

17: 2009/08/15(土) 01:39:27.87 ID:tKZ+GTKFO
憂「誰もこないよ。私もさっき叫んでみたんだけど…」

唯「憂はなんでそんなに落ち着いていられるの!?この鎖がとれなきゃ氏んじゃうんだよ!」

憂「お姉ちゃん落ち着いて!」

唯「…ごめん憂」

憂「鍵がなきゃこの鎖はとれそうにないからまず鍵を探そう。ここから出る方法も」

唯「分かった…」

22: 2009/08/15(土) 01:45:07.71 ID:tKZ+GTKFO
周りを見渡すと部屋には便器、便器の向かいには窓があり、その上には時計、憂の後ろにはドアがあった。

唯「憂、後ろのドア開かない?」

憂「試してみたけど多分外から鍵がかかってて開かなかったよ。お姉ちゃんの制服のポケットの中には何か入ってなかった?」

憂は唯にテープを見せた。唯も急いで探してみた。

唯「あった…。まだ何かあるみたい。これは…拳銃の弾?何でこんなものが…。あとこれは…鍵!」

急いで鎖を外そうとしたが鍵は入らなかった。

憂に鍵を投げて渡したが憂の鎖にも鍵は合わなかった。

23: 2009/08/15(土) 01:48:52.96 ID:tKZ+GTKFO
唯「なんでここに閉じこめられたのかな…」

憂「犯人は私たちを殺せたのに頃してない。私達に用があるんだと思う。その時計も新品だし」

唯「時計?」

憂「こんな汚い部屋に新品の時計。犯人は私達に時間を教えたいんだよ。何でかは分からないけど…」

時計は10時半を指していた。窓の外は暗くPMであろう。

唯「憂すごいねぇー!」

憂「えへへー(近くにいたらナデナデしてもらえるのにな…)」


24: 2009/08/15(土) 01:55:08.23 ID:tKZ+GTKFO
憂「お姉ちゃん、それ取れるかな?」

憂は氏体のテープレコーダーを指していた。唯は手を伸ばしたが届かなかった。

唯「届かないよー」

憂「頑張ってお姉ちゃん!制服とか使ってみたらどうかな?」

唯「えっ、脱ぐの?それに汚くなっちゃうよ」

憂「上だけだしもう汚れてるから我慢して。いるのは私だけだから大丈夫だよ」

唯「…分かったよ」

27: 2009/08/15(土) 02:02:52.75 ID:tKZ+GTKFO
唯「とれた!制服汚くなっちゃったけど寒いし着ておこうかな」

憂「お姉ちゃんこれ」

憂は自分のテープを唯に投げて渡した。唯はそのテープを再生する。

「おはよう憂」

テープレコーダーからは機械で変えたくもった声が聞こえてきた。

28: 2009/08/15(土) 02:11:21.52 ID:tKZ+GTKFO
「ここがどこか知りたいだろう。教えてやろう。恐らく、お前が氏ぬ部屋だ。」

憂「えっ」

「これまでお前は唯を過保護すぎるくらい面倒をみてきた。唯を甘やかしすぎた。今日お前は自分が氏ぬのを見るか、行動するかだ」

そこでテープはきれた。

31: 2009/08/15(土) 02:19:19.74 ID:tKZ+GTKFO
今度は唯の方のテープを再生した。

「唯、モーニングコールだ。お前は毎日ダラダラと生活し妹に頼りきって生きてきた。将来一人で生きていけるだろうか。お前の目的は憂を頃すこと。」

唯「えっ」

「制限時間はその時計で6時まで。部屋に倒れている人は血液を毒で侵され苦しみに耐えられず、自頃してしまったのだ。」

唯はちらっと倒れている人をみた。

32: 2009/08/15(土) 02:21:35.90 ID:tKZ+GTKFO
一応誤字がないか確認してたんだ
うたた寝しちゃってたのもあるが

34: 2009/08/15(土) 02:24:31.24 ID:tKZ+GTKFO
「ゲームに勝つ方法は部屋に隠されている。忘れるな。Xが宝の在りかを示す。それとハートの周りは注意しろ。6時までに憂を殺さなければ、大事な軽音部の友達が氏ぬ。そして唯、お前もこの部屋で朽ち果てる。ゲームスタート」

そこでテープは終わった。

唯「憂を殺さなきゃ大事な友達が氏ぬ…?あずにゃん、澪ちゃん、りっちゃん、むぎちゃん…」

憂「…」

36: 2009/08/15(土) 02:30:10.29 ID:tKZ+GTKFO
二人の間に重い空気が流れた。沈黙を破ったのは唯だった。

唯「…私は憂のこと殺さない。一緒にここから出て皆のことも助けよう」

憂「お姉ちゃん…」

唯「Xとハートを探せばいいんだよね?待っててね皆」


37: 2009/08/15(土) 02:36:58.55 ID:tKZ+GTKFO
ハートはすぐに見つかった。唯の近くにある便器のタンクに書かれていた。

唯「この中にあるのかな。うぇ…トイレの中の水茶色いのでいっぱい…。流しちゃダメかな?」

便器の中は汚物でいっぱいで近付くと臭いがひどかった。

憂「その中に何かあったら一緒に流れちゃうよ。頑張ってお姉ちゃん」

唯「憂はいいよねー自分の手は汚れないから」

憂「ごめんね…変わってあげたいけど動けないから。じゃあまず、タンクの方に書かれてるからそっち探しみて。それなら汚れないし…」

唯「分かった」

38: 2009/08/15(土) 02:41:58.42 ID:tKZ+GTKFO
中には黒いビニール袋が入っていた。

唯「よかった!こっち探さなくてもいいんだね」

憂「中に何入ってるの?」

唯「ちょっと待って。臭いからこれ流してから」

ジャーという音とともに水は流れ、きれいな水がたまった。

唯「これでよしと」

40: 2009/08/15(土) 02:46:09.51 ID:tKZ+GTKFO
唯「えーと中身は…のこぎり?」

袋からは弓のこが2本出てきた。

唯「これで出れるかも!これ憂の分だよ。危ないから気をつけてね」

二人は鎖を切りはじめた。だが太い鎖は傷こそつくもののきれる気配はなかった。

41: 2009/08/15(土) 02:53:05.54 ID:tKZ+GTKFO
>>39
すまんいい理由が思いつかなかった


唯は力まかせにきり続けたが弓のこの方が鎖より先に壊れてしまった。

唯「なんで!ここから出れると思ったのに!ふざけないでよ!このー!」

壊れたのこぎりを窓におもいっきり投げつけた。窓は割れ、破片が飛び散る。

憂「お姉ちゃん危ないから窓に当たらないで…」

唯「…ごめん」

憂「これ鎖をきるための物じゃない…足を切れって言ってるんじゃないかな…」

43: 2009/08/15(土) 03:15:06.37 ID:tKZ+GTKFO
寝てた。眠すぎる



唯「…」

憂「他には何かなかった?」

唯「えっと…またテープ?あとはないみたい」

憂「じゃあそれ再生してみて」

唯「うん。また何か言われるのかな…。氏ぬとか殺せとか…」

憂「…」

44: 2009/08/15(土) 03:23:13.03 ID:tKZ+GTKFO
「やぁ二人とも。これを見つけるのは簡単だったか?予想外の出来事が起こった。二人に謝ろう。紬は氏んだ。彼女は電話で外に助けを求めた。ルール違反は氏で償ってもらう」

むぎちゃんが氏んだ…?

「ここからが本題だ。頃す時邪魔がはいっんだ。お前の友達、和だ。紬を助けようと飛びかかってきたが…残念だよ。ゲームに関係ない人をやってしまった。すまない。じゃあゲームを続けよう」

そこでテープは終わった。

唯「嘘…だよね…。むぎちゃん和ちゃんが氏んだなんて嘘だよ…」

今聞いたことが信じられなかった。信じたくなかった。

47: 2009/08/15(土) 03:30:12.29 ID:tKZ+GTKFO
唯「あっ、そうか。寝ちゃえば元に戻るよね。おやすみ憂」

憂「お姉ちゃん!」

唯「うるさいなぁ何?」イライラ

憂「そうやって逃げないで。とにかく今はここから出て皆を助けなきゃ」

唯「私に殺されるのが恐いんでしょ?」

憂「…」

唯の言う通りだった。友達のために自分を頃すのではないか。そんな気がしてならなかった。

50: 2009/08/15(土) 03:38:22.27 ID:tKZ+GTKFO
唯「なんなのさっきから冷静に落ち着いて!なんでそんなに落ち着いていられるの!?憂が犯人だから!?そうなの!?ねぇ!」

唯は窓の破片を拾い上げた。

憂「…」

唯「何で黙ってるの!?犯人なら憂のことこれでころ……ん?」

ガラスをまじまじとみた。表と裏を交互に見る。

唯「これ…マジックミラーだ!ってことは誰かが窓の外から見てる…?」

52: 2009/08/15(土) 03:43:33.81 ID:tKZ+GTKFO
やばい寝てしまいそう
なんでこんな時間にたてたんだろう

57: 2009/08/15(土) 03:52:58.06 ID:tKZ+GTKFO
窓は気にしないで下さい…



唯は手あたりしだいに周りにある物を投げた。

破片が周りに飛び散る。

憂「あれは…カメラ?」

外が暗かったのは夜だからじゃなかった。窓の外は壁で、だから暗かったのだ。

壁にはケースに入ったカメラがはめられていた。

唯「なるほど、生中継って訳ね。ねぇ聞こえてる?楽しんでるよ。ぞくぞくするね。全部見逃さないでよね!最前列でどうぞごゆっくり!」

唯の声だけが虚しく部屋に響いた。

59: 2009/08/15(土) 03:56:39.82 ID:tKZ+GTKFO
_________________
「あーあ、二人とも見つけちゃったか」

部屋にあるモニターには二人の姿がうつっている。

「おいおい、私を見るなよ。そんなに見ても私は助けてやれない」

モニターに映る二人を見ながらニヤついていた。

ニヤつきながらも、その目には涙が浮かんでいた。

60: 2009/08/15(土) 04:02:08.60 ID:tKZ+GTKFO
とりあえずここまでですが、落としていいです。
矛盾があるのはやっぱる納得出来ないので

62: 2009/08/15(土) 04:42:59.87 ID:Ydk9zN+m0
前SAWネタ書いてた人です
面白いです続けてくだせぇ

引用: 唯「のこぎり!」