381: 2013/03/21(木) 22:19:21.28 ID:ODaboO2/0
第149話 占い師 高校生編 1

撫子達が高校二年のときで、まだ誰とも付き合ってないとき

下校道

美穂「あれー?こんなところに占い屋なんてあったっけ?」

撫子「最近できたのかな?」

めぐみ「占いが当たったためしがない……」

藍「手相占いみたいだね」

占い師「お嬢さんたち占いに興味があるのかね?」

撫子・藍「(お金取られそう……)」

めぐみ「(興味深々!)」

占い師「私は学生からはお金を取らないよ、100%オフにするからね」

撫子「(なんだろう、考えを読まれた気がする……)」

占い師「そっちの髪の毛を結んでるおっOいの大きい子は興味ありそうだね」

めぐみ「えっ!?私!?(おっOいおっきいっていわれちゃった。えへへ)」

占い師「よければやってみるかい?」

めぐみ「おねがいします!」

占い師「じゃあ、こっちの部屋へどうぞ」

占い部屋

占い師「私は手相を見て学業、健康、金運、恋愛などが占えるのだけれど、君が今一番知りたいのは恋愛に関してかな?」

めぐみ「え!ええぇ!なんでわかったんですか!?」

占い師「私は占い師だから」

めぐみ「(占い師ってそういうこともわかるんだ……)」

めぐみ「実は、ちょっと耳元いいですか?」

ゴニョゴニョ

占い師「女の子同士か」

めぐみ「変ですかね?」

占い師「いや、変じゃないと思うよ。むしろ私も昔そうなりかけたことがあるからわかるわ」

めぐみ「どうしてもその人のことを考えると胸が苦しくて、ああっ、これが恋なの!って感じになるんです」

占い師「ほうほう。そうなのかい」

占い師「でもね。ひとつ忠告しておくよ」

占い師「その人は競争率高いからね。早めに確保しておかないとだめなのだよ」

めぐみ「えっ?やっぱり、もてるのかなー?クールビューティーって感じだし。男子も放っておかないよね」

占い師「(もてているのは女の子からなんだけど、それはいわないようにしよう。お友達との関係が悪くなる……)」

占い師「君のがんばり次第としかいいようがないな。確実にくっつけるかどうかは私にはわからない」

めぐみ「じゃあ、がんばろう」

占い師「じゃあ、手相を見せてくれるかな?」

めぐみ「あっ、そういえばここ手相占いでしたね」

占い師「まったく、本業を忘れてもらったら困るよ」

めぐみ「じゃあ、これで」

占い師「ふむふむ」
ゆるゆり

382: 2013/03/21(木) 22:26:28.73 ID:ODaboO2/0
占い師「健康は良好だね」

めぐみ「本当ですか!私健康なのが自慢なんです!」

占い師「学業は……うん、がんばろうね」

めぐみ「なっ、やっぱり……」ズーン

占い師「彼女と同じ大学に入るには、もうちょっとがんばった方がいいよ」

めぐみ「そうですか。がんばります」

占い師「金運は、うむ、自分で使う量が多すぎて逃げていくパターンだね。バイトをやめてお小遣いの範囲でなんとかしなさい」

めぐみ「確かに……服買いすぎなのかも……」

占い師「その開いた時間で勉強でもするといいのだよ」

めぐみ「確かに……」

占い師「まぁ、こんな感じだ」

めぐみ「本当になんでもわかるんですね!びっくりしました」

占い師「うむ、私は占い師だからね。人の顔と手相を見ただけで大体その人の性格、考えていることがわかるのだよ」

めぐみ「ありがとうございました。お金はいくらですか?」

占い師「お金は要らないよ。まぁ、払いたくなったら払いにくればいい」

めぐみ「そうですか!じゃあ、もし付き合えたら払いにきます!」

占い師「ふむ、がんばるのだよ」

第149話 占い師 高校生編 1  おわり

383: 2013/03/25(月) 00:17:18.80 ID:er/Q8lAqo
第150話 占い師 高校生編 2

めぐみ「なるほどなるほど」

撫子「ん?どうだった?」

めぐみ「えっ!?///」

撫子「当たりそう?」

めぐみ「あ、当たればいいかなぁなんてハハハ」

撫子「なんだそりゃ」

めぐみ「でもすごいよ。占い師さん大体現在の私のことは当ててきたから」

めぐみ「びっくりした」

美穂「めぐみは好感触だったみたいだねー」

めぐみ「うん。みんなもやってくれば?」

藍「じゃあ私が次行こうかな」

占い部屋

ガラガラ

藍「お願いします」ペコリ

占い師「はい、じゃあそこにかけて」

占い師「一番占ってほしいことは恋愛に関してなのだね?」

藍「ええぇええ!なんでわかったんですか!?」

占い師「女子高生の悩みなんてほとんど恋愛か人間関係だからさ」

藍「確かに、そうかも知れませんね」

占い師「どれ、私がちょっと相談に乗ってあげよう」

藍「はい、私の好きな人は……」

占い師「ふむ、女の子が好きなのか(さっきの子と同じ子だから言動に気をつけないといかんね)」


384: 2013/03/25(月) 00:17:48.22 ID:er/Q8lAqo
藍「そうなんです。変でしょうか?」

占い師「確かにアブノーマルではあるけれど変ではないと思うよ」

占い師「私も昔は女の子が好きだったし」

藍「へぇ、占い師さんもそうだったんですね」

占い師「みんな隠しているだけで結構同性に恋をすることはあるのだよ」

占い師「私はそういう人をこれまでもよく見てきた」

藍「どうすれば、付き合うことができますか?」

占い師「う~ん、やっぱり君の頑張り次第なんじゃないかな。向こうは多分まだ君の気持ちに気がついていないよ」

藍「やっぱり、そうですよね……」

占い師「でも、悲観することはない。その相手も特定の好きな相手はまだいないということだから、君にもチャンスはある」

藍「はい!がんばります!」

占い師「うむ、じゃあ手相を見せてくれるかな?」

藍「あっ、そういえばここ手相占いなんですよね」ハハハ

占い師「(なんだろうこのデジャブ)」

占い師「うむ、君は健康は良好、金運も学業も良好だ」

占い師「そのまま継続していけば志望しているところに入れるだろう」

藍「はい(撫子の目指してる大学結構上なんだけれど大丈夫かな)」

占い師「大丈夫だよ」

藍「えっ!?あっはい」

占い師「うむ、じゃあこれで終了だ。次の子を呼んできてくれるかな?」

藍「はい」

第150話 占い師 高校生編 2 終わり

386: 2013/03/26(火) 18:46:56.16 ID:nZMJ3vyMo
第151話 占い師 高校生編 3

藍「終わったよー」

めぐみ「どうだった?なにか言われた?」

藍「うーん、えへへ。どうかな……でもちょっとうれしかった」

撫子「うれしい?」

藍「次は美穂が行く?撫子が行く?」

美穂「じゃあ私が先に行ってくるよ。いい?」

撫子「うん。いいよ」

占い部屋

ガララ

美穂「失礼しまーす」

占い師「じゃあここに腰をかけて」

美穂「はぁーい」

占い師「ふむふむ、君は特に悩みがないようだ」

占い師「今のお友達に恵まれたみたいだね」

美穂「えっ?そんなこともわかっちゃうんだーすごーい」

占い師「よかったね。今のお友達は大切にするのだよ」

美穂「はい、当然です」

占い師「じゃあ手相を見させてもらうかな?」

美穂「どうぞー」

占い師「健康は良好、金運はすごくいい。というか、君運がいいみたいだね。学業は……あーうまくいくみたいだね」

美穂「えーやっぱりそうですかー」

占い師「うむ、でも本来君はそんなに学業に優れた人でないように見える。今の学力を得るために並大抵な努力をしているのだね?」

美穂「すごいなーそんなことまでわかっちゃうんですね」

美穂「はい、そうですよ。家に帰ったら基本的に予習復習は欠かさないです」

占い師「うむ、それはよい心がけだ。でもあまり無理し過ぎないようにね。君は頑張りすぎてしまう傾向があるみたいだ。何事にも」

美穂「はい、気をつけます」

占い師「それと恋愛についてだがな。う~ん。君もまだ気づいていないみたいだけれど」

占い師「もしかしたら、魅力的な人に引きつけられる可能性もある」

占い師「でも、今この場で名前を言うことはできないな」

美穂「そうなんですか、私が惹かれる人……うーん誰なんだろうー」

占い師「まぁ、私の占いはここまでだ。君は強運の持ち主だから困難があっても何とかなると思うぞ」

美穂「ありがとうございまーす」

第151話 占い師 高校生編 3 終わり

387: 2013/03/29(金) 21:18:24.72 ID:NcqYYkW4o
第152話 占い師 高校生編 4

藍「なんて言われた?」

美穂「うふふ、秘密」

めぐみ「えー美穂だけずるいー私達話したのにー」

美穂「私はすごい強運の持ち主だって」

藍「あーわかる気がする」

めぐみ「じゃあ撫子行ってきなよ」

撫子「え、私も行くの?」

美穂「あたりまえじゃーん」

藍「私達みんなで行ったから撫子も行こうよ!」

撫子「そっか、わかったじゃあ行ってくる」

占い部屋

ガラガラ

撫子「よろしくお願いします」

占い師「はい、じゃあ座ってくれていいよ」

撫子「はい」

占い師「君はなにを占って欲しいかね?」

撫子「恋愛・金運・健康・学業、う~ん。健康と学業ですかね」

占い師「あら、てっきり女の子だから恋愛とかに興味があるかと思ったよ」

撫子「う~ん、今一番不安に思っているのは、健康と学業なんですよ」

撫子「一年後には受験生だし、健康がよくなければ学業にも差し支えるし」

占い師「ふむ、なかなかに真面目なのだね(思いを寄せている人がいくら居ても当の本人がこれではなかなかカップルは成立しないね)」

占い師「じゃあ手相を見せてもらえるかな?」

撫子「はい」スッ

占い師「ふむ、これはなかなかだ」

撫子「……」

占い師「健康もよく、学業も非常に優れている。元々の頭の良さに加え努力すればもっと伸びるタイプだ」

撫子「はぁ、そうですか……」

占い師「このまま今のように頑張っていればよいと思うよ」

占い師「(ちょっと彼女たちの手助けをしてみようかな)」

占い師「ただ」

撫子「なんですか?」


388: 2013/03/29(金) 21:18:55.59 ID:NcqYYkW4o
占い師「恋でもしてみると、また違った世界が見られるかもしれないな」

撫子「なっ///」

占い師「意外と身近にお前さんのことが好きな人がいるみたいだよ」

撫子「えっ///そうなんですか!?」

撫子「だ、誰だろう……」

占い師「まぁ、自分で気がつくか、アタックがあるかどっちかじゃな」

撫子「そ、そうですか」

占い師「じゃあ、これで終わりだよ」

撫子「ありがとうございます」

ガラガラ

藍「撫子はなんて言われたー?」

撫子「恋でもすれば新しい世界が見えると……」

藍「えっ……撫子好きな人いるの……?」

めぐみ「そうなの……」

美穂「……」

撫子「えっ、居ないけど」

藍「そっかーよかったー」

めぐみ「なーんだそうなんだー」

撫子「えっ?なんでよかったの?」

藍「な、なんでもないよ!」

美穂「じゃあ帰ろうか」

撫子「そうだね」

藍「(あ、危ない危ない)」

めぐみ「(藍、あの反応、撫子のこと好きなのかな?)」


第152話 占い師 高校生編 4 終わり

引用: 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」