503: 2013/05/30(木) 18:24:29.99 ID:PpRLKpROo
第198話 昔話 1

櫻子「ギャースギャース!」

向日葵「ギャースギャース!」

撫子「また、喧嘩? アンタ達昔はあんなに仲良かったのに」

櫻子「はっ!? ひまわりと仲いいわけ無いじゃん!」

向日葵「なっ、そうですわ! 誰が櫻子なんかと!!」


さくらこ「ひまちゃん!」

ひまわり「さーちゃん!」

さくらこ「えへへ、だいすき!」

ひまわり「わたしもだいすき!」

さくらこ「えへへ」

撫子「ひま子と櫻子は仲いいね」

さくらこ・ひまわり「うん! 仲良し!!」


撫子「それが今では喧嘩ばっか」

櫻子「ギャーギャー」

撫子「まぁ喧嘩するほど仲がいいっていうけど、どうしてこうなったんだっけ?」

撫子「どちらかと言えば、櫻子が変わった気がするけど」

撫子「ああ、そうか……あれは確か櫻子が小3のとき」


さくらこ「ひまちゃん! わかんないよ~~!!」

向日葵「もう、さーちゃんは自分の名前の漢字も書けないの?」

さくらこ「書けないったら書けないの!」


さくらこ「この計算できない~~!!」

向日葵「まだ九九も覚えられないんですの?」

さくらこ「ひまわりが頭良すぎなんだよ!!」
ゆるゆり♪♪

504: 2013/05/30(木) 18:26:22.67 ID:PpRLKpROo
撫子「だんだんと櫻子とひま子の知能の差が開いてきて」

撫子「そして、決定打は、小5のとき」


櫻子「向日葵ばっか、おっOいデカくなってズルい!」

向日葵「なっ! わたくしも気にしてるんですのよ!」

櫻子「ズルい! ズルい!! おっOいズルい!!」

向日葵「というか大声で言わないでくださいませ! その恥ずかしいですから///」


撫子「身体的特徴でさらにひま子に抜かれ……」


向日葵「というか櫻子もそのうち大きくなりますわ」

櫻子「ならないよ! ねーちゃんがなってないもん!」

バシッ

櫻子「ちょっ! なにするんだよねーちゃん!」

撫子「言っていいことと悪いことがある」

櫻子「ねーちゃんも気にしてんのかよ!」

撫子「当たり前」


撫子「あの頃は私も若かった……」

櫻子「ギャースギャース!おっOい魔神!!」

向日葵「なんですの!?」

撫子「……でもひま子が羨ましい……」

第198話 昔話 1 終わり

505: 2013/05/31(金) 16:04:13.94 ID:U8XhKMZ9o
第199話 昔話 2

向日葵「でも、昔の櫻子は素直で可愛げがありましたわね」

櫻子「なんだと! 今だって素直で可愛いぞ!!」

撫子「櫻子は昔私のことお姉ちゃんお姉ちゃんって言って懐いてたんだけどねぇ」

櫻子「いつの話だよ!!」

撫子「あれはまだ花子が生まれてないとき」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

櫻子(4)「ねぇねぇお姉ちゃん!」

撫子(9)「ん? どうしたの?」

櫻子(4)「だっこ!」

撫子(9)「よしよし」グイ

撫子(9)「また、身長伸びたんじゃない? 重くなったし!」

櫻子(4)「えへへー、早くお姉ちゃんみたいに大きくなりたい!」

撫子(9)「後5年くらいしたらなれるよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「花子が生まれた時もすごかった」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

花子「バブーバブー!」

大室母「ふふ、可愛い子」

櫻子「すごい! 妹だ! 私もお姉ちゃんになったよ!! やったぁ!!」

撫子「うん、よかったね。これからは花子も可愛がるんだよ」

櫻子「うん! 私、花子可愛がる!」

大室母「櫻子もお姉ちゃんになるんだからしっかりしなきゃね!」

櫻子「うん! しっかりする!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

撫子「って言ってたんだけどねぇ」

花子「花子が生まれてきた結果こうなったし……」

櫻子「しっかりしてるだろ!! 姉として!!」

第199話 昔話 2 終わり

506: 2013/05/31(金) 16:12:03.16 ID:0qmdTyyPo

第200話 昔話 3

花子「そういえば、櫻子は昔は花子ともよく遊んでくれたし」


花子(4)「さくらこ! さくらこ! 遊ぶし!」

櫻子(9)「いいぞーじゃあ隠れんぼね!」

櫻子(9)「花子が鬼なー」

花子(4)「ええー、鬼やるのやだし! さくらこ隠れるのうまいし」

櫻子(9)「じゃあ、お姉ちゃんが鬼やるよ」

花子(4)「うん! わかったし!」

櫻子(9)「じゃあ隠れろよー1ー2ー3ー4ー」

花子(4)「」スタタタタ

櫻子(9)「もういいかい!?」

花子(4)「……」

櫻子(9)「あれ? 花子ー! 見つからないなーどこだろう……」

キョロキョロ

櫻子(9)「おーい、花子ー」



花子「結局家の中で隠れてたのに30分も見つけられなかったし」

櫻子「よく覚えてるなー花子は」

花子「外まで探しに行こうとしたから花子から出て行ったんだし、あのときは焦ったし」

撫子「4歳児に隠れんぼで負けるって……」

櫻子「なんだとー!! 今なら負けないぞ!! やってみるか?」

花子「望むところだし」

撫子「あまり、家を荒らさないでね」

櫻子「ねーちゃんとひまわりもだぞ!」

向日葵・撫子「ええ! 私達も!?」

櫻子「おやおや中学生に隠れんぼで負けるのかなー?ねーちゃんは?」

撫子「仕方ないなぁ。たまには櫻子の遊びにも付き合ってあげるよ」

向日葵「ちょっ!? 撫子さん!?」

第200話 昔話 3 終わり

引用: 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」