693: 2013/10/08(火) 20:37:14.09 ID:5NfLWB5Fo
第313話 悪夢の恐怖 1
櫻子「うぅ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
先生「皆さん明日から2年生ですね」
あかり「わぁい2年生! 結衣ちゃんと京子ちゃんと同じ学年だ!」
ちなつ「結衣先輩も京子先輩も明日から3年生でしょ」
あかり「あっ、そっかぁ」
櫻子「向日葵、無事進級できてよかったな! 私は頭いいから大丈夫だけど、向日葵は頭悪いからなぁ。ダブるんじゃないかって思ってた」
ちなつ「え?」
向日葵「それはこっちのセリフですわ櫻子」
あかり「櫻子ちゃん……ごめんね。あかりたちだけ先に2年生になっちゃって……」
櫻子「なんだよ皆して、まるで私が留年するみたいな」
向日葵「まるでというか、櫻子、アナタは来年も中1ですわよ」
櫻子「はぁ!? そんなわけないじゃん! 先生、私ってもう一回中1やるんですか!?」
先生「ええ、大室さんは成績があまり宜しくなかったのでもう一度中学1年生をやってもらいます」
櫻子「…………」
櫻子「えぇーーーーー!?」
あかり「じゃ、じゃあ頑張ってね」
向日葵「ああ、私が甘やかし過ぎたばかりに、ごめんなさい櫻子」
櫻子「……」
櫻子「私が留年……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
櫻子「はっ!?」
チュンチュン
櫻子「ゆ、夢か……」
タンタンタンタン。ガラガラ
櫻子「ねーちゃんおはよう」
撫子「あぁ、櫻子。また今年も中1なんだってね」
櫻子「えぇ!? あ、あれは夢じゃ……」
花子「何言ってるんだし、櫻子はバカだから留年するのは当たり前だし。ほら、ひま姉が迎えに来てるし」
撫子「じゃあ、私も大学行ってくるから」
櫻子「そ、そんな馬鹿な!!」
櫻子「う、うわあああああああああああああああああああああああああああ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピピピピッ! ピピピピッ!
櫻子「わあああああああああああああああああああああああ!!」
バタン
撫子「うるさいなぁ。なってる目覚ましよりうるさい」
櫻子「ね、ねーちゃん! 私今何年生だっけ?」
撫子「え? 中1でしょ」
櫻子「うぅ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
先生「皆さん明日から2年生ですね」
あかり「わぁい2年生! 結衣ちゃんと京子ちゃんと同じ学年だ!」
ちなつ「結衣先輩も京子先輩も明日から3年生でしょ」
あかり「あっ、そっかぁ」
櫻子「向日葵、無事進級できてよかったな! 私は頭いいから大丈夫だけど、向日葵は頭悪いからなぁ。ダブるんじゃないかって思ってた」
ちなつ「え?」
向日葵「それはこっちのセリフですわ櫻子」
あかり「櫻子ちゃん……ごめんね。あかりたちだけ先に2年生になっちゃって……」
櫻子「なんだよ皆して、まるで私が留年するみたいな」
向日葵「まるでというか、櫻子、アナタは来年も中1ですわよ」
櫻子「はぁ!? そんなわけないじゃん! 先生、私ってもう一回中1やるんですか!?」
先生「ええ、大室さんは成績があまり宜しくなかったのでもう一度中学1年生をやってもらいます」
櫻子「…………」
櫻子「えぇーーーーー!?」
あかり「じゃ、じゃあ頑張ってね」
向日葵「ああ、私が甘やかし過ぎたばかりに、ごめんなさい櫻子」
櫻子「……」
櫻子「私が留年……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
櫻子「はっ!?」
チュンチュン
櫻子「ゆ、夢か……」
タンタンタンタン。ガラガラ
櫻子「ねーちゃんおはよう」
撫子「あぁ、櫻子。また今年も中1なんだってね」
櫻子「えぇ!? あ、あれは夢じゃ……」
花子「何言ってるんだし、櫻子はバカだから留年するのは当たり前だし。ほら、ひま姉が迎えに来てるし」
撫子「じゃあ、私も大学行ってくるから」
櫻子「そ、そんな馬鹿な!!」
櫻子「う、うわあああああああああああああああああああああああああああ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピピピピッ! ピピピピッ!
櫻子「わあああああああああああああああああああああああ!!」
バタン
撫子「うるさいなぁ。なってる目覚ましよりうるさい」
櫻子「ね、ねーちゃん! 私今何年生だっけ?」
撫子「え? 中1でしょ」
694: 2013/10/08(火) 20:38:05.80 ID:5NfLWB5Fo
櫻子「わ、私やっぱり留年したんだ」
撫子「アンタ今年中学生になったばかりじゃん。ほら、寝ぼけてないで顔洗いな」
櫻子「え? 今年?」
撫子「そうだよ。大体中学生は留年しないし」
櫻子「そっか、そうだよな。中学生が留年するわけないよな」
撫子「でも、高校になったら留年もあるから気をつけな」
櫻子「やったーよかったぁ。私留年してない!」
撫子「はぁ、この子は本当に大丈夫かな……」
第313話 悪夢の恐怖 1 終わり
撫子「アンタ今年中学生になったばかりじゃん。ほら、寝ぼけてないで顔洗いな」
櫻子「え? 今年?」
撫子「そうだよ。大体中学生は留年しないし」
櫻子「そっか、そうだよな。中学生が留年するわけないよな」
撫子「でも、高校になったら留年もあるから気をつけな」
櫻子「やったーよかったぁ。私留年してない!」
撫子「はぁ、この子は本当に大丈夫かな……」
第313話 悪夢の恐怖 1 終わり
695: 2013/10/09(水) 18:50:39.82 ID:nkJ3Y/Zt0
第314話 悪夢の恐怖 2
次の日寝る前
撫子「留年か……」
撫子「もし大学受かっても留年しちゃったら取り消しになるんだよな」
撫子「まぁないと思うけど気をつけないと」
撫子「寝よう」
パチッ
撫子「Zzzz」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
藍「とうとう卒業式かぁ」
撫子「そうだね」
めぐみ「とうとう私達も離れ離れに。うぅ……寂しい」
撫子「まぁ、また会えるって」
美穂「今日で撫子をからかえなくなるなんて美穂も寂しーい」
撫子「アンタは絶対寂しんでないでしょ」
校長「えー、皆さんご卒業おめでとうございます」
校長「大学生になる皆さんも、就職して働く皆さんもいますと思いますが、本校の生徒であったという誇りをもって……」
めぐみ「今日でこの校長先生の長話も終わりだと思うと感慨深いね」
撫子「そうだね」
校長「こほん。えぇ、長話はここまでにしまして、皆さんに重要な知らせがあります」
校長「……」
ザワザワ
「なんだなんだ」
「黙っちゃって」
「早く話せよ」
ザワザワ
藍「重要な知らせってなんだろ」
美穂「気になるー」
めぐみ「何かのサプライズ?」
撫子「……」
アナウンス「これから卒業証書剥奪式を行います」
撫子「え? 卒業証書剥奪?」
めぐみ「剥奪って、え? 取られちゃうの?」
藍「どういうこと?」
アナウンス「それでは各担任の先生、卒業生から卒業証書を回収してください」
「今日は4月1日じゃないんですけど? ってえっと先生!?」
「すまない。規則なんだ」
「おい! どういうことだよ!」
「ふざけんなよ! 意味わかんねーよ!!」
「説明しろよ! 校長!!」
次の日寝る前
撫子「留年か……」
撫子「もし大学受かっても留年しちゃったら取り消しになるんだよな」
撫子「まぁないと思うけど気をつけないと」
撫子「寝よう」
パチッ
撫子「Zzzz」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
藍「とうとう卒業式かぁ」
撫子「そうだね」
めぐみ「とうとう私達も離れ離れに。うぅ……寂しい」
撫子「まぁ、また会えるって」
美穂「今日で撫子をからかえなくなるなんて美穂も寂しーい」
撫子「アンタは絶対寂しんでないでしょ」
校長「えー、皆さんご卒業おめでとうございます」
校長「大学生になる皆さんも、就職して働く皆さんもいますと思いますが、本校の生徒であったという誇りをもって……」
めぐみ「今日でこの校長先生の長話も終わりだと思うと感慨深いね」
撫子「そうだね」
校長「こほん。えぇ、長話はここまでにしまして、皆さんに重要な知らせがあります」
校長「……」
ザワザワ
「なんだなんだ」
「黙っちゃって」
「早く話せよ」
ザワザワ
藍「重要な知らせってなんだろ」
美穂「気になるー」
めぐみ「何かのサプライズ?」
撫子「……」
アナウンス「これから卒業証書剥奪式を行います」
撫子「え? 卒業証書剥奪?」
めぐみ「剥奪って、え? 取られちゃうの?」
藍「どういうこと?」
アナウンス「それでは各担任の先生、卒業生から卒業証書を回収してください」
「今日は4月1日じゃないんですけど? ってえっと先生!?」
「すまない。規則なんだ」
「おい! どういうことだよ!」
「ふざけんなよ! 意味わかんねーよ!!」
「説明しろよ! 校長!!」
696: 2013/10/09(水) 18:51:14.20 ID:nkJ3Y/Zt0
校長「ふふふ、あっはっはっは!」
校長「まだ気づかないのか?」
「はぁ?」
校長「お前ら全員バカだぁー!」
校長「そんな成績でわが校を卒業する気だったのか?」
「はぁ? 意味分かんないんですけど? 学校の成績? 私は全部5よ」
校長「全部5? そりゃー当たり前だろうな! みんなに合わせてレベル低く問題を作っているんだから」
校長「そんな試験でありながら、誰ひとりとしてすべて100点をとった人はいない。実に嘆かわしい」
校長「お前ら全員留年だぁ!!」
撫子「……」
「ふざけんじゃねーぞ!! 全部100点とか取れるわけ無いだろ!」
「ちょっと、先生もおかしいと思わないんですか?」
「それがうちのルールですので……」
「うひゃひゃひゃ、現役生ザマァー!」
美穂「……そんな」
めぐみ「……ありえない」
藍「……でも、またみんなと一緒でうれしいかも」ボソ
撫子「……」
藍「撫子?」
撫子「……あっ、藍。私夢見てるのかな? ちょっとつねってみて」
藍「え? これ現実だよ? そんなことする必要ないじゃん」
撫子「そんなはずない!」バチン
藍「ちょっと撫で――」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バッ!!
撫子「はぁはぁ……」
撫子「今日は10月9日」
撫子「よかった。夢か」
撫子「それにしても、なんて恐ろしい夢だったんだ……」
第314話 悪夢の恐怖 2 終わり
697: 2013/10/10(木) 22:05:54.66 ID:Oiql9ZeMo
第315話 悪夢の恐怖 3
花子「櫻子に続き、撫子お姉ちゃんまで留年する夢を見るなんて」
花子「花子はまだ小学生だし大丈夫だし?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小学校
先生「皆さん今日から5年生ですね。高学年として低学年の子には優しく――」
花子「!?」
花子「(ちょっと待てし!)」
花子「(5年生!? 花子は3年生になるはずじゃ……)」
花子「(未来。こころ。みさきち……いない……やっぱり5年生になるひとだけだ)」
花子「先生、あの!」
先生「何でしょう大室さん?」
花子「すみません、来る教室を間違えてしまって」
先生「いいえ、大室さんはここであってますよ。皆さん、大室さんは飛び級で……」
バッ!
先生「ちょっと大室さん!?」
先生「皆さん3年生進級おめでとうございます」
こころ「また同じクラスになれてよかったぁ」
未来「そうだねー」
ガラ!
花子「はぁ……はぁ……」
みさき「花子!」
先生「大室さん、大室さんの教室はここじゃないですよ」
花子「嘘だし、花子もみんなと同じ3年生だし」
未来「花子様、花子様は頭がいいから飛び級したんだよ? 5年生に」
こころ「やっぱり、花子様は花子様だぁ」
みさき「飛び級するのは私の方だったのに!」
花子「そ、そんな! 花子もみんなと一緒にいたいし!」
未来「大丈夫だよ! 帰るときは一緒に帰れるから!」
先生「さぁ、もういいでしょ? 大室さん。自分の教室に帰りなさい」
花子「嘘だし! 嘘だし!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バッ!
花子「はぁはぁ……」
花子「ゆ、夢……」
リビング
撫子「留年……留年……」
櫻子「留年……留年……」
花子「飛び級……飛び級……」
第315話 悪夢の恐怖 3 終わり
花子「櫻子に続き、撫子お姉ちゃんまで留年する夢を見るなんて」
花子「花子はまだ小学生だし大丈夫だし?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小学校
先生「皆さん今日から5年生ですね。高学年として低学年の子には優しく――」
花子「!?」
花子「(ちょっと待てし!)」
花子「(5年生!? 花子は3年生になるはずじゃ……)」
花子「(未来。こころ。みさきち……いない……やっぱり5年生になるひとだけだ)」
花子「先生、あの!」
先生「何でしょう大室さん?」
花子「すみません、来る教室を間違えてしまって」
先生「いいえ、大室さんはここであってますよ。皆さん、大室さんは飛び級で……」
バッ!
先生「ちょっと大室さん!?」
先生「皆さん3年生進級おめでとうございます」
こころ「また同じクラスになれてよかったぁ」
未来「そうだねー」
ガラ!
花子「はぁ……はぁ……」
みさき「花子!」
先生「大室さん、大室さんの教室はここじゃないですよ」
花子「嘘だし、花子もみんなと同じ3年生だし」
未来「花子様、花子様は頭がいいから飛び級したんだよ? 5年生に」
こころ「やっぱり、花子様は花子様だぁ」
みさき「飛び級するのは私の方だったのに!」
花子「そ、そんな! 花子もみんなと一緒にいたいし!」
未来「大丈夫だよ! 帰るときは一緒に帰れるから!」
先生「さぁ、もういいでしょ? 大室さん。自分の教室に帰りなさい」
花子「嘘だし! 嘘だし!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バッ!
花子「はぁはぁ……」
花子「ゆ、夢……」
リビング
撫子「留年……留年……」
櫻子「留年……留年……」
花子「飛び級……飛び級……」
第315話 悪夢の恐怖 3 終わり



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