786: 2013/11/22(金) 21:39:55.75 ID:1y1Pdh9X0
第359話 コンビニお菓子 1

下校時

めぐみ「ねぇねぇ、コンビニよってかない? なんかお腹空いちゃった」

美穂「いいよー」

藍「でも家に帰ればご飯あるんじゃないの?」

めぐみ「でもおなかへったよ!」

撫子「太るぞ」

めぐみ「太らない!」

撫子「まぁいいけど」

コンビニ

めぐみ「やっぱメロンパンでしょ~」

美穂「ちょっと待ってなにこのコーヒーメーカー?」

藍「入ったから私も何か買おう」

撫子「そだね」


めぐみ「う~む」

撫子「何悩んでんの?」

めぐみ「こっちの105円の普通のメロンパンにするか126円のもっちりメロンパンにするか」

撫子「メロンパンってどっちもメロン入ってないんだよね」

めぐみ「え!? そうなの!? 今までメロン入ってると思ってたのに……」


美穂「ねぇねぇ撫子ー」

撫子「ん?」

美穂「これ! これ! どうやって使うのー?」

撫子「ああ、このコーヒーメーカーはね。レジ行ってコーヒー頼むとコップもらえるから、そのコップに入れるの」

美穂「なるほど」

撫子「ああ、入れるときは、コーヒーメーカーの扉閉めないとダメだよ」

美穂「買ってくるー」


撫子「さてと、私も何か買うか」

生ラムネ
撫子「これ気になってたんだけど買ってみるか」

撫子「藍は何にするの?」

藍「私は板チョコでいいかなー」

撫子「あとでちょっと分けて」

藍「え?」

撫子「もしかしてダメ?」

藍「いやいや、そんなこと全然ないよ! ただ撫子から物欲しがるってあまりないなって思って」

撫子「ああそうかも」

美穂「撫子ー! これすごいー!! ドリップコーヒーがこんな簡単に!」

めぐみ「ええい! もう高級メロンパンにしよう!!」

撫子「じゃあ会計すまそう」
第359話 コンビニお菓子 1 終わり
ゆるゆり: 24【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)
787: 2013/11/23(土) 18:02:06.22 ID:BSsi975Fo
第360話 コンビニお菓子 2

撫子「じゃあ行こうか?」

美穂「あ、私コーヒーだから歩きながらだと飲めない」

藍「じゃあ、そこのベンチで」

めぐみ「おいしい! さっすが高級メロンパン!!」

藍「確かに美味しそう……」

めぐみ「いる?」

藍「うん、チョコと交換でいい?」

めぐみ「え? くれるの? やったー」

パクッ

藍「うん、美味しい」

撫子「買ったお菓子食べてみるか……」

パクッ。シャリシャリ

撫子「(……な、なんだこれは……確かにシャリシャリ感が云々かんぬんって書いてあったけど。それよりも味が……)」

藍「あ、そうだ! 撫子にもハイこれ」パキッ

撫子「ありがとう。お口直しになる」

藍「?」

撫子「(……マズイ! さっきの生ラムネの安い炭酸飲料みたいな味と板チョコの味が混ざってとんでもないことになった)」

藍「ご、ごめん。不味かった?」

撫子「(でも、マズイって言ったら藍に悪いしなぁ)お、美味しいよ……」

撫子「(このお菓子は封印しておこう)」ガサ

撫子「めぐみ、メロンパン一口いい?」

めぐみ「いいよ」

めぐみ「(はっ! これはチャンスかも! ここで撫子にあーんさせればいつもバカにされてるキャラを見返せる!!)」

めぐみ「はい、あーん」ニマニマ

藍・美穂「!!?」

撫子「なんで、あーんなんてしなきゃいけないの?」

めぐみ「え!? じゃ、じゃああげないよ!」

撫子「じゃあいらない」

めぐみ「……た、食べて~~!!! おねがいー!!!」

撫子「やれやれ仕方ない」

藍「(すごい撫子。なんだかよくわからないうちに立場を逆転させた!)」

撫子「うん、おいしーね」モグモグ

めぐみ「うぅ……私の高級メロンパンが……」

第360話 コンビニお菓子 2 終わり

788: 2013/11/24(日) 14:05:40.82 ID:lPBgJJYa0
第361話 コンビニお菓子 3

藍「あ、そういえば撫子の買ったお菓子どうしたの?」

撫子「……食べた」

めぐみ「うそだー。絶対あるって! 私の高級メロンパンの一口はあの変なグミ3つ分くらいの価値だからね!」

藍「私も食べてみたい撫子のも頂戴」

撫子「こ、これはやめておいたほうがいいよ」

藍「えー」

美穂「それ!」

ヒョイ、パクッ

撫子「あ(コーヒーとの食べ合わせだともっと悲惨なことに)」

美穂「……なにこれ~超美味しい!」

撫子「え?」

藍「美穂にだけずるいー」パクッ

めぐみ「私も私も!」パクッ

藍・めぐみ「!!(な、なにこれ……た、食べ合わせがすごく悪い……)」

藍・めぐみ「な、撫子……これ美味しいね……」

撫子「無理しなくていいよ」

美穂「えー。凄い美味しいのにもったいなーい」

撫子「(もしかしたらコーヒーとの食べ合わせはすごくいいのかもしれない……)美穂、コーヒーちょっと頂戴」

美穂「いいよ~」

ズズッ、パクッ

撫子「!!!(やっぱり食べ合わせが悪い!!)」ゲホッゲホ

藍「ちょっと大丈夫!?」

めぐみ「撫子、やっぱりそれ不味いよ」

撫子「うん」

美穂「撫子もう1個それ頂戴!」

撫子「いいよ。全部あげるよ」

美穂「えー! いいのー!! やーん、全部もらっちゃったー!!」

藍「(なんだろう……撫子からお菓子もらってるのに全然うらやましく感じない)」

めぐみ「(さすが美穂、常人離れした感性だ……)」

第361話 コンビニお菓子 3 終わり

引用: 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」