46: 2013/10/02(水) 12:41:13.83 ID:2DCknh7qO
士郎「セイバーを俺にください!」

ガウェイン「断らさせて頂く!」

ランスロット「そうですとも!」

セイバー「何故ですか!」

ガウェイン「この者の素性が知り得ません。どこがよろしいのですか? それに王には妻も居たはず」

ランスロット「ガウェイン、その話は拗れてしまう」
ねんどろいど Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 衛宮士郎 ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
47: 2013/10/02(水) 12:43:23.17 ID:2DCknh7qO
セイバー「シロウのいいところですか。美味しいご飯を作ってくれます」

ガウェイン「それなら! 私がいつも作っていたはずです……何故!?」

セイバー「ガウェイン、貴方は王の気持ちが分からない」

ガウェイン「!? …………いいでしょう。私とそこのシロウという者で料理の勝負をします。私が勝てば話は無かったことに」

ランスロット「やめておけ……」

ガウェイン「やりますか、やりませんか?」

士郎「よし、やってやる!」

48: 2013/10/02(水) 12:46:07.89 ID:2DCknh7qO
士郎「うーん……何がいいかな」トントントン

ガウェイン「ふんっ! ふんっ!」ドンッドンッ


士郎「今回は洋風にしてみた」

ガウェイン「ふむ」チラッ

ガウェイン「ふふ、私のマッシュポテトの勝ちですね」

セイバー「審査は公平にランスロットがしてください」

ランスロット「はい」

49: 2013/10/02(水) 12:47:41.18 ID:2DCknh7qO
ランスロット「まずはガウェインのものを……いつも通りだな……うん」モゴモゴ

ガウェイン「ふふ、いつも通り美味しいですか」

ランスロット「……次は士郎のものを……これは……!」モグモグ

ガウェイン「ふ、食中りでもおこしましたか?」

ランスロット「…………うまい。生まれて初めての感覚だ。最高に美味い。この時代にはない衝撃だ…………!!」

ガウェイン「は? どれどれ……」モグモグ

ガウェイン「むぅ……やはり私の方が上だと思うのですが……効率的に」

51: 2013/10/02(水) 12:52:42.25 ID:2DCknh7qO
ランスロット「この勝負……シロウの勝利!」

ガウェイン「なに!?」

セイバー「まあ、当然ですね」

士郎「なら、結婚を」

ランスロット「駄目だ!」

士郎「え?」

ランスロット「王は……みんなのものだ! お前一人のものになっていいわけがない!」

セイバー「は?」

55: 2013/10/02(水) 13:02:41.11 ID:2DCknh7qO
ランスロット「王が孤立しているのを温かく見守るのが通なんだ! それが分からないお前に……!」

セイバー「切ってもいいですか?」

ガウェイン「少し私も引きました。王の手を煩わせる必要はありません、私が切りましょう」

ランスロット「ガウェイン、貴様裏切ったな!」

ガウェイン「私はもとより、王の味方。今の貴様は切り捨てて当然」

ランスロット「くっ……」

コンコン ガチャッ

モードレッド「遊び来たぞー! 父上ー!」

57: 2013/10/02(水) 13:06:45.14 ID:2DCknh7qO

セイバー「む、モードレッドですか」

士郎「セイバー…………父上って?」

セイバー「えー……彼は私の息子です」

士郎「え!?」

セイバー「モードレッド。今日から私はお前の父上ではなく母上になる」

モードレッド「え?」

セイバー「そして、シロウが父上になります」

士郎「待ってくれ、なんでさ!? 子持ち何て聞いてないぞセイバー!」

79: 2013/10/03(木) 01:22:14.33 ID:dSpvw/jEO
セイバー「やはり……子持ちでは駄目でしょうか?」ショボーン

士郎「早く言ってくれればよかっただろ!」

セイバー「え……士郎、いいのですか?」

士郎「なに、見た目そっくりだしセイバーが二人になったみたいで嬉しいよ」

セイバー「シロウ……」

モードレッド「オレ一応母上もいるんだけど」

セイバー「あんなのは知りません。今日から士郎が父上、私が母上です」

モードレッド「え……まぁいいか」

80: 2013/10/03(木) 01:23:21.72 ID:dSpvw/jEO
士郎「それじゃあ、改めて。結婚しよう、セイバー!」

セイバー「はい……シロウ」



ランスロット(そうだ、また寝取ってしまえば王は孤独になるじゃないか……!!)

ガウェイン「ランスロットは私達が片付けておきましょうか」チャキッ

モードレッド「そうだな」チャキッ

ランスロット「え?」


士郎が円卓に突撃編 完

123: 2013/10/04(金) 13:06:52.59 ID:wF3YLVlvO
セイバー「キリツグ、シロウを私にください」

切嗣「……士郎、これは?」

士郎「いやさ……セイバーが切嗣にも許可とっときたいって言うからさ」

セイバー「キリツグ! 今は私が話をしているんです。私と話して下さい!」

切嗣「……セイバーはやめておきなさい」

士郎「なんでさ?」

セイバー「キリツグ! 私の話を聞いて下さい!!」

124: 2013/10/04(金) 13:07:48.78 ID:wF3YLVlvO
切嗣「何かセイバーについて不満なところがあるはずだ。言ってごらん」

士郎「……食べてばっかだな」

セイバー「キリツグ! 話を! 聞いてください!」

切嗣「他にもあるだろう?」

士郎「んー……」

切嗣「家事はしてくれるかい?」

士郎「いや。家事は好きだから俺がやってるよ」

切嗣「つまりセイバーは何もしていないんだね?」

セイバー「そ、そんなことはありません! シロウ、言ってやってください」

125: 2013/10/04(金) 13:09:10.50 ID:wF3YLVlvO
士郎「セイバーは家守ってくれてるぞ」

セイバー「そうです! 私は家を守っています!」

切嗣「士郎、そういうのは俗に自宅警備員と言うらしいよ」

士郎「…………」

セイバー「ジタクケイビイン……恰好良い響きですね。騎士らしいです」

切嗣「……本当にこんなのでいいのかい?」

士郎「それは……」

セイバー「シロウ、どうして言葉に詰まっているのですか!?」

126: 2013/10/04(金) 13:10:47.46 ID:wF3YLVlvO
士郎「でもさ、爺さん」

切嗣「どうしたんだい、士郎?」

士郎「セイバーの顔を見ているとさ、力が湧いてくるんだ」

切嗣「……」

士郎「俺、セイバーが好きなんだよ」

セイバー「シロウ……」

切嗣「……でも、相手は英霊だ」

ガラガラ

アイリ「あら、キリツグ。私だってホムンクルスよ?」

127: 2013/10/04(金) 13:11:27.77 ID:wF3YLVlvO
切嗣「アイリ……」

アイリ「私は良くてセイバーさんは駄目なのかしら?」

切嗣「……」

士郎「切嗣」

切嗣「……はぁ、二人相手じゃ勝ち目がないな」

セイバー「あの、私は人数に……?」

士郎「それじゃ……」

128: 2013/10/04(金) 13:12:20.42 ID:wF3YLVlvO
切嗣「ああ、構わないよ。好きにするといい」

士郎「切嗣……! やったな、セイバー!」

セイバー「へ? ええ、やりましたねシロウ!」

アイリ「良かったわね」

セイバー「あの、キリツグ。これからは父上と呼ばせ」

切嗣「それじゃ、僕は部屋に戻るよ」

ガラガラ

セイバー「……」

アイリ「ごめんなさいね、セイバーさん。キリツグって頑固なのよ……」




セイバーが衛宮家へ突撃編 完

引用: 士郎「遠坂を俺にください!」時臣「断る」