1: 2016/07/31(日) 22:59:06.03 ID:TU9u3ReF0
沙織「みぽりーん」

みほ「…………」スタスタ

沙織「みぽりんってば!」

みほ「へ!?私ですか?」

沙織「そうだよ~。今日の練習のことで聞きたいことがあってさあ」

みほ「?」

みほ「えーっと……その……。私たちって初対面ですよね?」

沙織「へっ!?」

沙織「あはは、からかわないでよ~」

みほ「え?……その、すみません!失礼します!」タッタッタ

沙織「…………」

………………
………




※時系列は映画の後


ガールズ&パンツァー 最終章 第4話 (特装限定版) [Blu-ray]


2: 2016/07/31(日) 23:01:54.87 ID:TU9u3ReFo
沙織「なんだか、みぽりんに嫌われちゃったみたい……」

優花里「ええ!?」

華「どうされたんですか?」

沙織「みぽりんが無視するっていうか……」

麻子「西住さんを怒らせるようなことを何かやったんじゃないのか?」

沙織「特に何も……」

麻子「気付かぬうちにってやつじゃないか?」

沙織「そうなのかな~」

優花里「ともかく西住殿に聞いてみましょう」

華「そうですね」

3: 2016/07/31(日) 23:05:24.44 ID:TU9u3ReFo
優花里「西住殿~!」

みほ「はい、何でしょうか?」

華「沙織さんと何かあったんですか?」

みほ「え?」

麻子「沙織とケンカでもしてるのか?」

みほ「えーっと、人違いじゃないでしょうか?」

華「?」

沙織「ごめんなさい!私、みほに何かしちゃったんだよね?」

みほ「え……?い、いきなり謝られても怖いよ……」ビクビク

沙織「そんな……」

麻子「待て!なんだか様子がおかしい。いったん戻ろう」

優花里「そうですね」

華「みほさん、いきなりすみませんでした。驚かせてしまいましたね」

みほ「う、うん」

4: 2016/07/31(日) 23:07:01.57 ID:TU9u3ReFo
沙織「うわ~ん。ホントに嫌われちゃった」ポロポロ

麻子「いや、あれは嫌われたというより……」

優花里「誰だか気づいてないみたいでしたね」

華「はい。私たち全員を酷く警戒していらしてました」

沙織「?」

麻子「まさかとは思うが……」

………………
………

5: 2016/07/31(日) 23:09:12.22 ID:TU9u3ReFo
杏「西住ちゃんが記憶喪失ぅ?」

華「はい」

杏「あっはっは。まさかあ、マンガじゃあるまいし」

沙織「そうだよね、記憶喪失なんてあり得ないよね。やっぱり私が……」ポロポロ

柚子「ど、どうしたの武部さん?」

麻子「…………」

杏「……冗談じゃないんだね?」

優花里「はい」

杏「そっか。ごめんね武部ちゃん」

沙織「いえ……」グスッ

杏「すぐにでも西住ちゃんの様子を見に行きたいけど、記憶喪失だとしたらきっと怖がらせちゃうしなあ」

桃「初対面を装ってはどうでしょうか?」

杏「なるほどね。そんな感じでいってみるか」

6: 2016/07/31(日) 23:11:46.80 ID:TU9u3ReFo
………………
………


杏「おーい!ハンカチ落としたよ!」

みほ「あっ!ありがとうございます」

杏「いやいや。ところでキミは部活とかやってるの?」

みほ「いえ、特にやってませんけど」

杏「そっかそっか。今、戦車道やってくれる人を探しててさあ。もし良ければどうかなって」

みほ「戦車道!?」ビクッ

杏「…………」

みほ「この学校には無いはずじゃ……」

杏「ああ、うん。今年から復活してね。まあ気が向いたらで良いから」

みほ「はい……。ハンカチありがとうございました」

杏「うん。それじゃあね」

7: 2016/07/31(日) 23:14:31.54 ID:TU9u3ReFo
杏「う~ん。どうも転校してきたぐらいの記憶に戻ってるっぽいね」

沙織「そんな!?」

優花里「困りましたね」

杏「取り敢えず大洗病院に相談したけど、記憶喪失に特効薬ってのはないらしくってね」

麻子「じゃあこのままなのか?」

杏「いや、自然に回復することが多いとは言ってたよ」

華「良かったです」ホッ

桃「安心はできんがな」

杏「まあ、身体測定とかで適当な理由付けて西住ちゃんには病院に通ってもらうことにするよ」

杏「お前は記憶喪失だ~って言っても無駄に怖がらせちゃうだろうし、病院の先生もそう言うのはやめとけって言ってたからね」

優花里「ではお任せします」

杏「うん」

杏「いちおう他のみんなにも事情は伝えとくけど、無理に記憶を思い出させるようなことはしないように気を付けてね」

華「はい」

8: 2016/07/31(日) 23:16:28.89 ID:TU9u3ReFo
………………
………


ダージリン「みほさんが記憶喪失だと聞いて駆けつけたわよ」

オレンジペコ「大丈夫なんですか!?」

沙織「う、うん。取り敢えずは……」

華「ですが無理に思い出させるようなことは避けた方が良いらしいんです」

ダージリン「なるほど?私がいきなりみほさんに会いに行っても、逆に迷惑になるということね」

麻子「せっかく来てもらって申し訳ないが……」

ダージリン「でも、初対面という体で会うのならかまわないのでしょう?」

オレンジペコ「ええ……?」

ダージリン「あら、噂をすれば。みほさんがちょうど来たわね」スタスタ

優花里「ちょ、ちょっと!マズイですよ!」

9: 2016/07/31(日) 23:19:26.55 ID:TU9u3ReFo
みほ「~~~~♪」

ダージリン「ごきげんよう」

みほ「へっ?お、おはようございます」

ダージリン「ふふ、制服が違うから驚かせてしまったかしら?」

みほ「いえ……」

ダージリン「実はちょっとした用事で大洗に来たのだけれど迷子になってしまって……」

みほ「それでしたら案内しましょうか?」

ダージリン「よろしいの?」

みほ「はい!」

ダージリン「ふふっ、じゃあお願いするわ。ありがとう、みほさん」

みほ「いえ!……って、あれ?名乗りましたっけ?」

ダージリン「っ!?」ダラダラ

ダージリン「い、いえ……その……あの、そう!西住流は有名だもの!」

みほ「そう…ですか。あなたも戦車道を?」

ダージリン「え、ええ」

みほ「っ!」

みほ「すみません。少し…用事を思い出しました。ごめんなさい、失礼します!」ダッ

ダージリン「お待ちになって!……ああ」

10: 2016/07/31(日) 23:21:23.37 ID:TU9u3ReFo
オレンジペコ「ダージリン様……」

ダージリン「こんなつもりじゃなかったのよ!」

沙織「まあ、ダージリンさんは戦車道再開する前のみぽりん知らないもんね」

ダージリン「むっ」

麻子「何にしてもこれ以上の接触は難しいぞ」

オレンジペコ「そうですね。少しでも力になれたらと思ってたのに……残念です」

華「そのお心遣いだけで嬉しいですよ。みほさんもきっと」

オレンジペコ「そう言っていただけると救われます」

ダージリン「……また来るわ」

優花里「は、はい……」

11: 2016/07/31(日) 23:26:44.28 ID:TU9u3ReFo
ギャグをやるつもりが微妙にシリアスっぽくなってしまった

16: 2016/08/01(月) 07:07:28.87 ID:VY+hcuINo
おつ

引用: 【ガルパン】杏「西住ちゃんが記憶喪失?」