107: 2016/02/08(月) 18:41:17.98 ID:vEo2flX60
レスコメントありがとうございます。
テンション上がりました。

前回:薔薇の香りのガーデンパーティ0 第4回目


少しですが投下していきます。

108: 2016/02/08(月) 18:43:14.51 ID:vEo2flX60
 
ジュン「最近寒いよなぁ」

真紅「そうね」

ジュン「このスタジオにもコタツがあればいいのに…」

真紅「一応暖房はついてるけど、一理あるのだわ」

ジュン「なんか今日はやる気でないな。休みにしちゃわないか?」

真紅「それはダメよ。ゲストも呼んであるもの」

ジュン「どうせまたろくな奴じゃないだろ?」



「だぁ~れがろくな奴じゃないですってぇ!」



ジュン「げっ!こ、この声は…!」

翠星石「チビ人間!せっかく翠星石が来てやったですのにダラダラして…!」

ジュン「だってこんなに寒いんだぞ」

翠星石「このおばか!子供は風の子ですぅ!もっとシャキッとしろで…すっ!!」ゲシッ!

ジュン「いってーーー!!」

真紅「いつもの光景ね」




【薔薇の香りのガーデンパーティ0 第5回目】



 
ローゼンメイデン
109: 2016/02/08(月) 18:44:57.02 ID:vEo2flX60
ジュン「薔薇の香りのガーデンパーティ0ももう5回目になりました」

真紅「ちょうど半分ね」

ジュン「はぁ…、まだ半分も残ってるのか…」

真紅「あら、もう半分しかないじゃないの」

ジュン「多いって!そもそも僕は乗り気じゃなかったんだぞ!」

真紅「半分まできて何を言ってるの。今回のゲストももう来ているのよ」

ジュン「知ってるよ。翠星石だろ」

真紅「えぇ、そうよ。今回はゲストが多いから気を引き締めなさい」

ジュン「えっ?そんなに多いのか?」

真紅「多いわよ。では登場してもらいましょう。どうぞ」


翠星石「やぁっと翠星石の出番ですか!待ちくたびれたですぅ」

蒼星石「やあ、ジュンくん。真紅」

一葉「こんにちは」

元治「呼んでくれてありがとうね」


ジュン「多っ!」

110: 2016/02/08(月) 18:46:59.10 ID:vEo2flX60
ジュン「4人は多いよ。たぶんこのラジオで一番多い回だぞ」

真紅「翠星石と蒼星石はセットで招待するって決めてあったのよ」

翠星石「そうですよ。翠星石と蒼星石はいつも一緒ですぅ」

蒼星石「だね」

一葉「私たちも来てしまってすまなかったね。ジュンくん」

ジュン「ドールのマスターも呼ぶ事になってるので」

元治「私はアニメだけしか出てないけどいいのかい?」

真紅「それもOKなのだわ。蒼星石はこの時代だけでもマスターが4人もいるものね」

翠星石「WおじじにWチビ人間の4人もいるですぅ」

ジュン「それって今までに類を見ないんじゃないか?」

蒼星石「そうだね。僕も驚いたよ」

翠星石「ジュンを蒼星石のマスターにしたのは翠星石ですけどね」

真紅「その話も含めて話していきましょう。まずは、ふつおたからよ」

111: 2016/02/08(月) 18:50:24.50 ID:vEo2flX60
ジュン「このラジオは『ふつおた』、『僕の時間に巻き返す』、『ジュン、忘れないでね』の3つのコーナーをやっていきます」

真紅「あなたも私達に質問したかったら手紙を送りなさい。この真紅が直々にお答えするわ」


真紅「では、お便りを読んでいきましょう。R.N.黄色の策士さんからよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

翠星石「ありがとですぅ」

蒼星石「ありがとう」


真紅「翠星石へのお便りみたいね。
   『こんにちは。いつも楽しく聞いています。
   翠星石に質問なのですが、翠星石は雛苺に姉を崇めるようにと言っていました。
   そうなると、翠星石は長女と次女を尊敬しているのかしら?
   是非お答えくださいかしら。』……だそうよ」


ジュン「翠星石が水銀燈と金糸雀を尊敬してるとは思えないけどな」

翠星石「そうですよ!天邪鬼な水銀燈やカナちびなんて尊敬してるわけねーですぅ」

ジュン「ドールズトークだと金糸雀の事をちゃんと姉だと思ってるっぽかったけど」

翠星石「そりゃあ翠星石だって時々目上の者を立てる時もありますよ。
     でも翠星石たちはドールですからね。姉妹と言っても対等なんです」

蒼星石「へぇ、それは初めて聞いたな」

翠星石「そ、そうですか?それに雛苺にその話をしたのは箱庭の時ですよ。
     もうずぅっと前の事です。だからそんなの時効ですぅ」

ジュン「なんだよそれ。えっと、つまり2人のことはどう思ってるんだ?」

翠星石「大切な姉妹ですよ。それ以上でもそれ以下でもないです。
     水銀燈はアリスゲームでいろいろありましたけど、もうそれも終わったから許してやるです。
     翠星石は寛大ですからね」

ジュン「よく言うよ」

112: 2016/02/08(月) 18:52:15.03 ID:vEo2flX60
真紅「続いてのお便りを読むわね。R.N. 紫の水晶さんから。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

翠星石「ありがとですぅ」

蒼星石「ありがとう」


真紅「これは蒼星石へのお便りね。えっと……、
   『こんにちは。質問です。蒼星石はマスターが多いですが、蒼星石はそれをどう思っていますか。
   そもそも薔薇の誓いは解いたら負けなのではないのですか。
   あと原作とアニメで性格が違うのも気になります。』……この質問はよく見るわね」


蒼星石「そんなに性格違うかな」

ジュン「いや、僕に聞かれても…」

一葉「私達から見たらそれほど変わらないと思うけどな」

元治「そうですな。どっちの蒼星石も良い子には変わりない」

蒼星石「ありがとう、マスター」

一葉「礼には及ばんよ。蒼星石」

元治「おや、今のは私に言ったんじゃないかな?」

一葉「違う。私に言ったのですよ」

元治「なんだとぉ!一樹は私にお礼を言ったんだ!そうだろ?一樹」

一葉「そうやって名前を間違えたりボケたりするから視聴者に嫌われるのですよ」

元治「い、言わせておけば…!車椅子蹴っ飛ばすぞ!!」

蒼星石「お、おじいさんやめて…」オロオロ


ジュン「ま、また放送事故になりそうだ…」

翠星石「おじじ達なんてほっとくですぅ。話の続きをしていくですよ」

113: 2016/02/08(月) 18:56:48.61 ID:vEo2flX60
真紅「ジュン、あなたはどう思うの?貴方も蒼星石のマスターでしょう」

ジュン「う~ん…、そうは言われても成り行きでマスターになった訳だし…」

蒼星石「……」

ジュン「そうだなぁ……僕の蒼星石のイメージはこんな感じかな?」



原作蒼星石→家事を手伝ってくれるけど鍋を焦がす。

アニメ1、2期蒼星石→家事を進んで手伝ってくれてしかも完璧。



翠星石「いや、家事の事しか触れてないですけど」

ジュン「あとはそうだなぁ…、やっぱ突っ走る所があるかな」

ジュン「マスターのためなら嵐の中でも進んでいっちゃう危うさがあるよ」

翠星石「!」

ジュン「頑固で頑張りすぎちゃう所はあるけどさ。そこがまた良い所でもあると思う」

翠星石「ぐぬぬ…!蒼星石の良さを翠星石並に知り尽くしてるなんて…。ちび人間の分際でぇ…!」

蒼星石「えっ?これって褒められてるの?」

真紅「微妙ね」

ジュン「僕って蒼星石に何度も助けられてるんだよなぁ。深い眠りに落ちた時とか」

翠星石「『頑張れは祈りの言葉』って所ですよね。あの『君は負けるな』ってセリフは胸にきたですよ」

真紅「蒼星石のトップクラスの名シーンだものね」

ジュン「スピンオフもそうだけど基本まじめだよな。ドールズの中ではホント好感持てる方だよ」

蒼星石「ジュンくん…!」

真紅「ちょっと待ちなさい。好感持てるって……私はどうなの?」

ジュン「…………」

真紅「ちょっと!目をそらさないで頂戴!」

114: 2016/02/08(月) 18:59:11.22 ID:vEo2flX60
翠星石「実は翠星石も蒼星石は原作とアニメでちょっと性格違うかなって思ってたですよ」

真紅「あら、双子の貴女もそう感じていたの?」

翠星石「です。具体的にはこんな感じですぅ」



原作蒼星石→時々翠星石に意地悪する。

アニメ1、2期蒼星石→翠星石が蒼星石を振り回す。



蒼星石「意地悪って…。それは君が悪さするからだろ」

翠星石「違いますぅ!悪さしてない時も意地悪されたことあるですよ。かくれんぼの時とか」

蒼星石「そうだっけ?」

翠星石「もーっ!」

真紅「振り回すって…自分で認めてるのね。原作でも振り回していたように見えたけど」

蒼星石「うん、翠星石はいつも無茶ばかりするんだ」

翠星石「そ、そうですけど…自覚してるだけマシってもんです!それに、アニメではS星石になったりしないじゃないですか!」

蒼星石「S星石って…」

ジュン「開き直ってタチ悪くなってきたぞ」

翠星石「どっちの蒼星石も甘えんぼですのに、そこだけは微妙に違うですぅ…」

翠星石「前のアニメの蒼星石が原作ばりにヌード晒したらきっともっと違った反応をするに違いねーですぅ!」

蒼星石「うん、翠星石少し黙ろうか」

115: 2016/02/08(月) 19:02:03.56 ID:vEo2flX60
真紅「それで蒼星石。あなたどっちの性格が素なの?」

蒼星石「どっちも意識して出してる訳じゃないよ。どちらも僕さ」

真紅「よくわからないわね。どちらも真面目なのは変わらないのだけど」

翠星石「もうどっちでもいいですよ。蒼星石は蒼星石なのですから」

ジュン「話振っといて何言ってるんだよ…」


一葉「ちょっといいかな」

真紅「あら、どうしたの?」

一葉「お便りに薔薇の誓いを解いたら負けだと書いてあったが、それはあの指輪が無くなったらという話だろうか?」

真紅「えぇ、そうよ。私もジュンとの契約を解いているわ」

翠星石「翠星石もですよ」

一葉「そうだったな。私もあの戦いで蒼星石との指輪を失ってしまった」

元治「たしか雛苺ちゃんもそうだったな。それなら、みんな負けという事かい?」

真紅「違うわ。私達は薔薇乙女としての誇りと信念。そして、お父様への想いを胸に闘ってきたの」

真紅「負けを認めない限り薔薇の誓いは解いてもいい。想いが続く限り負けではないの」

翠星石「雛苺は負けを認めたですからね。読者が薔薇の誓いを解く=リタイアと勘違いしても仕方ないです」

蒼星石「僕の場合は水銀燈に負けたと思ってなかったからね。そんなローザミスティカを手に入れて彼女も苦しかったと思うよ」

翠星石「あれは横から掻っ攫う水銀燈が100%悪いです。あんなのただの自業自得ですぅ!」

116: 2016/02/08(月) 19:04:33.36 ID:vEo2flX60
蒼星石「それで、色々あってジュンくんが僕のマスターになったよね」

ジュン「本当は『まかなかった僕』がマスターだったけど、僕が引き継いだんだよな」

真紅「今思い出してもあの作戦はなかなかのものだったわ」

翠星石「あれこそ真の策士ってもんです。どこぞの偽策士とは一味ちがうですよ」

ジュン「悔しいけどそれは認める。秘策中の秘策だったもんな」

蒼星石「でも危険な賭けでもあったよ。もう二度としちゃダメだよ」

翠星石「アリスゲーム限定ですし、もうあんなのやる機会ないですよ」

蒼星石「それでも約束して。もうやっちゃダメだよ」

翠星石「は、はいですぅ…」



ジュン「話を戻すけど、そんな訳で蒼星石の指輪も付けてないんだ。本当にタイミングが良すぎるよ」

元治「引き継ぐ時に指輪はもらわなかったのかい?」

ジュン「と言うか、結局あの指輪がどうなったのか僕も詳しくは…」

翠星石「翠星石がまだ持ってるですよ」

ジュン「えっ!?持ってるのか?」

翠星石「そうです。蒼星石の指輪がなくなったら大変ですからね。翠星石が管理してるです」

蒼星石「初耳だよ…」

翠星石「言ってないですからね」

117: 2016/02/08(月) 19:09:32.60 ID:vEo2flX60
一葉「では、ジュンくんはどのドールとも契約をしていないという事かな。それなら真紅たちが困らないか?」

ジュン「契約は解いちゃったけど絆は繋がってるから大丈夫だよ。それに契約の痕も残ってるし」

一葉「契約の痕?」

ジュン「さっきタイミングがいいって言ったけど、僕はローゼンと同じで見守る側になる感じだったんだ」

ジュン「そのためにこの指ぬきが必要で契約の指輪は必要なかった。契約の痕は残っていたから」

ジュン「ドールとマスターの絆はそうそう途切れたりしないよ」

一葉「そういえば…、私にも痕が付いてるな」

元治「本当だ!私にもあるぞ」

蒼星石「そうだよ。だからマスターが複数居ても変わらない」

蒼星石「みんな大切なマスターだから」キラキラ

一葉「おおっ…、蒼星石…」

元治「一樹…」


翠星石「蒼星石…」

真紅「蒼星石もなかなかのやり手ね」

118: 2016/02/08(月) 19:12:16.85 ID:vEo2flX60
真紅「次はR.N.劇団少女さんからのお便りよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

翠星石「ありがとですぅ」

蒼星石「ありがとう」


真紅「『中学生のジュンくん、真紅ちゃん、皆さんこんにちは。
    翠星石ちゃんに質問です。真紅ちゃんが水銀燈ちゃんにやられちゃったお話ありますよね。
    ジュンくんは真紅ちゃんの腕を治していましたが、翠星石ちゃんも治してもらいたいですか。
    その微妙な乙女心を聞きたいです。ハート』……だそうよ」


翠星石「はぁ!?す、翠星石は別にジュンなんかに治してもらわなくってもいいです」

蒼星石「そう?僕知ってるよ。翠星石はよく、
     『もしあの時壊れたのが翠星石だったら……ジュンは治してくれたでしょうか?』とか
     『ジュン…あの時は翠星石を治してくれて……その…あり……ありが…』って練習してたよね」

翠星石「ほあああああ!!?そ、蒼星石!なに言ってるですかあああ!!」

蒼星石「あれ、言っちゃダメだった?ごめんよ」

ジュン「気にするなって。それに翠星石。僕はお前が無事だっただけで嬉しかったんだ。お礼なんていいよ」

翠星石「あぅ…でも……翠星石はお礼が…したくて……ぅぅぅ…もういいですっ!」


真紅「乙女心は複雑ね」

119: 2016/02/08(月) 19:13:57.99 ID:vEo2flX60
真紅「これが最後ね。R.N.ノリスさんから。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

翠星石「ありがとですぅ」

蒼星石「ありがとう」


真紅「『ジュンくんは真紅ちゃんや翠星石ちゃんの事をどう思ってるの?
    お人形さん相手でもお姉ちゃん応援しちゃうわよぅ!』……珍しくジュン宛のお便りだわ」


ジュン「これって…」

翠星石「…のりですかね…?」


一葉「ほぅ。これは私も気になるな」

元治「そうですな」

翠星石「お、おじじ達が団結し始めたですぅ!」


ジュン「どう思ってるって……呪い人形だと思ってるけど」

真紅「まだそんな事を言ってるの?照れ隠しはもういいのよ」

ジュン「そんなこと言われてもなぁ…。家族とか?」

真紅「それもいいけど、お父様に託されたのだからもっとちゃんとしなさいとあれほど――――…」ガミガミ



翠星石「………」

蒼星石「……(翠星石…)」

122: 2016/02/09(火) 01:46:49.27 ID:Remn2s4T0
ジュン「今度は僕が巻き返す…!ローゼンの時間を 僕の時間に…!」

ジュン「『僕の時間に巻き返す』」

ジュン「このコーナーはローゼンメイデンでやってみたい場面を実際にやってみようってコーナーなんだ」


真紅「対象となるのはゲストの皆さんよ。どうかしら。何かやりたい場面とかはある?」

元治「結菱さん」

一葉「そうですね。柴崎さん」

翠星石「二人共どうしたです?」

一葉「私たちは遠慮するよ」

翠星石「えっ?なんでですか?」

元治「私達がもしもを考えてしまうと、どうしても一樹と二葉さんの事になってしまうんだよ」

蒼星石「!」

一葉「私達はようやく今の世界を受け入れたんだ。もしもの話は必要ない」

一葉「蒼星石のおかげだ」

元治「そう。だから私達は遠慮しておくよ」

一葉「それより、翠星石と蒼星石がどんな事を願っているのか。そちらの方が気になるな」

元治「おおっ!確かにそうだ。私も是非見てみたいものですよ」

一葉「ははっ、気が合いますね」

元治「まったくですな!」


翠星石「くぅ~!急に仲良くなって翠星石たちを陥れようっていう気ですね!そうはさせないですぅ!」

蒼星石「いや、僕はやりたいよ」

翠星石「えっ?マジですか?」

蒼星石「マジだよ」

123: 2016/02/09(火) 01:48:24.79 ID:Remn2s4T0
蒼星石「マスター達が見たいと言ってるんだ。断る理由はない」

翠星石「あぁ…、蒼星石ならそう言うと思っていたですけど…」

ジュン「なんだよ。やりたくないのか?」

翠星石「や、やりたくない訳では…。あっ!そういえば…」

真紅「あら、やりたい場面でも見つかった?」

翠星石「はい、そういえばありました。こうだったらいいなぁっていうのが」

ジュン「どうせ僕やちび苺をこき使ってる場面だろ」

蒼星石「まるで真紅みたいだね」

真紅「蒼星石。どういう意味かしら?」

翠星石「そんなんじゃねぇですぅ!とにかく見ればわかるですよ」

ジュン「確かにな。じゃあ見てみるか」

翠星石「VTRキューですぅ!」

ジュン「これラジオなんだけど…」


―――――
――――――――
―――――――――――

【Rozen Maiden Phase 21】


蒼星石『…………君の…泣き顔は…僕の………鏡の素顔を…見るようで…大嫌いだった…』フオン


真紅 雛苺『『……ローザミスティカ……!!』』

ジュン『……!(あれが…?)』


翠星石『……や……、やぁ…ですッ 蒼…せ……?』

蒼星石『大嫌い…だけ…ど…、誰より…大…好……だ…よ…』ユラ



水銀燈『あはははははははは!!』
 

124: 2016/02/09(火) 01:49:31.96 ID:Remn2s4T0
水銀燈『貰っちゃった。貰っちゃったぁ…。蒼星石のローザミスティカ貰っちゃったぁ』


翠星石『……か…かえして…』

翠星石『返してぇッ!水銀燈…ッ』

水銀燈『やぁよう…これは私の…。ずっとこの時を狙ってたんだもの…』オオオ

水銀燈『うふふふ…、すごいわ…、なんて…気持ちがいいの。…力が…溢れてきちゃう…。ねぇ…よく見て…』

水銀燈『しぃんくゥゥ!!』

真紅『!!』

水銀燈『ジャンクにこんな事できるゥ?』ボボボ!!

真紅『くっ…』

水銀燈『あはははは!片手じゃ受け止めきれないわよォ。ばぁーかッ』

水銀燈『!!』

ジュン『………』ボッ!

真紅 雛苺『『ジュン…!!』』

真紅『ジュン!何をやって……火が…!』


水銀燈『……なんのつもり?人間。お涙頂戴ってわけ…?』

ジュン『……』

125: 2016/02/09(火) 01:53:09.53 ID:Remn2s4T0
ジュン『……もう やめろよ』

水銀燈『…なんですって?』

ジュン『今日のゲームはオマエが勝ちを奪って目的は果たせたんだろ。もうこれ以上こいつらを苛めるな…』

水銀燈『……』

ジュン『どうしてもやりたいなら……』



マイスタージュン『…僕が相手になる』

ドールズ『!!』


―――――――――――
――――――――
―――――


ジュン「だからなんでそうなるんだよ!!せっかくの名場面が台無しじゃないか!」

翠星石「うるせぇですぅ!そもそもお前が早く覚醒すればいい話だったです。
     そうすれば、蒼星石だってローザミスティカを奪われずに済んだはずですぅ」

ジュン「無茶言うなよ!そしてそんな訳あるか!しかもほとんど原作のままだし」

翠星石「いやぁ、今見ても水銀燈の奴はムカつきますねぇ」

ジュン「話をそらすなーーー!!」

126: 2016/02/09(火) 01:53:57.95 ID:Remn2s4T0
ジュン「ぜぇはぁ……、もう訳がわからない…。ローゼンもお前も何考えてんだよ」

翠星石「要するに覚醒するなら、あんなちょびっとじゃなくてもっとババーン!!って覚醒しろって事です」

ジュン「だから無理だって。真紅の腕を繋ぎ合わせたのだってよくわかってなかったんだぞ」

一葉「しかし翠星石の気持ちもわからんではないよ」

元治「確かになぁ。アニメもそうだったが、蒼星石がやられる場面で誰か助けに来てくれたらと私も思ったよ」

一葉「スーパーマンのような存在。人形師ローゼンを継いだジュンくんがあの場面で覚醒していたらと誰もが思っただろう」

翠星石「やっぱりみんな一度は考えますよね!翠星石もそう思ってたですよ」

蒼星石「そうかな?僕はそうは思わない。正々堂々戦って敗れた。それが僕のアリスゲームだったのだから」

真紅「貴女ならそう言うと思っていたわ。私には私のアリスゲームがあるように、みんなそれぞれの闘い方がある」

真紅「水銀燈には水銀燈の。金糸雀には金糸雀の。みんな違うのだわ」

翠星石「うぅ…、それはそうですけどぉ……。…ならこれならどうです?」


―――――
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【Rozen Maiden Phase 28~29】


翠星石『夢の扉が開いたです!ジュンは夢を見てるですよ』

雛苺『夢の中のジュンに会いに行くなの?』

真紅『心の樹を整えるだけよ。…行きましょう』

127: 2016/02/09(火) 01:55:04.77 ID:Remn2s4T0
翠星石『きゃっ!み、水です!?』

真紅『無意識の海…?こんな深い所で夢を見ているというの?』

雛苺『ねぇ真紅。ジュンいないよ?』

真紅『おかしいわね。ジュンの意識は感じるのだけど…』

翠星石『まさか…、ジュンは「9秒前の白」にいるのでは…?』

真紅『なんですって?無意識の海の底の底じゃないの。そんな所に行ってしまっては迷子になってしまうわ』

翠星石『そうとしか考えられないです。まる一日眠ってる状態なら迷子になっているのかも…』

雛苺『ヒナたちは「9秒前の白」には行けないの…』

真紅『そうね。流石に無理だわ。とにかく樹を整えに行きましょう』

翠星石『はいです!』

雛苺『りょーかいなの!』


――――――



翠星石『おかしいですね。もうジュンの樹に着いてもいい頃なのに………なっ!!?』

雛苺『あっ!ジュンがいるわ!それにあれは……蒼星石!?』

真紅『なんですって!?』

翠星石『蒼星石ぃ!!』ヒュン!

真紅『待ちなさい!翠星石!』

128: 2016/02/09(火) 01:56:10.70 ID:Remn2s4T0
雛苺『や、やっと追いついたの』

真紅『翠星石、蒼星石とジュンは?』

翠星石『…………見失ったです……』

雛苺『真紅ぅ…、あの蒼星石って…』

真紅『本当にジュンが「9秒前の白」に居たのなら、あの蒼星石は……』




――――――――――――――――――――――――


『第一幕は楽しんで貰えたかな。坊や』

『うん、すごいね。生きてるみたいだった』

『生きている人形も混じっているからね。よく見ていてごらん』


――――――――――――――――――――――――



翠星石『なんです…。今の声……どこかで…』

真紅『この声……ぁぁ…そんな…そんなはずは……!』

雛苺『お父様!?お父様なの!!』

129: 2016/02/09(火) 01:57:35.71 ID:Remn2s4T0
雛苺『お父様ぁ!!』

翠星石『なんですかこの壁は!あっちに行けねぇですぅ!』

真紅『本当にお父様なの…?あぁ…やっぱりお父様の声だわ!』

翠星石『声は聞こえるですのにあっちは気づかないですぅ!』

真紅『これは……過去の残影ね』

雛苺『過去の残影?』

真紅『お父様の近くにいる子を見てごらんなさい。……あれはジュンね』

翠星石『そういえば面影が…!』

雛苺『あれがジュンなの?お父様ジュンにお人形劇を見せてるのよ』

真紅『あの幼いジュンはジュンの記憶? あのジュンが過去のジュンならこれはお父様の記憶なの…?』

真紅『……どちらにせよ、ジュンが近くに居るのは確かだわ』

翠星石『真紅!ジュンはお父様に会ってたですか!?』

真紅『そういう事になるわね』

130: 2016/02/09(火) 01:59:42.01 ID:Remn2s4T0
翠星石『お父様はアリスにしか会わないんじゃなかったですか?』

真紅『それはそうなのだけど…』

雛苺『ジュンはアリスなの?』

真紅『ジュンはドールでもなければ女性でもないわ』

翠星石『ならどうして…』

真紅『………』

雛苺『あのお人形劇…。まるでアリスゲームみたいなの』


――――――



翠星石『きゃあっ!また水が…!』

真紅『みんな!離れてはダメよ!』

雛苺『あっ!ジュンが行っちゃう!それにまた蒼星石がいるの!!』

翠星石『…!! 今度こそ見失わないですぅ!!』

真紅『ダメよ!流されてしまう。今は耐えて…!』

翠星石『うぅぅ~~!!蒼星石…!』



『誰も僕に構わないで 僕を見ないで…』



真紅『ジュンの声…!ジュンはまだここにいるというの?』

131: 2016/02/09(火) 02:01:49.45 ID:Remn2s4T0
 


『……見ないで… 誰もこんな私を見ないで…』




真紅『…水銀燈の声?』

雛苺『真紅!翠星石! あそこ!』




水銀燈『……離して…』

ジュン『君は…嘘……ッ本当は淋しいんだッ 目を逸らして…真実から…』

ジュン『…ない…ッ きみは壊れないッ』

水銀燈『……あなた…ダレ……?』




翠星石『ジュン!!それに水銀燈!?』

雛苺『ど、どういうことなの…?』

真紅『わからないわ。とにかく今はジュンの元へ…!』


翠星石『……蒼星石?』

132: 2016/02/09(火) 02:03:52.78 ID:Remn2s4T0
蒼星石『しっかりするんだ!思い出して!』

ジュン『!?』

蒼星石『君は帰らなくちゃ!大切な人はすぐそこに』

ジュン『えっ?』

真紅『ジュン!』

雛苺『ジューン!帰ってきてー!』

ジュン『だれ…?思い出せない…。思い…出せない……?』


翠星石『蒼星石!!』

蒼星石『蒼星石?それは僕の事かい?』

翠星石『そうです!貴女は私の双子の妹。蒼星石ですぅ!』

蒼星石『そう。僕の名前は蒼星石って言うのか』

翠星石『私と一緒に帰りましょう!さあ、早く!』

蒼星石『残念だけれどそれはできない』

翠星石『………』

133: 2016/02/09(火) 02:05:45.08 ID:Remn2s4T0
蒼星石『なぜかわからないけどわかるんだ。僕は君の所へは行けない』

翠星石『ボディも…ローザミスティカも無いからですね……』

蒼星石『事情はよくわからないけど、僕はもう大丈夫。名前を思い出せたから』

蒼星石『ありがとう、翠星石』

翠星石『ッ!! 翠星石の名前…覚え………蒼星石ぃ…!』グスッ…



真紅『ジュン、早く!早く私の手を掴んで…!』

ジュン『僕の名前はジュン…?思い出せない……思い出せない…』

雛苺『ジュンしっかりするのー!!』

真紅『まだ思い出せないというの?まったく……使えない下僕ね!下僕のくせに主人の名前を忘れるなんて』

ジュン『下僕…?主人…?……きみは一体…』

真紅『さっさと戻らないといばらの鞭でお尻を百たたきだわッ
   それで足りないなら通販グッズは全部雛苺のおもちゃよ
   部屋は翠星石が花だらけに改造するわよ。ジュン!』

ジュン『!?………真紅…?』

真紅『よろしい。思い出したなら帰るわよ』


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134: 2016/02/09(火) 02:07:58.71 ID:Remn2s4T0
翠星石「どうです?」

ジュン「……………長い」

翠星石「長いとはなんですか!長いとは!」

真紅「普通に長いわよ」

蒼星石「長いね」

一葉「長いな」

元治「長いのぅ」

翠星石「全員意見が一致!?」ガビーン

ジュン「えっと…、なんでこのシーンを…?」

翠星石「あの時ジュンの見ている夢に入れたらどうだったかなぁってふと思ったですよ。
     それにこれなら覚醒じゃないですからいいと思ったです」

ジュン「いや、それはそうだけど…。ていうか、そもそもあれは夢であって夢じゃないからな」

翠星石「それは知ってますけど、お父様の姿も見れますし水銀燈の弱みも握れて一石二鳥なのです」

ジュン「そういう事か。翠星石の考えそうな事だよ」

135: 2016/02/09(火) 02:14:11.37 ID:Remn2s4T0
翠星石「水銀燈がジュンに抱きついたのは気に入らねぇですけど、状況が状況ですし多めに見てやるですぅ」

真紅「私はあれを見てジュン登りを連想したわ」

ジュン「なんでだよ…」

蒼星石「僕 あの時のことは覚えてないんだ。あとからラプラスに教えてもらって知ってはいるけど」

真紅「そうでしょうね。『9秒前の白』とはそういう所だもの」

元治「今更だが『9秒前の白』とはどんな所なんだい?」

一葉「私も話には聞くのだが…」

蒼星石「誰もが持っている無意識の領域。そのさらに奥深く。
     現実に対して少しだけ後ずさりして立ち止まることが許される場所」

真紅「そんな所ね」

一葉「水銀燈が『ここは暗い』と言っていたが それは…?」

真紅「入り方によっては9秒後の黒にもなるの。
   水銀燈はよほど自分の立ち位置と衣装を気に入っていなかったのね。服を着ていないのがいい証拠よ」

ジュン「あれが水銀燈の本質なんだな。淋しくて仕方ないけど逆の行動を取ってしまう」

真紅「水銀燈の一番知られたくない部分なのでしょうね。……本当に素直じゃないんだから…」

136: 2016/02/09(火) 02:20:05.19 ID:Remn2s4T0
元治「話を戻してしまってすまないね。9秒後の黒とは…?」

真紅「同じ場所でも見方によって全然違う場所になるって意味よ。萩原朔太郎の猫町のようにね」

真紅「ジュンと水銀燈は流されていたけど、あの場所は少しでも行くべき場所が見つかると流されてしまうの」

蒼星石「そう。だから翠星石の思い描いたシーンは有り得ないんだ。意識がはっきりしている者では立ち入る事ができない場所」

ジュン「その前にラプラスの魔が通してくれないだろうけどな」

翠星石「だから意識的に『9秒前の白』に行く想像ってだけですぅ!」




蒼星石「さて、次は僕の番だ。早速始めよう。準備はいいかい?ジュンくん」

ジュン「あぁ、いいぞ」

真紅「貴女がどんな事を考えていたのか個人的に興味があるわ」

翠星石「う~ん…、蒼星石はこういう企画は興味ないと思ってたですけど…」

蒼星石「そんな事ないさ。じゃあ始めるよ」

137: 2016/02/09(火) 02:22:02.16 ID:Remn2s4T0
 
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【ローゼンメイデン TALE 36】


ジュン『……(は―――もう…、やっと日曜ってのに学校なんて…。ってか勝手に教室入って怒られないかな…)』

翠星石『ね…ねぇ、ジュン。二人きりですね…』

ジュン『それはさっきも聞いたよ…』

翠星石『す…翠星石は今何考えてると思います?』

ジュン『知らないよ、もう…』

翠星石『当ててみてくださいです』

ジュン『えー…、…じゃあ…、誰かに見られたらどうしよう…とか?』

翠星石『ですっ!?』ビクッ

ジュン『…ん?なんだよ今の』

翠星石『なっ、なんでもない気にすんなですッでありますッ』

ジュン『…っとに…』ハーー…

翠星石『……』ドキドキ


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ジュン『なぁ、もう帰らないか?』

翠星石『まだですッ!来たばっかじゃないですかーっ!』

ジュン『そんな事言ってもなぁ………んっ?…う…うそだろ…、本当に誰か来るぞ…!』

翠星石『へ…』

ジュン『翠星石!』

翠星石『はっ、はいッ!?』

ジュン『隠れるぞ!』

138: 2016/02/09(火) 02:23:13.83 ID:Remn2s4T0
翠星石『あわわ…!ど、どこに隠れたら……そうです!カーテンのカゲに…!』

ジュン『わかったッ!掴まれ!』ガシッ

翠星石『ですッ!』


――――――

ジュン『ふぅ…、行ったか…。もう大丈夫そうだぞ。翠星石』

翠星石『……』

ジュン『…翠星石?』

翠星石『か、顔……近っ…///』

ジュン『! ご、ごめん』バッ

翠星石『い、いいです!このまま抱っこしていてくださいです。それより、あの人間たちは何をしてるです?』

ジュン『来るときにも見ただろ?あれは野球部が………翠星石…?』

翠星石『顔…近いですよね……』

ジュン『う、うん…』

翠星石『こ、このまま近づいたら……翠星石たちは…』

ジュン『……!///』カァァ

翠星石『ジュン…。ジュンはここに来るためにいっぱい戦ったです。…翠星石はそんなジュンの事が…』

ジュン『す、翠星石…』

翠星石『ジュン…』ウルウル









『『』』




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139: 2016/02/09(火) 02:24:28.66 ID:Remn2s4T0
ジュン「」

翠星石「」



蒼星石「こんな所かな」

真紅「あなた全然出てこないじゃないの。それに、なんでジュンと翠星石がキスするのよ。あの流れはおかしいのだわ」

蒼星石「こうだったら面白いかなって思ってね。僕もああいうのはよくわからないけど、短くまとめられたんじゃないかな」

真紅「そうではなくて!なぜこの真紅ではなくて翠星石なの?」

蒼星石「だってあの場面は翠星石の場面じゃないか。僕たちは家に居たから」

真紅「……………納得いかないのだわ…」


元治「蒼星石や。なぜこの場面を…?」

蒼星石「翠星石がこうしてみたいと思っていたからです」

一葉「いや、人の色恋沙汰に干渉するのはまずいのでは…」

真紅「そうね。あの二人も心ここにあらずなようだし」

蒼星石「えっ?そうなのかい?翠星石、ジュンくん」


ジュン「」

翠星石「」


蒼星石「本当だ。微動だにしない」

140: 2016/02/09(火) 02:26:40.58 ID:Remn2s4T0
ジュン「」

翠星石「」

ジュン「はっ!」

翠星石「ですッ!」

蒼星石「あっ、起きた」

ジュン「カーテン……姉ちゃんの少女漫画………ああッ!そういう事だったのか!」

翠星石「きゃあああああああ!!!!蒼星石ィィィィイイイイイイ!!!!!な、なんてことするですかぁぁ!!!!」

蒼星石「あんな感じでよかったかな?」

翠星石「よかったも何もねぇですぅ!!!うあああああああああ!!!!!!///」

ジュン「あ、あの……翠星石…さん?」

翠星石「! わ、忘れろですッ!ボコられて忘れてしまえですぅ!!」ポカポカッ!

ジュン「い、いててっ…!やめろってば……僕も恥ずかしかったんだぞ…」

翠星石「ふぇぇぇん!蒼星石が…蒼星石がまた意地悪したですぅ!」ウェェェン!

真紅「よしよし。さすがに今回のは感心しないわよ。蒼星石」

蒼星石「僕は良かれと思って…」

141: 2016/02/09(火) 02:28:24.56 ID:Remn2s4T0
蒼星石「さっきのお便りの時も翠星石 元気がなかったじゃないか。だから元気が出たらいいなって思って…」

真紅「気持ちはわかるけど、この場合は藪蛇でしかないわよ」

蒼星石「そ、そうなの?………ごめん、翠星石。ごめん、ジュンくん」

ジュン「う、うん…」

翠星石「うぅ……、もういいです…。でも、翠星石の秘めたる想いがジュンに…」

ジュン「翠星石…。ぶっちゃけた話、そういう気持ちはちょっと伝わってたというか……」

翠星石「え゛」

真紅「ドールとマスターですもの。そんな強い気持ちは読まれて当然なのだわ」

翠星石「ほあああああああ!!?」

一葉「マスターの方がドールの心を読む事もあるのか?」

蒼星石「普通はない。だけどあんなに強い気持ちなら伝わってしまうかも」

元治「なるほどのぅ」


ジュン「その……悪くないとは思ってたよ…」

翠星石「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ!もしくは○ねですぅ!」ポカポカッ!

ジュン「ちょっと待て!それは放送コードに引っかかるぞ!」

翠星石「知らんです!この…チビ人間のアンポンタン!」ベー

ジュン「な、なんだと!この性悪人形!」



蒼星石「僕のせいでケンカが始まっちゃった…」

真紅「微笑ましいからいいのだわ」

一葉「うむ、見ていてほのぼのする」

元治「癒されますなぁ」

142: 2016/02/09(火) 02:30:44.46 ID:Remn2s4T0
ジュン「よく考えたらこれ放送してるじゃん…。あぁぁ…、なんてことだよ…」

翠星石「へっへーんだ!翠星石ばかり恥ずかしい思いをさせるからそういう目に合うです。でも、これで晴れて公認の仲に…」チラッ

ジュン「人形好きの変Oだと思われたらどうしよう…」

翠星石「聞けですッ!」

真紅「大丈夫よ、ジュン。みっちゃんさんも同じ類いなのだわ」

蒼星石「フォローになってないよ。真紅」


――――――



真紅「過去はいくつもの未来へと繋がっている。あなたの未来も無限に広がっているのだから」

真紅「『ジュン、忘れないでね』」

真紅「このコーナーは、今月から始まる新連載【ローゼンメイデン0-ゼロ-】の意気込みや予想をしていくコーナーよ」


ジュン「自分の活躍や新連載はこんな感じかなって意見をゲストから聞いていくんだ」

真紅「そういうことよ。そんな訳だから4人とも何か話して頂戴」

翠星石「丸投げですぅ…」

一葉「過去の話だったな。私は契約するまでローゼンメイデンの存在を知らなかったのだ。だから、同じく契約した人間との話をするのではないか?」

元治「私も同意見かのぅ。私らに想像できるのはそのくらいとしか…」

蒼星石「確かにその辺の事をやるかもしれない」

143: 2016/02/09(火) 02:32:51.71 ID:Remn2s4T0
蒼星石「僕たちの過去編なら少し明かされてたよね」

翠星石「レオシュたちとのお話しですね」

蒼星石「うん。水銀燈に襲われたり、当時のマスターが皇帝の座を奪われてしまったり」

翠星石「あー…、懐かしいですねぇ」

ジュン「僕もその話は聞いたよ。あれって結局どうなったんだ?」

翠星石「おぉっと!それはネタバレだから言わないですぅ。漫画になった時に怒られちゃうですからね」

ジュン「誰にだよ…」

真紅「漫画になるのかしら…?」

蒼星石「………」

翠星石「んっ?蒼星石どうしたです?」

蒼星石「なんでもない。ただ、ツヴィリンゲと言ったらマスターと契約した時を思い出すんだ」

一葉「ほう!私との時かね」

蒼星石「そう。あの時衣装のとりかえっこをして僕怒ったでしょ?」

翠星石「あれは……悪かったですぅ…」

蒼星石「そしたら翠星石が出て行って、ジュンくん家で真紅と雛苺を味方にしてたよね」

翠星石「ラプラスの魔にそのシーンを見せてもらったって言ってましたもんね」

蒼星石「うん。…飼い犬に手を噛まれた気分だったなぁ」シミジミ

翠星石「飼い犬!?」

144: 2016/02/09(火) 02:34:45.49 ID:Remn2s4T0
翠星石「犬!?蒼星石にとっての翠星石は犬ですか!?」

蒼星石「だってすぐ抱きついてくるし。ちなみに真紅は飼い猫のイメージだよ」

真紅「ちょっと!!それは心外すぎるわよ!」

翠星石「犬……犬って……」

蒼星石「もちろん冗談だよ。きみは僕の自慢の姉さ」

翠星石「そ、蒼星石ィ…!信じてたですよ~~!」ダキッ

ジュン「ホントだ。すぐ抱きついた」

真紅「今日はS星石っぷりが多いわね」

一葉「ははは、蒼星石の新たな一面を見られて良かったよ」

元治「最後には仲睦まじいのもポイントですな」



翠星石「う~ん…あとは、他にもいろいろ大冒険したですけど 何をピックアップしていくですかね?」

蒼星石「僕たちはずっと一緒にいたからね。僕たちの過去編をやるなら二人一緒の物語なのは間違いないよ」

ジュン「なるほどな。あとは箱庭の事とか」

翠星石「箱庭でもずっと一緒だったですからねぇ」

蒼星石「あまり代わり映えしないね」

真紅「安定の仲の良さなのだわ」

145: 2016/02/09(火) 02:36:31.70 ID:Remn2s4T0
ジュン「さて、そろそろお時間になりました」

真紅「本日のゲストである翠星石、蒼星石、結菱さん、柴崎さんお疲れ様」

蒼星石「今日は楽しかったよ」

一葉「たまにはこういうのも悪くないな」

元治「時間があっという間に過ぎていったよ」

翠星石「ジュン!真紅!また翠星石たちを誘うですよ」

ジュン「そんなにラジオ長くやらないよ」

真紅「ふふ、それでも二週目いくかもしれないわよ?」

ジュン「勘弁してくれ…」


ジュン「あと、このラジオは不定期だからまたネットで放送日を掲載するよ」

真紅「それでは、お相手は第5ドール真紅と」

翠星石「第3ドール翠星石ですぅ!」

蒼星石「蒼星石」

一葉「結菱一葉だ」

元治「柴崎元治です」

ジュン「そして、桜田ジュンでした」



【薔薇の香りのガーデンパーティ0 第5回目】END
 

146: 2016/02/09(火) 02:38:10.43 ID:Remn2s4T0
今日はここまで。続きは今夜投下します。

引用: 【ローゼンメイデン】薔薇の香りのガーデンパーティ0【ラジオSS】