207: 2016/02/11(木) 22:04:24.63 ID:BpbiY62D0
ラプラスの魔の声は津久井さん、三上さん、中田さんの三人が担当していたそうです。
ニャンちゅうとラプラスの魔の声が一緒だと最初わかりませんでした。

前回:薔薇の香りのガーデンパーティ0 第7回目

それでは投下していきます。

208: 2016/02/11(木) 22:05:50.35 ID:BpbiY62D0
 
【薔薇の香りのガーデンパーティ0 第8回目】


真紅「真紅と」

ジュン「ジュンの」

真紅 ジュン「「薔薇の香りのガーデンパーティ0」」


真紅「第8回目始まりました。今日も喋っていきたいと思います」

ジュン「もう8回目かぁ。よくもったよ」

真紅「あら、まだ8回目よ。それにまだ呼んでない人がいっぱいいるもの」

ジュン「げっ…、まさか全員呼ぶつもりじゃないだろうな…」

真紅「全員は無理よ。主要な人物だけよ」

ジュン「たしか全10回だよな。あとちょっとだ。頑張れ僕!」

真紅「今回は一癖も二癖もある人達よ。しっかりラジオをしていきましょう」

ジュン「今日は誰が来るんだ?」

真紅「では呼びましょうか。今日のゲストの皆さんよ」

209: 2016/02/11(木) 22:09:25.68 ID:BpbiY62D0
薔薇水晶「こんにちは」

槐「来てやったぞ」

ラプラスの魔「これはこれは、坊ちゃんに真紅嬢。この兎をご所望とお聞きしましたよ」


ジュン「おいっ!このメンツはヤバすぎるだろ!僕たちで御しきれるのか?」

真紅「大丈夫よ。……たぶん」

ラプラスの魔「トリビャアル!何を悩んでおいでですか?無意識の海の波打ち際のように安らぎを与える事もまた必要かと」

ジュン「無意識の海の波打ち際とか安らげるわけないし…」

ラプラスの魔「あべこべ言葉ですよ。坊ちゃん」

ジュン「無理だろこれ…。どうやって会話していけばいいんだ…」

真紅「……任せるわ」

ジュン「丸投げかよ…」

ラプラスの魔「ククッ…、雲雀を携えた旅人のようにさぞ心地よい調べを奏でるでしょう」

ラプラスの魔「いえいえ、どうして。雲雀などおりません。それは声」

ラプラスの魔「声は誰しもの耳に届く。ですが、ウサギの声を聞いたことはありますか?」

ジュン「知らないよ!……なぁ真紅。こいつを野放しにしてラジオを進めるのは無理だぞ…」

真紅「そうね。ラジオを聞いてる人達もつまらないでしょうし」

ラプラスの魔「卵が先か鶏が先か。この兎が手取り足取り声とりお力添えをと致しましょうに」

薔薇水晶「ラプラス気持ち悪い…」

ラプラスの魔「おやおや…」

210: 2016/02/11(木) 22:12:02.19 ID:BpbiY62D0
ラプラスの魔「気分が悪い…と。これは大変。水晶の薔薇も枯れてしまう」

薔薇水晶「違います。キモいって事です」

槐「あぁ、たしかにキモい。まだ白崎の方がマシだ」

ラプラスの魔「これは手厳しい。愉快なお茶会になればと思ったのですが。旅人は服を脱ぐことを拒み続けたのです」

ジュン「あのさ、僕も白崎のキャラの方がいいと思うんだ。ゲストの半分以上がアニメオリジナルだし」

ラプラスの魔「なるほど、さすが坊ちゃん。そういう事ですか。……なら」スゥ

白崎「これでどうかな。桜田くん」ポン!

槐「あぁ、いつものキモさだ」

薔薇水晶「安定のキモさ」

真紅「キモくて安心するわ」

ジュン「キモいな」


白崎「みんなひどいよ!」ガビーン

211: 2016/02/11(木) 22:14:13.02 ID:BpbiY62D0
ジュン「ラプラスの魔と会話できるようになった事だしふつおた始めるか」

真紅「そうね」


ジュン「このラジオは『ふつおた』、『僕の時間に巻き返す』、『ジュン、忘れないでね』の3つのコーナーをやっていきます」

真紅「あなたも私達に質問したかったら手紙を送りなさい。この真紅が直々にお答えするわ」


ジュン「では最初のお便り。R.N.幻想世界の第8ドールさんから。ありがとな」

真紅「ありがとう」

薔薇水晶「…ありがと」


ジュン「『皆さんこんにちは。質問なのですが、ラプラスの魔って何者なんですか。
     もしかして、私と同じ幻想世界の住人?是非教えてほしいんだから!』……ラプラスへの質問みたいだ」


真紅「そういえば私たちもよく知らないわ。どうなの?ラプラス」

白崎「う~ん…、なんだと思う?」

真紅「質問を質問で返すのはナンセンスよ」

白崎「あぁ、ごめんよ。とりあえず、ローゼンとは古い仲って事だけは教えておくよ」

ジュン「質問の答えになってないじゃないか」

白崎「謎は謎。ミステリアスなまま終わる事も時には必要なんだよ」

212: 2016/02/11(木) 22:16:19.54 ID:BpbiY62D0
槐「僕が会った時からこいつは謎の存在だった」

薔薇水晶「謎すぎる…」

白崎「謎めいた男っていいものでしょ」

真紅「あなたは謎すぎて苦手なのよ…」

ジュン「僕の予想なんだけど、ローゼンに造られた人形って説と本当にデウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)って説を考えたんだ」

白崎「ふむふむ」

真紅「Deus ex machine……演出技法だと思っていたわ」

ジュン「普通はそう思うよな。こんなウサギが神とか誰が信じるかよ」

白崎「あっ!言ったな。僕ってけっこうすごいんだぞ」

薔薇水晶「知ってるから黙って」

ジュン「それで前者だけど、アリスゲームを見守る者が必要でローゼンが造った」

ジュン「後者は、ローゼンに錬金術や不氏の技法を教えた神か悪魔。この二つが有力な線かな」

槐「後者だとしたら間違いなく悪魔だな。神じゃない」

真紅「ゲオルク・ファウストが悪魔メフォストフィレスを呼び出したお話みたいね」

薔薇水晶「それなら代償は……ローゼンさんは魂をあげちゃったの?」

真紅「お父様は私達をお造りになったのだからそれはないわ」

ジュン「契約の代わりに体を造ってやったんじゃないか?」

白崎「ほう」

213: 2016/02/11(木) 22:18:55.65 ID:BpbiY62D0
ジュン「悪魔は退屈していた。そこでローゼンが面白いものを見せる代わりに力を貸すように言ったんじゃないかな」

ジュン「面白いものを見るためには体が必要だ。だから体を造ってやった。
    その悪魔は舞台の中から舞台を観る事ができたって妄想」

真紅「妄想なのね。でも、それって私達にとってあまりいい話ではないわね。…というか不愉快だわ」

ジュン「そうだろうな。もしそうならローゼンもそう思うかもな。それでも、娘たちの安全が最優先だった」

槐「娯楽感覚だろうと見守ってくれる者がいる。動けない自分よりは遥かにマシって事か」

ジュン「たぶんね」

薔薇水晶「さすがお父様。一流は一流を知るってことですね」

槐「そうかい?」テレ

真紅「それでどうなの?この話は的を射ているのかしら?」

白崎「なかなか面白い話だとは思うよ。聞き入っちゃったからね」

ジュン「それでどうなんだ?」

白崎「だから秘密だってば!ミステリアス男子の称号を失うわけにはいかないよ」

槐「なんだそれは…」

真紅「結局教えてはくれないのね」

白崎「ごめんよぉ」

ジュン「あぁぁ…!僕が妄想を喋ってただけになっちゃったよ…」

薔薇水晶「…ドンマイ」

ジュン「えっ?…う、うん」

214: 2016/02/11(木) 22:25:57.76 ID:BpbiY62D0
ジュン「続いてのお便り。R.N.カナ大大だーい好きさんから。ありがとな」

真紅「ありがとう」

薔薇水晶「…ありがと」


ジュン「『こんにちは。今回も質問します。
     薔薇水晶ちゃんはなんで壊れちゃったんですか。
     そして、槐先生は本当にローゼンさんのお弟子さんなんでしょうか。
     そこんとこどーなの。あとお店またやってほしいです!』……だってさ」


槐「弟子だよ!意思ある人形を造れるのは世界広しと言えど僕と師匠だけだって!」

ジュン「鳥海も一応造れるじゃん」

槐「いや、あれは造るってより創るだから。それに僕の美意識ではあれは認めない」

ジュン「そうなのか?ドールマニアのそういうのってよくわからないな」

槐「人形師だからな。ドールマニアじゃない」

ジュン「はいはい」

槐「………。そういえば、お前はローゼンを継いだのだろう。将来は人形師になるのか?」

ジュン「えっ?う~~ん…、そんな先のこと考えてないよ」

槐「勿体無いな。それだけの腕があればいくらでも需要はあるというのに」

ジュン「だからまだ考えてないってだけだから!それよりまだ質問は続いてるぞ」

槐「…そうだな。薔薇水晶が壊れたのはローザミスティカ6つに耐えられなかったとしかいいようがない。僕としたことが…」

薔薇水晶「お父様。私が至らないばかりに…」

槐「いいや!薔薇水晶は完璧だった。ローゼンの人形を6体も倒したじゃないか。だから落ち度は僕にある」

薔薇水晶「そんな…。お父様はいつだって完璧です」

槐「そ、そうかい?」テレテレ

薔薇水晶「はい」ニッコリ


ジュン「照れすぎだろ…」

215: 2016/02/11(木) 22:34:43.25 ID:BpbiY62D0
真紅「なんていうのかしら。そもそも薔薇水晶の強さは人形としての常識を超えているのよ」

槐「それは僕が造った人形だからな。当たり前だ」

真紅「そうではなくて。貴方の求めるものは強さなの?」

ジュン「あー…、そこか。ローゼンは醜くも美しい存在。生きた少女を目指していたもんな」

真紅「えぇ。お父様は私達が生きていけるようにと願いを込めながら生み出した。貴方はなぜ人形を造っているの?」

槐「僕は……ローゼンを超えたくて…」

白崎「認められたかったって事でしょ。ローゼンもけっこう無愛想だからなぁ」

真紅「では、貴方はお父様に勝ちたいという気持ちだけで薔薇水晶を造ったの?」

槐「違う…!僕は薔薇水晶を愛している。ローゼンに負けないくらい自分の娘を愛しているんだ!!」

真紅「ふふ、そうでしょう。なら大丈夫。貴方の事はお父様だってきっと認めているわ」

槐「何故だ…?」

真紅「だって薔薇水晶の傍にいるから。彼女が寂しい思いをしていないということは、貴方はある意味お父様を超えたのよ」

薔薇水晶「そう。お父様が一番なの」

槐「そうか…。そうなのかな…」

真紅「それにさっきの話だけれど、ローザミスティカはお父様の中の思い出……夢の少女から造られている」

真紅「ローゼンメイデン以外で受け止めるのは最初から無理だったのよ。だから貴方が気に止む必要はないわ」ニッコリ

槐「…!」


槐「真紅…。やはり美しい」

薔薇水晶「…………お父様…?」ゴゴゴ…

槐「い、いや、なんでもない!店はそのうち営業再開すると思うぞ」

216: 2016/02/11(木) 22:44:08.67 ID:BpbiY62D0
ジュン「話は変わるけど…。さっきさ、僕がローゼンを継いだって話ししたよな」

槐「あぁ、したな」

ジュン「アニメだとお前に『何も作り出す事のできないやつ』とか『ただ力を与えるだけの存在』って言われたんだけど」

槐「……」

ジュン「あと、ラプラスの魔からも『真紅の螺子を巻いただけの少年』って言われたな。あれって原作のネタバレ防止だったのか?」

白崎「それもあるけど、1期と2期は桜田くんの不登校の原因が違うだろ。だから設定も少し違うんだよ」

薔薇水晶「…つまりどういう事?」

白崎「アニメの桜田くんはマエストロとしてはそこまで活躍してないかなって」

真紅「私の腕を直したりブローチを付けてくれたりしたじゃないの」

白崎「原作みたいに圧倒的な才能を見せたり、ドール服を作ったりしてないよね。ローゼンとの関わりもなかったし」

薔薇水晶「あなた…原作ならジュンが指輪を失っても助けに行くのにね」

白崎「主役が退場したら観客がガッカリするだろ。アニメの時の桜田くんも原作に影響が出ない程度に助けてたよ」

ジュン「なるほどな。一応ネタバレにならないように気にはしてたのか」

白崎「そりゃね。あの段階で桜田くんがアリスゲームに不可欠だと知られるのはまずかったんだ」

白崎「劇を楽しむなら先を知らないのが一番ってわけ」


槐「……僕はそういうつもりはなかった」

217: 2016/02/11(木) 22:47:07.67 ID:BpbiY62D0
槐「単に真紅の螺子を巻いただけの奴かと思っていたのだがな。他の媒介同様に軽視していたのは確かだ」

槐「だが筋は良いとは思っていた。……まさかローゼンを継承するまでになるとは…」

真紅「私もホーリエの選択に疑問を持った時期があったわ。そして、その後の展開はとても予想できなかった」

ジュン「予想されても困るけどな」

薔薇水晶「そっちだとローゼンさんの部屋を渡していましたよね。あれはいつから決まっていたの?」

白崎「ひ・み・つ!」

薔薇水晶「………」

真紅「お父様のお部屋…。今ではジュンの部屋。…成長とは不思議なものね」

槐「不思議…か。僕はローゼンになりたかった訳じゃない。超えたかったんだ。だけど何故だろう。継承できなかった事を悔しく思うよ…」

ジュン「悔しく思わなくていい。あれは継いで嬉しくなるようなものじゃないから…。それに覚悟も必要なんだ」

ジュン「アリスゲームを終わらせる覚悟と彼女たちの希望を繋ぐ覚悟」

ジュン「だから悔しく思わなくていいんだ。それに槐の腕も超一流だろ」

槐「上から目線でムカつく…」


白崎「ところで、桜田くんはあの部屋使ってるのかい?nのフィールドは頻繁に使ってるみたいだけど」

真紅「まるでどこでもドアなのだわ」

ジュン「部屋は使ってないよ。あの部屋に居るだけで色んなものが視えちゃうし…」

白崎「もったいないなぁ。せっかく君だけが使えるのに宝の持ち腐れじゃないか」

ジュン「ちゃんと使いこなせるようになるまで使わないって決めたんだよ」

白崎「桜田くんがそう言うなら仕方ないな。柏葉さんのお風呂とか覗いたりすると思ってたのに…」

ジュン「そ、そんな事するわけないだろッ!!」

218: 2016/02/11(木) 22:52:38.51 ID:BpbiY62D0
ジュン「『最後のお便りだ。R.N.白い茨の乙女さんから。ありがとな』

真紅「ありがとう」

薔薇水晶「…ありがと」


ジュン「『皆様こんにちは。また質問のお手紙を送ります。
     薔薇水晶さんに質問なのですが、薔薇水晶さんはローザミスティカもないのにどうやって動いているのですか?
     やっぱりボディがあればなんとかなるのでしょうか。』……この質問もよく見かけるよな」


真紅「そうね。実際はどうなの?薔薇水晶」

薔薇水晶「えっ、えっ?どうなのでしょう…?お父様どうしてですか?」

槐「んっ、想いがあればローザミスティカなんて不要だよ」

薔薇水晶「だそうです」

真紅「答えになっていないのだわ…」

ジュン「そういえば、雪華綺晶もローザミスティカ必要ないって言ってたよな」

真紅「雪華綺晶は特殊なのよ。それでも元々持ってるローザミスティカを手放すということは、本質を失うということと同義よ」

白崎「みんな勘違いしてるかもしれないけど、ローザミスティカがすべてって訳じゃないよ」

真紅「そうね。雛苺なんてボディもローザミスティカも無いのにジュンを起こしに行ったもの」

ジュン「僕が『まかなかった世界』に行く前の時か。あれは後から知ったけど泣きそうになったよ」

真紅「あらそうなの?」

ジュン「わ、笑うなよ…!感動したんだから仕方ないだろ…」

薔薇水晶「感動的なシーンでしたね」

槐「たしかになぁ。不覚にも涙腺が緩んだよ。もう歳かな?」

219: 2016/02/11(木) 22:59:34.54 ID:BpbiY62D0
ジュン「真紅の新しいローザミスティカを探しに行った話なんだけどさ」

真紅「鉱山に行った話ね」

ジュン「そこは省くけど、要するにローザミスティカの代わりがあれば目覚めるんだよ」

白崎「そうだよね。意識は『9秒前の白』に行ってるんだから呼び戻せばいい訳だし」

ジュン「人形に氏はない。欠損したら迷子にはなるけど」

ジュン「ローゼンメイデンの場合、ローザミスティカが無くなった状態って言えばわかるかな」

ジュン「つまり、人形がここに居るって思える事が重要なんだ。そうだろ」

槐「まぁな。それと造り手の想いと錬金術だな」

ジュン「やっぱそこか。槐はボディ自体に何かしてるって事かな?」

槐「ここからは秘密だけど大体そんな感じだ」

ジュン「なるほどな。人形は皆魂を持ってる。そこを術で意識化したのか」

真紅「そんなところでしょうね。白い茨の乙女さん、そんな感じらしいわよ」

220: 2016/02/11(木) 23:01:26.25 ID:BpbiY62D0
ジュン「今度は僕が巻き返す…!ローゼンの時間を 僕の時間に…!」

ジュン「『僕の時間に巻き返す』」

ジュン「このコーナーはローゼンメイデンでやってみたい場面を実際にやってみようってコーナーなんだ」


白崎「はい!!」

ジュン「うわっ、びっくりした…。どうしたんだよ、ラプラス」

白崎「そこは白崎って呼んでよ。僕前々からやってみたかったシーンがあるんだよ」

ジュン「マジかよ。そういうの無さそうだと思ったんだけど」

真紅「たしかに…。ラプラスの魔がやってみたい事……想像できないわ」

白崎「正確に言うと、ラプラスの魔としてやってみたい場面と白崎としてやってみたい場面の2つあるんだ」

槐「……白崎の方のやってみたい場面ってなんだ?」

白崎「えんじゅぅ、決まってるじゃないか。僕が望むもの。それは…!」

白崎「薔薇乙女 女王様計画!!」


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221: 2016/02/11(木) 23:04:15.60 ID:BpbiY62D0
薔薇水晶『おーほっほっほ。この鞭で叩いてあげる』ビシッ! バシッ!

白崎『あぅッ!も、もっと!!』

水銀燈『まったく…汚らわしいったらないわぁ』ビシッ!

白崎『あひゅん!』

金糸雀『気持ち悪いかしら…』

白崎『その蔑んだ目いいね!』

翠星石『お前なんて縛られちまえですぅ!』スィドリーム

蒼星石『ラプラスの魔。僕が君のいらない部分を切ってあげよう』

白崎『ああっ!拘束プレイ…!ど、どこを切ってくれるのかな?』ドキドキ

真紅『………』ビシッ!バシッ!ビシッ!

白崎『ああッ…!!いばらの鞭!無言で叩いてくるのも好感触だよ!』

雛苺『えぇぇ……』

白崎『ドン引きしてて可愛いね!金糸雀とは違う感じの眼差しだよ!』

雪華綺晶『わたくしが吸い尽くして差し上げましょう』

白崎『ウヒョォォォォォ!!マーベラスぅぅぅ!!!!』


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白崎「これ!こんな感じ!これを全ドールにやってもらいたい!」

222: 2016/02/11(木) 23:06:43.73 ID:BpbiY62D0
真紅「………」ドンビキー

ジュン「おい、白崎。真紅がドン引きしてるぞ」

白崎「なんで!?どうして!!あぁ、でもその眼差しが心地よい…」

白崎「ふふ、天使な雛苺が僕にだけ蔑んだ目で罵ってくれるとかもいいな。むしろ最高じゃないか!」

真紅「ち、近寄らないでちょうだい…!そんなウサギだったなんて……」

槐「兎っていうより豚だ」

薔薇水晶「ウサギなのに豚? お父様面白いです」


ジュン「あのさ…、このラジオは小さな子も聞いてるみたいだからそういうのはちょっと…」

白崎「そんなぁ…!」ガックシ…

真紅「無様ね。個人的にはラプラスの魔の方の願望も少し怖いのだけれど…」

槐「こいつの願望など見るに値しないのは確かだな」

薔薇水晶「そうですね」

白崎「みんなさっきから酷すぎるって!今度はまともだから!まともだからやらせてよ!」

ジュン「わかったよ。じゃあ始めろよ」

白崎「さすが桜田くん!そうこなくっちゃ…!」


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【ローゼンメイデン TALE 20】


ジュン『こんな所が第42951世界… 雪華綺晶のアジトか』

ジュン『雛苺の世界とは全然違うんだな…』

223: 2016/02/11(木) 23:13:35.23 ID:BpbiY62D0
ジュン『…はぁ…金糸雀があっちに行ってから どうも独り言が多いや…』


ラプラスの魔『おや、坊ちゃん。お喋りの相手をお求めですか?』


ジュン『ラプラスの……魔ぁぁぁぁぁ!!!?』

ラプラスの魔『ククッ…、そんなに驚かれてどうしたのですか?』

ジュン『いや、なんで!?なんで半裸なんだよ!!』

ラプラスの魔『半裸と言っても全身毛に包まれていますよ』

ジュン『そんなのどうでもいいよ!よりにもよってビキニパンツだし…』

ラプラスの魔『それは坊ちゃんが喜ぶと思いまして』

ジュン『どう考えたら僕が喜ぶと思ったんだよ!』

ラプラスの魔『坊ちゃんの トリビャルハートにロックオン(ハート)』キュンキュン

ジュン『う、うわぁぁぁああああああ!!!!』ダッシュ!


――――――



ジュン『はぁ…はぁ……、こ、ここまで来れば…!』

ラプラスの魔『おやおや、行き止まりのようですね』

ジュン『で、出たぁぁぁぁ!!』

ラプラスの魔『坊ちゃん。私を置いていくなんてヒドイじゃないですか』

ジュン『逃げたんだよ!それくらい気付け!』

ラプラスの魔『それはそれは』

224: 2016/02/11(木) 23:16:11.38 ID:BpbiY62D0
ジュン『んっ、なんだ?底の方で何か光って…』

ラプラスの魔『私の鏡を覗けば見られますよ。もしかしたら、あれが坊ちゃんの探し物かもしれませんね』

ジュン『なんだって…!おい、その鏡ってどこにあるんだ?』

ラプラスの魔『ここにありますよ。この中に』

ジュン『この中って……パンツの中!!?』

ラプラスの魔『ククッ…、如何にも左様にも』

ジュン『なんでそんな所に鏡を……もういいから出せよ!』

ラプラスの魔『出してください』

ジュン『………なんだって…?』

ラプラスの魔『坊ちゃんが取り出してください』

ジュン『はぁぁ!?なんで僕が…!』

ラプラスの魔『使うのは坊ちゃんですから。何か得るためには犠牲も付き物かと』

ジュン『そ、そんな…。あぁ、もうッ!お前が付けてる手袋貸せよ……って付けてないし…』

ラプラスの魔『さぁ!坊ちゃん早く早く!』クネクネ

ジュン『うぅ……』

225: 2016/02/11(木) 23:18:20.63 ID:BpbiY62D0
ジュン『こ、こんなのすぐ取り出せばいいじゃないか…!』

ラプラスの魔『そうですね』

ジュン『やってやる!あっちの僕も頑張ってるんだ。僕も負けてられるか!』グィッ!

ラプラスの魔『ブラボォォォォ!!!!』

ジュン『ひぃッ!?』ビクッ!

ラプラスの魔『いやはや、少し触れただけでこの衝撃。流石マエストロの指先。計り知れません』

ジュン『え…?…あ……、えっ?』

ラプラスの魔『さぁ坊ちゃん。早く続きを。どうぞ遠慮なさらず…!』ズイッ!

ジュン『ぁ…ぁぁ……金糸雀――!!早く来てくれーーーーー!!!!』


―――――――――――
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―――――


真紅「ローズテイル!!」

白崎「ぐはぁっ!!」


ジュン「うわぁ………うわぁ…」

薔薇水晶「ジュン、大丈夫?」

槐「流石にこれはないわ。いくらなんでもあんまりだわ」

226: 2016/02/11(木) 23:20:57.72 ID:BpbiY62D0
白崎「なんで!?こっちは自信あったのに!」

真紅「なんの自信よ!こっちの方がおぞましいじゃないの!」

ジュン「あ、あの時こんな奴と二人きりだったのか…」ガクブル

白崎「でも、あの時微笑ましかったでしょ?坊ちゃんの後ろをピョンピョン付いて来てて」

ジュン「そんな訳ないだろ!!…ていうか、あの時そんな事考えてたの!?」

白崎「いやぁ、さすがに考えてないよ。いくら兎は性欲強いって言っても、僕はその辺の分別はしっかりできてるからね」

薔薇水晶「でもしたいのでしょう?」

白崎「ラプラスの魔の時にね」

ジュン「何言ってんの!?こいつ何言ってんの!!」

薔薇水晶「あなたはジュンの事が好きなの?」

白崎「愚問だね」

ジュン「聞きたくなかった!!聞きたくなかったぁぁぁ!!」

槐「そういえば、ドラマCDでくんくんにも手を出していたな」

真紅「なんですって!?塵にしてやるのだわ!」



薔薇水晶「ラプラスの魔×ジュン………ぽっ///」ポッ

227: 2016/02/11(木) 23:22:53.99 ID:BpbiY62D0
ジュン「もう早く終わらそう……パパッとやっちゃおう…」

真紅「そうね」

槐「薔薇水晶、何かやりたい場面はあるかい?」

薔薇水晶「はい、あります。ですが、お父様からお先にどうぞ」

槐「そうかい?なら僕から――――…」


―――――
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【ローゼンメイデン トロイメント 最終回】


槐『これで…!これで僕の人形が優れている事が証明された!ローゼンの人形より僕の人形の方が…!』

ジュン『なんだって…!?じゃあ、お前は……!』

槐『おめでとう、薔薇水晶』

薔薇水晶『お父様…』

槐『残るはあと一体。今の薔薇水晶の敵ではないぞ!』

薔薇水晶『アリスになるのはこの私』

槐『そうだ。その通りだ。いくぞ、薔薇水晶』

薔薇水晶『はい、お父様』


―――――――――――
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―――――



ジュン「薔薇水晶が壊れなかったらってこと?」

槐「そういう事だ」

228: 2016/02/11(木) 23:25:22.39 ID:BpbiY62D0
真紅「なんていうか……予想通りね」

ジュン「そうだな。予想通りだ」

白崎「えんじゅぅ、もっと面白いシーンにすれば良かったじゃないかぁ」

槐「お前と一緒にするな」

ジュン「次は薔薇水晶だけど、やってもいい?」

薔薇水晶「お願いします」

槐「もしかしたら、僕と被るかもしれないなぁ」フフフ


―――――
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―――――――――――


薔薇水晶『雛苺の髪の毛難しい…』チクチク

槐『おや?何をしているんだい。薔薇水晶』

薔薇水晶『お父様。今みんなのぬいぐるみを作ってるんです』

槐『へぇ、上手いじゃないか』

薔薇水晶『えへへ。……………できました!』

槐『8体分も。大変だったろう』

薔薇水晶『はい。今から皆さんに渡しに行ってきます』

槐『暗くなる前に帰っておいで』

薔薇水晶『はい、お父様』

229: 2016/02/11(木) 23:29:19.14 ID:BpbiY62D0
薔薇水晶『こんにちは』

雛苺『あっ!薔薇水晶なの!いらっしゃい』

真紅『久しぶりね、薔薇水晶。ちょうど呼びに行こうと思っていたの』

雪華綺晶『うふふ、久しぶりと言っても三日ぶりですよ。お姉さま』

翠星石『三日も顔を出さねーとはふてー奴ですぅ』

蒼星石『薔薇水晶にだって都合があるからそんな事言っちゃダメだよ』

雛苺『そーなのよ。水銀燈も金糸雀ももうすぐ来るから、それまでお茶会しましょ!』

薔薇水晶『はい』ニッコリ



……



金糸雀『こんにちはかしらー』

水銀燈『ちょっと……腕引っ張らないでよぉ』

雛苺『あっ!水銀燈に金糸雀!いらっしゃいなのー』

真紅『遅かったわね』

金糸雀『水銀燈を連れてくるのに時間が掛かったかしら』

水銀燈『はぁ?あなたの飛ぶスピードが遅いからでしょ』

翠星石『またお決まりの言い合いが始まったですぅ』


薔薇水晶『あの…!実は今日は渡したいものがあって…』

231: 2016/02/11(木) 23:32:16.25 ID:BpbiY62D0
金糸雀『えっ?渡したいもの?』

薔薇水晶『はい、これ…』

水銀燈『なによこれ。私の人形?』

薔薇水晶『はい。前は壊しちゃったから…。今度は雪華綺晶のも作ったの』

雪華綺晶『まぁ!かわいい。ばらしーちゃん、ありがとうございますわ』

真紅『あの時の事を思い出すけど……一応もらっておくわ』

雛苺『真紅!そんな事言っちゃダメなのよ。薔薇水晶が一生懸命作ってくれたんだから!』

蒼星石『そうだよ。薔薇水晶、ありがとう。大切にするよ』

薔薇水晶『えへへ』

翠星石『確かによくできてるです。それはそれとして、そろそろお茶会の準備するですよ』


―――――――――――
――――――――
―――――


真紅「薔薇水晶……あなた…」

薔薇水晶「……こんな世界があってもいいと思って…」

槐「………」プルプル

ジュン「槐…?」

232: 2016/02/11(木) 23:35:31.07 ID:BpbiY62D0
槐「僕は…今まで薔薇水晶に悲しい思いをさせていた…?」

薔薇水晶「いいえ、違います。私の意思はお父様の意思。私も戦いを望んでいました」

槐「…アリスゲームとさっきの団欒ならどっちがいい?」

薔薇水晶「団欒です」

槐「ほらっ!ほらやっぱり!僕は…僕は……!」

ジュン「今までの考えがダメなら改めればいいじゃん」

槐「簡単に言うけどな…。僕は薔薇水晶を自分の私怨のためにアリスゲームに参加させてたんだぞ!」

ジュン「だからさ、間違ってたと思うんならやり直せばいいよ。お前は薔薇水晶の傍にいるんだから」

真紅「そうよ。私もさっき言ったでしょ」

槐「そう…だったな…」

薔薇水晶「お父様、私は満足しています。だから間違っていたなんて思わないで…」

槐「………僕は幸せ者だな…」

真紅「気付けて良かったわね。それと薔薇水晶。私達はいつでも歓迎するわ。だから、たまには遊びに来なさい」

薔薇水晶「真紅……いいの…?」

真紅「いいも何も呼びに行くわ」

薔薇水晶「真紅…ありがとう」


白崎「ねー、もう次のコーナーに移ろうよー!」

槐「こいつ…」

ジュン「空気読めよな…」

233: 2016/02/11(木) 23:39:11.20 ID:BpbiY62D0
真紅「過去はいくつもの未来へと繋がっている。あなたの未来も無限に広がっているのだから」

真紅「『ジュン、忘れないでね』」

真紅「このコーナーは、今月から始まる新連載【ローゼンメイデン0-ゼロ-】の意気込みや予想をしていくコーナーよ」


ジュン「毎回ゲストから新連載について聞いていく感じなんだ」

槐「なぁ…、新連載って僕たちは出ないんじゃないか?」

真紅「わからないわよ。もしかしたら、お父様の弟子として登場するかもしれないわ」

槐「なるほど!それなら僕も出番があるかもしれないぞ!」

薔薇水晶「お父様…、私は?」

槐「僕が出るなら薔薇水晶も出るハズさ!」

薔薇水晶「嬉しいです」


ジュン「そもそも、槐がローゼンの弟子になったのっていつだったんだ?」

槐「真紅が造られた頃かな」

真紅「えっ」

槐「真紅の美しさに感動してね。それから先生の弟子になったんだ」

ジュン「真紅、雛苺、雪華綺晶を造ってる所を見た事あるのか」

白崎「薔薇水晶が雪華綺晶に似てるのも、雪華綺晶製作時に槐も薔薇水晶を造ったからだよね」

槐「まぁそうだな」

234: 2016/02/11(木) 23:41:05.28 ID:BpbiY62D0
槐「そんな訳で、僕と薔薇水晶は箱庭時代から始まると予想する」

薔薇水晶「原作に出られるといいですね。お父様」

真紅「過去なら可能性もあり得るものね」

ジュン「可能性あるのか…?」

ラプラスの魔「ククッ…、傘を裏返せばまた新たな世界が開くのと同じということ」

ジュン「うわぁッ!ラプラスが元に戻ってる…!」

真紅「いつの間に…」

ラプラスの魔「知っていますか?時計の針を巻き戻せば過去へと戻る」

真紅「時間のゼンマイは無機物しか巻き戻せないのだわ。それもほんの少しだけよ」

ラプラスの魔「果たしてそうでしょうか。時計の針は人によって違うものです」

真紅「もうっ…。何が言いたいのよ」

槐「ラプラス、なぜ元の姿に戻った?」

ラプラスの魔「あの姿では格好がつきませんからね」

235: 2016/02/11(木) 23:49:08.36 ID:BpbiY62D0
ラプラスの魔「私が最初に語るもの。それは人を辞めた一人の男の物語」

ラプラスの魔「消えてしまった自分の心。気づいた時にはもぬけの殻」

ラプラスの魔「それでも男は求めて止まず」

ラプラスの魔「ウサギの穴にも、お城の中にも、果ては世界の深淵にさえ」

ラプラスの魔「それでも失せ物見つからず」

ラプラスの魔「いつしか自身も壊れてしまう」

ラプラスの魔「そんな彼を救ったのは………はて、…一体誰なのでしょうね」

ジュン「………」


ラプラスの魔「豆の木を登るとどうなるか。それは登ってからのお楽しみというもの」

ジュン「なぁラプラス」

ラプラスの魔「おや、坊ちゃん。如何いたしましたか」

ジュン「突然だけどさ…、前回の雛苺じゃないけど……いろいろありがとな」

ラプラスの魔「…そのお言葉が聞けただけでこのラジオに参加した甲斐があったというもの。目に余る光栄です」


ラプラスの魔「それでは、皆さん。また近いうちに」スゥ


真紅「消えた…。照れたのかしら?」

槐「あのウサギが照れるだろうか?」

薔薇水晶「ラジオなのに勝手に居なくなっていいの…?」

ジュン「よくないけど…、お礼も言えたしあいつは放っとこう」

槐「あぁ、それがいい」

236: 2016/02/11(木) 23:52:06.39 ID:BpbiY62D0
ジュン「さて、そろそろお時間になりました」

真紅「本日のゲストである、薔薇水晶、槐、お疲れ様」

薔薇水晶「楽しかったです」

槐「あぁ、たまにはこういうのも悪くないな」

ジュン「途中ラプラスの魔が居なくなったけどなんとかなったな」

真紅「ホントよ。協調性がないのだわ」

槐「終わる間際で良かったな」


薔薇水晶「ラジオってまだ続くの?」

ジュン「あとちょっとだけ続くと思う。やる日は不定期だからまたネットで放送日を連絡するよ」

薔薇水晶「わかりました。楽しみにしてます」


真紅「それでは、お相手は第5ドール真紅と」

薔薇水晶「薔薇水晶です」

槐「槐だ」

ジュン「桜田ジュンでした」



【薔薇の香りのガーデンパーティ0 第8回目】END
 

237: 2016/02/11(木) 23:59:08.66 ID:BpbiY62D0
今日はここまで。レスありがとうございます。
ローゼンの愛せない父親の気持ちもわかります。
槐はその逆で愛せる父親だったのかもしれませんね。



本当にどうでもいい事なのですが、>>235のラプラスのセリフは

×→ラプラスの魔「それでは、皆さん。また近いうちに」スゥ
○→ラプラスの魔「それでは、皆様。また近いうちに」スゥ

こんな感じです。些細すぎてどっちでもいいのですが一応書いときます。

引用: 【ローゼンメイデン】薔薇の香りのガーデンパーティ0【ラジオSS】