272: 2016/02/13(土) 20:19:27.72 ID:ovdEB9990
それでは投下していきます。


前回:薔薇の香りのガーデンパーティ0 第9回目

ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
273: 2016/02/13(土) 20:21:18.93 ID:ovdEB9990
ジュン「もう10回目か。長いようで短かったな」

真紅「あら、ジュン。名残惜しいの?」

ジュン「ち、違うって!清々したってこと」

真紅「そう。私は少しさみしいわ」

ジュン「真紅…?」

真紅「あなたとこうしてラジオをやるのもこれで最後だもの」

ジュン「それは……僕も少しは感慨深く思うけどさ」

真紅「ジュン。あなたは最初嫌々ながらやっていたわね」

ジュン「そりゃ嫌だったよ。何が悲しくてラジオなんて…」

真紅「それは最初だけ。途中からスタジオの掃除やお茶菓子の支度。どうやったらラジオが面白くなるか勉強していたでしょう」

ジュン「し、知ってたのか…」

真紅「下僕の事ですもの。すべて知っているわ」

274: 2016/02/13(土) 20:23:17.92 ID:ovdEB9990
ジュン「まぁ…、……僕も少しだけ楽しかった……かな…」

真紅「ふふ、いい子ね。ジュン」

ジュン「真紅に無理やりやらされていたけど、スタッフの人やゲストの人と話せたのは良かったと思ってる」

真紅「私もよ。人との繋がりは話すことから。それを絆とも言うわ」

ジュン「リスナーの人達とも絆ができたのかな…?」

真紅「それはわからないわ。ただ、あなたの真剣な姿は伝わった事でしょう」

ジュン「そうなのかな?」

真紅「そうよ。そして私も。だって楽しかったから」

ジュン「真紅…」

真紅「さあ!最後のラジオよ。今回も気合を入れなさい」

ジュン「そうだな。真紅も気合入れろよな!」

真紅「誰に物を言ってるの。私は元から気合充分なのだわ」

ジュン「はは、そうだったな。なら始めるぞ」

真紅「えぇ、お願いね。ジュン」





【薔薇の香りのガーデンパーティ0 第10回目】



 

275: 2016/02/13(土) 20:26:01.44 ID:ovdEB9990
真紅「真紅と」

ジュン「ジュンの」

真紅 ジュン「「薔薇の香りのガーデンパーティ0」」


/ 茨の茎を 伸ばして撓めて~♪ \


真紅「第10回目始まりました。今日はいつにも増して喋っていきたいと思います」

ジュン「今日で最後かぁ。そう思うとやっぱり寂しいかな…」

真紅「あら、急に素直になったわね」

ジュン「まぁね。学校でみんな楽しみにしてるって言ってくれてさ。なんだか僕も感情移入してきちゃって…」

真紅「ジュンの事だから学校でその話をされたら嫌がると思っていたのだけど」

ジュン「最初は嫌だったよ。だけど生で応援の声を聞くと元気になるっていうか…」

真紅「そういえば、このラジオは聞いてる人に元気になってもらうために始めたのよね」

ジュン「新連載の宣伝のためだろ?こんなラジオで新規読者なんて獲得できる訳ないよ。専門用語ばっかでリスナー置いてきぼりにするし」

真紅「新連載の宣伝はともかく、リスナーのみんなに元気を分けてあげたかったのは本当よ」

ジュン「……そうだよな。それなのにパーソナリティの僕が逆に元気をもらっちゃって…」

真紅「私もよ。なんだか逆になってしまったわね」

ジュン「うん。本当にリスナーのみんなには感謝してるよ」

真紅「そんな訳で、今日も皆さんに元気が出るように私たちもやっていくわ」

ジュン「よかったら聞いていってください」

277: 2016/02/13(土) 20:31:46.09 ID:ovdEB9990
ジュン「それでは、最後のゲストを呼ぼうか」

真紅「最後のゲスト。大トリはこの二人なのだわ!」


雪華綺晶「ごきげんよう。ローゼンメイデン第7ドールの雪華綺晶です」

大ジュン「こ、こんにちは。まかなかった世界の桜田ジュンです…」


真紅「さっきぶりね。雪華綺晶」

雪華綺晶「はい、お姉さま。さっきぶりです」

ジュン「雪華綺晶は今僕の家に泊まってるんだ。それはそうと、お前緊張しすぎだろ」

大ジュン「だ、だって…、僕こういう公の場に出るの苦手なんだよ。こ、声が震える…」

ジュン「気持ちはわかるけどな。でもそんなの慣れっこだろ?最近はすごく活躍してるって聞いたぞ」

大ジュン「えっ?活躍って劇団の大道具で?」

ジュン「テーマパークの清掃員でパフォーマンスをしてるって聞いたぞ」>>>1

大ジュン「それ別人だから!他人の空似だから!いくら掃除好きだからってあそこまでマニアじゃないよ」

ジュン「掃除好きなのは認めるのか。店長っぽい人も出てたって聞いたし同一人物じゃないの?」

大ジュン「違うって!そういうお前も右手にミギー生やしてたって聞いたぞ!」>>>2

ジュン「誰が寄○獣の主人公だ!全然似てないだろ!」

大ジュン「ももたね先生絵だと似てるって巷じゃもっぱらの噂だぞ」

ジュン「巷ってどこだよ!」


真紅「何を戯れあっているのかしら?」

雪華綺晶「うふふ、マスターたち仲良しですわ」




>>>1…ワンダリングワンダーワールド 鉄心

>>>2…ネオ寄○獣No.8 教えて!田宮良子先生 新一

279: 2016/02/13(土) 20:35:53.69 ID:ovdEB9990
ジュン「このラジオは『ふつおた』、『僕の時間に巻き返す』、『ジュン、忘れないでね』の3つのコーナーをやっていきます」

真紅「あなたも私達に質問したかったら手紙を送りなさい。この真紅が直々にお答えするわ」


大ジュン「おおっ…!なんかラジオっぽい」

ジュン「いや、ラジオだし」

雪華綺晶「ふつおた!ふつおたを読むんですよね。どちらが読むの?」

真紅「いつも交代で読んでるわ。今回はこの真紅が読むわ」

ジュン「あぁ、任せた」

真紅「任されたわ。それでは読んでいきましょう」


真紅「R.N.カナ大大だーい好きさんからよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『ダブルジュンジュン、真紅ちゃん、きらちゃん こんにちは!またお手紙送っちゃいます。
    雪華綺晶ちゃんに質問です。雪華綺晶ちゃんはまかなかった世界のジュンジュンが大好きよね。
    そこで思ったんだけど、まいた世界のジュンジュンの事はどう思ってるんですか?なんだか気になっちゃうわ!』
    ………だそうよ、雪華綺晶」


雪華綺晶「私!?私への質問なのですか?」

ジュン「だからそうだってば」

280: 2016/02/13(土) 20:38:51.33 ID:ovdEB9990
>>278
はい、やっています。
詳しくは、ローゼンメイデン10巻に載っています。

281: 2016/02/13(土) 20:42:16.97 ID:ovdEB9990
雪華綺晶「わぁー!ドキドキします。わたくしへの質問だなんて…」

真紅「それで雪華綺晶。答えはどうなの?」

雪華綺晶「そんなの簡単です。どちらもジュン様に変わりはありません」

真紅「…つまりどういうこと?」

雪華綺晶「どちらも大切ですし大好きってことです。あっ、マスターとは一緒に暮らしているのでその差はあるかもしれませんが」

真紅「あなた、まいた世界にもよく来ているじゃないの」

雪華綺晶「だって、ジュン様が居ないと動けないんですもの」

真紅「ジュンは貴女とも心が繋がっているものね。これも立派な絆よ」

雪華綺晶「そうなんですよ!それにマスターもわたくしを受け入れてくれましたし」

雪華綺晶「さらにお姉様たちとの絆もできました。わたくし今とっても幸せですわ」

真紅「ふふ、そうね」



ジュン「そっちだとうるさくなくていいだろ。羨ましいよ」

大ジュン「いや、やっぱり少しは喋ってもらった方が暇つぶしになるっていうか…」

ジュン「隣の芝は青く見えるって事なのかな?」

大ジュン「ははっ、そうかもしれない」

282: 2016/02/13(土) 20:44:42.15 ID:ovdEB9990
真紅「続いてのお便りよ。R.N.ノリスさんから。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『ジュンくんにおっきなジュンくん。真紅ちゃんと雪華綺晶ちゃんもこんにちは。
    実はね、お姉ちゃんはジュンくんの将来がとっても心配です。
    だから、おっきなジュンくんに聞いちゃおうと思います。
    おっきなジュンくんは今彼女さんとかいるのかしら?
    いたら是非お姉ちゃんにも教えてほしいなぁ。』……これは仮下僕への質問のようね」


大ジュン「なぁ、まいた僕。このお便りってまさか…」

ジュン「そのまさかだよ。まかなかった僕」

雪華綺晶「のり様大丈夫です!マスターの彼女はこの私ですわ!」

ジュン「え゛?そうなの…?」

大ジュン「いやいやいや!違うから!」

雪華綺晶「えぇっ!?そんなぁ……あんなに愛を確かめ合ったのに…」ヨヨヨ

ジュン「お前……人形相手に何やってるんだよ…」

真紅「不潔なのだわ」

大ジュン「違うって言ってるだろ!雪華綺晶も誤解を生むような発言はやめて!」

283: 2016/02/13(土) 20:46:22.50 ID:ovdEB9990
大ジュン「そういうお前だって翠星石といい仲だろ」

ジュン「はぁ!?そんなわけないだろ!」

大ジュン「僕もラジオ聞いて知ってるんだからな。第5回で翠星石とキスしてただろ」

ジュン「あれは蒼星石の妄想だって!なに聞いてたんだよ!」

大ジュン「まんざらでもなさそうだったけどなぁ」

ジュン「だ、誰があんな性悪人形なんかと…!」

真紅「その辺にしときなさい。翠星石が悲しむのだわ」

ジュン「真紅…」

大ジュン「ごめん…悪かったよ。僕」

ジュン「僕の方こそ…。煽って悪かったよ。僕」


雪華綺晶「わ、私をマスター達が取り合う感じにしようと思ったのに……まさか翠のお姉様に飛び火するなんて…」アワワ…

真紅「そんな事を考えてたの…。少し反省しなさい」ビシッ!

雪華綺晶「きゃん!」

284: 2016/02/13(土) 20:47:54.18 ID:ovdEB9990
真紅「雪華綺晶の冗談はさておき。そっちのジュンのガールフレンドの話ね」

ジュン「そういう人いるのか?僕」

大ジュン「な、なんでそんな話しなきゃいけないんだよ…。自分の交友関係を世界に拡散とか無理だって」

ジュン「そりゃそうだよな。最もな意見だ。じゃあこの話はこれで辞めに…」

真紅「斉藤さんは?あの子はどうなの?」

雪華綺晶「!」

大ジュン「な、なんで斉藤さんが出てくるんだよ…」

真紅「あの子は恐らくジュンに気があるでしょうね。見ていてわかるもの」

大ジュン「そ、そんなことラジオで言うなよな!斉藤さんにも迷惑だろ」

雪華綺晶「むーっ!マスター照れてる」プクーッ

大ジュン「照れてないって!」

ジュン「斉藤さんかぁ。お前も隅に置けないんだな」

真紅「中学生の貴方とは違うってことよ」

ジュン「僕は別に彼女とか興味ないし」

真紅「ホントかしらね?」

285: 2016/02/13(土) 20:53:04.71 ID:ovdEB9990
ジュン「それにしてもガールフレンドか。予め謝っとく。ごめんな、僕」

大ジュン「えっ?何が?」

ジュン「前回斉藤さんに聞いたんだけど、マスターになるなら蒼星石がいいんだって?」

大ジュン「そ、それは僕じゃないって!僕の中の人の話だから!」

ジュン「調べてきたよ。本人の話だと――…」


……


逢○さん『蒼星石がいちばんですね。
      いちばん常識人というか、マスターをちゃんとマスターと思ってくれるので……(笑)。
      あと、本当、台本読んだときかわいいなと思いました!』


……


大ジュン「なんでそんなの持ってくるんだよ!今はこれ地雷にしかならないだろ」

ジュン「ホントごめん。最初に謝ったのはそんな訳なんだ。
    僕もこれどうなのかなって聞いてみたくてさ。今のタイミングでしか聞けないと思ったんだ」

大ジュン「それはそうかもしれないけど…」

真紅「これ…、一番好きなドールは?って質問じゃないの」

雪華綺晶「私も聞こうと思っていたの。マスターどうなんですか?」ムー

大ジュン「だからこれは逢○くんの場合だよ。僕、桜田ジュンが答えたら雪華綺晶が一番って答えるからな」

雪華綺晶「マスターならそう言ってくれると信じていました。でも、もし浮気をしたら……」

大ジュン「し、したら…?」

雪華綺晶「最後は私の元に戻ってくるように調教します」ウフフ…

大ジュン「雪華綺晶さん!?なんか笑顔こわいよ!」ガビーン

真紅「バーズ版の頃のような笑顔ね」

ジュン「よし、無事に解決したな」

大ジュン「どこが!?余計ややこしくなっただけだよ!」

286: 2016/02/13(土) 20:57:14.52 ID:ovdEB9990
真紅「続いてのお便りはR.N.蒼の精霊さんからよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『こにちハ。いつも聞てます。マスター言つてました。
    まちなかったジュンさまは、カシバワさんをエOチなな目で見てたて。
    ホントでさか…?』……なんだかミミズが這ったような字ね」


ジュン「カシバワさんって柏葉のことか?」

雪華綺晶「トモエ様をエOチな目で…?マスター…言った傍からですか?」

大ジュン「ち、ち、違う!違うから!あの時は制服懐かしいなって思っただけだから!」

雪華綺晶「問答無用です!」

大ジュン「うわぁあああ!!?」


ジュン「おーっ、縛られてる縛られてる。デジャヴだなぁ」

真紅「スタジオは壊さないでほしいわ」


< お前ら助けろってーー!!




大ジュン「だから誤解だよ!制服が珍しかっただけだから!」

雪華綺晶「そうなのですか?なら私が制服を着て差し上げましたのに」

大ジュン「…お前ちょっとムキになると性格がアリスゲーム時代に戻るよな」

雪華綺晶「だって…、マスターを取られたくないんですもの……。マスター…、私のこと嫌いになった…?」

大ジュン「嫌いになんてならないよ。約束しただろ。僕がちゃんと受け止めるって」

雪華綺晶「マスター…!」




真紅「もういいから降りてきなさい」

287: 2016/02/13(土) 20:59:33.44 ID:ovdEB9990
真紅「気を取り直して、R.N.劇団少女さんからのお便りよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『二人のジュンくんと真紅ちゃん、雪華綺晶ちゃん こんにちは。
    雪華綺晶ちゃんに質問です。雪華綺晶ちゃんは二人のジュンくんを縛り上げた時に
    こういうプレイが好きだと言っていました。
    それはいつもジュンくんを縛り上げてるってことでしょうか。』……どうなの?雪華綺晶」


雪華綺晶「あら、また私なのですね。お答えしましょう」

雪華綺晶「縛ったり目隠ししたり監禁するのは好きなのですが、今では自分がされる方が好きですわ。マスター限定ですけどね」

ジュン「さっきも縛ってたもんな」

真紅「あなたたち いつもあんな事をしているの?」

大ジュン「してないって!だからこっちの世界だと雪華綺晶は動けないの知ってるだろ」

雪華綺晶「動けないわたくしにイタズラしてもいいのよ。マスター」

大ジュン「そ、そんな変Oみたいな事するわけないだろ!」

288: 2016/02/13(土) 21:01:39.69 ID:ovdEB9990
ジュン「えっと、…劇団少女さんが言ってるのはドラマCDの話だよな」

真紅「二人のジュンを同時に縛り上げたのなんてその時だけだもの」

大ジュン「人形の館の話か。斉藤さんも店長も妙にドールに興味持ってたよなぁ」

ジュン「その店長だけど、雪華綺晶に告白して断られてたよな。あれってなんで振ったんだ?」

雪華綺晶「えっ?だって、わたくしの欲しかった人は店長さんではなくて『桜田ジュン』なんですもの。断って当然ですわ」

大ジュン「そうなのか?あの時は苗床になるなら誰でもいいみたいな感じだったけど」

雪華綺晶「もうっ!失礼しちゃう。そんなに尻軽な女ではありません」プイッ

大ジュン「あはは、ごめんごめん」

雪華綺晶「あれは苗床じゃなくてパートナーとしてお断りしたのです。私のマスターは貴方だけなんですよ」

大ジュン「そ、そう言われると照れちゃうな…」


ジュン「またイチャつきだしたぞ」

真紅「仲睦まじいわね」

大ジュン「だから違うってば!」

雪華綺晶「♪」

289: 2016/02/13(土) 21:13:56.79 ID:ovdEB9990
真紅「続いてはR.N.翠の庭師さんからのお便りよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『チビジュンにデカジュン、真紅に雪華綺晶こんにちはです。
    私は前々から思っていたのですが、YJ最終巻の表紙は順番通りなら第3ドールが表紙なのではないのですか?
    だから本来ジュンに抱っこされていたのは翠星石だったのでは?
    そこの所はどうなのでしょうか。』……あの表紙は前々から決まっていたのよ」


大ジュン「えっ、そうなのか?」

真紅「コミック&アニメ公式ガイドBOOKの表紙は私と貴方だったでしょ?」

大ジュン「そういえばそうだったかも」

真紅「その対比として、物語の最終巻は主人公とヒロインでいくと決まっていたの」

ジュン「僕は別に表紙にならなくてもよかったけど、主役だからって言われて……」

真紅「せっかくマイスターローゼンになったジュンと、アリスを模した私が居るからって話だったわよね」

雪華綺晶「いいなぁ…。わたくしもマスターとカラーでツーショットしたいですわ」

大ジュン「カラーかぁ。新連載で僕は……出ないから無理か」


ジュン「それにしても…、前に翠星石にも同じこと言われたよ。同じこと思う人もいるんだな」

真紅「そうね。少なくとも0ではないわ」

290: 2016/02/13(土) 21:17:46.30 ID:ovdEB9990
真紅「続いてのお便りよ。R.N.氏は甘美な響きさんから。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『こんにちは、こんばんは。以前ラジオを聞いていて疑問に思ったから質問するわ。
    5回目の時にR.N.紫の水晶さんの質問で『薔薇の誓い』について答えていたけど、
    Phase 6を読むと、誓いを解いたドールはアリスゲームの棄権を意味すると書いてあったの。
    もしかして、まだ私の知らないルールがあるのかしら。』……えっと…5回目といったら……」


ジュン「翠星石達が来た時だよ。またけっこう前の質問だな。5回前とか狙ったようにタイミングだ」

ジュン「一応あの時の音声があるから聞いてみようか」


……



真紅『私達は薔薇乙女としての誇りと信念。そして、お父様への想いを胸に闘ってきたの』

真紅『負けを認めない限り薔薇の誓いは解いてもいい。想いが続く限り負けではないの』

翠星石『雛苺は負けを認めたですからね。読者が薔薇の誓いを解く=リタイアと勘違いしても仕方ないです』



……


大ジュン「………えっ?薔薇の誓いを解く=棄権って言ってるのにリタイアじゃないっておかしいだろ」

ジュン「『指輪を失ったら二度と媒体を使えない』とも言ってるな」

雪華綺晶「えっと…それは……」

真紅「……」

291: 2016/02/13(土) 21:21:56.99 ID:ovdEB9990
ジュン「僕の指輪も柏葉の指輪みたいに砕け散ったんだ」

大ジュン「蒼星石の指輪も結菱さんから離れたって聞いたし…、オディールさんの指輪だって雪華綺晶が回収したんだろ?」

大ジュン「なぁ真紅。ルールって途中で変わったのか?」

真紅「これは言いたくなかったのだけど……説明するわ」

真紅「正直に言うと、Phase 6の時点で私もルールを把握しきれていなかったの」

真紅「あの頃は、薔薇の誓いを解く=リタイアだと思っていたのよ」

真紅「この時代でついにアリスゲームが始まり、ドールとマスターの絆を結んでいくうちに気づいていったの」

大ジュン「なるほど、そういう事だったのか」


ジュン「まぁ、ぶっちゃけた話。ローゼンの目的は薔薇乙女たちに幸せに生きてほしいって事だったからな」

ジュン「だから、ある程度ローゼンが助けたりしてたのはそのため。ルールも薔薇乙女を助けるためなら捻じ曲げてたんだよ」

雪華綺晶「わたくしがオディールから指輪を取り外せたのもそういう事だったんですね」

ジュン「うん。実は僕の指輪も見えてないだけで復活してたんだ。
    翠星石は蒼星石の指輪を今も持ってるって言ってたけど、僕の指輪からは蒼星石の存在もたしかに感じられた」

大ジュン「指輪が復活…。アリスゲームを続ける意志があれば薔薇の契約を解いてもいいって事なのか?真紅」

真紅「た、たぶんそうよ」

大ジュン「なんかわかってなさそう…」

292: 2016/02/13(土) 21:24:49.77 ID:ovdEB9990
ジュン「翠星石がローゼンに助けられた時に、一緒に蒼星石の指輪をもらったみたいでさ。それで蒼星石を助ける作戦を思いついたらしいんだ」

真紅「ジュン!あなたそこまでわかっていたのなら何故5回目の時に言わなかったの?」

ジュン「あんまり説明するとリスナーが混乱すると思って…。今回はこれで最後だから説明したんだよ」

大ジュン「僕も少し混乱してるんだけど…」

雪華綺晶「では、本当に負けたと思わない限り負けではなかったのですね」

ジュン「言ってしまえばそうだよ。そうしないとローザミスティカは劇薬になってしまうから」

ジュン「水銀燈だって、『巻かなかった世界』に来て初めてアリスゲームの在り方を知ったじゃないか」

ジュン「ドールによってアリスゲームの在り方が違うように、状況によってアリスゲームは変化する」

ジュン「そんな過酷で理不尽なゲームを経験して強かに生きてほしい。アリスゲームが終わった後も」

ジュン「闘っていけるように。…これからも 生きていけるように…」

真紅「…そうね。私達は生きていく。姉妹たちとマスターたちと一緒に」

真紅「闘うことって生きるってこと。生きていきましょう。雪華綺晶」

雪華綺晶「はい…!お姉さま」


大ジュン「アリスゲームにはそんな意図があったんだな…」

ジュン「それにしても……空っぽになって限界が来てたとはいえ、不器用な愛だよな」

大ジュン「僕にはなんとなくわかるよ。それしかなかったんだよな」

ジュン「まぁな。……ローゼンも闘ってたんだ」

雪華綺晶「お父様…」



真紅「…………次のお便りを読みましょう」

293: 2016/02/13(土) 21:33:39.14 ID:ovdEB9990
真紅「これが最後ね。R.N.逆十字の乙女さんからのお便りよ。ありがとう」

ジュン「ありがとな」

雪華綺晶「ありがとうございますわ」

大ジュン「ありがとう」


真紅「『雪華綺晶に質問よ。あなたバーズとYJでキャラが違わないかしら。
    もしかして、キャラ変えてたの?』……どうなの?雪華綺晶」


雪華綺晶「あ、あの……あれは…その……、キャラを変えたって言いますか…理想の自分に近づこうと頑張ったというか…」

ジュン「雪華綺晶の理想ってああいうキャラなのか?さっき少しだけキャラ戻ってたようだけど」

雪華綺晶「さっきのはマスターを想う一心だったので…」

真紅「バーズでは、知的で策略家といった感じだったわね」

大ジュン「へー、雪華綺晶って最初はそんな感じだったのか」

雪華綺晶「は、恥ずかしい…!このお話しはもうやめにしませんか?」

真紅「ダメよ。リスナーからの質問なのだからちゃんと答えなさい」

雪華綺晶「あの…、黒薔薇のお姉様に対抗するためにいっぱい練習したり……その…」

ジュン「へー、練習してたのか」

雪華綺晶「ぁ…ぁぅ……ラプラスの魔にも助言してもらったり…とか…」

真紅「ラプラスの魔からも協力してもらってたのね」

雪華綺晶「…マザー・グースの歌も練習して……」

大ジュン「雪華綺晶が時々口ずさんでる駒鳥さんの歌だよな」

雪華綺晶「…ぅぅ……すみませーん!キャラ作ってましたぁ!うわぁぁぁん、マスター!」ダキッ

大ジュン「ごめんごめん、恥ずかしかったよな」


ジュン「なんか微笑ましいな」

真紅「まるで保父さんね」

294: 2016/02/13(土) 21:41:40.98 ID:ovdEB9990
真紅「メタ的な発言だけれど、最初のキャラは薔薇水晶と被るように敢えてのキャラ設定だったわね」

ジュン「そうそう。どっちも同一人物だって読者に思わせるためとか大掛かりな計画だったよな」

雪華綺晶「あぁそういう…。アニメが終わった後に原作で私が自己紹介し始めたのはそういう事だったのですか。
      あまりにタイミングが良すぎたのでおかしいとは思っていたのです」

大ジュン「えっ?なんでそんな事を…?」

ジュン「原作とアニメで双方のサプライズをしたかったからだろ。サプライズは大切だってももたね先生言ってたし」>>>1

真紅「TALE63の水銀燈リタイアからの翌日のまいてはいけないローゼンメイデン9まきでのめぐ銀回。
    狙ってやってるとしか思えなかったわ。サプライズ好きというのは本当かもしれないわね」

大ジュン「サプライズ好き…。そうか、確かに雪華綺晶と薔薇水晶って似てるもんな」

真紅「そうね。薔薇水晶と雪華綺晶は翠星石と蒼星石同様で一緒に生まれたとも聞いたわ」>>>2

雪華綺晶「そうなのですか!?私とばらしーちゃんって双子だったのですか?」

真紅「ある意味そうね」

雪華綺晶「わぁあ!どっちが姉でどっちが妹なのでしょうか?」キラキラ

ジュン「デザインは雪華綺晶が先らしいよ」

雪華綺晶「本当ですか!?やったー!今度ばらしーちゃんに『白薔薇のお姉様』って呼んでもらいますわ!」

真紅「頼めば言ってくれそうね」




>>>1…月刊ヤングジャンプ 2009 1/13増刊 vol.008 インタビュー

>>>2…Rozen Maiden Kunstwerk

295: 2016/02/13(土) 21:44:43.29 ID:ovdEB9990
ジュン「今度は僕が巻き返す…!ローゼンの時間を 僕の時間に…!」

ジュン「『僕の時間に巻き返す』」

ジュン「このコーナーは、ローゼンメイデンでやってみたい場面を実際にやってみようってコーナーなんだ」


雪華綺晶「わぁあ!このセリフ生で聞いてみたかったの。感動しましたわ」

大ジュン「そういえば、ずっとラジオ出たいって言ってたもんな」

雪華綺晶「はい!やっと出ることができて嬉しく思います」

真紅「あなたたちは順番的に後半だものね。仕方ないわ」

ジュン「話を戻すけど、やりたいシーンはあるか?」

雪華綺晶「やりたいシーンと言いますか…。第7回目の放送を聞いてて思ったのですが」

ジュン「うんうん」

雪華綺晶「あの場面でジュン様に覚醒されると、わたくし為す術がなくなるのですが…」

真紅「雛苺が襲われる前のシーンだったわね」

雪華綺晶「蒼のお姉様のボディでもよかったのですけど…、もう一つボディがないと『まかなかった世界』に行けないですし…」

雪華綺晶「そうなると、私とマスターは出会わなかった事になってしまいます」

ジュン「いや、あれはもしもの話だからそんなに真剣に考えなくても…」

雪華綺晶「いいえ、ジュン様。ちょっとした事でパラレルワールドは分かれてしまうの」

雪華綺晶「例えば…、もしあのままバーズで連載していたらまた違った結末になっていた…とか」

ジュン「おい、ちょっと待て!なに危険なこと言い始めてるんだ!?」

296: 2016/02/13(土) 21:47:50.01 ID:ovdEB9990
雪華綺晶「そしたら新アニメも作られず、わたくしの声も決まらなかったでしょう…」

大ジュン「たしかにそうだ…。僕も出て来なかったと思う。ももたね先生もそんなこと言ってたらしいし…」※

真紅「そうね。あのまま続いていたら雪華綺晶は我が家で引き取っていた事でしょうね。ドールの人口の方が多くなるわ」

ジュン「元から人形の方が人口多いよ!それにお前の家じゃないから!」

雪華綺晶「それでなんのお話しだったでしょうか?」

ジュン「だからやってみたいシーンはあるのかって話だよ!」

雪華綺晶「うふふ、さすがジュン様。ナイスツッコミです」

真紅「からかい甲斐があるのだわ」

大ジュン「見てて飽きないよな」

ジュン「もうやだこいつら…」

雪華綺晶「やってみたいシーンではないのですが……、せっかくなのでこのシーンをお願いします」




※…KERA 2013/10 Vol.182 宝野ア○カ×PEACH-○IT スペシャル対談

297: 2016/02/13(土) 21:49:28.11 ID:ovdEB9990
 
―――――
――――――――
―――――――――――

【ローゼンメイデン TALE 28】


みっちゃん『今の戦況 こんな感じ…かな?』

ジュン『……』

みっちゃん『ジュンくん?』

ジュン『何か……何か忘れているような…』

みっちゃん『ジュンジュン、じたばたしても始まらないわ。じっくり考えてこ』

ジュン『うん…。でも、なんかが引っかかるんだ…』


のり『ただいまー』

みっちゃん『のりちゃん、お邪魔してます』

のり『みっちゃんさん、こんにちは。ゆっくりしていってくださいねぇ』



――――――


のり『あの…、お姉ちゃんずっと気になってた事があるの…』

ジュン『なんだよ、姉ちゃん。話に割り込んでくるなよ』

みっちゃん『まぁそう言わずに。何がアリスゲームのヒントになるかわからないぞ。ジュンジュン』

ジュン『絶対関係ないことだろ…』

のり『昔ジュンくんが描いてくれたこの絵って…真紅ちゃんたちよね?』

真紅『なんですって?』

298: 2016/02/13(土) 21:52:41.77 ID:ovdEB9990
翠星石『ホントです!この赤いドレスは真紅に違いねぇですぅ!』

蒼星石『…僕と翠星石の絵もある』

みっちゃん『こっちにはカナと雛苺ちゃんの絵もあるわ!』

真紅『水銀燈に雪華綺晶まで…!全ドールの絵があるわね。ジュン、これはどういう事かしら?』

ジュン『し、知らないよ!そんな大昔の事なんて覚えて……。…っ!?』

金糸雀『ど、どうしたの?ジュン、大丈夫?』

ジュン『そういえば…、僕は……どうして忘れてたんだろう…』

みっちゃん『えっ?ジュンジュン、その紙芝居…どこから……』


マイスタージュン『話してあげる。始まりの物語を―――…』


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雪華綺晶「こうしてジュン様はお姉様たちに始まりの物語を聞かせてあげるのでした~」

ジュン「なんてご都合的な展開なんだ…。そして、なんでどいつもこいつも僕を覚醒させたがるんだ…?」

雪華綺晶「みんなジュン様が好きなんだと思います。それに、どうせ覚醒するならYJ版の中盤の方がいいです」

ジュン「いや、よくないし」

真紅「二度ある事は三度あると言うじゃないの」

ジュン「知らないよ!僕はもうあんな姿になるのはごめんだからな!」

大ジュン「そんなこと言うなよ。似合ってたぞ。僕」

ジュン「自分に言われても嬉しくない…」

299: 2016/02/13(土) 21:55:12.98 ID:ovdEB9990
ジュン「雪華綺晶出てこなかったけどあれがやりたかった所なのか?」

雪華綺晶「いいえ、違います。さっきのは雛苺のボディをもらう前に阻まれたら困るなって思いまして…」

真紅「じゃあ他にやりたいシーンがあるのね。なら早く聞かせてちょうだい」

大ジュン「あんまり急かすなよ。ゆっくりやっていこう」

雪華綺晶「わかりました。こんな感じです―――…」


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大ジュン『ただいまー』

雪華綺晶『マスターおかえりなさい。お仕事お疲れ様です』

大ジュン『ふぅ、今日も疲れたよ』

雪華綺晶『お夕飯はもう少しかかるの。ご飯まで待ちますか?先にお風呂に入るのもいいですよ。そ、それとも…、わたくしを戴くという手も……』

大ジュン『あー…、それなら料理手伝いうよ』

雪華綺晶『もうっ!マスターったらいつもガードが硬いんですから』

大ジュン『あのセリフ言われて最後のを選ぶ奴っているのかな?』

雪華綺晶『さあ…?どうなんでしょう』

大ジュン『ま、いいや。早く作っちゃおう』

雪華綺晶『はい、マスター』

300: 2016/02/13(土) 21:57:00.67 ID:ovdEB9990
大ジュン 雪華綺晶『『いただきまーす』』

大ジュン『雪華綺晶って料理上手いよなぁ』

雪華綺晶『マスターが手伝ってくれたおかげですわ』

大ジュン『そうかな?』

雪華綺晶『マスター!マスター!あーんっ』

大ジュン『いや、それはちょっと…』

雪華綺晶『え~、夫婦ですのに…。なら、わたくしがあ~んっ』

大ジュン『………』モグモグ

雪華綺晶『無視するなんてひどい!私ずっと口を開けていたのに…』

大ジュン『なんか雛鳥みたいで面白かったよ』

雪華綺晶『うぅ…、マスターのシャイボーイ…』

大ジュン『なんだよそれ。しょうがないな。ほらっ』

雪華綺晶『あっ、あむっ』パクッ

大ジュン『どうだ?』

雪華綺晶『んん~~!マスターのあーんで食べるお料理は格別おいしいです!』

大ジュン『味変わらないと思うんだけど』

雪華綺晶『えへへ、気持ちですよ。気持ち』

大ジュン『気持ちかぁ。たしかに大事かも』

雪華綺晶『ほら、次はマスターにあ~んっ』

大ジュン『仕方ないなぁ』


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301: 2016/02/13(土) 22:00:30.66 ID:ovdEB9990
真紅「あまぁぁぁぁあい!!甘いのだわ!まるで新婚ホヤホヤのようだわ!」

雪華綺晶「こ、こうなれたらいいなって思って…」テレテレ

ジュン「えっ?これって結婚してる的なそんななの?」

大ジュン「いやいや!ドールだから結婚とかないし!そもそも雪華綺晶はあっちだと動けないし!」

雪華綺晶「もう、マスターったら照れちゃって。でもそんな所がとっても可愛いですよね」

真紅「わかったから…続きを話して頂戴」

雪華綺晶「はい。マスターの言う通りたしかに動けないんですよねぇ…。せっかくのり様にお料理を教えてもらったのに…」

ジュン「あー…、どうりで姉ちゃんの手伝いよくしてると思ったよ」

真紅「その話はいつの話かしら?」

ジュン「真紅のローザミスティカを造るために鉱石探してる時だよ。あの時は1年くらい僕ん家に居たんだっけ?」

雪華綺晶「はい。あの時はお世話になりました」

真紅「相変わらず人形の人口は多かったのね」

雪華綺晶「翠のお姉さまにもスコーンの焼き方を教えてもらって…マスターにも食べてもらいたい一心で頑張ったのですが…」

大ジュン「そっか……。よし!なら一緒に『まいた世界』に遊びに行こう。その時まで楽しみにしてるよ」

ジュン「この収録終わったらうちに来ればいいじゃん。こっちの姉ちゃんもお前の存在知ってるし」

大ジュン「そういえばそうだったな。じゃあ一緒に行こうか」

雪華綺晶「はい!よぉし、腕によりをかけて作りますわ!」

302: 2016/02/13(土) 22:02:56.55 ID:ovdEB9990
ジュン「それで、まかなかった僕は何かやりたいシーンあるか?」

大ジュン「うーん…、前はやり直したいってずっと思ってたんだけど、今はそういうのはないかな」

ジュン「そっか。成長したんだな」

大ジュン「なにそれ…。僕の方が年上なんだけど」

ジュン「同一人物なんだからいいじゃん」

大ジュン「そうだけどさぁ。……やりたい場面かぁ。普通に学校に行って普通に働いて普通に過ごす。これが一番だ」

ジュン「だよな。普通が一番だ。目立ちたくないし」

大ジュン「ホントホント。僕は静かに暮らしたいよ」


真紅「この二人は向上心があるのかないのかわからないわね」

雪華綺晶「ふふ、そこがジュン様の魅力でもあります」

真紅「そうなのだけど……まったく…主人泣かせな性格だわ」


大ジュン「あっ、ならちょっとだけ…」

ジュン「あるんじゃん。遠慮なんてするなよ。どんどんやってよ」

大ジュン「わかったよ、僕。少し短いけど……」

303: 2016/02/13(土) 22:04:26.85 ID:ovdEB9990
 
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『おーい、ジューン!早く学食行こうぜ』

『一緒に行こうよー』

大ジュン『あぁ、すぐ行く』


……



山口店長『やればできるじゃん。最初からそれでいけよな』

大ジュン『あはは…』


……



斉藤兄『ふ』

斉藤さん『わぁ!お兄ちゃんがすっごく褒めてるよ!』

大ジュン『えっ!?これが?ちょっと笑ったようにしか見えないんだけど…』

斉藤さん『家ではこんなに笑わないもん。さすがジュンくん!なんでもできてすっごく頼りになるなぁ』

大ジュン『そ、そうかな』テレテレ


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大ジュン「これって実際にやってみると恥ずかしいな」

304: 2016/02/13(土) 22:06:31.47 ID:ovdEB9990
真紅「これはどういう事かしら?いつもの日常ってことなの?」

ジュン「褒められたりしてるからいつもより順調な感じって事じゃないか?」

雪華綺晶「誰かに褒められるのっていくつになっても嬉しいですものね」

大ジュン「そんなつもりはないけど…、今は店長以外はこんな感じだと思う」

雪華綺晶「店長さん。最初はちょっとアレなキャラでしたけど、最近は面白い人になりましたよね」

ジュン「そうかぁ?僕は今でも苦手だよ」

真紅「言葉遣いも下劣で話す内容も褒められたものではないわ。だけど、独特な雰囲気があるのも確かよ」

雪華綺晶「うふふ、新アニメの次回予告やドラマCDの店長さんは面白かったですよね」

真紅「あのコミカルさで友達も多いみたいだし、極希に確信をついた事を言ってくるわね」

真紅「ただ、前回私を赤だるまと呼んだことは許さないわ」

大ジュン「前回なら僕も聞いてたよ。真紅の攻撃をあれだけ受けてたのに次の日はケロッとしてたぞ」

真紅「タフさだけなら一級品ね」

ジュン「みっちゃんとは別の意味でタフだよなぁ」

305: 2016/02/13(土) 22:09:18.00 ID:ovdEB9990
真紅「過去はいくつもの未来へと繋がっている。あなたの未来も無限に広がっているのだから」

真紅「『ジュン、忘れないでね』」

真紅「このコーナーは、今月から始まる新連載【ローゼンメイデン0-ゼロ-】の意気込みや予想をしていくコーナーよ」


雪華綺晶「………」ズーン…

大ジュン「ど、どうしたんだ?雪華綺晶」

雪華綺晶「わたくし…過去では出番がないと思いまして……」

ジュン「みんなの前に現れたのが現代からだもんな」

雪華綺晶「はい…。もしかしたら出番があるかもしれませんが、覗き見してるシーンだけだと思います」

真紅「そうかしら?あなたが誕生するお話しもやるかもしれないわ」

ジュン「ローゼンがどうやってアストラルの体を創ったかって話か?」

真紅「えぇ、そうよ」

雪華綺晶「え…、でもそれだと私の裸が……」

真紅「あなた何度もヌードを晒してカラーページで乳Oまで見せていたじゃないの」

雪華綺晶「それを言いますか!?お姉様だって腕が取れた時にカラーで乳Oが写っていましたよ!」

真紅「あれは下着を身に付けていたからセーフよ」

雪華綺晶「えぇ!?そうなのですか?」



ジュン「乙女の会話とは思えないな」

大ジュン「うん…、居づらい…」

306: 2016/02/13(土) 22:14:13.85 ID:ovdEB9990
雪華綺晶「乳Oのお話しは置いておいて……私が出るとしたら荒れ果てた箱庭でのシーンもあるかもしれません」

ジュン「そのシーンってYJ版でもあったな。……切なかった…」

雪華綺晶「やっぱりそう思います?あれは寂しかったですよ…」

真紅「だからこそ、気を許せるマスターが見つかって本当に良かったわ」

雪華綺晶「はい。今はとっても幸せです」ウフフ

大ジュン「ホント照れくさい…。まぁ雪華綺晶が嬉しそうだからいいけどさ」



ジュン「まかなかった僕の方は 新連載で何か予想とかあるか?」

大ジュン「えっ?予想かぁ…。うーん…、予想じゃないけどいいかな?」

真紅「いいわ。何か気づいたなら言ってごらんなさい」

大ジュン「アリスゲームが終わる時にローゼンの声を聞いて思ったんだよ。とにかく娘たちを気にかけてるんだなって」

真紅「私達をnのフィールドのどこかから見守っていたのは知っていたわ」

大ジュン「それなんだけど、ローゼンって雪華綺晶を特に見守ってたんじゃないか?」

雪華綺晶「えっ、そうなの?」

真紅「どうしてそう思ったの?」

大ジュン「まいた僕から聞いたけど、ローゼンは天涯の大時計に居たんだよな?」

ジュン「居たって言えば居たけど居ないって言えば居ないかな」

大ジュン「とにかく箱庭に居たんだよな?なら雪華綺晶を見守ってたんじゃないか?」

雪華綺晶「たしかに私のフィールドは箱庭があった場所ですけど…、どうなのでしょう?」

真紅「見守っていたのは確かだと思うわ」

307: 2016/02/13(土) 22:25:47.61 ID:ovdEB9990
ジュン「全体を見渡せる場所。広大なnのフィールドを見渡すためにはあの大時計は打って付けだったんだ」

ジュン「真紅と翠星石を雪華綺晶から救ったのもあの場所に居たからできた事だ。『居た』って表現はちょっと違うけどな」

雪華綺晶「私の罠からお姉さま方が抜け出した時ですよね。
      あの時、お父様はえこひいきって思ったのですが、アリスゲームの真意を知った後だとなるほどって思いますね」

真紅「そうね。それに、あの時はどちらも雪華綺晶が関わっていて本人が居ない時だった。
   お父様が干渉するならあの場面は打って付けだったわ」

ジュン「なら本当に雪華綺晶の近くにいたかもしれないな」

大ジュン「やっぱりそう思うよな」


真紅「私としてはPhase 5でラプラスの魔が言ってた言葉が気になったわ」

真紅「『とても近くにいるけど会えない』…ジュンの中からアリスゲームを見ていると思っていたの」

ジュン「うん、僕の目線から見ていたってのもあると思うよ。『居た』わけじゃないけど」

雪華綺晶「お父様もどこにも居るし、どこにも居なかったんですね」

ジュン「そういうこと」

大ジュン「なんだかややこしくなってきたな。要は見守ってたって事だろ」

真紅「要約するとそうね」


大ジュン「つまり新連載ではローゼンから見たドールズが見られるかもしれないってこと」

308: 2016/02/13(土) 22:30:19.22 ID:ovdEB9990
真紅「お父様から見た私たち…?」

大ジュン「うん。『真紅は今日も紅茶飲んでるなぁ』とか『雪華綺晶はまた漂ってるな』とか」

ジュン「ローゼン目線のドールズか。ローゼンが主役って意見はあったけど、その発想はなかったな」

真紅「旅立ってからは絶対ドールの誰かが主役だと思っていたものね」

雪華綺晶「つまり、お姉さま達を覗いてる私をお父様がさらに覗いてるって事ですか?」

大ジュン「なんかそう聞くとちょっとホラーだ」

ジュン「そもそもお前たちの行動とかずっと見てたんじゃないのか?何せ世界中の少年少女を見ていたらしいし」

大ジュン「なにそれこわい」

真紅「変な言い方はやめなさい。お父様はドールを作る上でそれが必要だっただけよ」

ジュン「リラックス乙女も見られてたんじゃないか?」

真紅「な、なんですって…?そ、そんな事は……」

雪華綺晶「えっ?わたくし見てましたけど」

大ジュン「それならローゼンも見てたかもな」

真紅「そ、そんな…!しまったのだわ……」orz

ジュン「リラックス乙女か。僕としてはアニメでもやってほしかったけどな」

真紅「や、やめて頂戴!」

309: 2016/02/13(土) 22:32:28.44 ID:ovdEB9990
大ジュン「僕の予想はこんな所かな」

雪華綺晶「わたくしはお姉さま方の過去を見ていたので ここまでにしておきます」

真紅「えぇ、ネタバレはダメよ。私の前のマスターがホームズのネタバレをしてきて……」

ジュン「はいはい。もう時間だから話はその辺でな」

真紅「あらもうそんな時間なのね。楽しい時間はあっという間に過ぎていく」

ジュン「そうだな。10回とか多いと思ったけどあっという間だったよ」

雪華綺晶「あっ、もうこれで最終回なんでしたっけ…」

大ジュン「僕たちが最後のゲストだって言ってたもんな」

ジュン「うん。僕も柄にもなくパーソナリティなんてやっちゃったけどなんとかなって良かった」

真紅「ふふ、機会があったらまたやってみる?」

ジュン「……そうだな。機会があったら」

真紅「…そうね」

310: 2016/02/13(土) 22:43:27.81 ID:ovdEB9990
真紅「本日のゲストである 雪華綺晶。まかなかったジュン。お疲れ様」

大ジュン「ふぅ、僕もゲストとしてなんとかやれたかな?」

ジュン「うん。いい感じだったよ。僕」

大ジュン「そっか。ありがとう、僕」

雪華綺晶「あぁ…、楽しみがなくなってしまう…」ポロポロ…

真紅「ちょっと…、泣かなくてもいいじゃないの」

雪華綺晶「だ、だって……」グスン

ジュン「ここまで聞いてくれてありがとな。雪華綺晶」

雪華綺晶「こちらこそ……ジュン様、真紅お姉様。本当にお疲れ様でした」

真紅「ありがとう。雪華綺晶」



真紅「では、名残惜しいけれどこれでお別れよ」

ジュン「今まで聞いてくれてありがとう!何か情報があったらネットに掲載するからな」

真紅「みんな悲しまなくていいわ。子供の頃の記憶と共に ローゼンメイデンはいつも傍にいるの」

真紅「あなたが覚えていてくれたらいつだって。世界が見えない選択肢で満ちているようにね」


真紅「それでは、お相手はローゼンメイデン第5ドール真紅と」

雪華綺晶「同じくローゼンメイデン第7ドール雪華綺晶と」

大ジュン「『まかなかった世界』の桜田ジュンと」

ジュン「『まいた世界』の桜田ジュンでした」



【薔薇の香りのガーデンパーティ0 第10回目】END
 

311: 2016/02/13(土) 22:47:37.19 ID:ovdEB9990
今日はここまで。
ローゼンメイデンはまだまだ謎があるのだと思い知りました。

明日か明後日の投下で最後になると思います。

312: 2016/02/13(土) 22:54:36.24 ID:+cbdSiwO0
乙です
ローゼンメイデン0はもしかしたら、新キャラをメインに据えて、本編から見て未来の話になるんじゃないかな
大人になったジュンやちゃんと元気に生きてる真紅とか見たいし

引用: 【ローゼンメイデン】薔薇の香りのガーデンパーティ0【ラジオSS】