1: 2012/10/05(金) 20:16:41.29 ID:Tnr3zq3a0
松実家
玄「ただいま~」ガラッ
宥「おかえり~」コタツ デ フルフル
玄「お母さ~ん!お買い物してきたよ~」ガサッ
宥「ごめんね、お姉ちゃんが行ってあげるべきなのに・・・」フルッ...
玄「ううん、私も欲しい物あったから気にしないで大丈夫だよ~」ニコー
宥「玄ちゃん優しい・・・大好き」フル
玄「私も大好きだよお姉ちゃ~ん」ダキッ
宥「ふふふ」ホッカー
玄「お姉ちゃんあったかーい」ポー
宥「こたつに湯たんぽ、ヒートテック、カイロ、マフラー、ホットアイマスクを付けてるから~」ニコホカー
玄「あ!そうか!なんかいつものお姉ちゃんと違うと思ったら、アイマスクつけてたんだ~」ナール
宥「うん」ホーカー
3: 2012/10/05(金) 20:20:43.04 ID:Tnr3zq3a0
玄「あれ?見えないのにどうして私がいる場所がわかったのー?」ネー
宥「え?だってただいま~、って言ったし、入口はそこだけだし・・・」
玄「うわ~!お姉ちゃんすごーい!」パチパチ
宥「そう?・・・ありがとう」ホカリーン
玄「じゃあ私も出来るかな?」メ ヲ ツブル
宥「??」
玄「お姉ちゃんは何処かな・・・・?」ウーム
宥「ふふ」
玄「あ!今抱きしめてるのがお姉ちゃんだ!」
宥「正解だよ」フフフ
玄「やった~!私も出来た~♪」ワーイ
宥「玄ちゃんいい子いい子」ナデナデ
玄「えへへへ・・・」ギュー
5: 2012/10/05(金) 20:23:42.54 ID:Tnr3zq3a0
母「おかえり玄~・・・・って、あなたたち何してるの?」
玄「え?お母さん?どこ?」キョロキョロ
宥「玄ちゃん、目を開けないと」フル
玄「わ!そうだった」メ ヲ アケル
母「・・・それで?何してたの?」
玄「場所当てごっこだよ~」
母「はあ?・・・・まあいいわ、お買い物ありがとうね」
玄「うん!材料からすると・・・今日の夕ご飯はカレーかな?」
母「え?夕飯はお好み焼きよ?・・・この材料のどこをどう見たらカレーになるのよ」
玄「ええ~、だって人参とかじゃがいも買ってたし・・・」
母「?頼んでないわよ?」
玄「?・・・あ、前に並んでたおばさんが買ってたんだった」ハッ
母「・・・・はぁ、しっかりしてよね」
11: 2012/10/05(金) 20:34:16.15 ID:Tnr3zq3a0
松実家
玄「ただいま~」ガラッ
宥「おかえり~」コタツ デ フルフル
玄「女将さ~ん!お買い物してきたよ~」ガサッ
宥「ごめんね、お姉ちゃんが行ってあげるべきなのに・・・」フルッ...
玄「ううん、私も欲しい物あったから気にしないで大丈夫だよ~」ニコー
宥「玄ちゃん優しい・・・大好き」フル
玄「私も大好きだよお姉ちゃ~ん」ダキッ
宥「ふふふ」ホッカー
玄「お姉ちゃんあったかーい」ポー
宥「こたつに湯たんぽ、ヒートテック、カイロ、マフラー、ホットアイマスクを付けてるから~」ニコホカー
玄「あ!そうか!なんかいつものお姉ちゃんと違うと思ったら、アイマスクつけてたんだ~」ナール
宥「うん」ホーカー
12: 2012/10/05(金) 20:38:13.94 ID:Tnr3zq3a0
玄「あれ?見えないのにどうして私がいる場所がわかったのー?」ネー
宥「え?だってただいま~、って言ったし、入口はそこだけだし・・・」
玄「うわ~!お姉ちゃんすごーい!」パチパチ
宥「そう?・・・ありがとう」ホカリーン
玄「じゃあ私も出来るかな?」メ ヲ ツブル
宥「??」
玄「お姉ちゃんは何処かな・・・・?」ウーム
宥「ふふ」
玄「あ!今抱きしめてるのがお姉ちゃんだ!」
宥「正解だよ」フフフ
玄「やった~!私も出来た~♪」ワーイ
宥「玄ちゃんいい子いい子」ナデナデ
玄「えへへへ・・・」ギュー
14: 2012/10/05(金) 20:41:49.35 ID:Tnr3zq3a0
女将「おかえり玄ちゃん・・・・って、何してるの?」
玄「え?女将さん?どこ?」キョロキョロ
宥「玄ちゃん、目を開けないと」フル
玄「わ!そうだった」メ ヲ アケル
女将「・・・それで?何してたの?」
玄「場所当てごっこだよ~」
女将「え?・・・・まあいいわ、お買い物ありがとうね」
玄「うん!材料からすると・・・今日の夕ご飯はカレーかな?」
女将「え?夕飯はお好み焼きよ?・・・この材料のどこをどう見たらカレーになるのよ」
玄「ええ~、だって人参とかじゃがいも買ってたし・・・」
女将「?頼んでないわよ?」
玄「?・・・あ、前に並んでたおばさんが買ってたんだった」ハッ
女将「・・・・はぁ、しっかりしてよね」
15: 2012/10/05(金) 20:45:55.28 ID:Tnr3zq3a0
玄「お姉ちゃー」ギュー
宥「玄ちゃんはいい子、賢い子」ナデリーム
玄「うん」ギュー
女将「・・・・・・あのね、玄ちゃん」
玄「うん?」
女将「玄ちゃんが学校で頑張ってるのは知ってる。本当に偉いと思う」
玄「女将さー」
女将「でもね・・・家ではちょっと宥ちゃんに甘えすぎじゃない?」
玄「え・・?」
女将「もちろん姉妹仲が悪いよりはいいけど、あまりベッタリしすぎるのはね・・・」
玄「・・・・どういう事?」
女将「今年で宥ちゃんも卒業だし、もしかしたら他県の大学に進学するかもしれないでしょ?」
玄「!!お姉ちゃんが・・・!タケンの大学に・・・・!?」
玄(タケンって何!?)
16: 2012/10/05(金) 20:50:50.22 ID:Tnr3zq3a0
宥「・・・」
女将「それに、来年は玄ちゃんが最上級生になるのよ?今よりも下級生に甘えられる立場になるの」
玄「で、でも・・・今だってちゃんと出来てるよ・・?」
女将「・・・・宥ちゃんがいなくても出来る?」
玄「そ、そんな事は言っちゃダメだよ女将さん!お姉ちゃんがいなくなるなんて!不吉だよ!!」
女将「・・・別に悪い意味で言ったんじゃなくてね、宥ちゃんに甘えなくてもやっていける?っていう意味よ」
玄「・・・今までだって・・・その・・・そこまで甘えてないよ?」
女将「なら、大丈夫ね」
玄「え?」
女将「姉離れが出来るわね」
玄「アネ・・・バ・・ナレ・・?」
女将「お姉ちゃんにベッタリするのを控えられるわね?」
玄「ヒカ・・・・エラレ・・・・ル?」
20: 2012/10/05(金) 21:01:08.87 ID:Tnr3zq3a0
宥「あの・・・女将さん・・・」
女将「・・・二人が仲良しなのは嬉しいけど・・・玄ちゃんももう高校二年生、宥ちゃんも心配でしょ?」
宥「・・・・」
玄「ううう・・・・」ワカンナイ
女将「・・・別にケンカしろって言っている訳じゃないのよ?ちょっと甘え過ぎを控えてみて、って事」
玄「・・・・・・」
女将「・・・・・・玄ちゃん?」
玄「・・・・・お姉ちゃんはどう思う?」
宥「・・・・・・・・」
玄「・・・・・・・・」
宥「私は・・・・玄ちゃんが大好きだけど・・・・」
玄「!・・うん!」パァァ
宥「・・・女将さんの言う通り・・・玄ちゃんがちょっと心配・・・かも」フル
玄「・・・え」
22: 2012/10/05(金) 21:05:17.13 ID:Tnr3zq3a0
宥「あ、あのね!甘えてくれるのは凄く嬉しいの!でも・・・それが玄ちゃんの成長を邪魔してるとしたら・・・・」
玄「・・・したら・・・?」
宥「・・・私は・・・・玄ちゃんに甘えられるのを我慢するよ・・・・」
玄「・・・・・・・・・」
宥「・・・ごめんね」
玄「・・・・・・・・・」ウウゥ
女将「玄・・・」
玄「甘えるって・・・・どこまでの事?抱きつくのは?首にチューするのは?」
女将「そんな事してたの?」
玄「それもダメ・・・?」
女将「・・・・ダメ」
玄「・・・それも・・・タケンがいるから?」
女将「は?」
23: 2012/10/05(金) 21:11:23.88 ID:Tnr3zq3a0
玄「・・・・うう・・・」
宥「玄ちゃん・・・」ナデ
玄「・・・ううう」
宥「玄ちゃんなら大丈夫・・・」フル..
玄「うん・・・・」
女将「・・・・・・」
玄「頑張ってみる・・・」
宥「玄ちゃん・・・えらい・・・」
女将「うん」
25: 2012/10/05(金) 21:15:36.81 ID:Tnr3zq3a0
玄(二人が言うなら・・・多分正しいんだよね・・・・だったら・・・頑張ろう・・・・)
宥「・・・・・」ナデナデ
玄(頑張って・・・二人に認められたら・・・・思いっきりお姉ちゃんに甘えるんだ!!)グッ!
女将「さて、夕飯の準備しないと」スタスタ
玄「ありがとうお姉ちゃん、もう大丈夫」スッ
宥「・・そう?」
玄(そうと決めたら・・今日から始めよう!!)
玄(大好きなカレーを食べて、食べ終わった瞬間から甘えない!!)メラメラ
26: 2012/10/05(金) 21:20:17.39 ID:Tnr3zq3a0
夕飯
玄「・・・・・・・」
宥「・・・・・・・」パクパク
女将「よっと」クルッ ジュー...
玄(お好み焼き・・・・夕飯はカレーのはずなのに・・・・これは・・・・女将さんの嫌がらせ・・・?)パク
玄(でも負けない・・・私は頑張るよー!)フムン!
玄「はむ。あつっ!はふはっ!ふはぅ!」ハフハフ!
宥「あ、玄ちゃんお水」サッ
玄「んむっ・・・ゴクゴク・・・」
宥「大丈夫?」
玄「お姉ちゃーん!」ダキッ
宥「わぁ!」
玄「お姉ちゃ~ん!熱かったよおぉ~」ウワーン
女将「ちょっと!宥ちゃんのマフラー焼けてるから!玄ちゃん!離しなさい!」バサバサ
27: 2012/10/05(金) 21:25:32.40 ID:Tnr3zq3a0
玄の部屋
玄「・・・・・・」ベッド デ ネテル
玄(お姉ちゃん離れ・・・・か・・・)
玄(・・・そんなに私って甘えてるかな・・・・)
玄(学校だと結構しっかり者って言われるけど・・・)ハア
玄(来年・・・・・お姉ちゃんは阿知賀にはいない・・・・)
玄(・・・・・・・・・・)
玄(麻雀部・・・・今年は和ちゃんに会う為に頑張ってきた・・・・)
玄(でも来年は、全国優勝を目指そうって・・・みんなで決めた・・・・)
玄(・・・・・・・・・・やっぱり・・・・私がもっとしっかりしないと・・・・かな)
玄(・・灼ちゃんは部長でしっかり者だけど、口リっ子だし、おもちも・・焼けてない切り餅だし・・・・)
玄「・・・・・・・ふう」
玄(でもお姉ちゃん離れって・・・・どうしたらいいのかな?)
28: 2012/10/05(金) 21:30:56.05 ID:Tnr3zq3a0
玄(うーーん・・・・・)ネガエリ
玄「あ」
玄(本棚にあるあの漫画・・・最近全然読んでないや・・・・すっごく欲しかった物なのに・・・・)
玄(・・買ったばかりの時は何度も読んで・・・・でもいつからか飽きて・・・・読まなくなっちゃった・・・・)
玄「!」ハッ
玄(そうだ!飽きればいいんだ!お姉ちゃんに甘える事に、飽きればいいんだよ!)
玄(その為には・・・お姉ちゃんっぽい人に甘えまくって甘えまくって・・・・・飽きればいい!)
玄(お姉ちゃんよりお姉ちゃんレベルの高い人に甘えたら、さらに飽きやすくなるはず!!)
玄(題して!お姉ちゃんキャラに甘えまくってたら立派な玄ちゃんになってました作戦!!)ババーン
玄(凄い!こんな名案をその日のうちに思いつくなんて!私って凄~い!)ワァ
玄(お姉ちゃんに褒めてもらわないと!)スクッ
玄「お姉ちゃー・・・・はっ」
玄(ダメダメ!・・・・うう・・・やっぱり甘えたい・・・・でも・・・我慢我慢・・・)タエル
玄(・・・明日は土曜日・・・よおし・・・)
30: 2012/10/05(金) 21:36:38.30 ID:Tnr3zq3a0
翌日―――
玄「清水谷さん!お姉ちゃん代わりに、甘えさせてください!お願いします!!」
竜華「えー・・っと・・・」
怜「・・・・なんで?」
玄「清水谷さんって、頼もしくて・・ちょっとお姉ちゃん気質だと思うんです!」
竜華「そ、そうかなあ?」テレ
怜「んん?」ドヤロ
セーラ「そうか?」
泉「・・・傍から見たら・・・ちゃいます?」
浩子「頼れるか、言うたら微妙ですね」
玄「なので!甘えさせてください!お願いします!!」ペコリ!
竜華「え?え?」
玄「・・・・」サゲタママー
34: 2012/10/05(金) 21:44:12.67 ID:Tnr3zq3a0
竜華「ど、どう思う?怜?」
怜「ん?別にええんちゃう?」
竜華「・・・・・・ウチが玄ちゃんに甘えられててもなんも思わん?」
怜「何を思うん?」
竜華「・・・・・・」ギリ..
怜「??」
泉「あ、あの・・・・園城寺先輩・・・」ヒソヒソ
怜「ん?・・・・・わかった」
怜「・・・・・」コホン
36: 2012/10/05(金) 21:49:16.58 ID:Tnr3zq3a0
怜「ドラローさん」
玄「・・・・・・」サゲタママ
怜「・・・・・ドラゴンロードさん?」
玄「・・・・・・」ビドウダニセズ
怜「ドラが集まるドラゴンロードさん?」
玄「・・・・・・」ピクリ トモ ウゴカズ
怜「・・・・・松実さん」
玄「はい?」リコペ
怜「・・・竜華に甘えるなんて、私はヤキモチ焼いてまうけど、今日だけは許したる」ボーヨミ
竜華「怜~~~~~~~♪♪」テンゴーク
玄「うわー!ありがとうございます!」
怜「・・・っちゅう訳や。竜華」
竜華「うんうん!しゃあないなぁ♪怜がヤキモチ焼いてまうけど、玄ちゃん、ええよ~♪」ウキウキ
38: 2012/10/05(金) 21:55:38.62 ID:Tnr3zq3a0
怜「・・・・・これでええ?」ヒソ
泉「はい」
竜華「さあ、ええで!」カマエ
玄「はい!行きます!」ザッ
セーラ・浩子・泉「・・・」
玄「お姉ちゃ~ん!!」ダキッ
竜華「玄ちゃ~ん♪」ガシッ
玄「お姉ちゃ~ん!いいいい!お姉ちゃ~ん!!いいいい!」イー!
竜華「あははは!玄ちゃぁん!」ギュー
玄(妹の歯に付いた青のりに気付くかな?・・・・お姉ちゃんなら気付くはず・・・)
竜華「ん?玄ちゃん、青のり付いてるで~?」
玄「うわぁ!恥ずかしいよぉ~」
玄(気付いた!お姉ちゃんポイント1・・・・あとは取ってくれるかどうか)
41: 2012/10/05(金) 22:01:39.69 ID:Tnr3zq3a0
竜華「青のり付いてても可愛いなぁ~」アハハ
玄(お!妹の失敗を可愛がる・・・お姉ちゃんポイント2・・・合計3)
怜「これ、水」ハイ
玄「あ・・・・ありがとうございます」ウケトル
玄(伏兵・・・指で取ってくれなかったけど、水を渡す・・・園城寺さん、お姉ちゃんポイント1)
玄「ゴクゴク」
玄「いいいい!」
竜華「ん、取れたで~」
玄「お姉ちゃ~ん」ギュー
玄(妹を安心させる、青のり取れたよ報告・・・・清水谷さん、お姉ちゃんポイント1・・・合計4)
怜「あ、松実さん、裾がめくれてるで」ナオシ
玄「ありがとうございます♪」
玄(妹の柔肌を世間の目からブロック・・・園城寺さん、お姉ちゃんポイント2・・・合計3)
43: 2012/10/05(金) 22:08:16.71 ID:Tnr3zq3a0
竜華「玄ちゃ~ん♪」
玄「・・・・・・」
玄(抱きつくと柔らかいし、いい匂いがするけど・・・・チューとかナデナデとかしてくれないし・・・・甘えがいのない人だ・・・)ハナレ
竜華「お?」
玄「もう大丈夫です、ありがとうございました」
竜華「もうええの?」
玄「はい」
玄(それよりも・・・)チラッ
怜「?」
玄「園城寺さん」
怜「ん?」
玄「お姉ちゃ~ん」ダキッ
怜「わわ」
45: 2012/10/05(金) 22:13:58.08 ID:Tnr3zq3a0
玄「あ・・・」
玄(細い腰・・・・おもちはあんまり焼けてないけど、凄くいい匂い・・・・なんか・・・お姉ちゃんなのに、守ってあげたくなるような・・・・)キュン
怜「きゅ、急になんなん!?」カァァ
玄「!!」
玄(抱きつかれ慣れてない初心な姉・・・顔が赤くなって・・・・抱きついただけで全てを征服した気になる・・・・)スリスリ クンクン
怜「や、やめてぇや///」
玄(こ、この人・・・魔性だ・・・私を妹キャラからオヤジキャラにしようとしてくる・・・・)ゾワリ
怜「もう・・・・腰とか触らんといて///」
玄「!」ゾォッ
竜華「・・・・・・ときー」オーイ..
怜「松実さん・・・ちょっと・・・」
玄(はああぁ・・・・上級生だけあって・・・甘えられるよぉ・・・)スリスリー
46: 2012/10/05(金) 22:18:44.28 ID:Tnr3zq3a0
竜華「・・・・くろちゃーん・・」ワレー..
セーラ「あ、あかん」
泉「あの!松実さん!」
浩子「そろそろ限界ですわ!離れて!」
玄「んー」ギュー
怜「ん・・・・甘えんぼやなぁ・・・」ナデナデ
玄「お姉ちゃ~ん」ウニャーン
怜「ふふ・・・」
竜華「・・・・」スタスタ
セーラ「まずっ・・」
竜華「・・・・」クロ ノ ワキバラ ツマミ
ギュゥゥウゥ..
玄(あれ?脇腹が変な感じ・・・・何か変なの食べたかなー?)
49: 2012/10/05(金) 22:23:10.90 ID:Tnr3zq3a0
竜華「・・・・」ツネリー
玄「うーん・・・」チラッ
竜華「・・・・・」
玄(清水谷お姉ちゃんが私の脇腹をつねってる・・・・?)ハッ!
玄「という事は、いたーい!!!」ハナレ
怜「わ」
竜華「・・・・・」フゥー
玄(ど、どうしてつねるの・・・・?)エー..
セーラ「おいおい・・・何してんねん」
泉「暴力はあきませんて」
竜華「だって・・・怜が・・・・」グス...
怜「私が?」
竜華「玄ちゃんに抱きつかれて・・・・喜んでんねんもん・・・」スン..
51: 2012/10/05(金) 22:27:39.89 ID:Tnr3zq3a0
怜「そ、それは・・・」
竜華「ほんまに嬉しそうな・・・・デレっとした顔したんや」ゴゴゴ
怜「そんな事ないって・・・」
玄(・・・・なんか・・・危険な雰囲気・・・・)
玄「・・・・あの、今日はどうもありがとうございました」
セーラ「え?・・・ああ・・・」
玄「それでは!失礼します!」ペコッ スタスタ
泉「ちょ、このままにして帰るんですか!?」
玄(二人ともなかなかのお姉ちゃんだった・・・さぁて、次は・・・・)スタスタ
竜華「顔赤かった!」
怜「いやいや・・・」
竜華「ならウチが抱きつく!」
怜「ええって・・・・もう」
52: 2012/10/05(金) 22:32:46.79 ID:Tnr3zq3a0
竜華「匂い嗅がれるんがええんか!?ほならワキを嗅がせて!」グイイ
怜「ちょ・・・やめぇて!」
セーラ「・・・・・さーてと」クルッ スタス
浩子「待ち」ガシッ
セーラ「・・・用事が」
浩子「この場をなんとかしてからや」
セーラ「ええ~・・・」
竜華「ほな唾飲ませて!」ガアア
怜「なんでやねん!!」
55: 2012/10/05(金) 22:37:33.32 ID:Tnr3zq3a0
公園のベンチ
玄「さて・・・・」
玄(青のりチェックの為に・・・・もう一つ焼きそばを食べないと・・・)
玄「もぐもぐ・・・・」
玄(お姉ちゃ~ん・・・お腹いっぱいだよ~・・・・でも食べないと歯に青のり付かないし・・・)ウゥ
玄「パクパク・・・いいいいい」テカガミー
玄「・・・・うん!ちゃんと付いた」
玄「よおし・・・次は・・・・姫松高校だね」スクッ
58: 2012/10/05(金) 22:43:00.16 ID:Tnr3zq3a0
姫松高校
玄「お願いします!」
洋榎「なるほどなー・・・絹は甘えるタイプちゃうから、なんか新鮮やな」
玄「では行きます!」
洋榎「いつでもええでー」カモーン
玄「お姉ちゃ~ん!!」ダキッ
洋榎「おおお!!」
洋榎(なんやこの感触・・・・柔らかいし、あったかいし・・・)ドキドキ
玄(身長差とおもちが・・・やっぱり・・・・ちょっとなー・・・)ギュ
洋榎「えと・・・う・・・////」
洋榎(どないしたらええんや・・・絹に抱きつかれた事ないし・・・・・めっちゃドキドキする)
玄「お姉ちゃん♪いいいいい」イー
洋榎「?お、おお!いいいいい」イー
洋榎(なんなん?でもなんか可愛いなぁ・・・・)ポー
59: 2012/10/05(金) 22:47:26.36 ID:Tnr3zq3a0
玄(青のり・・・・気付かない・・・・?なら次は・・・・)ハナレ
玄「お姉ちゃん・・・私、歌うね」
洋榎「ん?おお、聴かせて~」
玄「うん・・・・・」スゥー
玄「♪北北北捨てりゃポンじゃ!エゲツ金亡者!」
洋榎「」ウンウン
玄(お姉ちゃんなら、妹がヘタッピだったら、ハモって誤魔化してくれるはず!)
玄「♪北北北捨てりゃポンじゃ!エゲツ金亡者!」
洋榎「」エエデー
玄(サビ・・・さぁどうする?お姉ちゃん)
玄「♪燃え上がって上がってアガって逝け~」
洋榎「」エエナー
玄「♪オレは何故 何故行く~」
洋榎「」ヨッ!
62: 2012/10/05(金) 22:51:09.14 ID:Tnr3zq3a0
玄「♪それはオレの影 鳴り止まないオレの風~」
玄(・・・ダメだ・・・入ってきてくれない・・・お姉ちゃんポイント0・・・)
洋榎「おおお」パチパチパチ..
玄「・・・・・いいいいいい!!」イー
洋榎「いいいいいい!!」
玄「・・・・・・・」
玄(ダメだ・・・この人・・・・・本当に妹持ちなの・・・?)
洋榎「・・・・・」
玄「・・・・・」ハァ
洋榎「な、なあ?」
玄「はい?」
洋榎「も、もっかい・・ギュってしてええで?」
玄「??」
64: 2012/10/05(金) 22:55:47.23 ID:Tnr3zq3a0
洋榎「そ、その・・・なんか・・・嬉しかったんや///」ポー
玄「???」
洋榎「・・あ・・・じゃあ今度はうちから・・・ええかな?」カアァ..
玄「???」
洋榎「えい」ギュ
玄「わ」
洋榎「・・・・////」ギュ
玄「わわ・・」
洋榎(あかん・・・・この子メッチャ可愛いやん・・・・やばい・・・・)ギュー
玄(・・・結構あったかい・・・・でも姉力不足だしなぁ・・・)ウーム
玄「・・あの・・・私、そろそろ帰ります」
洋榎「え?もう?・・・・もう少しいてもええんちゃう?」ギュー
玄「でも・・・・用事があるんです・・・・」
洋榎「そ、そうか・・・ならしゃあないな」ハナシ
67: 2012/10/05(金) 23:00:17.49 ID:Tnr3zq3a0
玄「はい・・・」
洋榎「・・・・あの・・・番号交換せえへん?」
玄「・・・・番号・・?なんの番号ですか?」
洋榎「いや・・・携帯の・・・・」
玄「?・・携帯の・・・型番ですか?」
洋榎「いやいや!電話番号とかアドレスや」
玄「あ!そっちか・・・別にいいですよ?交換しましょう」
洋榎「お、おお!ほんま!?やった!」
玄「?」
玄(なんで喜んでるんだろう?)フシギー
71: 2012/10/05(金) 23:10:52.29 ID:Tnr3zq3a0
絹恵「・・・・・」コッソリ..
洋榎(やっと・・・・うちにも春が来たで~!)ヘヘヘ
絹恵(お姉ちゃん・・・・楽しそうやね)
洋榎(寝る前にメールとか・・・おやすみの電話とか!あ~あかん!)モダエー
玄(?大阪だと、番号交換したらあの踊りをしないといけないのかな?)
洋榎(でもたまには会いたいなぁ~!また抱きしめたいなぁ)モダエー
玄「・・・」モダエー
玄(・・・・・さて、帰ろう)
絹恵(・・・・お姉ちゃん・・・浮かれてて腹立つ!お姉ちゃんに頼まれてたドラマの録画、キャンセルしたる)
絹恵(・・・・・・私の大切さを思い知ってなあ)フフ
74: 2012/10/05(金) 23:15:06.43 ID:Tnr3zq3a0
公園のベンチ
玄「次は・・・長野だね、青のりは・・・付いたままだから、焼きそばは食べなくて大丈夫。やったね」
玄「どこから回ろうかな~」
玄「・・・・・鶴賀は加治木さんが姉力ありそう・・・・いや、以外と蒲原さんも・・・・」
玄「龍門渕は、透華さんは・・・微妙・・・・一番良さそうなのは井上さんかな?姉御肌っぽい感じがいいかも」
玄「風越はなんていっても福路さんだよね、この人は鉄板」
玄「清澄は・・・・竹井さん・・・?うーん・・・なんかイマイチかも・・・清澄はいいや」
玄「となると・・・・まずは・・・・」
77: 2012/10/05(金) 23:18:52.82 ID:Tnr3zq3a0
長野
龍門渕高校
玄「お願いします!」
透華「はあ・・・」
一「純君かぁ・・・」
智紀「意外とお似合い」
純「はいはい・・・って、おい・・・歯に青のり付いてんぞ」
玄「え?」
玄(いいいいの前に気付いた!?お姉ちゃんポイント2!)
一「ちょっと純君!」
智紀「デリカシー無い・・・」
透華「それはみんな気付いてましたけど、さりげなく言うのがマナーですわよ」ヒソヒソ
純「んあ?そうか?」
玄(この人・・・・隠れた実力者・・・・?)
79: 2012/10/05(金) 23:22:50.02 ID:Tnr3zq3a0
玄「・・・・・歌います」
透華「はい・・・?」
一「どうして突然・・・・」
智紀「不可解・・・」
純「おお」
玄「♪誰もが皆 幸せを掴む為」
智紀「音程が・・・粉々・・・」
透華「しーっ!」
一「が、頑張ってるのは伝わるよね」
純「・・・・」
玄「♪孤独な夜を越えて往く~」
玄(さあ・・・サビだよ~)
81: 2012/10/05(金) 23:26:47.06 ID:Tnr3zq3a0
玄「♪笑ってよ Everybody~」
純「♪笑ってよ Everybody~」
透華「純!?」
智紀「・・も音程が・・・」
一「た、楽しければ音程なんていらないって!」
玄(!?・・・まさか・・・これもついてくるなんて・・・お姉ちゃんポイント3・・・合計・・・・えーと・・・5!)
――――
玄「・・・・・」フゥ
純「・・・・・」フゥ
一「よかったよー」パチパチパチ
智紀「声が出てた・・・」パチパチパチ
透華「ええ」パチパチパチ
玄「・・・あの・・・どうして?」
83: 2012/10/05(金) 23:32:54.83 ID:Tnr3zq3a0
純「ん?いや、俺が一番好きな歌だからつい・・・・悪いな」
玄「いえ!全然!嬉しかったです!!」
純「そ、そっか・・・ならいいけどよ・・・」ポリポリ
玄「・・・・」
玄(予想以上に・・・姉素質がある・・・)ゴクリ
純「・・・って、青のり付いてるんだって。ったく」ハンカチ デ フキフキ
玄「!!!」フカフカ
玄(歯に付いた青のりを指以外で取るなんて・・・・頭もいい!!お姉ちゃんポイント2!・・・合計・・・・・えーと・・・2と3と2で・・・・)
純「お、取れた」
玄(えと・・・・2たす3は5で・・・5たす2で・・・・・・・7!!合計7!!凄い!!)
84: 2012/10/05(金) 23:36:07.35 ID:Tnr3zq3a0
純「いーっ、てやってみ?」
玄「いいいいい!」
純「ん。バッチリだ」
玄(青のり取れたよ報告も・・・・合計8!)
玄(これは凄い記録だよ・・・・おもちが焼けてないのと、対局中あぐらかいてる事で将来O脚の危険性があるくらいで、他はかなりお姉ちゃんしてる!)
玄「よし・・・お姉ちゃ~ん」ダキッ!
純「んお!?おい!何すんだ!!」
玄「お姉ちゃ~んむ」スリスリ
純「や、やめろって!恥ずいだろうが」ハナシ!
玄「あう・・・・」
一「ちょっと純君・・・・」
透華「甘えさせてあげる約束ではありませんの?」
純「いや、でも・・・」
86: 2012/10/05(金) 23:41:06.54 ID:Tnr3zq3a0
玄「・・・・・・」ショヴォーン
純「あの・・・・・わりい・・・」
玄「いえ・・・・私が悪いんです・・・・」ショボボーン
玄(スキンシップは嫌だ派か・・・・私的にはお姉ちゃんポイントマイナス7だよ・・・)オチコミ
玄「・・・・・・井上さん」
純「ん?なんだ?」
玄「井上さんは・・・・妹に首筋にチューとかされても平気ですか?」
純「はああ!?」
玄(これで平気ならマイナス7から5に軽減・・・)
88: 2012/10/05(金) 23:44:11.76 ID:Tnr3zq3a0
純「いや、妹いねえしわかんねえけどよ・・・ちょっと平気じゃねえな」
玄「そう・・・・ですか・・・」ジワ...
一「純君!!」
透華「まったく・・・サービス精神の無い・・・」
智紀「真面目すぎ・・・」
純「そう言われてもよ・・・」
玄「わかりました・・・・ありがとうございました・・・失礼します」トボトボ...
純「あ・・・・・」
透華・一・智紀「・・・・・・」
90: 2012/10/05(金) 23:49:10.04 ID:Tnr3zq3a0
廊下
玄「・・・・・はぁ・・」トボトボ
玄(首筋にチューするなんて・・・普通じゃないのかな・・・)ジワ
衣「お?どうしたのだ?」スタタ
玄「え?」
衣「酷く悲しい顔をしている」
玄「えっと、難しい言葉を使う人・・・」
衣「そうか?まぁいい、どうして悲しい顔をしているんだ?話してみるといい」
玄「・・・実は・・・・―――」
衣「―――それなら大丈夫だ!」
玄「え?」
91: 2012/10/05(金) 23:52:38.74 ID:Tnr3zq3a0
衣「私はハジメがトーカの首筋に接吻をしているのを見た事があるぞ!」
玄「そ、それで・・・?」
衣「トーカはアンアンと気持ち良さげな声を出していたから、嫌がってはなかったと思うぞ」
玄「じゃ、じゃあ・・・首筋にチューするのは・・・変な事じゃない・・?」
衣「もちろん!学校で色んな人に話したが、誰も何も言わなかったぞ♪」
玄「あ、ありがとう!!私、自信が出てきたよ!」
衣「その調子だ!」
玄「よおおし!頑張るぞ~!!」
玄「あ」
玄(また焼きそば食べないと・・・・お腹いっぱいなのに・・・・)ウゥ...
94: 2012/10/05(金) 23:58:12.93 ID:Tnr3zq3a0
鶴賀学園
玄「お願いします!」ギラッ
ゆみ「そうか・・・・」
智美「ワハハ」
桃子「・・・・」ムゥ
ゆみ「そういう事なら協力しよう」
桃子「先輩・・・」
ゆみ「松実さんが成長しようとしているんだ。少しでも手助けが出来るなら協力したい」
玄「ありがとうございます!!」
ゆみ(姉に飽きるという意味が良くわからんが・・・さて・・・)
ゆみ「・・・・・・・あ!」
ゆみ(・・・もしかしたらこれは・・・・私の夢を叶えるチャンスかもしれない・・・)
95: 2012/10/06(土) 00:00:49.79 ID:Tnr3zq3a0
玄「・・・・・・」ジー
ゆみ「・・・あ、あの・・・松実さん」
玄「はい」
ゆみ「よかったら、なんだが・・・・ああ、あ、姉上・・・・と呼んでくれないか?」
玄「え?」
智美・桃子「は?」
ゆみ「・・・・あ・・・いやその・・・・」
玄「・・・・姉上」
ゆみ「はンッ!」ビクッ!
玄「姉上ぇ・・・」
ゆみ「おうおうおお」キュンキュン!
玄「あねうえぇぇ」ギュ
ゆみ「ひひひ・・・・」
97: 2012/10/06(土) 00:05:50.17 ID:jmlRXwQc0
智美・桃子「・・・・」
ゆみ「はっ!」
玄「姉上?」
ゆみ「ひひ・・・・じゃない・・・あの・・・・松実さん」
玄「はい?」
ゆみ「や、やっぱり姉上はやめよう・・・ちょっと・・・まずい・・・」
玄「??」
ゆみ「あの・・・今度二人で遊んだ時にお願いしていいだろうか?それと、町娘の衣装を着てくれないか?衣装は持っているから」ヒソヒソ
玄「??・・・・いいですけど」
ゆみ「ぉし!!」グッ!
智美・桃子「・・・・・・」ジー
ゆみ「・・・・・」コホン
99: 2012/10/06(土) 00:09:30.17 ID:jmlRXwQc0
ゆみ「さあ、来たまえ」
玄「はい」
玄「・・・お姉ちゃ~ん」ダキッ
ゆみ「おっと!こらこら、甘えんぼだなぁ」
玄「えへへ~」ニッコリ
ゆみ「」キュン
ゆみ「ま、まあ、たまには甘えられるのも悪くはないがな!」アハハハハ!
玄「いいいいい」
ゆみ「ん?」ハッ!
100: 2012/10/06(土) 00:13:47.71 ID:jmlRXwQc0
ゆみ(松実さんの歯に青のりが!これは・・・指摘したら恥をかいてしまうだろう・・・ならば黙って取り除くのがベスト・・・)
ゆみ(しかし他人の歯を触るにはそれなりの理由が必要だろう・・・その理由を何にするか・・・二人きりなら問題ないんだが、ももたちが見ている・・・)ウヌゥ
玄「いいいいいい!」ギュゥ
ゆみ(まずい!この体勢だと、ももたちにまで青のりが付いている事が露見する!松実さんの歯と、ももたちの直線上に体を移動して隠そう)サッ
玄「いぃいぃぃぃぃ!!」
ゆみ(どうすればいい!?このままでは・・・・・・ハンカチ・・・あ、しまった!今日は忘れてきた!なら指で・・・いや・・抵抗される可能性が・・・・いっその事、小声で本人に・・・・)
玄「・・・・・・・」
玄(ダメだよ・・・全然気付かない・・・加治木さんなら気付くと思ったのに・・・)ハナレ
ゆみ「あっ・・・」
玄(青のりに気付かないという事は・・・きっと他もダメだよね・・・・)シュン
101: 2012/10/06(土) 00:18:09.84 ID:jmlRXwQc0
ゆみ「ま、松実さん」
玄「あの・・・ありがとうございました」ショボン
ゆみ「え・・・・」
玄「急に来てすみませんでした。失礼します」ペコリ
智美「もう帰るのかー?」
玄「はい・・・・」
ゆみ「あ・・・・」
智美「そうか。なら送ってくよ」
玄「え?・・・でも」
智美「気にしない気にしない」ワハハ
玄「・・・・ありがとうございます」
玄(蒲原さんの方がお姉ちゃんかも・・・・)
智美「それじゃ、また後でなー」ワハハ
ゆみ「あ、ああ・・・・」
104: 2012/10/06(土) 00:22:52.02 ID:jmlRXwQc0
バタン
ゆみ・桃子「・・・・・・」
ゆみ(落ち込んでいたな・・・私は何かミスをしてしまったのだろうか・・・・)
桃子「・・・・・姉上」
ゆみ「ほぁ!!?」
桃子「・・・姉上♪」
ゆみ「お、おい・・・・もも・・・やめろ・・・」
桃子「姉上・・・・」ギュ
ゆみ「や、やめてくれ・・・理性が・・・」
桃子「姉上・・・お慕いしておりますっす・・・・」
ゆみ「・・・・・」プッツーン
桃子「姉上ぇ・・・」ササヤキー
ゆみ「理性は御用でござる~~!!!」ガバッ!
桃子「ぁ・・・姉上・・・ああ・・―――」ハラリ..
106: 2012/10/06(土) 00:27:45.05 ID:jmlRXwQc0
風越女子高校
玄「お願いします!」
華菜「部活中に急に来たと思ったら・・・おかしな事を言うなあ」
玄(あれ?池田さんもお姉ちゃんなのかな?姉っぽい感じがするよ~)ンー?
美穂子「・・・・」スタスタ
華菜「キャプテン?」
玄「・・・・・・?」
美穂子「ふふ」フキフキ
玄「ふぇ・・・?」フカフカ
玄(いいいいの前に青のりに気付いた!やっぱり福路さんは凄い!!)
玄「あ、あの・・・どうして気付いたんですか?」
華菜「??」
107: 2012/10/06(土) 00:31:09.23 ID:jmlRXwQc0
美穂子「ふふ・・・・普段のあなたの声と、聞こえ方が微妙に違ったから・・・」
玄「え?」
美穂子「もしかしたら、何か極小の遮蔽物があるのかも、と思ったの」
玄「!!!!!!」
玄(・・歯に青のりが付いた事による、超超微妙な声の変化を聞きとった!!!??凄いよ~!!!)
美穂子「それと・・・・」サワサワ
玄「んっ!」
美穂子「・・・・下着が裏返っていたわ」コソコソ
玄「!!!!」
玄(姉なら、妹が下着を裏返しに着ていたらすぐ直す・・・・まさか服の上から気付くなんて・・・・しかも脱がさず直すなんて・・・どうやったの!!?)アワワ
109: 2012/10/06(土) 00:37:41.03 ID:jmlRXwQc0
美穂子「他にも・・・・」シュ..
玄「もが!」
美穂子「よいしょ」ヌポン
玄「あ・・・」
玄(姉なら、妹がガムを銀紙ごと噛んでいて奥歯にしまっていても気付いて取り除いてあげる・・・これも気付いた・・・・)スゴイ..
美穂子「ダメよ?飲み込んじゃう危険性があるんだから。ね?」ニコ
玄「お姉ちゃん・・・・」ワァァ
玄(こ、ここまでとは・・・こうなったら・・・・最後まで試したくなったよ・・・・・・・)
美穂子「?」
玄(最後のお姉ちゃんチェック・・・・うーん・・・・)ンヌヌヌ...
112: 2012/10/06(土) 00:41:19.01 ID:jmlRXwQc0
ジョォォォ....
華菜「ええ!!?」
美穂子「ふふ」
玄(姉なら、妹がお漏らしをした時に、迅速な対応をして、漏らした事をいい思い出にすらしてしまう!これはどう!?)ジョオオ
美穂子「あらあら・・・」
華菜「ちょおっ・・・ええー・・・?」
美穂子「・・・・この色・・・匂いからすると・・・・」
玄「?」チョロ...ロ...
美穂子「ちょっと焼きそばを食べすぎじゃないかしら?栄養が偏るわよ?」
玄「!!!!?」ピタ...
玄(おしOこの色と匂いだけで、焼きそばの食べすぎを当てた!!?)
115: 2012/10/06(土) 00:44:36.72 ID:jmlRXwQc0
美穂子「・・・・」ゴソゴソ
美穂子「シッ!」シュー キュキュ!
玄「!!」
玄(右手に持った消臭スプレーで匂いを消して、左手のタオルで私の太ももとニーソックスを拭いた!)
美穂子「~♪」ンーフフーン
玄(しかも鼻歌を歌う事で、私は楽しんでますアピールを!!)
美穂子「~♪」シュバ!
玄(あ!いつのまにか床を拭き終わってる!!)
美穂子「~♪」スルッ
玄(お!一瞬でパンツを足首まで下ろした!)
美穂子「~♪」コツン
玄「あ」ブラン
美穂子「シィッ!」シャッ!
玄(膝の下を軽く叩く事で足が反射して動いて・・・・その隙にパンツをくぐらせる・・・私に負担をかけないように・・・?)ワァ
117: 2012/10/06(土) 00:52:35.06 ID:jmlRXwQc0
美穂子「~♪」コツン シャッ!
玄(あっという間にパンツを脱がせてくれた・・・)ノーパーン
美穂子「Wow~♪」ギュウゥゥ
玄(パンツを絞った時の水音を聞かせない様に・・・・Wowって・・・・そこまでしてくれるとは・・・・)
美穂子「~♪」サッサッ
玄(しかも気付けば両足の下に雑巾を敷いて床を拭いてる・・・足も使うなんて・・・・本当に凄い・・・)
美穂子「~♪」コツン サッ コツン サッ キュッ!
玄「あ・・・・」
玄(新しいパンツを履かせてくれた・・・・前もって用意していた・・・?ううん、多分普段から持ち歩いてるんだ・・・・)ゴクッ
美穂子「~♪」チクチクチク
玄「あ・・・・え?」
美穂子「~♪」チクチク...カンセーイ
玄(あれは・・・私が履いてたパンツで・・・小物入れを作った?)
119: 2012/10/06(土) 00:58:45.46 ID:jmlRXwQc0
美穂子「~♪」フンフーン
玄(そうか・・・私が恥ずかしさで興奮する性癖だった時の為に、漏らした事をいつでも思い出せるように・・・・小物入れにしてくれたんだ・・・)
美穂子「~♪」プレゼーント
玄「・・わあ」ウケトリ
美穂子「♪フゥ~~~」ウラゴエ
玄「え?・・・あ!」
玄(裏声で歌ってるけど、本当の目的は・・・)
美穂子「♪フゥ~~~~ゥ~~」スタスタ
玄(息で私の濡れたスカートを乾かそうとしてくれてる!!)
玄(私の周りをゆっくり回りながら・・・前も後ろも横も乾かしてくれるつもりなんだ!!)ウワァーイ!
美穂子「♪フゥ~~~~~ゥアァアオゥ」パチン!
玄(しかも・・・・単調にならない様にたまに指ぱっちんしてくれる!)
123: 2012/10/06(土) 01:03:04.16 ID:jmlRXwQc0
一時間後―――
美穂子「♪ホォ~~~~~」スタスタ
玄(この肺活量と体力・・・・お姉ちゃんポイント高いよぉ・・・・)
玄(裏声のバリエーションも多いし・・・・)
美穂子「♪フゥ~~~~・・・・ッポゥ!!!!」ピタァァ!!
玄「わあぁ!!」ビク
美穂子「もう大丈夫よ」ニッコリ
玄「・・・本当だ・・・乾いてる・・・」スゴーイ
美穂子「うふふ・・・」
玄(この人・・・・お姉ちゃんポイント・・・・無限!!)
玄「お姉ちゃ~ん!!」ダキッ
美穂子「あら♪」ギュッ
126: 2012/10/06(土) 01:08:27.55 ID:jmlRXwQc0
玄「お姉ちゃ~ん」ギュゥゥ
美穂子「ふふふふ・・・」ナデナデ
玄(凄い・・・・このほうようりょう?・・・ほうりょうよう?・・・なんだっけ?・・・とにかく凄い!!)
華菜「ちょ・・・キャプテンにくっつくなって!」グイー
玄「あうう・・」ハガサレ
華菜「・・・・まったく」
玄(まだいたんだ・・・)
美穂子「ごめんなさいね?華菜・・」ニッコ
華菜「え?あ・・いえ・・・」テレ
129: 2012/10/06(土) 01:12:00.23 ID:jmlRXwQc0
玄(このお姉ちゃん力・・・たっぷり甘えたいけど・・・・)チラッ
華菜「・・・・・」
玄(急にお邪魔しちゃったし、また今度にしよう)
玄「あの・・・ありがとうございました」
美穂子「いいえ~」ニッコ
玄「また・・・今度・・・いいですか?」
美穂子「ええ」ウフフ
玄「ありがとうございます!」ニコー
華菜「・・・・」
玄「それでは、失礼します!あの、池田さんも!」
華菜「え?あ、うん、それじゃまた」バイバイ
玄「はい!」
130: 2012/10/06(土) 01:16:57.29 ID:jmlRXwQc0
ガチャ..バタン
華菜「・・・・・・」
美穂子「・・・・・」
華菜「・・・・あの子に・・凄い優しいんですね」
美穂子「そうかしら?」
華菜「・・・・・」
美穂子「華菜にだって同じ様にするわよ?」ニッコリ
華菜「ほ、本当ですか?」
美穂子「ええ」ニッコリ
華菜「・・・・・・・」
美穂子「・・・・・・・」
華菜「・・・・・・・」ジョオォォォ
美穂子「シッ!」シュー キュキュ!
132: 2012/10/06(土) 01:20:40.78 ID:jmlRXwQc0
公園のベンチ
玄「うぅうう・・・また焼きそば・・・・もう食べられないよ・・・・・」
玄(どうしよう・・・・お姉ちゃんに相談してみようかな・・・・・・緊急事態って事で・・・・)
プルルルル...ガチャ
玄「あ、お姉ちゃん?あのね?―――」
宥『―――・・・だったら、青のりだけを歯に付ければいいんじゃないかなぁ?』
玄「でも、麺を捨てるのはいけない事だし・・・」
宥『青のりだけを買えばいいと思う』
玄「え・・・・?」
宥『余ったのは家で使えばいいし』
玄「・・・・お姉ちゃー」ウワーン
宥『く、玄ちゃん!?』
玄「ありがとー!助かったよぉぉ~!!」ウワァアン
133: 2012/10/06(土) 01:25:26.45 ID:jmlRXwQc0
東京
白糸台高校
玄「お願いします!!」
照「・・・・・」
菫「・・・・・」
淡「・・・・・」
菫「姉のような人に甘えたい・・・それだけの理由で奈良から来たのか?」
玄「?はい」
菫「そ、そうか・・・」
菫(度胸があるというか、凄い執念だな・・・)
淡「・・・ちなみに誰目当てでうちに来たの~?」
玄「あのね、宮永さんと弘世さん」
照「」ピク
菫「ふむ・・・」
135: 2012/10/06(土) 01:31:51.31 ID:jmlRXwQc0
淡「確かにスミレはお姉ちゃんっぽいね」
菫「そうか?」
淡「そうそう!厳しいんだけど、面倒見がいいから後輩に好かれるタイプ」
照「・・・・・」チラリ
淡「あ・・・・・テルは・・・・その・・・・うーんと・・・・」
玄「実の妹持ちですからね!!」フムン!!
照「・・・・」コクコク
菫「・・・その前に・・・・その歯はどうしたんだ?」
玄「・・・・どうした・・・とは?」
菫「いや・・・青のりだらけじゃないか・・・・」
淡「うん、私も気になってたー」
玄「・・・・気付きますか」
玄(ポイント1・・・)
136: 2012/10/06(土) 01:37:00.84 ID:jmlRXwQc0
菫「全ての歯にベットリと付いているからな・・・・それに青のりの袋を持っているし・・・廊下に蛇口があるから、ゆすいだ方がいい」
玄「あ、じゃあ行ってきます」スタスタ
玄(妹の自主性と行動力を鍛えようとしている・・・・ポイント1・・・合計2)
廊下
玄「蛇口を上に向けてから・・・ひねって・・・と」キュッキュッキュッキュッ..
ビシャーーー!!
玄「うわぁああ!」ビシャー!
玄(ひねりすぎたよー!冷たい~!)ヒィィ
ジャバーーーー!
ガラッ
菫「な、なんだ!?どうした?」
玄「あ、お姉ちゃ~ん」グスッ
菫「うわっ・・・くっ・・・」キュッキュッ...
137: 2012/10/06(土) 01:42:09.88 ID:jmlRXwQc0
シーーーン
玄「止まった・・・・」ポタポタ
菫「ああ・・・・」ポタポタ
玄「お姉ちゃん・・・ごめんなさい・・・」シュン
菫「!!」キュン
菫「い、いや!かまわないよ。松実さんが無事ならそれでいい」
玄「玄!」
菫「え?」
玄「お姉ちゃんは玄って呼ぶの!」モー
菫「く、玄が無事ならよかったよ///」
玄「お姉ちゃー」ダキッ!
菫「お、おおお」キュンキュー
菫(姉とは・・・・こ、こんな風に甘えられるのか・・・・?初めての経験だ・・・)ドキドキ
138: 2012/10/06(土) 01:47:32.72 ID:jmlRXwQc0
淡「・・・・・」ジー
菫「わ!びっくりした!」
淡「・・・・・」ジー
菫「な、なんだ?」
淡「いえ、別に・・・・優しいな、と思って」クスクス
菫「ぐう・・・・」
玄「お姉ちゃん?」
菫「////」キュン
菫(可愛い・・・・)
菫「ぬ、濡れたままだと風邪を引いてしまう!何か着る物を・・・」
照「ここにある・・・」コレコレ
菫「照?」
玄「あ、ありがとうございます」ポタポタ
140: 2012/10/06(土) 01:55:02.69 ID:jmlRXwQc0
準備室
照「服は今乾かしてもらってるから。私のジャージで悪いけど我慢して・・・」
玄「いえ!全然!有難いです!!」
菫「・・・ふう」ジブン ノ ジャージ ニ キガエ
玄「あの・・・すみませんでした・・・」
菫「・・・・・その言い方じゃないだろう?」
玄「え?」
菫「・・・・・んん!」コホン
玄「あ・・・・ごめんね?お姉ちゃん」
菫「ぁ////」ゾクゾクー
菫「き、気にしないでいい。玄は笑顔の方がいい///」
淡「プッ」
菫「・・・・なんだ?」ジロリ
淡「そんな怖い顔しないでよ・・・・・スミレは笑顔の方がいい・・・・プーッ」クスクス
141: 2012/10/06(土) 02:00:15.59 ID:jmlRXwQc0
菫「な、お、お前な////」
玄「お姉ちゃん?」
菫「ぁふ・・・」クラクラー
菫(か、可愛い・・・・こんな妹が欲しい・・・)ホワァァ..
照「・・・・・いいかな?」
玄「え?」
菫「照・・・・?」
照「次は私が・・・・実の妹を持つお姉ちゃんとして・・・・松実さんと話す」
菫「・・・・少し前まで、妹はいない、とまで言っていたのに・・・どういうつもりだ?」
照「・・・インハイで咲とは少し話したし、それに・・・・」チラッ
玄「?」キョトン
照「彼女の気持ちはよくわかる・・・・」
菫「・・・・・しかし、玄は私に甘えているところだ。まだ時間もたっぷりあるし、もう少し待ってくれ」
142: 2012/10/06(土) 02:02:32.89 ID:jmlRXwQc0
淡「・・・・・・」フフ
菫「・・・・・・な、なんだ?何か言いたい事があるのか?」
淡「べつにー?」ニヤニヤ
菫「全く・・・それよりも・・・玄!一緒に遊ぼうか!」
玄「あの・・・宮永さんの話が気になります・・・」
菫「・・・・・・・ああー・・・そうか・・・そうだよな・・・うん・・・」ショボーン
玄「な、なんかごめんなさい」
菫「いや!気にしないでいい!・・・・・玄の実家は旅館を経営しているんだよな?」
玄「え?・・・・・えーと・・・確かそうです」
菫「今度泊まりに行ってもいいかな?」
玄「はい!もちろんです!」ニコー
菫「よし!あと・・・お願いなんだが・・・」
玄「??」
143: 2012/10/06(土) 02:04:21.78 ID:jmlRXwQc0
菫「今日だけじゃなくて・・・・今後はずっと・・・・・・私をお姉ちゃん、と呼んでくれないか?」
淡「うわー」
玄「?・・・わかりまし・・・・わかったよ、お姉ちゃん♪」ニコリー
菫「うぉふ!ありがとう!!」デレー
淡(こんな笑顔のスミレ初めて見た・・・)
照「・・・・・・」
菫「ふふふふ、ほら照!お前の番だ!話を!ほれほれ!」サァ!
照「うん・・・・」キゲンイイネ..
玄「・・・・・・」ゴクリ
照「松実さんが姉と距離を取り、甘えるのを控えようとするその考え・・・・痛い程わかるよ」
玄「わ、わかってくれますか」オオオ..
照「・・・君は妹、私は姉という立場の違いはあれど、思う事は一緒・・・・」
玄「はい」
144: 2012/10/06(土) 02:07:20.66 ID:jmlRXwQc0
照「・・・・だから、今まで誰にも話さなかった事だけど・・・君には話す」
玄「い、いいんですか」ゴクリ
照「うん・・・・君にも幸せになって欲しいと思う・・・」
玄「ありがとうございます・・・」ウレシイ...
照「・・まず最初に言っておく・・・君のしている事は・・・・大正解」
玄「おお!大がついてる・・・・もっと正解って事だよね・・・・」ヨシ!
照「私と同じ道を辿っている・・・・かなりいい状態だ」
玄「・・・同じ道・・ですか?」
照「そう・・・」
玄「えっと・・・・それって?」
照「・・・・まず同じ家庭で・・・同じ家で育つ姉妹は、どれだけ仲が良くても恋愛には発展しづらい」
玄「へ?」
菫・淡「・・・・・??」
146: 2012/10/06(土) 02:10:55.37 ID:jmlRXwQc0
照「同性としての恋愛感情より、家族として、姉妹としての愛情が優先される」
玄「?」
照「それだけではなく、嫌悪に近い感情を抱く事もあるらしい。近親という事で、本能がそういう風に反応するようだ・・・・」
玄「はい・・」
照「・・・しかし、長い間離れて暮らしていた姉妹の場合、再会した姉や妹に対して、素直に家族としての感情を持てない場合があるらしい」
玄「そう・・・・なのかな?」
照「家族や姉妹としての愛ではなく、同性に対しての恋愛感情を抱く事がある」
菫(・・・・・そうか?)
照「これはどういう事か・・・昔の私は考えたんだ」
玄「ん」
照「お姉ちゃんお姉ちゃんと甘えてくる咲も・・・このまま一緒に暮らしていたら・・・・家族に対する愛にとどまり、恋愛どころかスキンシップも激減してしまう」
玄「おー」
148: 2012/10/06(土) 02:12:50.91 ID:jmlRXwQc0
照「でも、しばらく離れ離れに暮していれば、お姉ちゃんに会いたい気持ちも育ち、会えた時のときめきも凄い」
玄「おー」
照「咲は私に対して、家族としてではなく、同性として・・・恋愛感情を抱き、告白・・・キス・・・・そして・・・・」ハァアァ...
玄「・・・・うーん?」
菫(照・・・・・)
淡(テル・・・・)
照「・・・この素晴らしい作戦を思いついた私は、すぐに実行に移した」
玄「はやーい」
照「父親がブルセラショップに出入りしている、と母親に嘘をついたり」
菫(ひどい)
照「父親名義で、若い女子の使用済み下着をオークションで落札してみたり」
淡(鬼だよ・・)
149: 2012/10/06(土) 02:15:54.45 ID:jmlRXwQc0
照「結果、自分でもビックリするくらいの早さで別居する事になった」
菫(お父さんが可哀相すぎる・・・・)
照「・・そんな作戦を仕掛けている時と同時期に、もう一つの作戦にも取り掛かった」
玄「もう一つ?」
照「そう。好きの反対は嫌いではなくて無関心だ、と聞いたことはない?」
玄「うーん・・・無いです」
照「よくそういう風に言うんだけど、嫌いとかには感情が込められる・・・それは意識するという事」
玄「難しい」プスプス...
照「・・・つまり、嫌われる可能性はあるけど、咲にちょっと冷たくして『お姉ちゃん、どうして?』って、私の事を考える時間を増やす作戦に出た」
玄「おおお」
照「そうすれば、離れている間に私に対して無関心になる危険性を排除出来ると思ったから」
玄「うんうん」
150: 2012/10/06(土) 02:18:05.19 ID:jmlRXwQc0
照「別れの間際、咲は泣きながら抱きついてきた・・・・」
玄「うん・・・」
照「咲の泣き顔を見て、私も悲しくなったけど、この別れは絶対に必要なものだし、咲の関心を引く為に冷たく突き放した・・・・」
玄「うん・・」
照「それからは、私にとっても辛い日々だった・・・咲に会えない・・・これがどれほど辛い事か・・・」
玄「・・・・つらいよぉ」
照「色々な薬品を混ぜて、咲の体臭を再現しようとしたけど、無理だった・・・」
菫「照・・・」
淡「テル・・」
玄「は・・・」
照「家を出る時に持ってきた咲の下着や靴下で、ダシを取ってうどんを食べても・・・切なさが募るだけ・・・」
菫「照さん・・・」
淡「照先輩・・・」
玄「へぇっ・・・」
152: 2012/10/06(土) 02:21:27.36 ID:jmlRXwQc0
照「咲が中学に上がった時、合鍵で家に忍び込んで、制服の紐タイや下着を盗んで・・・天ぷらにして食べた・・・」
菫「宮永さん・・・」
淡「宮永先輩・・・」
玄「へくち!」クシュン!
照「それから・・・ちょくちょく忍び込んでは色々持って帰ってきたおかげで、咲のいない生活になんとか耐えられた・・・」
玄「おお」ズズ..
照「そのおかげで、咲は私に会う為に!インハイを勝ち進み、決勝まで来た!」
玄「すごい~」ワァ
照「咲の目は・・・明らかに私を求めていた・・・恋する乙女の目だった・・・・」
玄「なるほど・・・」
照「・・・・そろそろ、愛を確かめ合うのもいい頃合いかもしれないな」フフ
玄「なるほ~ど」
153: 2012/10/06(土) 02:22:58.61 ID:jmlRXwQc0
照「・・・そういう訳で、君も今の調子でお姉ちゃんと距離を取って、頑張るんだ」
玄「うーん、お姉ちゃんは好きだけど、別に恋愛とかじゃないんだけどなー」
照「え?」
玄「ま、いいか。お話ありがとうございました」ペコリー
照「ちょっと・・・え?・・お姉ちゃんと付き合いたいんじゃ・・・」
玄「えー?そこまで思ってないですよー」アハハ
照「じゃあ私は何故あんなに赤裸々に・・・」
玄「ニセキララ?誰?」エ?
照「うぅ・・・・」ガックリ
菫「・・・・・そう落ち込むな宮永さん」ポン
照「菫・・・」
淡「そうですよ宮永先輩!元気出して!」
155: 2012/10/06(土) 02:26:02.03 ID:jmlRXwQc0
照「なんで名字で呼ぶの・・・・・・もしかして私の・・・あえて冷たくする作戦?」
菫・淡「違うよ」ハモリー
照「うう・・・やっぱり引かれた・・・」ガク..
玄「?なんで落ち込んでるんですか?妹さんとの恋が実りそうだって言ってたのに」
照「あ・・・・・・そうだ・・・そうだった」ムクリ
菫「お」
照「咲が・・・・私には咲がいるんだ・・・・」
菫「宮永さん・・・」
照「咲には私が必要だ!よし!今から長野へ行く!!」ダッ!
淡「ちょっと!宮永先輩!!」
玄「・・・・」エート
玄「よくわからないけど、もう帰りますね」
156: 2012/10/06(土) 02:29:05.25 ID:jmlRXwQc0
菫「あ・・・・まだ時間があるし、お姉ちゃんと遊ばないか?」
玄「うーん・・・・」
玄(なんか今日はずっと甘えてきたから、もういいかな~)
玄「ごめんね、お姉ちゃん。もう帰るよ」
菫「そうか・・・・じゃあ今度、お姉ちゃんと遊んでくれるか?」
玄「うん!いいよ~♪」
菫「か、かわいい・・・///」ポー
玄「えー?そんな事ないよー」イヤーン
菫「ちょ、ちょっと抱きしめていいかな?」
玄「やだよー、恥ずかしいもーん」キャキャ
菫「えへへへ・・・可愛いなぁ///」デレデレ
淡「弘世先輩・・・」
157: 2012/10/06(土) 02:30:37.28 ID:jmlRXwQc0
奈良
松実家
玄「ただいまー」
宥「おかえりー」コタツ デ フルフル
玄「なんのテレビ見てるのー?」
宥「ニュースだよ。なんとなく見てるだけ~」フルー
玄「そうなんだ~」スワリ
玄「・・・ふぃー、今日は疲れたよー」
宥「?何かあったの?」
玄「えとね、東京まで行ってきたんだー」
宥「え!?玄ちゃんが!?・・お友達とかと一緒に?」
玄「ううん、一人で行ってきたよ~」
宥「えええ!!!一人で!?」
玄「うん」ニコ
158: 2012/10/06(土) 02:32:10.78 ID:jmlRXwQc0
宥「だ、大丈夫だった!?」
玄「うん!途中で三回くらい切符落としたけど、見つかったし」
宥「よかった・・・転んだりしなかった?」ホッ
玄「二十回くらいかな?」
宥「け、怪我とかは?」
玄「してないよ~」ニコー
宥「よかった~」ホッ
玄「・・・・色々と勉強になったよ」
宥「?」
玄「・・・・」ジー
宥「どうしたの?」クビカシゲ
玄(やっぱりお姉ちゃんは大好きだし甘えたいけど、恋愛とかじゃないもんね・・・うん)フフフ
宥「??」ヘンナ クロチャン..
159: 2012/10/06(土) 02:33:44.94 ID:jmlRXwQc0
テレビ『次のニュースです。本日16時過ぎに、長野県の清澄高校に変質者が侵入する事件がありました』
玄「へー」
テレビ『変質者は他校の女生徒で、清澄高校の女生徒に対し「私は姉だ、助けに来た。愛を確かめ合おう」などと発言し』
宥「怖い・・・」フルフル.
テレビ『服を無理矢理脱がそうとしたところを抵抗されると、号泣して暴れまわり、近くにいた他の女生徒に「泥棒猫」と叫び腕に噛みつこうとした、との事です』
玄「嫌な世の中だねー」
宥「本当だね・・・」フルフル
テレビ『その後、変質者は警察に取り押さえられ、現在事情聴取を行っている模様です。この事件による怪我人はありませんでした。』
テレビ『続いてのニュースです。長野県の風越女子高校で、ギネス記録が生まれました』
玄「すごーい」
テレビ『その内容は、部活動の時間内でお漏らしをした人数、で生まれた記録は70人でした』
160: 2012/10/06(土) 02:35:22.54 ID:jmlRXwQc0
宥「凄いけど・・・お漏らしは・・・」フルフル
玄「ね。女の子だし普通は恥ずかしくて出来ないよね」
宥「うん・・・・」フルフル
玄「・・・・・」ジー
宥「?なあに?」
玄「なんでもない~」エヘヘ
玄(今日一日、色んな人に甘えたおかげで、お姉ちゃんと一緒にいても普通でいられる・・・・)
玄(そうだよ・・・お姉ちゃん以外にも甘える人を作ればよかったんだ!これで一件落着だよ~)ヤッター!
宥「・・・・・」
宥(なんだか玄ちゃん・・・大人っぽくなった?たった一日しか経ってないのに・・・)フルフル
宥(凄い・・・・もう私が心配しなくても・・大丈夫そうだね・・・)ホッコリ
162: 2012/10/06(土) 02:37:07.48 ID:jmlRXwQc0
女将「あら、玄ちゃん。おかえり~」スタタ
玄「ただいま~」
女将「いいタイミングで帰ってきたわね。今日の夕飯は、玄ちゃんの大好きなカレーよ」フフ
宥「やったね、玄ちゃん」
玄「ええ~~、二日連続でカレー!?昨日食べたのに~!」モーウ
女将・宥「え?」
玄「女将さん手抜きだよぉ~」
女将・宥「・・・・・」
宥(姉離れよりも・・・・・)
女将(他に問題があった・・・)
玄「たまにはお好み焼きとか食べた~い!!」
【終わり】
163: 2012/10/06(土) 02:38:43.20 ID:jmlRXwQc0
以上です。
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