1: 2020/08/10(月) 01:06:18.71 ID:n1bXboAz.net
凛「今日もにこちゃんからかうの楽しかったにゃ」 

凛「毎日同じことで憤慨するなんてお子様だにゃ~www」

モブ「へぇ、矢澤って見た目だけじゃなくて中身もお子様なんだ」

凛「!あなたににこちゃんの何が分かるっていうの!?取り消してよ…!」

モブ「わ、悪かったよ…」

2: 2020/08/10(月) 01:07:26.21 ID:n1bXboAz.net
穂乃果「ねぇにこちゃん、好きって10回言って」

にこ「嫌よ、めんどくさい」

穂乃果「好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き」

にこ「なんであんたが言うのよ」

穂乃果「えへへー」

にこ「…あんたってほんとよく分かんないわ」

4: 2020/08/10(月) 01:09:02.00 ID:n1bXboAz.net
モブ「μ'sの花陽さんですよね!?私、ファンなんです!」

花陽「えぇ…!?わ、私の…?あ、あの…ありがとうね」

モブ「花陽さんより凄いアイドルなんていませんよ!」

花陽「…それは違うよ」

モブ「そんな謙遜なんてしないでくださいよ!もっと自信持ってください!」

花陽「私ね、すっごく憧れてるアイドルがいるの。その人に認められたら…私も自信持てるかな」

モブ「それって誰のことなんですか?」

花陽「にこちゃん」

物陰にこ(せっかくファンの人が褒めてくれてるのに何言ってるのよ花陽…私はとっくにあんたのこと認めてるわよ)

5: 2020/08/10(月) 01:10:48.06 ID:n1bXboAz.net
ことり「にこちゃんってお洒落だよね」

にこ「ふふーん、宇宙ナンバーワンアイドルのセンスが分かるなんてやるじゃない」

ことり「あ、そうだ!にこちゃんにすっごく似合いそうな衣装考えたの!見て見て!」

にこ「どれどれ…うわ、ほんと凄い…え、これ着ていいの?」

ことり「勿論だよ、宇宙ナンバーワンアイドルに着てもらえるなんて光栄だよ」

にこ「…あんたと話してると調子狂うわ」

にこ(なんてね、宇宙ナンバーワンアイドルの衣装係はことり、あんたしか考えられないわ)

6: 2020/08/10(月) 01:12:24.06 ID:n1bXboAz.net
海未「こーとしのー夏のーにおい♪いーつもとーはー違うみたい♪」

にこ「あんたが鼻歌歌うなんていいことでもあったの?」

海未「うわぁ!に、にこ!聞いていたのですか!?」

にこ「えぇ、ばっちり」

海未「忘れてください!忘れてください!」ポカポカ

にこ「ちょ、痛い痛い!で、なんで鼻歌歌ってたのよ?」

海未「…笑いませんか?」

にこ「えぇ」

海未「実はほむまんの新商品を穂乃果のお母様から頂いて…それがすっごく美味しかったんです」

にこ「…」

海未「…何か言ってください」

にこ「ほんとあんたって可愛いとこあるわね」

海未「…も、もう!なんですか!」ポカポカ

にこ「痛い痛い!」

9: 2020/08/10(月) 01:14:15.34 ID:n1bXboAz.net
にこ「それでね、凛ったらまた私のこと馬鹿にしてね…」

真姫「…」

にこ「あ、そうそう、この間海未がね…」

真姫「…」

にこ「ちょっと真姫ちゃん、にこの話聞いてる?」

真姫「…他の子の話ばっか」

にこ「え?…ははーん、真姫ちゃん拗ねてる?」

真姫「な、なによ!拗ねてないわよ!」

にこ「今は真姫ちゃんと話してるんだもんね~。ごめんね、気が利かなくて♪」

真姫「もう!うぬぼれないで!」

にこ「あんたのそういうとこかわいいわよ」

真姫「…あっそ」チョロローン

10: 2020/08/10(月) 01:15:56.09 ID:n1bXboAz.net
希「にこっち最近あんまうちに構ってくれてないよね」

にこ「え?そう?」

希「どうせうちなんかより他の子と話してる方が楽しいもんね…」

にこ「なーに言ってんのよ、あんたは私にとってその、かけがいのない…ゴニョゴニョ……」

希「かけがいのない?」ニヤニヤ

にこ「~!あんた拗ねたふりしてたわね!言ってやんない!」

希「ふふーん、うちはにこっちのかけがいのないゴニョゴニョ…だもんね!」

にこ「きぃー!!」

11: 2020/08/10(月) 01:17:42.85 ID:n1bXboAz.net
絵里「にこって下級生に慕われてるわよね」

にこ「慕われてるっていうか馬鹿にされてるだけよ」

絵里「そんなことないわ!にこは面倒見いいし意外と気配りも出来るから慕われるのよ」

にこ「な、なによ…急に褒めて」

絵里「あ、ごめんなさい。それで本題なんだけどね?下級生だけじゃなくて私もにこのこと慕ってるのよ」

にこ「…はぁー!?突然なに言うのよ!」

絵里「あ、慕ってるってお付き合いしたいって意味じゃないからね?ただ純粋に尊敬してるの」

にこ「わ、分かってるわよ!」

にこ(絵里は突然爆弾ぶちかますから分からないわ…)

12: 2020/08/10(月) 01:20:22.72 ID:n1bXboAz.net
凛「にこちゃんラーメン食べに行こ?」

にこ「また?しょうがないわねー」

凛「あれ?今日は『アイドルたる物ラーメンなんて相応しくないわ!』モノマネ って言わないんだ」

にこ「ん、馬の耳に念仏ってね」

凛「にこちゃんの癖に難しい言葉知ってるんだね」

にこ「これでも3年生だし…それにもうすぐ卒業だから少しでも付き合ってあげたいと思ってね」

凛「大丈夫だよ、にこちゃんは凛と同級生になるまで留年するから!」

にこ「あんたほんと口が減らないわね…」

凛(そっか…にこちゃん卒業しちゃうんだ…)ズキッ

14: 2020/08/10(月) 01:22:20.03 ID:n1bXboAz.net
穂乃果「くらえにこちゃん!必殺ほのクロール!」

にこ「うわわ!絵里が考えてくれた振り付けで攻撃するんじゃないわよ!」

穂乃果「これでも穂乃果の攻撃は定評あるんだよー」

にこ「どんな定評よ…」

穂乃果「お次は壁ドン!」ドンッ

にこ「ってぬわぁんでにこの胸をドンするのよ!にこの胸は壁ってか!ってやかましいわ!」

穂乃果「あはは!逃げろ-!」

にこ「待ちなさいあほのかー!」

15: 2020/08/10(月) 01:24:33.09 ID:n1bXboAz.net
花陽「にこちゃんが教えてくれたアイドルすっごく良かったよぉ!特にセンターの子がダンス上手くて…」

にこ「あの子の良さが分かるなんてさすが花陽、見る目あるわね」

花陽「えへへ…みんな凄いけどあの子は際立ってたもん。まるでにこちゃんみたい」

にこ「そう?あの子は花陽みたいだと思うけどね」

花陽「そんな、私とあの子なんて…」

にこ「あの子も引っ込み思案だけど皆の勧めでセンターになって、それで誰よりも努力してみんなを引っ張る存在になったの。これってまるで次期部長の花陽でしょ?」

にこ「だから私はあの子が一番好きなの」ニコッ

花陽「にこちゃん…そこまで花陽のこと認めてくれてたんだね…」

にこ「当たり前でしょ。あんたは誰よりも可能性を秘めてるんだから。私もうかうかしてられないわね」

花陽「感激だよ…うっうぅ…幸せすぎて泣けちゃう…」

にこ「ちょ、泣くことないでしょ!?」

16: 2020/08/10(月) 01:26:21.77 ID:n1bXboAz.net
ことり「にこちゃん、次はこれ着てみて?」

にこ「えぇ…どうかしら?」

ことり「はわぁ~かわいい♡あっごめんね、着せ替え人形みたいにしちゃって、疲れちゃったよね」

にこ「全然。あんたセンスいいから今までに無いにこを発見できてむしろ楽しいわ」

ことり「ほんと!?海未ちゃんなんかすぐ氏んだ魚のような目しちゃうのに…」

にこ「まぁにこ以外にはほどほどにしときなさいよね…」

ことり「じゃあじゃあ次はこれ!」

にこ「あら、随分攻めた衣装ね。うーん、自信ないけどどうかしら?」

ことり「…かわいい…今までで一番かわいいよぉ~♡にこちゃんの着こなしは完璧!」

にこ「ありがと、でもこれはことりのセンスのおかげよ。お互い趣味が合って良かったわ」

ことり「ことりも!にこちゃんなんでも着てくれるから腕が鳴るよ~」

17: 2020/08/10(月) 01:28:53.51 ID:n1bXboAz.net
海未「にこ、前に私のことかわいいって言ってくれましたよね」

にこ「えぇ、あんたはかわいいわよ、にこの次にだけど」

海未「ふふっにこの次なら自信持てますね」

にこ「そうよ~。あんたのかわいいとこは見た目は言うまでもないけどギャップなのよね」

にこ「清楚な大和撫子と思いきや投げキッスしたり意外なことで拗ねたりとにかくかわいいのよ」

にこ「この間のお饅頭が美味しくて浮かれてるあんたなんてちょっとキュンってきたわ」

海未「そ、そんなに褒められると照れますよ…」

にこ「そう、その照れ屋なところもかわいいのよ!あんたかわいいの見本市じゃない?」

海未「も、もう!おだてたって何も出ませんからね?」ニコニコ

にこ(ほらかわいい)

18: 2020/08/10(月) 01:31:11.46 ID:n1bXboAz.net
真姫「作曲が捗らない…私はインスピレーションを大事にしてるからアイデアが湧かないと行き詰まるのよね…はぁ」

にこ「真姫ちゃんいるー?」

真姫「あ、にこちゃん。…はぁ」

にこ「どうしたのよため息ついて。もしかして作曲に行き詰まってる?」

真姫「べ、べつに~?天才真姫ちゃんの手にかかれば作曲なんてちょちょいのちょいよ!」

にこ「やっぱりそうじゃない。そうだ、ちょっとピアノ弾かせて」

真姫「えぇ、でもにこちゃんピアノ弾けるの?」

にこ「いや、チューリップが限界よ」ポロロン…

真姫(にこちゃん…演奏はお世辞にも上手とは言えないけど楽しそうに弾くわね)

真姫(楽しそうに…そう言えば私、作らなきゃって思うばかりで楽しんでなかったかも…楽しいメロディー…あ、インスピレーション湧いたかも)

真姫「ありがとにこちゃん、良い演奏だったわ」

にこ「まぁにこの演奏じゃなんの参考にもならないだろうけど…こうやって息抜きはしなさいよね」

真姫(息抜き…リラックス…そうだ、こういう旋律を加えたら良さそうだわ…おかげで良い曲が作れそう…)

19: 2020/08/10(月) 01:33:34.43 ID:n1bXboAz.net
にこ「そういえば希、にこの誕生日パーティー企画してくれてありがと」

希「んー?なんのこと?」

にこ「とぼけなくてもにこは希にしか誕生日教えてないわよ」

希「あらら、バレちゃったか。でもみんなにこっちの誕生日知りたがってたから教えてあげたらノリノリでパーティーの準備したんよ?」

希「だからあれはうちだけじゃなくて皆のおかげ。サプライズパーティー楽しんでくれた?」

にこ「えぇ…おかげで人生で一番の誕生日だったわ。希、ありがと」

希「お、今日は珍しく素直やね。そりゃうちとにこっちは一番の親友…やからね」

にこ「あ、あんたあんとき聞こえてたんじゃない…」

20: 2020/08/10(月) 01:35:51.11 ID:n1bXboAz.net
絵里「私も1年の頃からにことスクールアイドルやれてたらなぁって思うわ」

にこ「過去のこと言ってもしょうがないでしょ」

絵里「でも1年の頃からやれてたらもっと早くにこと仲良くなれてスクールアイドルも楽しめてたのに…勿体なかったわ」

にこ「…1年の頃の私は周りが見えなくて部員の子に辛い思いさせちゃった嫌な奴よ…今もそんなに変わらないけど」

絵里「そんなことないわ!私はにこのこと尊敬してるの」

にこ「過大評価よ。前から気になってたけど絵里はにこのどんなとこを尊敬してくれてるの?」

21: 2020/08/10(月) 01:37:49.28 ID:n1bXboAz.net
絵里「面倒見がいいとことか頼りになるとことか色々あるけど…そうね、一番は真剣だから、かしら」

にこ「真剣?」

絵里「にこはアイドルに対して誰よりも真剣で熱意があって…そういうひたむきで一直線な所を私は凄く尊敬してるの」

にこ「ひたむきだなんて…ただのアイドル馬鹿なだけよ」

にこ「それに私も絵里のこと尊敬してる…」

絵里「ほんと?」パァア

にこ「最初は劣等感もあって嫌な奴って思ってたけどね」

絵里「嫌な奴…」ズーン

にこ「でも今はかけがえのない仲間で親友だと思ってる」

絵里「親友!?」パァア

にこ「落ち込んだり喜んだり忙しいわね…」

22: 2020/08/10(月) 01:40:18.91 ID:n1bXboAz.net
凛「にこちゃーん今日もラーメン食べに行こ?」

穂乃果「あ!今日は穂乃果が誘おうと思ってたのに~」

ことり「ことりもにこちゃんに新しい衣装の相談ごとがあったのに…」

海未「わ、私もにこにお話ししたいことが…」

花陽「はわわ、私もアイドルについて語ろうと…」

にこ「ちょ、一斉に言われてもにこは一人しかいないわよ!」

真姫「私もこの間のお礼にディナー誘おうと思ってたのよ」

穂乃果「ディナー!?穂乃果も行きたい!」

凛「凛も凛も!」

真姫「じゃあ今日はウチでみんなディナーに招待するわよ、そこでお喋りすれば一石二鳥でしょ?」

ことり「ことりもいいの?わーい♪」

海未「では私も同伴させて頂きますね」

花陽「真姫ちゃん家のディナー…ゴクリ」

23: 2020/08/10(月) 01:42:28.83 ID:n1bXboAz.net
穂乃果「当然にこちゃんも来るよね?」

にこ「もっちろん!ご馳走頂けるなんて悪いわね」

凛「そうこなくっちゃ!にこちゃんタッパーもって来ちゃ駄目だよ」

花陽「にこちゃんはそんなことしないよ~」

にこ「…も、もちろんよ」

海未「なんですか今の間は」

ことり「きっとにこちゃんのことだから妹さん達にも食べさせてあげたいんじゃないかな?にこちゃん優しいから」

にこ「ことりぃ~…」

真姫「だったら多めに作って貰うようにお願いしておくわ。妹さん思いのにこちゃんのためにね」

にこ「だ、だから私はそんな持ち帰ったりなんてしないってば~…」

アハハ…クスクス…

24: 2020/08/10(月) 01:44:38.57 ID:n1bXboAz.net
絵里「ふふっ、さすがにこ、人気者ね」

希「そやね。1年の時から見守ってきたけど…にこっちの努力が報われるときがきて本当に良かった」

絵里「えぇ、私も今最高に幸せよ」

にこ「絵里、希、あんたたちも来るでしょ?」

希「もっちろん!今日はたくさん盛り上がろっか!」

絵里「そうね。今日は目いっぱい楽しみましょう!」

にこ「えぇ!」

にこ(私は最高の仲間に恵まれたわ…ありがとうみんな、大好き)

終わり

28: 2020/08/10(月) 02:00:11.62 ID:mljYi6Py.net
乙 ちょっと泣いた

引用: 凛「にこちゃんってほんとお馬鹿さんだにゃ」にこ「ぬわぁによ~!」