95: 2015/04/08(水) 21:16:07.24 ID:7Pq3n+S/0

――某月某日

前回:加賀「加賀のお悩み相談室」11日目

最初から:加賀「加賀のお悩み相談室」1日目

前作:提督「お悩み相談」



扶桑「お邪魔しますね」

加賀「いらっしゃい扶桑さん。その節はお世話になりました」フカブカ

扶桑「いいの、気にしないで?」

扶桑「大淀さんには私も困っていたから……」

扶桑「あ、でも最近は落ち着いてきてるのよ?」

加賀「アレで落ち着いてるのですか……」

扶桑「ええ。まぁその話は置いておいて……山城の事で相談に来たの」

加賀「山城さんが何か?」
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96: 2015/04/08(水) 21:16:49.67 ID:7Pq3n+S/0

扶桑「あの子ね、私以外の人と話したがらないの」

扶桑「艦隊に編成された時はちゃんとしてるみたいなのだけれど……」

加賀(千歳さんにも似たような相談をされたわね)

加賀「……」

扶桑「あの、加賀さん?」

加賀「大丈夫です。私の方からも、少し積極的に話すようにしてみましょう」

扶桑「あら、いいの?」

加賀「私自身、皆さんと話す機会を設けたくてこうしているものですから」

扶桑「そういえばそうだったわね……じゃあ、お願いしようかしら」

加賀「ええ、お任せ下さい」

97: 2015/04/08(水) 21:18:53.89 ID:7Pq3n+S/0

――


加賀(――とは言ったものの、どうしようかしら……)

加賀(取りあえず部屋の前まで来てみたけれど)

あきつ丸「如何されましたかな加賀殿?」ヌッ

加賀「っ!」ビクッ

加賀「あ、あきつ丸さん……」ドキドキ

あきつ丸「驚かせてしまったようでありますな。失敬、失敬」

あきつ丸「山城殿に何か御用でありますか?」

加賀「え、えぇと……あ、晩御飯を誘ってみようかと思って――」

あきつ丸「やーまーしーろーどーのー!」ドンドンドンドンガチャガチャガチャガチャ

加賀(まだ言い終ってない――!!)

加賀「あ、あの」

あきつ丸「ふむ……青葉殿」

青葉「開錠も青葉にお任せ!」スタッ

加賀「え?今天井から……え?」

青葉「開きました!」

あきつ丸「突入であります!」ガチャ

加賀(ごめんなさい山城さん――!!)

98: 2015/04/08(水) 21:21:15.84 ID:7Pq3n+S/0

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
あきつ丸「」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
青葉「」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
山城「……?」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
加賀「」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
加賀(な、何なのこの騒音……)ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドド

山城「……あの、何か用でしょうか?」

加賀「あ、えぇと」

あきつ丸「晩飯を共にしようと誘いに来たであります」

山城「そうですか。お気持ちだけ頂いておきます」

あきつ丸「残念であります」

あきつ丸「ところで先程の騒音は何でありますか?」

山城「……ハードコア聞いてただけですけど」

加賀「は……何です?」

青葉「耳が聞こえにくいですね……」

99: 2015/04/08(水) 21:22:54.30 ID:7Pq3n+S/0

山城「……だから、ハードコアです。ハードコアパンクです」

加賀「……音楽なんですか?今のが?」

あきつ丸「火力演習の方が静かでありますな」

山城「む……」

山城「……それより、鍵を閉めていたはずなのに勝手に入って来ましたね」

青葉「ぎくっ」

あきつ丸「あれは青葉殿が勝手に」

青葉「あきつ丸さんヒドイ!」

加賀「ごめんなさい、私が止めようとした時には既に――」

山城「問答無用!」

100: 2015/04/08(水) 21:24:11.34 ID:7Pq3n+S/0

――数刻後・食堂


摩耶「おーっす……って、山城じゃねぇか。珍しいな」

山城「……皆さんに誘われたので」

摩耶「そっかー。で、その皆さんはどうしたんだ突っ伏して?」

あきつ丸「ドラムが……ドラムが……」

青葉「あははー重低音が攻めてくるぞーっあははー」

加賀「……まだ少し頭が揺れている感じが……」

山城「勝手に入ってくるからです」

摩耶「はぁ?」

101: 2015/04/08(水) 21:26:23.91 ID:7Pq3n+S/0

――後日


加賀「……」コンコン

加賀「……」

加賀(また山城さんを呼んでも返事が無い……)ハァ

扶桑「あら加賀さん。御機嫌よう」

加賀「あ、お疲れ様です扶桑さん」


<ガチャ


山城「姉様!おかえりなさい!」バッ

加賀(あの騒音でも扶桑さんの声は聞こえるなんて……どうなってるのかしら)


加賀「加賀のお悩み相談室」13日目

引用: 加賀「加賀のお悩み相談室」