1: 2019/10/29(火) 00:15:58.98 ID:1d5+OIKY.net
episode1

千歌「ハンターギルド…ここだね」

千歌(今日から私もハンターデビュー)

千歌(この扉を開ければいよいよハンター生活が始まるのだ!)

ギィー

千歌「すみませ~ん…」

梨子「いらっしゃいませ。クエストの依頼ですか?」

千歌「あ、えっと…」

ダイヤ「梨子ちゃん、その子は依頼者じゃなくて新しく入ったハンターよ」

梨子「あ、ごめんなさい」

千歌「ダイヤ教官!」

ダイヤ「ふふ、もう卒業したんだから教官はやめて」

千歌「あ…じゃあ、ダイヤちゃん?」

ダイヤ「いいでしょう」

梨子「はじめまして。私はここの受付をしている梨子です」

梨子「クエストの依頼や受注があればお声がけください」

千歌「私は千歌!よろしくね!」
『映画 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ Bloom Garden Party』Blu-ray(特装限定版)
2: 2019/10/29(火) 00:16:43.39 ID:1d5+OIKY.net
ダイヤ「いよいよあなたもハンターデビューね」

ダイヤ「ただいきなり1人で出すのも不安だからまずは先輩ハンターとコンビを組んで実戦で学んでもらうわ」

千歌「先輩って果南ちゃんや曜ちゃん?」

ダイヤ「あの2人じゃ教育にならないでしょう…」

千歌「それってどういう…」

モム

千歌「ひゃあっ」

鞠莉「ん~なかなかのものを持ってるわね」

千歌「なな何!?」

ダイヤ「いきなりはやめなさい、鞠莉」

鞠莉「ハーイ♪私は鞠莉。気軽にマリーって呼んでね♪」

千歌「えっと…」

ダイヤ「この人があなたの組む相手よ…」

鞠莉「えーと千歌だっけ?」

千歌「は、はい」

鞠莉「期待の新人と聞いてるわ。よろしくね」

千歌「よろしくお願いします!鞠莉先輩」

鞠莉「先輩禁止」

鞠莉「マリーって呼んで♪」

千歌「はい…マリー…ちゃん?」

3: 2019/10/29(火) 00:17:09.50 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「ダイヤ、初心者向けのいいクエストある?」

ダイヤ「この辺かしらね」ピラ

鞠莉「ふむふむ…これにしましょう」

鞠莉「梨子、お願い」

梨子「はーい、手続きしてきます」

千歌「どんなクエストなの?」

鞠莉「メイリッコの毛皮の納品よ」

千歌「メイリッコ…って草食動物だっけ?」

鞠莉「そうだけど…そこ疑問形なの?」

ダイヤ「残念ながらこの子は座学のほうはあんまり…」

ダイヤ「だからその辺も現場で教えてあげてちょうだいね」

鞠莉「Oh my God…」

4: 2019/10/29(火) 00:17:46.77 ID:1d5+OIKY.net
―――

鞠莉「さて準備はいいかしら?」

千歌「回復薬、携帯食料、砥石…」

千歌「準備OK!」

鞠莉「千歌の武器は片手剣ね」

千歌「うん、攻撃も防御もできて使いやすいんだ」

千歌「鞠莉…ちゃんは太刀?」

鞠莉「ええ、鋭い一閃で断ち切るわ」

鞠莉「よーしそれじゃあ出発~」

千歌「おー!」

鞠莉「の前に食事していきましょう」

千歌「」ガクッ

鞠莉「腹がへってはなんとやら。食事は大事よ」

鞠莉「まあ食べ過ぎても問題だけど」

5: 2019/10/29(火) 00:18:19.86 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「ルビィいる?」

ルビィ「呼んだ?鞠莉ちゃん」

鞠莉「今日のお勧めは何かしら?」

ルビィ「んー今はメイリッコシチューがいい感じかな」

鞠莉「じゃあそれをお願い」

ルビィ「はーい♪」トテトテ

千歌「今の子は?」

鞠莉「厨房メイドのルビィよ」

鞠莉「ダイヤの妹」

千歌「え、ダイヤちゃん妹居たの!?」

鞠莉「そう、あんまり似てないでしょう?」

千歌「確かに…ダイヤちゃんはキリっとした感じなのにあの子はふんわりした感じだったね」

ダイヤ「私の名前が聞こえたようだけど…」

鞠莉「別にー、ダイヤの妹可愛いねって話してただけ」

ダイヤ「あら、ありがとう」

6: 2019/10/29(火) 00:18:59.38 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「よし、今度こそ出発しましょうか」

梨子「いってらっしゃい。無事に帰ってきてね」

千歌「まかせてよ、チカの武勇伝聞かせてあげるんだから」

ダイヤ「このクエストで武勇伝も何もないのだけど…」

7: 2019/10/29(火) 00:19:35.49 ID:1d5+OIKY.net
―――

鞠莉「千歌はモンスターと戦ったことはないんだっけ?」

千歌「うん。武器の使い方はダイヤちゃんからいろいろ教えてもらったけど、本物は初めてだからもうドキドキだよ」

鞠莉「当然メイリッコのことは知ってるわよね?」

千歌「草食系の小型モンスターだよね?飼ってる人見たことあるよ」

鞠莉「そう。おとなしめの草食獣で基本的に群れて行動するの」

鞠莉「危害を加えなければ向こうから襲ってくることもそうそうないし、単純な攻撃しかしてこないからから初めてにはちょうどいい相手ね」

8: 2019/10/29(火) 00:20:04.95 ID:1d5+OIKY.net
メイ*σ ᴗσリ ピョコ
メイ*σ ᴗσリ ピョコピョコ

鞠莉「いたわね」

千歌「やっぱりかわいいなあ」

鞠莉「1,2,3…あれだけいれば素材は十分ね」

鞠莉「さあ、行ってきなさい!」

千歌「よーっし」

メイ*σ ᴗσリ

千歌「…あれ斬るの?」

鞠莉「もちろん」

メイ*σ ᴗσリ

千歌「可愛そうじゃない?」

鞠莉「今更何言ってるの」

9: 2019/10/29(火) 00:20:44.49 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「クエストを受けてモンスターを狩るのが私たちの仕事」

鞠莉「あなたもわかったうえでハンターになったんでしょう?」

鞠莉「そもそも出る前にメイリッコの肉食べてきたばっかじゃない」

千歌「確かにそうだけど…」

鞠莉「千歌がやらないならマリーが倒してくるわよ」

鞠莉「あなたはハンターとしての経験を積めない」

鞠莉「それでいいの?」

千歌「うぅ…いってきます」

10: 2019/10/29(火) 00:21:15.92 ID:1d5+OIKY.net
千歌(一番近くの敵を狙って…)

千歌(背後から近づく…)

千歌「たぁーー」

メイ*σ ᴗσリ ?

ザシュ

メイ*×_ ×リ キュー

千歌「…やった」

千歌「鞠莉ちゃん、倒せたよ!」

鞠莉「油断しないで!来るわよ」

千歌「え?」

メイ#*σ ◇ σリ メイ#*σ ◇ σリ メイ#*σ ◇ σリ

千歌「わー何か一斉に向かってきたよー」

鞠莉「そりゃあ仲間がやられたんだから反撃するわよ」

11: 2019/10/29(火) 00:21:52.54 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「落ち着いて1匹ずつ倒しなさい」

千歌「って言われても」

メイ#*σ ◇ σリ ドン

千歌「った」

メイ#*σ ◇ σリ ガブ

千歌「ぎゃー噛まれたー」

メイ#*σ ◇ σリ ドシン

千歌「ぎゅぅ」

鞠莉「ちょっと、大丈夫?」

千歌「助け…て」

メイ#*σ ◇ σリ メイ#*σ ◇ σリ メイ#*σ ◇ σリ

鞠莉「しょうがないわね」シュッ

ズバン

メイ*×_ ×リ メイ*×_ ×リ メイ*×_ ×リ

千歌「ったた…」

鞠莉「大きなけがはしてないようね」

鞠莉「はい、回復薬飲んで」

千歌「はーい…」

12: 2019/10/29(火) 00:22:33.32 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「最初の1撃はよかったわよ」

千歌「ほんと!?」

鞠莉「ただ気を抜いちゃダメ。敵は1体とは限らないんだから」

鞠莉「草食獣だからよかったものの、肉食のやつが相手だと今頃腕の1本持ってかれてたかもしれないよ」

千歌「ひえぇ…」

鞠莉「まあ当然そんな敵ならマリーがすぐ加勢するけど」

鞠莉「実戦では一瞬の油断が命取りになるんだから」

千歌「気を付けます…」

13: 2019/10/29(火) 00:23:02.47 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「うん、毛皮も必要数集まったし、ついでに肉もゲット♪」

千歌「これでクエスト終わりなの?」

鞠莉「ええ、これを納品すれば完了よ」

千歌「意外とあっさりだね」

鞠莉「やられそうになったくせに言うわね~」

千歌「う…」

鞠莉「まあ簡単なクエストだからね」

14: 2019/10/29(火) 00:23:33.63 ID:1d5+OIKY.net
千歌「ねえ、もうちょっと狩っていってもいいかな?」

千歌「チカやられただけだし実戦経験を積むためにも」

鞠莉「だーめ」

鞠莉「不必要な狩りは生態系を壊すリスクがあるんだから」

鞠莉「クエスト達成したらすぐ戻る」

鞠莉「余計な殺生してるとギルド追放されちゃうわよ?」

千歌「そういえばそんなことをダイヤちゃんが言ってたような…」

鞠莉「一応ハンターの基本なんだからしっかり覚えておきなさい」

15: 2019/10/29(火) 00:24:12.37 ID:1d5+OIKY.net
メイリッコ
メイ*σ _ σリ
群れで暮らす小型の草食獣。積極的に人を襲うことはなく、危険性は低い。肉や乳は程よくおいしく、毛皮は程よく丈夫。
まれに角が生えている個体もあり、角は高く売れる。
参考:ケルビ

16: 2019/10/29(火) 00:24:56.60 ID:1d5+OIKY.net
episode2

梨子「千歌ちゃん、ハンター生活には慣れた?」

千歌「うん、鞠莉ちゃんからいろんなこと教えてもらってるよ!」

千歌「おとなしいモンスター狩ったり、草やキノコ集めたりばっかりであんまハンターっぽくないんだよね」

梨子「危険が少ないならそれはそれでいいんじゃないかな」

千歌「そうだけどさぁ…」

鞠莉「自分の腕を試したい。そんなあなたに」

千歌「わっ、鞠莉ちゃん」

鞠莉「ウユピギィ討伐のクエストがあるわ」

鞠莉「いつもより数が多くて草食獣が脅かされてるそうなの」

鞠莉「小型だけど肉食竜だしそれなりに手ごわいわよ」

17: 2019/10/29(火) 00:25:26.07 ID:1d5+OIKY.net
梨子「あ、そのクエスト…」

鞠莉「なにかあるの?」

梨子「ダイヤちゃんから伝言があって」

梨子「ドスピギィの目撃情報があったらしいです」

千歌「ドスピギィ?」

梨子「うん、ウユピギィのボスで他より大きいの」

梨子「ドスピギィは遭遇したら逃げても狩っても構わないそうです」

鞠莉「まあその程度なら私がどうにかできるし」

鞠莉「どう、千歌。やってみる気ある?」

千歌「やるよ!」

鞠莉「決まりね。準備してきなさい」

18: 2019/10/29(火) 00:26:06.56 ID:1d5+OIKY.net
―――

⌒°( ・ω・)°⌒⌒°( ・ω・)°⌒ ウュウュ

鞠莉「いるわねーウユピギィ」

千歌「いるねー」

⌒°( ・ω・)°⌒⌒°( ・ω・)°⌒ ウュウュ

鞠莉「ドスピギィは…いないみたいだけど」

鞠莉「ボスがいないうちに片付けちゃいましょう」

鞠莉「マリーがアシストするからなるべく1人で戦ってみて」

千歌「1人で!?」

鞠莉「そう、あなたの訓練でもあるんだから」

千歌「う…うん」

19: 2019/10/29(火) 00:26:44.81 ID:1d5+OIKY.net
⌒°( ・ω・)°⌒ !

⌒°( ・ω・)°⌒ ピギー

千歌「っ!もう気づかれた!」

⌒°( `ω´)°⌒ ダダ

鞠莉「まず2匹、来るよ!」

20: 2019/10/29(火) 00:27:14.59 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉(1匹目をシールドバッシュで弾いて、2匹目を攻撃)

鞠莉(そのまま背後に回り込んでとどめを刺す)

鞠莉(さらに体勢を立て直した1匹目に転がり込んで背後から足を斬りつけ)

鞠莉(バランスを崩したところに急所を攻撃)

鞠莉(あ、狙いは外した!)

鞠莉(でも敵の攻撃を落ち着いてガードして今度こそとどめ)

鞠莉(やっぱり吸収が早いわね…)

鞠莉(順調に成長してる)

21: 2019/10/29(火) 00:27:47.06 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「…っ!」

鞠莉「後ろ!」

シュパ

⌒°( ´×ω×)°⌒ ウュゥ

千歌「え、あ、ありがとう」

鞠莉「突っ込みすぎよ」

鞠莉「もっとポジショニング考えて」

⌒°( `ω´)°⌒⌒°( `ω´)°⌒⌒°( `ω´)°⌒ ピギギ

鞠莉「って言ってるうちに囲まれちゃったね」

千歌「ごめん、チカのせいで…」

鞠莉「別にこのくらい突破できるから問題ないわ」

22: 2019/10/29(火) 00:28:19.52 ID:1d5+OIKY.net
ピギーー

千歌「なに!?この声!」

鞠莉「くっ…」

鞠莉「まずいわね…」

鞠莉(突破するなら…ここ!)ブゥン

⌒°( ´×ω×)°⌒ ピギィ…

鞠莉「千歌、こっち!」

千歌「うん!」

23: 2019/10/29(火) 00:28:53.15 ID:1d5+OIKY.net
千歌「さっきの声は…」

鞠莉「ボスのお出ましのようね」

⌒°(#`ω´)°⌒ ピギッ
⌒°( ・ω・)°⌒⌒°( ・ω・)°⌒ ウユウユ

千歌「他のより…大きい…!」

鞠莉「あれがドスピギィよ」

鞠莉(出来れば雑魚を片付けてから千歌と2人で当たりたかったけど…)

鞠莉(ここは…)

鞠莉「千歌」

鞠莉「ウユピギィは任せるわ」

鞠莉「私はドスピギィと戦う」

鞠莉「悪いけどそっちの援護してあげられないかも」

24: 2019/10/29(火) 00:29:24.65 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「さて…」

⌒°(#`ω´)°⌒

鞠莉(出来れば千歌にも相手をさせてあげたいけど)

鞠莉(そうもいかない状況ね)

⌒°(#`ω´)°⌒ ピギギ

鞠莉「悪いけどさっさと片付けさせてもらうわよ」

⌒°(#`ω´)°⌒ ピギャァ

鞠莉(右腕での攻撃…!)

鞠莉(かわしてすれ違いざまに斬りつける!)シュパ

鞠莉(続けて斬り上げ…)

25: 2019/10/29(火) 00:29:56.38 ID:1d5+OIKY.net
⌒°(#`ω´)°⌒ ピギィ

鞠莉(尻尾!)

鞠莉「っち」

鞠莉(距離取られた!)

鞠莉(一気に詰めて上段から!)

バシッ

⌒°(#`ω´)°⌒ ピギィィィ

鞠莉(浅いかっ)

26: 2019/10/29(火) 00:30:25.12 ID:1d5+OIKY.net
⌒°(#`ω´)°⌒ ピィィィ

スタタタ

鞠莉「逃がさない!」

⌒°( `ω´)°⌒ ウユッ

鞠莉「邪魔!」ザン

⌒°( ×ω×)°⌒

鞠莉(逃げられたか…)

鞠莉「千歌の方は!?」

28: 2019/10/29(火) 00:30:54.50 ID:1d5+OIKY.net
千歌「はぁっ…はっ…」

鞠莉「平気!?」

千歌「大丈夫!」

鞠莉(あと2匹…問題なさそうね)

千歌「たぁっ」シュパッ

⌒°( ×ω×)°⌒

千歌「ふぅ…」

鞠莉「やったわね」

千歌「うん、ドスピギィは?」

鞠莉「ごめん、逃げられた」

鞠莉「傷は負ってるから追いかければ倒せると思うわ」

鞠莉「どうする?クエストの目的は達成してるけど」

29: 2019/10/29(火) 00:31:26.18 ID:1d5+OIKY.net
千歌「ほうっておいたらどうなるの?」

鞠莉「わからないわ」

鞠莉「別のところに逃げるかもしれないし、この辺でまた群れるかもしれない」

千歌「そうしたらまた危険になるかもしれないよね?」

鞠莉「まああいつらも人生かかってるからね」

鞠莉「私としてはどっちでもいいから決断はあなたに任せるわ」

千歌「…見逃そう」

千歌「遠くに行くならそれでいいし、街の危険になりそうならその時はちゃんと倒すよ」

鞠莉「言うようになったね~」

千歌「も、もちろん鞠莉ちゃんの力も借りるけど」

31: 2019/10/29(火) 00:32:03.11 ID:1d5+OIKY.net
―――

梨子「おかえりなさい♪」

千歌「ただいま~」

鞠莉「あら、あそこにいるのは有名人のおふたりさんじゃない」

千歌「果南ちゃん!曜ちゃん!」

鞠莉「あれ、あなたあの2人と知り合いなの?」

千歌「うん、幼馴染なんだ」

千歌「あの2人、有名人…なの?」

鞠莉「幼馴染なのに知らないの!?」

鞠莉「この辺で知らない人はいないレベルのハンターよ?」

32: 2019/10/29(火) 00:32:38.54 ID:1d5+OIKY.net
ルビィ「必殺の一撃にて打ち砕く『破砕』大剣使いの果南」

ルビィ「神速の連撃にて切り刻む『疾風』双剣使いの曜」

ルビィ「その刃を目にして生き残った者はいないとモンスターの間でうわさされていると言われる最強のコンビだよ!」

千歌「ル、ルビィちゃん!?急にどうしたの?」

梨子「この子いろんなハンターの噂を聞くのが好きなの…」

千歌「ていうかモンスターってうわさばなしするの?」

鞠莉「さあねぇ…大型モンスターが群れるって話はあんまり聞いたことないけど」

33: 2019/10/29(火) 00:33:06.32 ID:1d5+OIKY.net
果南「お、千歌じゃん」

千歌「果南ちゃん!」

果南「ハンターになったとは聞いたけどやっと会えたね」

曜「ずっとすれ違ってばっかだもんね」

千歌「曜ちゃんも」

曜「せっかくみんなハンターになったんだからさ」

曜「今度3人で狩りにいこーよ♪」

果南「いいね、千歌がどんくらい強くなったかも見てみたいし」

千歌「楽しそう!」

千歌「子供のころ3人で冒険したよね」

曜「そうそう、街から離れてさ」

果南「親に怒られたりもしたなあ」

ルビィ「昔話はこちらでどうぞ♪」

ルビィ「おいしいご飯も用意してるよぉ」

34: 2019/10/29(火) 00:33:33.76 ID:1d5+OIKY.net
ウユピギィ
⌒°( ・ω・)°⌒
肉食の小型竜種。人や動物を襲うことは珍しくなく、モンスターの氏体を食べることも。1匹ではそれほど強くなく、一般人でも太刀打ちできるが、基本的に群れて行動するため危険度は上がる。
ドスピギィ
⌒°(#`ω´)°⌒
ウユピギィを束ねるボス。他より一回り大きく、格段に強い。
参考:ジャギィ、ドスジャギィ

35: 2019/10/29(火) 00:34:06.35 ID:1d5+OIKY.net
つづく

39: 2019/10/29(火) 01:38:07.90 ID:1d5+OIKY.net
episode3

鞠莉「採掘に行きましょう」

千歌「さいくつ?」

鞠莉「そろそろあなたの武器も強化しておくべきだと思うの」

鞠莉「で、強化には鉄鉱石他諸々の素材が必要」

千歌「それを集めに行くってこと?」

鞠莉「That's Right」

鞠莉「ただ素材集めだけってのもつまらないから…」

鞠莉「梨子、何かついでにできるクエストある?」

梨子「え~っと…ちょうど燃石炭の納品クエストがあります」

鞠莉「んー…危険なモンスターもいなさそうね」

鞠莉「おっけー。じゃあこれにするわ」

40: 2019/10/29(火) 01:38:37.31 ID:1d5+OIKY.net
―――

鞠莉「ピッケルは持ったわね?」

千歌「うん!ちゃんと予備も持ってきたよ」

鞠莉「あそこ見て」

鞠莉「岩の中から素材が見えてることがあるから、それを取ってくること」

鞠莉「まずこの近くから行くわよ」

鞠莉「私はあっちから探してくから千歌はそっちからお願いね」

千歌「いえっさー!」

41: 2019/10/29(火) 01:39:11.54 ID:1d5+OIKY.net
千歌「たー」カーン

千歌「おーいいのが取れた」

ノシ

千歌「ん?」

千歌「鞠莉ちゃんもうこっちまで来たの?」クル

|c||σ.-σ| 

千歌「…」

|c||σ.-σ| ジー

千歌「わーー!」

42: 2019/10/29(火) 01:39:44.67 ID:1d5+OIKY.net
鞠莉「どうしたの!?千歌!?」

千歌「モ、モンスター!」

鞠莉「ああ、ブッブルトね」

鞠莉「んー出てきちゃったかー」

|c||^.- ^|| カジカジ

千歌「あー千歌が掘ってたのにー」

鞠莉「しょうがない、違うところから探しましょう」

千歌「えっ、でも…」

|c||^.- ^|| カジカジ

鞠莉「食事や睡眠の邪魔しなければ人のことなんか気にしない奴だから刺激しないほうがいいわよ」

43: 2019/10/29(火) 01:40:20.76 ID:1d5+OIKY.net
―――

千歌「一通り回ったねー」

鞠莉「十分な量は取れたし」

鞠莉「最後に最初のエリア見て戻りましょうか」

千歌「ブッブルトいなくなってるといいなあ…」

44: 2019/10/29(火) 01:41:20.60 ID:1d5+OIKY.net
千歌「あ、あそこにまだあった」ダッ

鞠莉「そんな焦らなくても…」

鞠莉(あれ…あんなところに岩なんてあったっけ…?)

鞠莉「千歌、待って!」

千歌「え?」カーン

|c||`.- ´|| ザバッ

千歌「ひゃあっ」

鞠莉「言い忘れてたけど奴は岩に擬態して眠るのよ」

鞠莉「今の一撃で起こしちゃったわね…」

鞠莉「つまり今マリーたちはあれを怒らせた…」

45: 2019/10/29(火) 01:42:03.53 ID:1d5+OIKY.net
|c||`.- ´|| ブッブー

ダダダッ

千歌「突進してきたー」

鞠莉「攻撃は直線的だから落ち着いて避けて!」

千歌(えぇっと…右に回避!)

|c||`.- ´|| ズサァ

鞠莉「逃げるわよ!」

千歌「戦わないの?」

鞠莉「今回のターゲットじゃないし、何より私たちじゃ相性が悪いの」

鞠莉「見ての通り岩の体で斬撃はろくに通らないわ」

鞠莉「クエストの目的は達成してるし、引くのも重要よ」

46: 2019/10/29(火) 01:42:41.44 ID:1d5+OIKY.net
―――

鞠莉「武器を強化してもらったけど、使い心地はどう?」

千歌「おお、なんか強くなった気がする♪」ブンブン

千歌「うー…どんくらい強くなったか早く試してみたいな」

曜「だったら私たちとクエストに行く?」

千歌「曜ちゃん!」

果南「ちょうどこの近くでドスピギィが2体縄張り争いしてるから2体とも倒してくれって急ぎの依頼があるんだよね」

千歌「2体…」

千歌「チカが行っても大丈夫なのかなぁ…」

鞠莉「あの2人と一緒なら平気よ」

鞠莉「あなたのためになるかはともかくとして」

千歌「え?」

曜「よし、じゃあ行こう、千歌ちゃん!」

果南「鞠莉は?どうする?」

鞠莉「私はいいわ。ちょっと休んどく」

47: 2019/10/29(火) 01:43:22.63 ID:1d5+OIKY.net
―――

千歌「何もできなかったのだ…」

鞠莉「…でしょうね」

千歌「果南ちゃんは向かってくる敵を1撃で倒しちゃうし、曜ちゃんは一瞬で間合いを詰めたかと思うと何回斬ったかわかんないうちに敵が倒れてるし…」

果南「ごめんって、千歌」

曜「この村の近くだし逃がさないようにって思ったらつい…」

鞠莉「この2人手加減できないのよね」

鞠莉「勝負の世界ではそれが正しいんだけど」

鞠莉「ま、試し斬りは次の機会ね」

48: 2019/10/29(火) 01:43:56.09 ID:1d5+OIKY.net
ブッブルト
|c||σ.-σ|
岩石地帯にいる飛竜。翼はあるが退化しているため飛ぶことはできない。頭や背中は岩石のように固く、攻撃を通さない。
寝るときは岩に擬態し、かつ鉱石が体についていることもあるので、間違えたハンターにピッケルを振るわれることもしばしば。
温厚な性質で積極的に人を襲うことはないが、食事と睡眠の邪魔をされると怒り狂う。
参考:バサルモス

49: 2019/10/29(火) 01:44:28.38 ID:1d5+OIKY.net
つづく

63: 2019/10/29(火) 23:48:48.77 ID:1d5+OIKY.net
花丸(前略、おばあちゃん)

花丸(マルの人生最大のピンチです)

(^8^)

花丸(目の前にはカルムトッリ)

花丸(どうする?逃げる?)

花丸(でもマルの足じゃすぐ追いつかれるだろうし…)

花丸(マルの人生はここで終わっちゃうのかな…)

花丸(こわい)

花丸(氏にたくない)

(^8^) チュン

花丸「た…たすけてーーー」

64: 2019/10/29(火) 23:49:18.47 ID:1d5+OIKY.net
果南「はぁっ」シュバッ

(・8・) ヂュン!

果南(仕留め損ねたっ…)

果南「そこのキミ、大丈夫!?」

花丸(誰?)

花丸(マルを助けてくれた…の)

花丸「」フラッ

パタリ

果南「え…倒れちゃった!」

果南(もしかしてすでにモンスターの攻撃受けてた!?)

果南(ここは一旦引こうか…?)

65: 2019/10/29(火) 23:50:03.66 ID:1d5+OIKY.net
(#`8´#) チュチュッ

ボォ

果南(火球!?)

果南(かわしっ…)

果南(たらこの子に当たる…!)

ジュッ

果南「くっ…」

66: 2019/10/29(火) 23:50:49.79 ID:1d5+OIKY.net
果南「…あっついなぁ!」

果南「先に仕留めてあげるよ」

果南「はぁぁっ」タタタッ

(・8・) チュン!?

ダダダ

果南「逃がさ、ないっ」

ズバン

(×8×)

67: 2019/10/29(火) 23:51:28.21 ID:1d5+OIKY.net
―――

花丸「…ん」パチ

ルビィ「マルちゃん!」

花丸「ルビィ…ちゃん?」

ルビィ「よかったぁ…目が覚めて」

花丸「…えっと…ここは?」

ルビィ「ギルドだよ」

ルビィ「マルちゃん、森でモンスターに襲われてたところを果南ちゃんに助けてもらったんだ」

花丸「あっ…モンスターは?」

68: 2019/10/29(火) 23:52:00.48 ID:1d5+OIKY.net
果南「私が倒したよ」

ダイヤ「ちょうど果南がクエストに行ってて幸いだったわね」

花丸「ダイヤちゃん…とさっきの…」

果南「果南だよ」

果南「ここのハンターなんだ」

花丸「あ、おr…私は花丸です」

花丸「あの、助けてくれてありがとうございます」

果南「気にしないで。モンスターからみんなを守るのもハンターの仕事だからね」

果南「ま、カルムトッリのとさかは取り損ねちゃったけど」

花丸「え…ごめんさい、マルのせいで…」

果南「ああ、君のせいじゃないって」

果南「私が単に忘れただけだし」

69: 2019/10/29(火) 23:52:45.42 ID:1d5+OIKY.net
果南「ところでなんで1人であんなところにいたの?」

ルビィ「こっちに戻ってるって聞いてたけど…」

花丸「それが…行商の馬車に乗せてもらうことになったんだけど」

花丸「こっちのほうが近道って道から外れて」

花丸「道に迷ったところでモンスターに襲われて、マルを置いて逃げちゃったずら…」

果南「逃げた…って許せないね」

ダイヤ「ええ。その行商人の名前を教えてちょうだい」

ダイヤ「ギルドとして注意しておくから」

70: 2019/10/29(火) 23:53:11.93 ID:1d5+OIKY.net
ルビィ「マルちゃんは生態調査官になったんだよね?」

花丸「うん!ここのギルドにお世話になることになったずら」

果南「そうなの?」

ダイヤ「ええ。前任者が辞めてから私が兼任してたけどさすがに無理があってね」

ダイヤ「ちょうどマルちゃんが学校を卒業したっていうから来てもらったの」

果南「へー…これからよろしくね♪」

花丸「よろしくお願いします!」

花丸(一時はどうなるかと思ったけど、マルの人生はまだ続くようです)

花丸(ダイヤちゃんとルビィちゃんがいるからお仕事も頑張れそうずら)

花丸(それに…あんなかっこいいハンターのお姉さんもいるなんて♪)

71: 2019/10/29(火) 23:53:46.03 ID:1d5+OIKY.net
カルムトッリ
(・8・)
普段は綺麗な顔をしているが、獲物を見つけると豹変する鳥竜。
鳥だが戦闘スタイルは飛竜と近く、初心者を抜け出そうとするハンターの壁となるためトッリ先生と呼ばれることも。
参考:イャンクック


episode4

72: 2019/10/29(火) 23:54:30.38 ID:1d5+OIKY.net
episode5

ダイヤ「あら…」

梨子「どうしたの?」

ダイヤ「この書類…」

ダイヤ「この間向こうのギルドの人が来た時に渡し忘れてたのね」

ダイヤ「私としたことが…」

梨子「ダイヤちゃんにしては珍しいね」

ダイヤ「すぐに持って行かないと…」

ダイヤ「でも私は…」チラ

梨子「?」

74: 2019/10/29(火) 23:55:11.24 ID:1d5+OIKY.net
ダイヤ「梨子ちゃん、悪いけどこれを持って行ってもらえる?」

梨子「わ、私が!?」

ダイヤ「私は今別件が立て込んでいるので…」

梨子「でもあそこって船じゃなきゃ行けないよね?」

ダイヤ「最近あの航路でモンスター襲撃の報告もないし大丈夫だと思うわよ」

ダイヤ「何ならハンターの誰かにクエストとして護衛を依頼するわよ?」

梨子「お願いします!」

75: 2019/10/29(火) 23:55:49.71 ID:1d5+OIKY.net
梨子「で、曜ちゃんが受注者なんだね」

曜「ちょうどあっちの街でほしいものがあったからね」

曜「それに私海って好きなんだよ」

梨子「えっと、護衛よろしくお願いします」

曜「任せるであります!」

76: 2019/10/29(火) 23:56:38.89 ID:1d5+OIKY.net
―――

梨子「はぁ~…大事な書類も渡し終わったし、気も楽になったよ…」

曜「帰るまでがクエストだし何が起こるかわからないよー」

梨子「曜ちゃん…不吉なこと言わないでよ…」

ドン

梨子「な、なに!?」

曜「何かにぶつかったのかな?」

梨子「ここ海の真ん中だよね…まさか…」

曜「んー」キョロキョロ

曜「そのまさかっぽいね」

77: 2019/10/29(火) 23:57:26.77 ID:1d5+OIKY.net
/cVσ_VσV スィ~

梨子「あれってもしかしてウミスレイ!?」

曜「そうみたい」

梨子「曜ちゃんどうしよう…」

曜「落ち着いて梨子ちゃん」

曜「静かに刺激しなければそのままどっか行っちゃうはずだから」

曜「繁殖期以外は…」

ドン

ドシン

梨子「ひゃん!」

曜「んっと、今ってウミスレイの繁殖期だっけ…?」

78: 2019/10/29(火) 23:58:14.26 ID:1d5+OIKY.net
梨子「わかんないよぉ…」

梨子「どうにかできないの?」

曜「うーん…陸でなら倒せるんだけど」

曜「水の中だと届かないし…」ブンブン

/cVσ_VσV ピュー

曜(ブレス!)

曜「伏せて!」ドサ

梨子「きゃあ!」

曜「まずいなあ…本格的に攻撃してくる…」

79: 2019/10/29(火) 23:58:53.67 ID:1d5+OIKY.net
曜「…届かないなら私が行けばいいんだ」

梨子「何するつもりなの?」

曜「待ってて。あいつ倒してくるから」

梨子「まさか水中で戦うつもり!?」

梨子「無茶だよ!」

曜「なんとかなるよっ」ピョン

梨子「曜ちゃん!!」

80: 2019/10/29(火) 23:59:19.81 ID:1d5+OIKY.net
曜「着地!」トン

/cVσ_VσV !

曜(このまましがみついて急所を攻めれば…!)

/cVσ_VσV バシャバシャ

/cVσ_VσV グルグル

ブクブクブク

/cV×_V×V プカァ

曜「…ぷはっ」

梨子「曜ちゃん!」

梨子「よかったぁ…」

曜「梨子ちゃん、ちょっと引き上げてもらえる?」

81: 2019/10/29(火) 23:59:47.81 ID:1d5+OIKY.net
梨子「ばかぁ…戻ってこないかと思ったじゃない…」

曜「心配かけてごめんね…」

曜「でもああしないと梨子ちゃんまで危ない目にあうし」

曜「曜はハンターだからあれくらいじゃ平気だって♪」

曜「船も梨子ちゃんも無事でよかったよ」

梨子「曜ちゃんもね…」

82: 2019/10/30(水) 00:00:30.03 ID:u21xswdT.net
ウミスレイ
/cVσ_VσV
大型の魚竜。普段はあまり好戦的ではなく主に魚を食べるが、繁殖期は気がたっているため船や人を襲うこともある。
魚のようだが肺呼吸なので陸地で活動も可能。
参考:ガノトトス

83: 2019/10/30(水) 00:01:13.82 ID:u21xswdT.net
つづく

87: 2019/10/30(水) 23:39:13.11 ID:u21xswdT.net
episode6

鞠莉「そろそろ大型モンスターを相手にしても大丈夫かな」

千歌「おお!」

鞠莉「というわけでターゲットはこのクエスト!」

千歌「チカレッタ…?」

千歌「どんなモンスターなの?」

鞠莉「大型の鳥竜よ」

鞠莉「飛んだり走ったりと飛竜と近い動きはするけど」

鞠莉「厄介なのは尻尾とアホ毛ね」

鞠莉「伸びるから射程には気を付けること」

88: 2019/10/30(水) 23:39:45.68 ID:u21xswdT.net
―――

从c*・ヮ・§

鞠莉「先手必勝!一気に突っ込むわよ!」

千歌「うん!」

从c*・ヮ・§ !

从c*・ヮ・§ ピョン

鞠莉「ちっ気づかれて距離取られちゃったね」

89: 2019/10/30(水) 23:40:19.23 ID:u21xswdT.net
从c*・ヮ・§ ダダダッ

千歌「突進!?こんなの避けて…」

从c*・ヮ・§ ブン

千歌(頭の毛!?)

千歌「った!」

鞠莉「千歌!」

千歌「平気っ」

90: 2019/10/30(水) 23:40:49.90 ID:u21xswdT.net
千歌「確かにあのアホ毛伸びるね」

鞠莉「だから言ったでしょ」

从c*・ヮ・§ ブーン

千歌「くっ」

鞠莉「そう、避けて」

鞠莉「大型モンスターと戦うときは敵の攻撃を避けながら隙を見つけて攻撃するのが基本よ」

91: 2019/10/30(水) 23:41:29.46 ID:u21xswdT.net
从c*・ヮ・§ ブンブン

千歌「ああ、もう。近寄れない」

鞠莉「一瞬の隙を見逃さないことね」タタタッ

シュッ

从c*`□´§ チー!

鞠莉「こんなふうに」

千歌「え、すごっ」

鞠莉「あなたなら盾をうまく使えば行けるんじゃない?」

千歌「盾…そっか!」

92: 2019/10/30(水) 23:41:58.58 ID:u21xswdT.net
从c*`□´§ カー

ブーン

千歌「はっ」バシ

千歌(しっぽ弾いた!このままふところにっ)

从c*`□´§ チッ

千歌「ひゃっ」コロン

千歌「くちばしまであるの!?」

鞠莉「そりゃそうよ」

鞠莉「でも惜しいわ。もう一息♪」

93: 2019/10/30(水) 23:42:38.59 ID:u21xswdT.net
千歌「次こそっ」

千歌(アホ毛をガードして)バン

千歌(しっぽを受け流すっ)バシ

千歌(そのまま胴体に!)ザシュ

从c*`□´§ チチッ

鞠莉「ナイス!」

鞠莉(続けて足元!)シュパ

从c*`□´§ カ――

94: 2019/10/30(水) 23:43:07.18 ID:u21xswdT.net
从c*・ヮ・§ ヨロヨロ

千歌「逃げてく!?」

鞠莉「一気に決めるわよ!」

95: 2019/10/30(水) 23:43:39.92 ID:u21xswdT.net
从c*×ヮ×§

千歌「倒…した?」

鞠莉「うん、討伐完了よ♪」

千歌「はぁ~…疲れた…」

千歌「鞠莉ちゃんの最後の一撃すごかったね」

鞠莉「千歌が引き付けてくれたからね」

鞠莉「あなたも最初のころと比べると格段に動きがよくなってるわ」

96: 2019/10/30(水) 23:44:10.18 ID:u21xswdT.net
鞠莉「おめでとう。一人前のハンターの仲間入りよ」

千歌「一人前…なの?」

鞠莉「大型モンスターの討伐してこそハンターとして認められるの」

鞠莉「これからは1人でクエストに行ってもいいわよ」

千歌「え、鞠莉ちゃんと離れちゃうの!?」

鞠莉「まさか。まだ教えることはたくさんあるし、あなたが歯が立たない敵もたくさんいるんだから」

鞠莉「まだまだコンビを解消する気はないわ」

千歌「なんだーよかった…」

鞠莉「ただマリーも違う用事が入ることもあるからね」

鞠莉「その時にただ待ってるだけにならないようにってこと」

鞠莉「もちろん自分の力量を理解したうえでクエストに行くことね」

97: 2019/10/30(水) 23:44:49.60 ID:u21xswdT.net
チカレッタ
从c*・ヮ・§
伸びるアホ毛と尻尾を鞭のようにしならせ戦う鳥竜。
鳥だけど空を飛ぶより地面を走るほうが好き。
敵を見失うと自分が何をしていたか割とすぐ忘れる鳥頭。
参考:ゲリョス

98: 2019/10/30(水) 23:45:21.74 ID:u21xswdT.net
つづく

103: 2019/11/01(金) 00:31:39.30 ID:6Jn9emtO.net
episode7

ダイヤ「千歌ちゃん。ちょうどよかったわ」

千歌「ほぇ?」

ダイヤ「あなたに頼みたいことがあるの」

千歌「なに、ダイヤちゃん」

ダイヤ「この子なんだけど」

花丸「あ、あの」

千歌「わっ、かわいい♪」

千歌「この子がどうしたの?」

104: 2019/11/01(金) 00:32:12.61 ID:6Jn9emtO.net
花丸「は、初めまして」

花丸「おら…じゃなかった、マルはこないだからここで働いてる生態調査官の花丸です」

千歌「生態調査官?」

ダイヤ「森などのフィールドを調査して動植物の数や大型モンスターの動向をチェックする仕事よ」

ダイヤ「ギルドはその報告をもとにクエストを受けているの」

千歌「そうなの?」

ダイヤ「ええ。やみくもに受けていては生態系を壊しかねないもの」

ダイヤ「人間もこの世界を作る部品の1つ」

ダイヤ「勝手にバランスを崩したらやがて自分たちに返ってくるのよ」

千歌「へー…そうなんだ」

ダイヤ「これも座学で教えたことなんだけどねえ…」

千歌「あぅ…ごめんなさい」

105: 2019/11/01(金) 00:32:51.13 ID:6Jn9emtO.net
ダイヤ「まあいいわ」

ダイヤ「それでこの子、マルちゃんも調査をすることになるんだけど」

ダイヤ「さすがに戦闘の方はできないから護衛が必要なのよ」

千歌「それをチカに?」

ダイヤ「ええ。鞠莉の了承は取っているわ」

ダイヤ「本人が望むなら好きにすればいいって」

ダイヤ「あなたも大型モンスターと戦えるくらいには成長しているんだし問題はないでしょう」

千歌「調査ってこの近くなの?」

ダイヤ「いいえ。この辺りは先日私が案内がてら同伴したので」

ダイヤ「今回は少し離れたところに行ってもらうわ」

106: 2019/11/01(金) 00:33:36.28 ID:6Jn9emtO.net
千歌「うん、やるよ」

ダイヤ「ありがとう。即答なのね」

千歌「だって普段とは違う場所なんでしょ?いろんなモンスターとか見れるかもしれないじゃん♪」

ダイヤ「ふふ…いい好奇心ね」

ダイヤ「というわけで」

花丸「はい。千歌さんよろしくお願いします」

千歌「よろしく!えーと…マルちゃん?」

花丸「はい」

千歌「かたいよ。もっと気楽にしていいから」

千歌「護衛はこのチカにどーんとまかせて!」

107: 2019/11/01(金) 00:34:13.84 ID:6Jn9emtO.net
―――

千歌「初めての護衛クエスト」

千歌「頑張るぞ~」

千歌「どんなモンスターでもかかってこい、だよ」

花丸「モンスターに襲われないにこしたことはないずら…」

リ`・ヮ・) ノシノシ

千歌「わっ、でっか!」

千歌「どうしよう…いきなり勝てないよ…」

千歌「逃げよう、マルちゃん」

花丸「大丈夫だと思うよ」

花丸「あれはホノサルス」

花丸「大きいけどおとなしいから」

リ`・ヮ・) ノシノシ

千歌「行っちゃった…」

花丸「ね」

108: 2019/11/01(金) 00:34:46.19 ID:6Jn9emtO.net
花丸「わあ…きれいな花畑」

千歌「ほんとだね。特にあの中央の大きな花なんかすごくきれい…」ソロー

从*´ ヮ`ル

花丸「あ、待って!」

千歌「え?…ったぁ」

花丸「あれはパナヨってモンスターずら…」

花丸「近づく虫とかを餌にするために毒を持ってるんだ」

花丸「確かこの草が…」カサカサ

花丸「はい、これで消毒して」

千歌「ありがとう、マルちゃん…」ヒリヒリ

109: 2019/11/01(金) 00:35:17.51 ID:6Jn9emtO.net
(>ω<) ニャー

千歌「あ、猫だ。かわいー♪」

花丸「…」ススッ

千歌「マルちゃん猫苦手なの?」

花丸「千歌ちゃん、それ蹴っ飛ばしたほうがいいって聞くよ」

千歌「えーなんでさ。かわいいのに」

千歌「ねー」

(>ω<) ニャー

シュ

(>ω<) シュタタタ

千歌「あ、逃げちゃった…」

110: 2019/11/01(金) 00:35:48.26 ID:6Jn9emtO.net
花丸「何か道具盗られてない?」

千歌「何かって…」

千歌「あー!回復薬がー」

花丸「やっぱり…」

花丸「リーニャっていって人から物を盗むモンスターなんだ」

千歌「知ってたの!?」

千歌「だったら言ってよ…」

花丸「ごめんなさい…」

花丸「マルも話に聞いただけでほんとにそうなのかわからなかったから…」

千歌「あ、ごめん。マルちゃんが悪いわけじゃないの」

千歌「何も知らない私が悪いんだから」

111: 2019/11/01(金) 00:36:21.85 ID:6Jn9emtO.net
千歌「マルちゃん大丈夫?」

千歌「この辺で少し休もうか」

花丸「そうだね…歩き回って結構疲れたかも」

千歌「お、ちょうど座るのによさそうな岩が…」ストン

从廿 _ 廿从 ヴェェ

千歌「ひゃぁっ」

千歌「なに!今の声?」

花丸「これはまさか…」

花丸「マキチャンだ!」

千歌「マキチャン?」

花丸「千歌ちゃん。急いで離れよう」

千歌「何で?危険なの?」

花丸「うん」

112: 2019/11/01(金) 00:36:58.37 ID:6Jn9emtO.net
千歌「遠くから見ててもそんな危険そうには見えないけどなあ…」

花丸「マキチャンを探しに行って帰って来る者はいない」

花丸「こう言われてるほどずら」

千歌「みんなやられちゃうの?」

花丸「うーん…ある意味やられてるのかな…」

花丸「マキチャン自身はほとんど動けないんだけど…」

花丸「あ、ほら見て」

113: 2019/11/01(金) 00:37:36.26 ID:6Jn9emtO.net
(>ω<) ニャー

千歌「ん?リーニャが食べ物を置いてる?」

花丸「あんな風に他の動物が食べ物を持ってきてくれるんだ」

花丸「時には人間が食べ物を備えてることもあって」

花丸「何らかの洗脳効果があるんじゃないかって言われてるんだ」

千歌「なにそれ、意味わかんない」

花丸「だから近くにいると危ないずら」

114: 2019/11/01(金) 00:38:16.71 ID:6Jn9emtO.net
―――

花丸「ふう…調査はこんな感じかな」

千歌「このエリアの状態はどうだったの?」

花丸「うん、問題はなく平和だよ」

花丸「ちょっと草食動物が多いかなって程度」

花丸「多分じきにバランスも取れるずら」

花丸「千歌ちゃん、今日はありがとう」

花丸「おかげでいろんなことが調べられたずら」

千歌「ううん、チカこそ見たことないモンスターとか見れて楽しかったよ」

千歌「まだまだ世界には知らないことがたくさんあるんだなって」

115: 2019/11/01(金) 00:38:50.61 ID:6Jn9emtO.net
ホノサルス
リ`・ヮ・)
飛竜をも超える巨大な草食竜。性格は温厚で争いを好まず、その巨体ゆえに敵も少ない。
参考:リモセトス


パナヨ
从*´ ヮ`ル
綺麗な花の食虫植物。触れたものを毒に侵して仕留める。
米を撒いておくと夜中に動き回るといううわさも。


リーニャ
(>ω<)
猫型の小型モンスター。人間に近づいては物を盗む手癖の悪さを持つ。
参考:メラルー


マキチャン
从廿 _ 廿从
ほとんど動かない岩のようなモンスター。他の生物を洗脳する能力があり、貢物で生活している。
「まきちゃん」としか話さない人がいたら刺激を与えて正気に戻してあげましょう。

116: 2019/11/01(金) 00:39:18.41 ID:6Jn9emtO.net

引用: 千歌「新人ハンターのチカです!」