407: 2012/09/21(金) 02:28:33.68 ID:TMTDpTjc0
高森藍子(16) 



ガチャッ

藍子「おはようございますっ♪」

ちひろ「あ、藍子ちゃん……おはようございます」

藍子「……? どうしたんですか?」

ちひろ「い、いえ。なんでもないのよ……なにも……」

藍子「そうですか……?」

ちひろ「えぇ……だから、気にしないで……」

藍子「……」スッ

ちひろ「……?」

藍子「……」スタスタ…

ちひろ(……給湯室のほうへ……? なにかしら……)
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER CRISTAL QUALIA 07 スターライトステージ

410: 2012/09/21(金) 02:33:48.61 ID:TMTDpTjc0
ちひろ(……あ。戻ってきたけれど……お茶……?)

藍子「……」コトッ

ちひろ「あ……これは……」

藍子「……ちひろさん。私が口を出していいことかわからないから、首を突っ込んだりはしません」

藍子「でも、もし。私に何かできることなら……相談、してくださいね?」

ちひろ「藍子ちゃん……やっぱりあなたは優しい子ね……」

藍子「いえ、私なんて……プロデューサーさんに見つけてもらえなかったら普通の女の子でしたから」

ちひろ「……あなたには、聞かせておいた方がいいかもしれないでしょうね」

藍子「いったい、何が……?」

ちひろ「プロデューサーさんの、ことなの」

藍子「プロデューサーさんの……?」

412: 2012/09/21(金) 02:39:10.74 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「――ってわけで……いわゆる、枕営業ですね」

藍子「……そんな……!」

ちひろ「私も、止めたんだけれど……それでも。みんなの仕事の確保と、守るためならって譲らなくて……」

藍子「……」

ちひろ「藍子ちゃん……?」

藍子「プロデューサーさん、どこにいるかはわかりますか?」

ちひろ「確か今は……営業……いえ、そろそろ帰ってくるころじゃないでしょうか?」

藍子「わかりました……少し、お借りします」

ちひろ「えーっと……はい、どうぞ?」

藍子「私も、お仕事の時間までには戻りますから……いってきます」

ガチャッ バタンッ

ちひろ「……ほほう?」

415: 2012/09/21(金) 02:43:48.93 ID:TMTDpTjc0
P「ふぅ……もう秋なのに暑い……ってあれは」

藍子「あっ、プロデューサーさん」

P「藍子……なんでまた事務所の前に? 中で待っていてもよかっただろうに」

藍子「すみません、少しでも長く一緒にいたくて……お時間、いいですか?」

P「ん、まぁ……大丈夫だけど……」

藍子「ありがとうございます……それじゃあ、いつもの公園まで。少しお散歩しませんか?」

P「あぁ、いいな。久しぶりだ」

藍子「そうですね……いきましょう?」キュッ

P「ちょ、ちょっと……」

藍子「ほら、おいていっちゃいますよ?」グイッ

P(手を握ってひっぱるなんて、藍子らしからぬ積極さだな)

416: 2012/09/21(金) 02:46:54.39 ID:TMTDpTjc0
P「ふぅ……ん、もう公園か……」

藍子「そうですね……」

P「……藍子? なにか悩みでもあるのか?」

藍子「あ、いえ……その……」

P「……?」

藍子「……ちょっと、歩きながら。お話しましょう」

P「あぁ、いいけれど……」

藍子「……」

P「……」

藍子「……あの、プロデューサーさん?」

P「なんだ?」

417: 2012/09/21(金) 02:53:25.19 ID:TMTDpTjc0
藍子「今日の風、あんまり気持ち良くはないですね」

P「あぁ、なんだかじっとりしてるなぁ……」

藍子「でも……私、こういう日もあっていいと思うんです」

P「……?」

藍子「あ、えっと……こういう、パっとしないような日もあると思います」

藍子「だけど、そんな日だって大切な1日なんです」

藍子「ゆっくりすごしてやりすごしても、そんな日だからこそ身体を動かすのも、こうやってお散歩するのも……」

藍子「だから、その……プロデューサーさん。休むのも、お仕事ですよ?」

P「休み、か……うーん、言われてみればあんまりとってなかったかなぁ……」

藍子「そうですよ! だから、そんな……やめてくださいなんて、私が言っちゃダメなのかもしれませんけど」

藍子「ま、枕営業は、よくないですよ!」

P「ブフォッ!?」

419: 2012/09/21(金) 02:57:59.28 ID:TMTDpTjc0
P「あ、藍子? 昼間の公園で何を……!?」

藍子「す、すみません! 確かに一気に有名になれるのかもしれません、でも私はプロデューサーさんと一緒なら地道なお仕事でも……」

P「そうじゃなくて、その、枕とか……」

藍子「え、あ……ちひろさんから聞いて……」

P「あんの事務員なにやってんだぁ!?」

藍子「ち、違うんです! 私が聞きだしちゃって……」

P「違う! 俺はそんなことしてない!」

藍子「えっ?」

P「だから、ドッキリなんだよ! はめられた……俺がいないところでまでやってるなんて……!」

藍子「えぇぇぇっ!?」

420: 2012/09/21(金) 03:03:17.85 ID:TMTDpTjc0
藍子「は、恥ずかしい……!」カァァ…

P「いや、でも……藍子が心配してくれて嬉しかったよ」

藍子「でも、その、あの公園もういけませんよぉ……」

P「ははは……うん、ほら……今度別のいい感じの公園探そう? な?」

藍子「……いいんですか?」

P「いいとも。元気も出たしな……心配かけてすまなかった。だけど仕事は実力で取れてるものなんだ、誇っていい」

藍子「そうですか……はい、ありがとうございますっ! お仕事、とっても楽しいです!」

P「そういってくれるとプロデューサー冥利に尽きるなぁ……よし、事務所に戻ってちひろさんをとっちめるか!」

藍子「あ……そうですね、今回のはちょっぴり怒りましたよ! 競争しますか?」

P「ははは、いいぞ? それじゃあ……だーっしゅ!」

藍子「だーっしゅ!」ダダダッ

P「あ、あれ!? めちゃくちゃ速……そうか茜のランニングにいつも付き合ってるからか! ちょ、ちょっと待って! できればもう少しペースを! 藍子、藍子ぉー!」


藍子 終わり

モバP「晶葉に枕営業ドッキリ!」

引用: モバマスP「……ドッキリ、ですか?」ちひろ「設定は枕営業です」