682: 2012/09/21(金) 20:51:34.39 ID:TMTDpTjc0
櫻井桃華(12)
ブロロロ…キィ
桃華「ここまででよろしくてよ……それじゃあ、いってきますわ」
黒服「いってらっしゃいませ、お嬢様」
桃華「ふふっ……わたくしのお仕事も上々。お父様も認めてくださった……」
桃華「それもこれもすべて、Pちゃまのおかげですわ♪ 今度お礼をしなくちゃ」
桃華「何が良いかしら? お茶会、いえ……ネクタイなんかもよろしいですわね……」
桃華「……? あら……なにか、話し声が……」
P「……」
ちひろ「やっぱり、それは……」
P「しかたないんですよ。弱肉強食は摂理です……」
ブロロロ…キィ
桃華「ここまででよろしくてよ……それじゃあ、いってきますわ」
黒服「いってらっしゃいませ、お嬢様」
桃華「ふふっ……わたくしのお仕事も上々。お父様も認めてくださった……」
桃華「それもこれもすべて、Pちゃまのおかげですわ♪ 今度お礼をしなくちゃ」
桃華「何が良いかしら? お茶会、いえ……ネクタイなんかもよろしいですわね……」
桃華「……? あら……なにか、話し声が……」
P「……」
ちひろ「やっぱり、それは……」
P「しかたないんですよ。弱肉強食は摂理です……」
685: 2012/09/21(金) 20:57:56.93 ID:TMTDpTjc0
桃華(……思いつめた表情……いったいなんの話ですの……?)
ちひろ「だからって、なんでプロデューサーさんなんですか? 他にも……」
P「他にも? 他にもってなんですか!」ダンッ
ちひろ「ひっ……」
P「あ……すみません。でも、他に手はないでしょう。アイドルの子達に手を出させるわけには……」
ちひろ「な、なら……それなら、私だって!」
P「ちひろさん……お気持ちは嬉しいです。でもちひろさんがそこまでする必要はありませんよ」
ちひろ「なんでですか? 私だって事務所の仲間でしょう!?」
P「そうですね……だけど、だからこそ。あなたに手を出させたくない……」
ちひろ「プロデューサーさん……」
P「俺が傷つくのは耐えられます、でも……大切な人達が傷つくのは耐えれない……」スッ
ちひろ「あっ……プロデューサーさん……」
桃華(なんなんですのこれは!?)
ちひろ「だからって、なんでプロデューサーさんなんですか? 他にも……」
P「他にも? 他にもってなんですか!」ダンッ
ちひろ「ひっ……」
P「あ……すみません。でも、他に手はないでしょう。アイドルの子達に手を出させるわけには……」
ちひろ「な、なら……それなら、私だって!」
P「ちひろさん……お気持ちは嬉しいです。でもちひろさんがそこまでする必要はありませんよ」
ちひろ「なんでですか? 私だって事務所の仲間でしょう!?」
P「そうですね……だけど、だからこそ。あなたに手を出させたくない……」
ちひろ「プロデューサーさん……」
P「俺が傷つくのは耐えられます、でも……大切な人達が傷つくのは耐えれない……」スッ
ちひろ「あっ……プロデューサーさん……」
桃華(なんなんですのこれは!?)
687: 2012/09/21(金) 21:02:47.21 ID:TMTDpTjc0
P「ちひろさん……」
ちひろ「プロデューサーさん……私は……」
ガチャーン!
桃華「ちょ、ちょちょちょ、ちょーっとお待ちになって!」
P「わ、わわっ……」
ちひろ「きゃっ、桃華ちゃん!?」
桃華「い、いったい何をなさっているのかしら!?」
P「え、いや、その……」
ちひろ「なんというか……」
桃華「ハレンチですわ! はしたない!」
P「は、はは……ごめん。ちょっと出かけるよ」
ちひろ「プロデューサーさん……でも……」
P「いいんです、大丈夫ですから」
ちひろ「プロデューサーさん……私は……」
ガチャーン!
桃華「ちょ、ちょちょちょ、ちょーっとお待ちになって!」
P「わ、わわっ……」
ちひろ「きゃっ、桃華ちゃん!?」
桃華「い、いったい何をなさっているのかしら!?」
P「え、いや、その……」
ちひろ「なんというか……」
桃華「ハレンチですわ! はしたない!」
P「は、はは……ごめん。ちょっと出かけるよ」
ちひろ「プロデューサーさん……でも……」
P「いいんです、大丈夫ですから」
689: 2012/09/21(金) 21:07:02.95 ID:TMTDpTjc0
桃華「……」
P「ほら、ちょっと頭冷やしてくるからどいてくれよ桃華……」
桃華「お断りしますわ」
P「いや、なんでだ?」
桃華「Pちゃま、なにか隠し事をなさっているのではなくって?」
P「……そんなことないさ」
桃華「……ちひろさん、いかがかしら?」
ちひろ「それは……その……」
P「ちひろさん!」
桃華「Pちゃまは少し黙っていてくださいまし!」
P「う……」
桃華「さぁ、どうなんですの?」
ちひろ「……プロデューサーさん。言うしか、ありませんよ」
P「……」
P「ほら、ちょっと頭冷やしてくるからどいてくれよ桃華……」
桃華「お断りしますわ」
P「いや、なんでだ?」
桃華「Pちゃま、なにか隠し事をなさっているのではなくって?」
P「……そんなことないさ」
桃華「……ちひろさん、いかがかしら?」
ちひろ「それは……その……」
P「ちひろさん!」
桃華「Pちゃまは少し黙っていてくださいまし!」
P「う……」
桃華「さぁ、どうなんですの?」
ちひろ「……プロデューサーさん。言うしか、ありませんよ」
P「……」
691: 2012/09/21(金) 21:13:30.80 ID:TMTDpTjc0
桃華「……枕、営業……?」
P「……」
ちひろ「……はい」
桃華「それは、つまり……どういうことですの?」
P「あー、ほら……安眠できる枕を売って……」
桃華「Pちゃま? 意味はわからずとも、そんなごまかしは聞きませんくってよ」
P「……そうか……そうだな……えっと」
ちひろ「……簡単にいえば、身体を売っているんです」
P「ちひろさん……」
桃華「身体を……?」
ちひろ「えぇ、プロデューサーさんは……自分の身体を自由にさせる代わりに、みんなのお仕事を、と……」
桃華「身体を自由に……身体を……?」
桃華「それはつまり……恋人扱いということですの……?」
P(あ、かわいい)
P「……」
ちひろ「……はい」
桃華「それは、つまり……どういうことですの?」
P「あー、ほら……安眠できる枕を売って……」
桃華「Pちゃま? 意味はわからずとも、そんなごまかしは聞きませんくってよ」
P「……そうか……そうだな……えっと」
ちひろ「……簡単にいえば、身体を売っているんです」
P「ちひろさん……」
桃華「身体を……?」
ちひろ「えぇ、プロデューサーさんは……自分の身体を自由にさせる代わりに、みんなのお仕事を、と……」
桃華「身体を自由に……身体を……?」
桃華「それはつまり……恋人扱いということですの……?」
P(あ、かわいい)
694: 2012/09/21(金) 21:18:13.71 ID:TMTDpTjc0
P(性知識のない子にしても仕方なかったか……うん、今回は適当にごまかして終わりでいいかな?)
P「まぁ……そんなところだよ。だから気にしなくても……というか、そもそもこれは」
ちひろ「待ってくださいプロデューサーさん!」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「これは観念して言うしかありませんよ!」
P「え、だからネタばらしをするんでしょう……?」
ちひろ「いいえ、逃げちゃだめです……されたことを、言いましょう……!」
P(あ、目が悪い輝きを浮かべてる……)
桃華「されたこと……?」
ちひろ「はい、いいですか? 身体を自由にというのは……」
P「ちょ、ちょっとちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんはしばらく黙っていてください!」クワッ!
P「まぁ……そんなところだよ。だから気にしなくても……というか、そもそもこれは」
ちひろ「待ってくださいプロデューサーさん!」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「これは観念して言うしかありませんよ!」
P「え、だからネタばらしをするんでしょう……?」
ちひろ「いいえ、逃げちゃだめです……されたことを、言いましょう……!」
P(あ、目が悪い輝きを浮かべてる……)
桃華「されたこと……?」
ちひろ「はい、いいですか? 身体を自由にというのは……」
P「ちょ、ちょっとちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんはしばらく黙っていてください!」クワッ!
696: 2012/09/21(金) 21:22:01.61 ID:TMTDpTjc0
――説明完了――
桃華「は、はれっ、はれんちなっ……!」
ちひろ「だから、私は止めたかったんです……」
P(かわいい……けど……)
桃華「Pちゃま、それは本当ですの!?」
P「それは……」
ちひろ「ごめんなさい、桃華ちゃん……今は、そっとしてあげて」
桃華「ですがっ!」
P「いや、ちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんも、少し休んでください。ねっ!」
P(こ、こいつっ……!)
桃華「は、はれっ、はれんちなっ……!」
ちひろ「だから、私は止めたかったんです……」
P(かわいい……けど……)
桃華「Pちゃま、それは本当ですの!?」
P「それは……」
ちひろ「ごめんなさい、桃華ちゃん……今は、そっとしてあげて」
桃華「ですがっ!」
P「いや、ちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんも、少し休んでください。ねっ!」
P(こ、こいつっ……!)
697: 2012/09/21(金) 21:26:45.32 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「だから、桃華ちゃんもプロデューサーさんを止める説得を……!」
桃華「……」
ちひろ「桃華ちゃん?」
桃華「ちひろさん、その枕営業というのは……絶対に必要なことですの?」
P(目つきが……変わった……!?)
ちひろ「へ? あ、えっと……そうですね。大手からの圧力もあって……」
桃華「ならば、必要な人材はこちらで用意いたしますわ」
ちひろ「人材……?」
桃華「そういった趣味の方が欲しいのならば、お父様にお願いして『用意』していただきます」
ちひろ「え、いや……」
桃華「資金の面もご心配なく……この際ですわ。わたくしのちっぽけなプライドなど捨てましょう」
桃華「櫻井の名を、使います」
P(あかん)
桃華「……」
ちひろ「桃華ちゃん?」
桃華「ちひろさん、その枕営業というのは……絶対に必要なことですの?」
P(目つきが……変わった……!?)
ちひろ「へ? あ、えっと……そうですね。大手からの圧力もあって……」
桃華「ならば、必要な人材はこちらで用意いたしますわ」
ちひろ「人材……?」
桃華「そういった趣味の方が欲しいのならば、お父様にお願いして『用意』していただきます」
ちひろ「え、いや……」
桃華「資金の面もご心配なく……この際ですわ。わたくしのちっぽけなプライドなど捨てましょう」
桃華「櫻井の名を、使います」
P(あかん)
700: 2012/09/21(金) 21:30:22.45 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「え、いや……」
桃華「善は急げ、ですわね。まずは電話を……」
P「ス、ストップ! ストップだ桃華!」
桃華「Pちゃま? 何故止めますの?」
P「いや、大丈夫だから! そんなことしなくてもいい!」
桃華「遠慮なんていりませんわ……そういった、汚れが必要ならば。その汚れごと受け入れてみせますから」
P「そうじゃなくて! 俺は枕営業なんてしてないんだ!」
桃華「……はい?」
P「ドッキリだ! ドッキリなんだよ!」
桃華「は……」
桃華「善は急げ、ですわね。まずは電話を……」
P「ス、ストップ! ストップだ桃華!」
桃華「Pちゃま? 何故止めますの?」
P「いや、大丈夫だから! そんなことしなくてもいい!」
桃華「遠慮なんていりませんわ……そういった、汚れが必要ならば。その汚れごと受け入れてみせますから」
P「そうじゃなくて! 俺は枕営業なんてしてないんだ!」
桃華「……はい?」
P「ドッキリだ! ドッキリなんだよ!」
桃華「は……」
701: 2012/09/21(金) 21:35:44.79 ID:TMTDpTjc0
桃華「で、では……Pちゃまは……無事ですの?」
P「うん、ピンピンしてる! 大丈夫だから!」
桃華「その、そういったことが必要だということでは……」
P「無い! ぜんぜん無い! 大手からの圧力? まったくない!」
桃華「……」
P「本当にすまない! 嫌なことを聞かせた上にしかもそれが全部ドッキリだったなんて、悪趣味にもほどがあるよな……」
桃華「ふ、ふふっ……はぁ。一本取られましたわね」
P「桃華……?」
桃華「いいんですの。そんな事実がなかった……それだけでわたくし、安心できましたから」
P「でもだな……」
桃華「男児たるもの、もっと堂々とすべきですわよ? Pちゃま」
P「……すまん」
桃華「それに……これはわたくしの勝手な推測ですけれど……」
桃華「これを考えたのは、ちひろさんではなくて?」
ちひろ「ぎくっ」
P「うん、ピンピンしてる! 大丈夫だから!」
桃華「その、そういったことが必要だということでは……」
P「無い! ぜんぜん無い! 大手からの圧力? まったくない!」
桃華「……」
P「本当にすまない! 嫌なことを聞かせた上にしかもそれが全部ドッキリだったなんて、悪趣味にもほどがあるよな……」
桃華「ふ、ふふっ……はぁ。一本取られましたわね」
P「桃華……?」
桃華「いいんですの。そんな事実がなかった……それだけでわたくし、安心できましたから」
P「でもだな……」
桃華「男児たるもの、もっと堂々とすべきですわよ? Pちゃま」
P「……すまん」
桃華「それに……これはわたくしの勝手な推測ですけれど……」
桃華「これを考えたのは、ちひろさんではなくて?」
ちひろ「ぎくっ」
703: 2012/09/21(金) 21:42:51.43 ID:TMTDpTjc0
桃華「ふふふ……ずいぶんと面白いお話を聞かせてくださって感謝しますわ、ちひろさん」
ちひろ「あ、あはは……ありがとうございます……」
桃華「今度、我が家にご招待しますわ……ぜひとも、ゆっくり」
桃華「『お話』したいですわね……?」ニコッ
ちひろ「ひぃぃ……!」
P(こわい)
桃華「……とにかく、Pちゃま?」
P「あ、うん?」
桃華「そのような不埒な誘惑……のらないでくださいまし」
P「そりゃあ……うん、大丈夫だよ……」
桃華「わたくしたちの魅力を正しく伝えるというのは、Pちゃまが一番得意だと信じておりますから」
P「……俺が、か?」
桃華「えぇ。あなたのためならばわたくしの私財をなげうつことなどいといませんわ……頼りになさって?」
P「心強い言葉ありがとう……うん、本当にどうしようもなくなったらな」
ちひろ「あ、あはは……ありがとうございます……」
桃華「今度、我が家にご招待しますわ……ぜひとも、ゆっくり」
桃華「『お話』したいですわね……?」ニコッ
ちひろ「ひぃぃ……!」
P(こわい)
桃華「……とにかく、Pちゃま?」
P「あ、うん?」
桃華「そのような不埒な誘惑……のらないでくださいまし」
P「そりゃあ……うん、大丈夫だよ……」
桃華「わたくしたちの魅力を正しく伝えるというのは、Pちゃまが一番得意だと信じておりますから」
P「……俺が、か?」
桃華「えぇ。あなたのためならばわたくしの私財をなげうつことなどいといませんわ……頼りになさって?」
P「心強い言葉ありがとう……うん、本当にどうしようもなくなったらな」
707: 2012/09/21(金) 21:53:05.41 ID:TMTDpTjc0
桃華「それから、その」
P「どうした?」
桃華「最初に事務所に入る前に、2人がしていたやりとりなのですが……」
P「あ、あぁ……ほら、男が枕営業なんて本当は珍しいからちひろさんには声がかかってないのか? みたいな話題になって……」
P「じゃあ俺が恋人役で、止めてるってことにしようかって……」
桃華「で、では……2人は恋人ではないのですね?」
P「そりゃあまぁ、もちろん」
桃華「そうですの……ふふっ、それならば、よいのですわ」
P「良いって、何が?」
桃華「こちらの話です……まっていてくださいまし、Pちゃま! わたくしの魅力できっと……」
P「きっと……トップアイドル、なってみせるぞっ!」
桃華「……えぇ、なりましょう。わたくし、狙った獲物は逃がしませんくてよ!」
桃華(わたくしの魅力できっと、振り向かせてみせますから……!)
桃華 おわり
モバP「みくに枕営業ドッキリ!」
P「どうした?」
桃華「最初に事務所に入る前に、2人がしていたやりとりなのですが……」
P「あ、あぁ……ほら、男が枕営業なんて本当は珍しいからちひろさんには声がかかってないのか? みたいな話題になって……」
P「じゃあ俺が恋人役で、止めてるってことにしようかって……」
桃華「で、では……2人は恋人ではないのですね?」
P「そりゃあまぁ、もちろん」
桃華「そうですの……ふふっ、それならば、よいのですわ」
P「良いって、何が?」
桃華「こちらの話です……まっていてくださいまし、Pちゃま! わたくしの魅力できっと……」
P「きっと……トップアイドル、なってみせるぞっ!」
桃華「……えぇ、なりましょう。わたくし、狙った獲物は逃がしませんくてよ!」
桃華(わたくしの魅力できっと、振り向かせてみせますから……!)
桃華 おわり
モバP「みくに枕営業ドッキリ!」
709: 2012/09/21(金) 21:58:18.00 ID:706wUbPz0
乙乙



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